出典:amazon.co.jp
レフ板は物撮りやポートレート撮影の際、光の加減を絶妙に調整する必須アイテム。レフ板があれば、自然光やストロボの光を反射させることで、逆光や日陰などコンディションが悪い撮影シーンでも被写体を明るく映し出します。一眼レフなどの本格カメラだけでなくスマホのカメラでも、写真の質がワンランクアップすること間違いなしです!
しかし、レフ板にはいろいろな種類やサイズがあり、どれを買えばいいのか悩んでしまいますよね。また、初めてレフ板を購入する人の中には、どんな効果や使い方があるのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、レフ板の種類や選び方に始まり、使い方や収納の仕方まで徹底解説!記事の後半ではおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。カメラの腕を上げたい人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
レフ板の効果【いい写真を撮るには光を操るべし!】
レフ板とはリフレクターとも呼ばれており、撮影する被写体に光を反射させて明るくする補助アイテムを指します。良い写真を撮るためにはカメラやレンズ選びも大切ですが、光の調整がとにかく重要!いくら高性能の機材を使っても、質の悪い光の下では良い写真が撮れません。
そこで、光のコントロールに欠かせないのがレフ板です。主な役目として、屋外撮影時の逆光による明暗差を減らすことが挙げられますが、それ以外にもさまざまな用途で使われます。代表的な効果は以下の通りです。
- 逆光での明暗差をなくす
- 人物の肌を明るく見せる
- 瞳の印象を良くして躍動感を出す
- 小物や料理に立体感を出す
- 撮影者や背景の映り込みを防ぐ
レフ板の種類によって使い方や効果は変わりますが、共通して言えるのは、より魅力的な写真表現を可能にするアイテムだということ。レフ板を使いこなすことにより、スマホや低価格のカメラでも美しい写真が撮れるようになります。まだ使ったことがない人は、ぜひチャレンジしてみましょう!
【色・形状別の効果も解説】レフ板の選び方
ここからは、レフ板の選び方について詳しく説明していきます。選ぶ時にチェックしたいポイントを以下の4点に絞ってまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう!
- レフ板の色を選ぶ
- レフ板の形状を選ぶ
- 用途に合わせてサイズを選ぶ
- 収納のしやすさもチェック
①撮影シーンや目的に合わせて、レフ板の「色」を選ぼう
レフ板にはさまざまな色があり、一般的には白・銀・黒・金・半透明の5色がよく使われます。それぞれの色ごとに効果が異なるため、特徴や性質を覚えておきましょう。
白レフ:肌をふんわり美しく見せる効果があり、人物撮影におすすめ
白レフは、レフ板の中で最もポピュラーな色です。柔らかくふわっとした光が特徴で、人物の撮影に使用すれば肌をきれいに見せる効果があります。また、白レフが瞳に映り込むとアイキャッチができて優しい印象になるため、人物を被写体とするポートレートに最適です。
白レフは人物撮影以外でも使用頻度が高いため、初めて買う一枚におすすめします。
銀レフ:光の反射率が高く、日陰での撮影に便利
銀色は白に比べて反射率が高く、硬い印象の光が特徴です。夏の日差しのように強い光が反射されるため、逆光が強い場所や日陰での撮影に最適。被写体にコントラストを付けたい時にも用いられ、メリハリのある力強い印象に仕上がります。
また、銀レフを使用してアイキャッチを入れると、瞳にも強い光が映り込んでクールな印象に。インパクトのある写真を撮りたい時におすすめです。
編集部
金レフ:夕日のような暖かみのある表現に使用
金レフは、銀レフと同じく強めの反射が欲しい時に使用します。銀レフが硬い光でクールに反射するのに対し、金レフは暖かみのある表現が可能です。主に、夕日を効果的に演出したい時に使用されます。
黒レフ:光を吸収し、陰影を強調したいときに活躍
黒レフは他のレフ板と違い、光を反射させるのではなく吸収する役割があります。黒を被写体に映り込ませることで陰影が強調されるため、メリハリを付けたり引き締め効果を出したい場面に最適です。
半透明(ディフューザー):直射日光を和らげ、やわらかい印象に
ディフューザーとも呼ばれる半透明のレフ板は、光を透過するのが目的です。屋外の撮影で直射日光を和らげたい時や、人物の肌に透明感を出したい時に使用します。また、室内の撮影ではライトと被写体の間に設置する方法も。光を拡散してやわらかい印象に仕上げてくれるため、女性のポートレートにおすすめです。
