トレッキングポールは登山初心者が揃えるべき装備の一つ。登山やハイキング、トレイルランに使用することでバランスを保ちやすくし、体への負担を軽減する重要なアイテムです。
しかし、いざトレッキングポールを買うとなると、「初心者はどれを選べば良いの?」「どれくらいの長さが良い?」など悩みますよね。
この記事ではトレッキングポールの選び方、おすすめメーカーなどの情報を徹底解説。記事の後半では最新の売れ筋商品をランキング形式で紹介しています。有名メーカーのモンベルや、女性に人気のトレッキングポールもありますよ。
この記事を監修した専門家
目次
トレッキングポールを使うメリットは?
トレッキングポールを使う主なメリットは以下の3つです。
- バランス力を向上させる
- 平地や登りでの推進力を高める
- 下りで膝への負担を和らげる
登山道は石や段差が多く、バランスを崩しがちです。トレッキングポールを使うことでバランスを取りやすく、つまずいた場合にも転倒しにくくなります。
登りや平地を歩く際には、脚だけでなく腕の力も使うことで推進力を高めることができます。さらに下りではトレッキングポールを突くことで上半身を使って体を支えることができるため、膝への負担も軽減することができます。
トレッキングポールの選び方
ここからはトレッキングポールの選び方について紹介します。選ぶ際に押さえておきたいポイントはグリップの形状・シャフトの長さ・シャフトのロック方式・収納方法・シャフトの材質・オプションや機能の6点です。これから1つずつ解説していくので、一緒に見ていきましょう。
I字orT字?用途や使いやすさを考慮してグリップを選ぶ
トレッキングポールには、I字型とT字型の2種類のグリップタイプがあります。登山用品店やネット通販で取り扱っているのはI字型が多めですが、コースや使用者によってはT字型の方が適している場合もあります。それぞれの特徴を紹介するので、どちらが自分に合うのか参考にしてくださいね。
初心者・本格的な登山にはバランスが取りやすい「I字型」がベスト
持ち手が棒状のI字型は、手の平で握りやすく安定感があります。登山者の多くがI字型を愛用していて初心者から上級者まで対応できるため、本格的に登山を始めたい人におすすめ。平地や登りでは推進力がアップし、起伏に富んだ地形ではバランスを取りやすくなります。
また、I字型は基本的に左右2本で使います。2本でも1本セットで販売されている物が多いですが、稀に1本単独で販売している場合もあります。後者の場合には2本購入するようにしましょう。本記事では、I字型を使う前提でトレッキングポールについて解説をしていきます。
体力に自信がない人は握力が弱くても握りやすい「T字型」を選ぶ
T字型のグリップは、手の平を上から被せて握るのが特徴。I字型に比べて少ない握力で握れて体重をかけやすいので、体力に自信がない人に向いています。
T字型は1本単位で販売されていることが多く、片手を空けた1本使いが主流。ステッキ感覚で使用でき、舗装された道や平坦なコースを歩くときにおすすめです。登山以外のシーンでも使われており、高齢者のお散歩やリハビリ用のサポート用具として活用されています。
身長に合うシャフトの長さを選ぶ
使いやすいトレッキングポールを選ぶためには、身長に合う長さを選ぶことが重要。トレッキングポールの長さは、シャフトと呼ばれる棒の部分のサイズや仕様によって異なります。自分の身長にぴったりな商品の選び方は以下の通りです。
シャフトの最長時の高さは、胸の位置がベスト
登山に最適なトレッキングポールの長さは、シャフトを一番長く伸ばした状態で地面に垂直に立て、グリップ部分が胸のあたりにくるのがベストです。ひじがちょうど直角に曲がる角度を目安にしましょう。それだけの長さがあれば、どんな状況にも臨機応変に対応できます。
登りと下りで長さを調整できる伸縮式がおすすめ
トレッキングポールを登山で使用するときは、登りと下りで最適な長さが異なります。一般的には、登りは短め・下りは長めに長さを調節するのが定石。勾配に合わせて長さを調整できる伸縮機能付きのモデルがおすすめです。
シャフトのロック方式で選ぶ。定番はスクリュータイプ
市販のトレッキングポールのほとんどに伸縮機能が備わっていますが、シャフトのロック方法は商品によってさまざま。それぞれの特徴を理解して、使いやすいものを選びましょう。
昔から多く採用されている定番は、シャフトを回しながら固定する「スクリューロック式」です。シンプルな構造ゆえに耐久性が高く、価格帯もリーズナブルでコスパに優れていますが、長さを調整するのにやや手間がかかることや、強く締めすぎてしまい緩めにくくなってしまうことがあるというマイナス面もあります。
最近人気なのは、ワンタッチで簡単に調整できる「レバーロック式」です。力に自信がない人でも操作しやすく、素早く調整できるため地形に合わせてこまめに長さを変えたい人にぴったり。グローブをはめたままでも使いやすいアイテムが欲しい人にも適しています。
このほか、コンパクトに収納できる「ピンロック式」や、複数のロック方式のいいとこ取りにした「ハイブリッド式」などがあるので、購入時にしっかり確認してみてくださいね。
収納方法は2通り。耐久性や携行性を確認しよう
意外に見落としがちなのが、トレッキングポールの収納方法。使わないときはコンパクトにして持ち歩けるモデルが多いのですが、商品によって仕様が異なります。テレスコーピング式と折りたたみ式の2通りがあるので、耐久性や携行性をチェックしながら選びましょう。
耐久性が高くハードな登山にも対応できる「テレスコーピング式」
太さが異なるシャフトを重ねて収納するテレスコーピング式は、長さ調整が可能なモデルが多いことや、耐久性が高いことがメリットです。
