【用途別】おすすめピッケル24選&選び方解説!安い・高いピッケルの違いとは

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ストック アイキャッチ

本格的な雪山登山や、積雪の残る山を登る際のサポートとして欠かせない装備がピッケルです。危険と隣り合わせの雪山・冬山登山において、命を左右するピッケルは正しいものを選びたいですよね。

ですが、ピッケルにもさまざまな種類があり、実際選ぶとなるとかなり迷うはず。そこでこの記事では、ピッケルの種類や選び方について解説します。

初心者向けの一般縦走用から、上級者やプロが愛用するクライミング用まで、ピッケルの種類や形状別の用途、長さや重さによる違いを徹底解説。さらに記事の後半では、いま売れている売れ筋の人気ピッケルのランキングを紹介しています。

これから雪山登山にデビューする初めてピッケルを買う方や、より性能の良いピッケルに買い替えたい方はぜひチェックしてみてください。

    ピッケルとは雪山・残雪登山でサポートから命綱代わりまでこなす重要な道具

    ピッケルとは雪山・残雪登山でサポートから命綱代わりまでこなす重要な道具

    ピッケルにはさまざまな役割があります。

    • ストック代わりに使い歩行時のバランスを保つ
    • 雪や氷で覆われた斜面など足場が不安定な場所でのホールド
    • 強風時にピッケルを支点にして体を固定・支持して耐風姿勢を取る
    • 斜面や稜線で滑落した際、滑落停止するためのブレーキ

    比較的緩やかな雪山や多少凍った箇所では、ピッケルは杖のように地面に突き、バランスを取るストック代わりとして使用。やや危険な雪や氷で覆われた斜面では、ピッケルの先端を雪に突き刺してホールドするとより安全に進めるでしょう。

    他にも雪山では強風が吹きやすいため、風で転倒したり飛ばされたりしないよう、ピッケルを使って「耐風姿勢」を取る際にも使用します。

    そして一番重要な使い方が「滑落停止」です。斜面や稜線で足を滑らせたり、風で煽られて滑落してしまった際、雪や氷にピッケルを突き立ててブレーキとして使います。

    バランス保持であればストックでも十分ですが、ホールド・耐風姿勢・滑落停止はピッケルでしかできない重要な役割です。

    編集部

    地面を壊したり掘ったりするツルハシに似ていますが、全く別物です
    ストックとは?
    ピッケルと似た使い方をする登山グッズ。低山でちょっとした雪が残る程度のスノートレッキング程度であれば、ストックの方が軽量で持ち運びしやすく便利です。「本格的な雪山登山」ではピッケルが必要。ストックの役割はピッケルで代用できますが、ピッケルの役割はストックでは代用できないので注意。

    ピッケル選びの前に、部位名称を知っておこう

    ピッケルの部位名称

    ピッケルの各部位・パーツには、それぞれ名称と役割があります。各部位の名前や意味を理解しておかないと選び方も使い方も分かりません。ここでは、ピッケルの各部位の名前と役割について解説します。

    部位名称 役割
    ヘッド ピックとブレードの付いた部位全体を指す。
    歩行時はヘッドを持ってストック代わりにする
    ピック 長く細い刃で、氷や雪に突き刺して使う
    滑落時に地面に突き刺してブレーキをかける
    ブレード(アッズ) 足場作りや休憩場所作りの際、氷や雪を削るために使用する
    スコップのような役割
    シャフト 長い柄の部分で使用する際に握る部分。
    製品によって形状や長さが異なる
    スパイク(スピッツェ・石突) 地面や雪・氷に突き刺して使う先端部分

    「ブレード/アッズ」「スパイク/石突」といったように、メーカーや製品によって部位の名称が変わる場合もあります。各部位は選び方でも必ず出てくるため、覚えておきましょう。

