今回はソニーのコンデジ「DSC-RX100M4」を紹介したいと思います。
このコンデジ、ただの小型カメラと侮ってはいけません。
その小さなボディに大きな可能性を秘めているカメラなのです!
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目次
SONY DSC-RX100M4とは

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
SONY DSC-RX100M4の性能表
まずは簡単な性能の紹介です。下に表にまとめてみました。
Sony RX100 IV | |
センサー | 1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor RS CMOSセンサー |
有効画素数 | 約2010万画素 |
レンズ | ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ |
F値 | F1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) |
焦点距離(35mm判換算) | 24-70mm |
最高シャッタースピード | 1/32000秒 |
ISO感度 | 125~12800 (拡張:~25600) |
AFポイント | 25点(コントラストAF) |
連写速度 | 約16コマ/秒 |
ぱっと見た感じ、AF面・連写速度等以外の性能は上位機種のRX100M5と同じですね。そのあたりの比較も後々記述します。
シンプルかつ高級感ある見た目

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
RX100シリーズに共通してる黒色の高級感ある見た目をしています。
コンパクトながらここまで所有感ある感じを出してくるのはさすがソニーといった感じでしょうか。
背面のモニターはチルト式の稼働液晶になっていて、上面に180°持ち上げられるようにできています。
ちなみに、電源オフじはレンズが収納されてここまでコンパクトになります。

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
メモリー一体1.0型裏面照射型CMOSセンサー搭載!

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
この小ささで1.0型のセンサーが搭載されているのは驚きですね。
さらに、このRX100M4の全機種であるRX100M3の1.0型裏面照射型CMOSセンサーに比べて、5倍以上のデータ読み出し速度があります。
センサーの裏面にDRAMチップが搭載されたことによる処理能力の向上みたいです。
これによって、電子シャッターの弱点である動体ゆがみが抑えられる上、シャッタースピードが1/32000秒まで上げられる、最高約16コマ/秒の高速連写が可能、なんていう能力を引き出してくれます。
僕は一眼レフしか使ったことがないので、1/32000秒というシャッタースピードは想像もつきません。これなら白飛びする心配は皆無です(笑)。
なんにせよ、このポケットに収まる大きさのカメラで1.0型のセンサーが搭載されているのはうれしいですね。
大口径の明るいレンズ

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
このカメラに搭載されているレンズは、あのツァイスの名前がついたレンズです!
35mmフィルム換算で24-70mmの焦点距離、F値はワイド端でf1.8、テレ端でf2.8になります。
コンデジで24mmから70mmとなると少々望遠が足りないような気もしますが、スナップがメインなら困ることはほぼ無いと思います。
それから、F値ですがワイド端でf1.8、テレ端でもf2.8という明るさなのは大きな魅力です。
70mmでf2.8までF値が下げれるならポートレートなんかもこなせますね。
接写については、ワイド端で5cmまで近寄れるというマクロ性能!最大撮影倍率は0.41倍になります。
テレ端でも30cmまで寄ることができるのでなかなか便利です。
レンズの性能は、スナップをメインに風景・ポートレートやテーブルフォトなんかにも対応できそうです。欲を言えばもう少し望遠側が欲しいですが、明るいF値を持ちつつズームの範囲を広くするのは、ポケットにはいるコンデジのサイズでは厳しいでしょう。
繊細な有機ELファインダー

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
RX100M4のファインダーは、なんと235万ドット相当の有機ELになっています。
レンズだけじゃなくて、ファインダーにもT*コーティングがされていて相当見やすいです。
これだけコンパクトなコンデジでありつつも、しっかりと見やすいファインダーが搭載されているのはさすがといった感じですね。
あと注意点なんですが、このファインダーはポップアップ式になっていて電源オフ時にはボディ内に折りたたまれています。使用するときには、手動で取り出さなくてはいけません。
実際に初めてお店で触ったときに、ファインダーを手前に引き出す動作を知らずに使い方がわからず困ったことがあるので覚えておきましょう!

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
高画質4K動画の撮影が簡単に!

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
RX100M4、実は動画機としても使えるコンデジなのです!
フルHDで30/60p、そして4Kの撮影が可能です。
4Kがこの持ち運びやすさのカメラで撮影できるなら、ほかのカメラの出番が減っちゃいそうですね。
また5軸の手振れ補正も搭載されているので、手持ちの撮影でもある程度は大丈夫そうです。RX100M4くらい小さくて軽いと逆に手持ちで安定しなさそうなので助かります。
ただ、欠点として4Kでの動画撮影の連続撮影時間は5分が限界のようです。
動画の読み込みや編集などを考えると、フルHDの撮影が現実的なんでしょうかね。
最大960fpsのスーパースローモーション
4Kの撮影だけでなく、RX100M4は最大960fpsのスローモーション動画を撮影することができるんです!
960fpsまでいくと、普段の生活では使う場面がないかもしれないですね(笑)。
RX100M4では、撮影時のフレームレートと記録時のフレームレートを選択することができるので自分表現したい映像通りに動画を撮影することができます。

