薪割りや料理など、幅広いアウトドアシーンで活躍するブッシュクラフトナイフ。自然の中で生活するブッシュクラフトの必須道具といわれ、キャンパーの間で人気を集めています。
ブッシュクラフト初心者でも1本は持っておきたいアイテムで、形や値段もさまざま。お気に入りのブッシュクラフトナイフは、新しいキャンプの相棒になること間違いなしです。
しかし素材や形状によって切れ味の変わるナイフは、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
この記事ではブッシュクラフトナイフの素材や形状の違いによる選び方、さらにおすすめのブッシュクラフトナイフを20選ご紹介します。
人気のメーカーや値段による違いも徹底的に調査したので、ブッシュクラフトナイフを購入する際の参考にしてみてください。
目次
最強のブッシュクラフトナイフの選び方
最強のブッシュクラフトナイフを選ぶためには、注目するポイントがあります。
- ナイフの種類
- 刃の形状
- 刃の素材
- 刃の長さ
- 刃の厚さ
- タング構造
- ハンドルの素材
一つずつ詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ナイフの種類|ブッシュクラフトにはシースタイプがおすすめ
ブッシュクラフトナイフには、折りたたみ用のフォールディングナイフとそうではないシースタイプがあります。ブッシュクラフトナイフを選ぶなら、壊れにくいシースタイプがおすすめです。それぞれの特徴をまとめました。
ナイフの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
シースナイフ |
丈夫で壊れにくい 力のいる作業に向いている |
折りたためない |
フォールディングナイフ |
コンパクトで持ち運びが楽 ロック機能付きで安心 |
力のいる作業には不向き |
シースナイフは刃から持ち手部分が一体となっていて、刃渡りが長いのが特徴です。折りたたみはできませんが壊れにくく、力のいる作業にも向いています。フォールディングナイフは折りたたんでコンパクトに持ち運べる、海外では主流のナイフです。しかし小さいので、力を入れるバトニング作業には向いていません。
ブッシュクラフトで使用するならシースナイフを選び、フォールディングナイフはサブナイフで使用すると良いでしょう。
刃の形状|バトニングや料理などの得意・不得意が異なる
ブッシュクラフトナイフを選ぶとき、刃の形状はとても重要です。刃の形状はブッシュクラフトナイフの切れ味を左右します。バトニングが得意なものや料理が得意なものなど、刃の形状によって得意・不得意が異なりますよ。
- コンベックスグラインド
- スカンジグラインド
- ホロウグラインド
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
耐久力が高くバトニングに強い「コンベックスグラインド(ハマグリ刃)」
ハマグリ刃とも呼ばれるコンベックスグラインドは、刃先から刃背にかけてふくらんでいる形状をしています。刃全体に厚みがあるので丈夫で耐久力が高く、刃持ちが良いのも特徴です。力のいるバトニングにも向いていて、下と横に切り裂く力で木を押し広げながら効率的に薪割りができます。
ハードな作業に向いているコンベックスグラインドですが、繊細な作業がしにくく研ぎにくいのがデメリット。メンテナンスや扱いに少し技術が必要なので、キャンプ上級者におすすめのナイフです。
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真っ直ぐな刃で研ぎやすい「スカンジグラインド」
