USBメモリを水没・洗濯してしまった時の対処法とは?データ復旧おすすめ業者 4選も

【PR】本ページはアフィリエイト広告による収益を得ています。

洗濯したUSB アイキャッチ

データの入ったUSBメモリを、服のポケットに入れたままうっかり洗濯してしまった!洗濯が終わって気が付いたらUSBメモリが完全に水浸し…。ですが諦めないでください。専門のデータ復旧業者に依頼すれば中のデータを取り戻せるかもしれません。

ただし、基本的には「完全水没による故障」のため、対処は慎重に行ってください。そのまま差したり中途半端に乾かして使うと、USBメモリやUSBメモリ内のデータはもちろん、接続したパソコンが故障する可能性もあります。

そこで今回は、「洗濯してしまったUSBメモリの復活方法」について解説します。洗濯してしまったUSBメモリからデータを復元する方法や、万が一の可能性に賭けて乾燥させる方法まで。

洗濯だけではなく、水をこぼしたり水たまりに落としたりした「USBメモリを水没させた場合」にも参考になる内容です。「洗濯した、水没したUSBメモリを復活、もしくはデータを取り戻せないか?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

USBメモリを洗濯・水没してしまったら絶対に使用してはいけない

USBメモリを洗濯してしまったら絶対に使用してはいけない

USBメモリを洗濯、もしくは水没させてしまった場合、絶対にそのまま機器に接続してはいけません。「ひょっとしたら使えるんじゃないか?」や「中のデータが無事かどうか確認したい」と思う気持ちはわかりますが、水分が残ったままのUSBメモリを機器に接続するのは絶対にNGです。

USBメモリ内に残った水分が接続した機器に伝わったり、中の水分を伝って電気が内部に流れ込み機器やUSBメモリがショートする可能性があります。また、洗濯したUSBメモリを接続して通電やアクセスを行うと、もし中のデータを復旧させたいと思った場合も成功率が大幅に下がります。USBメモリの中に大事なデータが入っている場合は、機器に接続せずにすぐにデータ復旧業者に相談しましょう。

編集部

もちろん分解もNGです。もし乾燥・分解・接続を行う場合は自己責任で行ってください

USBメモリを洗濯・水没してしまったら、買い替えorデータ復旧業者へ

USBメモリを洗濯してしまったら、選択肢は買い替えかデータ復旧業者のみ

USBメモリを洗濯してしまった場合、基本的に選択肢は2つしかありません。

  • USBメモリと中のデータを諦めて買い替える
  • データ復旧業者に依頼して中のデータを復元してもらう

ただし、データ復旧業者に依頼しても確実にデータを復元できるとは限らず、またデータ復旧作業にはやや高額な費用がかかります。そのため、USBメモリ内によほど大事なデータが入っていない限り、多くのケースでは買い替え一択でしょう。

編集部

上記のほか、「乾燥させて使えるかどうか試す方法」もありますが、リスクが高いためPicky’sではおすすめしません。ただ、中のデータにアクセスできる可能性はあるため、記事の後半で解説しています

中に大事なデータがなければ諦めて買い替える

中に大事なデータがなければ諦めて買い替える

基本的に洗濯してしまったUSBメモリは諦めて、新しいUSBを買いましょう。面倒な上、元通り使えるかどうかもわからない乾燥や分解を行ったり、高い費用をかけて修理やデータ復旧を依頼するより、買い替えた方が早くて確実です。特にUSBメモリは安価な製品が多いため、買い替えにかかる金銭的な負担もさほど大きくないでしょう。

乾燥させれば使用できる可能性もありますが、万が一使えたとしてもそのまま使い続けられるとは限りません。いつ壊れるかわからないUSBメモリを使い続けるより、新しく買ったほうが安心して使えます。

いずれにしても大前提は「洗濯したり水没したUSBメモリは処分して買い替える」です。

中に大事なデータが入っていたらデータ復旧業者に依頼して復元してもらう

データ復旧業者の選び方

USBメモリの中に大事なデータが入っている場合は、壊れたパソコン・USBメモリ・スマホからデータを復元する専門業者、「データ復旧業者」に依頼すれば中のデータを復元してもらえるかもしれません。洗濯してしまったUSBメモリの中に、仕事の資料や思い出の写真といった大事なデータが入っている場合はデータ復旧業者に依頼しましょう。

ただし、データ復旧業者でも確実にデータを復元できるとは限りません。特に水没したメディアは「重度物理障害」に分類され、データ復旧作業の中でも最高難度です。

単なるデータエラーからのデータ復旧とは違い、データ復旧業者の中でも非常に高度な知識と専門設備、豊富なノウハウと経験を持った業者でないとデータ復旧作業に取り掛かることすらできません。作業できたとしてもデータ復旧の成功率は他の障害に比べて低いです。

そのため、水没したUSBメモリのデータ復旧は、多くの業者で断られるでしょう。データ復旧業者は全国に数百社以上ありますが、水没したメディアからデータ復旧作業を行える業者は国内に10社もありません。もし依頼する場合、国内最高の技術と設備を持った一流の業者を探してください。

