故障したHDDの修理でデータが消える?!復旧との違い・値段相場も紹介

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HDD修理アイキャッチ

パソコンのHDDや外付けHDD、テレビやレコーダーのHDDに異常が起きたり、壊れてしまった場合は基本的に修理や交換が必要です。ただ、修理や交換をするとHDD内のデータはすべて消えてしまいます。

大事なデータが入っていなければそのまま修理や交換を行ってください。ですが、HDDに大事なデータが入っている場合は即座に修理や交換に出さず、データ復旧を行う必要があります。「HDDの修理・交換」と「HDD内のデータの救出・修復」はまったく別の作業です。

そこで今回は、Picky’s編集部が「HDDの修理」と「HDD内のデータ復旧方法」について解説します。HDD修理の方法やメリット・デメリット、中のデータを復元する方法、データを取り戻したい場合にやってはいけない行動について詳しく解説。さらに記事の後半では、データを取り戻すための専用ソフトや復旧専門業者を紹介しています。

HDDが壊れた方は、取り返しがつかなくなる前にこの記事を参考に適切な対処を行いましょう。

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HDDが故障!修理が必要な症状とは?

修理が必要なHDDの症状とは?

HDDに下記の症状が起こった場合、HDDに重大なトラブルが起きているかもしれません。

  • パソコン、もしくはOSが立ち上がらない
  • HDDからカチカチと異音がする
  • HDDから焦げ臭いにおいがする
  • パソコンの動作が重い・フリーズする
  • エラーメッセージが出る
  • HDDにアクセスできない

トラブルが起こっている原因は、HDDヘッドクラッシュやヘッド吸着、ファイルやシステムのエラーなどさまざまですが、多くの場合修理や交換が必要です。特に異音や異臭の場合は、HDDが物理的に故障している可能性が高く緊急を要します。

かろうじて稼働していたとしても、いつ壊れるかわかりません。もし、パソコンが稼働するのであれば、今のうちに中に入っている大事なデータはコピーを取っておきましょう。

関連記事:【キュルキュル・カチカチ】外付けHDDから異音がする時の対処法を紹介!ジー・ブーンは正常?

HDDの修理方法は2つ!業者or自力で直す

HDD修理とは?修理にかかる値段・相場はどのくらい?

HDDが故障した場合の修理方法は、「メーカーや修理業者に連絡して修理」「自力で修理する」のどちらかです。保証期間内であれば無償で修理や交換対応してもらえる可能性が高いため、必ずメーカーへ連絡しましょう。

一方で、保証期間を過ぎている場合は修理費用がかかるためメーカーでも修理業者でもOKです。症状によってはメーカーに送るより、自宅近くのパソコン修理業者へ持ち込んだ方が安い場合もあります。メーカー・修理業者いずれを使うにしても、修理に出すと決めたらまずは電話で連絡して相談してみて下さい。

HDDの修理を業者に依頼すると値段・相場はどのくらい?

HDD修理の費用はHDDのメーカー・HDD容量・修理業者によって異なりますが、平均して15,000円~20,000円前後になるケースが多いようです。修理ができない場合は交換になるため、最悪のケースでもHDDの価格以上の修理費用にはなりません。(ただし作業工賃は別途かかります)

編集部

SATAコネクタ破損など、軽度の症状であれば修理費が安く済むかもしれません

HDDは修理をすると中のデータは消える

基本的にHDD修理をすると中のデータは消える

修理を依頼した方の中には、「HDD修理をすると中のデータも元通りにしてくれる」と考えている方もいるようですが、実は「修理をすると中のデータは消えるケースがほとんど」です。HDDの修理とは、「HDDを記憶媒体として再び使えるようにする」ためのもので、「壊れる以前に復元する」作業ではありません。

例えば、修理に出すと多くのケースで代替機に交換されます。代替機は別のHDDなので、元々のHDDに入っていたデータは返ってきません。

軽度な故障であれば修理になりますが、修理後は最後にHDDを初期化するためやはりデータは消えてしまいます。HDDの中に大事なデータが入っている場合は、絶対に修理や交換に出してはいけません。

中のデータが消えても問題ない方は、以下の記事を参考に良心的なパソコン修理業者を探してみてください。パソコン工房などの有名な業者を多数紹介しています。

関連記事:全国対応!元店員がパソコン修理おすすめ店舗を解説|メーカーや家電量販店も要チェック!