スカンジグラインドは、ナイフの真ん中付近から先端に向けてストレートになっている形状をしています。刃持ちがよく強度もあるのが特徴。刃がまっすぐで研ぎやすいので、メンテナンスも簡単です。
スカンジグラインドは刃先の食い込みが良く、ハードな薪割りにも繊細な料理にも最適です。オールマイティーに使えるので、初めてブッシュクラフトナイフを購入する人にもおすすめですよ。
切れ味が良く料理やフェザリングがしやすい「ホロウグラインド」
先端に向けて内側にカーブを描きながら細くなるホロウグラインドは、繊細な作業が得意な形状です。切れ味が良く、刃を研いでも切れ味が長持ちします。
刃先が薄いので強度は他の形状よりも劣りますが、料理やフェザリングで大活躍するナイフです。
刃の素材|切れ味・錆びにくさで選ぶ
ブッシュクラフトナイフを選ぶときは、刃の素材にも注目しましょう。ブッシュクラフトナイフに使われる刃の素材は大きく分けて2つあります。
- ステンレス素材
- カーボン素材
それぞれの特徴を解説します。
ステンレス素材は、錆びにくく手入れが楽
ステンレス素材で作られたブッシュクラフトナイフは、錆びにくいのが特徴です。水に強いので料理や水辺での使用に向いています。錆止めを塗る必要もなくお手入れも簡単で、初心者でも扱いやすい素材です。
ステンレス製のデメリットは、カーボンに比べて切れ味が劣ることです。切れ味が悪いと、料理中に肉や野菜を切るときに手こずってしまい、焦ってしまうことも。切れ味が気になる場合は、研ぎ直しをしてから使用するようにしましょう。
ステンレス製のブッシュクラフトナイフは、バトニングやフェザリングには十分耐えられる強度を持っています。安価な商品も多いので、コストを重視する人にもおすすめです。
カーボン素材は、切れ味がよく耐久性が高い
カーボン素材のブッシュクラフトナイフは炭素鋼とも呼ばれ、切れ味がよく耐久性に優れています。丈夫で硬い素材なので、刃こぼれしにくく長く愛用できます。
ステンレス素材よりも切れやすく耐久性の高いカーボンですが、錆びやすいのがデメリット。使用後の拭き取りは必須で、定期的なメンテナンスも必要です。こまめにメンテナンスできる人や、ナイフの扱いに慣れた人におすすめします。
刃の長さ|刃渡り10~15cm程度が扱いやすくおすすめ
ブッシュクラフトナイフの刃渡りは、10〜15cmのものが扱いやすくておすすめです。刃渡りが短いと対象物が切りにくく、長すぎると力が入りにくいので上手く切れません。
料理をメインに使うなら10cm前後、バトニングやフェザリングを行うなら15cm程度のものを選ぶと、安定した作業ができますよ。
刃の厚さ|3mm以上あると耐久性も高く薪も割りやすい
ブッシュクラフトの刃の厚さは、3mm以上あるものがおすすめです。バトニングで硬い薪を割るとき、3mm以下のナイフでは折れてしまいそうで上手く力が入りません。3mm以上の厚さがあれば、躊躇することなく力を入れられますよ。
刃が厚いとその分重みが出て、薪への食い込みもよく切りやすくなります。バトニングもしやすくなるので、刃の厚みは薄すぎない3㎜以上のものを選ぶのがおすすめです。
タング構造|耐久性の高いフルタング構造がバトニングにも最適
力を入れて作業することの多いブッシュクラフトナイフは、丈夫なフルタング構造がおすすめです。タングとは、刃と持ち手を繋いでいる部分のことで、持ち手に隠れている部分の構造のこと。刃から持ち手の部分までが全て繋がっている作りをフルタング構造といいます。ナイフのタング構造でもっとも耐久性が高いのがフルタング構造で、持ち手のところを見ると金属の板が見えているのでわかりやすいでしょう。
