ついにDJIからアクションカメラの「Osmo Action」が発売されました。
僕は長年Goproユーザーでもあり、DJIユーザーでもあるので、今回の発売はかなり興奮しました。
アクションカメラといえばGoProが本家本元ですが、なにせDJIは世界一のドローン企業だし、Osmo MobileやOsmo Pocketなどすごいプロダクトや技術が沢山あるメーカーです。
ネットの口コミでは「Goproキラー」なんて言われていますが、正確に表現するなら、「GoProを進化させた次世代のアクションカメラ」です。
「予想以上に完成度が高くて、とにかく使いやすい」というのが僕の率直な結論です!!
そんな「Osmo Action」の機能や使い方を検証しつつ、「GoPro Hero7」のどちらが良いの?という部分について徹底検証してみました。
Osmo Actionの良い部分、イマイチな部分をまとめてみたので是非参考にしてみてください!
関連記事:【手ぶれ補正最強の1台】アクションカメラおすすめ20選|小型・ソニー・GoProも紹介【2021比較】
目次
- DJIのアクションカメラ Osmo Actionとは
- 【実写】 Osmo Actionで撮影した写真と動画をレビュー
- Osmo Action 基本性能とスペック
- Osmo ActionがGoPro Hero7より進化したポイント
- OsmoActionはDJI製品らしくすごくオシャレです。
- Osmo ActionとGoPro Hero7をグラフで比較
- 【PR 】DJIのアクションカメラ Osmo Action レンタル受付中
- Osmo Actionで撮影してみた!GoProの映像とも比較
- Goproと比較。Osmo Actionのイマイチな部分
- Osmo Action その他の注目機能
- Osmo Actionの電源・バッテリーの持ちについて
- Osmo ActionはマイクロSDカードを使用
- Osmo ActionはGoProのアクセサリーがそのまま使える
- Osmo Action おすすめアクセサリー
- Osmo Action まとめ
- Osmo Actionのライバル機種は!?
- 【PR 】DJIのアクションカメラ Osmo Action レンタル受付中
DJIのアクションカメラ Osmo Actionとは
Osmo Actionは2019年5月17日にDJIから発売された最新のアクションカメラです。
DJIはドローンではNO1企業として圧倒的な存在ですが、アクションカメラには未参入でした。
これまでも参入するという噂は何度もあったものの結局は噂止まり。。
代わりにOsmo Pocketなど新しいデバイスを次々と発表してきました。
Osmo Pocketは超小型のビデオカメラなのに、ジンバル付きの手ブレ補正が付いていて、未だに品薄状態のバカ売れ商品です。
⇒【実写レビュー】DJI Osmo Pocket 超小型の4Kビデオカメラのスゴさを徹底解説!!
そんなプロセスを経て、ついに「DJIのゴープロ」とも言える「Osmo Action」がデビューです!!
DJIのドローン・Osmo Pocket・Osmo Mobileなどで培った技術を組み合わせて開発したアクションカメラはめっちゃ感動的な一台になっています!
しかもライバル機のゴープロを徹底的に研究しているので、残酷なことに、Goproのダメな部分を改良した進化版になってしまっているんです(笑)
そんなOsmo Actionを早速レビューしていきます!
【実写】 Osmo Actionで撮影した写真と動画をレビュー
まずはどんな感じで撮れるのか見てみましょう!
Osmo Actionの画質はアクションカメラで最高レベルに綺麗です。
4K画質の動画に1200万画素の静止画など、GoPro Hero7に全く遜色ないレベルです。
この通り、広い空もこの通りナチュラルな柔らかい色味で撮れます。
これがDJI特有の色味で、GoProのギラギラした青とは違いますよね。
個人的にはOsmo Actionの方が描写力が高いと思っていて、素材のカラーや色味をそのまま素材としてデーターとして記録できます。
ナチュラルな色味は最近インスタなどでも流行っていてすごくオシャレ。
YoutuberやVlogerウケする色味が出るのはDJIのこだわりかもしれません!
