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XGIMI(エクスジミー)から2024年秋に同時発売されたプロジェクター「HORIZON S Max」「HORIZON S Pro」。どちらもブランドの最高峰モデルとして、4Kの高解像度や多彩な補正機能、メーカー独自の光源技術を搭載しているのが特徴です。
HORIZON S MaxとHORIZON S Proには約8万円の価格差がありますが、デザインやスペックに似た部分が多く、どちらを選ぶべきか迷っている人は多いでしょう。
そこで今回は、「HORIZON S Max」「HORIZON S Pro」の両方をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが2製品を実際に使って、性能の違いや使い心地、それぞれがどんな人におすすめなのかを本音でレビューしました。XGIMIの最新プロジェクターが気になっている人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
HORIZON S MAXとHORIZON S Proのレビュー結果




XGIMI(エクスジミー)は、2013年に誕生したスマートプロジェクターブランド。今回は、2024年10月にXGIMIから同時発売された4Kプロジェクター「HORIZON S Max」と「HORIZON S Pro」をレビューします。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。映像の画質や明るさだけではなく、ファンの動作音などを含めて検証しました。
HORIZON S Max | HORIZON S Pro | |
サイズ・重量 | ◎ | ◎ |
デザイン | ◎ | ◎ |
画質 | ◎ | ◎ |
投影サイズ・距離 | ◎ | ◎ |
明るさ | ◎ | ◎ |
音質 | ◎ | ◎ |
Android TV | ◎ | ◎ |
自動補正機能 | ◎ | ◎ |
視力保護機能 | ◎ | ◎ |
動作音 | ◎ | ◎ |
ストリーミングデバイスとの接続 | ○ | ◎ |
目への優しさ | ◎ | ◎ |
適応型ライトモード | ◎ | ◎ |
HORIZON S MAXが高評価だったポイント:映画館並みの映像美が魅力
- IMAX Enhanced&Dolby Vision対応で映画館気分に
- Disney+のコンテンツを超高画質で楽しめる
- 投影方向・角度を自在に調整できるスタンド一体型
HORIZON S Maxの最大の魅力は、Proとの違いでもあるIMAX Enhanced認証であること。IMAX Enhanced認証とは、IMAX社とDTS社の共同開発した認証基準をクリアしたことを証明するものです。映像が色鮮やかに表現され、普通の4Kモデルよりもハイレベルなのが特徴。加えて、映像の明るさや色域を拡張するDolby Visionにも対応しており、自宅で映画館クオリティの映像を映し出せます。
また、IMAX Enhanced認証されているDisney+との相性がいいのも高ポイント。YouTubeなどの他サービスも十分に高画質に映せますが、特にDisney+での映像視聴は圧倒的にきれいでした。
HORIZON S MAXが微妙だったポイント:電源アダプターが大きめ
- リモコンの反応が若干遅い(Proと共通)
- 電源アダプターが大きい
一方で、付属のBluetoothリモコンの反応はやや悪め。使えないほどではないものの、ハイエンドモデルの付属品としては物足りなさを感じます。
また、HORIZON S Maxは、Proに比べると電源アダプターが大きいく重いのが特徴。映像のクオリティに影響が出る部分ではないですが、持ち運んで使用したい場合は嵩張る可能性があります。
とはいえ、電源アダプターやケーブルの色味はナチュラルなベージュ系でインテリアに馴染みやすいため、部屋に設置して浮いてしまうということはありません。
HORIZON S MAXがおすすめな人
- 映画館並みの映像美や音質を楽しみたい人
- Disney+を高画質で視聴したい人
- アプリを沢山ダウンロードしたい人
HORIZON S Maxは、映画館同等の映像美や高音質を体感したい人はもちろん、IMAX Enhanced対応のDisney+を高画質で楽しみたい人におすすめです。
また、HORIZON S Maxは、Proの2倍となる64GBのストレージを搭載しています。容量不足を気にせず、アプリ・ゲーム・音楽などを好きなだけ保存したい人にもぴったりですよ。
HORIZON S Proが高評価だったポイント:高スペックでコスパ抜群!