他にもフルテーパードタング、ハーフタング、ラップドタング、ナロータングなどがあります。ナイフの刃の部分が持ち手から見えないものは、その分錆びにくく耐腐食性も高いメリットもありますよ。
ハンドル素材|持ちやすさ・デザインで選ぶ
ブッシュクラフトナイフを選ぶ際には、ハンドルの素材もチェックしましょう。滑りにくいハンドルは安定感があり力が入りやすいメリットがあります。
メーカーによってハンドル部分で見た目や機能の個性を出しているので、お気に入りのものを見つけてみてください。
濡れた手でも握りやすい樹脂・ラバー素材
濡れた手でも滑らず安定して持てるのは、樹脂・ラバー素材です。樹脂やラバーは靴底の滑り止めにも使われる素材で、手に馴染みやすく握りやすいのが特徴です。
握ったときにキュッと握り込めるので力が入りやすく、バトニングやフェザリングを長時間行っても手が痛くなりにくく快適に使用できます。
おしゃれなデザインの木製
持ちやすさだけではなくおしゃれなデザインが良い、木製のブッシュクラフトナイフもおすすめです。天然木を使用したものは一つずつ模様が違い、木の温かみを感じます。
使い込むごとに自分だけのナイフになっていくので、長く愛用できるでしょう。手に馴染みやすいように凹凸のある形状なら、滑りにくく安定して力を入れられますよ。
安いVS 高い!ブッシュクラフトナイフの比較
ブッシュクラフトナイフは5千円以下で買えるものから、2万円以上のものまで価格も幅広く揃っています。
それぞれの特徴をまとめてみました。
安いブッシュクラフトナイフの特徴(5千円以下のモデル)
安いブッシュクラフトナイフは5,000円以下で購入できます。フルタングなどの構造面は、値段が高いものと大きく変わりません。安いブッシュクラフトナイフは、工場で大量に生産しているものが多いのが特徴です。大量生産だからと言って品質が悪いわけではなく、最近では高品質なものを大量に生産できるようになりました。
ブッシュクラフトナイフの経験がない人でも手が出しやすい価格で、ベテランの人はサブナイフとして使用するのも良いでしょう。しかし安いブッシュクラフトナイフの中には、キズがあったり切れ味のよくないものが販売されていることもあるので注意が必要です。
- 初めてブッシュクラフトナイフを購入する人
- コスパの良いものを探している人
- サブのナイフが欲しい人
高いブッシュクラフトナイフの特徴(2万円以上のモデル)
高いブッシュクラフトナイフは、職人が一つ一つ仕上げているモデルが多いのが特徴です。製造する国の職人が丹精込めて作成するので、ミスや傷が少なく高品質なものが多くあります。
手の込んでいる分値段は高くなりますが、安いモデルにはない切れ味と、職人の手作り感を味わえます。高品質なナイフは長く愛用でき、メンテナンスを行うことで徐々に自分のナイフになっていくことを実感できますよ。
- 長く使えるナイフを探している人
- キャンプに慣れている人
- こまめにメンテナンスできる人
最強ブッシュクラフトナイフおすすめ人気ランキング比較一覧表
最強ブッシュクラフトナイフおすすめ人気ランキング20選
鋭利な先端と天然木がワイルド!初めてでも扱いやすいナイフ
鹿のロゴが特徴的なアウトドア用品の総合ブランド・キャプテンスタッグのブッシュクラフトナイフ。鋭利な先端と錆びにくいステンレス製で料理はもちろん、バトニングにも使用できる丈夫なフルタング構造です。
天然木を使用したグリップは、温かさとワイルドさがあります。調理やたき火の側でも使用できるシース付き。シースの側面にベルトループがついているので、腰に下げられて便利です。
長さは11.5cmで扱いやすくメンテナンスもしやすいので、初めてのブッシュクラフトナイフにおすすめです。
約4.5mmの厚めのブレードでハードな使用に最適!