反面、テレスコーピング式は折りたたみ式に比べるとかさばりやすいデメリットも。ただし、ほとんどのモデルは縮小時のサイズが60cm前後であるため、リュックの側面やポールループに取り付ければ問題なく収納することができます。
持ち運びのしやすさ優先なら軽量コンパクトな「折りたたみ式」
携行性を重視するなら折りたたみ式がおすすめです。分割されたシャフトをコードで繋げており、軽くてコンパクトなのが魅力。3分割から4分割にできるものが多く、折りたたみ時の長さは30~35cmまで縮められるのでリュックの中にも収納できます。
しかし、折りたたみ式は収納性を優先して設計されているため、テレスコーピング式よりも耐久性が低めです。低山の登山やトレッキングなどのゆるやかなコースに適しています。また、長さを調整できないモデルもあるので購入時は忘れずに確認してくださいね。
シャフトの素材は強度や軽さがポイント。価格差にも注目
トレッキングポールのシャフト部分に使われている素材にも注目してみましょう。主に使われているのはアルミかカーボンで、素材によって強度や重量、価格帯が変わります。それぞれの違いは次の通りです。
初心者におすすめ!低価格で強度が高く折れにくい「アルミ製」
強度が高く、折れにくい性質を持つ「アルミニウム製」のトレッキングポール。価格帯も低めで安いモデルなら2,000円程度で買えるため、初心者の入門用におすすめです。ただし、カーボン製に比べると重いので、長時間使用する場合は腕や体に負担を感じやすくなります。
軽くて扱いやすいが値段は高めの「カーボン製」
「カーボン製」はとにかく軽いのがメリット。超軽量モデルになると1本あたり170~180gまで重さが抑えられており、疲れにくい利点があります。カーボン製は高価な商品が多いので、初めはアルミ製を購入して慣れてきたら買い替えるのも一つの選択肢です。
ただし、カーボンは強度が低く、登山中に急にポールが折れてしまうことも。トレッキングポールの使用頻度が高く、尚且つなるべく買い替えたくないという場合には、カーボン製を避けた方が良いでしょう。
オプションや便利な機能もチェック
より使いやすさにこだわるなら、トレッキングポールに搭載されている機能やオプションも見逃せません。さまざまな機能や付属品をチェックしましょう。
キャップなど付属品の確認を忘れずに
トレッキングポールの先端には「石突き」と呼ばれる金属製の尖ったパーツがついています。登山道保護のために石突きにゴム製のキャップ(プロテクター)キャップを装着するのがマナーです。劣化したときにはキャップを新たに購入しましょう。
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ストラップを手のサイズに合わせられる「長さ調整機能」
トレッキングポールのグリップ部分には手首を通すストラップが付いています。「長さ調整機能」があれば、手のサイズにぴったり合わせられるのでおすすめ。市販品は調整できるタイプがほとんどですが、稀に紐を通しただけのストラップもあるので注意してくださいね。
手首や腕への衝撃を吸収し、負担を軽減する「アンチショック機能」
トレッキングポールを地面に突いた時の衝撃を吸収する機能を「アンチショック機能」といいます。トレッキングポールを長時間使用し続けると手首や肘に掛かる負担の蓄積が無視できなくなってきます。長時間のコースを歩く場合には、ではアンチショック機能があると良いでしょう。
女性の体形に合わせたモデルも人気
最近は女性登山者向けのトレッキングポールも販売されています。シャフトを短くしたり、手が小さい人でも握りやすいようグリップが小さめに作られていたりと、女性の体形に合わせて設計されているのがポイント。市販品はサイズが合うか心配な人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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安いVS 高い!トレッキングポールの比較
ここまでトレッキングポールの選び方を紹介してきましたが、結局は値段が決め手になる人も多いでしょう。安いモデルと高いモデルでは数万円単位で値段が変わるため、「値段が違うと何が変わるの?」「安いモデルでは使えないの?」といった疑問もあると思います。
そこで、本記事の人気ランキングで紹介する商品の中から安いモデルと高いモデルをピックアップして比較してみました。価格差による機能の違いを見てみましょう。
安いトレッキングポールの特徴(2,159円のモデル)
安いモデルの代表は、「Moon Lence」の2本組トレッキングポールです。アウトドア用のチェアやテーブルが人気の中国ブランド製で、価格は2,000円程度とかなりお買い得。格安モデルだからといって品質が劣るわけではなく、むしろSGマークを取得していて安全性に優れています。
- とにかく購入予算を抑えたい人
- 安くても品質がしっかりした商品を探している人
- ブランド品にこだわらない人
高いトレッキングポールの特徴(21,219円のモデル)
高いモデルの代表は、ドイツの老舗メーカー・レキの「クレシダ FX カーボン AS」です。女性向けに作られたコンパクトモデルで、衝撃を最大40%吸収するアンチショックシステムが秀逸。さらに、レバーロックを緩め過ぎてもシャフトが落ちない独自のシステムを搭載するなど、機能性に優れています。
- 有名ブランドから選びたい人
- カーボン製のトレッキングポールが欲しい人
- 機能性の高いモデルを探している人
結論:ブランド力や機能性を重視するなら高いモデルがおすすめ
安いモデル | 高いモデル | |
サイズ | 最大135cm・収納時65cm | 最大120cm・収納時40cm |
