Apple Watch SEシリーズの新たなモデルとして登場した「Apple Watch SE(第2世代)」。初代モデルの魅力を残しながらも、最新のプロセッサーや新たな安全機能を追加しているのが特徴です。
しかし「Apple Watch SEの第二世代って第一世代と何が違うの?」「Series8と迷っているけど、SEで十分?」「Apple Watch SE(第2世代)でできることとできないことは?」など悩んでいる人は多いはず。Apple Watch SE(第2世代)のスぺックや機能比較はもちろん、実際に使った正直な感想が知りたいですよね。
そこで今回は、注目の「Apple Watch SE(第2世代)」をPicky’s編集部が検証。スタッフが商品を実際に使って良かったところ・残念なところを本音でレビューしました。Apple Watch SE(第2世代)の購入を迷っている人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
- 手頃な値段でいろいろできるApple Watch SE(第2世代)
- 【何が違う?】Apple Watch SE(第2世代)のスペックを第1世代と比較
- 【8と比較】Apple Watch SE(第2世代)でできること・できないこと
- Apple Watch SE(第2世代)レビュー結果
- 【実機で検証】Apple Watch SE(第2世代)を徹底レビュー
- GPSモデルとセルラーモデルはどっちを買うべき?機能の違いを比較
- Apple Watch SE(第2世代)の口コミ・評判
- Apple Watch SE(第2世代)で使える便利なアプリ
- Apple Watch SE(第2世代)と一緒に買うと便利なもの
- Apple Watch SE(第2世代)のよくある質問
- Apple Watch SE(第2世代)レビューまとめ
手頃な値段でいろいろできるApple Watch SE(第2世代)

出典:amazon.co.jp
Apple Watch SEの第2世代として2022年9月に登場した「Apple Watch SE(第2世代)」。Apple Watchのエントリーモデルとも言えるSEシリーズは、ほどほどのスペックを備えつつ手に取りやすい価格で購入できるのが魅力です。
普段iPhoneやiPadを使用している方は、Apple Watchを使えばより快適な生活を実現できます。Series8やUltraと比較すると、性能やできることの多さは劣りますが、十分高いスペックを持っているため、そこそこの性能でコスパの良いモデルが欲しい方や、初めてApple Watchを買う方におすすめです。
【何が違う?】Apple Watch SE(第2世代)のスペックを第1世代と比較
Apple Watch SE(第2世代) | Apple Watch SE(第1世代) | |
---|---|---|
サイズ |
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|
重量 |
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材質 | アルミニウム | アルミニウム |
容量 | 32GB | 32GB |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ | Retinaディスプレイ |
プロセッサー | S8 SiP | S5 SiP |
バッテリーの持続時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
耐水性能 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 |
心拍数 | ○ | ○ |
衝突事故検出機能 | ○ | – |
急速充電 | – | – |
カラーバリエーション |
|
|
Apple Watchの第1世代と第2世代の違いをまとめました。
- 搭載プロセッサーがS5 SiPからS8 SiPに
- 新たに衝突事故検出機能が追加
- 本体が4gほど軽くなった
- スペースグレイ・ゴールドが廃止され、ミッドナイト・スターライトが登場
Apple Watch初代(第1世代)と第2世代の違いで大きいのが、プロセッサーの変化。Apple Watch SE(第2世代)には、Apple Watch Series8と同じS8 SiPが搭載されており、処理速度が約20%がアップしています。
また、新たな加速度センサーが備わったことで、衝突事故検出機能が追加されました。
サイズ展開に違いはありませんが、第2世代ではカラーバリエーションがミッドナイト・スターライト・シルバーの3色になったのも特徴。今回の検証ではミッドナイトのApple Watch SE(第2世代)を使用しているので、気になっている人は写真の色味を参考にしてくださいね。