    ピッケルの選び方5つのポイント

    ピッケルを選ぶ際は以下の5つのポイントをチェックしましょう。

    1. 種類
    2. 強度
    3. 重量
    4. 長さ
    5. リーシュとカバーの有無

    ピッケルの種類は主に3種類!山に合った種類を選ぼう

    ピッケルには主に3つの種類があり、用途によって使い分けます。

    • 一般縦走用
    • MIXルート用
    • アイスクライミング用

    上記のほかにミニサイズで軽量化された収納しやすい「バックカントリー用ピッケル」などもあります。ただしこちらは登山ではなく、バックカントリーを楽しむスキーヤー向けのため、今回は割愛します。

    難易度の低い山や初心者向きの一般縦走用

    初心者や難易度の低い山向けの一般縦走用

    一般縦走用は急斜面や氷壁のない、比較的緩やかな歩行中心の雪山で用いられるピッケルです。緩やかな山ではストック代わりにして使う場面が多いため、シャフトは長いストレートタイプで、持ちやすいようヘッド部分はサイズがやや大きめに作られています。

    メインはストック代わりとして使いますが、万が一の際には滑落防止にも使えるオールラウンドタイプです。初心者はまず一般縦走用を購入しましょう。オーソドックスなタイプである一般縦走用は、素材や長さの種類も豊富で、値段もお手頃なものから高級品までいろいろ選べます。

    一般縦走用のデメリットは、長いせいで頻繁に持ち手を変えるなどの細かい取り回しがしにくく、またシャフトがまっすぐなため氷にはやや打ち込みにくい点です。頻繁に状況が変わる中級者~上級者ルートに挑むレベルになったら、MIXルート用に買い替えましょう。

    編集部

    どの山に登るかにもよりますが、難易度の低い山に挑む初心者は、まず一般縦走用を選んで練習すると良いでしょう

    多くの山に対応できる中級者向けMIXルート用

    多くの山に対応できる中級者向けMIXルート用

    MIXルート用は、一般縦走用としても使えて、また急斜面にも対応できる中級者向けのピッケルです。

    MIXルート用はシャフトがわずかにカーブしている形状(ベントシャフト)で、長さもやや短めの製品が多め。ヘッドも下向きになっていて、雪や氷に突き刺しやすい形状になっています。汎用性と対応力に優れるため、ほとんどの山に対応可能です。

    ハードな使い方をする場面が多いため、できる限り予算をかけて納得いく製品を選びましょう。

    編集部

    さまざまな山に登るようになってきた中級者は一般縦走用からMIXルート用に買い替えましょう

    氷壁に打ち込んで登るための上級者向けアイスクライミング用

    氷壁に打ち込んで登るための上級者向けアイスクライミング用

    アイスクライミング用は、その名の通り氷壁を登るための特化型のピッケルです。アイスアックスやアックスと呼ぶメーカーもあります。登山とクライミングをミックスしたアルパインクライミングにも使われます。

    硬い氷壁に突き刺しやすいようシャフトがかなり短くなっていて、ピックも反り返ったリバースピックになっています。その他にもブレードが省力されてハンマーになっていたり、握りやすいフィンガーレストグリップが付いていたりと、一般縦走用やMIXルート用とは明らかに異なる形状です。

    いずれにしても、氷壁や岩場を登る上級者向けのピッケルで、初心者は買う必要はありません。「これから雪山に挑む」レベルの方は、一旦忘れてもらって構いません。

    編集部

    いずれクライミングに挑戦したいと思ったら、アイスクライミング用ピッケルの存在を思い出してください

    強度・耐久性の規格は2種類で難易度や用途に合わせて選ぶ!