編集部
②レフ板の「形状」は、扱いやすさや光の広がり方を左右する
レフ板にはさまざまな形状があるので、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。オーソドックスな丸型のほか、三角形や四角形も人気がありますが、中には特殊な形をしたものも。レフ板の形状によってもメリットが違うため、用途や使いやすさを考慮して選びましょう。
丸レフ:光をやわらかく拡散し、優しい雰囲気を演出
レフ板の中で最も使いやすいのは丸レフです。反射光をやわらかく拡散するため、ふんわりと優しい雰囲気を演出することができます。人物の撮影時に、瞳に丸いアイキャッチが入るのも特徴で、目の美しさを強調したい場面に最適です。
また、コンパクトに折りたたみしやすいメリットがあり、収納時は展開サイズの半分程度になるものがほとんど。持ち運びしやすいので、ロケやスタジオに移動して撮影する時に向いています。
編集部
三角レフ:グリップ(ハンドル)付きが多く、手持ちで撮影しやすい
三角レフは小型で持ち手になるグリップ付きのモデルが多く、取り回しの良さが魅力です。機材やフックに引っ掛けたり、撮影者自身が持って使用したりと、レフ板を持つアシスタントがいない時やスタンドがない時に役立ちます。ハンドルをしっかり握って持てば風にあおられにくく、屋外での撮影にもおすすめです。
四角レフ:自立タイプは一人での撮影に便利
安定感がある四角レフは、壁や木に立て掛ける方法や、支えを付けて自立させて使用します。固定しやすいため、料理や商品撮影などのテーブルフォトにおすすめです。くの字型に折りたためるタイプであれば、レフ板単体で自立するため、一人での撮影時に大活躍してくれるでしょう。
③サイズは被写体の2倍を目安に選ぼう
レフ板のサイズ選びも重要なポイントです。サイズが大きいものほど光を反射する範囲が広く、柔らかい光に仕上がります。かといって大は小を兼ねるというわけではなく、大きいサイズほど扱いにくくなり、風にあおられやすいデメリットも。
一般的には、レフ板のベストな大きさは被写体の2倍といわれています。人物の全身撮影なら、被写体をすっぽりカバーできる大きさが理想です。ただし、バストアップや寄りで撮影する時は、小回りが効く方が使いやすい場合もあるため、状況や撮影スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
編集部
④コンパクトに収納できる「折りたたみ式」なら持ち運びやすい
移動して撮影する機会が多い人は、コンパクトに収納できる折りたたみ式のレフ板を選びましょう。現在市販されているほとんどの商品が折りたたみ可能ですが、たたみ方が簡単なものや収納時のサイズが小さいものであればなお理想です。
大きめのサイズでワイヤーが硬いものは、女性の方には折りたたみしづらい場合があるため、購入時にはネット通販の口コミを参考にするのもおすすめです。
レフ板おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 色 | 形状 | 展開サイズ | 折りたたみ | 収納サイズ | 重量 | |
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TARION 撮影用 丸レフ板 | ¥1,799 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・銀 | 丸形 | 80×80cm | 可 | 30×30cm | - | |
TARION レフ板 | ¥1,799 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・銀 | 長方形 | 42×59.4cm | 可 | 42×29.7cm | 380g | |
ベストクリック 丸レフ板 | Amazon¥1,000 楽天市場Yahoo! | 白・銀 | 丸形 | 60×60cm | 可 | 24×24cm | - | |
Godox レフ板 丸型 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀・半透明 | 丸形 | 60cm | 可 | - | - | |
ベストクリック 5in1 丸レフ板 | Amazon¥1,899 楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀・半透明 | 丸形 | 80×80cm | 可 | 30×30cm | 350g | |
