【フリーソフトあり】NASのデータ復旧業者おすすめ9選!料金の目安は?

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出典:Amazon.co.jp

複数の端末でデータを共有したり、自宅以外の場所でもデータにアクセスできるNAS。

このNASですが、一般的なHDDと同じようにある日突然なんらかの原因で故障し、データが読み込めなくなることがあります。

NASのデータ復旧にはフリーソフトを使って良いのか、それとも業者に依頼するのが良いのか悩みますよね。

今回はそんなNASの仕組みと、万が一NASが故障した時のデータ復旧の方法についてPicky’s編集部が解説します。

【無料診断】NASのデータ復旧業者アドバンスデザインに見積もり依頼してみる

この記事の結論まとめ

この記事の結論を要約!

  • NASの優良なデータ復旧業者おすすめTOP3は、1位アドバンスデザイン2位バッファロー3位A1データ
  • NASのデータ復旧費用は論理障害で5万円~、物理障害で10万円~、業者選びは成功報酬制がおすすめ
  • 物理障害は業者に依頼必須、論理障害は復旧ソフト(無料~3万円)で対応できる可能性あり
  • NASの主な故障原因は①論理障害、②物理障害、③経年劣化(5~10年)の3つ
  • 復旧にかかる時間は、ソフトなら数日、業者依頼なら1週間~2週間が目安

NAS・サーバーとは、ネット上にある大容量ストレージ

NASとは「Network-Attached Storage」の略で、簡単に言えば「ネットワーク上にある外付けハードディスク」の事です。

通常のハードディスクはパソコンの中や、外付けHDDならパソコンの横にあって、「1つのパソコンとだけ」つながっていますよね。

HDDに対してNASはネットワーク上に接続する大容量ストレージです。

そのため、1つのパソコンだけではなくそのネットワークに繋がっている複数台のパソコンやスマホ、タブレットでデータを保存・共有・管理できます。

NASは言わば、One driveやGoogle driveなどの「クラウドストレージ」に近い使い方が可能。NASは導入も簡単かつ高い安全性があるため、企業や家庭内でも人気のストレージデバイスとして活用されています。

また、リモートアクセス機能を使うことで、Wi-Fiなどネットワーク回線があれば自宅以外からNASのデータにアクセスできます。

注意
メリットが多いNASですが、万が一ドライブが破損した場合データにアクセスできません。軽度~中度の論理障害による故障であればデータ復旧ソフトで復旧できる可能性がありますが、物理障害であれば業者に依頼するしかありません。次章ではNASの故障原因別にどのようにデータ復旧をしたら良いのかを解説します。

NAS・サーバーの故障原因3つ

NASのデータ復旧を考えた時、まず確認すべきは故障原因です。

故障原因が論理障害であればデータ復旧ソフトが有効です。一方、重度の論理障害か物理障害であればデータ復旧業者に依頼することになります。

ここでは、NASのハードディスクが読み込めなくなる3つの原因について簡単に解説します。

NAS・サーバーの故障原因①:論理障害

NAS・サーバーの故障原因①:論理障害

突然データが読み込まない、データが文字化けするという症状は「論理障害」を疑いましょう。

NASの故障原因で一番多いのがこの論理障害です。例えば、データ読み書き中で突然の停電が起きる、電源ケーブルが抜かれるなどの原因でシステムに問題が発生します。

システム内部で何らかのデータエラーが起こってデータが読み込めなくなる症状です。

論理障害は一般の方でも復旧ソフトを使って直せる可能性があります。ただし、重度の論理障害だとデータ復旧ソフトでも復旧できない可能性が高いためデータ復旧業者に相談しましょう。

編集部

論理障害だと判断ができない時は、データ復旧業者の無料診断を利用するのをおすすめします。

NAS・サーバーの故障原因②:物理障害

NAS・サーバーの故障原因②:物理障害

物理障害とは、落下や水没などでNAS端末そのものが破損したり故障した場合の「物理的損傷」を指します。

あまり持ち運ぶことが無いNASで落下や水没の可能性は低いと思いますが、地震による衝撃や部品の劣化で内部のパーツが破損することがあります。

NASの電源が入らない、赤く点灯する、通信速度が異常に遅い、カチカチと異音がするなど、いつもと違う症状が出た時は物理障害を疑いましょう。

内部パーツの破損も物理的な要因なのでこの物理障害に入ります。

電源が入らなくなったNASを直すのは非常に困難なため、データ復旧業者に任せることが一番です。

NAS・サーバーの故障原因:その他

  1. 寿命:NASの寿命は5~10年ほど
  2. マルウェア感染:サイバー攻撃・ランサムウェアによる感染など
  3. アクセス集中:大量のアクセスによりダウンする