また、業者や復元するUSBメモリの容量にもよりますが、水没した機器からのデータ復旧には時間も人手もかかるため、データ復旧作業の料金も高額になる傾向にあります。少なくとも、一般的なトラブルからのデータ復旧よりは間違いなく高額です。

上記の点から、データ復旧業者への依頼は「コストをかけてでも取り戻したい大事なデータ」が入っている場合のみに限定しましょう。

編集部

データ復旧には安価で復元できる「データ復旧ソフト」もありますが、今回のような水没したUSBメモリには使用できません

洗濯・水没したUSBメモリからデータを復元できるデータ復旧業者の選び方

洗濯・水没したUSBメモリからデータを復元できるデータ復旧業者の選び方

洗濯してしまった、水没してしまったUSBメモリからデータ復旧できるデータ復旧業者の選び方です。

  • 水没した機器からのデータ復旧実績がある業者を選ぶ
  • 成功報酬制の業者を選ぶ

何よりも重要な点が、「水没からのデータ復旧実績があるかどうか」です。

水没からデータを復元できるノウハウや設備を持っている業者は限られます。そのため、「水没からのデータ復旧実績がある業者」であれば、水没したUSBメモリのデータ復旧について相談に乗ってもらえる可能性は高いでしょう。USBメモリだけではなく、水没したHDDやSDカードからの復旧実績があれば大丈夫です。

ただし、必ず公式サイトに「どんな作業をしたのか詳しく書いてある」や「自社での作業風景写真があるかどうか」をチェックしてください。

また、できればデータが復元できた場合のみ料金を支払う「成功報酬制」の業者がおすすめです。水没した機器のデータ復旧は成功率がやや低いため、成功報酬制でない業者の場合「データを復元できなかったのに、作業料金を請求された」といったトラブルになる可能性があります。

「水没からのデータ復旧実績」「成功報酬制」、この2つの条件をクリアしているデータ復旧業者はほぼ大手データ復旧業者のみです。そのため、大手のデータ復旧業者を中心に探せば、水没したUSBメモリからデータ復旧できる業者を見つけやすいでしょう。

編集部

今回、当記事でも「水没からのデータ復旧に対応できるデータ復旧業者」を紹介していますので、依頼したい方は次で紹介している業者をチェックしてください

【比較一覧表】洗濯・水没したUSBメモリのデータが復元できるおすすめデータ復旧業者

Picky’s編集部が、水没したUSBメモリからデータ復旧が可能なデータ復旧業者を厳選しました。復旧実績があり、知名度も高い大手ばかりなので安心して相談してみてください。
商品公式サイト運営会社設立年所在地電話番号営業時間成功報酬制水没からのデータ復旧実績
アドバンスデザイン公式サイトアドバンスデザイン株式会社1995年東京都千代田区0120-290-189平日9:00~17:30あり
A1Data公式サイトA1データ株式会社1994年埼玉県飯能市0120-413-374平日9:00~18:00あり
デジタルデータリカバリー公式サイトデジタルデータソリューション株式会社1999年東京都港区0800-000-132824時間365日あり
データレスキューセンター公式サイト株式会社アラジン2002年福岡県福岡市0120-110-419平日9:00~18:00 土日祝日9:00~13:00あり

【人気4選】洗濯・水没したUSBメモリのデータが復元できるおすすめデータ復旧業者

関連記事:[口コミで見る]アドバンスデザインを徹底検証!料金や対応まで徹底解説

関連記事:[評判/口コミ]A1Data(エーワンデータ)の料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!この業者は信頼できる?

関連記事:【覆面調査】デジタルデータリカバリーの悪評はどうなの?口コミ/料金/営業マンなど徹底検証!

関連記事:「できる限りお客様に情報を公開する」データ復旧率95.2%を実現するデジタルデータリカバリーの挑戦とは?

よくある質問:水に濡れたUSBメモリの水を抜く・乾燥させる方法

洗濯してしまったUSBメモリは使用せず、諦めて買い替えるかデータ復旧業者への依頼がおすすめです。ただ、よく乾かして水分を飛ばせば再び使用できる場合もあります。ここでは、水没したUSBメモリの水分をしっかり抜き、乾燥させる方法について解説します。

ただしあくまでも「使用できる可能性がある」であって、乾かしても結局使用できない場合や、機器やUSBメモリが完全に故障する可能性も0ではありません。

水浸しになったUSBメモリを乾かして使用するのは、非常にリスクの高い行為です。それでも試す場合、以下の注意点をチェックしてから試しましょう。

  • 基本的には乾燥させても使用はしないほうが良い
  • 「必要ではあるもののそこまで重要なデータじゃない場合」に試すこと
  • リスク回避に直接機器に接続せずUSBハブを経由するのがおすすめ
  • 乾燥後にデータへのアクセスに成功しても使い続けるのはNG
  • データのバックアップを取ったら必ず処分する

