【レビュー】2023年製M2 Mac miniはコスパ最強!M1との比較検証も

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コンパクトなボディにパワフルなチップを積んだAppleの人気小型デスクトップ「Mac mini」。その最新モデルM2 Mac miniが2023年2月3日に発売されました。M1チップを搭載した旧モデルもパワフルなマシンでしたが、「M2チップ」に進化したことでよりパワフルなマシンになっています。

コスパの良さはそのままに、より魅力的なマシンとなったM2 Mac mini。ですが、「新型チップで性能が良くなった」と言われてもピンとこない方も多いと思います。

そこで今回は、Picky’s編集部がM2 Mac miniを実際に使って、その性能や特徴を検証してみました。M2 Mac miniのスペックはもちろん、実際に使って感じた特徴や魅力、旧モデルM1 Mac miniとの違いを徹底的に検証。初めてMac miniを買う方や、旧モデルからの買い替えを検討している方が知りたい情報をお届けします。

M2 Mac mini(2023年製)のレビュー結果

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今回、Picky’s編集部スタッフが実際にM2 Mac miniを使用してみて感じた、評価と感想をまとめました。評価とコメントはPicky’s編集部スタッフの主観によるものです。

なお、M2 Mac miniにはいくつかの仕様がありますが、今回は一番安価なメモリ容量8GBモデルにて検証を行っています。

項目 スタッフ評価 スタッフコメント
サイズ 旧モデル同様、非常にコンパクト!
重量 旧モデル同様、約1kgと非常に軽い
接続端子数 普段使いなら必要十分
作業時の動作性 8GBモデルは、大きな負荷をかける作業で
若干動作がもっさりした
静音性 旧モデル同様、作業中もほとんど音がしない
スピーカー音質 旧モデルより良くなって、聞きやすい
拡張性 たくさん外付けアクセサリーを繋ぐにはやや不便
メモリ増設などのカスタマイズはできない
コスパ これだけの高性能で8万円台は異常!コスパ最強です!

◎…大満足 〇…満足 △…イマイチ ×…不満

高評価だったポイント:新型M2チップ搭載で確実に処理能力がアップ!

微妙だったポイント:日常使いではM1チップ搭載モデルと大きな差は感じられない

  • 動画編集などの重い作業も快適にできた
  • 一部シーンで旧Macよりも軽く感じる場面があった
  • 音質は旧型よりも改善された

今回M2 Mac miniは、動画編集などの重い作業も難なくこなすことができ高評価でした。旧モデルのM1 Mac miniよりもM2 Mac miniのほうが快適な場面もあり、確かに進化を感じます。

旧MacMiniよりも音質面の進化があり、音楽を楽しみたい人にも嬉しい1台です。

微妙だったポイント:日常使いではM1チップ搭載モデルと大きな差は感じられない

微妙だったポイント:日常使いではM1チップ搭載モデルと大きな差は感じられない

  • M1 Mac miniと比較すると大きな差は感じられない
  • 8GBモデルでは重い作業は厳しい
  • 少しくらいデザインに変更があってもいいのでは?

M2 Mac miniで、ストレスを感じるほど微妙だったポイントはありませんが、「2020年モデルM1 Mac miniとの大きな違いは感じられなかった」のが若干残念です。

今回編集部スタッフがM1 Mac miniと比較しながらいろいろな作業をしましたが、一般的な用途やちょっとした作業程度なら、M1モデルでも十分すぎるほどの速度が出ます。

そのため、M1モデルを使っていて「M2モデルに買い替えたい!」と強く思うような場面はほとんどなく、「M1モデルでも十分では…」といったケースがほとんどでした。M1チップモデルを持っている方は、買い替えても大きな差を実感しにくいでしょう。

もちろんM1モデルより確実に性能はアップしていて、M1で重かった作業もスムーズに行える場面は確かにありました。

編集部

あと、好みはあると思いますが、少しデザインにも変化があってもいいのかな、と思いました。M1モデルとほぼ見分けがつきません

M2 Mac mini(2023年製)を買うべき人

M2 Mac miniアイキャッチ

  • 初めてMac miniを購入するユーザー
  • 安い価格でMacを使いたい方
  • 2018年モデル以前のMac miniからの買い替え

M2 Mac miniは、「初めてMac miniを購入するユーザー」におすすめです。Mac StudioやMac Book Proに比べると物足りなさを感じる場面はありますが、日常使いには十分すぎるほどのスペックを持っています。

しかも、価格は84,800円(税込)からとMacのパソコンの中では最安値。ディスプレイ(モニター)・マウス・キーボードを持っていれば、10万円以下でMac環境が整います。