関連記事:【Apple Watch SE レビュー】”6”と比較した結果”SE”で十分だと判明!その理由を徹底解説
【8と比較】Apple Watch SE(第2世代)でできること・できないこと
ここからは、Apple Watch SE(第2世代)と同時発売されたApple Watch Series8との違いを紹介。Apple Watch SE(第2世代)でできることはもちろん、Series8でできてSE(第2世代)でできないことなどをまとめました。
機能は十分?Apple Watch SE 2でできること
- 手首への振動でアラームやリマインダーを通知
- LINEのメッセージの確認・返信
- Suica・iD・PayPayなどの電子決済
- マップの確認
- 心拍数・睡眠時間・運動時間の計測や記録
- iPhoneを探す機能やiPhoneのカメラ操作
- iPhoneやMacBookのロック解除
- 音楽やPodcastの再生
- 位置情報の共有
- 心房細動履歴の確認
Apple Watch SE(第2世代)では、Apple Watchの基本的な機能はほとんど使えます。「毎日の歩数や運動ルートを記録したい」「メッセージの確認やSuicaが使えたら便利」という人であれば、エントリーモデルであるApple Watch SE(第2世代)でも十分に満足できます。
Apple Watch 8でできてSE(第2世代)でできないこと
- ディスプレイの常時表示
- 皮膚温センサーによる排卵日予測
- 心電図や血中酸素濃度ウェルネスの測定
- 急速充電
Apple Watch SE(第2世代)とSeries8の機能面での大きな違いは上記の通り。スペック面では、Apple Watch 8はSE(第2世代)よりもディスプレイが約20%大きいという違いがあります。Series8は画面のベゼル(外枠)が細くなっており、より洗練されたデザインに仕上がっています。
また、Apple Watch SE(第2世代)は画面の常時表示に対応しておらず、手首を上げてディスプレイを顔に向けると画面が表示される仕組みです。普段使っているときはそれほど不便はないものの、「常に心拍数を確認しながらジョギングする」という使い方はできません。
関連記事:Apple Watch Series 8をレビュー検証!進化した点や買い替えすべき人を解説します
Apple Watch SE(第2世代)レビュー結果




ここでは、Apple Watch SE(第2世代)のいいところ・悪いところなど解説します。まず初めに、Apple Watch SE(第2世代)のスペックと総合評価を表にまとめたので、チェックしてみてください。
評価 | スペック | |
サイズ | ◎ | 40mm 44mm |
重量 | ◎ | 40mm:26.4g 44mm:32.9g |
デザイン | ◎ | 材質:アルミニウム カラー:ミッドナイト・スターライト・シルバー |
装着感 | ◎ | 軽くて長時間付けていても快適 |
バッテリー持ち | △ | 最大18時間 |
充電時間 | △ | 約150分(急速充電非対応) |
昨日の種類 | ○ | 電子決済、マップ確認、心拍数・睡眠時間・運動時間の計測 iPhoneを探す・カメラ操作・ロック解除、音楽再生など |
アプリ通知 | ◎ | 可 |
文字入力 | ○ | 定型文、音声入力 |
防水性能 | ◎ | 水深50mの耐水性能 |
AirPodsとの接続 | ◎ | 可 |
文字盤デザインの種類 | ◎ | watchOS 9で49種類(バージョンによって違う) |
バンドの交換方法 | ◎ | バンド取り外しボタンを押しながら横にスライドさせるだけ |
Apple Watch SEの高評価だったポイント:軽量で装着感◎カラーもおしゃれ
- 本体がとにかく軽い!長時間つけていても快適
- 新カラーのミッドナイトがクールでかっこいい
- 文字盤デザインのバリエーションが豊富で面白い
Apple Watch SE(第2世代)の最大の魅力は、本体がとにかく軽いこと。44mm・40mmともに初代よりも4gほど軽量化されており、軽いつけ心地や動きやすさを重視する人には嬉しいポイントです。また、文字盤デザインの種類が豊富で、自分好みのカスタマイズを楽しめます。
微妙だったポイント:バッテリー持ちと充電速度が惜しい
- バッテリー持ちは微妙、急速充電非対応なのも残念
- Series8の新機能である皮膚温センサーの搭載はなし
一方で、バッテリー持ちが短いのがApple Watch SE(第2世代)の残念な点。バッテリーの持続時間はスペック上では最大18時間とされており、丸1日持ちません。常に心拍数を記録したい人や睡眠ステージ機能を利用したい人にとっては、十分とは言えない性能です。