スペイン発ナイフブランド・クードマンのブッシュクラフトナイフです。ブレードはフルタング構造で、切れ味と耐久性に優れた医療用メスにも使われる「モリブデンバナジウム鋼」を採用。約4.5mmと厚めで、ハードな使用にも耐えられる剛健性を持っています。
握ってみるとずっしりとした重量感があり、木に食い込みやすいため、バトニングやフェザリング、チョッピングにも最適。ナイフ自体は重めですが、ノコギリの代わりにもなるので実際には荷物を軽量化できます。
調理にも最適なサイズで、これ1本あればキャンプのさまざまなシーンで活躍してくれるでしょう。見た目もカッコよく、所有欲を満たしてくれる素晴らしいナイフです。
低価格とは思えない切れ味とデザイン!コスパに優れた万能ナイフ
2009年創業の機械工具のブランド・DURATECHのシースナイフです。ブレードは錆びにくいステンレス製。表面は美しい鏡面仕上げになっていて高級感があります。
木製のグリップは手にフィットするように加工されており、握りやすく使用感も◎。ハンドルの端に紐穴があるので、革製の紐を付けて装飾するととってもおしゃれですよね。
砥石やシャープナーで研ぐと更に切れ味が良くなり、バトニングやフェザースティック作りにも最適。キャンプ・釣り・山仕事・DIYなど幅広く仕事をこなしてくれます。安いのでアウトドアをする機会が少ない方でも気軽に購入できるのも嬉しいポイント。気兼ねなくガンガン使えますよ!
手ごろな値段と扱いやすさで初心者にもおすすめ!
2022年に株式会社レプレゼントから社名を変更したAWESOME’Sのブッシュクラフトナイフ。ステンレスの刃を3度の焼き入れ・焼きなましで、柔らかさを残しながら頑丈に作られています。3㎜の厚さとフルタング構造でより強固な仕上がりに。バトニングやフェザリングだけではなく、料理や魚のさばき、栓抜きとしても使用できる万能ナイフです。
持ち手は、人の力が最大限対象物に伝わるように設計されています。腰ベルトのバックルに取り付けられるケースは本牛皮を使用しているので、経年変化を楽しめますよ。値段も手ごろで取扱いもしやすいので、初めてのブッシュクラフトナイフにおすすめです。
ウクライナの思いがこもったブッシュクラフトナイフ
ウクライナ・キエフで2017年に創業したBPS Knivesのブッシュクラフトナイフです。カーボンスチールで作られた刃は、切れ味がよくバトニングにも向いています。フルタング構造なので耐久性も抜群です。
ハンドルにはウクライナの天然木を100%使用しています。人間の身体的特性を考えて作られているので扱いやすいのが特徴です。ウクライナのバッファロー本革で作られたケースは、使い込むほど味が出る変化を楽しめます。メンテナンスをしっかり行えば長く愛用できるので、キャンプの新しい相棒になること間違いなしです。
国産メーカーが作る扱いやすいブッシュクラフトナイフ
1985年に創業した国産アウトドアメーカー・ユニフレームのブッシュクラフトナイフです。厚さ3.5mmのフルタング構造は、バトニングにも耐えられる頑丈さを持っています。持ち運びに便利なシースは熱に強いABS樹脂を使用しているので、たき火の側で作業するときも安心です。
刃の長さは11cmで初心者にも扱いやすいのが特徴。ステンレス製なので錆びにくく、お手入れの手間もかかりません。メタルマッチが使えるよう歯の背部分は角が立つ作りになっています。
職人の手作業で作成!高級感のあるブッシュクラフトナイフ
お手頃価格で高品質なナイフを販売する中国の会社「Real Steel」のブッシュクラフトナイフです。熟練の職人が手作業で作るコンベックスグラインドの刃は、切れ味と刃持ちが両立しています。厚さ4.3㎜のフルタング構造でバトニングにも最適です。
刃渡り11㎝のステンレス製で、初心者でも扱いやすいのが特徴。力作業だけではなく繊細な料理やフェザリングもこなせる万能ナイフです。使い込みの変化が楽しめるヌメ革のレザーケースと温かみのある天然目のハンドルが、高級感を出しています。
クールな見た目!料理やフェザリングが得意なナイフ
各ECサイトでアウトドア用品を扱うブランド・Columbia Saberのブッシュクラフトナイフ。黒を基調とした見た目の良さと、耐久性の高さに人気があります。フルタング構造のステンレス刃は厚みが4㎜あり、バトニングにもしっかりと対応できる頑丈さです。フローグラインドなので、繊細な作業にも向いています。
手になじむハンドルには、耐久性の高い特殊アルミ合金を使用。見た目も美しく、丈夫なナイフを探している人におすすめです。
厚みがありバトニングにも最適な万能ナイフ!
