【風量最強は?】PC用ケースファンおすすめ15選!静音・140mm・120mmも

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PC内部にこもった熱を排出し、外の新鮮な空気を取り込んで循環させ、温度を下げる役割を果たすのが「PCケースファン」です。熱に弱いパソコンは、PCケースファンの選択次第で性能に差が出ます。

ただ、ケースファンも種類が多く、どれが適合するのか、どれを買えばきちんと冷却してくれるのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、PCケースファンの種類や性能、選び方について解説します。記事の後半では、いま売れている人気のPCケースファンをランキング形式で紹介しています。

自作PCを組む予定のある方や、PCファンの増設・交換を検討している方はぜひチェックしてください。

PCケースファンの選び方

PCケースファンを選ぶ際のポイントについてまとめました。

取り付けサイズ・可能数:事前に確認必須

PCケースファン取り付けサイズ・可能数:あらかじめケース側で確認しておく

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最初に確認しておきたいのが、「取り付け可能なPCケースファンのサイズ・個数」です。PCケースによって、取り付け可能なPCケースファンの大きさや個数が異なります。

事前に確認せずにPCケースファンを買ってしまうと、取り付けできなかったり、足りなかったりしてお金と時間を無駄に費やしてしまうかもしれません。必ず事前に取り付け可能サイズと個数はチェックしておきましょう。

取り付け可能なPCケースファンの適合サイズや個数は、PCケースの取扱説明書やウェブサイトで確認できます。

編集部

ただし、適合サイズであってもCPUクーラーなどの内部パーツの形状、大きさによってはファンとパーツが干渉し、取り付けができないケースもあります。

PCケースファンサイズ・規格:冷却性能に影響する

PCケースファン取り付けサイズ・可能数:あらかじめケース側で確認しておく

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PCケースファンのサイズは、主に120mmと140mmの種類です。中でも、120mmは冷却性能と静音性のバランスが取れていて、対応ケースも多く、現在PCケースファンの主流サイズとなっています。

140mmはファンが大きく、120mmと同じ羽の回転数でより多くの風を送れるため、送風効率が良いのが特徴です。

ファンサイズが小さいと、冷却性能を維持するためにより早く回転させてより多くの風を送る必要があるため、音が大きくなります。一方で、送風効率の良い140mmは、120mmよりも少ない回転数で同じ冷却性能を発揮できるため、静音性に優れています。

編集部

140mmの方が性能が安定していますが、対応ケースは少ないため事前に取り付けできるかどうかの確認が必要です。

120mm・140mm以外のPCケースファンサイズの規格・種類

120mm・140mm以外のPCケースファンサイズの規格・種類

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現在、PCケースファンは120mmと140mmが主流ですが、そのほかにもさまざまなサイズのPCケースファンがあります。

サイズ 特徴
40mm/60mm/80mm/92mm 小型PC・サーバー向けサイズ
180mm/200mm 大型で、低速でも十分な冷却性能を確保できるため静音性が高い。
ただし、取り付けできるケースは限られる

40mm~92mmは主に小型PCや、古いPCケースで使用されるサイズです。現行のPCケースファンで取り付け可能なケースはほとんどありません。

小型のため、スペースが限られた場所や、特殊な小型ケースに取り付ける際に適しています。

180mm、200mmのケースファンは、大きめのミドルタワーやフルタワーサイズのPCケースに取り付け可能なサイズです。サイズが大きい分、120mmや140mmに比べて送風能力は強力で、少ない回転数で温度を下げられます。

編集部

ただし、180mm、200mmのファンを取り付けられるPCケースは、選択肢が極端に狭くなります。

厚みの違い:風量と取り付け可能なケースが異なる

厚み:特徴と取り付け可能なケースが変わる

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PCケースファンの厚みには、主に25mmと15mmがあります。25mmは取り付け可能なケースが多く、風量のバランスも良いため、基本的には25mmを選んでおけば間違いありません。