SEで十分!Apple Watch SE 2を買うべき人
- スマートウォッチを初めて購入する人
- 低価格でApple Watchを購入したい人
- 軽量なApple Watchが欲しい人
- 手軽な健康管理に役立てたい人
性能やできることを少なくしつつ、リーズナブルな価格を実現しているApple Watch SE(第2世代)は、スマートウォッチを初めて購入する人や安さ重視の人におすすめです。
通知や電子決済といった最低限の機能を備えているため、SEで十分な人も多いでしょう。Apple Watch SE(第2世代)はシリーズ史上最軽量モデルとして注目されており、軽量なApple Watchが欲しい人にも最適ですよ。
Apple Watch SE 2をおすすめしない人
- すでにApple Watch6や7、SE(第1世代)を使っている人
- 血中酸素や心電図などのヘルスチェック機能を利用したい人
- 正確な月経周期や排卵日予測機能を利用したい人
- 本格的なアウトドア用のスマートウォッチが欲しい人
一方で、すでにApple Watch 7やSE初代を使っていて機能・動作に満足している人は、Apple Watch SE(第2世代)に買い替えるメリットは少ないです。Apple Watch SE(第2世代)には進化したプロセッサーが搭載されているものの、正直なところ「処理速度が格段に速くなった」と言えるほどではありません。
また、Apple Watch SE(第2世代)でできないこととして、血中酸素ウェルネスや心電図、皮膚温センサーなどによる健康管理が挙げられます。そのため、本格的なヘルスケア目的で使う人にも不向きです。
より機能にこだわるなら、同時発売されたApple Watch Series8やApple Watch Ultraをチェックしてみてください。
関連記事:【普段使いにどう?】Apple Watch Ultraを実機レビュー!8と比較・水深アプリも検証
【実機で検証】Apple Watch SE(第2世代)を徹底レビュー
クールでおしゃれ感抜群のミッドナイトカラー
Apple Watch SE(第2世代)のカラーバリエーションは、ミッドナイト・スターライト・シルバーの3色。Picky’s編集部が今回検証したのはミッドナイトで、やや青みのあるブラックカラーです。 純粋なブラックを求めている人には物足りないかもしれませんが、スタイリッシュでクールな雰囲気が好印象でした。
また、Apple Watch SE(第2世代)では裏面が本体と同じ色になっているのが特徴です。初代からの進化と言えるほどの大きな違いではありませんが、デザインに統一感があるのは嬉しいですよね。
今回は44mmサイズを使用!装着するとコンパクトに見える大きさ
今回編集部が使ったのは、44mmサイズのApple Watch SE(第2世代)。45mmサイズのApple Watch 8と並べてみると、大きさの違いはあまりないように見えます。

左がApple Watch8、右がApple Watch SE(第2世代)
ただ実際に装着してみると、「Apple Watch SE(第2世代)の方が大きさが一回り小さいな」という感覚がありました。 Apple Watch SE(第2世代)はミッドナイト、Apple Watch 8はスターライトを使用したため、黒っぽい色のApple Watch SE(第2世代)の方が締まって見えるのかもしれません。

女性

男性
44mmのSE(第2世代)を女性が着けても大きさが不自然な感じはありません。Apple Watch SEのサイズを40mmと44mmで迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
Apple Watch SEは軽いので日常使いにはぴったり


Apple Watch SE(第2世代)(44mm)の重さは本体のみで33g、バンドと合わせると43gでした。Apple Watch 8(アルミニウム・45mm)の公称重量は本体のみで38.8 gなので、約6g軽く設計されています。腕時計としてはかなり軽量な部類で、ストレスのない軽いつけ心地を味わえるのが高ポイントです。
バンド次第で印象が変わる!交換方法も簡単
今回の検証では、Apple純正品のバンドである「サミットホワイト/ブラックNikeスポーツループ」を使用しました。
ウーブンナイロンを使った柔らかい生地で、通気性に優れています。簡単に長さ調整ができ、手首にぴったりとフィット。
ナイキのスローガン「Just Do It」の文字が入っており、スポーティーでおしゃれな見た目が魅力です。Apple Watch SE(第2世代)はつけるバンドによって印象に違いが生まれるので、あれこれ試してみるのも面白いですね。