    ピッケルには、国際山岳連盟(UIAA)が定めた2種類の強度・耐久性の規格があります。

    1. ベーシック(B)
    2. テクニカル(T)

    それぞれ強度・重量・価格が異なるため、自分の登る山や技量に合ったモデルを選んでください。

    ベーシック(B)は、安価で十分な強度を持ち、初心者から上級者まで使える

    ピッケルのシャフト部分に「B」の表示があるもの、もしくは「B」も「T」も表記されていないピッケルがベーシックです。メーカーによっては「タイプ1」とも呼ばれます。

    Tタイプに比べると強度や耐荷重で劣りますが、Tタイプよりも軽量で安価な物が多く、強度や耐荷重も一般的な登山用としては十分です。

    できる限り荷物を軽くしておきたい登山では、「軽い」はそれだけで大きなメリットです。クライミング要素の無い登山であれば、Bタイプで十分。初心者や、Tタイプにする明確な理由がない場合はBタイプを選びましょう。

    編集部

    強度や耐荷重が劣るといっても、あくまでも「Tタイプと比べて」の話です。Bタイプでもそうそう壊れませんが、心配な方はCEN(欧州標準化委員会)の規格認証を通った製品を選びましょう

    テクニカル(T)は強度が高く、やや重めの上級者向け

    ピッケルのシャフト部分に、「T」の表示があるものがテクニカルです。ベーシックは「B」表記の無いものもありますが、Tタイプは必ずどこかに「T」表記がされています。メーカーによっては「タイプ2」とも呼びます。

    Bタイプよりも強度や耐荷重に優れ、安心感のあるタイプです。ただしその分重量がやや重く、価格も上がります。例えばクライミングメーカーグリベルでは、Bタイプが安いもので1万円前半、Tタイプは安いものでも2万円台後半と、かなりの価格差があります。

    中級者~上級者でクライミング目的や、テクニカルな難所ルートを通る機会が多ければ、Tタイプを選んだほうが安心です。また、初心者でも安心感を重視するなら選んでもいいでしょう。ただ、実際「Tタイプじゃないと困る場面」はそう多くありません。

    実際のところBタイプとTタイプ、どちらを選べば正解というものはなく、両方に重量や価格といったメリット・デメリットがあるため、予算・考え方・用途によって選びましょう。

    編集部

    なお、「シャフトはBだけどヘッドはT」のように、部位ごとに規格が異なるピッケルもあります

    初心者は重量400gを目安にする

    重量は500g前後を目安に考える

    ピッケルは、強度や素材、規格によって200g程度の軽い製品から、600g近いやや重い製品まで重さもさまざまです。結論から言うと、初心者は400g以下の製品を基準に選ぶのがおすすめ。

    基本的に、登山製品は軽ければ軽いほど携行時の負担が減ります。軽めのスノートレッキングやバックカントリー、または比較的緩やかな道を長時間歩く場合は200g~300gの超軽量ピッケルを選びましょう。特にストック代わりで使うケースがほとんどの初心者は、重量が軽ければ軽いほど楽です。

    ただ、ある程度雪山に慣れてきたら、今度は「若干重いピッケル」の方が使いやすくなります。ピッケルに重さがあると重力や遠心力が働き、硬い氷や雪に打ち込みやすくなるからです。また、単純に「やや重い方が使いやすい」と感じる方もいるため、できればいろいろな重さを比べて選ぶのがおすすめです。

    編集部

    重さに関しては、男性か女性かや個人の好み、またどんな山でどんなルートを通るのかによっても異なります。400gを基準にして、使いやすい重さの製品を選んでください

    ピッケルの長さは用途によって使い分ける

    ピッケルの長さは用途によって使い分ける

    ピッケルの長さは、50cm程度の短いものから70cmを超える長いものまでさまざまで、モデルによっては同じ製品で複数の長さが選べるものもあります。長さを選ぶときは、用途や自分の登山スタイルで決めましょう。

    一般縦走用はストック代わりにする場面が多いため、やや長めの方が使いやすいです。一方で、傾斜のきつい山を登る際はやや短い方が取り回ししやすくおすすめ。また、滑落した際も短い方が素早く雪にピッケルを突き立てられます。