自分で分解・交換してみたい方は、以下の記事が参考になります。ぜひチェックしてみてください。

関連記事:元PC店員厳選!SSDおすすめランキング34選|HDDの交換・換装方法も徹底解説

HDDのデータ復旧をしたいときのNG行動

データ復旧ソフトや復旧サービスとは?データを取り戻したい場合におすすめのサービス

もし大事なデータの入ったHDDが故障したとき、中のデータを救い出したいと思ったら以下の行動は避けましょう。

  • HDDに対し何度も通電・アクセス・再起動を試みる
  • フォーマット・初期化を行う
  • 工具や修理キットで分解する

一言で言えば、「何もしないのがベスト」です「トラブルが起きたら、即作業を中断してすぐにデータ復旧を行うと最も復旧確率が高くなる」と覚えておいてください。

データ復旧は、HDD内に残っているデータを救い出すサービスです。そのままデータが残っている場合はもちろん、データが破損している場合、消えてしまった場合もHDDの奥底にデータの残骸があれば復元できます。

ですが、HDDトラブルが起きてから時間が経てば経つほど、また余計な操作をすればするほど余計なデータが増えてデータ復旧確率が下がります。これは、本来復元可能なレベルで残っているデータの残骸を、余計なデータがどんどん上書きしてしまうためです。これはデータ復旧ソフトもデータ復旧業者も変わりません。

なお、「データ復旧ソフトで復旧を試みる」もHDD内のデータに大きな負荷をかけます。ータ復旧ソフトを使用して復旧に失敗した場合、その後データ復旧業者に依頼しても復旧確率は大幅に下がります。

編集部

データ復旧は一発勝負です。データ復旧を行う際は、データ復旧ソフトを使うのか、データ復旧業者に依頼するのかよく考えたうえで選んでください

HDDのデータ復旧におすすめのデータ復旧ソフト比較一覧表

データ復旧を行う際におすすめの復旧ソフトと復旧業者を紹介します。普段からデータ復旧を利用する機会が多いPicky’s編集部おすすめの優良ソフトや優良業者ばかりですので、迷ったら参考にしてください。
商品最安価格販売会社HDD復元対応OS
ファイナルデータ11plus 特別復元版 ダウンロード版¥7,627 楽天市場AmazonYahoo!AOSデータ株式会社Windowsのみ
Recoverit Pro【月額プラン】(Windows版)¥5,980 楽天市場AmazonYahoo!WondershareWindows/Mac
完全データ復元PRO15¥7,799 楽天市場AmazonYahoo!株式会社ジャングルWindowsのみ

HDDのデータ復旧におすすめのデータ復旧ソフト3選

HDDのデータ復旧におすすめのデータ復旧業者比較一覧表

商品公式サイト運営会社設立年所在地電話番号営業時間復旧費用(HDD)完全成功報酬制
アドバンスデザイン公式サイトアドバンスデザイン株式会社1995年東京都千代田区0120ー290ー189平日9:00~17:3033,000円~
A1Data公式サイトA1データ株式会社1994年埼玉県飯能市0120-413-374平日9:00~18:0029,700円~
ライブデータ公式サイト株式会社LIVEDATA2006年東京都千代田区0120-895-960平日9:00~22:0044,000円~

HDDのデータ復旧におすすめのデータ復旧業者3選

データ復旧ソフトや復旧サービスとは?データを取り戻したい場合におすすめのサービス

データ復旧ソフトや復旧サービスとは?データを取り戻したい場合におすすめのサービス

故障したHDDの中にあるデータを取り戻したい場合は、修理ではなくデータ復旧ソフトやデータ復旧業者を利用しましょう。データ復旧ソフトやデータ復旧業者であれば、高い確率でHDD内の大事な写真や動画、データを元通りに復元できます。

データ復旧ソフトは、その名の通りデータを復旧させるためのソフトウェアです。パソコンにダウンロードして、HDDを指定して復旧操作を行を行えばデータを復元できます。安価でデータ復旧ができ、また自力で復旧できるため早くて手軽です。