森の中にあるカフェもこんなナチュラルな感じで撮れます。
緑や自然の風景までキレイですよね。こちらはレタッチ無しです!
撮影した感想としては、Goproよりも色味が薄く、デジタル加工してない状態の素材の良さをそのまま記録できます。
またGoProと比較すると白飛びしずらく、色調階層豊かだなというのを感じました!
Osmo Action 基本性能とスペック
Osmo ActionはGoPro Hero7 Blackとほとんど機能が同じです。
- 動画は4K/60fps。写真は1200万画素。
- 広角で魚眼レンズ搭載。レンズのf値は2.8。画角(FOV)は145度。
- ジンバル不要!強力手ブレ補正「rock stedy」
- 4K60fpsに対応していて8倍のスローモーション動画撮影が撮影可能。
- タイムラプス映像&タイムラプスフォトに対応
- 11メートルの防水・防塵対応
- GoProのアクセサリーも使える
- 2010年10月からハイパーラプス映像が撮れるようになった
手ブレ補正「Rock Stedy」で撮影した超高画質な動画
Osmo Actionはセンサーサイズは1/2.3インチでSONY製のCMOSを採用。
4K画質も撮影できてアクションカメラでは最高レベルに美しい映像が撮れます!
またアクションカメラに必須な電子手ブレ補正を「Rock Stedy」を搭載。
Goproの「Hyper Smooth」と同様、ジンバル不要な強力手ブレ補正を搭載しています。
Osmo Actionもハイパーラプス(タイムワープ)が撮れるようなった
2019年10月に行われたファームアップデートにより、Osmo Actionでも「ハイパーラプス動画」が撮れるようになりました。
更新プログラムをインストールすることで、誰でもタイムワープが撮れるようになります!
ハイパーラプス映像は、GoProのタイムワープ動画と同じで、早送り状態の映像がとれる人気の機能です!
歩きながらの撮影や車載映像など、普段とは違う映像が楽しめます!
好きな倍速に設定して撮れるので、撮影シーン毎に速度を変えて撮影してみると面白いです!
⇒【実践編】GoPro Hero7のタイムワープビデオを上手に撮るコツ & 設定方法を解説
防水・防塵だから水や砂などタフな場所で使える
Osmo Actionは防水・防塵対応なので、どんな場所でも使えるタフ設計です。
水深11メートルまでは本体だけで潜れるので、ダイビングなどでも使用できるし、防塵なので砂漠のような砂埃がすごい場所でも使用できます。
またマイナス20度まで耐寒設計なので、スキーやスノボだけでなく、極寒の世界でのオーロラ撮影などにも使えるなど、オールラウンドに使えます。
Osmo ActionはGoProアクセサリーも使える
Osmo ActionはGoproと同じマウント設計になっているので、GoProで使用していたアクセサリーがそのまま使えます。
Goproを持っていた人はそのままGoProで集めたアクセサリーが使えるので嬉しいですね。
GoProを持っていなかった人でも、GoPro向けに販売された豊富なアクセサリーを使えるので、幅広い使い方ができます!
⇒【厳選】Osmo Actionを楽しむためのおすすめアクセサリー30選
⇒GoProをもっと楽しむために選ばれている人気アクセサリー26選
Osmo ActionがGoPro Hero7より進化したポイント
ここからはOsmo Actionだけの機能や魅力についてまとめていきます。
- 自撮り用のカラー液晶モニター搭載
- 動画もHDRの高画質に対応
- 同時に色調が違う3枚の写真が撮れるAEB機能
- 電源ONしたときの機動が瞬時で早い
- スクリーンのタッチ精度がすごく良い
- シャッタースピードは1/8000〜120秒。
- 熱暴走しないための冷却システムがある
デュアルモニター搭載!自撮りモニターがOsmo Actionの一番の魅力!!