また、2世代前の2018年モデルやそれ以前のMac miniを使っている方の買い替えにもおすすめです。きっと桁違いの速度を実感できるでしょう。

M2 Mac mini(2023年製)をおすすめしない人

M2 Mac mini(2023年製)をおすすめしない人

  • M1 Mac miniを持っていて、現状特に大きな不満を感じていない方
  • 動画編集や大量にタブを開くような重い作業を毎日行う方

M2 Mac miniは、「M1 Mac miniを持っていて現状不満がない方」「重い作業を行う方」には不向きです。

M1 Mac miniに搭載されているM1チップも非常に高性能で、よほど負荷の大きい作業をしない限り動作が重くなるような場面はほとんどありません。ネットや動画を観たり、ちょっとした作業程度しかしないのであればM1 Mac miniでも十分です。

現在M1 Mac miniを使っていて、大きな不満がなければ今回は見送って次期モデルを待つべきだと思います。

また、重い作業を行う方の場合、選択には注意が必要です。一番安価な8GBモデルの場合、複数ソフトの立ち上げといったマルチタスクを行うと若干ですが動作がもっさりします。仕事で毎日作業をする方は、16GB以上のモデルかM2 Proチップを積んだMac miniを選びましょう。

編集部

特に仕事で使う方は、安いからと言う理由で安易に8GBを選ぶと後悔するかもしれません

M2 Mac mini(2023年製)のスペック

M2 Mac mini(2023年製)のスペック

M2 Mac miniのスペックを解説します。M2 Proとの違いや旧型との比較も紹介するので参考にしてみてください。

M2 Mac miniとM2 Pro Mac miniのスペックを比較

今回、M2 Mac miniは「M2チップ搭載モデル」と「M2 Proチップ搭載モデル」の2種類がラインナップされています。

今回レビューに使用したのはM2チップ搭載モデルですが、比較のためにM2 Proチップ搭載モデルのスペック表も掲載しています。

項目 M2 Mac mini M2 Pro Mac mini
サイズ 3.58×19.70×19.70cm 3.58×19.70×19.70cm
重量 1.18kg 1.28kg
チップ(プロセッサ) M2
8コアCPU&10コアGPU
M2 Pro
10コアCPU&16コアGPU
※12コアCPU&19コアGPUに変更可能
OS macOS macOS
メモリ容量 8GB/16GB/24GB 16GB/32GB
SSDストレージ容量 256GB/512GB/1TB/2TB 1TB/2TB/4TB/8TB
接続端子 Thunderbolt 4×2/USB-A×2/HDMI
3.5mmイヤホンジャック/Ethernetポート
Thunderbolt 4×4/USB-A×2/HDMI
3.5mmイヤホンジャック/Ethernetポート
Bluetooth Bluetooth5.3 Bluetooth5.3
WiFi WiFi6e WiFi6e
最大消費電力(連続使用) 150W 185W
公式サイト価格(税込) 84,800円~ 184,800円~

M2モデルとM2 Proモデルの大きな違いは、チップ性能です。M2 ProチップはM2チップよりもさらに高性能なチップとなっています。また、M2 Proモデルは選択可能なメモリとストレージが多くなり、端子もThunderbolt 4端子が2基増えて計4基搭載されています。

編集部

もちろん価格もM2 Proモデルの方が高価です

2023年製M2 Mac miniのスペックを、2020年製M1 Mac miniと比較

2023年製M2 Mac miniのスペックを2020年製M1 Mac miniと比較

続いて2020年に発売したM1 Mac miniと、今回2023年に発売されたM2 Mac miniを比較しました。

項目 M2 Mac mini M1 Mac mini
サイズ 3.58×19.70×19.70cm 3.6×19.7×19.7cm
重量 1.18kg 1.2kg
チップ(プロセッサ) M2
8コアCPU&10コアGPU
M1
8コアCPU&8コアGPU
OS macOS macOS
メモリ容量 8GB/16GB/24GB 8GB/16GB
SSDストレージ容量 256GB/512GB/1TB/2TB 256GB/512GB/1TB/2TB
接続端子 Thunderbolt 4×2/USB-A×2/HDMI
3.5mmイヤホンジャック/Ethernetポート
Thunderbolt 4×2/USB-A×2/HDMI
3.5mmイヤホンジャック/Ethernetポート
WiFi WiFi6e WiFi6
最大消費電力(連続使用) 150W 150W
公式サイト価格(税込) 84,800円~ 72,800円~(当時価格)

M1 Mac miniから見た目の大きな変化はなし

サイズと重量は名前の通りで非常に軽量コンパクト!