NEEWER 5-in-1丸レフ板 | ¥3,199 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀・半透明 | 丸形 | 110×110cm | 可 | 40cm | - | |
よしみカメラ 忍者レフ | ¥4,127 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒 | 丸形 | 50×50cm | 可 | 20×20cm | 138g | |
GODOX レフ板 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀・半透明 | 楕円形 | 150×200cm | 可 | - | - | |
Neewer 折りたたみ可能なソフトディフューザー | ¥3,399 Amazon楽天市場Yahoo! | 半透明 | 楕円形 | 60×90cm | 可 | 31.5×31.5cm | - | |
NEEWER 5-in-1 レフ板 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀・半透明 | 楕円形 | 120×180cm | 可 | 60×60cm | 400g | |
SOONPHO 撮影用 レフ板 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀 | 長方形 | 42×29.7cm | 可 | 21×29.7cm | 400g | |
Selens フラッグパネル 4-in-1 | ¥6,499 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀・半透明 | 長方形 | 45×60cm | 可 | 45×30cm | - | |
細野晃義写真事務所 三角レフ AC-035 | ¥2,749 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・銀 | 三角 | 75×85cm | 可 | 30×30cm | 390g | |
Neewer クラムシェルレフ板 | ¥9,099 Amazon楽天市場Yahoo! | 白・黒・金・銀 | アーク型 | 167×61cm | 可 | 70×13.5cm | - | |
Roke レフ板 JM-077 | ¥2,780 Amazon楽天市場Yahoo! | 黒・銀 | 丸形 | 46×46cm | 可 | 18×18cm | 100g |
【1,000円以下の高コスパも】レフ板おすすめ人気ランキング15選
カラーも形状も大きさも汎用性抜群!最初の一枚におすすめ
レフ板に使われることの多い白と銀のリバーシブル仕様が特徴。さらに使い回しが効く丸形で、初心者さんにおすすめのレフ板です。
フレームは柔軟性に優れたスチール製で、ひねってまとめやすいのが◎。付属のキャリングケースに収納すれば直径30cmほどになり、持ち運ぶのにも便利です。できるだけ荷物を少なくまとめたい出張撮影時にも重宝するでしょう。
光のコントロールがしやすい直径80cmのレフ板は、物撮りからバストアップまでさまざまなシチュエーションに対応できて汎用性は抜群です。レフ板選びに迷っている人は、とりあえずの一枚として候補に入れてみてはいかがでしょうか。
色 | 白・銀 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 80×80cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 30×30cm |
重量 | - |
3面3色が使い分けできる折りたたみ式。使いやすいA3サイズ
片面でも見開きでも使用できる折りたたみ式のレフ板です。見開き部分には使用頻度の高い白を、裏面には黒と銀色を配置し、被写体に合わせて使い分けが可能。使い勝手のいいA3サイズで、料理や商品を撮影するのに向いています。
くの字型に自立するため、レフ板を設置するスタンドがなくても撮影できてとっても便利。フレームも付いており、耐久性も申し分ありません。
また、本来の使い方とは違いますが、白の見開き面を背景として利用するアイデアも。マルチな使い方ができて値段も安いので、レフ板を持っていない人は試してみる価値ありです。
色 | 白・黒・銀 |
---|---|
形状 | 長方形 |
展開サイズ | 42×59.4cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 42×29.7cm |
重量 | 380g |
使用頻度の高い2色がセットに。女性でも折りたたみしやすい!