一番の注目ポイントは、前面に付いたカラー液晶モニターです。
このモニターのおかげでセルフィー動画や自撮り写真がすごく撮りやすくなりました!!
GoProの場合は、自撮りしているときに「どんな映像が撮れてるか」「どんな構図になっているか」が確認できないのが不便でした。
だからとりあえず撮ってみて、後からムービーを確認するしかないという・・・。
だから「レンズにずっと水滴が付いててボケてた・・・」「ホワイトバランスがミスって白飛びしてた・・」「頭半分が画面から切れちゃってた」など結構ありました。
Goproはスマホアプリを接続すれば撮影する様子をリアルタイムでチェックますが、旅行などで撮影しているときにスマホをずっと持ってるのは面倒だし、アクティビティしているときはスマホをいじることなんてできません。。。
とくにダイビングやサーフィン、スノボ、自転車のサイクリングなど運動中だと、スマホをチェックすることができないんです。
これがGoproの唯一で最大の弱点でした。
ところがOsmo Actionはこの問題を見事に解決しています!!
レンズの横に液晶画面を出してくれたことで、どんな風に映っているのかチェックしながら撮影できます。これが本当に便利。
しかも液晶モニターは「300ppiの超高精細カラーモニター」。
だから構図だけでなく“白飛びしてないか”“黒潰れがないか”までしっかりチェックすることができます!
ノイジーな液晶画面だとここまで確認するのは無理です。
最近はYoutuber や Vloggerだけでなく、InstaやTickTalk向けにセルフィー需要がすごく高まっていますが、自撮りするにはこれ以上のモノが無いほどおすすめのアクションカメラと言えます!
また前面と背面のモニターの切り替えも簡単に行えます。
デュアルモニターによって撮影シーンに合わせたセッティングができるのは、アクションカメラを進化とも言えます!
DJIの技術だからできるHDR動画
Osmo Actionはアクションカメラで初めてHDR搭載。
HDR動画はハイレベルな映像処理技術で最新のビデオカメラなどでも搭載されていないものがほとんどです。
それだけDJIは技術力が高く、まさにドローンなどで培った技術の結晶です。
この「HDR動画」はなにかというと、通常より広いダイナミックレンジ(色相階調)になっているので、シャドー(暗い部分)からハイライト(明るい部分)までしっかりと描写できる機能です。
たとえば逆光で自撮りすると、陰になってしまって顔などが映らなかったという経験などありませんか?
HDR動画なら、明るい場所も暗くなってしまった陰の部分までしっかりと映し出すので、逆光で撮影してもすごく鮮やかに映るの特徴です。
HDR動画のおかげで、明るい場所や暗い場所に関係なくより自然な描写ができます。
4K:30、25、24fps2.7K:30、25、24fps1080p:30、25、24fpsのみでしか機能しないようですが、ナチュラルな生データーに近い素材が撮れるのは、編集や加工する際にもメリットが大きい機能です。
シャッタースピードの調整幅がすごい
ちなみにシャッタースピードは1/8000〜120秒と「なにかの間違いか?」と思うくらい幅広く対応!!これはGoProよりも優れています!
GoProではこんな長時間露光できないので、Osmo Actionでは星空撮影や夜景撮影でも活躍が期待できます。
アウトドアやオーロラ撮影で使うにもすごく便利で楽しめます!
Vlogなどに最適なナチュラルな色味で映像や写真が撮れる
Osmo ActionはDjiの特徴とも言えるナチュラルな色味で映像や写真が撮れます!
一方で、Goproの場合はコントラストがハッキリする色味で「Goproカラー」などと呼ばれています。
- DJI Osmo Actionの色味は薄めでより自然に近い色を取り込める
- GoPro は コントラストをハッキリさせた濃いめの色になる
人によって好き嫌いは別れますが、より自然な雰囲気をそのまま映像にするのが得意なのがDJIなので、今回のOsmo Actionも生の情報をそのままキレイに撮影しているという印象です。
最近流行のVlog(ビログ/ブイログ)ユーザーにはこの色味は大好評!僕も個人的にこのナチュラルな色味は好きです!
