山でのテント泊には欠かせない登山テント。モンベル・プロモンテなどの人気ブランド・メーカーから、過酷な環境にも耐えられる数多くの登山テントが販売されています。
しかし、軽量でコンパクトなモデルから初心者でも設営・撤収が簡単にできるものもあり、どれが自分の登山スタイルにぴったりの登山テントなのか迷いますよね。
そこで本記事では、初心者でもわかりやすい登山テントの選び方を解説。1人用・2〜3人用に分けたランキング形式でおすすめの商品もご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
快適なテント泊ができる登山テントとは?
登山テントとは、山での使用を想定した耐久性・軽量性のあるテントのこと。山岳テントとも呼ばれており、オートキャンプで使うテントとは違いがあります。それぞれ何が違うのか、2〜3人用を基準にして表にまとめました。
登山テント | オートキャンプ用テント | |
重さ | 1〜3kg以内で軽量。携帯性も◎ | 5〜8kgが主流 |
サイズ感 | コンパクトでザックに収納可能 | 携帯は困難。車での運搬が前提 |
耐水・耐風性 | 暴風雨にも耐えられる | 雪山など過酷な環境には配慮されていない |
設営・撤収時間 | 短時間で可能 | 慣れないと時間がかかる |
価格 | 5万〜6万円程度が相場 | 2万〜4万円程度が相場 |
形状 | ドーム型が多い | さまざまな形状がある |
登山テントはコンパクトでありながら、激しい雨風にも耐えられます。快適に登山のテント泊を楽しみたいなら、登山テントを選びましょう。
テント泊にぴったりな登山テントの選び方
登山テントを選ぶ時のポイントを5つご紹介します。自分の登山スタイルに合ったタイプを見つけてくださいね。
1人用or2〜3人用?収容人数でモデルを決めよう
最初に登山テントを使用する人数をチェックしましょう。登山テントは、最大で何人収容可能か記載されています。ソロ登山で使うなら、コンパクトな1人用がぴったり。ただし、荷物を置きたい・居住性を重視したい人は、ソロ登山でも「実際の人数+1人」で選ぶのがおすすめです。
とはいえ、収容人数が多ければ多いほど、登山テントのサイズも大きくなるため荷物が重くなります。ファミリー登山など4人以上で使用するなら、4人用を揃えるより2〜3人用の登山テントを複数用意しましょう。荷物を分散すれば、持ち運びも楽にできますよ。
設営しやすい構造を選ぶ
登山テントには構造の違いで自立式・非自立式があります。設置のしやすさなどメリットに合わせて選びましょう。
自立式:地面に固定しなくても立ち上がるため設置しやすい。初心者におすすめ
登山テント初心者・ペグ打ちに慣れていない人は、自立式の登山テントがおすすめ。自立式の登山テントはテントの形が決まっており、ペグで地面に固定しなくても立ち上がります。ペグが打てない場所でも簡単に設営・撤収が可能。設営後の移動もスムーズにできて、耐風性も高いですよ。
非自立式:自由に設営ができて、装備を軽量化したい中級者以上向け
ガイロープ(張り綱)を張って、ペグで地面に固定するのが非自立式の登山テントです。使用するポールの数が少なくて済むため、軽量・コンパクト。登山テント泊の装備を軽量化したい中級者・上級者には、非自立式の登山テントがおすすめです。
ただし、非自立式の登山テントは、岩場などのペグ打ちが困難な場所での設営が難しいのがデメリット。その分非自立式の登山テントは、ポール・ガイドロープを調整すれば、天井の高さ・室内の広さなどを自由に変えられますよ。