    なお今回紹介する方法は、USBメモリだけではなく水没したSDカードやスマホにも応用できます。ただし、いずれにしても非推奨です。

    風通しの良い場所で数日間~1週間程度自然乾燥させる

    風通しの良い場所で数日間~1週間程度自然乾燥させる

    季節や場所にもよりますが、直接日光が当たらない風通しの良い場所で数日~1週間ほど自然乾燥させると水分が抜けます。

    日光が当たる場所だと太陽の熱でUSBメモリが壊れる可能性があるので注意してください。念のため、完全に乾いたと思ってからさらに数日乾燥させましょう。

    乾燥後に接続する場合は、直接パソコンに接続せずUSBハブを使用して接続するのがおすすめです。万が一水分が残っていても、高価なパソコンにダメージを与えずに済みます。

    編集部

    時間がないからと言って、ドライヤーの熱風で乾燥させるのはNGです。太陽光同様に熱でUSBメモリが壊れる可能性があります

    乾燥剤と一緒に数日間密閉しておく

    乾燥剤と一緒に数日間密閉しておく

    天気が悪いときや自然乾燥させる場所がない場合は、密閉容器の中に乾燥剤と水没したUSBメモリを入れて数日間放置しても水分を除去できます。

    密閉容器や乾燥剤は自宅にあるものでも構いませんし、無ければ100均で手軽に入手可能です。

    編集部

    乾燥材の代わりに重曹を使用する方法もあるそうですが、乾燥剤の方が簡単で手軽です

    冷蔵庫に入れて水分を取り除く

    冷蔵庫に入れて水分を取り除く

    意外な方法としては、冷蔵庫に入れて水分を飛ばす方法もあります。冷蔵庫は庫内の水分を逃がす構造になっているため、数日間USBメモリを入れておけば水分が飛ぶでしょう。

    ただし、湿度を保つ構造になっている野菜室や、USBメモリ内の水分が凍る冷凍庫、凍る可能性がある冷風が直接当たる場所は厳禁です。

    無水アルコールに浸して水分を分離させる

    無水アルコールに浸して水分を分離させる

    やや高度な方法ですが、無水アルコール(エタノール)の中にUSBをつけて水分を取り除く方法もあります。無水アルコールは水分を含んでいないため、水分を含んだUSBメモリを入れるとUSBメモリに付着していた水分が分離します。

    無水アルコールの中に水没したUSBメモリを入れて十分に浸したら、取り出して日の当たらない場所で数時間乾燥させましょう。

    無水アルコールはドラッグストアやホームセンター、楽天市場やAmazonで購入できます。「特定アルコール」と記載されていれば、購入の際に資格や許可は不要です。

    編集部

    ただし、無水アルコールは引火性で、付着したり蒸発した気体を吸い込むと健康上の問題も発生します。できれば他の乾燥方法がおすすめです

    USBメモリを水没から守るアイテム

    最後に、USBメモリを水没から守るためのアイテムを紹介します。落としたり、水に濡らしたりしやすい方はあらかじめ防水アイテムで対策しておきましょう。

    防水・防塵・耐衝撃とトラブルに強い防水USBメモリ

    USBメモリの中には、水やほこり、落下の衝撃に強いタイプも販売されています。うっかりしやすい方は、防水・防塵・耐衝撃USBメモリを買うといいでしょう。価格も決して高額ではありません。

    洗濯にまで耐えられるかどうかは検証できませんが、それでも通常のUSBメモリよりは故障の可能性は低くなるはずです。

    USBメモリやスマホを水から守る防水ポーチ

    普段USBメモリを持ち歩く方や、突然の雨からガジェット類を守りたい方は防水ポーチがおすすめです。日常だけではなく、レジャーで水遊びの際スマホを守る用途にも使えます。

    USBメモリを洗濯・水没してしまったら処分するかデータ復旧専門業者へ!

    USBメモリを洗濯してしまった場合、水没扱いで使用不可となるため基本的には処分した方がいいでしょう。ただし、中に大事なデータが入っている場合はデータ復旧業者に相談してみてください。

    • 基本的にはそのまま処分・廃棄がおすすめ
    • データ復旧業者へ相談すればデータを復元できる可能性がある
    • USBメモリを乾燥させて使う方法もあるがおすすめはしない

    通常、洗濯した時点で使用できなくなる可能性も高いです。そのため、できれば普段からUSBを水に濡らしたり、洗濯しないよう気を付けましょう。

    Picky’sでは、ほかにもUSBメモリや、USBメモリのトラブル対処に関する記事を多数執筆しています。以下の記事もぜひ読んでみてください。

    関連記事:PCがUSBメモリを認識しない?すぐできる対処法7つ!Mac・Windows対応復旧ソフトも

    関連記事:壊れたUSBメモリからデータ復旧させる方法について解説!実際の復旧手順も

    関連記事:【完全無料のソフトも】USBメモリのデータ復旧おすすめ業者!自分でできる?料金も解説

    SNS

    Picky’sのSNSアカウントをフォロー