- 20万円台前半でハイエンドモデル並みのスペックを実現
- 見た目や基本性能はMaxと同じで、コスパが良い
- 高級感のあるデザインでインテリアとしても魅力的
HORIZON S Proは、本体の見た目や解像度、スピーカーなどのスペックはMaxと同じ。輝度やIMAX Enhancedの有無に違いはありますが、Maxより約8万円安く購入できるとなると、コストパフォーマンスはかなり高いです。
また、高級スピーカーのようなデザインで、インテリアとしても活躍してくれるのがHORIZON Sシリーズの魅力。カラーバリエーションはないものの、幅広いテイストのお部屋にマッチしそうです。
HORIZON S Proが微妙だったポイント:Maxよりスペックは抑えめ
- Maxより画質や明るさは少し劣る
- Netflixに公式では対応していない(Maxと共通)
HORIZON S Proは、当然ながらMaxよりスペックは劣ります。とはいえ、輝度は1,800ISOルーメン、解像度は4Kに対応しており、20万円台のプロジェクターとしては十分すぎるスペックです。
また、Max・Pro共通のデメリットとして、本体のみではNetflixを視聴できない点が挙げられます。HORIZON Sシリーズを購入すると無料でもらえるストリーミングデバイスを繋ぐことでNetflixも視聴可能ですが、Netflixをメインで利用する人にとっては少々不便に感じるかもしれません。
HORIZON S Proがおすすめな人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 4K映像を手軽に楽しみたい人
- 目への負担を軽減したい人
HORIZON S Proは、Maxとほぼ同等のスペックを備えながら、20万円台の価格を叶えています。「Maxは手が出ないけど、高性能なプロジェクターが欲しい」「見た目や高級感にこだわりたい」という人は、Proがおすすめです。
また、HORIZON S ProはMaxと共通してSGSの低ブルーライト認証を取得しており、目に優しい設計になっているため、長時間の視聴で目にかかる負担を軽減したい人にもおすすめです。
Disney+に登録していない人、YouTubeの動画やアニメを観る機会が多い人は、IMAX Enhancedに対応していなくてもあまり影響はないため、HORIZON S Proで十分でしょう。
HORIZON S MAXとHORIZON S Proのスペック比較
次に、2製品のスペックを紹介します。「HORIZON S Max」と「HORIZON S Pro」のスペックを表でまとめつつ、それぞれの違いや共通の機能などを解説しました。
HORIZON S Max | HORIZON S Pro | |
価格 | 329,800円 | 249,800円 |
サイズ | 234×273×174mm | 234×273×174mm |
重量 | 約4.81kg | 約4.75kg |
投影サイズ | 40~200インチ | 40~200インチ |
輝度 | 3,100ISOルーメン | 1,800ISOルーメン |
解像度 | 3,840×2,160 | 3,840×2,160 |
コントラスト比 | 1,000,000:1 | 1,000,000:1 |
色域 | BT.2020 110% | BT.2020 110% |
OS | Android TV 11 | Android TV 11 |
ストレージ | 64GB | 32GB |
スピーカー | 12W×2 | 12W×2 |
消費電力 | 300W | 180W |
IMAX Enhanced | ○ | – |
Dual Light 2.0 | ○ | ○ |
Dolby Vision | ○ | ○ |
Dolby Audio | ○ | ○ |
主な違いはIMAX Enhancedの有無とISOルーメンの値
HORIZON S MaxとHORIZON S Proの主な違いは、IMAX Enhanced・輝度・ストレージの3点。IMAX Enhanced(アイマックスエンハンスド)は映画館と同等レベルの音質や画質を再生できる規格のことで、HORIZON S Maxの大きな目玉です。
また、HORIZON S Maxは3,100ISOルーメンの輝度を備えており、より明るい映像を投影できるのが魅力。さらに、MaxがProの2倍となる64GBストレージを搭載するなど、価格が高い分、HORIZON S Maxの方が全体的にスペックが高くなっています。
共通の魅力はDual Light 2.0技術による目に優しい設計
