「イベントに向けてビデオカメラを用意したいけどできればコストを抑えたい」「子供の運動会用にビデオカメラの購入を考えているけど安価で良いものが欲しい」
そういったビデオカメラの購入に関して悩みを感じてはいませんか。ビデオカメラは確かに多少値が張る商品です。気軽に購入へ踏み切れないと思う方も少なくありません。
しかし、ビデオカメラには安く入手するコツが存在するのをご存知でしょうか。今回はそんな安価でビデオカメラを手に入れる方法を紹介していきます。目的別のビデオカメラの選び方も紹介しているので、ビデオカメラの購入を考えている方は是非本記事を参考にしてみてください。
- ビデオカメラを安く入手するコツ
- 用途に適したビデオカメラの選び方
- ビデオカメラが安くなる時期やタイミング
目次
ビデオカメラを安い価格で入手するコツ①お得に買える店舗を利用する
ビデオカメラを安く購入するコツとしてまず紹介したいのは、お得な店舗を利用する方法です。オンラインで日常的にショッピングを行う人は、通販で購入した方がお手軽なのでは?と思うかもしれません。しかし、店舗を利用するメリットは以下で紹介しているように数多く存在します。
ヨドバシカメラなどの電気屋で購入する
セールを頻繁に行うヨドバシカメラやビックカメラ、ヤマダ電機、Ks電気などではビデオカメラが安価に、なおかつ専用ポイントでお得に購入できることが多いです。また、店頭での購入ならではのメリットとして次の3点が挙げられます。
①ビデオカメラについて店員に相談できる
現在各メーカーから様々な機種が販売されており、それぞれ特性や値段が違います。その関係から予算が限られている場合、店員さんに予算上限や使用用途を伝えて適したものを選んで貰った方が機種選びの失敗が防げます。
②商品に直接触れられる
ヨドバシカメラなどの店舗では見本用サンプルが店頭に用意されています。そのため、実際に手に持って重量感やボタン配置、操作できる場合は操作性を確かめることが可能です。特にハンディカムの場合、使用の際は手に持ち続けることになるので重さなどの把握は必要不可欠だと言えるでしょう。
③店舗によっては値段交渉できる
ヨドバシカメラをはじめとする電気屋では値段交渉ができることもあります。基本は価格.comのようなサイトでの値段を提示してから交渉するのが基本です。ただし、店舗の事情によって値段が変えられないこともあるので、過度な期待はしないようにしましょう。
中古品販売店で購入する
中古品販売店を利用するのも安く購入するコツです。こちらで商品を選ぶ際にまず、考えておきたいのが製造年月。通常、ビデオカメラの寿命は製造から5~6年後と見られており、製造年月から5年以降経過したビデオカメラは避けた方が無難です。
一見品物が綺麗であったり、気になる機種であっても、長く使用できなければ中古品販売店で安く購入する意味がありませんので是非ともチェックしておきたい事柄だと言えるでしょう。また、付属品の有無も注目すべきポイント。古い商品の付属品は後から揃えるのが難しかったり負担が掛かることが多いので注意しなければいけません。
そして、ビデオカメラ購入前には動作確認も忘れないでください。ファインダーやモニター、各インターフェイス、色合いといった点が正常かどうか隅々まで確かめておきましょう。保障が付いている商品ならば、万が一の故障があっても多少安心できますが保障が付いていない場合は自らチェックして状態を確かめる必要があります。
レンタル業者に申し込む
一時的にビデオカメラを使いたい、と考えている人はレンタル業者に申し込むことをおすすめします。新品のビデオカメラの購入には一般的に3万円から5万円程度の費用が掛かりますが、レンタルならば1泊数千円で手にすることが可能です。ただし、レンタルする際は以下の事柄に注意を払わなければいけません。
①人気機種は繁忙期にレンタルしづらい
運動会や入学式の時期などはレンタル予約が多くなり人気モデルのレンタルができなくなることがあります。使用用途やレンタルしたい機種にこだわりがある場合は、その点を考慮してレンタル業者を利用する必要があるでしょう。
②保障が料金制、もしくは保障が付いていない業者もある
レンタル業者には、保障を料金プランに組み込んでいる所や保障自体が付随していない所もあるので注意してください。万が一保障無しで故障してしまった場合、新品購入費に近い金額を負担しなければならないこともあります。安心してレンタルするためにも良質なレンタル業者を選ぶことが大切です。その場合はクチコミ人気や営業歴、他業者とのプラン比較などを欠かさないようにしましょう。