    身長や体格は人それぞれのため、基準が難しいですが、一例として身長165~170cm程度の方であれば以下を基準にしましょう。

    • 傾斜の緩い場所が多い一般縦走用で60~66cm前後
    • 通常のMIXルート用では55~60cm
    • 傾斜のきついルートが多い山は55cm以下

    上記はあくまでも目安です。本当に自分にとってベストな長さは実際に使ってみないと分かりません。

    ただ、初心者は60cm前後かそれ以上の少し長めのピッケルが絶対おすすめ。初心者がいきなり難易度の高いアップダウンのあるルートを通ることはまずないため、ストック代わりに使える長めのピッケルの方が便利です。

    編集部

    ほかにも、「ピッケルを手に持ってスパイク(先端)がくるぶしに来るくらいの長さ」を基準に勧めているお店もあります

    安全装備のリーシュとカバーが付属しているかどうか確認

    リーシュ・カバーの有無

    ピッケルに、リーシュとカバーが付いているかどうかもチェックしておきましょう。

    リーシュ(リーシュコード)とは、ピッケルに取り付けるバンド・紐です。ピッケルに取り付けたリーシュを手首に巻いたり、体に巻き付けることで、両手をフリーにしたり、またピッケルの落下防止にもなります。

    手首に巻く短めのタイプから、カラビナが付いたタイプ、背負って装着するタイプのショルダーリーシュなど種類も豊富です。自分の登山スタイルに合ったものや、使いやすいと思ったものを選びましょう。

    カバーはピックやブレード、スパイクなどの鋭い刃部分を覆い、安全に持ち運ぶためのカバーです。メーカーによっては、ピッケルガードやピッケルプロテクターとも呼びます。

    ピックやスパイク部分は刃物のようなもので、そのまま持ち運ぶと物を傷つけたり、人にけがをさせる恐れがあります。ピッケルを使わない場所では、必ずカバーを付けておきましょう。

    カバーには、ピックカバーやブレードカバー、スパイクカバーのほか、ヘッド全体を覆うヘッドカバーやピッケルそのものを覆うカバーもあります。

    リーシュもカバーも、各社からいろいろなタイプが単体で販売されています。もしピッケルにリーシュやカバーが付属していない、もしくは付属している品がしっくりこない場合は別途購入しましょう。

    カバーに関しては特に正解はないため、自分の好みで選んでOKです。ただ、現地で簡単に外せて荷物にならない部位別のカバーがおすすめです。

    編集部

    なお、買うお店・サイトによって付属品の有無や種類、ブランドが変わる場合があります

    高い値段のピッケルVS安い値段のピッケルの比較と違い

    ピッケルは安いもので1万円前後、高いものでは3万円を超える製品もあります。価格帯としては比較的狭めですが、1万円台と3万円以上の製品には大きな違いがあります。ここでは、安価なピッケルと高価なピッケルの違いについて解説します。

    なお、ピッケルの中には5,000円以下の簡易ピッケルや、7万円を超えるアイスクライミング用の専用ピッケルもあります。ですが、今回はあくまでも多くの人が使う「一般的な登山用ピッケル」の価格帯で解説しています。

    安いピッケルの特徴(1万円前後のモデル)

    1万円前後で買えるピッケルは、長めのストレート形状でBタイプ規格の「一般縦走用ピッケル」が多いです。強度や使い勝手も申し分なく、よほど難易度の高い山に行かない限り1万円台のピッケルで十分です。1万円台でも、一般縦走用ならグリベルやペツルなどの一流メーカー製品が購入できます。

    また、1万円台後半~2万円前後の予算があれば、MIXルート用も含めたかなりの種類を選べます。人気ピッケル、ブラックダイヤモンドレイブンプロや、グリベルネパールSAも購入可能です。

    安いピッケルはこんな方におすすめ
    • 初めて雪山の一般縦走に挑む初心者
    • 上級者向けのきつい山やルートはほとんど行かない

    高いピッケルの特徴(2万円前後のモデル)

