ここ数年で一気に広まった「Vlog」
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
今回は話題のVlogについて。
Vlogの意味から始め方、おすすめのカメラ機材まで徹底解説します!
目次
Vlogとは
編集部
まずはVlogとは何なのか、簡単に説明します!
Vlogの読み方
Vlogは「ブイログ」または「ヴィログ」と読みます。
正しい発音は「ヴィログ」なのかもしれませんが、日本では「ブイログ」と読んでる人が多い印象ですね。
私も「ブイログ」と読んでいます。
VlogはVideo Blogのこと
VlogとはVideo Blogのこと。
つまり「動画ブログ」ですね。
BlogはWeb上に文章や写真を使い、自身の考えや日記を残していくものですが、それの「動画版」がVlogです。
最近ではVlogといっても、色々な撮り方や種類が増えてきているのですが、一番イメージしやすいのは「ホームビデオ」を想像してもらえたらいいと思います。
小さい頃にビデオカメラでホームビデオを撮ってもらったことがある人も多いのではないでしょうか。
今、そのホームビデオがVlogという名前で人気になってきているのです。
VlogはYoutubeが主流
Vlogは主にYoutubeにアップされています。
Vlogを見てみたかったらYoutubeで検索してみるのが一番ですね。
旅行の様子だったり、イベントごとの様子だったりを動画版の日記として多く発信されています。
YoutuberとVloggerの違い
Vlogをメインに投稿している人はYoutuberではなくて「Vlogger」と呼ばれていたりもしますね。
YoutuberはYoutubeを使って好きなことを発信する人たち。
VloggerはVlogを発信する媒体としてYoutubeを使用している人たちといったところでしょうか。
海外ではVloggerとして収入を得ている人もいます。
TikTokでもvlogブームが
若者に人気のTikTokでもVlogのブームがありました。
ハッシュタグで「日常vlog」や「だれでもvlogger」といったものが流行り、日常のちょっとした一コマを「vlog」として投稿する人が増えてきました。
旅行の記録でも日常の一コマの記録でも動画として記録を残したものは全てVlogと呼ぶことができます。
数年前まではカメラに自分の顔を映し、カメラに話しかけながら記録を残すのがVlogとされていましたが、最近では自分が映っていなくてもカメラに話しかけていなくても映像で表現していればVlogと認識されてきています。
いい意味でVlogの敷居が下がってきているので誰でもVlogに始められる時代になってきていますね。
Vlogの作り方・やり方
一番メジャーなVlogは、やっぱり自撮りしながらカメラに向かって話しかけ映像を残していくスタイルです。
例えば旅行のVlogを撮影しようと思ったら
- 旅行に出発する時の様子
- 旅行中の風景や料理
などを撮影して繋げていけばOKです。
この時必ずしもカメラに向かって話しかけなくても大丈夫です。
終始音楽に合わせて映像を流していくだけでもいいですし、自分の顔は映さず声だけを入れてもOKです。
Vlogの認知が広まるにつれて「これがVlogだ!」という明確な定義がいい意味でなくなってきているのもVlogの良さの一つですね。
自撮りするタイプのVlog
一番オーソドックスなVlogのタイプはカメラに向かって話しかけながら日常を記録するスタイル。
これを日本人でいち早くやっていた人としてのりごとーさんがいます。
私がVlogを知ったのものりごとーさんからでした。
一度見てみるとVlogのイメージと魅力が伝わると思います!