一方でデータ復旧業者は、HDDやSSD、USBメモリからデータを復元するサービスを提供している専門業者です。データ復旧ソフトよりもコストはかかりますが、あらゆる症状や媒体からデータ復旧ソフトよりも高い確率でデータ復旧を行ってくれます。

故障したHDDの中に大事なデータがあってどうしても取り戻したい場合は、データ復旧ソフトを使うか、データ復旧業者に依頼しましょう。

HDDに録画したテレビ番組は基本的に復元できない

テレビ番組の録画データは基本的に復元できない

データ復旧ソフトやデータ復旧業者を利用しても、テレビ番組の録画データは復元できません。HDDはパソコンだけではなく、レコーダーにも搭載されているため、ドラマやバラエティを録画して楽しんでいる方も多いでしょう。ですが、もしテレビ番組を録画したHDDが壊れた場合、中のデータの復旧は不可能です。

テレビ番組の録画データ復旧が難しい理由は、技術的な問題と法律的な問題があります。

データ復旧業者であれば録画データ自体の復旧・複製は可能ですが、復旧したデータを別のHDDに移して再度視聴するためには「コピーガード」という不正コピーを防ぎ、著作権を守るための機能を解除しなくてはいけません。ただ、コピーガードの解除は違法行為になるため、多くのデータ復旧業者では録画データの復旧を受け付けていません。

なお、ネットで調べてみると録画データの復旧は「できる・できない」の情報が錯綜しています。ですがPicky’s編集部スタッフが、直接大手のデータ復旧業者数社に伺ったところ、ほぼすべての業者で「できない、もしくは非常に難しい」と言われました。残念ながらテレビ番組を録画したHDDが壊れた場合、復旧の可能性は非常に低いようです。

ただし、「録画データの複製・コピーではなく故障したHDDそのものをデータごと修理する」サービスを行っている業者もあるそうです。どうしても諦めきれない場合は、相談してみるといいでしょう。

編集部

テレビ番組の録画データ以外にも、違法コピーコンテンツ、児童ポルノ、その他法律に違反するデータの復旧はできません

データ復旧ソフトとデータ復旧業者、それぞれの違いやメリット・デメリットについて

データ復旧ソフトとデータ復旧業者それぞれの違いやメリット・デメリットについて

データ復旧ソフトとデータ復旧ソフトの違いやメリット・デメリットは以下の通りです。

項目 データ復旧ソフト データ復旧業者
利用方法 ソフトを購入しダウンロードして使用する 業者に連絡し、媒体を送って復旧してもらう
コスト 無料~1万円前後 数万円~数十万円
復旧スピード ダウンロード版なら即日 数日~数週間
復旧精度 比較的高い 非常に高い
論理障害からのデータ復旧 可能 可能
物理障害からのデータ復旧 不可能 可能

大きな違いは「コスト」「日数」「復旧確率・精度」「対応できる症状」です。復旧性能はデータ復旧業者の方が確実に高いですが、その分高いコストと復旧までの日数が必要になります。

データ復旧ソフトは、簡易的な論理障害やさほど重要でないデータの復旧におすすめ

データ復旧ソフトは、簡易的な論理障害やさほど重要でないデータの復旧におすすめ

データ復旧ソフトは、0円~1万円前後でデータ復旧が可能で、ダウンロードすれば即日復旧作業が完了する手軽なデータ復旧方法です。ただし、簡易的な論理障害(軽いデータ障害やデータを間違って消去した場合)にしか使えません。

論理障害とは?
HDD内のファイルやデータにエラーが起きている状態。間違って消した場合も論理障害に含まれる。

また、電源が入らないパソコンやHDDを認識していない場合、専門知識がないとデータ復旧ソフトではデータの復旧ができません。さらに、データ復旧できる症状であっても、復旧確率や精度はデータ復旧業者ほど高くないのが欠点です。

そのためデータ復旧ソフトは、「コストをかけたくない」「重要なデータではない」場合に使用するといいでしょう。「データを取り戻せたらラッキー」くらいのケースで使用すれば、思った以上の成果を上げてくれるはずです。