NADは内部パーツ等の経年劣化(寿命)や、マルウェア感染・アクセス集中によるダウンである日突然故障します。

一般的にNASの寿命は5年~10年ほど。一概に言えませんが、5年を経過したNASは突然故障する可能性があります。

また外部からのサイバー攻撃によるマルウェア感染があった場合、データが読み取れない事態のほかに個人情報の流出リスクもあります。

アクセス集中によるシステムダウンは一時的な不具合のため、アクセスが落ち着くとNASが復旧します。

編集部

いずれにしても落下や水没といった明らかな原因があるもの以外、NASがある日突然壊れてデータが読めなくなる可能性があります。次章で紹介するデータ復旧方法を確認してください。

NAS・サーバーのデータ復旧の料金相場は?

NAS・サーバーのデータ復旧の料金相場は?

Pickys編集部が独自にNASのデータ復旧にかかる料金を大調査!有名所のデータ復旧ソフト、データ復旧業者を調べてみました。

注意
NASのデータ復旧は、機器の障害状況によって大きく異なります。ここでの料金相場はあくまで目安として見てください。

NAS・サーバーのデータ復旧ソフトの料金は、無料版~有料版1万円台もあり

NASの有料版データ復旧ソフトであれば1万円~3万円での購入が可能です。

NASにも無料でデータ復旧ができるフリーソフトがあります。フリーソフトを使えば料金なしの0円で復旧も可能。しかし復旧できる容量も限られているのが多いので、大容量データを復旧したい人は有料版を選びましょう。

データ復旧ソフトはどれくらいデータが復旧できるか分かる事前診断のスキャンが無料のソフトが多いです。有料版を検討する人はまず自分が復旧させたいデータが復旧できるのか確認しましょう。

注意
無料だからと言っても無数にあるデータ復旧ソフトの中には悪質ソフトもあるため要注意。本記事では有名所の優良データ復旧ソフトを厳選して紹介しています。フリーソフトでまずはお試しして使ってみて、良さそうなら有料版を購入するのも手段です。

NAS・サーバーのデータ復旧を業者に依頼した場合5万円~10万円台

データ復旧業者に依頼した場合、論理障害であれば5万円~。物理障害であれば10万円~がおよその料金相場です。

データ復旧業者に依頼が必要な物理障害なほど、高い技術が必要になります。そのため障害の度合いやデータ容量によっては料金が大きく異なるため、この料金よりもさらに高額になる可能性があります。

編集部

NASをデータ復旧業者に依頼する時は3社は相見積もりをとってください。以下の業者はPickys編集部が自信をもっておすすめできるデータ復旧業者です。どれもデータ復旧が成功した時に料金が発生する「完全成功報酬制」を採用している業者なので安心して相談してください。
完全成果報酬を採用している業者TOP3

【比較一覧表】NAS・サーバーのデータ復旧業者おすすめ

商品公式サイト運営会社設立年所在地電話番号営業時間NASデータ復旧復旧費用(NASの場合)完全成功報酬その他サービス
アドバンスデザイン公式サイトアドバンスデザイン株式会社1995年東京都千代田区0120ー290ー189平日9:00~17:3010万円~オンサイト復旧相談可
バッファローデータ復旧サービス公式サイト株式会社バッファロー2017年(復旧サービス開始)東京都千代田区0120-961-869(東京)平日9:30~17:00論理3万円~。物理6万円~・-
A1データ公式サイトA1データ株式会社1994年埼玉県飯能市0120-413-374平日9:00~18:00-オンサイト復旧相談可
ライブデータ公式サイト株式会社LIVEDATA2006年東京都千代田区0120-895-960平日9:00~22:009万9000円~-
デジタルデータリカバリー公式サイトデジタルデータリカバリー-東京都港区-24時間-別途作業費が必要な場合あり-
データスマート公式サイト株式会社ブレイディア2020年(データ復元)東京都中央区03-6774-7164平日10:00~18:00-

NAS・サーバーのデータ復旧業者おすすめ9選人気ランキング

データ復旧ソフトではどうしようもない症状や、大事なデータ復旧は専門業者に依頼しましょう。

ここではNASのデータ復旧におすすめの復旧業者を8社紹介します。

NASのデータ復旧業者おすすめ:アドバンスデザイン

関連:[口コミで見る]アドバンスデザインを徹底検証!料金や対応まで徹底解説

NASのデータ復旧業者おすすめ:バッファローデータ復旧サービス

関連:[評判/口コミ]BUFFALO データ復旧サービスの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!