サイズや重量、消費電力や接続端子に関してはM1 Mac miniと比較してもほとんど変更はありません。特に外観は並べてもほとんど違いが分からないほどです。

性能の違いはM2チップ・24GBメモリ登場・WiFi6e対応の3つ

M1 Mac miniとM2 Mac miniの大きな違いは以下の3点です。

  1. M2 Mac miniはより高性能なM2チップを搭載
  2. M2 Mac miniは24GBメモリが選択可能
  3. M2 Mac miniはWiFi6eになった(M1はWiFi6)

特に大きな違いはチップの変更です。

WiFi6eとは?
2022年に出た新しいWiFi規格。今までの2.4GHz・5GHzの周波数に加え、6GHzの周波数も加わり、電波干渉が起こりにくくなりました。M2 Mac miniだけでなく、WiFiルーター本体もWiFi6eに対応していないと恩恵は受けられないため注意。

編集部

ざっくりまとめると、「見た目はいつものMac miniだけど、より処理性能がアップした」でしょうか

注目はM1からM2へと進化したパワーとスピード

注目はM1からM2へと進化したパワーとスピード

元々高性能だったM1チップから、より処理性能の高いM2チップに変更したことで全体的な性能が向上。パソコンの処理性能をテストするベンチマークテストを行っているサイトでは、M1よりも10%~30%ほどの処理能力が上がっているとの結果が出ています。

毎日使っている方や、わずかな挙動も気になるゲームをプレイする方ならはっきりと実感できる差です。逆に、普段あまり使っていない方や、用途が限られている方だと大きな違いを感じられないかもしれません。

編集部

もともとM1チップの性能が高いため、顕著に差を感じるシーンは少なかったです

【実機で検証】M2 Mac mini(2023年製)を徹底レビュー

M2 Mac miniを実際に使ってみました!「サイズ感や使い勝手はどんな感じ?」「ケーブル周りや接続端子について知りたい!」といった、皆さんが購入前に気になるポイントを中心に徹底解説していきます。

M2 Mac miniの同梱物は、電源ケーブルだけで非常にシンプル!

M2 Mac miniの同梱物は電源ケーブルだけで非常にシンプル!

M2 Mac miniの同梱物は、箱と本体、電源ケーブルのみと非常にシンプルです。もちろんこのままでは使えません。

M2 Mac miniの同梱物は電源ケーブルだけで非常にシンプル!

最低限ディスプレイとマウス、キーボードが必要です。その他必要に応じてプリンターや外付けSSD、web会議用をする方はwebカメラやマイクも揃えましょう。

Apple純正にこだわらないなら、Amazonや楽天市場で販売されている安価な周辺機器で安く抑えられます。もちろん純正で揃えたり、好みのデザインやメーカーのアクセサリーで揃えても楽しいと思います。

関連記事:【4K対応も】Mac向け外部ディスプレイおすすめ27選!安いmini向けも紹介

編集部

本体しかないシンプルなM2 Mac miniだからこそ、周辺機器を自由に選ぶ楽しみがあります

サイズと重量は、名前の通りで非常に軽量コンパクト!

サイズと重量は名前の通りで非常に軽量コンパクト!

M2 Mac miniのサイズは3.58×19.70×19.70cmで、重量は約1.18kgとほぼ公称値通りでした。いずれにしても片手で持てるサイズ感と重さです。デスクの上やローボードの中といった、狭いスペースや隙間にも設置しやすいと思います。

ノートパソコンのように持ち運ぶケースはあまりないと思いますが、引っ越しや模様替えで持ち運びするときにも便利です。

サイズと重量は名前の通りで非常に軽量コンパクト!

メインディスプレイ・キーボード・マウスを置いてもかなりシンプルでコンパクト。小さいディスプレイを選べば、もっと小さなテーブルやデスクにも楽々設置できます。

接続端子は必要十分

接続端子は必要十分で拡張性は高い

M2 Mac miniの接続端子の構成・ポート数は以下の通りです。

  • Thunderbolt 4(USB Type-C)×2
  • USB-A×2
  • HDMI×1
  • 3.5mmイヤホンジャック×1
  • Ethernetポート(LANポート)×1

M2モデルでは最大2台の外部ディスプレイに接続ができるので、デュアルモニター環境での作業が可能です。普段使いするうえで、接続端子の種類や数は十分でしょう。

インターネットはサクサク!動画編集はモデルと作業によっては若干重い

インターネットはサクサク!動画編集は作業によっては若干重い

起動して実際にネットに接続し、ウェブサイトやYouTubeの動画をチェックしてみましたが、表示やページ切り替え時に動作が重くなることは一切ありませんでした。M1でもサクサク動いたので当然と言えば当然ですが、ネットや動画視聴に関しては一切ストレスは感じません。