薄型の15mmは、小型のケースに取り付けたり、25mmではほかの内部パーツと干渉してしまう場合におすすめです。ただし、薄い分25mmに比べて風量は多少落ちます。

編集部

大型のPCケースファンでは30mmを超える厚さのファンもあります

ファン回転数:騒音と冷却性能のバランスが重要

ファン回転数:騒音と冷却性能のバランスが重要

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PCケースファンの回転数は「rpm」で表され、現在販売されているPCケースファンの回転数は、製品によって数百rpm~3,000rpm以上まであります。

rpmが高ければ高いほど回転数が早く、送風能力と冷却性能が上がりますが、一方で騒音が大きくなります。そのため、単純に「回転数が速い製品を選べばいい」ではなく、バランスが重要です。

どの回転数がベストかは使用環境や個人の好みによって変わるため、すべての人に対する正解はありません。以下の表を目安に、自分に適している回転数を選んでください。

回転数 用途の目安
1,000rpm以下 一般的なPC向けで、さらに静音性重視の方におすすめ
1,000~1,500rpm 冷却性能を重視する方や、発熱量の大きいゲーミングPC用におすすめ
2,000rpm以上 高性能で高負荷なゲーミングPC向けで、静音性は度外視

個人差はありますが、1,500rpmを超えると、うるさいと感じる方が多くなります。そのため、冷却性能と静音性のバランスが取れた1,000rpm~1,500rpmがおすすめです。

なお、回転数はこのあとの「回転数制御可能かどうか」も重要になってきます。

編集部

上記の表は120mm×25mmの例です。サイズや厚みが変わると、条件が大きく変わります。

回転数制御:調整可能かどうか

ファン回転数:騒音と冷却性能のバランスが重要

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回転数を制御したい方は、PWM制御に対応した「4ピン」モデルを選んでください。PWM対応4ピンモデルであれば、マザーボード側のBIOS設定や専用ソフトウェアにより、回転数の制御設定が可能です。

回転数を調整できる製品であれば、負荷が高いときは回転数を上げて冷却性能を高め、負荷の低い時は回転数を下げて音を小さくするようコントロールができます。

一方で、3ピンモデルは回転数の制御ができず常に最大回転数でフル回転します。

編集部

3ピンでも、電圧制御可能なマザーボードやファンコントローラーを使用すれば、電圧制御による回転数制御が可能です。

騒音レベル:冷却性能とのバランスを考えて選ぶ

騒音レベル:性能とのバランスを考えて選ぶ

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製品によっては、「〇〇dB」「〇〇dBA」と、騒音レベルが表記されています。あくまでも目安ですが、静音性を重視してPCケースファンを選ぶ方は、騒音レベルの小さい製品を選ぶと良いでしょう。

騒音レベル(dB) 騒音の程度
20dB 静かな住宅地・図書館内・ほぼ聞こえない
30dB 深夜の郊外・ささやき声・ほとんど聞こえない
40dB 昼間の住宅地・聞こえるが気にならない
50dB オフィス内・換気扇・気になる大きさ
60dB 洗濯機・掃除機・乗用車の社内・かなりうるさい
70dB セミの鳴き声・電話の着信音、騒々しい街頭、非常にうるさい

騒音レベルは低ければ低いほど快適ですが、「騒音レベルが低い=回転数が低く冷却性能が低い製品」の可能性もあります。

そのため、単純に騒音レベルが低ければ良いわけではありません。サイズや回転数といった、ほかの数値と照らし合わせながら選んでください。

なお、騒音レベルは「dB(デシベル)」と「dBA(デシベルエー)」で、メーカーによって表記が違うケースがあります。dBとdBAの違いは、「dB」は単純な音の大きさ(音圧)を示し、dBAが人間の聴覚に合わせて補正された騒音レベルを表します。

騒音レベルをチェックする際は、dBA表記の方がより正確ですが、dBとの大きな差はありません。

RGBライティング:見た目や没入感を高めたいときにおすすめ

RGBライティング:見た目や没入感を高めたいときにおすすめ

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PCケースファンの中には、LEDで光るRGB・ARGBライティング機能のついた製品もあります。

光るファンはパソコンの見た目や雰囲気を良くしてくれますし、ゲームであれば没入感やテンションを高めてくれるでしょう。特にクリアケースを使用している場合、ライティング機能の付いたPCケースファンはデザインとして非常に魅力的なアイテムです。