NASのデータ復旧業者おすすめ:A1Data(エーワンデータ)

関連記事:[評判/口コミ]A1Data(エーワンデータ)の料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!この業者は信頼できる?

NASのデータ復旧業者おすすめ:LIVEDATA(ライブデータ) データ復旧サービス

関連記事:【口コミ検証】LIVE DATA(ライブデータ) データ復旧サービスの料金や対応は?料金や悪い評判まで徹底解説!

NASのデータ復旧業者おすすめ:デジタルデータリカバリー

関連:【覆面調査】デジタルデータリカバリーの悪評はどうなの?口コミ/料金/営業マンなど徹底検証!

NASのデータ復旧業者おすすめ:DATA SMART(データスマート)

NASのデータ復旧業者おすすめ:WinDiscRescue

NASのデータ復旧業者おすすめ:WinDiscRescue

WinDiscRescueの費用目安
  • NAS簡易処置 50,000円~

WinDiscRescueはあらゆるデバイスと症状に対応した、オールマイティなデータ復旧業者です。

料金は「一般障害(2ステージ)」「重度障害(3ステージ)」の全5段階で決定されます。

他の業者では「重度障害」と判断された症状でもWinDiscRescueでは「通常処置」で収まるケースも多いそうです。

確実にデータを取り出したい、でも費用を抑えたいという方は相談してみてはいかがでしょうか。

NASのデータ復旧業者おすすめ:データレスキューセンター

データレスキューセンターの費用目安
  • NAS論理障害 19,800円~
  • NAS物理障害 79,800円~

データレスキューセンターは、事前に復旧できるデータの範囲と見積りをしっかりと出してくれる業者です。

診断後、復旧可能なデータ一覧と費用の見積書と一緒に提出。

依頼者は料金と復旧範囲を確認してから依頼するかどうか選択できます。

復旧できるデータと料金のバランスを確認した上で依頼できるので、「高いお金を払ったのに…」という失敗がありません。

もちろん診断や見積もり、キャンセル料は無料なので、費用を事前にしっかりと確認したい方はデータレスキューセンターに診断を依頼されてはいかがでしょうか。

とにかく時間が無いという方のために、追加料金にはなりますが、到着後6時間以内に対応するサービスも行っています。

関連:[評判/口コミ]データレスキューセンターの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!

NASのデータ復旧業者おすすめ:ロジテックデータ復旧技術センター

NASのデータ復旧業者おすすめ:ロジテックデータ復旧技術センター

ロジテックデータ復旧技術センターの費用目安
  • NAS簡易障害 140,000円~

ロジテックデータ復旧技術センターは自社で高度解析設備(クリーンルーム)を持ち、高い技術力でNAS復旧を行う業者です。

そのため、重度物理障害からのデータ復旧にも強く、あらゆる症状において安心して相談することができます。

NASはもちろん、一般のHDDやUSB,フラッシュメモリなどのデバイス、そしてあらゆるメーカーに強いオールマイティな復旧業者です。

関連:[評判/口コミ]ロジテック データ復旧技術センターの料金や対応、口コミ、悪い評判まで徹底解説!

【フリーソフトあり】NAS・サーバーのデータ復旧ソフトおすすめ3選

ではまず、NASのデータ復旧に使用できる復旧ソフトを3つ紹介します。

NASが軽度の論理障害になった時、まずは検討してみましょう。

NASのデータ復旧ソフト:EaseUS Data Recovery Wizard Free

NASのデータ復旧ソフト:EaseUS Data Recovery Wizard Free

⇒公式サイトはこちらから

EaseUS Data Recovery Wizard FreeはNASのデータ復旧にも対応した無料のデータ復旧ソフトです。

ただし、2GBまでしか復元できないので、重要なデータだけ復旧させたい場合に使用しましょう。

有料版にアップグレードすれば2GB以上のデータも復旧させることができます。

NASのデータ復旧ソフト:復旧天使 (無料体験版 )

NASのデータ復旧ソフト:復旧天使 (無料体験版 )