HORIZON S MaxとHORIZON S Proの共通点として、「Dual Light 2.0」を採用している点が挙げられます。これは、レーザー光源とLED光源を組み合わせることで、自然光に近い光を再現するXGIMI独自の技術です。自然光は一日中浴びても目が疲れにくいとされているため、近視や乱視などで目への刺激を減らしたい人にとっても使いやすいです。
さらに、SGSの低ブルーライト認証を取得しており、ブルーライトの発生も低減。目への負担が少なく、長時間視聴しても疲れを感じにくいプロジェクタ―を実現しました。
家具のように部屋に馴染む、デザインの美しさも魅力
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは「家具のように空間に馴染む美しさ」というテーマをもとに、プロジェクター本体に加え周辺アクセサリーのデザインにもこだわって設計されています。よくあるブラックのプロジェクターのように目立つことなく、本体・電源アダプター・ケーブル共にベージュ系の色味で統一。
電源アダプターやケーブルは市販品を使用すればコストを抑えられるものの、本体カラーに合わせるために特注で色味を選ぶほどのこだわりようです。電源ケーブルは編み紐のような風合いに仕上がっています。
【実機で検証】HORIZON S MAXとHORIZON S Proを比較レビュー
HORIZON S Max・HORIZON S Proの同封品


- プロジェクター本体
- Bluetoothリモコン
- 電源アダプター
- 取扱説明書
- 保証書
2機種とも本体サイズは同じ!アダプターはProの方がコンパクト
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、本体のサイズは全く同じです。50gほどの差はあるものの、重さもほとんど変わりません。
ただ、消費電力の違いからなのか、電源アダプターはHORIZON S Maxの方が大きめ。重量もMaxは1198g、Proは522gと、倍近く差があります。使い心地に影響は出にくい部分ですが、配線をすっきりとさせたい人やプロジェクターを移動させる機会が多い人には少し気になるかもしれません。
とはいえ、上述したように電源アダプターやケーブルは色合いがナチュラルなので、部屋に置いて変に目立つことはありません。
Maxの方がより高画質!特にDisney+を鮮明な映像で楽しめた
プロジェクターを選ぶ上で気になるのは、映像の画質。HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、どちらも4KとDolby Visionに対応しています。
加えて、HORIZON S Maxは、劇場クオリティの画質や音質を再現するIMAX Enhanced認証を受けているのが特徴。IMAX Enhanced認証対応作品なら、1.9:1のアスペクト比で通常より大きな映像を再生できるので、映像の没入感がさらに高まります。
実際に検証時ではIMAX Enhanced認証されているDisney+の視聴をしました。YouTubeやプライムビデオを視聴した後にDisney+を視聴したら映像の綺麗さが全然違うことに驚き。検証中ということを忘れて思わず見入ってしまうほどでした。ディズニー映画が好きな人にはとても嬉しいポイントですね。
一方、HORIZON S Proでは、IMAX Enhancedには対応していないものの、高コントラストで十分に美しい映像を投影できます。MAX同様に、ProもYouTubeやプライムビデオよりもDisney+のほうが高画質で再生できました。
Maxは圧倒的な明るさ、Proでも日中に十分使用できる
「輝度」はプロジェクターの映像の明るさを示したもので、HORIZON S Maxは3,100ISOルーメン、HORIZON S Proは1,800ISOルーメンに対応しています。実際に比較してみると、最高輝度が高いMAXの方がよりくっきりと明るい映像を映し出せました。
また、HORIZON S Maxは色の再現性が高く、自然な色合いを表現している印象。明暗もきれいに映し出され、立体感もあります。HORIZON S Proは、単体で見る場合は違和感はないものの、Maxと見比べるとややピンクがかった色味に見えました。
とはいえ、HORIZON S Proもプロジェクターとしては十分な輝度を備えており、日中の明るい部屋でも問題なく使えます。もちろん薄暗い夕方や夜の方が視認性は高まりますが、使う時間帯を限定されないのは大きなメリットです。
デザインは2機種で変わらず。インテリアに馴染むおしゃれな見た目
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、デザインも同じ。さらさらとした質感と柔らかいフォルムで、プロジェクターとは思えない高級感を纏っています。