一方で、メモリ8GBモデルでスプレッドシートを20個ほど開いて動画編集作業を行った際は、やや重くなりました。編集作業自体はできますが、「長時間この状態で作業したくないな」と感じるレベルの重さです。他にも、10分ほどの4K・フルHD動画を取り込んだ際は、読み込みに数分ほど時間がかかりました。

編集作業を行っている際のメモリ使用率は6~7GB。メモリ8GBモデルではかなりぎりぎりです。やはり編集作業をする方は8GBではなく、余裕を持って16GBモデルを選択したほうがいいでしょう。

ただ、同じ作業をM1 Mac miniの8GBモデルで行ったところ、M2 Mac miniよりも重くなり、さらに編集中にときどきフリーズしてしまいます。M1 Mac miniよりも確実に処理性能が向上しているのは実感できました。

編集部

動画編集単体の作業はサクサク快適です。複数のタブを開きながらの作業といった、マルチタスクの場合はメモリ8GBだと少々厳しかったです。

作業時の音は静かでほとんど聞こえない!

作業時の音は静かでほとんど聞こえない!

M2 Mac miniは音が非常に静かです。作業中もファンの音や動作音はほとんどせず、使っていないときと変わらない状態でした。

深夜になればまた違うかもしれませんが、少なくとも通常作業で音をうるさく感じたりはしませんでした。

音質はM1 Mac miniより向上している

音質はM1 Mac Miniより向上した気がする

M1 Mac miniは若干スピーカー性能が弱い点を指摘されていましたが、M2 Mac miniはかなり改善されたように感じます。あくまでも主観ですが、こもったり割れたりせず、比較的素直でクリアな音を感じられました。

ただ、他のユーザーのブログやレビューではやはり「物足りない」との声もあります。音質にこだわる方は、好みのオーディオスピーカーを追加してカスタマイズしたほうがいいでしょう。

編集部

Mac Book Air M2とも聴き比べてみましたが、音質は遜色ないと思います。少なくとも普段使いで気になるような点はありませんでした

M2 Mac miniは何ができる?できること・できないこと一覧

M2 Mac miniは何ができる?できること・できないこと一覧

ここでは、M2 Mac miniでできることとできないことをまとめました。高性能マシンとは言え、なんでもできるわけではありません。自分の用途に合っているかどうかチェックしておきましょう。

M2 Mac miniでできること

Mac miniでできること

  • ネットサーフィン・動画視聴はサクサク
  • 簡単にデュアルディスプレイにできる
  • iPhoneアプリが使える
  • 動画編集作業も可能(ただしM2 Proモデルかメモリ16GB以上推奨)

M2 Mac miniは、デスクトップでできる作業は基本何でもできます。パワフルな性能を持っているため、ネットサーフィンや動画視聴はスムーズです。

また、最大2台までのデュアルディスプレイに対応し、iPhoneアプリをデスクトップ上で使用することも可能です。

やや重たい動画編集作業でも、16GBモデルかM2 Proモデルを選べば問題ありません。プライベートの普段使いから、仕事用のやや本格的な作業まで、どんな用途にも使える万能パソコンです。

編集部

iPadやiPhoneがあるともっと便利です。例えば、iPadと連携させればより簡単にワイヤレスデュアルディスプレイにできます

M2 Mac miniでできないこと

Mac miniでできないこと

  • 持ち運ぶ用途では微妙
  • メモリ8GBモデルでのマルチタスクはストレスを感じる
  • 内部パーツの交換・追加はできない
  • OS的にゲームには不向き

性能の高いM2 Mac miniですが、できないこともそれなりにあります。いくらコンパクトと言ってもMac miniはデスクトップのため、外で使用するのは難しいでしょう。

また、今回の検証でも感じましたが、8GBモデルでのマルチタスクは少し厳しいです。持ち運んで本格的な作業をする場合は、ノートパソコンのMac Book Proが適しています。

さらに、内蔵メモリや内蔵SSDの増設・交換はできません。ストレージは外付けHDDやSSDで対応できますが、メモリを増やすことは不可能です。

ゲームに関しては、そもそもMac自体に対応のゲームソフトが少ないため不向きです。最近ではMac対応のゲームも増えてきましたが、それでもWindows対応ゲームソフトがまだまだ数が多いため、ゲーム用途の場合は注意しましょう。

編集部

ゲームをするならMacではなく、WindowsのゲーミングPCがおすすめ!