1kgの超軽量も!軽量・コンパクトにこだわるならULテントもチェック
ULテントとは、総重量1kg前後の超軽量なテントのこと。テントの生地から各パーツまで軽量化されているので、持ち運び・設営が簡単にできます。超軽量なだけでなく、登山でのテント泊に必要な耐久性に優れているのも魅力です。
ただし、ULテントは安くても5万円前後と、他の登山テントと比較して高価な傾向にあります。軽量なだけでなく、透湿性・防水性など+αの機能が搭載されていると、10万円以上するULテントも。荷物を軽くして軽快な登山テント泊を楽しみたい人は、ULテントを選びましょう。
シングルかダブルか?テントの構成でタイプを選ぶ
登山テントの壁になる生地の構成は、シングルウォールとダブルウォールの2種類あります。それぞれの特徴を理解して、どちらの生地にするか選びましょう。
コンパクトさと軽量性重視ならシングルウォール
1枚の生地で構成されたシングルウォールの登山テントは、軽量コンパクトで設営・撤収しやすいのが特徴。荷物の軽量化を重視する人におすすめです。
ただし、1枚の生地で密閉するシングルウォールは、通気性に欠けるため結露しやすいのがデメリット。前室を作れないモデルが多いため、居住性も低下します。その分簡単に設営ができるので、天気の変わりやすい山での突然の雨対策に便利です。
気候に左右されない快適性重視ならダブルウォール
ダブルウォールの登山テントは、通気性のあるインナーシートと、防水性の高いフライシートで構成されています。耐水性・通気性が高く結露もしにくいため、気候に左右されない快適性を重視する人におすすめです。2枚の生地を使用するためシングルウォールに比べて400〜500g程度重いものが多いですが、前室が確保できるので居住性は高いですよ。
迷ったら軽量かつ雨天にも強いハイブリッドタイプがおすすめ
シングルウォールかダブルウォールで迷っているなら、2種類のメリットを兼ね備えたハイブリッドタイプの登山テントがおすすめです。シングルウォールに前室があるものや、ダブルウォールでありながら軽量・コンパクトな商品が販売されています。ハイブリッドタイプの登山テントなら、軽量・コンパクトかつ快適なテント泊ができますよ。
登山テントの設営方式もチェックしよう
登山テントの設営方式は、吊り下げ式とスリーブ式があります。2種類の設営方法のメリットを知って、自分に合った設営方式か確認しましょう。
初心者には設営手順がシンプルな吊り下げ式
吊り下げ式は、組み立てたポールの下にフックでテントを吊り下げる設営方法です。スリーブ式よりも簡単に設営・撤収が可能。初心者や設営・撤収の時間を短縮したい人におすすめです。
ダブルウォールならフック部分に空間ができるため、通気スペースも確保できます。ただし、しっかりフックに固定しないと倒壊する恐れがあるので、設営時はフックが固定できているか必ず確認しましょう。
編集部
風に強い安定感のあるスリーブ式は中級者以上におすすめ
スリーブ式とは、ポールは立てずに筒状のテントに配置されたスリーブにポールを通す設営方法。ポール全体に荷重が分散されるので安定感があり、強風などの影響を受けにくく破損の恐れが軽減されます。慣れるまでは設営・撤収に時間がかかるため、登山でのテント泊に慣れた中級者以上におすすめです。
しかし、ダブルウォールの場合は吊り下げ式と比べて、スリーブ部分にできる空間が少ないため通気性が劣ります。結露する可能性があるため、タオルを挟むなど工夫して通気スペースを確保しましょう。
生地の厚さがわかるデニール(D)で耐久性を確認しておこう!