重量 | 290g×2本 | 258g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ | カーボン |
シャフトのロック方式 | スクリューロック式 | レバーロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 | 折りたたみ式 |
アンチショック機能 | 〇 | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 |
安いモデルと高いモデルを比較してみましたが、両者で大きく違うのはシャフトの素材とロック方式、そして収納方法の3点。高いモデルはカーボン製なので安いモデルに比べて軽めです。アンチショック機能や付属品に差はなく、安いモデルでも十分なスペックを備えていることがわかります。
結論は、メーカーや高機能にこだわらなければ安いモデルでも十分。ブランド力やより便利な機能を重視したい人は高いモデルを選ぶとよいでしょう。
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専門家おすすめのトレッキングポール
この記事を監修した静かな山の頂へさんおすすめのトレッキングポールをご紹介します。
アンチショックとレバーロック機構を兼ね備えた「全部乗せ」の高コスパモデル
トレッキングポールにはさまざまな種類があって、選びにくいですよね。最初の1本として選ぶのであれば、私はmont-bell(モンベル)のアルパインポール カムロック アンチショックをおすすめします。
I字型のため(岩場や鎖場を除いて)どのような地形にも対応しやすく、アルミ製のため壊れることはほどんどありません。しかもレバーロック(カムロック)とアンチショックの付いた「全部乗せ」の高機能ポールです。1本税込み8,580円(2本で17,160円)でありコスパが高い中間価格帯の製品です。mont-bellは日本メーカーであり、品質の高さもグッドポイントです。
使用時サイズ | 最大130cm |
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収納時サイズ | 64cm |
重量 | 250g×2本 |
シャフトの素材 | アルミニウム合金 |
シャフトロック方式 | レバー式(カムロック) |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | ポイントプロテクター・ストラップ・バスケット |
トレッキングポールおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 使用時サイズ | 収納時サイズ | 重量 | シャフトの素材 | シャフトロック方式 | 収納方法 | アンチショック | 付属品 | |
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DABADA トレッキングポール | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 最大120cm | 56.5cm | 220g×2本 | アルミ | スクリューロック式 | テレスコーピング式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 | |
TrailBuddy トレッキングポール | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 最大137cm | 62cm | 275g×2本 | アルミ | レバーロック式 | テレスコーピング式 | × | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・収納袋 | |
グラビティ トレッキングポール | ¥2,982 楽天市場AmazonYahoo! | 最大130cm | 35cm | 280g×2本 | アルミ | レバーロック式 | 折りたたみ式 | × | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 | |
LAMPTOP トレッキングポール | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 最大120cm | 34cm | 280g×2本 | アルミ | レバーロック式 | 折りたたみ式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 | |
宝舟JAPAN トレッキングポール | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 最大110・130cm(M・L) | 30・36cm(M・L) | 290g×2本 | アルミ | レバーロック式 | 折りたたみ式 | × | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 | |
SOFIT トレッキングポール | ¥5,448 楽天市場AmazonYahoo! | 最大130cm | 36cm | 286g×2本 | アルミ | レバーロック式 | 折りたたみ式 | × | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・収納バッグ | |
DABADA トレッキングポール | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 最大125cm | 61cm | 175g×2本 | カーボン | スクリューロック式 | テレスコーピング式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 | |
