水中の神秘的な世界。それを映し出すカメラに必要なものはおのずと決まってくる。
- 耐久性・・・どこまで自分についてきてくれるか
- デザイン性・・・ 非現実的な海の世界で、どれだけ自分を輝かせてくれるか
と、かっこつけて書いてみましたが、機能的で、耐久性があり、画質がいい、そんなオールマイティーなカメラ探していたところ…
いいのを見つけました。AW130です。今では後継機のW300もでています。
- すごい防水性
- あらゆるシーンで活躍
まず、 COOLPIX AW130の主な特徴を見てみていきましょう。ポイントとなるのは、2つあると思います。一つ目は、タフさ これによってどんなシーンでも撮影できるという点です。2つ目は、デザイン性 が優れているという点です。後に説明しますが、迷彩柄というオリジナリティが光るものもあります。
目次
ニコン COOLPIX AW130は防水ケース(ハウジング)が必要ない
水深30mまで外付けの防水ケース(ハウジング)なしで撮影可能な防水性能を持っています。やはりこれが一番の売りです。世界で最も登録者が多いスキューバーダイビング協会PADIでは、一番最初に取ることができるライセンスで潜れる深さは25mです。そのため、この水深30mの防水性能はダイバーにとって一般的に潜水可能な水深をカバーしています。
ジョンくん
これはほとんどのレジャーダイビングに対応できる、飛びぬけて良い性能です。
発売されたとき、世界初のケースなしでそのまま水中で使える“水中デジタルカメラ”の誕生!”と話題になっていました。それまでの防水カメラは水深15mが限界だったので、水深30mというのは驚異的な深さです。
AW130は防水ケース(ハウジング)なしで潜水できるので、ダイビング中でも陸上で操作するように扱えます。この防水性能なら、ダイビングはもちろん、プールに行くとき、雨の日のイベントなどで大活躍間違いなしです。お手入れをきちんとすれば、70回もダイブできます。
防水カメラですが、海の中で使用した後はお手入れは必須です。海水は塩水というだけではなく、多くのミネラルが入っています。なので、使用した後はきちんと真水で洗って保管しましょう。
ニコン COOLPIX AW130でいろんなものを撮ってみたらすごい画質だった。
では実際に使うとどんな感じか、まずはダイバーが気になる海の中で撮った場合です。
Nikon COOLPIX AW130で海の中を撮影してみたら
こんなに接近して接写しても、ブレやぼやけたりすることは少ないと思います。海で撮影する場合は、野生生物を刺激しないようにしましょう。刺激してしまうと、刺激に弱い生き物はストレスで弱ってしまうことがあります。
一つ前の機種とはいえ、十分すぎる写真が取れます。水の中は陸上と比べて光の量が少ないため、写真を撮るのが難しいと言われいますが、AW130はかなりいい性能を発揮してくれます。
モノクロの写真でさえ、こんなにも綺麗に撮ることができます。透明感溢れる写真が撮れるいいカメラです。
なぜ海の中でもこんなに綺麗な写真が撮れるのかというと有効画素数は1605万画素で、開放F値2.8、広角24mm相当から望遠120mm相当(35mm判換算の撮影画角)の光学5倍ズーム(ダイナミックファインズーム10倍)のNIKKORレンズを搭載しています。なので画質はいいのです。しかも、広角レンズだから、手前のものはより大きく、遠くのものはより小さく見える、つまり、遠近感が協調される。写真にも、こだわりたいという方でもいいかもしれません。タウンユースにも適したデザインのコンパクトボディーなので、持ち運びには問題ありません。
海ではなく陸上で夜景を撮ってみると
これは東寺のライトアップを撮影した写真ですが、夜景でもこんなに綺麗に撮ることができます。色のッコントラストなどはあまり崩れていない印象です。
Aw130で善光寺を撮ろうと思ったのですが
善光寺が近くにあるのですが、綺麗にとれるかなぁと思って行ってみましたが、本堂を撮影するには管理会社の許可が必要みたいでした。なので、善光寺周辺を撮影してきました。
これは善光寺光寺仲見世通りの様子です。日本の雰囲気を十分に伝えられるような写真を撮影することができました。
ニコン COOLPIX AW130で高画質な動画を撮影できる
AW130ではブレの少ない高画質な動画も撮ることができます。さらにタイムラプスだって撮れちゃいます。
- フルHDの動画機能
- 手ぶれ補正
- タイムラプス
思い出を美しく残せるフルHDの動画性能
特に、ブレを軽減した美しいフルHD動画と、思い出を印象的に残せる動画機能1920×1080p×60i対応で滑らかな動きを実現、レンズシフト方式と電子式を併用する5軸ハイブリッドの高性能手ブレ補正(VR)機能を搭載して、効果的にブレを軽減し美しい動画撮影が可能。
この動画の通り様々なアクティビティを撮影できる仕様になっています。ダイビング、スキー、スノーボード、グライダーなど多くのアウトドアで十分に楽しめるカメラです。
遊びのお供にピッタリです。いろんなところに連れてあげてください。
Nikon COOLPIX AW130の高性能な防塵機能
防塵機能にも優れているため、建築現場や水を使うなどのタフな現場でも活躍します。工事現場の行程写真は、今日の進捗を撮るタイミングを逃すと、二度と取り直すことはできません。撮るタイミングで壊れてしまうと、進行が遅れてシムかもしれませんが、このカメラは完璧な防塵機能を備えているのでその心配はありません。
AW130は2万5千円ほど。数年前のように10万円以上もする工一郎カメラを買うよりもお得です。
また、一定間隔で自動撮影した写真をつないで、約10秒間早送り動画として記録する「タイムラプス動画」を新たに搭載した。沈む夕日や流れる雲、都会の雑踏などの変化を短時間に凝縮することが可能になった。
Nikon COOLPIX AW130のタイムラプス機能
タイムラプスって?と思われた方
このタイムラプス機能で撮ったビデオを見てください!