⇒いまさら聞けないvlogってなに?いま話題のおすすめvloggerなど詳しく解説
Osmo Actionは起動が早い!!
そして起動の早さはすごく気に入った機能の一つです!
GoProは起動まで少し時間が掛かるし、起動できてるのか、出来ていないのか分かりづらいポイントがあります。ちょっと反応が鈍いんですよね・・。
しかしOsmo Actionの起動はとにかく早くて「サクッと」起動します。
昔Windows PCの時代は起動までに何分も掛かりました。それがMacを使ってみると瞬時に起動して感動しましたが、それに近い感覚がOsmo Actionにはあります!
Osmo Actionはタッチパネルの精度も高い
GoProを使っている人なら分かると思いますが、GoProって液晶モニターの反応がイマイチです。。。
液晶保護シートを貼って使うとさらに反応が鈍くなります。
こういうのって地味にストレスだったし、評判悪い部分の一つでした。
Osmo Actionはタッチパネルの反応がすごく良いので、瞬時に反応してくれます。
この辺りがDJIのユーザー体験をすごく考えている会社だと関心するポイントです。
DJI製品 Osmo Pocketやドローンと操作性が同じ
Osmo Actionは操作性がOsmo Pocketやドローンとほとんど同じです。
とくにOsmo Actionで使っているアプリもOsmo Pocketと同じ「DJI Mimo」。
DjiユーザーならUI/UXが同じなので、すぐに使いこなせると思います。
スマホアプリ「Mimo」との接続が感動的なくらい簡単
Osmo Actionとスマホを接続するのも超カンタンです。
接続すればOsmo Actionを遠隔操作ができたり、撮影したデーターをスマホに転送することができます。
GoProだと「wifi接続ができない・・・」など結構ありましたが、Osmo Actionだと超簡単にできちゃいます。
Osmo Actionは価格が安い!コスパ最高のアクションカム
あとはOsmo Actionは金額が安いのが嬉しいポイントです。
GoPro Hero7 Blackより機能が大幅にアップしているのに、本体価格は税込み価格で1万円ほど安くなっています。
一万円って相当デカイですよね。
1万円あればSDカードも買えるし、予備バッテリーもアクセサリーも揃えられます。
GoProの税込み価格は¥53,460ですが、Osmo Actionは税込み¥44,820円で投入してきています。これはもう完全にGoPro Hero7のシェアを取りにきている感じ。
でも良い製品が安く手に入れられるというのはユーザーにとってはメリットしかない部分なので素直に嬉しいです。
OsmoActionはDJI製品らしくすごくオシャレです。
リーク画像で見たときにはちょっとデザイン性にい物足りなさを感じましたが、発売されたプロダクトはものすごくオシャレでカッコ良かったです。
まずは正面の外観。レンズの左側には大きな液晶モニターがあります!
液晶モニターを付けるとこんな感じです。自撮りするには最適です。
背面モニターはこんな感じ。大きな画面でスッキリしています。
Gopro Hero7と比べると背面モニターも広くなっています。
Osmo Action本体上部には「電源ボタン」と「録画開始ボタン」がありますね。
写真だとちょっと左上のボタンがボケてます笑 すみません。。
Osmo Actionの側面にはなにかのボタンがあります。
上はQSボタンは、下には「選択ボタン」があります。
底面にはバッテリーがあります。
本体の側面にはSDカードの挿入口とUSB-Cの端子があります。
Osmo Actioの大きさ
ただし、、、液晶モニターのスペースを大きく取った分だけ、本体は少し大きくなっています。
あまり気にならない程度ですが、サイズは若干大きめ。それ以上に自撮りモニターの使い勝手の良さが評価できるので気になりませんが。
DJIも液晶モニターを全面的にプッシュしていて、コンパクトさよりも、液晶画面でGoProに勝負を挑んでいる感じがいいですね!