レフ板の中でも特に使用頻度の高い白と銀の2色がリバーシブルになった商品です。白のレフ板をあててみて、もうちょっと強めの光が欲しい時に裏返すだけで銀色が使えるのでとっても便利!プロの方の使用もおすすめです。
コンパクトな60cmサイズで、テーブルフォトや近距離の撮影にぴったり。片手で持つのにちょうどよく、レフ板を持ちながらシャッターが切れますよ。
また、収納サイズも直径24cmと小さく、バッグに入れて持ち運べることもポイント。ネット通販のレビューでも、「リュックに入る大きさ」「女性でも簡単に折りたためる」との声があり、携帯性が高く評価されたアイテムです。
色 | 白・銀 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 60×60cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 24×24cm |
重量 | - |
低価格で5通りの使い方ができるコスパ抜群なアイテム
初めてレフ板を購入する人や、レフ板の色の違いを試してみたい人におすすめな5色セットです。1,500円以下という驚きの低価格で、気軽に購入できるのが何よりの魅力!キャリングポーチまで付属して、小さく折りたためるのも◎です。
また、小物の撮影に使いやすい60cmサイズで、取り回しの良さもポイント。撮影者自身が持って使うのにもちょうどよく、少しだけ光が欲しい時に重宝します。大型のレフ板の補助目的で使用するのもおすすめです。
色 | 白・黒・金・銀・半透明 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 60cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | - |
重量 | - |
使いやすさも持ち運びのしやすさも優秀!万能に使える5色セット
女性でも扱いやすい80cmの丸形レフ板が5色揃ったセットです。両面式のカバーを交換しながら使用するタイプで、滑りが良いダブルジッパー式で付け替えも簡単!フレームにはスパンデックスという繊維を採用し、繰り返しの使用にも高い耐久性を発揮します。
レフ板の表面には擦れに強い高品質素材が使われており、高い反射率で明暗の調整も容易です。5色には半透明のディフューザーも含まれているため、遮光や拡散も思いのまま。折りたためば直径30cmの専用ケースに収納でき、持ち運びのしやすさも魅力です。
色 | 白・黒・金・銀・半透明 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 80×80cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 30×30cm |
重量 | 350g |
いろいろな色を試したい人にぴったりの5色セット。携帯にも便利
光の加減が微妙な撮影に良く使われるのホワイトやシルバーのレフ板ですが、ゴールドなど他の色も試してみたくなりますよね。5種類のカラーが集約された本商品であれば、そんな願いが簡単に叶います。
5色セットとはいうものの、ベースは半透明のディフューザー1枚で、残りの4色はリバーシブルのカバーになっています。レフ板5枚を持ち歩くのは大変ですが、これならかさばらずに携帯性も良好。直径40cmの専用ケースにすっきりまとまります。
初心者でも使いやすい丸形で、値段もリーズナブルなので、初めて購入するレフ板としてもおすすめですよ。
色 | 白・黒・金・銀・半透明 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 110×110cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 40cm |
重量 | - |
忍者のように撮影者の姿を消してくれるレフ板。軽量で携帯性も◎
展望台や電車からの風景など、ガラス越しの撮影は背景や撮影者自身が映り込んでしまいがち。そんな時におすすめなのが、国際宇宙ステーション「きぼう」でも使用されている、よしみカメラの「忍者レフ」です。
使い方がユニークで、円形のレフ板の中央の穴に直接レンズを差し込んで使用します。ガラスへの映り込みを防止する黒とレフ板として使える白のリバーシブル仕様で、黒を表側にして撮影すると忍者のように撮影者の姿を消してくれます。
収納時は直径20cmの大きさに折りたたみが可能。重さもわずか138gと軽量なため、持ち運びもラクチンですよ。
色 | 白・黒 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 50×50cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 20×20cm |
重量 | 138g |
男性モデルも撮れる200cmサイズ。ハンドル付きで使いやすい
1993年に創立された中国の撮影設備メーカー・GODOX(ゴトックス)のアイテム。一枚のフレームに白・黒・金・銀・半透明の5色を張り替えながら使用するタイプで、さまざまな撮影ニーズを満たしてくれます。色味の違うレフ板を複数持ち歩きたくない人におすすめです。
展開時のサイズは150×200cmとかなり大きく、男性モデルの全身写真も対応が可能。指の形にフィットするハンドルも付いており、手で持ちながら撮影もできますよ。
専用ケースやクリーニング布も付いて、値段も手頃なので、コスパのよい商品を選びたい人はぜひご検討ください。
色 | 白・黒・金・銀・半透明 |
---|---|
形状 | 楕円形 |
展開サイズ | 150×200cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | - |
重量 | - |
やわらかな光の演出に役立つディフューザー。スチール製で丈夫!