    2万円前後のピッケルになると、より高強度な一般縦走用ピッケルやMIXルート用ピッケルが選択肢に入ってきます。製品によっては、Tタイプのピッケルや、錆に強く高い強度を持つチタン製のピッケルも選択可能です。

    ただしあくまでも上記は傾向で、2万円近くの製品でもBタイプや一般縦走用もあります。そのため、1万円前後のピッケルに比べて明らかに品質が良くなるというよりは、「3万円の予算があれば好みの形状や素材、長さを幅広い選択肢から自由に選べるようになる」と考えてください。

    高いピッケルはこんな方におすすめ
    • 難易度の高い山へ行く機会が多い中級者~上級者
    • こだわりを持ってピッケルを選びたい
    • 強度の高いピッケルが欲しい

    一般縦走用ピッケルおすすめ人気ランキング比較一覧表

    Picky’s編集部が主要サイト(ネット通販サイトamazon・楽天・Yahoo!・ヤフオク・ビックカメラ・価格.com等比較サイト)の上位商品や、ネットの口コミ・レビューで評価の高かった製品をポイント制で集計。売れ筋上位のおすすめ商品を厳選しました。

    やや長めのストレートタイプで、ストック代わりにしやすい初心者向けの、一般縦走用ピッケル人気ランキングです。緩やかな山からスタートする初心者は、まずこちらの製品から検討してみてください。

    商品最安価格全長重量強度(T/B)材質付属品
    ピッケル【GRIVEL グリベル G ZERO】¥14,724 楽天市場AmazonYahoo!58cm/66cm465g(58cm)/480g(66cm)B炭素鋼ヘッドカバー/スパイクカバー
    Grivel グリベル アウトドア グリベル スノーアックス ネパールSA¥16,335 楽天市場AmazonYahoo!53cm/58cm/66cm/74cm545g(66cm)炭素鋼リーシュ/ヘッドカバー
    [Black Diamond] レイブンウィズグリップ 60cm BD31044 アイスバイル 登はん具 ピッケル 下山¥18,590 楽天市場AmazonYahoo!55cm/60cm/65cm/70cm/75cm428g(55cm)/445g(60cm)/462g(65cm)/478g(70cm)/495g(75cm)Bアルミニウム
    [グリベル] GV-PIMROS+S モンテローザ・プラス アックス¥17,600 楽天市場AmazonYahoo!58cm/66cm530g(66cm)B炭素鋼ヘッドカバー
    [ブラックダイヤモンド] レイブンプロ BD31042 ピッケル アイスアックス キャンプ¥19,360 楽天市場AmazonYahoo!50cm/55cm/60cm/65cm/70cm/75cm373g(50cm)/389g(55cm)/406g(60cm)/423g(65cm)/439g(70cm)456g(75cm)Bステンレス
    PETZL(ペツル) サミット U13B052楽天市場¥20,889 AmazonYahoo!52cm/59cm/66cmB-360g(52cm)/380g (59cm) /400g (66cm)スチールおよびステンレススチール、 7075アルミニウム合金
    [GRIVEL グリベル] GV-PIG01+J G1 SAプラス ピッケル スノーアックス¥18,700 楽天市場AmazonYahoo!53cm/58cm/66cm500g(66cm)B炭素鋼/アルミニウムリーシュ/ヘッドカバー/スパイクカバー
    [ブラックダイヤモンド] レイブン RAVEN BD31046 ピッケル アイスアックス¥14,850 楽天市場AmazonYahoo!55cm/60cm/65cm/70cm/75cm/80cm/90cm428g(55cm)/445g(60cm)/462g(65cm)/478g(70cm)/495g(75cm)/512g(80cm)/528g(90cm)Bアルミニウム/ステンレス
    [エキスパートオブジャパン] 3段ピックステッキ¥17,820 楽天市場AmazonYahoo!49.5cm~96.5cm320gBクロモリ/ジュラルミンバスケット大・小/ピックカバー/石突プロテクター
    [oxtos(オクトス)] オリジナルピッケル【リーシュ・ヘッドカバー付】¥10,340 楽天市場AmazonYahoo!55cm/60cm/65cm/70cm410g(55cm)/420g(60cm)/430g(65cm)450g(70cm)B炭素鋼S45C/ジュラルミンリーシュ/ヘッドカバー
    [ブルーアイス] ブラックバード アイスアックス¥20,680 楽天市場AmazonYahoo!49cm/54cm/60cm/67cm330g(49cm)Bクロモリ/アルミニウムピック・アッズプロテクター
    CAMP カンプ NEVE ネーベ ツアー向けアックス ピッケル¥14,300 楽天市場AmazonYahoo!50cm/57cm/65cm/73cm455g(50cm)/495g(57cm)/535g(65cm)/585g(73cm)Bクロモリ/アルミニウム
    ペツル Petzl 軽量ピッケル グレイシャー U01B確認中 楽天市場AmazonYahoo!60cm/68cm/75cm350g (60cm)/370g (68cm)/390g (75cm)Bアルミニウム/ステンレスリーシュ
    [Black Diamond] レイブンウルトラ 50cm BD31040050 アイスバイル ピッケル¥14,740 楽天市場AmazonYahoo!50cm/55cm/60cm348g(50cmモデル)Bステンレス
    [エキスパートオブジャパン] クロモリ飛鳥 P1¥19,360 楽天市場AmazonYahoo!59~84cm460gB合金鋼ピックカバー