登山テントをできるだけ長く使いたいなら、ポリエステル生地の繊維の太さを表す「デニール(D)」で耐久性を確認しましょう。登山テントの多くは、耐久性・軽量性のバランスの良い20〜30Dくらいの生地を使用しています。ストッキングの厚さと同様に、デニール(D)の数値が高いほど繊維は太くなるため、生地は厚くなり耐久性は高くなります。
反対に、数値が低くなるほど繊維は細く生地も薄くなるため耐久性は低くなりますが、コンパクトで軽量です。耐久性が気になる人は20〜30Dより数値が高いものを、より軽量化を図りたい人は20〜30Dよりも数値が低いものがおすすめです。
登山テントのおすすめ人気メーカー・ブランド
登山テントの選び方に迷ったら、人気のメーカー・ブランドで選ぶのもおすすめです。ここでは、登山テントのおすすめメーカー・ブランド4つの特徴を解説します。
快適性が追求された超軽量でおしゃれな「スノーピーク」
常にユーザー目線で商品開発を行っている「スノーピーク」。キャンプ・登山の初心者から上級者まで対応できる、幅広いラインナップが特徴です。登山テントは、軽量性と快適性を両立した「ファル Pro.airシリーズ」を販売しています。
自立式の「ファル Pro.airシリーズ」はインナーシートとフライシートが連動して立ち上がるのが特徴。収容人数は2名と3名でそれぞれ「ファル Pro.air2(66,000円)」と「ファル Pro.air3(79,220円)」の2商品があります。初心者でも時間をかけずに素早い設営・撤収が可能です。
参考:アウトドア・キャンプ用品の通販|スノーピーク(Snow Peak)
登山テント泊デビューの初心者にぴったりな「モンベル」
「モンベル」は、幅広い登山用品を製造・販売しているアウトドアブランド。四季のある日本の山岳気候に対応できるように設計されています。シンプルな作りで、登山初心者でも設営・撤収しやすいのも魅力です。
モンベルの登山テントは、ダブルウォールの商品が多いのが特徴。耐風性能が優秀な「ステラリッジテント1(35,200円)」をはじめ、居住性の高い「ルナドーム2(66,000円)」などがありますよ。
雨・風・雪にも強い耐久性の高さが魅力の「ダンロップ」
耐久性の高さで知られている「ダンロップ」。ヒマラヤ登山全盛期の1970〜1990年代の登山家たちを支えた、実用性の高いブランドとして有名です。現在の登山テントの主流である吊り下げ式を導入した先駆者でもあります。近年では、軽量性を重視したプロモンテとのコラボ商品が人気です。
ダンロップの登山テントは、ユーザーの登山スタイルに合わせた商品が豊富。過酷なコンディションにも耐えられる「Vシリーズ」やグループ登山にぴったりの「VKシリーズ」などが販売されていますよ。例えば、「VS-12(45,100円)」は、Vシリーズの耐久性はそのままに軽量・コンパクトに設計されたソロ向けのテントです。
機能性重視・登山装備の軽量化におすすめの「MSR」
登山家・キャンパーに指示されている「MSR」は、軽量・コンパクトさが魅力です。強度に優れたサイクロンポールやNFLポールなど、強度が高くて軽量なポールを採用。シート素材にはポリエステルやメッシュを使い、軽量でコンパクトに収納できる素材を取り入れています。
人気の「カーボンリフレックスシリーズ」は、登山装備の軽量化に徹底的に特化したテント。耐久性を重視する人におすすめの「ハバハバシールド2(99,000円)」や、居住性に優れた「エリクサー1(42,900円)」の登山テントも人気ですよ。
参考:シェルター|MSR公式
【1人用】登山テントおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 最大収容人数 | サイズ | 重量 | 形状 | ウォール | 設営方式 | |
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ネイチャーハイク(Naturehike) CloudUP アウトドア プロフェッショナルテント | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 1人 | 210×65×100cm | 1.56kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
MOBI GARDEN LIGHT KNIGHT UL2 橙 MOBI GAREN | ¥22,880 楽天市場AmazonYahoo! | 1人 | 110×215×100cm | 1.15kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
ファイントラック カミナドーム 1 | ¥54,560 楽天市場AmazonYahoo! | 1人 | 205×90×100cm | 1.28kg | 自立式 | ダブルウォール | スリーブ式 | |
モビ ガーデン ライトウィングDAC UL1 | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 1人 | 205×105×105cm | 1.09kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
ネイチャーハイク(Naturehike) ウルトラライト | ¥14,990 楽天市場AmazonYahoo! | 1人 | 205×156×95cm | 1.67kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
