静電容量無接点方式キーボードは、高速かつ正確なタイピングが可能で、長時間の使用でも疲れにくいのが特長です。
ですが、「静電容量無接点方式キーボードは普通のキーボードとどう違うのか?」「高額な価格を出す価値があるのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、静電容量無接点方式キーボードの特徴やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを徹底解説します。
記事の後半では、Picky’s編集部が厳選したおすすめの静電容量無接点方式キーボードも紹介しています。この記事を読んで、最高級の打ち心地を約束する静電容量無接点方式キーボードの導入をぜひ検討してみてください。
目次
静電容量無接点方式キーボードとは?滑らか・高速・高耐久の3拍子揃ったキーボード
静電容量無接点方式とは、物理的な接点を伴わず、キーの押下によって発生する静電容量の変化を感知して入力を検知する方式です。
キーボードには、主に静電容量無接点方式キーボードを含めて4つの種類があります。
方式 | 感知方式 | 特徴 |
メンブレン式 | キー下のメンブレン(膜)を接触させてキーを検知する。 | コストが安く、安価なキーボードで使用されている。 |
パンタグラフ式 | キー下のひし形の金属製パーツを接触させて検知する。 | 軽い力で入力でき、薄型なので主にノートパソコンで使用されている。 |
メカニカル式 | キーごとに独立した金属製ばねスイッチがあり、ばねを接触させて検知する。 | 耐久性が高く、キー交換で自分好みのカスタマイズも可能。 |
静電容量無接点方式 | 電極とスプリングの押し込みによる静電容量の変化でキーを検知する。 | 滑らかな打ち心地と正確な入力、高耐久。 |
パーツ形状などの違いはあるものの、静電容量無接点方式以外のキーボードはすべてキーを押した際に下のパーツと電極を接触させて入力を検知しています。
一方で、静電容量無接点方式はキーの押し込みの際に変化する、静電容量によってキーの押し込みを検知するのが特徴です。物理的な接触がないため、滑らかな打鍵感や高耐久など、ほかのキーボードにはない独特のメリットがあります。
編集部
静電容量無接点方式キーボードのメリット
以下は、静電容量無接点方式キーボードを使用するメリットです。
- 滑らかで心地よい打鍵感
- 長時間タイピングしても疲れにくい
- 高速&正確なタイピングが可能
- チャタリングが発生しにくい
- 耐久性が高い
- 静音性が高い
静電容量無接点方式キーボード最大の特徴は、キーを押し込んだ時の抵抗感が少なく、非常に軽やかな打鍵感を得られる点です。その打ちやすさから、長時間タイピングでも疲労を感じにくくなります。
また、キーを押した際の反応も早く、高速で正確な入力が可能です。製品の中には、キーの反応を自分好みに調節できる機種もあります。
物理的な接点がないため、打った際の音もメンブレン式やメカニカル式に比べて小さめです。さらに、長期間使用しても部品が摩耗しにくいため耐久性も高く、長期間にわたって愛用できます。
ほかのキーボードで起こる、長期間の使用によるチャタリングが発生しにくいのもメリットです。
静電容量無接点方式キーボードのデメリット
静電容量無接点方式キーボードのデメリットです。
- 高額な製品が多い
- 製品数が少ない
- 水の侵入に弱く故障しやすい
- 底打ち感が欲しい方には不向き
静電容量無接点方式キーボードは、高精度なセンサーや電子回路を使用しているため、全体的に高価な製品が多いです。安価な製品でも2万円以上、高額な製品になると5万円以上します。
また、製品数が少ないため、希望する性能・価格・キー配列・デザインの製品が見つからない可能性があります。静電容量無接点方式キーボードを選ぶときは、いずれかの項目を妥協する必要も出てくるかもしれません。
また内部構造が精密なため、水や飲み物のこぼしにより故障するリスクがあります。
編集部
静電容量無接点方式キーボードの選び方
静電容量無接点方式キーボードの選び方を解説します。
接続方式:有線か無線か
静電容量無接点方式キーボードの接続方式には、有線接続と無線接続(ワイヤレスキーボード)の2種類があります。
基本的には有線がおすすめです。有線接続は応答速度が速く、通信も安定していて遅延や通信途切れが発生しにくいです。バッテリー切れの心配もありません。長時間のデータ入力作業や、ゲームといった安定した通信が重要になる作業はもちろん、あらゆる作業に有線はおすすめです。
一方で無線はケーブルがないため、見た目が綺麗でデスク周りがすっきりします。配置場所や収納場所も自由で、持ち運びも容易です。
最近の無線機器は通信が安定しており、遅延もほとんど気になりません。大きなデメリットは、定期的にバッテリー充電や電池交換の必要があることです。
編集部
テンキーの有無:基本はあったほうが便利
静電容量無接点方式キーボードを選ぶ際は、数字入力用テンキーのある製品がおすすめです。通常のキーボード同様、静電容量無接点方式キーボードにも「テンキーあり」と「テンキーなし(テンキーレス)」があります。