    一般縦走用ピッケルおすすめ人気ランキング15選

    MIXルート用ピッケルおすすめ人気ランキング比較一覧表

    多くの山に対応可能なMIXルート用ピッケルの人気ランキングです。一般縦走用に比べてやや短めで、シャフトも若干カーブしています。ストック代わりとしても使えるため、最初の1本にMIXルート用を選んでもOKです。

    商品最安価格全長重量強度(T/B)材質付属品
    GRIVEL グリベル アイスアックス エアーテックエヴォリューションT GV-PIATE+¥25,720 楽天市場AmazonYahoo!48cm/53cm/58cm/66cm490g(53cm)T炭素鋼ヘッドカバー
    PETZL(ペツル) U014BA00 ガリー ハンマー¥22,374 楽天市場AmazonYahoo!45cm280gBスチール/アルミニウム
    [PETZL(ペツル)] ライド¥17,380 楽天市場AmazonYahoo!45cm240gBスチール/アルミニウム
    [GRIVEL(グリベル)] ゴーストEVO GV-PIGHE¥19,800 楽天市場AmazonYahoo!48cm/53cm330g(48cm)B炭素鋼/アルミニウム
    [ブラックダイヤモンド] ベノム アッズ BENOM ADZE BD31203 ピッケル アックス¥26,840 楽天市場AmazonYahoo!50cm/57cm/64cm514g(50cm)/545g(57cm)/574g(64cm)Bステンレスポンメル
    blue ice ブラックバード ブラック 49cm¥19,800 楽天市場AmazonYahoo!49cm330gBクロモリ/ステンレス/アルミポンメル/ピック・アッズプロテクター

    MIXルート用ピッケルおすすめ人気ランキング6選

    アイスクライミング用ピッケルおすすめ人気ランキング比較一覧表

    氷壁を登るためのアイスクライミング専用ピッケルです。初心者はまず購入する必要はありませんが、今後クライミングも視野に入れているなら、どんな製品が人気なのかチェックしておいても良いでしょう。