ノースフェイス マウンテンショット1 | ¥40,810 楽天市場AmazonYahoo! | 1人 | 220×90×105cm | 1.31kg | 自立式 | ダブルウォール | スリーブ式・吊り下げ式併用 |
【1人用】登山テントおすすめ人気ランキング6選
1人でもゆったり寝られる!広めの室内&前室が魅力
充実した居住性が特徴のノースフェイスの「マウンテンショット1」。居住性重視・使い勝手の良さを重視する人におすすめです。大きく開く開口部は、出入りがしやすく開放感満載。寝袋の横に荷物が置ける90cmの横幅も魅力です。
テント壁の張りを垂直に保つため、天井部分に短いポールを配置。天頂空間を広げられテント内が広く感じる工夫も◎です。スリーブ式と自立式が併用されていて、設営・撤収のしやすさ・換気性・荷重の負担など痒い所に手が届くテント。夏山縦走登山にぴったりです。
最大収容人数 | 1人 |
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サイズ | 220×90×105cm |
重量 | 1.31kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | スリーブ式・吊り下げ式併用 |
登山入門者におすすめ。一体型ポールで組み立て簡単
これから登山を始める登山入門者におすすめの軽量登山テントです。ポールの交差がない一体型構造で設営や撤収が簡単にできます。フライシートには耐水圧4,000mmの耐久性の高い20Dが使用され、雨風の強い日でも安心です。
さらに、強靭なアルミ合金ポール・風の影響を受けにくく結露を防止する換気用のベンチレーションを増設。調理スペース・靴や荷物置き場に便利な出入りが楽な横開きの前室など、細部まで使いやすい配慮がされています。ガイライン・ペグ・グランドシート付きで1万円台。コスパ重視の人にもおすすめです。
最大収容人数 | 1人 |
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サイズ | 205×156×95cm |
重量 | 1.67kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
DACポール・メッシュ採用。自然を楽しむ登山におすすめ
アルミポールの有名ブランド「DAC」の軽量で丈夫なポールと、メッシュインナーが採用された、重さ約1kgでモビガーデンの中でも超軽量のモデルです。持ち運びも楽にでき、抜群の通気性。季節の移り変わりを楽しめる春・秋の自然を楽しむ登山におすすめです。
実用性にも優れており、荷物置き場・簡単な調理までできる広い前室を完備。テント内も広く、背の高い人でも圧迫感がなく快適に過ごせます。20Dリップストップナイロンが使用されているフットプリントが付属され、初めて登山テントを使う人にもぴったりです。
最大収容人数 | 1人 |
---|---|
サイズ | 205×105×105cm |
重量 | 1.09kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
山岳テントの定番ブランド発。優れた耐久性・収納性で人気
高い繊維技術が活かされた「カミナドーム1」は、過酷な登山に挑戦したい人におすすめです。インナーシート・フライシートには、耐摩擦性に優れた補強糸が縫い込まれた66ナイロンリップストップを採用し、強風の影響を受けやすいクロスラインに超高強度のダイニーマテープの補強がされています。
耐久性がありながらやわらかなので、撤収しやすくコンパクトに収納が可能。収納サイズはザックの中のデッドスペースができにくい8×15×25cmの小型枕の大きさです。別売りのスノーフライや内張りをプラスすればオールシーズン使えます。
最大収容人数 | 1人 |
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サイズ | 205×90×100cm |
重量 | 1.28kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | スリーブ式 |
軽量でコスパに優れた登山テントのベストセラー
機能性・軽量化を重視するソロ登山者におすすめ。約1.5kgの軽量で、強風・豪雨に晒されることが多い山岳登山にぴったりのウルトラライトタイプです。インナーテントの下部にあるソリッドが高い位置に設計されているため、雨の侵入をブロックできます。
柔軟性のあるアルミ合金のポールと連結部分にY字のブラケットが採用され、耐風性にも優れています。夏登山には蚊帳としてインナー単体での使用もOK。厳冬期には、大型テントの中に小型テントを入れ込むカンガルースタイルにも使用できます。
最大収容人数 | 1人 |
---|---|
サイズ | 110×215×100cm |
重量 | 1.15kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
突然の雨も大丈夫。ソロ登山初挑戦者におすすめ
フライシートに耐水圧4,000mmの防水加工が施された約1.5kgの軽量登山テントです。3本のポールがワンポールのように一体化しており、短時間で設営・撤収が可能。初めてのソロ登山者や、設営・撤収に時間をかけたくない人におすすめです。
雨や風に強いだけでなく、後部にベンチレーションが配置されており、通気性にも配慮されています。暑い夏や蒸し暑い梅雨の時期はメッシュだけを使用すれば、新鮮な空気がテント内に行き来し、不快な蒸れや厄介な結露を防止できます。