Picky’sでは、以前実際にデータ復旧ソフトを使用してみました。そのときのレビューの様子や結果は以下の記事にまとめていますので、データ復旧ソフトがどんなソフトなのか?どうやって使うのか知りたい方は以下の記事を読んでください。

関連記事:大事なデータをすぐに取り戻せるデータ復旧ソフト4DDiGの使い方&レビュー・検証

関連記事:外付けHDDが認識しない時の対処法8つ!原因・復旧方法も【Windows・レコーダー/Mac】

データ復旧業者は、重度の障害や絶対に取り戻したい重要なデータの復旧におすすめ

データ復旧業者は、重度の障害や絶対に取り戻したい重要なデータの復旧におすすめ

データ復旧業者は、論理障害はもちろん重度の物理障害によるトラブルでアクセスできなくなったHDDからもデータを復元できる専門業者です。データ復旧ソフトに比べてデータ復旧の成功率も圧倒的に高いため、大事なデータを確実に復元したい場合に利用するといいでしょう。

物理障害とは?
HDD自体が物理的に破損していてデータにアクセスできない状態。主な原因としてはパーツの破損や過電流によるショートが挙げられる。落下や衝撃のほか、経年劣化によるパーツ摩耗・破損、さらに水没や焼失も物理障害に含まれる

ただし、費用は最低でも数万円~と比較的高額で、媒体を郵送する必要があるため復旧までに時間もかかります。データ復旧業者を利用する場合は、「どうしても取り戻したいデータがHDDに入っている」場合のみがいいでしょう。

論理障害や物理障害について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。データ復旧において重要なキーワードですので、ぜひチェックして下さい。

関連記事:【完全比較】PC (パソコン) データ復元 !! 無料ソフトと復旧業者どちらがオススメ?

データ復旧ソフトとデータ復旧業者の選び方

データ復旧ソフトとデータ復旧業者それぞれの選び方について解説します。どちらの方法でデータ復旧をするか決めたら、以下の選び方を参考にしてください。

データ復旧ソフトの選び方

データ復旧ソフトの選び方

  • データ復旧ソフトで対応できる障害かどうかチェック
  • 無料のフリーソフトか有料ソフトか
  • OSやバージョンが対応しているかどうか

データ復旧ソフトを選ぶときの重要なポイントは上記の3つです。まず、発生しているHDDのトラブルが、データ復旧ソフトで直せるかどうかチェックしましょう。

データ復旧ソフトは、物理障害に対応していない点は共通していますが、論理障害でもソフトごとに対応できる症状とできない症状があり、また対応しているメディアも異なります。対応できる症状は各データ復旧ソフトのウェブサイトやパッケージに記載されているため、必ず確認してください。

次に、無料のフリーソフトを使うか、有料のソフトを使うかですが、結論から言うと有料ソフトをおすすめします。無料のフリーソフトでも優秀なソフトはありますが、ソフトごとに性能のばらつきが大きく、優秀なソフトを探すのが大変です。

一方で有料ソフトは、どれを選んでも比較的性能が安定しています。価格も数千円から、高くても2万円以下で買えますので、大事なデータの復旧には有料ソフトを使用しましょう。そこまで重要なデータではなく、一か八かで試すのであれば無料ソフトを使ってもいいと思います。

最後は、データ復旧ソフトを使用するパソコンのOSやバージョンに対応しているかどうかです。データ復旧ソフトにはWindows版・Mac版で分かれているものや、ソフトによってはWindows版のみでMacに対応していないソフトもあります。

また、OSと一緒にバージョンのチェックも必要です。例えばWindowsOSには11.10.8.7.Vistaの各バージョンがあり、バージョンに対応したソフトを使用しないと、ソフトが正常に動作しない可能性があります。

今回は簡単に解説しましたが、データ復旧ソフト選びのポイントはまだまだあります。詳しく知りたい方は以下の記事もぜひ読んでみて下さい。

関連記事:【フリーソフトも】HDD復元おすすめ19選!ハードディスクのデータ復旧業者も紹介

データ復旧業者の選び方

データ復旧業者の選び方

  • 技術力の高さ・実績の豊富さ
  • 料金が適正か、成功報酬制を採用しているか
  • 電話やメールでの対応は丁寧か

データ復旧業者選びにおいて最も重要なのが「技術力・実績」です。業者の中には技術力が低く、データ復旧を依頼してもデータを復元できない業者もいます。技術力の低い業者に依頼してしまうと、時間とお金が無駄になってしまいます。