ちなみに、Apple Watch SE(第2世代)のバンドの交換方法はとても簡単。本体裏面にあるボタンを押しながら、バンドをスライドさせるだけで外れます。逆につけるときは、バンドの向きに注意してスライドするだけ。力も技術をいらないので、誰でも簡単に付け外しできます。
バッテリー持ちに不満あり。Apple Watch SEは急速充電できないのが難点
Apple Watch SE(第2世代)のバッテリーの持続時間は、公式では最大18時間とされています。検証では、朝から使い始めて就寝中に充電切れになってしまいました。常に心拍数を記録したり睡眠ステージ機能を利用したい人にとっては、このバッテリー持ちの短さは痛いポイント。
また、Apple Watch SE(第2世代)は急速充電に対応していません。バッテリーの持続時間が短い割に、充電時間を短縮できないのは不便に感じました。
アプリ通知や睡眠記録が便利!第2のiPhoneとして使える
Apple Watch SE(第2世代)では、アプリの通知を確認したり、ワークアウトの記録を残したりと、Apple Watchシリーズの基本的な機能がほとんど使えます。音楽再生や通話などもできるので、「第2のiPhone」のような位置付けでApple Watch SEを使いたい人には十分快適で便利です。
通知は、アプリごとにオンオフの設定ができます。また、iPhoneを操作しているときはApple Watch SE(第2世代)への通知はこないため、2重で通知を確認する手間がないのは高評価でした。
一方で、血中酸素ウェルネスや心電図の機能がApple Watch SE(第2世代)には備わっていません。特に、血中酸素測定機能は、近年登場している1万円程度のスマートウォッチにも搭載されている定番の機能。「価格的にApple Watch SE(第2世代)につけて欲しかった」というのが正直な感想です。
スケジュール管理に◎振動のみのアラームが設定できる
Apple Watch SE(第2世代)では、振動のみをアラームを設定できます。アラーム音が出ないので電車内や職場でも使えて、なおかつ手首にダイレクトに振動が伝わるため気付きやすいのが嬉しいポイント。 自宅を出発する時間や大事な会議の時間を設定したりと、ライフスタイルに合わせてさまざまな使い方ができます。
音声でタイマーをセットすることも可能です。下記の動画から音声操作の様子をチェックできます。
長文のメールもOK!Apple Watch SEの文字入力は定型文or音声入力のみ
Apple Watch SE(第2世代)は、LINEやメールなどの内容を確認できます。他のスマートウォッチにはメッセージの冒頭しか見れないものもありますが、Apple Watch SE(第2世代)はスクロールができるので長文のメールも問題なし。出先などでサッと連絡をチェックしたいときに役立ちます。
また、Apple Watch SE(第2世代)はメッセージの返信機能に対応しており、定型文もしくは音声入力によって文字入力できるのが特徴。Apple Watch 8のようにキーボード入力はできないものの、音声入力で画面を操作せずにメッセージを送れるのは便利ですね。
水に濡れても安心!手洗いや雨の日も気にせずに使用できる
Apple Watch SE(第2世代)は、深さ50mの水中に対応する耐水性能を備えています。装着したまま手を洗ったり、雨の日に外でランニングしたりと、水没を心配しなくていいのは嬉しいポイント。実際にApple Watch SE(第2世代)に水をかけてみると、画面が水をしっかりと弾いていました。
また、Apple Watch SE(第2世代)には手洗いリマインダー機能がついています。Apple Watch SE(第2世代)が手洗いを検知すると、自動で20秒間のタイマーを設定してくれる機能です。タイマーで時間を計ることで、手洗いが十分にできているかをチェックできますよ。
Apple Watch SEとAirPodsを連携すれば快適な音楽体験ができる
Apple Watch SE(第2世代)は、ワイヤレスイヤホンやスピーカーとの接続に対応しています。今回はAirPodsを実際に使ってみましたが、iPhoneにすでにペアリング済みの機器はすぐに接続できました。Apple Watch SE(第2世代)で音楽の再生・停止・スキップなどの操作ができるので、ウォーキングや通勤中などに便利です。
お気に入りが見つかる!文字盤デザインが豊富で嬉しい
Apple Watch SE(第2世代)では、待ち受け画面となる文字盤デザインのバリエーションが充実しています。画面が動くものも多く、好みや気分に合わせてカスタマイズできるのが魅力。特にトイストーリーの文字盤がかわいくてテンションが上がりました!