「家具のように空間に馴染む美しさ」をテーマに設計されているだけあり、部屋のどこに置いてもインテリアにマッチ。これだけの性能を持つハイエンド機種でありながら、デザインにもこだわっているのが高評価です。
正面には電動のスライディングカバーがついており、電源をオフにしたときに自動でレンズが隠れる仕組み。収納時にレンズが傷付く心配や、手でカバーを開け閉めする手間がないのは嬉しいですね。
また、HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、本体とスタンドが一体化しており、投影角度を自由に調整できます。底面にはターンテーブルがついているため、左右の方向転換も簡単。
天井投影も本体を回転するだけ
天井投影も本体を回転させて上に向けるだけでOK。
複雑な設定は1つもないので、寝室で寝ながら映画を観たい人にもぴったりです。スタンド一体型のおかげで、さまざまなシチュエーションに対応できますよ。
安心のSGS認証!長時間視聴しても目の疲れを感じない
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、製品の安全性・品質を保証するSGS認証を受けており、映像のちらつきや眩しさを軽減しています。実際に暗めの部屋で長時間視聴してみると、「テレビやパソコンより目が疲れない!」とスタッフからは高評価でした。
2製品を比較してみたところ、HORIZON S Proの方が輝度が低いからか、眩しさを感じにくいかな?という印象。とはいえ、明らかな違いはなく、どちらも安心して映画などを楽しめます。
迫力抜群のサウンド!スピーカーとして使えるくらい高音質
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、世界トップレベルのオーディオメーカー「Harman Kardon」のスピーカーを搭載しています。
迫力のあるサウンドで、映画の没入感がアップ。プロジェクターだけではなく、スピーカーとしても使いたいほどの高音質でした。標準・映画・スポーツ・ゲームの4種類のサウンドモードを搭載しており、コンテンツに合わせて音質を調整できるのも嬉しいポイントです。
最大200インチを投影可能!どのサイズでも隅まできれいに映し出せた
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、40~200インチまでの幅広いサイズに対応しています。100インチ以上の投影なら視界いっぱいに映像が広がり、抜群の臨場感を味わえますよ。
ただし、投影サイズを大きくするほどクリアさや明暗の差が薄くなりました。これはプロジェクターの仕様上致し方ないことなのかもしれません。200インチなどの大画面投影を考えている人は、留意しておきましょう。
また、HORIZON S MaxとHORIZON S Proの投影距離は下記の通りで、200インチを映すには約6m必要。一般家庭では180インチ以上の投影は現実的ではなさそうです。このことを踏まえると、上記でお伝えした大画面投影時のコントラストの薄さは大半の人は影響しないでしょう。
- 40インチ:113cm
- 80インチ:232cm
- 100インチ:285cm
- 140インチ:395cm
- 180インチ:505cm
- 200インチ:595cm
光源モードを変更できる!色合いやなめらかさに違いあり


HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、適応型ライトモードを搭載しており、「Dual Light 2.0」と「Tri-color laser(3色レーザー)」の2種類で光源を変更できます。
Dual Light 2.0モードでは、レーザー光源の色鮮やかさとLED光源の柔らかさを両立。Tri-color laserモードでは、優れた色彩再現性と明るさを叶えています。
どちらもコントラストがくっきりしており、高解像度な映像視聴ができました。強いて言えば、Dual Light 2.0モードの方が色味が柔らかく、映像がなめらかな印象を受けます。長時間映画やアニメを視聴するなら、Dual Light 2.0モードがおすすめです。
ワンタッチできれいな映像に!充実した補正機能が便利
HORIZON S MaxとHORIZON S Proには、さまざまな補正機能が備わっています。
機能 | 特徴 |
自動台形補正機能 | 再生中でも映像のズレや傾きを補正してくれる。 |
オートフォーカス機能 | 投影時に自動でピント合わせをする。 |
障害物自動回避機能 | 投影先に家具や凹凸があった際に自動で回避する。 |
壁色適応機能 | 壁の色に合わせて色合いを調整する。 |
スクリーンアジャスト機能 | スクリーンのサイズに合わせて投影サイズを調整する。 |