お手頃価格で高品質なナイフを販売する中国の会社「Real Steel」のブッシュクラフトナイフです。熟練の職人が手作業で作るコンベックスグラインドの刃は、切れ味と刃持ちが両立しています。厚さ4.3㎜のフルタング構造で、バトニングにも最適です。
刃渡り11㎝のステンレス製で、初心者でも扱いやすいのが特徴。力作業だけではなく繊細な料理やフェザリングもこなせる万能ナイフです。使い込みの変化が楽しめるヌメ革のレザーケースと温かみのある天然目のハンドルが、高級感を出しています。
ハンティングにも最適なブッシュクラフトナイフ
レプリカナイフでも有名なマスターカトラリー社のブランド・エルクリッジのブッシュクラフトナイフ。野生の鳥獣を捕獲するハンティングにも適した2本のブラッドグルーヴが特徴です。ブレードは約11cmのステンレス製で、初心者にも扱いやすい構造をしています。
ハンドルは丈夫なパッカーウッドを使用し、ブラウンカラーの本革シースとよく似合います。持ち手にはツバが付いているので滑りにくく、力を入れる薪割りにも最適です。
1本で長く愛用できるコスパの良いブッシュクラフトナイフ
機械エンジニアが1994年にアメリカオハイオ州で立ち上げたブランド・SWISS+TECHのブッシュクラフトナイフです。4.3mmの厚さとフルタング構造で、薪割り作業にも向いています。
天然木のハンドル部分には滑り止めの溝があり、指をかけやすく濡れた手でもしっかりと安定してグリップできます。紐を通すソングホール付きなので、使わないときはインテリアとして楽しむこともできますよ。1本で長く使用できるコスパの良いモデルです。
水辺で使える扱いやすいコンベックスグラインドのナイフ
Dcenrun シースナイフは、コスパが良いと口コミでも人気のナイフ。フルタング構造のステンレス製で扱いやすく、初めてのブッシュクラフトナイフにもおすすめです。刃渡りは14cmあり、バトニングから料理まで幅広く使えます。
凹凸があるハンドルは、滑りにくく安定感があります。ハンドルにABS樹脂を使用しているので水に強く、水辺での使用にも最適です。コンベックスグラインドの刃は研ぎやすく、難しいメンテナンスも必要ありません。
日本の職人が生んだ和式のブッシュクラフトナイフ
1946年創業の土佐打和式刃物を製造するトヨクニのブッシュクラフトナイフです。熟練の職人が一本一本丁寧に仕上げた和式刃物は、切れ味、研ぎやすさ、耐久性を併せ持っています。日立金属で製造される包丁用鋼の中でも最高峰の青紙スーパーを使用し、バトニングや料理、魚の捌きまで幅広く使えるナイフです。
凹凸のあるハンドルは滑りにくく、ツバがついているので力を入れる作業でも安心して使用できます。日本刀の製造技術が生んだ和式刃物は、こだわりがある人におすすめです。
サブにもおすすめ!小さめサイズのブッシュクラフトナイフ
1994年に機械エンジニアがアメリカオハイオ州で立ち上げたブランド・SWISS+TECHのブッシュクラフトナイフです。刃渡り10cmのステンレス製で、切れ味がよくお手入れも簡単。フルタングに比べて強度が弱いので、力を入れるバトニングよりもフェザリングや料理に向いています。
ケースは左右逆向きでも収納可能。しまうときにサッといれられるので便利です。小さめのサイズ感は、サブのブッシュクラフトナイフとしても使えますよ。
ファイヤースターター付き!フェザリングも火付けもこれ1本!