設定で光り方を自由に変えられる製品も多く、中にはCPUやグラボの温度上昇に連動してライティングが変化する、インジケーター代わりに使える製品もあります。

RGBライティング機能付きPCケースファンのデメリットは、一般的なPCケースファンに比べて製品価格や電力消費が上がる点、ケーブル配線が複雑になる点が挙げられます。

また、安価な製品の中には、ライティング機能やデザイン性を重視するあまり、冷却効率が二の次になっている製品や、厚みや重量が増えている製品もあるようです。

編集部

ライティング機能は、基本的には性能に影響はありません。使わない方も多い機能なので、よく考えて選びましょう。

デイジーチェーン対応かどうか:複数接続する際に便利な機能

デイジーチェーン対応かどうか:複数接続する際に便利な機能

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複数のPCケースファンを接続する際、デイジーチェーンに対応した製品を選ぶと便利です。デイジーチェーンとは、PCケースファンを「数珠繋ぎ」で接続できる機能で、内部の配線をすっきりさせられます。

通常のPCケースファンは、ファンごとにマザーボードに接続する必要があります。例えば、3つのファンを取り付ける場合は、3本の配線をマザーボードに接続しなくてはいけません。

この場合、ケースファンが増えるたびにPC内部の配線も増え、配線が複雑になり見た目も悪くなりがちです。

一方で、デイジーチェーン対応PCケースファンであれば、各ファン同士を配線で接続し、最終的に1本の配線をマザーボードに接続するだけでOKです。

ただし、デイジーチェーンにはデメリットもあります。電圧や電力供給制限を考慮して接続しないと動作が不安定になったり、故障の原因になることもあるため注意が必要です。

編集部

また、デイジーチェーン対応ファンで統一しないといけません。通常のファンよりも高額なため、コストがかかります。

ゲーミングPCに組み込む際のPCケースファンの選び方

ゲーミングPCに組み込む場合のPCケースファンの選び方

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通常の自作PCであれば、ケースファンのサイズや回転数についてゲーミングPCほどシビアに考える必要はありませんが、ゲーミングPCを組む場合はしっかりと考える必要があります。

ゲーミングPC、特に高性能のゲーミングPCは各パーツの発熱量が大きいため、冷却性能を重視するなら回転数の高いファンや140 mm以上の大型ケースファンがおすすめです。

発熱量の高いゲーミングPCに冷却性能の低いPCケースファンを組み合わせると、冷却が追い付かずパーツの温度が上がりすぎてしまい、性能が低下する可能性があります。

また、サイズの小さいPCケースファンを搭載すると、冷却性能が追い付かず常にフル回転で回り続けるため、騒音も大きくなります。ファンの耐久性や寿命も短くなるかもしれません。