引用 https://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-RX100M4/
ただ、960fpsまでいくとやはり画質はだいぶ下がってしますようです。960fpsでは画質優先の2秒、もしくは撮影時間優先の4秒の撮影になってしまうところも少し取り回しが悪いですね。
一番、使いやすいのは240fpsみたいですね。
RX100M4でウィンタースポーツの撮影なんかやったらすごく楽しそうです!
RX100M4は他のRX100シリーズと比べて何が違う?
ソニーのサイバーショットシリーズの大型センサーモデルの中でも小型が売りのRX100シリーズ。
2018年の時点で、初代RX100~RX100M6まで6種類もあります。
下に性能表をまとめてみました。
RX100M6 | RX100M5 | RX100M4 | RX100M3 | RX100M2 | RX100 | |
有効画素数 | 2010万画素 | 2010万画素 | 2010万画素 | 2010万画素 | 2020万画素 | 2020万画素 |
焦点距離 | 24 – 200 mm | 24 – 70 mm | 24 – 70 mm | 24 – 70 mm | 28 – 100 mm | 28 – 100 mm |
F値 |
F2.8-4.5 |
F1.8-2.8 |
F1.8-2.8 |
F1.8-2.8 |
F1.8-4.9 |
F1.8-4.9 |
最高SS | 1/32000秒 | 1/32000秒 | 1/32000秒 | 1/2000秒 | 1/2000秒 | 1/2000秒 |
ISO感度 | ISO160-12800 | ISO160-12800 | ISO160-12800 | ISO160-12800 | ISO160-12800 | ISO125-640㍘ |
AF | 315点像面位相差AF 25点コントラストAF |
315点像面位相差AF 25点コントラストAF |
25点 | 25点 | 25点 | 25点 |
最大連写速度 | 24コマ/秒 | 24コマ/秒 | 16コマ/秒 | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 | 10コマ/秒 |
バッテリー |
約240枚 / 約120分 |
約220枚 / 約110分 |
約280枚 / 約140分 |
約320枚 / 約160分 |
約350枚 / 約175分 |
約330枚 / 約165分 |
質量 |
301g |
299g | 298g | 290g | 281g | 240g |
この中で、最新機種のRX100M6はレンズの焦点距離が24-200mmとなっていて、RX100M5までとは少し違う層をターゲットにしている感じがあります。
⇒【実写レビュー】SONY DSC-RX100 M5 で動画や写真を使いこなした感想。
⇒SONY DSC-RX100M6 をレビュー!すっごい高級コンデジを使った感想。
RX100M3までより進化したのは連写速度
RX100M4では、RX100M3に比べて連写速度がそれまでのモデルが10コマ/秒だったのに対し、16コマ/秒と少し多くなっています。
その他でいうと、動画面で4Kの撮影が可能になったのはRX100M4からです。スーパースローモーションが追加されたのもRX100M4からですね。
やはり、RX100M4はそれまでのモデルのセンサーからメモリー搭載型になったことで処理能力面で大きく進化しているようですね。
RX100M5にはAF面と連写速度で劣る
RX100M5には、RX100M4までに搭載されていたコントラストAFポイント25点に加え像面位相差AFポイントが315点も追加されています。
これはなかなか大きな違いですね。
また、連写速度もRX100M4が約16コマ/秒だったのに対してRX100M5は約24コマ/秒と大きく劣ります。
この辺りの違いは使い勝手に大きく影響してくるので購入の際は気を付けたいですね。
ただ、RX100M4とRX100M5には1万5千円以上の値段の差があるので、この値段の違いをどう受け取るかです。
RX100M5のくわしい記事はこちら

RX100M4で撮影された写真たち
RX100M4は、コンデジとは言いつつもよりセンサーの大きな一眼レフやミラーレスにも匹敵するような描写を見せてくれます。
星景写真もお手の物です。
いやーここまできれいに撮れるなら、ほんとに欲しくなりますよね。
いつでもポケットに入れておけるようなサイズで、明らかにスマホよりも綺麗で繊細な写真を撮影できるんですから、魅力ありすぎです…!
DSC-RX100M4におすすめのアクセサリー
RX100M4におすすめのアクセサリーをご紹介します。
SONY RX100M4おすすめケース
まとめ
以上、今回はRX100M4の紹介でした。
RX100シリーズも多くなってきてこのカメラも少し昔のカメラになりつつあり、RX100M5と比べると劣っている点も多くありますが、十分に満足して使えます。
写真から動画まで気軽に楽しみたいという欲張りなあなたにぴったりのコンデジ”RX100M4″ぜひ購入を検討してみてください!
おすすめの人気コンデジについては、以下の記事でまとめています!
関連記事:【2021年最新】4K&フルHDも撮影できる!! おすすめの動画用コンパクトデジカメ10選
関連記事:【2021年最新】SONYおすすめの人気コンデジRX100シリーズを大解剖。全7機種徹底比較!
SONY DSC-RX100M4はレンタルもオススメ
でも、この機種は高級コンデジと呼ばれるだけあってそんな気軽に買えるようなものでもないのも事実です。
そういう時は是非レンタルで試しに使ってみるという方法もあります!
高い買い物をする際には絶対に失敗したくないですよね。そういう方にぴったりなのが安くレンタルして実際に使ってみることです!
是非そういう選択肢も検討してみてください。
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