ほかのDJI製品と操作性が同じ
Osmo Actionは操作性がOsmo Pocketなどと同じです。
DJIユーザーならOsmo Pocketの使い心地はすごくよいと思います。
また接続するアプリもOsmo Pocketと同じ「DJI Mimo」。
DjiのドローンやOsmo Mobileユーザーだとすぐに使いこなせると思います。
Osmo ActionとGoPro Hero7をグラフで比較
ライバル機のGoPro Hero7とスペックや機能を表にして比較してみました。
Osmo action | GoPro HERO7 Black | |
カメラ画質 | 1200万画素 | 1200万画素 |
動画 | 4K/60fps 1080/240fps | 4K/60fps 1080/240fps |
HDR動画 | ◎ | ー |
手ブレ補正 | Rock Stedy | Hyper Smooth |
シャッタースピード | 120〜1/8000秒 | |
タイムラプス | ◎ | ◎ |
タイムワープ | ◎ | ◎ |
ナイトフォト | ◎ | ◎ |
ライブストリーミング | ◎ | ◎ |
RAW記録 | ◎ | ◎ |
SDカード | MicroSDカード | MicroSDカード |
GPS | ◎ | |
音声起動 | ◎ | ◎ |
防水 | 11メートル | 10メートル |
重さ | 124g | 116g |
大きさ | 65×42×35 mm | 62.3×44.9×33 mm |
価格 |
44,820円(税込)
|
¥53,460(税込) |
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最新ガジェットを扱うレントリーでは最新のOsmo Actionのレンタルを既に開始。
最新の機能を試したい。Osmo Actionを使ってみたいという人は是非チェックしてみてください。
※またyoutuberやインスタグラマーさんには特別プランもご用意しているのでお気軽にお問い合わせください。
Osmo Actionで撮影してみた!GoProの映像とも比較
Osmo Actionの手ブレ補正はどうなのか
DJIはドローンで磨いた手ブレ補正技術が強いので、このOsmo Actionでの手ブレ補正にも期待が持てます。
Osmo Pocketなどはジンバルがあったので手ブレ補正が強力でしたが、このOsmo Actionは電子手ブレ補正での処理になるので“どの程度手ブレ補正ができるのか”すごく注目ポイントです!
※動画は現在作成中
Osmo ActionのHDR Photo
※ただいま準備中です。
OsmoシリーズはGoProとは色の出し方が違います。先ほども説明しましたが、Osmoの方が自然でナチュラルな色味になっていて空の色などが自然に近いです。
GoProの場合はもう少しコントラストがハッキリした写真や映像が撮れるのが特徴です!
シャッタースピードを調整して星空も撮れる
シャッタースピードも結構感動です。120秒~8000秒なのでかなり長い時間の撮影ができます。だから星空撮影に関してもかなり行ける!
旅行などで星空を撮りたいという人って結構多いので、星空にも挑戦してみても面白いですね!