最大収容人数 | 1人 |
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サイズ | 210×65×100cm |
重量 | 1.56kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
【2人用・3人用】登山テントおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 最大収容人数 | サイズ | 重量 | 形状 | ウォール | 設営方式 | |
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ビッグアグネス コッパースプールHV UL2 | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 66.04×22.86×12.7cm | 1.42kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
モンベル mont-bell ステラリッジテント 2 | ¥40,990 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 130×210×105cm | 1.23kg | 自立式 | シングルウォール | 吊り下げ式 | |
プロモンテ 超軽量アルパインテント VL-26T | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 225×120×100cm | 1.385kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
ニーモ アトム オズモ 2P | ¥59,400 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 213×130×112cm | 1.59kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式・スリーブ式併用 | |
エムエスアール エリクサー3 | ¥50,600 楽天市場AmazonYahoo! | 3人 | 213×173×104cm | 3.19kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
アライ テント エアライズ2 F | ¥51,480 楽天市場AmazonYahoo! | 3人 | 130×210×105cm | 1.55kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
モビガーデン アズ ウィングス2 JPN | ¥21,800 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 135×210×105cm | 1.84kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
ヘリテイジ クロスオーバードーム <2G>シングルウォールテント | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 100×210×105cm | 630g | 自立式 | シングルウォール | スリーブ式 | |
ダンロップ コンパクトアルパインテント VS-22A | ¥39,000 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 205×120×100cm | 1.8kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
MSR ハバハバ NX | ¥69,800 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 216×127×100cm | 1.72kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 | |
【公式】EL CHALTEN ZEROBONE v2 2P(D/KHAKI) | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 2人 | 210×153×105cm | 1.692kg | 自立式 | ダブルウォール | 吊り下げ式 |
【2人用・3人用】登山テントおすすめ人気ランキング11選
ウルトラハイカーに人気!安定性・居住性がバージョンアップ
登山テントに要求される機能が揃っています。軽量性を重視し、快適な登山を楽しむウルトラハイカー・縦走登山が好きな人におすすめ。「エルチャルテン」シリーズは、フライシート・インナーシート・フットプリントが連結されている一体型構造。軽量で設営・撤収が楽にできます。
バージョンアップした「ゼロボーン」は、天頂のポールをフラットに交差させるハブシステムを搭載。吊り下がりのバランスが良く安定感もばっちりです。天井の高さも増して快適な居住空間でくつろげます。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 210×153×105cm |
重量 | 1.692kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
おしゃれで軽量。強風にも負けない強靭な耐風性が魅力