シネマチックvlog
最近では動画内ではほとんど喋らず、まるで映画のような映像としてVlogを表現する人も増えてきています。
AUXOUTさんは、まさにシネマティックVlogを体現されている一人。
奥さんとの日常や旅行の様子がまるで映画のように撮影されています。
Picky’s編集部でもシネマチックVlogに挑戦しているのでこちらもぜひ見てみてください。
日常vlog
日本のお隣の国、韓国で流行ったといわれる「日常系のVlog」
自分の一日や暮らしの工夫をvlogとしてオシャレに残すvlogスタイルです。
顔出しせず、言葉もテロップで挿入するスタイルが多いですね。
顔も声も出さないので、気軽に始められるVlogとして日本でも恋人同士で撮影したり、一人暮らしの様子、主婦の日常など人気コンテンツとなってきています。
Vlogの撮り方・必要な機材
Vlogを撮るのに最低限必要な機材は以下の通り。
- カメラ(スマホでもOK)
- 編集ソフト(スマホのアプリで編集してもOK)
この4つがあるとバッチリな環境が整いますが、実際にはスマホ一つでも作れちゃうのがVlogの魅力でもあります!
もちろん一眼カメラを使って撮影して、パソコンで編集、音楽に合わせてカット割したりとこだわって作成することも可能です。
スマホがあればVlog自体は作成可能ですが、やっぱり人気なのはミラーレスカメラなどを使って綺麗な映像で日常を記録するスタイルに憧れる人が多いです。
よりこだわってVlogを作っている人は
- 一眼レフカメラ
- Vlog用マイク
- パソコン用編集ソフト
- BGM音源ダウンロードサイトの契約
- 外付けHDD (データ保管用)
- 外付けのPCモニター
などなど、映像制作としてのvlogを制作している人もいます。
関連記事:【1万円台から】Vlogカメラおすすめ16選!安いのに高画質な初心者モデル厳選
関連記事:【プロが厳選】外付けHDD おすすめ人気ランキング20選【2021年】
関連記事:【最新版】用途別PCモニターの選び方とおすすめ15選を解説&徹底比較
Vlogの編集方法
Vlogの編集には大きく分けて二つのやり方があります。
- パソコンで編集する
- スマホアプリを使って編集する
パソコンでの編集はパソコン、編集ソフトなど用意するのが大変ですが、編集のしやすさや自由度の高さはスマホアプリより断然高いです。
ただ最近ではスマホでもカット割やBGM挿入はもちろん、テロップ挿入やエフェクトをつけるなどパソコンに負けないくらいの性能を持ったアプリも出てきています。
初めて動画を作るという人は、まずスマホで挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
関連記事:【プロが教える!】最新の動画編集ソフトおすすめ15選|無料版と有料版を徹底比較!
Vlogにおすすめの人気カメラ7選
Vlogにおすすめの人気カメラを紹介します。
どのカメラがいいか悩んだら以下のカメラから決めれば絶対後悔はしないですよ!
Vlog撮影に人気!Panasonic LUMIX GH5
私も使っていますパナソニックのGH5。
動画に強いとされているミラーレスカメラで、多くのVloggerやYoutuberも使っていることで有名ですね。
4K撮影や細かい動画の設定ができるにも関わらず、ハイスペック機の中では価格が低く、サイズも小さいので高コスパカメラとして人気です。
映像クリエイターになりたい人にもおすすめの一台です。
画素数 | 2177万画素 |
---|---|
手ぶれ補正 | 5軸手ぶれ補正 |
防塵・防滴 | ○ |
4K対応 | ○ |
スロット | ダブルスロット |
レンズマウント | マイクロフォーサーズ |
Panasonic LUMIX GH5を使っているVlogはこちら
シネマティックVlogが撮れる SONY α7ⅲ
フルサイズミラーレスカメラとして人気のSONYのα7ⅲ。
小型で軽量なのにその機能は一眼レフカメラに並ぶほど!