編集部

ゲーミングPCでは、エアフローによる冷却性能が何よりも重要になるため、騒音やノイズの大きさについては多少の妥協が必要です。

PCケースファンおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較レビューサイト)の上位商品をポイント制で集計。上位の売れ筋おすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格サイズ厚み回転数騒音レベルピンRGBライティングデイジーチェーン
[SCYTHE] オリジナル設計12cmケースファン 新開発渦巻状フィン¥991 Amazon楽天市場Yahoo!120mm26mm350±200~2400rpm±10%29.3dBPWM4ピン
[Novonest] U3K3 PCケースファン 120mm 連結型ケースファン 3個セット デイジーチェーン 黒¥1,980 Amazon楽天市場Yahoo!120mm×325mm1650rpm25dBPWM4ピン
[CORSAIR] iCUE LINK RX120 RGB スターターキットトリプルパック¥9,755 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm300~2100rpm36dB独自iCUE LINKコネクタ
[THERMALRIGHT] TL-C12B-S V3 X3 120mm ARGB ベアリング¥1,799 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm1500rpm25.6dBAPWM4ピン
[AsiaHorse] AMICI-5GT-White 120MM 3本 正向きファンブレード GIGABYTE・MSIとの互換性あり¥2,878 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm1800rpm30dBPWM4ピン
[ARCTIC] ACFAN00293A P12 MAX WHITE¥1,381 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm200~3300rpm32.6dB相当4ピン
[LIANLI] ケースファン UNI FAN SL INFINITY 120 ホワイト¥3,891 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm2000rpm29dB4ピンPWM + 3ピンARGB
[ASUS] GAMING TF120 Aura Sync TUF BLACK ケースファン 120mm¥2,727 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm1900rpm29dBPWM4ピン
[Cooler Master] FN1893 MasterFan MF120 Halo2 120mm ARGB PCケースファン¥2,499 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm2050rpm27dB4ピン(PWM)+3ピン(ARGB)
[PCCOOLER] 120 mmケースファン 3パック深夜シリーズ 静音タイプ¥1,519 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm1200rpm22.93dB4ピン+3ピン
[EZDIY-FAB] 120mm PWM青色PCケースファン 3本1セット(3個青い4ピン)¥2,280 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm300~1600rpm28dBPWM4ピン〇(青色)
[NZXT] F140RGB RF-R14SF-B1 FN1765 140mm RGB対応 ブラック PCケースファン¥2,936 Amazon楽天市場Yahoo!140mm26mm1800rpm27.5dB3ピン(NZXT CAM対応)
[Noctua] NF-A12x25 LS-PWM プレミアム 静音ファン 4-Pin接続¥5,800 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm1200rpm12.1dBPWM4ピン
[Cooler Master] Mobius 120 Black FN2330 リングブレード採用¥1,636 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm0~2050rpm22.6dB4ピン
[Gigabyte] AORUS 120mm スリーブベアリング ARGB コンピューターケースファン¥9,245 Amazon楽天市場Yahoo!120mm25mm1700rpm16.9dB4ピン

PCケースファンおすすめ人気ランキング15選

ケースファン選びに迷ったら、用途別のおすすめモデル早見表をチェック!冷却重視・静音・RGBなど、目的に合った最適な製品がすぐに見つかります。

活用シーン(どんな人がどう使う) 必要な主な機能・条件 おすすめの製品タイプ・モデル例(※記事内紹介モデル)
静かな作業環境を作りたい人(静音重視) 低回転・静音ベアリング・騒音30dB未満 Noctua NF-A12x25、PCCOOLER 120mm 3個セット
ゲーミングPCの冷却性能を高めたい人 高回転(2000rpm以上)・高エアフロー・PWM制御 ARCTIC P12 MAX WHITE、Cooler Master FN1893
美しいライティングを楽しみたい人 ARGB対応・光量調整・コントローラー対応 Thermaltake TL-C12B-S、Corsair iCUE LINK RX120
自作PCで配線をすっきりさせたい人 デイジーチェーン対応・一括制御可能 LIANLI UNI FAN、Corsair iCUE LINK RX120
安くてコスパが良いファンが欲しい人 回転数1,200rpm前後・静音・低価格・3個セット PCCOOLER 120mm、EZDIY-FAB 青色LEDファン
小型PC・特殊ケースにファンを追加したい人 薄型15mm・60~92mmサイズ対応・低騒音 SCYTHE 12cm 静音ファン(薄型)
水冷クーラーやラジエーター用に使いたい人 高静圧・高風量・高耐久 ARCTIC P12 MAX、Cooler Master Mobius 120 Black
ケース全体の見た目を統一したい人 複数パック・カラー選択・高デザイン性 Thermaltake TL-C12B-S(白/黒)、ASUS TF120(黒/白)

PCケースファンのおすすめ人気メーカー

PCケースファンは、さまざまなメーカーから販売されています。確かな品質のトップメーカーを選ぶのか、価格の安いメーカーを選ぶのかは組むのかは自由ですが、品質重視で選ぶのであれば以下のメーカーがおすすめです。

用途や予算に合わせて豊富な製品から選べる「NZXT」

NZXTは、PC用のケースファンやCPUクーラー、ゲーミング機器を販売しているアメリカのメーカーです。ゲーミングPCにぴったりなRGBライティング搭載高性能ファンから、一般的なPCにピッタリの安価なファンまで幅広く取り扱っています。