赤とグレーの配色が特徴の「MRS」の登山テントの中でも、軽量性・耐久性・居住性のバランスが絶妙の「ハバハバNX」。本格的な登山やレジャーキャンプに兼用して使いたい人におすすめです。特殊な防水縫製が施され、縫い目を防水する役割のシームテープを無くした軽量設計。
レインフライシートとフロアには、従来よりもコーティング力が3倍持続する「エクストリームシールドシステム」が搭載されています。さらに、弾性の高い飛行機にも使用されているハイグレードのサイクロンポールを採用し、軽くて強い居心地の良い空間を作り出しています。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 216×127×100cm |
重量 | 1.72kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
抜群の開放性と通気性。ツーリング登山からテント泊まで対応可能
両側に前室が設置されたダンロップのVSシリーズは、開放性・通気性の良さが特徴です。風通しが良く居住性重視の人・ベースキャンプ式の登山におすすめ。両側の入り口がメッシュになっているので、暑さの厳しい真夏の低山登山にもぴったりです。
フック間を吊り橋のようなメッシュパネルで繋げ負荷の分散を実現。強風にも耐えられる耐久性がアップされています。防水対策も万全で、本体・フライシート・グランド部分にナイロンより水分吸収率が低いポリエステルを採用。四季を問わず長く使えるシンプルな登山テントです。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 205×120×100cm |
重量 | 1.8kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
軽量・コンパクトさが自慢のシングルウォール
軽い登山テントが欲しい人におすすめ。重さ630gの軽量シングルウォールで、生地が薄めのためコンパクトに収納ができます。高さは約100cmで登山テントとしては珍しい長方形。居住性は高く、別売りのフロントフライシートを使えば、全室のスペースを作れて居住性もさらにアップできます。
スリーブ式でポールに筒状のスリーブを通す手間はありますが、シングルウォールなので慣れれば数分で設営が完了。登山口付近で前日入りする時など、スピーディーに撤収もできて便利です。居住性を重視する場合は、エスパースシリーズがおすすめです。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 100×210×105cm |
重量 | 630g |
形状 | 自立式 |
ウォール | シングルウォール |
設営方式 | スリーブ式 |
日本の山岳環境にぴったり!大きな入り口でゆとり空間
四季のある日本の気候に合わせて作られた登山テントです。インナーテントに非メッシュが採用され、保湿が気になる春・秋・冬の3シーズンに対応可能。四季を問わず登山を楽しみたい人におすすめです。
また、豪雨などの悪天候にも耐えられるように出入り口のジッパーを高めに設定。フライシートの隙間から入り込む雨から、インナーシートを守ります。長辺の両サイドに設置された大きな入り口で、寝ている人をまたいでテント内に入り込む必要がありません。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 135×210×105cm |
重量 | 1.84kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
シンプル構造で使いやすい。あらゆる条件下でも簡単設営
アライテントの「エアライズ」シリーズは、シンプル構造で使いやすいのが特徴です。できるだけ設営・撤去の時短をしたい人におすすめ。フレームのスリーブは切れ目がない袋綴じになっており、フレームの行き先に迷うことなくスムーズに設営が可能。
フライシートやオプションの取り付けも、バックルを使って瞬時に接続ができます。あらゆる場面での設営を想定して作られており利便性は優秀。全シリーズに張り綱・ペグ・シームコート・リペアチューブが付属され、オプションも豊富です。
最大収容人数 | 3人 |
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サイズ | 130×210×105cm |
重量 | 1.55kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
登山テント入門者でも安心。コスパに優れた軽量タイプ
カップル・家族・友人とゆっくりくつろげる居住性のある登山テントを探している人にぴったりです。2ヶ所で2本のポールを交差し、短いポールを天頂部に追加させることにより圧迫感を解消。箱型の広々した居住空間を確保できます。
フライシートには、ほつれ・破れに強いリップストップ加工が施された厚手の68Dポリエステルが使用されています。3人用でありながら、軽量で文句なしの耐久性。付属のフットプリント(アンダーシート)を使って、フライシート・ポールのみで設営が可能で、不意の雨や小休息にも活用できます。
最大収容人数 | 3人 |
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サイズ | 213×173×104cm |
重量 | 3.19kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
瞬足で設営・撤収もOK。ゆったりできる室内で快適空間