TheFitLife トレッキングポール | ¥6,788 楽天市場AmazonYahoo! | 最大135cm | 63cm | 200g×2本 | カーボン | レバーロック式 | テレスコーピング式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 | |
ガリペット トレッキングポール | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 50~110cm | - | 330g×2本 | アルミ | スクリューロック式 | テレスコーピング式 | 〇 | - | |
モスジャパントレッキングポール | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 最大134cm | 62cm | 275g×2本 | アルミ | レバーロック式 | テレスコーピング式 | × | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 | |
Wild Spirits UL系トレッキングポール | ¥9,680 楽天市場AmazonYahoo! | 最大133cm | 63cm | 187g×2本 | カーボン | レバーロック式 | テレスコーピング式 | 〇 | ラバーキャップ・バスケット・スノーバスケット・専用キャリーバッグ | |
Moon Lence トレッキングポール | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 最大135cm | 65cm | 290g×2本 | アルミ | スクリューロック式 | テレスコーピング式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 | |
レキ クレシダ FX カーボン AS | ¥25,390 楽天市場AmazonYahoo! | 100~120cm | 40cm | 258g×2本 | カーボン | レバーロック式 | 折りたたみ式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 | |
LAD WEATHERトレッキングポール | ¥3,280 楽天市場AmazonYahoo! | 最大135cm | 63cm | 560g(2本) | アルミ | ハイブリッド式 | テレスコーピング式 | 〇 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 | |
スペリオコーポレーション トレッキングポール | ¥7,980 楽天市場AmazonYahoo! | 最大125cm | 33cm | 227g×2本 | カーボン | レバーロック式 | 折りたたみ式 | × | トレッキングキャップ・バスケット・専用キャリングバッグ |
トレッキングポールおすすめ人気ランキング15選
マットなブラックがかっこよく、収納時の見た目までおしゃれ
「機能性や収納性も大事だけど見た目にもこだわりたい」という人は、ぜひ本商品に注目してみてください。全体がオールブラックで統一されており、シャフトはツヤを抑えたマットな仕上げがスタイリッシュ。かっこいい登山ギアを選びたい人にぴったりです。
コンパクトに収納できることに加え、専用の結束ベルト付きで折りたたみ時の見た目もGood。シンプルな収納袋が2枚付属しているため、家族や友人と1本ずつ携帯してもよいでしょう。
軽量で疲れにくいカーボン製なので、女性やシニアの人にもおすすめですよ。
使用時サイズ | 最大125cm |
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収納時サイズ | 33cm |
重量 | 227g×2本 |
シャフトの素材 | カーボン |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | 折りたたみ式 |
アンチショック | × |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・専用キャリングバッグ |
丈夫で使いやすいハイブリッド式。SGマーク認証で品質も万全
アメリカと日本の共同開発で誕生したアウトドアブランド・ラドウェザーのトレッキングポールです。「登山中の事故は命に関わるものだからこそ品質にこだわりたい」という思いから、安全性の高い商品の基準を満たすSGマークを取得しています。
中段のシャフトにはレバーロック式を採用。レバーを倒してロックするだけで長さを調整でき、操作がラクチン。対して、木の枝や草が引っ掛かりやすい下段シャフトは壊れにくいスクリューロック式で、操作性と耐久性を両立させたハイブリッド仕様が魅力です。
キャップやバスケットなどの付属品も充実しているので、登山初心者にもおすすめします。
使用時サイズ | 最大135cm |
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収納時サイズ | 63cm |
重量 | 560g(2本) |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | ハイブリッド式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 |
短めのシャフトとコンパクトなグリップが特徴のレディースモデル