スペインで1987年に創業したジョーカーのブッシュクラフトナイフです。機械に頼らず伝統的な職人の手作業で製造されるナイフは、多くの人に愛されています。コンベックスグラインドのフルタング構造で耐久性は抜群。259gの軽すぎない重さで、バトニングにも大活躍します。
刃渡りは約13cmと扱いやすく、初心者にも扱いやすいステンレス製。高品質なブッシュクラフトナイフを探している人にもおすすめです。シースにはファイヤースターターが付いていて、フェザースティックに火付けもこれ一本でできますよ。
高品質でお手頃価格!滑り止め付きで安心安全
各ECサイトで「安価で、品質保証」のアウトドア商品を販売するブランド・WLIKNのブッシュクラフトナイフです。厚さ3㎜の硬度が高い刃を使用しているので木や竹のカットや、肉や魚を簡単にさばけます。刃渡りは14㎝あり軽いバトニングにも対応できますよ。
ハンドルにはABS素材を使用し、滑り止めつきなので握りやすく安定して対象物をカットできます。専用のシースは背にクリップがついているのでベルトに着けて携帯できますよ。
大きめのブッシュクラフトナイフ!手の大きい人にもおすすめ
ノルウェーのナイフ会社HELLE(ヘレ)が製造する、ディディガルガルと南アフリカの会社Voetsporeのコラボで生まれたブッシュクラフトナイフです。厚さ3mmのフルタング構造で、力仕事や繊細な作業までオールマイティに活躍します。ナイフ本体がやや大きい作りなので、手のサイズが平均より大きめの人におすすめです。
ハンドルには一つ一つ木目が違うカーリーバーチを使用。使い込む程深い味わいがでるので、長く愛用できますよ。シースには上質なブラックレザーを使用しています。
料理用やサブ用に!スパッと切れる折りたたみナイフ
120年以上の歴史があるフランスの老舗ナイフメーカー・オピネルのブッシュクラフトナイフです。折りたたみのできるフォールディングナイフは、料理用のナイフにぴったり!刃はステンレス製で、肉や魚もスパッと切れます。バトニング用のナイフとは別に、サブとして常備するのもおすすめです。
使用後もリングを回してロックしておけば、持ち運び時にも安心です。アウトドアシーンだけではなく、自宅での料理やDIYにも使えますよ。
バトニングも難なくできる!モーラナイフシリーズのパワーモデル
130年の歴史を誇るスウェーデンのナイフブランド・MORAKNIVのブッシュクラフトナイフです。モーラナイフのパワーモデルであり、上級キャンプパーたちからも高い支持を得ています。
ブレードはカーボン製で切れ味抜群!バトニングも難なくできるパワフルさがあり、耐久性にも優れ長く愛用できます。そしてこのモデルには、なんとカバーにダイヤモンドシャープナーとファイヤースターターが付いているんです!
いつでも切れ味をアップできて着火も可能。このナイフ1本でバトニングから火起こしまででき、キャンプの頼もしい味方となるでしょう。モーラナイフが誇る究極のブッシュクラフトナイフの実力をぜひ試してみてください!