ビッグスクリーンモード | アスペクト比を自動で21:9に調整する。 |
まずは、台形補正機能を検証。HORIZON S Max・HORIZON S Proは、映像を中断せずに補正を行ってくれるのが特徴です。試しに映画視聴中にプロジェクターの向きを変えてみると、一時停止なしで映像が長方形に戻りました。
また、壁の角への投影も可能。きれいな長方形にはならないものの、映像として違和感なく視聴できました。
障害物自動回避機能は、壁の凹凸や障害物を検知すると自動で投影サイズが小さくなり、障害物がない場所に映像を映し出します。再度補正を行えば、元のサイズに戻ります。
気になったのは、オートフォーカス機能です。起動時やプロジェクターの向きを変えたときは自動でピントを合わせてくれますが、200インチほどの大画面投影時では自動で対応しきれないことがあり、手動でピント合わせをする必要がありました。
レーザー直視を防ぐ視力保護機能も搭載!反応はやや遅め
視力保護機能は、レンズの前を人が通ったときに自動で光源をオフにする機能。光源の直視を防止できるので、子供やペットがいる家庭に安心。高輝度投影に対応しているHORIZON S MaxやHORIZON S Proには必須とも言える機能です。
とはいえ検証では、レンズの目の前に行くまで光源が消えず、「反応がやや遅い」という印象。プロジェクターに近付くだけで光源が弱くなるのかなと思っていたため、目を守る機能としてはちょっぴり物足りなさを感じました。
静音性◎ファンの音が静かで、映像に集中しやすい
動作音は、両モデルともに28dBと控えめ。検証中は、映画などを再生していればファンの音には気付かないほどでした。一般的に、30dBはささやき声程度とされているため、HORIZON S MaxとHORIZON S Proは静音性が高いと言えます。
また、使用中に本体が高温にならなかったのも高評価。長時間使っていると本体・電源アダプターは温かくはなりますが「熱っ!」というほどではないので、子どもがいる家庭でも安心です。
Android TV搭載!アカウントの連携はスムーズ
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、Android TVを搭載しており、動画ストリーミングサービスにアクセスできます。 使い方は簡単で、自分のアカウントにログインするだけ。普段ストリーミングデバイスを使っている人はもちろん、初心者でも操作に迷いません。
ダウンロード可能なアプリが豊富。しかしNetflixは非対応
HORIZON Sシリーズでは、5,000以上のアプリに対応しています。もともとインストールされているものもありますが、多くのアプリはGoogle Playストアからダウンロードできます。
- YouTube
- YouTube Music
- Disney+
- Prime Video
- Spotify
- TVer
- ABEMA TV
- U-NEXT
- Hulu
- FOD
- Rakuten TV
- TSUTAYAプレミアム
- GYAO!
- Apple TVなど
HORIZON S MaxとHORIZON S Proでは、もともとインストールされているアプリに若干違いはあるものの、対応しているものはほとんど同じ。TVerやHuluにも対応しており、映画やアニメだけでなく、ドラマなどを楽しみたい人におすすめです。
HORIZON SシリーズはNetflixは非対応となっていますが、別途ストリーミングデバイスを接続すればNetflixを視聴できます。今ならHORIZON S MaxやHORIZON S Proを購入すると、無料でGoogle TV搭載のストリーミングデバイスが付属するのが嬉しいポイントです。
XGIMI Wallアプリで映せる立体的な映像も素敵
Google Playストアでは「XGIMI Wallアプリ」のインストールも可能。XGIMI Wallアプリでは星空・海・絵画などを映し出し、リラックス空間を作れるのが特徴です。
実際にインストールして投影してみると、宇宙、空、夜雨の窓、水族館で窓から鯨を見ている、飛行機の窓から外を見ている、キャンプ、クリスマス、などいろんなシチュエーションがあってワクワクしました。
画質もとてもきれいで、まるで本当に窓から見ているような立体的な映像に感動しました。
ストリーミングデバイスを繋ぐと、映像の色味が少し変わる
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、Fire TV StickやGoogle TVといったストリーミングデバイスを本体に接続でき、Netflixなどの対応していないサービスを利用したいときに役立ちます。