その他にも、バンドのデザインと合わせてナイキにしたり自分の顔が絵文字になったミー文字にしたりと、さまざまなパターンを楽しめました。
GPSモデルとセルラーモデルはどっちを買うべき?機能の違いを比較
Apple Watch SE(第2世代)には、GPSモデルとGPS+Cellular(セルラー)モデルが登場しています。「セルラーモデルは何が違うの?」「どっちを買うべき?」と悩む人のために、今回は2つの違いや選び方などをまとめました。
まず、GPSモデルがiPhoneとの連動によって通信を行うのに対し、セルラーモデルは単体で通信を行うのが大きな違い。ちなみに、価格はGPSモデルで37,800円~、GPS+Cellularモデルで45,800円~と、7,000円の差があります。
GPSモデル (iPhoneとBluetooth接続済み) |
GPSモデル (iPhone・Wi-Fi接続なし) |
GPS+Cellularモデル | |
---|---|---|---|
手首への振動でアラームやリマインダーを通知 | ○ | ○ | ○ |
Siriでの音声操作 | ○ | × | ○ |
通話 | ○ | × | ○ |
LINEのメッセージの確認・返信 | ○ | × | ○ |
Suica・iD・PayPayなどの電子決済 | ○ | ○(チャージは×) | ○ |
マップの確認 | ○ | × | ○ |
心拍数・睡眠時間・運動時間の計測や記録 | ○ | ○(再接続時に同期) | ○ |
iPhoneを探す機能やiPhoneのカメラ操作 | ○ | × | ○ |
音楽やPodcastの再生など | ○ | ○(ストリーミング再生は×) | ○ |
GPSモデルでも、近くにiPhoneがある状態やWi-Fi環境であればセルラーモデルと同じように機能を使えます。GPSモデルでiPhoneやWi-Fiとの接続がない場合は、アプリ通知や保存した音楽の再生といった一部の機能しか使えないので注意しましょう。
セルラーモデルなら、iPhoneが近くにない状態でも通話やメールの受信ができます。ただし、セルラーモデルは通常の携帯電話のように通信会社の回線契約を申し込む必要があり、月額料金が発生します。価格は通信会社によって異なるものの、ナンバー契約であれば月額300~600円程度が一般的です。
「iPhoneを常に持っている」「Apple Watch SE(第2世代)と別々で所持することがない」という人は、リーズナブルなGPSモデルで十分でしょう。「Apple Watch SE(第2世代)だけを持ってジョギングに行きたい」「iPhoneにトラブルがあったときのサブ機にしたい」という人は、セルラーモデルの購入を検討してみてください。
関連記事:【マニアが比較】おすすめNo1のApple Watchはどれ?価格や種類の違いを調査【最新】
Apple Watch SE(第2世代)の口コミ・評判
ここからは、Apple Watch SE(第2世代)を実際に購入した人の感想を紹介します。いい口コミと残念な口コミの両方をまとめているので、Apple Watch SE(第2世代)の購入を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。
Apple Watch SE(第2世代)のいい口コミ
- 「これぞApple Watch」というデザインと軽さが魅力
- 手首をかざすだけで電子決済ができるのが便利
- アラーム機能が意外と便利、電車の乗り過ごし防止に役立つ
Apple Watch SE(第2世代)の口コミには、「デザインがAppleらしくていい」「第1世代との見た目に違いがないのが逆に嬉しい」といった、デザイン面でのコメントが見られました。また、電子決済やアラーム、メッセージの確認といったApple Watch SE(第2世代)の基本機能を評価する意見もありました。
Apple Watch SE 2の悪い口コミ
- Apple Watch SE(第2世代)はとにかく充電持ちが悪い
- 顔の方へ向けないと画面がつかないのが不便
- iPhoneのアップデートが必要で初期設定に手間取った
一方で、Apple Watch SE(第2世代)の口コミには、「バッテリーだけどうにかして欲しい」「1万円以下のスマートウォッチよりも充電持ちが悪い」と、バッテリー性能を不満に感じているユーザーのコメントが見られます。
また、Apple Watch SE(第2世代)を使うにはiPhoneのシステムアップデート(6.0以上)が必要なため、「接続時に困った、分かりにくい」という評価もありました。
Apple Watch SE(第2世代)で使える便利なアプリ
