【修理体験記】ハイガーの除雪機をサポートセンターに相談して実際にメンテナンスしてみた!

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除雪機の人気メーカーとして注目度があがっている「ハイガー」。家庭用でも使いやすい小型の除雪機から、豪雪地域にも使える大型まで幅広い産業機器を取り扱っています。ハイガーの魅力は商品のクオリティと商品の安さ。大手メーカーよりも半額近い商品が多く、コスパ良しと評判です。

しかし、使っているうちにメンテナンスや修理が必要な時も出てくるもの。特に「修理が必要な時すぐに対応してくれるの?」「本体は安くても修理費用は高額なんじゃ?」とアフターフォローは気になりますよね。

本記事では、ハイガーのサポートセンターに除雪機の修理相談から実際に使えるまでの流れをレポートします!

Picky‘s編集部が、ハイガーのサポートセンターへお邪魔してアフターサービスについてお話も聞いてきました。ハイガーの商品を買った人も、買おうと思っている人にも必見です。

ハイガー除雪機を修理に出す方法と流れ

まず、ハイガーの商品を修理に出す方法は2つあります。①ハイガー本社へ配送or持ち込み修理を依頼するか、②ハイガーの修理協力店へ依頼する方法です。

  1. 群馬県の本社へ配送or持ち込む
  2. 修理代理店へ修理を依頼

まずは電話orメールで問い合わせが必須

出典:haigeshop.net

どんな故障の時であっても、まずはハイガーのサポートセンターへ電話もしくはメールで連絡が必須です。

故障の具合に応じて、自分で修理ができそうか、難しい場合は修理代理店か本社への持ち込み修理を提案してくれます。

いきなり持ち込み修理を依頼しても、修理ができないパターンもあったり、代替機の貸し出しがすぐにできない事もあるので、事前にメールか電話での連絡をしましょう。

メールは24時間受けつけで、基本的には1営業日以内には回答あり、電話は平日10時~15時(12~13時を除く)で対応してくれます。電話の受付時間が意外と短いので、メールでの問い合わせが便利です。

お問い合わせの時は、以下の要件をまとめると連絡がスムーズです。

  1. 不具合の状況・具体的な症状
  2. いつから不具合があるのか
  3. いつ商品を買ったのか

編集部

不具合の状況は、言葉で説明するのが難しい場合、スマホ等で動画を撮って、サポートセンターのアドレスに送る、もしくはお問い合わせフォームに動画アップロードの項目があるので、そこで送るのもOKです。

自分で修理が難しい人は、配送or持ち込み修理も可能

自分での修理が難しい人は、群馬県のハイガー本社への配送or持ち込みでの修理も可能。修理費用は、配送料+工賃1時間3500円+必要な部品代とシンプルな料金設定で分かりやすいですね。修理期間も1週間~10日くらいと早めです。

もし本社への配送や持ち込みが難しい人は、ハイガーの修理協力店が全国50点以上あるので、お近くの修理協力店へ持ち込めて安心ですね。

注意
ただし、修理協力店では修理費用や修理期間が、その店舗で異なる事もあります。事前にお問い合わせして確認しましょう。

参考:ハイガー公式|修理協力店一覧

編集部

このあたりの修理依頼の連絡・流れは、他のメーカーと同じですね

【サポートセンターに相談してみた】ハイガー除雪機の修理について

今回はサポートセンターにメールで修理相談をしてみました!

修理したい機種は、エンジン式のハイガー小型除雪機HG-K1101Qです。除雪機本体のシャーピン(シャーボルト)が折れた件で連絡しました。

サポートセンターにメールで修理の相談をしてみた

出典:haige.jp

上記のようなお問い合わせフォームからの連絡もOKです。参考:【公式】HAIGE(ハイガー)お問い合わせフォーム

今回はサポートセンター「[email protected]」へ除雪機の修理相談を直接メールで送りました。

編集部

平日のお昼頃に送りました。除雪機のシャーボルトが折れてしまい、雪が飛ばなくなったので連絡しました。
シャーピン(シャーボルト)とは?
除雪作業中に小石を巻き込んでしまった時の衝撃からギアを守るために折れやすくしたピンの事です。安全に除雪機を使うために必要不可欠な存在で、シャーピンが折れた事は逆を言うと除雪機の本体が小石などから守られていると言えます。除雪機の消耗品として持っておくべき部品です。