快適性と実用性を重視するなら選んで欲しい逸品です。天頂部は背の高い人が座っても余裕の112cm。台形の前室で床スペースも広く、圧迫感を感じずにゆっくりテントの中で過ごせます。破損しにくいスリーブ式と、設営・撤収が簡単な吊り下げ式のミックス構造。
ハイクオリティの登山テントを初めて使う人でも簡単に扱えるのが魅力です。フライシートに優秀な「オズモ素材」を採用。通常の登山テントと比べ4倍の撥水性・従来のナイロン生地より3倍の伸びにくさと、引き裂き強度が20%強化されています。耐久性にも優れており、1度使ったら手放せなくなりそうです。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 213×130×112cm |
重量 | 1.59kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式・スリーブ式併用 |
頼りになる軽いヤツ。ライト&ファスト重視の人におすすめ
軽量・コンパクト・広さを確保したい人におすすめの、欲張りな2人用ロングモデルです。通常のVL-27より重さは約85gプラスされますが、間口が20cm広いので長身の人・少しでも荷物のスペースが欲しい人にもぴったり。
1988年から、強度を保ち軽量化へ進化をし続けているVLシリーズ。テントグランド部分と、フライシートに高速乾性のポリエステルが採用されており防水性もバッチリです。本体とフライシートが接触しにくい構造で、漏水・結露も防止してくれます。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 225×120×100cm |
重量 | 1.385kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
多数の登山家も推奨。過酷な環境に耐えられる軽量性・耐風性
過酷な環境を乗り越えてきた多くの登山家・アウトドア愛好家から支持され続けている「ステラリッジテント」。軽量性・耐風性に優れており、雪のない春から冬の積雪期登山までオールシーズン登山を楽しみたい人におすすめです。
本体は撥水性に優れた高強力ポリエステルを採用。フロア部分には従来のナイロンの2倍の引き裂き強度を持つ、モンベルオリジナルの「バリスティックナイロン」が搭載されています。さらに、独自の吊り下げ式で強風時の設営もOK。別売りのレインフライ・スノーフライをプラスするのもおすすめです。
最大収容人数 | 2人 |
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サイズ | 130×210×105cm |
重量 | 1.23kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | シングルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
超軽量!人気のULタイプで移動もらくらく
アメリカ国内で大人気の「コッパースプールHV UL2」。アクティブな登山・荷物の軽量化を重視する人におすすめです。装備していることを忘れてしまいそうなほど、1.5kg以下の超軽量のウルトラライトタイプは、身軽な装備・素早い移動も可能です。
自立式で設営も簡単。前室のジッパーが2ヶ所に設置されており、トレッキングポールなどを使って跳ね上げれば、タープとしても活用できます。結露が少ないダブルウォールを採用。夏場の雨などの湿気の多い日の登山でも安心して自然を感じられます。
最大収容人数 | 2人 |
---|---|
サイズ | 66.04×22.86×12.7cm |
重量 | 1.42kg |
形状 | 自立式 |
ウォール | ダブルウォール |
設営方式 | 吊り下げ式 |
安いVS 高い!登山テントの比較
登山テントは、2〜3人用で安い商品なら1万円前後、高額のものなら9万円前後と幅があります。登山テントの平均相場は5〜6万円です。しかし、「できるだけ安い予算で購入したい」「機能性やブランドにこだわりたい」という人に向けて、1万円前後の安い登山テントと9万円前後の高い登山テントを比較してみました。
安い登山テントの特徴(2〜3人用の1万円前後の商品)
1万円前後で購入できる登山テントは、キャンプテントに近いイメージで使える広い居住空間が確保できるタイプが多いのが特徴。サイズは大きいため重さは3kg前後と重めですが、快適にテント泊ができます。
中には防水性能の高い登山テントもあり、雨の日のテント泊にも対応可能。耐久性・軽量性は高額な登山テントにやや劣りますが、過酷な環境下の登山テント泊でなければ十分使えますよ。
- とにかく安さ重視で選びたい人
- 初心者向けの軽い登山でのテント泊を想定している
- 軽量性よりテントで泊まるときの快適性を重視したい人
高い登山テントの特徴(2〜3人用の9万円前後の商品)
9万円前後の高い登山テントは、耐久性に優れた高品質モデルが多く販売されています。耐久性に特化されたモデルならインナーシート・フライシートの厚さは40〜66D程度あります。軽量性を重視したULテントは、軽い上に耐久性も妥協していません。双方共に撥水性・速乾性が高く、耐摩擦性も優秀です。
また、メーカー・ブランド独自の強硬で柔軟性のあるポールが採用された登山テントも多く、防水・防風性も優れています。軽量性・耐久性など、こだわりが追求されたモデルが多いですよ。
- 耐久性・軽量性などスペックを重視したい人
- 有名ブランド商品が欲しい人
- ULテントなど荷物の軽量化を測りたい人
- 本格的な登山でのテント泊を考えている人
ワークマンで登山テントは買える?