Apple Watch SE(第2世代)は他のシリーズと比べてできないこともありますが、もともと入っているアプリにも便利なものがたくさんあります。その中でもApple Watchならではの便利なアプリをご紹介します。
Apple Watchでカメラ操作できる「カメラリモート」
Apple Watchを使ってiPhoneカメラのシャッターを切れるのが「カメラリモート」。
セルフタイマーを使用すればiPhoneを操作しなくてもシャッターは切れますが、iPhoneを操作してから自分が画角に収まる場合は少し大変ですよね。Bluetooth圏内のみにはなりますが、Apple Watchを使えばリモート操作でカメラを使えます。
旅行などにおいてみんなで写真に写りたい場合に、誰かに撮影を頼む必要がないので便利です。また自身をよく撮影する方も、Apple Watchを通して構図を確認しシャッターも切れるので快適ですよ。
登山などのアウトドアに便利な「コンパス」
アウトドアで便利なのがApple Watchに搭載されているコンパス機能。特に方角を見失いそうな登山などにおいて便利で、今どちらを向いているかを確認できます。
現在地をウェイポイントとして追加でき、作成したそれぞれのウェイポイントまでの距離や方向を確認できるのもポイント。あらかじめ目印になりそうな場所でウェイポイントを作成しておけば、道に迷った場合でも引き返せますよ。
聴覚を守る「ノイズアプリ」
Apple Watchのマイクから得たデータを使って、周囲のノイズレベルを測定するのが「ノイズアプリ」です。この音量にさらされている時間データも使用して、聴覚に悪影響を及ぼす可能性がある場合に、通知を受け取れます。
また、自分たちがうるさくないかを判断するのにも使えます。あらかじめ騒音値の閾値を設定して通知するようにしておけば、話し声が大きくなりがちな飲み会などにおいて、周囲の迷惑になる可能性を減らせるでしょう。
Apple Watch SE(第2世代)と一緒に買うと便利なもの
ここからは、Apple Watch SE(第2世代)と一緒に購入しておきたいおすすめのアクセサリーを紹介します。Apple Watch SE(第2世代)をより自分らしく楽しめるアイテムをまとめているので、気になる人はぜひチェックしてくださいね。
見た目と装着感をカスタマイズできる「交換バンド」
Apple Watch SE(第2世代)のつけ心地や見た目を左右する「交換バンド」。Appleの純正品だけでなく、サードパーティー製からも豊富なラインナップが登場しています。Apple Watch SE(第2世代)を常に身につけたいなら、バンド選びにもこだわりましょう。
柔らかいシリコン製や高級感のあるステンレス製、軽量なナイロン製など、材質による違いは商品によってさまざま。バンドを交換するだけでApple Watch SE(第2世代)の印象はガラッと変わるので、コーディネート用としていくつか持っておくのがおすすめです。
本体を傷や水から守ってくれる「保護ケース」

出典:amazon.co.jp
保護ケースは、Apple Watch SE(第2世代)を衝撃や傷から守るためのアイテム。画面だけではなく、本体を丸ごとカバーする前面保護タイプのものが多く、Apple Watch SE(第2世代)の見た目を変えたいときにも役立ちます。最近では、Apple Watch SE(第2世代)の防水性を高めてくれる保護ケースも登場していますよ。
Apple Watch SE(第2世代)のよくある質問
Apple Watch SE(第2世代)はどこで安く買える?
Apple Watch SE(第2世代)のセールはある?
Apple Watch SE(第2世代)レビューまとめ
- Apple Watch SE(第2世代)は、スマートウォッチ初心者や安さ重視の人におすすめのモデル
- 最新プロセッサーS8 SiPを搭載したことで処理速度が初代より約20%アップ
- バッテリー持ちはやや物足りない、こまめな充電が必要
今回は、Apple Watch SEシリーズの第2世代モデルとなる「Apple Watch SE(第2世代)」について第1世代との違いや使い勝手、できること・できないことも紹介しました。
Apple Watch SE(第2世代)は初代SEの良さを引き継ぎつつ、新しいプロセッサーやセンサーを搭載しているのが特徴です。Apple WatchのスペックはSE(第2世代)で十分な人も多そうです。購入を迷った人は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
Photo By 内田大貴