編集部

当日中にさっそく返信きました!今回は自分で修理ができそうな不具合で、必要な部品の紹介ページも一緒に送ってもらえました。

編集部

修理を依頼すると費用と期間はどれくらいなのか気になる部分、聞いてみます。

編集部

費用は1万5000円ほど、期間は1週間ほどだと回答もらえました!大手メーカーの工賃は、6,000~8,000円/時間なので比較するとかなり安いですね。

編集部

最後に「不具合の状態により、当初の予算や期間がオーバーする時は改めて連絡をもらえるのか?」と聞いてみました。

編集部

事前に修理着手前に連絡いただけるようで安心しました!これなら事前に費用と期間が分かるので、こうやって教えてもらえるのは親切でありがたいですね。

編集部

自分でシャーピン(シャーボルト)の交換にチャレンジします!しかし取扱説明書を見ても、やり方がよく分からず…。具体的な手順を教えてもらえるか聞いてみました。

交換方法を解説した動画を教えてもらえました!※参考:【公式】HAIGE(ハイガー)YouTube|シャーピンの交換

この動画がかなり分かりやすく、機械が苦手なPicky‘s編集部も「これなら自分でできそう」と思えました。

【感想】ハイガーのサポートセンターは返信早くて丁寧だった

今回のサポートセンターへのお問い合わせでは、すべて平日24時間以内に返信もらえました。返事も非常にスムーズで、トントン拍子に話が進みました。なにより丁寧で分かりやすいので、とても安心してメールのやり取りができたのも良かったです。

他の大手メーカーで家電の修理を依頼した時の流れと同じか、少し早いくらいのペースで話が進んでいました。

「ハイガーは安いからアフターフォローの連絡は遅いんじゃないの?」というネガティブな印象はまったくなく、むしろこの安い商品価格で大手メーカーと同じくらいのレスポンスの速さと丁寧さに感動しました。

【自分で除雪機を修理してみた】サポートセンターからのメールの通りにやってみた

サポートセンターとのやり取りから自分で修理ができそうだとわかりました。

なので本当に自分でメンテナンスができるのか、機械に全く不慣れなPicky‘s編集部スタッフが、YouTube動画と取扱説明書を参考にして実際にやってみました!

編集部

今回はシャーピンの交換ですが、その他、自分で修理できる故障の場合は、ハイガー公式のYouTube動画に修理動画があります。もしくはハイガー公式サイトの商品紹介に対処方法の解説があるので、参考にすると良いでしょう。

参考:【公式】HAIGE(ハイガー)よくあるご質問(HG-K1101Q)

参考:【公式】HAIGE(ハイガー)YouTube|シャーピンの交換

修理準備:公式サイトからシャーピンを購入する

出典:haigeshop.net

シャーピンの取り替えのため、ハイガー公式サイトからこちらを用意。消耗品なので除雪機を買う時に一緒に何個か購入しておくと良いそうです。

ハイガー公式サイトで購入して1日で届きました!

ヤマト運輸の宅急便コンパクト便です。平日とはいえ、注文から1日で早く届いて驚きました。

シャーボルトの交換に必要なセットです。ボルト部分であるシャーピンと、スナップピン各4本。

安全のため、ピンは折れやすい設計になっているので、4本あればまた万が一折れても安心です、

シャーピンの部分を取り換えてみる

今回は以下のハイガー公式動画を参考に、シャーピンを取り換えてみます。

まずは除雪機から折れたシャーボルトを取り外して、新品のシャーボルトとピンを用意します。

いざ!シャーピンの取り換え作業をしてみます!

取り外した穴の部分に新品のシャーピンを入れます。

最後に取り付けたシャーピンにスナップピンをつけて完成!

あっという間に完成しました!

特別な力も技術や道具も必要なく、簡単に1人でできました。

取扱説明書にも取り付け方法は書いてありますが、動画だとさらに分かりやすくて良かったです。

実際に修理した除雪機を使ってみた

さっそくシャーピンの交換をした除雪機を使ってみましょう!

いつも通り、エンジンを入れて電源を入れて除雪してみます。

しっかり除雪ができました!