NZXTはパソコンを知り尽くした有名メーカーだけあり、どのケースファンも品質・性能ともに間違いないでしょう。初めてPCケースファンを買う方で、製品選びに迷ったらNZXT製のケースファンをおすすめします。

RGBライティングにこだわるなら「Corsair(コルセア)」

Corsairは、PCパーツ・周辺機器を取り扱っているアメリカのメーカーです。ゲーミングPC向けの、高性能で美しいRGBライティングを搭載した製品を多く取り扱っていて、PCケースファンもその美しいライティング機能に定評があります。

また、独自ソフトウェアによる連動のしやすさ、制御のしやすさも人気の理由です。

価格帯は若干高価ですが、静音性や冷却性能の高さ、RGBライティングの美しさは価格以上の価値があります。性能やライティングの美しさでPCケースファンを選ぶなら、Corsairがおすすめです。

安定した性能を持つ「Cooler Master(クーラーマスター)」

Cooler Masterは、PCケース、CPUクーラー、電源ユニットといったパソコン周辺機器を販売する台湾メーカーです。

Cooler MasterのPCケースファンは、価格、静音性、冷却性能、RGBライティング、デザイン性、あらゆる面がバランスよく高い水準でまとまっています。

特に静音性に関しては、高い冷却性能を維持したまま振動やノイズを抑えた超静音モデルがあり、静音性にこだわるユーザーから高い人気があります。

いずれの製品もバランスが良く、どのケースファンを買っても間違いありません。コスパやバランスでPCケースファンを選ぶなら、クーラーマスターがおすすめです。

PCケースファンの関連商品

PCケースファンと一緒に買うと便利なアイテムを紹介します。

回転数を自由に制御できる「ファンハブ/ファンコントローラー」

ファンハブは、ファンを接続するマザーボードのコネクタが足りないときに拡張するためのアイテムです。また、コネクタの拡張以外にも、ファンハブを使用すればSATA電源からの電力供給で、マザーボードの負荷を低減できます。

ファンコントローラー(ファンコン)は、接続したファンの回転数を個別に細かく調整できるアイテムです。ファンコンがあれば、より細かい条件を設定してファンの回転数を調整できます。

また、基本的に回転数を調整できない3ピンのファンを電圧制御して、回転数を調整することも可能です。

近年では、ファンハブとファンコントローラーが一体になった製品が数多く販売されています。

振動を防ぎ、ビビリを防止する「防振ゴム」

防振ゴムは、ケースファンの金属製ビスやネジの代わりに留めるゴム製のネジです。振動を吸収するため、ケースファンの騒音を低減する効果があります。

安価で購入でき、効果も高いコスパの良いアイテムです。少しでも騒音を抑えたいと思っている方は、試してみてはいかがでしょうか。

ゴムブッシュ、アイソレータと表記しているメーカーもあります。

余ったファンを多用途化できる「ファン用USB電源変換ケーブル」

PCケースファンやCPUファンを、USB化できる変換ケーブルです。USB化すると、PCファン以外の用途でも使えるようになります。

例えば、余ったファンや交換して使い道のなくなったファンを簡易扇風機にしたり、PC以外の機器の冷却ファンとして使用可能です。

用途やケースによって最適なPCケースファンを選ぼう

PCケースファンは、PCケース内に空気を取り込み、また内部の熱い空気を排出して空気を循環させ、パソコン内の温度上昇を防ぐ重要なパーツです。

同じように見えても、ファンごとに回転数や機能が大きく異なります。そのため、買う際はしっかり考えて選ぶのをおすすめします。

  • ファンのサイズや厚みは必ず事前に確認する!
  • 回転数と騒音レベルはトレードオフ
  • 用途によってRGBやデイジーチェーンもおすすめ

PCケースファン選びに失敗すると、納得いくまで何回か買い替える状況になるかもしれません。必要最小限の出費で済むように、PCケースファンについて理解を深めておくと良いでしょう。

Picky’sでは、ケースファン以外にも最強の自作PCやゲーミングPC構築におすすめのアイテムを多数紹介しています。以下の記事もぜひチェックしてみてください。

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