⇒公式サイトはこちら

復旧天使はNAS復旧を得意とするデータ復旧ソフトです。

WindowsやMac、Linuxに対応し、RAID復旧にも強いためNASのデータ復旧には最適と言えるでしょう。

ただし、無料版では診断までしかできません。

無料版でデータがどのくらい復旧できるか確認して、料金を払っても納得ができる復旧率が表示されたら製品版を購入しましょう。

NASのデータ復旧ソフト:NAS-RESUCEシリーズ

NASのデータ復旧ソフト:NAS-RESUCEシリーズ

⇒公式サイトはこちら

NAS-RESUCEはLinkStation、TeraStationの復旧に強いデータ復旧ソフトです。

復旧させるRAID構成(NASに使用されているHDDの台数)によって使用するソフトが異なり、症状に適したソフトを選択できるため余計な費用がかかりません。

HDD1台であれば5,400円から復旧が可能。

残念ながら無料版はありません。

NAS・サーバーのデータ復旧方法:ソフトと業者の違い

万が一NASが故障してデータが読めなくなった、電源が入らないという症状が出てしまったら、データ復旧を試してみましょう。

NASのデータ復旧方法
  • データ復旧ソフト:ソフトを活用して自分でデータ復旧を行う
  • データ復旧業者:専門業者に依頼してデータ復旧をする

一見壊れたように見えるNASも、その内部にはデータが残っており、復旧ソフトかデータ復旧業者のいずれかの方法でデータを救い出すことができます。

ここではデータ復旧ソフトと、データ復旧業者の特徴や注意点について解説します。

1.データ復旧ソフト

データ復旧ソフトとはその名の通り、故障してしまったNASのHDDからデータを救い出すことができるソフトウェアです。

無料の物から有料のものまで、様々な種類があり、有料の物でも数千円~2.3万円程度と、比較的安価でデータ復旧させることができます。

また、NASのデータ復旧を自力で行えるので、素早くデータを復旧したり、データのプライバシーが守られるなどのメリットがあります。

データ復旧ソフトの注意点

安価で、素早いデータ復旧が可能な復旧ソフトですが注意点もあります。

データ復旧ソフトの注意点
  • 物理障害は治せない
  • 復旧確率そのものは決して高くない
  • フリーソフト(無料)はLinux環境が多い

データ復旧ソフトが使用できる環境は「論理障害」に限定されます。

物理的な要因で、NASの電源が入らない場合は使用できないことがほとんどです。

また、NASのデータ復旧ソフト、特に無料のフリーソフトの場合、データ復旧業者に比べて復旧確率そのものも高くなく、復旧できるデータの割合も低め。

そのため、絶対に救いだしたい大事なデータが入っている場合は復旧業者に依頼したほうが良いでしょう。

なお、NASのデータ復旧で使えるソフト、特に無料で配布されているフリーソフトは「Linux(リナックス)」環境で動作するものが多いです。(ubuntuなどが有名)

LinuxはWindowsやMacと同じOSのようなものです。(正確にはちょっと違いますが今回はあえて触れません)

このあたりの知識がない方は、WindowsやMacに対応したフリーソフトや有料ソフトを使用するようにしましょう。

ひとことメモ
いずれにしても、データ復旧ソフトを使用する前に対応OSや動作環境は確認しておきましょう

HDDのデータ復旧ソフトについてもっと詳しく知りたい方は、以下の復旧ソフト専門記事を参考にしてください。

関連記事:【2021年】 HDD(ハードディスク)復元・復旧ソフトおすすめ 20選 無料と有料版を徹底比較!

2.データ復旧業者

データ復旧業者は故障したNAS(HDD)からデータを復旧させる専門業者です。

2.データ復旧業者

復旧ソフトに比べて料金はかかりますが、電源が入らないといった物理障害にも対応し、データ復旧率も非常に高いのが特徴です。

データ復旧業者の注意点

データ復旧業者の注意点
  • 料金がかかる
  • 時間がかかる

データ復旧業者に依頼した場合、データ復旧ソフトに比べて料金は高くなるため、依頼するかどうか非常に悩む点でしょう。

ただNASのデータ復旧の場合はHDD内部の構造が複雑になっているため、ソフトでの復旧が難しくなります。

下手に自分でソフトを使って復旧するよりも、プロの業者に依頼するのがオススメです。なお時間については業者に依頼する場合に、修理対応してもらうなどの手間がかかるため、早くても1週間程度はかかります。

ソフトの場合は購入してすぐに復旧ができますが、下手に操作してしまってデータ障害を悪化させてしまうと一生データが戻らない場合があるので、

ひとことメモ
安価で復旧させたい場合や、急ぎのデータの場合は復旧ソフトの方が良いでしょう

データ復旧業者に関して、もっと詳しく知りたい方は以下の専門記事を参考にしてみて下さい。

関連記事:HDD (ハードディスク) 復元・復旧業者 おすすめ20選 ! 主要ポイントを徹底比較!