Goproと比較。Osmo Actionのイマイチな部分
本体がGoproより大きい。一目惚れはしなかった・・・
Osmo Actionを初めて見た瞬間の感想は正直ちょっとガッカリ・・でした。
だって、Djiのプロダクトって基本的にはデザインがすごく洗練されててオシャレです。
DJIのPhantomやOsmo Pocketなんかは一目惚れしてすぐに購入したくなるくらい美しいフォルムで最高にカッコいい。
ところが今回のOsmo Actionは機能性を優先したのか、GoProよりも大きくて長いし、レンズの部分がゴツくて、なんとなく一目惚れとはなりませんでした。。。
正直、GoProの方がコンパクトで洗練されているデザインです。
ただOsmo Actionが大きくなっている背景には、前面の液晶画面を搭載するスペースを優先したという事情があります。
GoProに慣れてしまっている分、本体の大きさに最初は引っかかりましたが、今では液晶モニターの良さが上回ってしまっています笑
Osmo Actionの広角視野がGoProよりも狭い
2台で同時に撮り比べてみると自撮りしたときの広角視野がOsmo Actionの方が狭いのです。
やはりGoproスゴいなーって思った部分でもありますが、やはりGoProの広角レンズはすごい。
手を伸ばした距離から自撮り撮影した場合にこれだけ差があります。
Osmo Actionは動画撮影の反応が遅い
Osmo Actionの場合は映像処理に若干タイムラグあります。
つまり実際の動きがモニターに映し出されるのにちょっとタイムラグが発生します。
これが結構気持ち悪い。直近でのファームアップデートで解消されるポイントだと思いますが現時点だとちょっと気持ち悪い部分でもあります。
Osmo Action その他の注目機能
熱暴走しづらい設計になっている
Osmo Actionはカメラレンズの下に黒いラインが入っています。小さい凸凹になっているこの形状には熱を放出する役割があります。
GoPro Hero7などは4K映像などで長時間撮影していると内部に熱がこもる現象があります。
熱が困るとエラーが頻発し、「SDカードを読み込めません」などのSDカードエラーが出ます。これらは熱暴走が主な原因です。
Osmo Actionでは凸凹部分から上手に冷却するので、熱暴走が起こりづらくなっています!
レンズカバーが外せてNDフィルターを取り付けやすい
Osmo Actionはレンズカバーの取り外しが簡単にできます。クルクルと回すとそのまま外せるので、NDフィルター付きのレンズとの交換がスグにできます。
日差しの強い日などはレンズ交換をして、最適な撮影がしやすいです。
最大ビットレートが100Mbps
OSMO ACTIONは最大100Mbpsのビットレートに対応しています。このビットレートは記録できる情報量を示す数値です。
GoPro HERO7 Blackのビットレートは78Mbpsですので、Osmo Actionの方がより多くの情報量が記録できます。
ちなみに同じアクションカメラではSONYのアクションカメラも100Mbpsです。現状100Mbpsで撮影できるアクションカメラはSONYとこのオズモアクションだけです。
Osmo Actionの電源・バッテリーの持ちについて
Osmo Actionのバッテリー持ちは4K映像での撮影でおよそ一時間程度です。
Gopro Hero7とそこまで変わりません。つまり長時間撮影するにはためには、予備バッテリーの準備は必須!!半日くらいの撮影なら2~3個、1日中撮影する場合には5~6個の予備のバッテリーを準備しておくことをオススメします。
もしくはタイムライプスの長時間撮影をする場合にはモバイルバッテリーなどを利用しながら、給電しながらの撮影がオススメです!
逆にバッテリーの充電に掛かる時間は1個あたり90分程度です。
Osmo ActionはマイクロSDカードを使用
Osmo ActionのSDカードは小型タイプのMicro SDカードです。4K映像などを撮影することを考えると容量は最低でも32GB、書き込み速度は【U3対応】が良いですね。
SDカードは結構重要で、安かろう悪かろうなモノを選ぶと読み込みエラーなどが頻発するので注意が必要です。
とくにアクションカメラとして使用する場合には過酷な環境でのロケや撮影もすると思います。
そんなときにSDカードが品質が低いものを使用すると【カードが読み込めない】【撮影したはずの映像が記録されてなかった】というケースが起こりやすくなります。。
なのでオススメとしては性能に定評があるSanDiscのエクストームプロなどがオススメです!ちなみにAmazonなどでしたら結構安く購入できます!