ドイツのトレッキングポール専門メーカー・LEKI(レキ)のカーボン製ポールです。人気のマカルーFXシリーズよりも全長を10cm短くしたレディースモデルで、グリップ部分も女性の手で握りやすいようコンパクトに設計されています。
注目すべきはシャフトの長さ調節に独自のスピードロック2プラスシステムを採用していること。ロックを緩めすぎた際にシャフトが脱落しない構造で、勾配のある斜面で調整したいときなどに便利です。
地面の衝撃を最大40%吸収するアンチショックシステムも秀逸なので、女性が使いやすいトレッキングポールが欲しい人はチェックしてみましょう。
使用時サイズ | 100~120cm |
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収納時サイズ | 40cm |
重量 | 258g×2本 |
シャフトの素材 | カーボン |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | 折りたたみ式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 |
ピッケル代わりにも使える耐久性が魅力。値段が安いのも◎
3段伸縮式で最大135cmまで伸ばせるトレッキングポールです。高い強度を備えた6061アルミ合金を採用しており、軽量で耐久性に優れているのが魅力。ドイツの製品安全基準をクリアした製品に付けられるGSマークを取得しており、品質は上々です。
ポールの先端はダイヤモンドに次ぐ硬さを誇るタングステン鋼が使われていて、岩場や雪山では石突きとして活用できます。ECサイトの口コミでは、ピッケルの代用品として使っているとの声も見受けられました。
ゴム製のキャップやバスケットも付属しているため、状況に合わせた使い分けが可能。2,000円程度で買えるリーズナブルさも嬉しいポイントです。
使用時サイズ | 最大135cm |
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収納時サイズ | 65cm |
重量 | 290g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | スクリューロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 |
わずか187gカーボン製シャフトで腕への負担を減らせる
航空機やレーシングカーにも使用されるカーボンファイバーを採用した、高強度のトレッキングポール。一本あたりわずか187gと軽量で、腕や体への負担をできるだけ減らしたい人にぴったりです。
また、グリップの長さや素材を選べるのも注目したいポイント。ノーマルなロンググリップのほか、握りやすいショートグリップや天然素材のコルクを使用した3タイプがあり、好みで選べます。
黒で統一されたデザインもスタイリッシュでおしゃれなので、かっこいい登山ギアが欲しい人は要チェックですよ。
使用時サイズ | 最大133cm |
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収納時サイズ | 63cm |
重量 | 187g×2本 |
シャフトの素材 | カーボン |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | ラバーキャップ・バスケット・スノーバスケット・専用キャリーバッグ |
瞬時に長さを変えられるアンダーグリップがバツグンに便利
埼玉県発の登山ブランド「MOSS. OBU-JAPAN」のトレッキングポールです。高品質でありながらビギナーでも手が届きやすい価格設定が特徴。国産ブランドなので日本語の取扱説明書が付いており、トレッキングポールを初めて扱う人でも安心感があります。
グリップ部分にはコルク素材が使われていて、汗を吸収しやすく滑りにくいのがGood。グリップの下にアンダーグリップがあるので、持つ場所をずらすだけでシャフトの長さを変えられます。環境によってこまめにシャフトを調整するのが面倒な人にうってつけでしょう。
なお、購入時にはアンチショック機能が搭載されていない点に留意しておいてくださいね。
使用時サイズ | 最大134cm |
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収納時サイズ | 62cm |
重量 | 275g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | × |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 |
T字でもI字でも使えるハイブリッドグリップで汎用性◎
T字型とI字型のどちらでも使えるハイブリッド式のグリップが特徴。ハイキングにはT型、本格的な登山にはI型と使い分けができる汎用性の高いトレッキングポールです。ネット通販のレビューでは、シニアの方の杖として利用している声がたくさん上がっています。
50~110cmの間で長さを自由に調整でき、小柄な日本人の体形に合わせて短めに作られているのもポイント。一般的なトレッキングポールは長すぎて調整が面倒……という人にもってこいですよ。
2本セットで1,000円台で購入できるプチプラアイテムなので、気軽に手に取ってみてはいかがでしょうか。
使用時サイズ | 50~110cm |
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収納時サイズ | - |