50cm高の雪もパワフルに除雪ができて、スイスイ進みました。

シャーピンが折れている時は雪が飛ばない症状があったのですが、メンテナンスをしたおかげもあり、しっかり飛んでいきます。

この日の雪は高いとこで60㎝ほど、雪質は氷っぽく水分も多くて重い雪だったのでうまく除雪ができるか心配でしたが、まったく不安もなく除雪ができました。

自分でメンテナンスしても大丈夫か心配でありましたが、実際にやってみると意外と簡単で驚きました!

今回ハイガーに修理相談をしたハイガー小型除雪機HG-K1101Qの実際に使用した時の感想をレビューしました。ぜひ参考にしてください。

関連記事:【実機レビュー】除雪機のハイガーHG-K1101Qは買い?最上位機種の感想

今回の修理相談から完了まで実際にかかった費用と時間

今回自分でメンテナンスをやってみた際にかかった費用と時間です。

  • 費用:部品代1,480円
  • 期間:3日間ほど

メールのやり取りは2日間ほど、部品は1日で届きました。実際のシャーピンの交換メンテナンスは10分もかかりませんでした。

もし、これをハイガー本社への修理に依頼すると、以下の通りです。

  • 費用:1万5000円ほど(送料1万前後*+部品代1480円+工賃3500円)
  • 修理期間:到着後1週間ほど

*持ち込みなら送料なし

今回は自分でできたのですが、万が一自分でできない場合は、修理に出すのも手段ですね。

ちなみにハイガーの修理相談で最も多いのが、ベルトが切れたり、部品交換やバッテリ交換だそうです。自分で修理・メンテナンスができるように動画解説も豊富なので、自分で直す人も多いそうです。自分で対応できそうな不具合は自分でした方が速く安く対処ができますね。

動画での対処法でも直らない場合は、本社や代理店で修理を依頼すると良いでしょう。

注意
修理費用や部品代、修理期間はメンテナンスが必要な機械の状態や、修理を依頼する修理協力店によって異なります。事前にサポートセンターか、修理協力店に確認しましょう。

ハイガーに修理を依頼する時の注意点

  1. 消耗部品の費用は1年保証の対象外
  2. 配送する場合、ガソリン・オイルタイプの除雪機はガソリンは抜く
  3. 場合によっては梱包が必要。事前にサポートセンターから連絡あり

今回のシャーピンのような部品や、バッテリーなどの消耗品の交換の場合は、保証期間内であっても実費負担となります。

ただし、初期不良などのケースはハイガーが全負担をしてくれる場合もあるので、事前にサポートセンターにお問い合わせしましょう。

梱包に自信がない人はヤマトホームさんに依頼すると、送料少し高くなりますが梱包なしで発送できるようです。

注意
今回は除雪機のケースでしたが、修理の依頼をする商品によって配送・梱包・費用などの注意点が異なることも。必ずサポートセンターにお問い合わせをしてください。

ハイガーの修理メンテナンス・アフターフォローサービスとは?

Picky‘s編集部がハイガーのサポートセンターに直接メンテナンスサービスを聞いてきました!

低価格で提供しているハイガーのアフターサービスの内容をすべて紹介します。

購入後も安心◎ハイガーの基本サポートとは?

出典:haige.co.jp

  1. 基本の1年保証あり。オプションで2年に延長できる
  2. 全国に50か所以上の修理協力店がある
  3. 修理に出している間は、新品or代替機の貸し出しがある場合も

ハイガーの基本サポートもしっかり押さえていました。

例えば、商品到着から7日以内の故障は、送料含め全面保証。1年間の保証期間内に故障した時は、修理無償で対応してもらえます。

さらに追加料金でオプションをつけると、2年の期間延長と物損故障・盗難保証・送料も無料になり、まさに至れり尽くせりです。

ハイガーの商品は除雪機を始め数十万する商品も多いので、万が一の時にも心強いですね。

修理期間は1週間ほど。場合によっては修理品の新品or代替機の貸し出しがある事も。これならすぐに商品が必要な状態でも安心ですね!