⇒Osmo Pocket( オズモポケット) SDカードの選び方やエラーが出たときの対処方法まとめ
⇒GoPro おすすめのSDカードは?撮影時間や容量、注意事項などをまとめてみた
Osmo ActionはGoProのアクセサリーがそのまま使える
Osmo ActionはGoProとのマウント部分が共通なので、既に持っているGoProアクセサリーがそのまま使えます。
3wayをはじめとする自撮り棒やマウントグリップ、または頭や胸など身につけるマウント、または車や自転車に搭載するアクセサリーなどの人気のアクセサリーはGoproのモノがそのまま使えるのは嬉しいですね。
⇒GoProをもっと楽しむために選ばれている人気アクセサリー26選
ただしOsmo ActionとGoProは本体の大きさが違うのでフレームやハウジングケースなど、外径が関係するアクセサリーは使用できないので注意!!
Osmo Action おすすめアクセサリー
Osmo Action専用の液晶保護シート
まず絶対に必要なのは液晶保護シートです。液晶画面割れは、1年間のメーカー保証が適用されません。だから必ずと言っていいほど有償対応になります。
アクションカメラとして使う場合は、落したり、圧力がかかってしまって液晶モニターが割れてしまうということが結構あります。
また不意にぶつけてしまうということもよくあるケースです。
なので必ず液晶保護シートを購入しましょう!Amazonなら1000円程度で安く購入できます!
Osmo Action専用ケース
専用ケースもかならず購入した方が良いです!持ち運んでいる際に傷つけたり、液晶画面を傷めてしまうことを防げます。
Osmo Action 防水ケース
Osmo Actionは水深10メートルまでの防水対応です。
ただダイビングをするさいには専用のハウジングケースを付けることで15メートル以上まで潜ることができます。
また海や川で使用するさいには砂利や岩で本体が傷つくことが多いので、傷防止のためにもハウジングケースの着用はオススメです。
Osmo Action用 NDフィルター
Osmo Actionはレンズカバー一体型のNDフィルターがあります。野外撮影の場合、太陽の光の強さによってNDフィルターで調整すると綺麗な映像が撮れます。
NDフィルターにも強さがあるので、いくつか準備しておくのが良いでしょう。
Osmo Action まとめ
Osmo ActionはGoPro Hero7を超えてくる最新のアクションカメラだと思います。
当然最新のHero7よりも全ての機能が上回っていますが、果たしてこれがホントにうれるのかはユーザー次第という感じです。たしかに前面機能はすごく良いのですが、果たしてデザイン製が受け入れられるかどうかはスゴく気になるところです!
個人的には撮影するための動画機として使うならOsmo Actionですが、ファッショナブルなデバイスとしてはGoProが選ばれるような気がします。
Osmo Actionのライバル機種は!?
Osmo Actionのライバル機種について、Rentrynoteでは詳しくご紹介しています。
以下も参考にしながら、自分に合ったアクションカメラを探してみましょう!
GoPro Hero7
GoPro Hero7はOsmo Actioonのライバル機種としては大本命です。
同じアクションカメラとしてはこれからGoProも新しい機能を出してくるでしょう!
Osmo Pocket
Osmo PocketとOsmo Actionは同じDJIのアイテムなので、UIや操作がほとんど同じです。
ドローンとも同じ操作ができます!
⇒【実写レビュー】DJI Osmo Pocket 超小型の4Kビデオカメラのスゴさを徹底解説!!
⇒【動画&写真で解説】超小型4Kビデオカメラ DJI Pocket 2を徹底レビュー
Insta 360 One X
インスタ360 One Xは360度カメラですがOsmo Actionは360度カメラは撮れません。
⇒360度カメラの魅力が全てつまっているおすすめの「Insta 360 ONE」を徹底レビュー!
そのほかのおすすめアクションカメラ
Picky’sではさまざまなアクションカメラのレビューを行っています。
合わせてぜひご覧ください!
【PR 】DJIのアクションカメラ Osmo Action レンタル受付中
最新ガジェットを扱うレントリーでは最新のOsmo Actionのレンタルを既に開始。
最新の機能を試したい。Osmo Actionを使ってみたいという人は是非チェックしてみてください。
※またyoutuberやインスタグラマーさんには特別プランもご用意しているのでお気軽にお問い合わせください。
この動画は公式サイトのプロモーションPVです。