しかし、Google TVを接続すると映像の色味が変わってしまうケースも。HORIZON S MaxはGoogle TVを接続したときにやや黄色味が強く、Google TVを接続していないときの方がきれいに感じました。
HORIZON S MaxはIMAX Enhancedモードに対応しており、Google TV接続時に自動で切り替わるため、画面が少し暖かみのある色合いに変化する仕様になっています。
一方で、HORIZON S Proはこのモードに対応していないため、画面がより明るく見えることがあります。HORIZON S Proの場合、Google TVを繋ぐことで全体的にコントラストを抑えた色味になりましたが、映像の不自然さは感じませんでした。
HORIZON S MAXとHORIZON S Proの口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部によるレビューを紹介しましたが、ここからは実際に製品を購入した人の口コミを紹介します。「リアルな意見を知りたい」「あと一歩購入に踏み切れない」という人は、ぜひ目を通してみてください。
HORIZON S MAXとHORIZON S Proのいい口コミ
- 光の描写が眩しいを思うほど映像が明るい(Max)
- 見た目がとにかくおしゃれ(Max)
- 映像がきれいで、仕事用モニターとして使いたいレベル(Pro)
まず印象的なのは「今までのプロジェクターに比べると圧倒的に明るい」「光の描写が眩しい」といった輝度についての口コミ。中には、「仕事用モニターとして使える」という購入者もおり、視認性の高さや日中でも使える明るさが高く評価されています。
また、「デザインがかっこいい」「黒のプロジェクターより存在感がないのが嬉しい」との口コミがありました。HORIZON S MaxとHORIZON S Proは、ゴールドミストと呼ばれる上品なカラーで、お部屋のインテリアとおしゃれにマッチします。
HORIZON S MAXとHORIZON S Proの悪い口コミ
- スピーカーは音にスカスカ感がある(Pro)
- 入力端子が少ない(Pro)
- 電源アダプターが大きくて邪魔(Max)
一方で、「音がスカスカしている」「設置位置によって音の方向が変わるのが嫌」との口コミがありました。より高音質を求める人や立体的なサウンドを楽しみたい人は、外付けスピーカーの接続を検討しましょう。
また、「入力端子が少ない」との口コミも。特に、HORIZON SシリーズはHDMI端子が1つしか備わっていないのが難点。ゲーム機やストリーミングデバイスなどの外部機器を接続したいときは、毎回ケーブルを差し変える必要があります。
HORIZON Sシリーズ専用スタンドも要チェック!
HORIZON S MaxとHORIZON S Proを含むHORIZON Sシリーズでは、専用のフロアスタンドを販売しています。今回は、専用スタンド「XGIMI Floor Stand for HORIZON S」も実機レビュー。設置方法や使い心地などをスタッフが検証しました。
設置方法はシンプル!女性でも簡単に組み立てられる
専用スタンドの設置方法は簡単。 プロジェクター本体のネジ穴にマウントを固定して、組み立てたポールに取り付けます。
本体は約3kgと軽く、女性スタッフ1人でもスムーズに組み立てられました。
編集部
統一感のあるデザインで、すっきりとした見た目に
専用スタンドは、HORIZON S シリーズと統一感のあるデザイン・カラーに設計されています。プロジェクター本体に取り付けてもちぐはぐ感はなく、ラグジュアリーな雰囲気を損ないません。
また、底面に滑り止めと衝撃吸収効果を備えたEVAマットがついており、安定感にも優れています。
- プロジェクターをおしゃれに設置したい人
- 配線をすっきりさせたい人
- 高さのある位置に投影したい人
HORIZON S MAXとHORIZON S Proのよくある質問
HORIZON S MaxとHORIZON S Pro]はどこで購入できる?
HORIZON S MaxとHORIZON S Proは天吊りできる?
HORIZON S MaxとHORIZON S Proの発売日は?
HORIZON S MAXとHORIZON S Proの比較レビューまとめ
- HORIZON S Maxは映画館並みの映像美を求める人におすすめ
- HORIZON S Proは高コスパでハイエンドモデルが欲しい人に◎
- どちらも高級感抜群!専用スタンドで配線をすっきりに
今回は、XGIMIのハイエンドプロジェクター「HORIZON S Max」と「HORIZON S Pro」をレビューしました。2製品のスペックや使った感想、購入者の口コミを参考にして、自分にぴったりにプロジェクターを見つけてくださいね。