編集部

ハイガーはお問い合わせ24時間以内の返信、1週間~10日以内の修理返送を心掛けているようです。オンラインショップなどの口コミ・評判を調べてみると、やはりハイガーの修理対応の速さは好評でした。

自分でメンテナンスをしたい人向けも安心サポートも充実

ハイガーのメンテナンスサービスの特徴の1つが、お客様自身で機械をメンテナンスできる体制サポートが整っている事。

  1. カスタマーサポート:基本+専門エンジニアによる電話サポート
  2. YouTube動画:修理やメンテナンス方法を動画で発信

ハイガーには、基本のカスタマーサポートに加えて、専門エンジニアが電話でサポートしてくれます。自分で機械をメンテナンスしたり修理をしたい人にとって、専門のエンジニアが直接電話でサポートしてくれるのは心強いですよね。

さらにYouTube動画で修理やメンテナンス方法も動画で分かりやすく解説しているので、初めての人でも取り組みやすいと好評です。

編集部

ハイガーは修理のご相談をされるお客様に動画を案内し、自分でメンテナンスされて解決される人は全体の6割ほど。残り4割は本社や修理協力店へ修理を依頼されているのだそう。

ハイガーは業界最安値レベル?なぜ修理費が安く成り立っているのか

ハイガーの除雪機は本体価格が大手メーカーの半額近く安い上に、修理費用も3,500円/時間と安いです。

他の大手メーカーの修理費用が1時間6,000~8,000円なので、およそ半額ほど安いのは魅力的ですよね。

なぜこんなにも安くできるかと言うと、ハイガーは製造から販売まで自社で一貫しており、中間業者を挟まないことで余計なマージンが発生していません。さらに部品をアッセンブリにしているのも安さの秘密なんだそうです。

ハイガーのアフターサポートと今後の取り組みについて、ハイガーの創業者に話を聞いてみました!ぜひご覧ください。

関連記事:品質と価格で高コスパを誇るハイガーとは?世界で売れる除雪機の理由を創業者に聞いてみた

ハイガーが考えるのは「自分でメンテナンスできた方が速く安く使い続けられる」

ハイガーのメンテナンス担当者に聞いてみると「なるべくお客様が自分でメンテナンスができる形が望ましい」という事でした。

理由は「商品を配送するのはお客様に手間をかけてまうし、送料がかかってしまう。それなら自分でメンテナンスができた方が長く、安く使い続けられると考えているから。」だそうです。

自分でメンテナンスができる人や、コスパ良い商品を求めているお客様にはまさにピッタリのメーカーですね。

「もちろん機械に詳しい技術スタッフをサポートセンターに常駐しているので、毎日のメンテナンス方法について悩まれる事があればお気軽に連絡して欲しい。」との事です。

編集部

今回実際にメンテナンス担当の人と話をしてみて、ハイガーはお客様と一緒にメンテナンスをがんばりたい、お客様と寄り添りたいという思いを感じました。

結論:ハイガーは除雪機の修理も安心できるサポートが充実している産業機器メーカー

ハイガーのメンテナンスサービスはどうなっているのか?お問い合わせから費用・期間、実際の様子をレポートしてみました!

修理依頼をする前は「ハイガーは商品が安いからアフターフォローの対応は遅いんじゃないの?」「高額な修理費用がかかったらどうしよう」という不安もありましたが、結論、そんな心配は一切ありませんでした。

ハイガーの公式サイトやYouTube動画を調べると、かなり分かりやすいメンテナンス動画もあったので、機械系が苦手なPicky‘s編集部も「これならできるかも」と思えたし、実際にできたので驚きでした。

低価格な商品が多いのにも関わらず、大手メーカーのメンテナンスの対応と同じか少し早いくらいの速さと流れだったので、メンテナンス・フォロー体制がしっかり整っていることに感動しました。

万が一の時に、こういったサポートが充実しているので、ハイガーの商品を買った人も買おうと思っている人も、ハイガーのサポートはしっかりしているので安心ですね。

ハイガーは除雪機以外の産業機器を豊富に取り揃えています。草刈り機・芝刈り機などの産業機器をお探しの人こそハイガーからお探ししてはいかがでしょうか。

Picky‘sでは、ハイガー製の除雪機をレビューした記事を公開しています。ぜひ参考にしてください。

関連記事:【実機レビュー】電動の小型除雪機ハイガーSNE402を女性スタッフが検証!充電の持ちも紹介

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