好みや使用頻度によりますが、テンキーがないよりはあったほうが便利です。ただしテンキーがある製品は、テンキーレスのキーボードよりも大きく重くなる点がデメリットです。
一方でテンキーレスはコンパクトですっきりしています。ほとんどテンキーを使わない、と最初から分かっている方はテンキーレスでもいいでしょう。
編集部
入力方式:日本語配列(JIS配列)と英語配列(US配列)
キーボードには、「日本語配列(JIS)」と、英語配列(US)の2種類があります。
日本では、国内のパソコン用キーボードの多くが日本語入力に特化した日本語配列です。そのため、一般的な入力や作業で使用する場合は日本語配列を選びましょう。
日本語配列と英語配列ではそれぞれキーの配列や数が違い、入力方法も大きく異なるため、間違えて買ってしまうと慣れるまで大変です。
上記が日本語配列です。日本語入力に必要な「半角/全角」「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」キーがあり、各キーにもひらがなが振ってあります。
日本語入力のしやすい配列です。よほどの理由がない限り、日本語配列を選べば間違いありません。
上記は英語配列です。「半角/全角」「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」キーがなく、各キーもアルファベットが振られているのが特徴です。そのほか、エンターキーやスペースキーの形も違います。
英語入力はプログラミングしやすい配置になっています。そのため、プログラマーとの相性が良い配列です。また、コンパクトな製品が多いため、省スペースのキーボードを希望している方にもおすすめ。
編集部
ゲーム用途なら「Nキーロールオーバー」対応を選ぶ
ゲームに静電容量無接点方式キーボードを使用する場合は、「Nキーロールオーバー対応」と書かれた製品を選んでください。
Nキーロールオーバーとは、「キーを同時押しした際、すべてのキーを確実に認識する機能」です。
Nキーロールオーバー機能がないと、複数キーを押した際に一部のキーが認識されない「ゴースト現象」が発生し、ミスタッチになってしまいます。特にゲームは複数キー同時押しが必要なため、Nキーロールオーバー機能は必須です。
編集部
静電容量無接点方式キーボードのおすすめ人気メーカー
静電容量無接点方式キーボードのおすすめ人気メーカーを紹介します。静電容量無接点方式キーボードは、販売しているメーカーも限られているため、以下のメーカーから選べば大きな失敗をしにくいです。
高級キーボードの代名詞REALFORCEを販売する「東プレ(Topre)」
東プレは、日本製プレミアムキーボードの最高峰、REALFORCE(リアルフォース)シリーズを販売しているメーカーです。
- 静電容量無接点方式で滑らかな打鍵感
- スイッチのオン位置を調節できる APC機能
- 数千万回~1億回の打鍵に耐える耐久性
- Nキーロールオーバー対応
REALFORCEは、キーボードに求められる機能をすべて満たしています。静電容量無接点方式キーボード選びで迷ったら、東プレのREALFORCEを買えば間違いないでしょう。
モデルによっては、キー入力と解除を高速で行うラピッドトリガー機能を搭載したゲーム特化の製品も販売しています。
コンパクトな高級キーボードHHKBを販売するメーカー「PFU(ピーエフユー)」
PFUは、REALFORCEと並ぶ高級キーボード「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」を販売しているメーカーです。
HHKBのキーボードは、非常にコンパクトです。キーサイズはフルサイズのキーボードと同じですが、キーの数を限定し、合理的なキー配置を行うことで本体のサイズを最小限にとどめています。
例えば、英語配列であればキーがわずか60個しかありません。その結果、最小の動きでキー入力が可能で、正確な入力を最速で行えます。
もちろんコンパクトなだけではなく、静電容量無接点方式キーボードとしての性能も完璧です。限りなくコンパクトな静電容量無接点方式キーボードを探している方は、PFUのHHKBを選びましょう。
高いレベルでまとまった高性能キーボード「NiZ(宁芝)」
中国のメーカーNiZ(宁芝)は、静電容量無接点方式キーボードで近年人気の高いメーカーです。
中国メーカーと言えば性能に対して価格が安い「コスパ重視」のイメージがありますが、NiZのキーボードは単純なコスパの良さではなく、本格的な性能を売りにしています。
ほかのメーカーと比べて独自の機構を採用した製品が多いです。例えば、ほかのメーカーの静電容量無接点方式キーボードにはない、独特のコトコトとした打鍵感や、メカニカルキーボードのようにキーキャップやキースイッチを交換できる製品があります。
好みは分かれますが、ハマる人はハマる面白いメーカーです。
静電容量無接点方式キーボードおすすめ人気ランキング比較一覧表
静電容量無接点方式キーボードおすすめ人気ランキング10選
ラピッドトリガー搭載!ゲーム特化の最強REALFORCE!