お手頃価格で万能なブッシュクラフトナイフ
130年の歴史あるスウェーデンのナイフブランド・モーラナイフのブッシュクラフトナイフです。切れ味が鋭い刃と握りやすいハンドルで、スウェーデンの国王からも高い評価を受けています。
厚さ3.2㎜のステンレス製で、ハードなバトニングにも耐えられる強度が特徴。柄はラバーで作られていて、濡れた手でも滑らず安定した性能を発揮できます。錆びにくいので水辺での使用も安心です。様々なシーンで使用できるので、初めてブッシュクラフトナイフを購入する人におすすめです。
ブッシュクラフトナイフのおすすめ人気メーカー
ブッシュクラフトナイフの人気メーカーを紹介します。
コスパの良いナイフなら「モーラナイフ」
モーラナイフは、19世紀にスウェーデンで創業したナイフブランドです。品質が高く評価され、スウェーデンを代表する企業の一つとしてスウェーデン王国の認定を受けています。
モーラのブッシュクラフトナイフは実用的ながら価格が安く、コスパが良いのが特徴です。カラー展開も豊富で威圧感のないデザインは、ファミリー層にも高い支持を受けています。
取扱いのしやすさなら「Joker(ジョーカー)」
スペインで1987年に創業したジョーカーは、伝統的な職人の手作業で一つ一つ丁寧にナイフを仕上げています。昔ながらの職人技に最新の技術を組み合わせたナイフは、幅広い層から高い支持を得ています。
ジョーカーのブッシュクラフトナイフはデザイン性、耐久性、切れ味に優れ、扱いやすいのが特徴です。2万円以上の高級ナイフも多く、キャンプのベテランからも愛されるナイフブランドです。
ブッシュクラフトナイフの関連商品
さらにキャンプを楽しみたい人に、ブッシュクラフトナイフに関連する商品を紹介します。
フェザースティックに火付けするなら「ファイヤースターター」
ブッシュクラフトでフェザリングをしたら、火付けをする必要があります。マッチやバーナーで火をつける方法もありますが、せっかくならファイヤースターターを使って火をつけてみてはいかがでしょうか。
ブッシュクラフトナイフとファイヤースターターさえあれば火おこしができるので、初めてブッシュクラフトに挑戦する人はそろえておくと良いですよ。
ファイヤースターターの選び方やおすすめの商品を紹介していますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
関連記事:ロマン溢れる最強のファイヤースターターおすすめ22選|着火しやすいフェロセリウムも
ソロキャンプにもおすすめな「ワンタッチテント」
キャンプには使い勝手の良いワンタッチテントが便利です。丈夫な造りの物なら15分程度で設置ができ、夜の寝泊まりもできますよ。
こちらでワンタッチテントの詳しい選び方を解説していますので、参考にしてみてください。
関連記事:【最強に簡単】ワンタッチテントおすすめ21選|ポップアップ式や折りたたみ方も解説
寒い季節もキャンプが楽しめる「寝袋」
寝袋があれば、寒い季節のキャンプも快適に過ごせます。暖かいのはもちろん、寝心地も良いのでしっかりと休めますよ。
こちらに寝袋の詳しい選び方を解説しているので、ぜひ見てみてください。
関連記事:【オールシーズン使える】寝袋おすすめランキング20選 |コスパ最強モデルを厳選紹介
ブッシュクラフトナイフのよくある質問
ブッシュクラフトナイフの寿命はどうやって見分けますか?
ちょっとした刃こぼれは研ぎ直しで改善できます。ぐらつくのは何らかの原因で刃と持ち手部分が破損してしまっている可能性があります。そのまま使い続けるとケガの原因にもなりますので、気を付けましょう。
壊れてしまったブッシュクラフトナイフはどうやって処分しますか?
中古のブッシュクラフトナイフは購入しても大丈夫ですか?
ブッシュクラフトナイフはどこで買えますか?
ブッシュクラフトナイフのメンテナンス方法は?
ステンレスは錆びにくいので、中性洗剤で洗ったあとよく拭いて乾かしましょう。錆びやすいカーボンは洗ったあとよく乾かし、椿オイルやオリーブオイルを薄く塗ることで錆防止になります。3か月に1回程度塗っておくと良いですよ。
おすすめブッシュクラフトナイフまとめ
- 刃の形状や素材は切れ味を左右する
- 初心者向けは「ステンレス製のスカンジグラインド」
- 頑丈な構造ならフルタング
今回は、キャンプ好きなら持っておきたい「ブッシュクラフトナイフ」について解説しました。刃の形状や素材、構造などから、自分にぴったりのブッシュクラフトナイフを選び、キャンプを楽しんでくださいね。