    商品最安価格全長重量強度(T/B)材質付属品
    PETZL(ペツル) U022AA00 エルゴノミック¥49,104 楽天市場AmazonYahoo!50cm585gピック:T/シャフト:Bスチール/アルミニウムピュアアイス/ピックウェイト/ミニハンマー/グリップレスト ノミック
    (C)CAMP カンプ 5286401 X-ドリーム¥48,400 楽天市場AmazonYahoo!50cmT-約615gピック:クロモリスチール /シャフト:7075アルミニウム
    Black Diamond リアクター¥45,240 楽天市場AmazonYahoo!50cmT-618gヘッド:ステンレス/ピック:クロモリ/シャフト:アルミ合金/グリップ:コ-モールデッドラバー

    アイスクライミング用ピッケルおすすめ人気ランキング3選

    ピッケルおすすめメーカー&有名ブランド

    ピッケルは命を預ける大事な道具です。ピッケルを購入する際は、必ず以下の有名ピッケルメーカー品を選んでください。

    • GRIVEL(グリベル)
    • Black Diamond(ブラックダイヤモンド)
    • CAMP(カンプ)
    • PETZL(ペツル)
    • mont-bell(モンベル)
    • ClimbingTechnology(CT/クライミングテクノロジー)
    • oxtos(オクトス)
    • Mountain.DAX(マウンテンダックス)
    • roc’teryx(ロックテリクス)
    • EX’PERT OF JAPAN(エキスパートオブジャパン)

    長さや形状で好みの差はありますが、上記のメーカーから選べば品質に間違いありません。少なくとも、粗悪で品質の悪いピッケルを選んでしまい、危険な目に遭うことはないでしょう。

    今回は上記の中から、特にPicky’sがおすすめするメーカーを2つ個別に紹介します。

    強度重視でピッケルを選ぶならGRIVEL(グリベル)

    グリベルは、1818年に創業したイタリアの老舗クライミングギアメーカーです。ピッケル・アイゼンにおいて世界でもトップレベルのメーカーで、世界中のクライマーやアルピニストが愛用しています。

    グリベルのピッケルは、強度に優れ、耐久性の高い製品が多いのが特徴です。また、老舗ならではのバリエーションの豊富さで、初心者向けの一般縦走用ピッケルから、プロが愛用するアイスクライミング用まで揃います。

    若干高価な品が多いですが、そこまで高いわけではなく他のメーカーに若干+αすれば十分購入可能です。

    編集部

    オーソドックスで使いやすいものも多いため、ピッケル選びで迷ったらまずはグリベルがおすすめ!

    硬い氷に打ち込みやすいblack Diamond(ブラックダイヤモンド)

    ブラックダイヤモンドは、1989年創業アメリカの登山用品メーカーです。シンプルで質実剛健なプロダクトを多く開発・販売し、特にクライマーから多くの支持を得ています。

    ブラックダイヤモンドのピッケルは、他のブランドに比べてピックがやや細く鋭くなっていて、硬い氷にも打ち込みやすくなっています。また、シンプルなデザインが多く、余計な装飾が無い点も大きな特徴です。

    価格は若干高価ですがその価値は十二分にあります。製品数がやや少なめですが、逆を言えば製品選びで迷いにくいとも言えるでしょう。

    編集部

    シンプルで美しく、氷に強いピッケルを探している方はブラックダイヤモンドがおすすめ!

    ピッケルの関連商品

    ピッケルの関連商品を紹介します。

    ピッケルと並ぶ雪山の必需品アイゼン

    ピッケルと並ぶ雪山の必需品と言えばアイゼンです。本格的な冬山はもちろん、他のシーズンでも雪や氷が残っている環境は多く、アイゼンは思った以上に幅広いシーズンで使用します。

    アイゼンもピッケル同様にさまざまな種類があり、例えば初心者向けの八ヶ岳連峰の北横岳では軽アイゼン、富士山を登るなら本格的なアイゼンといったように使い分けましょう。