Vlogを撮る上でコンパクトというのは大事な要素な一つなので、軽量なα7ⅲは間違いない機種のひとつです。
映像制作のプロも使うカメラなので、本格的なVlog撮影を始めることができます。
画素数 | 2530万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) |
---|---|
手ぶれ補正 | 5軸手ブレ補正 |
防塵・防滴 | ○ |
4K対応 | ○ |
スロット | ダブルスロット SDカード/SD・MSカード |
レンズマウント | α Eマウント |
Sony α7 Ⅲを使っているVlogはこちら
関連記事 : 【注目】SONYの人気No1のフルサイズ機 α7ⅲをレビュー!!6Kの実力とは
高機能でコスパ良し!SONY α6400
ミラーレスらしいコンパクトボディなのに高機能なα6400。
オートフォーカス機能が非常に優秀なのが嬉しいポイントです。
写真よりも動画の方がよりピント合わせがシビアになります。
動画中にピントがボケてるととても見辛い映像になってしまいますからね。
その点、α6400ならピントをしっかり合わせ続けてくれるので撮影の失敗も減ります。
ただボディ内手振れ補正がないのが少しネックかもしれません。
画素数 | 2500万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) |
---|---|
手ぶれ補正 | - |
防塵・防滴 | ○ |
4K対応 | ○ |
スロット | シングルスロット |
レンズマウント | α Eマウント |
Sony α6400を使っているVlogはこちら
使いやすくどこでも撮れる GoPro HERO8 Black
アクションカメラとして有名なGoPro。
GoProなら海でも山でもバイクでも車でもVlog撮影ができるので、アクティブに使いたい人におすすめです。
しかもGoPro HERO8にはモジューラーと言われるVlogをより撮りやすくするためのカスタマイズアクセサリーがあります。
動画撮影で気になる一つの手振れもGoProには強力な手振れ補正機能ハイパースムースがあるので、歩き・走りの撮影も滑らかに撮影できるのも嬉しいポイントです。
画素数 | - |
---|---|
手ぶれ補正 | ○ |
防塵・防滴 | ○(防水性能10m) |
4K対応 | ○ |
スロット | microSDカード microSDHCカード microSDXCカード |
レンズマウント | - |
GoPro HERO8 Blackを使っているVlogはこちら
関連記事 : 【完全版】GoPro Hero8を実写レビュー!! 使ってみた感想を120%徹底解説!
自撮りに適したDJI Osmo Action
GoProのライバル機種のOsmo Actionもおすすめです。
GoProと違い前面にモニターがあるので、Vlogでの自撮りが圧倒的にしやすいです。
それでいて価格も安いのでコスパ重視の方にもおすすめの一台です。
画素数 | 1200万画素 |
---|---|
手ぶれ補正 | ○ |
防塵・防滴 | ○(防水性能11m) |
4K対応 | ○ |
スロット | シングルスロット microSDカード microSDHCカード microSDXCカード |
レンズマウント | - |
DJI Osmo Actionを使っているVlogはこちら
関連記事 : 【完全版】DJI Osmo Actionを120%楽しむ!!使った感想を動画&写真で実写レビュー
Vlogが撮りやすいポケットサイズのジンバルカメラ DJI Osmo Pocket
ポケットに入る大きさのジンバル付きカメラとして人気のOsmo PocketもVlogに最適ですね。
TOYOTAのCMでも使われていて、スマホ並みに気軽に撮影ができるカメラです。
それでいて4K映像が撮れる高機能、ジンバル機能により手振れのない滑らかな映像が撮れます。
スマホよりも小さいので、自撮りや風景を撮影していも目立たなく、周りの視線を気にしなくていいという理由で人気のカメラでもあります。
画素数 | 1200万画素 |
---|---|
手ぶれ補正 | ○ |
防塵・防滴 | - |
4K対応 | ○ |
スロット | シングルスロット microSDカード microSDHCカード microSDXCカード |
レンズマウント | - |
DJI Osmo Pocketを使っているVlogはこちら
関連記事 : 【実写レビュー】DJI Osmo Pocket 超小型の4Kビデオカメラのスゴさを徹底解説!!