ビデオカメラを安い価格で入手するコツ②目的に合わせて機種を選ぶ
ビデオカメラを安く購入するためのコツとして用途に合わせて機種を選ぶことも挙げられます。
例えばアウトドアでの撮影の場合、夜間での操作性や防水性、衝撃耐性などが重要になるため、それらの機能を有したモデルでなければ損のある買い物になってしまうでしょう。機能をある程度限定することでよりコストパフォーマンスが良いものを入手できます。
ビデオカメラをイベントに合わせて選ぶ
運動会
学校行事の中でも特に盛り上がりを見せるのが運動会です。子供が頑張っている姿を是非ビデオカメラで撮影したいと考えている方も多いでしょう。そんな運動会で扱うビデオカメラを選ぶ際は、以下の機能を重視したモデルに絞るのがおすすめです。
- 持ちやすさ、重量
- 手振れ防止機能
- 画質
- データ容量の多さ
- 防水性
運動会で子供が走っているシーンを撮影することを考えると、手振れ防止機能は欠かせません。ちなみに手振れ防止機能は電子式と光学式の2タイプに分別できます。このうち光学式のものはズーム状態での手振れ防止が可能であったり、リアルタイムで補正が効くため残像が発生せず運動会の撮影にも有効です。
また、カメラをしばらく構えていることが予想されるので重くないハンディカムタイプでデータ容量の多いモデルがこのケースには適しています。現在はノイズキャンセラー、ボイスキャンセラーのような不要な音を取り除く機能が付いたモデルも販売されているので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。雨が振ってくる状況も想定するならば、防水性も必要となります。
画質や色彩ももちろん重要ですが、運動会用にビデオカメラを購入するならば、まずは上記で紹介した事柄を重視してみては如何でしょうか。
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遠足
遠足も幼少期の学校行事で多いイベントです。両親が同行する機会も少なくないため、ビデオカメラが必要になることもあるでしょう。遠足に合わせてビデオカメラを購入する場合は次の点を重視するのが望ましいです。
- 衝撃耐性
- 防水性
- 画質
遠足の場合、アウトドアでの使用になる可能性が高いので防水性や衝撃耐性が優れているものが有効です。衝撃耐性が良好なものはデータ容量がそこまで多くない傾向にありますが、SDカードやUSB記憶メモリを組み合わせることにより長時間の撮影が可能になります。
動きのある映像を記録に残したい方はアクションカメラのようなスポーツで使うタイプのビデオカメラもおすすめです。ただ、こちらはズームができないモデルが殆どなのでその点に注意しましょう。
ライブイベント
好きなアーティストのライブを撮影したい!という考えからビデオカメラを求める方も多いです。ライブイベントの撮影では以下の点を重視したモデルを選択するのがポイントとなります。
- 手振れ防止
- 画質
- 音質
- データ通信
- ワイプ機能 など
ライブ撮影の場合、アーティストの歌声や会場の盛り上がりをカメラに収めることがメインになります。そのため、画質や音質の機能性が最優先。4K(3840×2160)サイズやフルハイビジョン(1920×1080)サイズのモデルが候補に挙がります。4kの方が美しい動画を撮影できることは間違いないのですが対応している機器でないと動画の再生ができないので注意しましょう。
音質に関しては、音楽メーカーにも関連しているSONYなどのモデルが優秀です。店頭でビデオカメラを購入する際は、音質を確かめさせて貰うと良いかもしれません。
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また、ライブの盛り上がりを家族や知り合いと共有したいという理由から、動画データのやり取りをしたいと考える人も少なくないはず。そういったケースの時は携帯端末とのデータ連携機能が備わっているモデルを選択してください。会場の盛り上がりとアーティストの動きを一挙に画面へ収めたい時はワイプ機能があるモデルもおすすめです。
お祭りなどの行事
地域のお祭りや行事を記録したいと思い、ビデオカメラの購入を考える方も近年では多く見られます。こちらのケースでは、次の点が優れているビデオカメラを選択しましょう。
- 画質
- 持ちやすさ、重量
- 夜間撮影機能
- データ通信や編集機能