重量 | 330g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | スクリューロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | - |
軽くてポップな絵柄がかわいらしい女性におすすめのモデル
カラフルな色使いとシャフトに描かれたポップなプリントがかわいらしいですね。カーボン100%製で2本合わせても400gと軽いのが魅力。長さ調整もワンタッチで行えるから、軽くて扱いやすいアイテムを探している人にぴったりです。
グリップはEVA素材とコルクを並べた二重グリップで、好みで選べるのもよいところ。雨や汗で滑りやすいときはコルク、岩場でクッション性が欲しいときはEVA素材にするなど、状況に合わせて使い分けてみてくださいね。
キャップや収納袋などの付属品も充実していて、パーツを買い足す必要がないのも嬉しいポイントです。
使用時サイズ | 最大135cm |
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収納時サイズ | 63cm |
重量 | 200g×2本 |
シャフトの素材 | カーボン |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 |
実用性の高いカーボン製の2本セットがお得に買える
軽量でサビに強いカーボンを使用し、1本あたりわずか175gの軽さを実現。「トレッキングポールを買うならできるだけ軽いものが欲しい」という人におすすめしたいアイテムです。
握りやすいコルク製グリップや可変式のストラップ、回すだけで長さを調整できるシャフトなど実用性が高いこともポイント。さらに、衝撃をやわらげるアンチショック機能をオンオフで切り替えられます。場所によってはアンチショックが不要という人にうってつけでしょう。
何よりカーボン製の2本セットが5,000円程度で買えるのはお値打ち感バツグンです。コスパ重視で選びたい人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
使用時サイズ | 最大125cm |
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収納時サイズ | 61cm |
重量 | 175g×2本 |
シャフトの素材 | カーボン |
シャフトロック方式 | スクリューロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 |
リュックの中でかさばりにくい折りたたみ式収納
Z型に収納できる折りたたみ式で、36cmまで縮めて収納できるのがメリット。収納袋も付属しており、リュックの中でかさばらずに携帯できるトレッキングポールです。使うときはシャフトを繋ぎ合わせていくだけなので、短時間で組み立てられます。
EVA素材のグリップは人間工学にもとづいて設計されており、男性でも女性でも握りやすいのが◎。程よくクッションも効いて長時間握っても疲れにくく、可変式ストラップを調整すれば手のサイズにぴったり合わせて握れます。
3種類のバスケットやキャップが標準装備なので、平坦なコースから岩場までフレキシブルに対応できるのも魅力です。
使用時サイズ | 最大130cm |
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収納時サイズ | 36cm |
重量 | 286g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | 折りたたみ式 |
アンチショック | × |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・収納バッグ |
身長に合わせて選べる2サイズ展開。カラーバリエーションも豊富
身長に合わせて選べる2サイズ展開で、170cm以下の人は最大110cmまでのMサイズがおすすめ。170cm以上の人には、シャフトを130cmまで伸ばせるLサイズが用意されており、個々に合わせたベストな長さに調整することが可能です。
本体は4つのパーツに分離する折りたたみ式で、Mサイズなら収納時の長さはたったの30cm。Lサイズでも36cmまで縮められ、リュックやザックの中に入れて持ち運べます。
また、カラフルな6色展開も嬉しいポイントです。シャフトの端から端までワンカラーで統一されているので、リュックやウェアの色に合わせて選んでみてくださいね。
使用時サイズ | 最大110・130cm(M・L) |
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収納時サイズ | 30・36cm(M・L) |
重量 | 290g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | 折りたたみ式 |
アンチショック | × |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 |
日本ブランドが開発した日本人が使いやすいサイズ感
日本のアウトドアブランドが開発した本商品は、日本人の体形に特化したサイズ感が特徴。本体を100~120cmの間で伸縮が可能で、背が低い人でも扱いやすく設計されています。加えてアンダーグリップが搭載されており、持ち手を変えるだけで長さを調整できるのも便利なポイントです。
シャフトには宇宙航空機材にも使用される7075アルミ合金を採用し、頑丈なのもよいところ。石突きにも耐久性の高い素材が使われていて、キャップがスクリュー式なので簡単には外れません。
折りたたみ時は長さ34cmとコンパクトなので、登山以外のアクティビティにも気軽に持って行けるアイテムが欲しい人は必見ですよ。