一眼カメラ顔負けのスマホ iPhone11
結局一番手軽なのはスマホで撮影するということ。
iPhone11は望遠、広角、超広角と撮影画角が簡単に変えられるので、旅行でも日常でも撮影がしやすいです。
映画監督がiPhoneだけで映像を撮影したことが話題になりましたが、使いやすいかつ綺麗な映像を撮るのに、ミラーレスカメラや一眼カメラはいらないのかもしれませんね。
Vlog撮影をまずはスマホで始めてみたいという人にもおすすめです。
画素数 | 1200万画素 |
---|---|
手ぶれ補正 | ○ |
防塵・防滴 | ○ |
4K対応 | ○ |
スロット | - |
レンズマウント | - |
iPhone 11 Proを使っているVlogはこちら
Vlogにおすすめのカメラの比較一覧表
商品 | 最安価格 | 画素数 | 手ぶれ補正 | 防塵・防滴 | 4K対応 | スロット | レンズマウント | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | パナソニック ミラーレス一眼 ルミックス GH5 | ¥59,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 2177万画素 | 5軸手ぶれ補正 | ○ | ○ | ダブルスロット | マイクロフォーサーズ |
![]() | SONY ミラーレス一眼 α7 III | ¥259,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 2530万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) | 5軸手ブレ補正 | ○ | ○ | ダブルスロット SDカード/SD・MSカード | α Eマウント |
![]() | SONY ミラーレス一眼 α6400 | ¥125,472 Amazon楽天市場Yahoo! | 2500万画素(総画素) 2420万画素(有効画素) | - | ○ | ○ | シングルスロット | α Eマウント |
![]() | GoPro HERO8 Black ウェアラブル アクション カメラ | ¥34,000 Amazon楽天市場Yahoo! | - | ○ | ○(防水性能10m) | ○ | microSDカード microSDHCカード microSDXCカード | - |
![]() | DJI Osmo Action アクションカメラ | ¥29,700 Amazon楽天市場Yahoo! | 1200万画素 | ○ | ○(防水性能11m) | ○ | シングルスロット microSDカード microSDHCカード microSDXCカード | - |
![]() | DJI OSMO POCKET (3軸ジンバル, 4Kカメラ) | ¥34,500 Amazon楽天市場Yahoo! | 1200万画素 | ○ | - | ○ | シングルスロット microSDカード microSDHCカード microSDXCカード | - |
![]() | Apple iPhone11 Pro | 確認中 販売サイト | 1200万画素 | ○ | ○ | ○ | - | - |
Vlogの音楽・BGMにおすすめのサイト
Vlogは音楽も重要!ということで音楽選びに迷ったらおすすめの音源サイトもご紹介します。
Youtube オーディオ ライブラリ
YoutubeでVlogをアップするならYoutubeオーディオライブラリがおすすめです。
Youtubeが提供する音源なのでYoutubeにアップする動画ならオーディオライブラリの音源を自由に使うことができます。
Artlist
著作権フリーで使えるオシャレな曲が豊富にあるArtlist(アートリスト)。
年間約2万円の有料サイトですが、音楽は全て著作権フリーで使用することができます。
Youtubeはもちろん他のSNSでも使用することができるので、インスタグラムやFacebookでも動画を上げたいという人にもおすすめです。
EpidemicSound
ハイクオリティーでおしゃれな曲を探したいならEpidemic Sound(エピデミックサウンド)がおすすめです。
月額約1500円で自身のYoutubeアカウントで音楽を使うことができます。
とにかく音楽がおしゃれでかっこいいので、一度は使ってみてもいいかも。
おすすめのVlogger
日本、また海外のおすすめVloggerをまとめました。
自分が真似してみたくなるVloggerを見つけてみてください。
動画の時代はもうきてる!Vlogに挑戦してみよう!
ブログで文章で表現することが流行り、Instagramで写真での表現が流行り、次は動画での表現のブームがもうきています。
スマホで一眼カメラでも、自撮りしてもしなくても。
映像で自分の人生の記録を残してみるのも面白いと思いますよ!