車や空の暗さの変化について部分に注目してみてほしいです。
上の動画のように、まるでテレビのドキュメンタリーの終わりのような爽やかなビデオを撮ることが可能です。特に、0:04の右下の車の表現が美しいというか。綺麗な動画なのですね。
そのほか、短い動画を自動的につなぎ合わせてBGMは4種類から選択し、何気ない日常や結婚式などの記念日も、印象的な動画で残すことが可能になりました。
AW130の地味に良い地図機能、Wi-Fi機能
URL:https://www.youtube.com/watch?v=GAk7q5foumI
カメラなので、スマホなどと比べると曖昧さは否定できません。が、、
あの写真はどこでとったのだろう?あ、あそこのポイントよかったな、どこやった?みたいなことがなくなります!座標付き撮影で、いいポイントを記録できるので便利!
カメラのWifi機能を使えば、ケーブルなしでスマホやパソコンに画像の共有、保存などができます。撮ってすぐにスマホへ送れば、管理も楽々です。
また、このような機種には珍しい圧力センサーを内蔵しているため、気圧や高度、水圧までも測れる優れものです。
AW130の豊富なカラーバリエーション
迷彩柄。冴えます。目立ちます。テンション上がります。いい感じです。
下に、4つ写真を載せます。カラーでは、オレンジ、カムフラージュグリーン、ブルーの4色。
カラー: COOLPIX AW130 イエロー
↑口コミで、2番人気! パッと目に入るデザイン
カラー: COOLPIX AW130 オレンジ
↑ シリコンジャケットにもオレンジ色があります。ボディーの保護に使えます。
カラー:COOLPIX AW130 ブルー
↑ さわやかに過ごしたい人におすすめ
カラー:COOLPIX AW130 カムフラ―ジュグリーン
↑ 口コミで一番人気!シリコンジャケットも迷彩柄でカッコいい!!
AW130 カムフラ―ジュグリーンがいい
もう一回書きます。迷彩柄がかっこいい。カメラで迷彩柄はなかなか無いので珍しいのではないでしょうか?この後継機種COOLPIX W300 もこのカッコいいデザイン性を受け継いでます。
他には、ボタンが小さいので押しにくい、約110.4×66.0×26.8mmなので胸ポケットに入りにくいなどの普段使いでは、なかなか持ち歩きにくい!
こう考えてみたら? 防水、防塵で衝撃に強いし、ボタンが小さいから押し間違えない。おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントする!
ジョンくん
AW130の価格的にコスパはいい
Amazonで最新の価格を知ることができます。
中古ではAmazonが不利か
競合と言えるオリンパス TG-4は、本体価格3万5千円から4万2千円で防水用のケースが必要。なんとその防水ケースが値段約2.3万円です。
後継機種が出ているのにも関わらず、あまり価格変動がありません。防水カメラの平均が2万円弱なので高級コンデジ(コンパクトデジカメ)といえるでしょう。
この記事を見ていただいている皆さんは、性能比較も知りたいところだと思います。
早速、比べていきましょう。やはり、性能がよく似ているこの2つを比べていきます。
2016年発売のTG-4 VS AW130 を比較してみます
TG-4 | AW130 | |
有効画素数 | 1600万 | 1605万 |
開放F値 | 2.0-4.9 | 2.8-4.9 |
撮影範囲 | 0.1m~ | 50cm~ |
防水性 | 水深15M | 水深30M |
重さ | 247g | 221g |
大きな違いは、F値と水深でしょうか?
F値とは、絞りによる光のレンズに入る量のことです。F値が小さいほど多くの光を取り込むことができます。また、F値の最小値を「絞り開放値」と呼び、F値が小さいほど明るいレンズといえます。TGー4のほうがF値の範囲が広いので、表現に広がりが出ます。また、TG-4はピントを合わせることがすぐにできるといえます。
F値って何?脱初心者のためのカメラの基本📷水深については、AW130のほうが大きくリードしているといえます。水深30Mは上記にも書いたが、この水深は、ダイバーにとっての一般的な最大水深で、ほとんどのレジャーダイビングに対応できるからです。
さらには、小さなニモなどをとるとき大切になる撮影範囲を見てみましょう。
TG-4はスーパーマクロで約1cmまで近づくことが可能です。また、マクロモードでもTG-4は10cmから、AW130は1cmからなのでTG-4のほうがひと手間のモード変更なしで素早くシャッターを切ることができます。
TG-4のほうが広角側ではレンズが明るく、AW130のほうがズーム倍率が少し高い、というのが違いでしょうか? あとは、タフさ(水深)でしょうか。性能、値段から見ると、使い手がどこを強みにしたいかで変わってくるといえるでしょう。
ジョンくん
ジョンくん
COOLPIX AW130 レビューまとめ
オールマイティーさといえば、最近急激に普及してきた防水性のスマホがあると思います。しかしスマホの防水の基準は、台所などの水まわりの生活で万が一を想定しているため、今現在IPX7 IPX8(水に浸しても影響はない)のiPhone でもダイビングなどのレジャーには向いていません。また、カメラが持つ奥行きのある写真が撮れないなど不便さがあります。なので良い写真を撮りたい場合は、タフなAW130はいい選択かもしれません。
スマホよりも携帯性は劣りますが、防水性のコンデジ(コンパクトデジカメ)としては十分に活躍すると思われるのがAW130。サブやアウトドア、仕事用などオールマイティーな一台と思われます。ぜひ、オールマイティーな一台を求めているなら検討してみてください!
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