使用時サイズ | 最大120cm |
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収納時サイズ | 34cm |
重量 | 280g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | 折りたたみ式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・ウォーキングキャップ・収納袋 |
2重ロック機能で使用中の緩みを防いで固定力をアップ
トレッキングポールを使用中、力を強く入れすぎるとロックが緩んで長さが変わってしまうことはありませんか?そんな悩みはぜひ本商品で解消しましょう。長さ調整がラクチンなレバーロックに隠しロックボタンを加えた2重ロック機能により、本体の固定力を高めた一品です。
シャフトに使われているのは高い耐久性と耐圧力性を備えたアルミ合金製で、耐荷重は1本あたり100kgまで対応。使わないときは4段階に折りたためるからバックパックに入れて持ち運べます。また、収納袋が2枚付いていて、1本ずつ持ち運べるのもメリットです。
使用中の安定感や耐久性重視で選びたい人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
使用時サイズ | 最大130cm |
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収納時サイズ | 35cm |
重量 | 280g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | 折りたたみ式 |
アンチショック | × |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 |
雨の中でも使用しやすいグリップやロックシステムに注目
ワンタッチで長さを調整できるレバー式ロックを採用し、手袋をつけたままでも簡単に操作できるトレッキングポール。グリップ部分も汗や水濡れで滑りにくいコルク製で、雨の中でも快適に使用できます。
シャフトには耐久性・耐衝撃性に優れたアルミ合金が使われており、ポールの直径が細すぎないのもポイント。見た目にもしっかりとしていて、ネット通販の口コミでは高級感があると好評です。
また、バスケットやキャップなどのアタッチメントも充実しています。使用頻度の多いトレッキングキャップが2組付いてくるので交換もラクチンですよ。
使用時サイズ | 最大137cm |
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収納時サイズ | 62cm |
重量 | 275g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | レバーロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | × |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・スノーバスケット・収納袋 |
コスパ最強!アルミ製の中でトップクラスの軽量コンパクトを実現
「できるだけコンパクトに収納したいけど折りたたみ式は組み立てるのが面倒……」という人にぴったりな、DABADAのトレッキングポールです。テレスコーピング式ながら最小56cmまで縮められ、リュックのサイドポケットにすっきり収まります。
カーボン製に比べると重いアルミ合金製ですが、1本あたり220gと超軽量なのも魅力。2本セットで持ち歩いても450g以下で、手首への負担を軽減してくれますよ。さらにアンチショック機能も搭載しており、地面の跳ね返りもソフトで快適です。
携行性・実用性に優れていながらも2,000円台の低価格帯を実現した、コスパ最強の一品としておすすめします。
使用時サイズ | 最大120cm |
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収納時サイズ | 56.5cm |
重量 | 220g×2本 |
シャフトの素材 | アルミ |
シャフトロック方式 | スクリューロック式 |
収納方法 | テレスコーピング式 |
アンチショック | 〇 |
付属品 | トレッキングキャップ・バスケット・収納袋 |
トレッキングポールのおすすめ人気メーカー
50種類以上の中から選べる「モンベル(mont-bell)」
登山メーカーの中でもトップクラスの人気を誇る「モンベル」。登山グッズならなんでも揃うイメージがありますが、トレッキングポールも期待を裏切らないラインナップです。I字型33点、T字型8点のほか、手が小さい人向けモデルや折りたたみ式を合わせて50点以上を取り揃えています。
モンベルのトレッキングポールは安いものでも1本あたり7,000円程度なので、初心者は手を出しにくいかもしれません。しかし、キャップやバスケットなどのアタッチメントだけでなく、交換用のストッパーも販売されているのは大手メーカーならでは。消耗品を交換しながら長く愛用できるのでお買い得といえるでしょう。
全ての商品が分解可能で手入れがしやすい「シナノ(SINANO)」
「シナノ」はスキーや登山用のポールを主力商品とする長野県のスポーツメーカーです。トレッキングポールは長さやグリップの大きさが日本人向けに設計されています。また、物を大切に使う日本人の心に寄り添い、全ての商品がメンテナンスしやすいよう分解できるのが特徴です。
トレッキングポール専門メーカーだけあり、伸縮タイプや折り畳みタイプなど多彩なラインナップも魅力。上段にアルミ、中下段にカーボンを使ったハイブリッドモデルが人気です。また、キャップが落下しないようストッパーが付いているなど、環境にも配慮されています。