    ピッケルとアイゼンは冬山登山での生命線です。予算で妥協せず、本当に必要で適した装備を購入してください。

    携行性アップ&ピッケル落下防止に必要なリーシュ

    ピッケルに繋ぎ、手首や体に巻き付けて持ち運びしやすくするアイテムがリーシュです。また、リーシュでつなぐとピッケルを落とすリスクも減らせます。

    難易度の高い雪山でピッケルを無くすと命に関わります。また、自分だけではなく他の人を守る事にも繋がるため、ピッケルを持っていく際は必ずリーシュも準備してください。

    リーシュは、運び方によって短めや長めのモデルがあります。また、ブランドの名前が入ったおしゃれなリーシュもたくさんあるため、自分の技術や好みに合ったリーシュを探してみましょう。

    なお、リーシュにはいろいろな呼び方があるため、たくさんの種類をチェックしたい方は「リーシュ」だけではなく、「ピッケル ベルト」「ピッケル ストラップ」などのワードでも検索してみてください。

    ピッケルよくある質問Q&A

    最後にピッケルに関する質問をQ&A方式でまとめました。

    ピッケルの手入れはどうしたらいい?

    ピッケルを使った後は、必ずメンテナンスが必要です。使ったまま放置しておくと、錆びたり、劣化して本来の性能を発揮できなくなる可能性があります。

     

    ピッケルのメンテナンス方法は素材によって異なりますが、基本は使用後に水洗いをして乾燥させます。乾燥させた後は錆止めスプレーをかけて保管してください。また、ピックやスパイクの先端が丸まっていたらやすりで研磨します。

     

    水洗いや錆止めは簡単にできますが、研磨に関しては初心者では難しいかもしれません。ショップによっては、ピッケルのメンテナンスサービスを行っているお店もあります。メンテナンスに不安を感じている方はショップに相談してみるといいでしょう。

    ピッケルを使った滑落停止や耐風姿勢が知りたい!

    滑落停止と耐風姿勢は、万が一の際に命を左右する重要な技術です。雪山デビュー前には必ずマスターしておきましょう。

     

    耐風姿勢や滑落停止方法については、文字や画像で説明するよりもYouTube動画の方が分かりやすいです。「耐風姿勢」「滑落停止」のワードで検索すれば専門家やメーカーの講習動画がたくさん出てきます。

     

    もちろん見るだけではなく、いざというときに反射的に行動に移せるよう、実際に雪のある場所での定期的な練習も行っておきましょう。

    中古のピッケルは買っても大丈夫?

    リサイクルショップで、中古のピッケルが安く売られているのを見かけますがおすすめしません。

     

    誰がどれくらい使ったのか、どういう使い方をしたのか、メンテナンスはしているのか。中古品にはこういった情報が一切ありません。ひょっとしたら、買ってすぐに壊れる可能性もあります。練習中ならともかく、登山中にピッケルが破損したら命に関わります。

     

    高価なブランドピッケルを安く手に入れたい気持ちは分かりますが、中古を買ったところで、削減できる予算はせいぜい数千円~1万円程度です。命を預けるピッケルは、必ず信頼できるショップで新品を購入しましょう。

    雪山に挑む際はピッケルが必須!必ず信頼できるものを選ぼう

    危険の多い雪山においてピッケルは、バランス保持・ホールド・耐風姿勢・滑落停止の役割を持つ、命を左右する重要な道具です。ピッケルを購入する際は、絶対に妥協せず時間をかけて自分に合ったものを選んでください。

    • 登山経験者だけど雪山はこれからの方
    • 登山初心者だがいずれ雪山にも行ってみたいと考えている方

    上記の方は早めにピッケルを検討しておきましょう。ピッケルは長さも素材もデザインもさまざまです。ピッケル選びは楽しいですが、必ず迷います。早めに、余裕を持ってじっくり選んでみてください。

    Picky’sでは、ほかにも登山や雪山登山で使う便利なアイテムを多数紹介しています。アウトドア好きの方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

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