よくある質問:NASデータ復旧

データ復旧作業の所要時間はどのくらいですか?

復旧方法や症状によって所要時間は異なります。

■復旧ソフトを使用する場合

  • スキャン時間:数時間~1日
  • 復旧作業:数時間~数日

■業者依頼の場合

  • 通常対応:1週間~2週間
  • 緊急対応:最短24時間(追加料金が必要)
  • RAID復旧:2週間~1ヶ月

■地域別の対応時間目安

  • 東京・大阪・名古屋:即日対応可能な業者あり
  • その他の地域:配送時間の考慮が必要

※重度の物理障害の場合、パーツの調達などで時間が更にかかる場合があります。

データ復旧の成功率はどのくらいですか?

症状や対応の早さによって成功率は大きく変わります。

■症状別の一般的な復旧率

  • 誤削除:95%以上
  • 論理障害:90%以上
  • 物理障害:70~80%
  • RAID崩壊:60~70%
  • 水没・火災:30~50%

■成功率を上げるためのポイント

  • 症状が出たら即座に使用停止
  • 電源の再投入を避ける
  • 自己解決を試みすぎない
  • できるだけ早く専門家に相談

復旧データの漏洩リスクはありますか?

データ保護に関する以下のポイントを確認しましょう。

■推奨される確認事項

  • 秘密保持契約(NDA)の締結
  • ISO27001などの認証取得状況
  • データ取り扱いポリシーの確認
  • 作業場所のセキュリティ体制

■リスク軽減のポイント

  • 機密データの範囲を明確化
  • 復旧対象の優先順位付け
  • 立ち会い作業の可否確認
  • 作業完了後のデータ消去証明

メーカー別の注意点はありますか?

主要メーカー別の特徴と注意点:

■Buffalo製品

  • TeraStation:独自RAIDの復旧に専門知識必要
  • LinkStation:一般的なRAID構成が多い
  • 正規サービスは容量によらず一律料金

■QNAP製品

  • QTS OSの特徴を理解した業者選びが重要
  • 暗号化設定の有無確認が必要
  • RAIDの再構築に専門知識が必要

■Synology製品

  • DSMバージョンの確認が重要
  • ハイブリッドRAID構成の理解が必要
  • ボリューム暗号化の情報保持が重要

緊急時の対応手順を教えてください。

状況悪化を防ぐための手順:

■即時の対応

  1. 直ちに電源を切る
  2. ネットワークから切断
  3. 症状と経緯を記録
  4. メーカーと型番を確認

■専門家に相談する前の準備

  1. 重要データの優先度リスト作成
  2. RAID構成情報の確認
  3. 故障前の使用状況まとめ
  4. 復旧期限の確認

■緊急時の選択基準

  • 24時間対応の有無
  • 現地出張対応の可否
  • 休日対応の可能性
  • 優先対応オプションの有無

予防的なメンテナンス方法を教えてください。

故障を防ぐための具体的な対策:

■日常点検項目

  • アクセスLED の確認
  • 異音のチェック
  • 換気状態の確認
  • エラーログの確認

■定期メンテナンス(月1回)

  • S.M.A.R.T.情報の確認
  • ディスク使用率チェック
  • システムログの確認
    • バックアップの動作確認

    ■環境管理のポイント

    • 適正温度:10~35度
    • 適正湿度:20~80%
    • 埃対策:定期清掃
    • 振動対策:設置場所の確認

      NAS・サーバーがある日突然故障してもデータ復旧を諦めるのは早い

      NASも機器である以上、ある日突然故障してデータが読み込めなくなることがあります。

      そんなとき、すぐに諦めてしまう必要はありません。

      家庭用、企業用問わず、故障したNASからデータを復旧させることができるソフトや業者がたくさんあります。

      ただし、ソフトや業者にはそれぞれ得意・不得意な状況やメリット・デメリットがあります。

      普段からきちんと復旧方法について調べておき、万が一の際に適切な対処方法をすぐに選択できるようにしておきましょう。

      NASではなく、通常の外付けHDDが故障した場合の対処についても基本的には同じです。

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