東プレのREALFORCE GX1 X1UC13は、REALFORCEの中でもゲームに特化した静電容量無接点方式キーボードです。
キーのオン位置を調整できるAPC機能を進化させたDynamic Mode(ラピッドトリガー)搭載。より高速で入力作業ができます。
キー荷重は30gで指への負担が非常に少なく、長押ししても疲れにくいのも特徴です。打鍵音も静かで、使う場所を選びません。
さらに専用ソフトウェアを使えば、ヒートマップ連動イルミネーションのカスタマイズ、キーの入れ替え、マクロ機能も利用できます。
ゲーム用のREALFORCEをお探しの方であれば間違いなくこの製品がおすすめです。
製品サイズ | 14.3×36.5×3.82cm |
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重量 | 1.3kg |
接続方式 | 有線 |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 日本語配列(JIS) |
Nキーロールオーバー | フルキー対応 |
テンキー付きでコンパクトな静電容量無接点方式キーボード
NiZのX99は、テンキーレス並みのコンパクトサイズでありながら、テンキーを備えた省スペース静電容量無接点方式キーボードです。
静電容量キーボードですが、メカニカル式のCHERRY MX軸に対応。キーキャップ交換が可能で、自由自在なカスタマイズが可能です。
キー荷重は35gで、軽いタッチで軽やかな打鍵感を実現。長時間の入力作業やゲームでも、疲れにくく正確なタイピングが可能です。独特なカラーリングも人気。
マクロ設定やNキーロールオーバーにも対応しているため、入力作業はもちろんゲームにもおすすめです。
製品サイズ | 38×13.5×3.8cm |
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重量 | 982g |
接続方式 | 有線 |
テンキーの有無 | あり |
入力方式 | 英語配列(US) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
高品質なのにお手頃価格!高コスパREALFORCE
東プレのREALFORCE R3S R3SA31は、REALFORCEの高級モデル「R2」のアップグレードモデルです。
キーのオン位置を0.8・1.5・2.2・3mmの4段階で調節可能APC機能搭載。静音性も抜群で、入力作業にもゲームにも最高の打鍵感と反応を返してくれるでしょう。
より正確な入力かつ高速入力を実現するために有線を採用。全体的に高いレベルとバランスでまとまった高級キーボードですが、REALFORCEの中では比較的お手頃価格で購入できます。
初めての静電容量無接点方式キーボード、初めてのREALFORCEに最適な製品です。
製品サイズ | 14.2x45.5x3.8cm |
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重量 | 1.4kg |
接続方式 | 有線 |
テンキーの有無 | あり |
入力方式 | 日本語配列(JIS) |
Nキーロールオーバー | フルキー対応 |
トップゲーマー監修&独自方式の最強ゲーミングキーボード
ZENAIMのキーボードは、正確には静電容量無接点方式キーボードではなく、独自方式である「無接点磁気検知方式ロープロファイルキーボード」です。
磁気検知方式は、静電容量無接点方式以上の高い反応速度と対誤爆性を追求した結果開発された方式で、開発にはプロeスポーツ組織「ZETA DIVISION」が監修しています。
MOTION HACK機能(ラピッドトリガー)搭載、さらにプロが普段使用している設定をそのまま使用できます。
ゲームに勝利するための機能が詰まった最高のキーボードです。見た目、性能に一切妥協できない方、人と同じものを使いたくないこだわり派の方におすすめ。
製品サイズ | 38x13.92x2.45cm |
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重量 | 723g |
接続方式 | 有線 |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 日本語配列(JIS) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
有線と無線を切り替え、最大4台まで登録できる万能キーボード
PFUのHHKBキーボード Professional HYBRID Type-S 墨は、安定した通信が可能な有線と、使う場所を選ばない便利なBluetooth無線、どちらでも使えるキーボードです。
同時に4台まで接続可能なため、目的の機器にすぐ切り替えができます。しかも、本体は徹底的に無駄を削ぎ落としたコンパクトなサイズで、持ち運びにも便利。
制御キーの割り当て変更可能なDIPスイッチに加え、キー全般のキーマップを変更できる「キーマップ変更機能」搭載。