お祭りの場合は撮影のしやすさはもちろん、夜間撮影が可能かどうかも考慮しておくと良いでしょう。基本的にはシーモス(CCD/CMOS)センサーやF値と呼ばれるパラメーターが低いモデルが選択肢に入ります。シーモスセンサーのサイズが大きいモデルほど、画質が良く綺麗な映像が撮影可能です。
夜間撮影機能の優劣は、データ上では想像しにくいので電気屋の店員さんに相談したり、情報を集めて購入モデルを決めてください。なお、後から編集できるビデオカメラであれば、行事毎にまとめて一本の動画にすることも可能です。
- 撮影する対象に合わせて重視する機能を絞る
- 長時間撮影する時はビデオカメラの重さやデータ容量のことも考える
- 野外での撮影では防水機能や夜間撮影機能が大切
- 動画データを共有したい人はスマホとの連携やデータ送信ができるかチェックする
ビデオカメラを日常や旅行の使用に合わせて選ぶ
特に使用目的が決まっていないけど、日常使いするビデオカメラが欲しい、と考える方は機能バランスの良いモデルを購入したりレンタルするのがおすすめです。SONYやパナソニックなどの国内メーカーはバランスの良い家庭用向け、ビデオカメラ初心者用モデルを多数販売しているので、そちらのカタログをチェックしてみると良いかもしれません。
ビデオカメラを安い価格で入手するコツ③安い時期に購入する
ビデオカメラを安価で手に入れるコツとして次にお伝えするのは、価格が値下がる時期に購入することです。ビデオカメラが安くなる時期には一定のタイミングが存在するのでこの機会に把握しておきましょう。
古い機種が安くなるタイミングに購入する
新品ではやや値が張る印象のあるビデオカメラですが、実は発売年の6月以降は価格が下がりやすい傾向にあります。そのため、この安くなる時期を狙って購入するのも非常におすすめです。
ちなみにこの値下がりの原因には、モデルの開発頻度と国内需要が関係しています。通常、ビデオカメラは携帯端末のように年間何度も新商品を出すものではありません。年明けの1月から2月にかけて新商品を出し、その商品をメインに1年間販売展開を行っていきます。
そして、ビデオカメラが最も売れる時期といえばやはり卒業式や入学式など上半期のイベントがある頃。それらが過ぎてしまった6月頃には年始に販売した機種とはいえ需要が低くなってしまうので、その影響により価格も下がってしまうのです。なお、秋口頃になると販売価格はより下がってしまい、定価の5割まで下落してしまうことも多々あります。
売り出し時期に購入する
家電製品全般に言えることですが、ボーナス商戦は売り出し時期でもあるので定価よりだいぶ安くなっていることが多いです。店側は在庫処分も兼ねて、過去の機種も手に取りやすい価格で販売しているのでボーナスが入る8月、12月頃にビデオカメラ販売店舗をチェックしてみると良いかもしれません。
ビデオカメラを安い価格で入手したい時の注意点
最後にビデオカメラを安い価格で購入する際の注意点についてまとめました。ビデオカメラ購入時は次の事柄を意識しておきましょう。
求める機能に合わせてカメラを選択する
様々な機能が付属したビデオカメラは基本的に高い金額が付けられています。求める性能や機能を絞ってモデルを選んだ方が価格を安く抑えることが可能です。運動会なら運動会用の、遠足なら遠足用のビデオカメラを選ぶようにしましょう。
中古販売店で購入する際は保障や付属品、品質をチェック
中古販売店で購入する場合は快適に使える製品なのか予め確かめておきましょう。付属品の有無も重要で使用時だけでなく自身が中古品として売る場合にも必要になります。
上半期の購入は控える
決算セールという形で上半期に売り出されることもありますが、基本的に上半期は行事が多く需要もあるため販売側はそこまで価格を下げません。安くなる時期を見極めてビデオカメラの購入を検討しましょう。
基本的に店頭で購入する
電気屋ならば実際にビデオカメラのサイズが確かめられたり、店員さんに相談できます。用途に見合う損をしない取引を行うことが所持した後の負担を抑えることにも繋がるのです。
まとめ
以上、ビデオカメラを安く入手するコツについてまとめました。ビデオカメラは、ヨドバシなどの電気店や中古品販売店で購入したり、レンタル業者から借りると安く手に入ります。予算が限られている場合、目的別に機能や品質を重視してモデルを選択することも大切です。
店頭で購入する際は、年明けから販売された商品でも6月以降から安くなりやすいので、そうした時期を狙うと良いかもしれません。本記事で紹介した情報を参考に安くビデオカメラを入手してみましょう。