2023年10月現在、Picky’s編集部が調査したところ、ワークマンでは「登山テント」として販売されているものはありませんでした。しかし、登山向きのテントが2種類販売されています。「耐久性撥水軽量マウンテントSOLO(ソロ)1人用」が税抜1万2,800円。「ミシックツーリングテントAG 1人用」は税抜9,800円です。
2商品共にインナーテント付きで、撥水性に優れたフライシートも装備。靴置き場の確保も可能です。軽量でコンパクトに収納できるため、キャンプだけでなく登山に向いています。
参考:FET22 耐久撥水軽量マウンテント SOLO(ソロ)1人用|ワークマン公式オンラインストア
実際の使用感を確認したい人は、登山テントのレンタルがおすすめ
快適性・軽量性などの使用感を試したい人には、登山テントのレンタルがおすすめです。登山テントをはじめ、山泊用アイテムのレンタルを展開している「山どうぐレンタル屋」では、モンベル・ダンロップ・アライ テントなどの人気ブランドの登山テントが使えます。
1人用の登山テントが、1泊2日で税込4,000〜6,000円前後からレンタルが可能。テントマット・シュラフ(寝袋)・バーナーなどもあり、テント泊に必要な装備も揃います。必要なアイテムや設置方法もわかるので、登山テント泊初心者にもおすすめです。
参考:山泊用アイテム|登山用品レンタル やまどうぐレンタル屋
登山テント泊に必要なおすすめ装備
登山テント泊を快適に過ごせる装備を揃えてみませんか?おすすめのアイテムを3つご紹介します。
安心して夜の食事・着替えもできる「ランタン」
テント泊に欠かせない「ランタン」は、登山テント内を明るく照らしてくれる便利な道具。テント泊には、ヘッドライトにシェードを取り付け広範囲を照らせるシェードタイプがおすすめです。10g以下の軽量タイプが多く、荷物の軽量化に役立ちます。また、明るさを重視するならLEDが最強です。
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シュラフ(寝袋)とセットで揃えるテント泊の必需品「マット」
シュラフと合わせて揃えておきたい「マット」。軽量性・寝心地を重視するならエアマットがおすすめです。初めて登山でテント泊をする人は、勝手にマットが膨らんでくれる「自動膨張タイプ」がぴったり。使用しない時はコンパクトに収納が可能。ザックの中にすっぽり収まり、外付けをしなくてもOKです。
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多数の登山装備も軽快に運べる「ザック」
登山テントなど多数の装備を収納できる「ザック」は、体の負担に配慮された機能が豊富です。ウェストベルトは荷重を支え、チェストベルトは荷物を安定させてくれます。さらに、パッキングに使える雨蓋や、出し入れ便利なポケット付きなど使いやすい機能も充実。自分の背面がザックの長さにフィットしたものを選ぶと、疲れにくく快適な登山が楽しめますよ。
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登山テントのよくある質問
登山テントの寿命はどのくらいですか?
登山テントはどこで買うのがいいですか?
中古やセール品の登山テントを買っても大丈夫ですか?
テントやマットの他にテント泊に必要な装備にはどんなものがありますか?
登山テント用のペグはどんなものを選んだらいいですか?
登山テント泊でのトイレはどうしたらいいですか?
おすすめ登山テントまとめ
- 初心者には使い勝手が良い自立式・ダブルウォール・吊り下げ式がおすすめ!
- 軽量性を重視するなら、非自立式・シングルウォール・スリーブ式を選ぼう
- 耐久性と追求したい人は、軽量さを妥協してデニール(D)の数値の高いものを選ぼう
- 超軽量のモデルを選ぶなら、耐久性は妥協
- 初心者の場合は、軽量性と耐久性のバランスの取れたモデルがおすすめ
登山テントのおすすめ17商品を紹介しました。登山テントは、設営のしやすさや快適性・軽量性など、自分の理想とする登山テント泊をイメージして選ぶことが大切です。ぜひ選び方を参考に、山でのテント泊を楽しんでくださいね。