仕事においてもゲームにおいても、自分の最適な設定で快適なタイピングができるキーボードです。
製品サイズ | 29.4×12×4cm |
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重量 | 550g |
接続方式 | 有線/無線(Bluetooth)両対応 |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 日本語配列(JIS) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
有線&無線で使えて場所を選ばない静電容量無接点方式キーボード
NiZの84ECは、価格・性能・使いやすさのバランスが取れた静電容量無接点方式キーボードです。
有線とBluetooth無線両方に対応しており、Windows/Mac/タブレットなど最大3台までの機器と同時接続可能。有線モードでは全キーロールオーバーに対応しているため、ゲームにも最適です。
キー荷重は35gで、軽く滑らかなタッチを実現。サイズもコンパクトで置く場所や使う場所、使い方を問いません。作業にゲームにと、いろいろな用途で使う方に特におすすめ。
英語配列な点には注意が必要です。
製品サイズ | 29.5×11×2.5cm |
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重量 | 780g |
接続方式 | 有線/無線(Bluetooth)対応 |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 英語配列(US) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
高性能&多機能な軽量コンパクトキーボード
NiZのAtom68は、非常にコンパクトで大きめのカバンであれば持ち運びも可能なうえ、有線と無線両方に対応しているため使う場所を選ばないキーボードです。
Windows/Mac間のスムーズな切り替え、APC機能、プログラマブル機能搭載で、自分だけの理想的なキーボードにカスタマイズできます。
さらに専用ソフトウェアを使用すれば、Nキーロールオーバーやコンボ機能の設定変更も可能。
軽量コンパクトで、性能・機能ともに欠点らしい欠点がないため、どんな場所・用途でも使える万能キーボードです。
製品サイズ | 31.8×10.9×3.6cm |
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重量 | 630g |
接続方式 | 有線/無線(Bluetooth)両対応 |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 英語配列(US) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
必要な機能のみに絞った、限りなくシンプルなプロ向けHHKB
PFUのHHKB Professional Classic 白は、余計な機能を徹底的に省き、「シンプルで使いやすい」を追求した静電容量無接点方式キーボードです。
機能は限りなくシンプルですが、キーボードにとって重要な「軽量でコンパクト」「軽快なキータッチ」「耐久性の高さ」といった、当たり前の性能を極限まで追求。
また、すべてのキートップ面が中央方向に向いた「シリンドリカルステップスカルプチャ」、3段階の角度に切り替えできる「傾き調整機能」、耐久性の高い印刷など細かい部分もプロ仕様。
HHKBの中では価格も抑えられているため、シンプルな英語配列のHHKBを探している方におすすめです。
製品サイズ | 29.4×11×4cm |
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重量 | 530g |
接続方式 | 有線 |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 英語配列(US) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
フルサイズ&ワイヤレスの最高級静電容量無接点方式キーボード
東プレのREALFORCE R3 R3HA23は、Bluetooth5.0によるワイヤレスで、作業にもゲームにも使いやすいフルサイズ静電容量無接点方式キーボードです。
キーのオン位置を調整できるAPC機能や、専用ソフトウェアによるカスタマイズが可能。
キー荷重は30gと、非常に軽快なタッチで長時間入力しても疲れにくくなっています。音も静かなので、自宅でもオフィスでも周りを気にせず使用可能です。
高性能&多機能と、どんな用途でも活躍するキーボードです。静電容量無接点方式キーボードでどれを買おうか迷ったら、とりあえずこの製品を買っておけば間違いありません。
製品サイズ | 16.3x46.5x3.9cm |
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重量 | 1.6kg |