Picky’sでは、以下の記事でWindowsとMacの違いについて解説しています。OSで迷っている方は以下の記事も読んでみてください。

関連記事:【元店員が解説】WindowsとMacはどっちがいい?違いやMacに移行して残念だった点も

M2 Mac mini(2023年製)と一緒に買うと便利なもの

M2 Mac miniと一緒に買っておくと便利な周辺機器を紹介します。

接続端子を増やせる便利なドッキングステーションがおすすめ

周辺機器をたくさん接続したい方は、ドッキングステーションやUSBハブがあると便利です。

M2 Mac miniはThunderbolt 4とUSB-Aが2つずつしかなく、デュアルディスプレイ(デュアルモニター)にしたい方や、たくさんアクセサリーを接続したい方は足りなくなる可能性があります。ドッキングステーションを1つ用意しておくだけでも使い勝手が格段に良くなるでしょう。

Picky’sでは、ほかにも以下の記事でさまざまなドッキングステーションを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

関連記事:3画面出力に対応!最強ドッキングステーションおすすめ15選!据え置きモデルも

作業性を向上させる大型ディスプレイ

M2 Mac miniに繋げるディスプレイは、できる限り大きなサイズがおすすめです。大きなディスプレイは見やすく、作業性能が大きく向上します。

より作業性を高めたい方は、2つ購入してデュアルディスプレイにするのもおすすめ。

モニターについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてください。

関連記事:【4Kと比較も】ウルトラワイドモニターおすすめ22選!デメリットやメリットも解説

関連記事:【安い1万円台から】PCモニターおすすめ41選|コスパモデルやサブモニターをランキング

関連記事:【プロが選ぶ】モバイルモニターおすすめ23選!持ち運びやすい薄型軽量も

M2 Mac mini(2023年製)のよくある質問

最後に、M2 Mac miniに関するよくある質問をQ&A方式でまとめました。

M2 Mac miniはメモリの増設はできますか?

M2 Mac miniは、メモリ増設ができません。過去のMac mini(Late 2012など)は一部自分で増設可能なモデルはありましたが、Late 2014年以降のモデルはパーツの交換や増設は行えない仕様になっています。

 

そのため、購入時には必要なメモリ容量をしっかりと確認しましょう。

 

なお、Mac miniに限らず、Apple製品は仕様上や技術的に可能であっても、ユーザーが製品の分解やパーツ交換を行うと保証が受けられなくなるケースがほとんどです。分解や交換を行う際は注意しましょう。

Mac ・Mac miniの使い方は難しいですか?

Macに対して「プロ向き」「難しそう」といったイメージを持っている方も多いと思いますが、Mac mini、またMacのインターフェースはかなり直感的で操作しやすいです。

 

初めてMacを使う方や、Windowsからの乗り換えユーザーは最初戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば問題ありません。また、エクセルやワードなど仕事でよく使うソフトも充実しているため、仕事でも問題ないでしょう。

Mac miniは縦置きは可能ですか?

結論から言うと、「自己判断・自己責任」です。縦置きにすると、スペース的にも放熱的にも有利な気がしますが、Mac miniは横置きが基本となっています。

 

ただ、Apple公式では推奨も禁止もしておらず、縦置きにしたからと言って故障するわけではなさそうです。また、縦置きで使っていて故障した場合でも、保証はしてもらえるとの口コミもありました。

 

よって、大きな問題はなさそうですが、横置きが基本となっている以上、Picky’sでは横置きを推奨します。

 

Mac miniを縦置きにするラックやスタンドを使う場合は、「自己判断・自己責任」で試してみてください。

M2 Mac mini(2023年製)レビュー結果:初めてMac miniを買うなら絶対おすすめ!

M2 Mac miniは、初めてMac miniを買う方や、日常使いできる低価格なデスクトップMacを探している方におすすめのモデルです。

性能は十分すぎるほどパワフルで、それでいて低価格。コンパクトで場所も取らないため、小さな作業場所や一人暮らしの部屋にもぴったりです。

  • 初めてMac miniを買う方
  • ネット・動画視聴がメインで、さらに作業にも使えるMacを探している方
  • M1 Mac mini以前のIntelプロセッサ搭載Mac miniからの買い替え

上記の方に特におすすめです。よほど本格的な作業に使用しない限り、不満が出ることはまずないでしょう。

ただ、一方でM1 Mac miniと比較すると、大きな性能アップはみられません。M1 Mac miniで十分満足している方は、今回買い替えは見送って次期モデルを待ってもいいでしょう。

Picky’sでは、Apple製品に関する記事を多数紹介しています。iMacやMac Bookなど、どれを買おうか迷っている方やいろいろな製品について知りたい方は以下の記事もぜひ読んでみてください。

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Photo By 内田大貴

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