登山家に大人気のドイツメーカー「レキ(LEKI)」
「レキ」は1940年代にドイツで誕生した世界的なポール専門のメーカーです。新しい機能や素材を積極的に取り入れる姿勢が特徴で、高品質かつ機能的な商品展開が人気の理由。プロの登山家やスキーヤーにもレキのポールを愛用している人がたくさんいます。
注目したいのは、メーカー独自のスピードロック・プラスシステムを採用している点。シャフトの長さ調整をワンタッチで行えるほか、ロック部分の重さやサイズも軽量コンパクト化されていて、邪魔になりにくいです。グローブを着けたままでも簡単に操作できるポールを探している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
高品質で高機能、コスパ最強な「ダバダ(DABADA)」
機能的で使いやすいキャンプ・登山ギアが人気のダバダは、大阪を拠点とする日本のストドアメーカー。高クオリティなのに価格帯はトップメーカーの製品に比べて格安で、コスパの良さは最強です。登山ビギナーでこれからいろいろな装備を揃えたい人は、ダバダをチェックしてみるとよいでしょう。
トレッキングポールも圧倒的な人気で、ネット通販の売れ筋も常に上位にランクインしています。アルミ製のポールは1本あたり220gとカーボン製なみに軽量。2本組で2,000円台のリーズナブルさが嬉しいですね。SGマークを取得しているので、品質面を重視して選びたい人にもぜひどうぞ。
初心者必見!トレッキングポールの使い方
お気に入りのトレッキングポールを手に入れたら、早速使ってみたいですよね。でも、正しい使い方を知らないとトレッキングポールの効果を発揮できないかもしれません。
ここではトレッキングポールの正しい使い方を登り・下り・平地に分けて紹介するので、参考にしてみてくださいね。
斜面の登り方
登りのときはポールをやや短めに調整し、持ち手を肩より低い位置にします。反対側の足のカカトの延長上にポールを置くようにし、歩幅を狭くして前に進みましょう。急な登り坂では四肢のうち三肢で体を支える「三点支持」を基本とし、ポールを先に突くようにします。
斜面の下り方
下りではポールはやや長めに調整し、歩幅は平地の半分以下が目安。足場を確保しながら、足裏全体で静かに着地しましょう。ポールで体のブレを防ぎながらバランスを取り、体重を預けすぎないよう意識して安全に下降します。
平地の歩き方
ひじが直角に曲がる高さでグリップを持ち、視線はやや前方に向けます。ポールを踏み出した足の反対側の延長線上に突きながら、歩幅を広くリズミカルに歩きましょう。
静かな山の頂へ
トレッキングポール1本・2本使いどっちが良い?
トレッキングポールが2本必要なのか、1本あれば十分なのかは登山初心者の多くが悩むポイント。結論からいうと、登山用途であればI字型のポールを2本使った方が良いです。これによって、さまざまな起伏に対応することが可能となります。トレッキングポールを1本使いするのは、平坦な地形を進むハイキングの場合がほとんどです。
トレッキングポールの関連商品
ケガの防止や保温力アップに役立つ「登山用グローブ」
トレッキングポールとセットで使いたいのが登山グローブ。ケガの防止や保温性を高める目的で使用するほか、ロープを使うような急な傾斜では必須のアイテムです。低山には薄手のもの、中山から高山用には厚手で保護力の高いものを選ぶと良いでしょう。
リュックに取り付けて収納できる「トレッキングポールホルダー」
登山コースの地形はさまざまなので、場所によってはトレッキングポールを使わない方が登りやすい場合があります。そんなときは、リュックにサッと取り付けておける専用のホルダーがあると便利です。販売している店舗は限られているので、ぜひネット通販を利用して揃えておきましょう。
高度の冬山に備えるなら「ピッケル」
本格的な雪山登山にチャレンジしたい人は、ピッケルの用意が必須です。なだらかな雪山ではトレッキングポールでも十分ですが、森林限界以上の斜度がきついコースでは怪我の防止のため、ピッケルを使いましょう。初心者には重さ400g以下の商品がおすすめです。
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その他:登山におすすめのアイテム
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トレッキングポールのよくある質問
トレッキングポールは自作または代用できますか?
しかし、山歩きは一歩間違えば命に関わる危険もあるので、きちんとした登山用のトレッキングポールを買うことをおすすめします。
ワークマンでトレッキングポールは販売されていますか?
トレッキングポールの寿命はどれぐらいですか?
おすすめトレッキングポールまとめ
今回は、トレッキングポールを選ぶポイントや、売れ筋商品ランキングなどの情報をお届けしました。最後に選び方のポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
- グリップの形はI字とT字の2種類。本格的な登山用ならI字を選ぶ
- 身長に合わせた長さを選ぶ。登り下りで調整できる伸縮式が◎
- シャフトのロック方法も確認しよう。操作が簡単なのはレバーロック式
- 収納方法もチェック。ハードな登山にはテレスコーピング式がおすすめ
- アルミ製のシャフトは安くて強度が高く、カーボン製は軽量で値段が高い
- アンチショックなどの機能性やオプションにも注目しよう
自分にぴったりのトレッキングポールを選ぶことで、登山がますます楽しくなり安全性も高まります。この記事を参考にぜひお気に入りの商品を見つけてくださいね。