接続方式 | 無線(Bluetooth) |
テンキーの有無 | あり |
入力方式 | 日本語配列(JIS) |
Nキーロールオーバー | フルキー対応 |
Realforce最小・最軽量テンキーレスモデル
東プレのREALFORCE RC1 C1HJ13は、横幅約30cm重さ600gと、リアルフォースの中でも最小コンパクト、最軽量モデルのbluetoothキーボードです。
小さいながら、打鍵感や入力の反応は完全リアルフォース。長時間打っても疲れにくく、きびきびとした反応で作業もゲームも捗ります。
Bluetoothで最大4台までの機器の接続可能で、あらゆる場所、あらゆるシーンで活躍してくれるREALFORCEをお探しの方におすすめです。
日本語配列のほか、英語配列モデルや色違いモデルも選べます。
製品サイズ | 13×29.5x3.9cm |
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重量 | 600g |
接続方式 | 無線(Bluetooth) |
テンキーの有無 | 無し |
入力方式 | 日本語配列(JIS) |
Nキーロールオーバー | 対応 |
静電容量無接点方式キーボードの関連商品
静電容量無接点方式キーボードを買う際、一緒に買っておくと便利なアイテムを紹介します。
長時間タイピングの疲労を軽減する「リストレスト」
リストレストは、キーボードの前に置いて手首を載せるクッションです。長時間のキーボード作業による手首の疲労軽減や、腱鞘炎・肩こりを防止できます。
さらに、入力時に手首の位置が固定されタイピングが安定するため、正確な入力で作業効率も向上します。効果には個人差がありますが、決して高価なものではないため、一度試してみてはいかがでしょうか。
ホコリを防ぐ「キーボードルーフ」
使用していないときに、キーボードに被せて埃が溜まるのを防ぐのがキーボードルーフです。
静電容量無接点方式キーボードは水やほこりに弱いため、できれば常にキーボードルーフでゴミを防ぎましょう。
掃除の回数も減らせますし、うっかり水をこぼしたときもキーボードルーフがあれば、水の侵入を防げるかもしれません。
キーボードを水や飲み物から守る「キーボードカバー」
静電容量無接点方式キーボードは特に液体に弱いため、できればキーボードカバーの使用がおすすめです。
キーボードカバーがあれば、うっかり水やコーヒーをこぼした際も、キーボード内部に液体が侵入するのを防げます。また、ホコリもシャットアウトできるため、故障のリスクも減るでしょう。
キーボードカバーは、特定のキーボードにジャストフィットする専用品と、ある程度どのキーボードにも使える汎用品があります。
できれば完璧にフィットする専用品がおすすめですが、無ければ汎用品でも構いません。
ただし、キーボードカバーを付けると、静電容量無接点方式キーボード特有の打鍵感が変わってしまう可能性があるため注意が必要です。
静電容量無接点方式キーボードのよくある質問
メカニカルキーボードと静電容量無接点方式キーボードは違いますか?
一番大きな違いとして、静電容量無接点方式キーボードはパーツ同士が無接点、つまり接触しません。
メカニカルキーボードは、「軸」と呼ばれるスイッチ機構を使用していて、キーそれぞれが独立しているのが特徴です。ただし、キーを押すとほかのキーボード同様パーツ同士が接触し、キーの入力を検知しています。
ゲーミングキーボードには、メカニカル式が多く採用されています。メーカーではレイザーやロジクールが有名です。
静電容量無接点方式キーボードは、ゲーミングキーボードしても使えますか?
一瞬の遅れが勝敗に直結するような、シビアなゲームでも有利に働くでしょう。
また、キー同時押しにも正確に反応するNキーロールオーバー対応品も多く、さらに特定キーを激しく連打しても耐えられる耐久性の高さもゲーム向きです。
ただし、静電容量無接点方式キーボードには、いわゆるゲーミングキーボードに搭載されているマクロ機能やRGBライティング機能がない製品もあります。
スピードと正確な入力にこだわるなら静電容量無接点方式キーボードがおすすめ!
静電容量無接点方式キーボードは、空気を押しているかのような軽やかな打鍵感が特徴のキーボードです。ほかのキーボードに比べ、圧倒的に素早く正確な入力ができるため、毎日仕事やゲームで長時間入力作業を行う方におすすめ。
- 正確で素早い入力ができ、耐久性も高い
- 有線モデル・テンキー付き・日本語配列がおすすめ
- ゲーミングキーボードとしても最高
少々高額ですが、性能の高さと耐久性を考えればコスパは高いです。
毎日キーボードを使用すると、指や手首、そしてキーボードには大きな負担がかかります。そのため、キーボードの使用頻度が高い方は静電容量無接点方式キーボードを検討してみてください。
キーボードは、メンブレンやメカニカルのほかゲーミングキーボードや分割キーボードなど、さまざまな種類があります。以下の記事を参考に、それぞれの特徴を理解して用途と希望に合った1台を見つけてください。
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