技術力や実績を見極めるのは難しいですが、大手のデータ復旧業者を選べば大きな失敗はないでしょう。数々の依頼を受けられるだけの技術力、また会社を維持できる信頼・実績があるからです。また、大手の場合口コミや公開している実績などの情報も豊富なため、判断しやすいでしょう。

データ復旧料金が適正かどうかは、判断が難しいです。データ復旧は、通常相談時には料金が確定せず、媒体送付後の無料診断で確定する特殊な見積もり手順になっているからです。それでも良心的な業者であれば相談時にある程度の概算や、最大料金をわかりやすく提示したり説明があります。

技術力同様、名前の知られた大手のデータ復旧業者を選べば、少なくとも悪質なぼったくり請求には遭わないでしょう。ウェブサイトであまりにも安い料金を提示している業者や、相談時に曖昧な説明しかしない業者には注意してください。

相談時の対応も良心的な業者を見極めるポイントです。適当でいい加減な話や対応をする業者、すぐ媒体を送って無料診断するよう急かしてくる業者には依頼しないほうがいいでしょう。対応が適当な業者は、データ復旧や料金でトラブルになる可能性があります。

データ復旧は一般的なサービスではないため、なかなか業者選びが難しい業界です。大手を数社選び、電話をかけて対応を確認したり、SNSで評判をチェックして安心できそうな業者を選びましょう。

データ復旧業者の選び方に関しては今回紹介した以外にもさまざまなポイントがあります。データ復旧業者に依頼したいと考えている方は、以下の記事でさらに詳しい選び方をチェックしてください。

関連記事:【無料診断も】スマホのデータ復旧・復元おすすめ業者15選!料金目安も紹介

HDDのデータ修理に関するよくある質問

HDDの主なメーカーはどこですか?

BUFFALO(バッファロー)・東芝・Western Digital(ウエスタンデジタル/WD)・Seagate (シーゲート)が主なメーカーです。もちろんほかにもさまざまなメーカーがあります。

HDDの修理を依頼すると、中身のデータをスタッフに見られるのでしょうか?

修理の場合、あくまでもパーツの修理や交換のため、中のデータをチェックすることはまずありません。一方でデータ復旧の場合、多くのデータ復旧業者で復旧の際にデータをチェックします。ただ、その場合もすべてのデータを確認するわけではなく、復元できたかどうか確認や違法データチェックのために一部のファイル名や画像データを確認するだけです。例え一部でも見られたくない場合は、データを見ずに復旧できる業者もありますので、相談時に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

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Picky’sでは、ほかにもデータ復旧に関するさまざまな情報を記事にしています。大事なデータを扱ったり、思い出の写真や動画を大切に守りたい方は以下の記事もぜひ読んでください。

関連記事:ゴミ箱から完全削除したデータを復元する方法4つ!Windowsパソコン/mac book /メールも

関連記事:壊れたUSBメモリからデータ復旧させる方法について解説!実際の復旧手順も

関連記事:【主要6社を比較】データ復旧の料金や相場は?おすすめ業者や安く依頼する方法も紹介

関連記事:【プロが教える】SSDデータ復旧業者サービスおすすめ6選!自分でできるソフトも

HDDを修理する前に、中のデータを復旧する必要があるか確認しておく!

HDDにトラブルが起きると、真っ先に「修理」を考えると思いますが、中に大事なデータが入っている場合は安易に修理してはいけません。修理をすると中のデータは消えてしまいます。

  • HDD内に大事なデータが入っていない場合は修理・交換・買い替えを行う
  • 大事なデータが入っていて、取り戻したい場合はデータ復旧を行う
  • データ復旧には復旧ソフトと復旧業者があり、症状やデータの重要度に合わせて選ぶ

「修理・交換」と「データ復旧」は別の作業で、方法や依頼する業者も異なります。うっかり中のデータを失わないよう、違いを理解して正しい対処を行いましょう。

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