人物や花などの撮影にぜひとも使いたい半透明のディフューザーです。ストロボと被写体の間に設置することにより、光を拡散して柔らかな質感の再現が可能。人物の表情が穏やかな印象に変わるため、ここぞという時の記念撮影に最適です。
また、照明機材の遮光用に使うほか、レフ板の反射光の調整用としても大活躍。マルチな使い方ができるので、本格的な写真を撮りたい人は一枚は持っておくとよいでしょう。フレーム部分はスチール製で丈夫なため、手頃な値段の割りに長く使えるアイテムとしておすすめします。
色 | 半透明 |
---|---|
形状 | 楕円形 |
展開サイズ | 60×90cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 31.5×31.5cm |
重量 | - |
ポートレートもラクラク取れる大型サイズ。嬉しい5色セット
1枚で5色を使いこなせるお得なレフ板です。120×180cmと大きめなので、ポートレート写真を撮るのにぴったり!立ち姿の撮影でも全身に光の効果を反映できます。ディフューザーとしても使える半透明色もあり、やわらかな光の演出も可能です。
かなり大型サイズですが、折りたたんで付属のケースに収納できるため、屋外での撮影にも携帯しやすいのが◎。ただし、ネット通販の口コミでは折りたたんでも結構大きいとの声もあるので、公共交通機関で移動される方はご注意くださいね。
色 | 白・黒・金・銀・半透明 |
---|---|
形状 | 楕円形 |
展開サイズ | 120×180cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 60×60cm |
重量 | 400g |
一人での撮影におすすめの自立型。便利な2枚セットで使いやすい
くの字型に折りたためるパネル式の簡易レフ板です。片面が白、裏面に黒×金色の3色が1枚にまとまっており、さらに同じ仕様の白×黒×銀色のパネルが付属するため、計4色が使用できます。強化段ボール製なのでとても軽く、折りたたみ時はA4サイズなので、バッグに入れて持ち運びも容易です。
自立型なので据え置きで使用できるのも大きなメリット。一人での撮影やレフ板を置くスタンドがない時に心強い味方となってくれるでしょう。2枚同時にも使えるので、被写体を左右から挟んで陰影を付けるといったテクニックにもチャレンジできますよ。
色 | 白・黒・金・銀 |
---|---|
形状 | 長方形 |
展開サイズ | 42×29.7cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 21×29.7cm |
重量 | 400g |
フレームを分解できて持ち運びに便利!長時間の撮影にも
マグネット式のフレーム枠を組み立てて使用するフラッグパネルタイプのレフ板です。使用しない時はフレームを分解できるため、持ち運びや収納に便利!フレームはステンレス製で丈夫なので、使用中に変形することもなく、長時間の撮影に向いています。
白・黒・金・銀の4色のフラッグがセットになっており、さまざまなシーンでの使い分けが可能。さらに半透明のソフトディフューザーも付いてくるので、明るくやわらかな光で撮りたい時におすすめです。
色 | 白・黒・金・銀・半透明 |
---|---|
形状 | 長方形 |
展開サイズ | 45×60cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 45×30cm |
重量 | - |
プロの写真家がプロデュースする三角レフ。使いやすさが魅力
東京の写真事務所が手掛ける撮影機材ブランド「UNPLUGGED STUDIO」の三角レフ板。プロの写真家がプロデユースするだけあって、使いやすさに配慮して設計されています。
もとから三角形のレフ板は持ちやすく作られていますが、本商品はハンドル部分が指に沿った形状をしているため、さらに握りやすいのがポイント。ハンドルの背面にはネジ穴が付いており、別売りのアダプターや三脚に固定できるようになっています。
フチの部分が白く、全面を使って反射させることができるのもメリットです。
色 | 白・銀 |
---|---|
形状 | 三角 |
展開サイズ | 75×85cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 30×30cm |
重量 | 390g |
ポートレート撮影ならこれ!自然なアイキャッチを実現
ポートレート撮影がメインの人ならぜひとも手に入れておきたいアーク型のレフ板です。ライトスタンドに固定して使用するタイプですが、スタンドは自身で用意する必要があります。
167×61cmのパネルを大きくカーブさせることで、さまざまなハイライトを目に集中させ、瞳のカーブに沿った自然なアイキャッチを実現。4色のカラーを使い分けることで、異なる視覚効果が楽しめます。
また、レフ板は180°の範囲で角度調整が可能。ライティングしやすく、人物以外にもさまざまな撮影に利用できます。
色 | 白・黒・金・銀 |
---|---|
形状 | アーク型 |
展開サイズ | 167×61cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 70×13.5cm |
重量 | - |
中心に穴があいた映り込み防止仕様。動画の撮影にもおすすめ
ガラスや窓越しの撮影時にカメラや撮影者が映り込むのを防止できるレフ板です。中心に穴があいており、約3cmから10cmまでのレンズに対応。GoProやコンデジ、デジタル一眼レフまで幅広く使用できます。
ビデオカメラにも対応しており、動画の撮影にもぴったり!電子レンジやオーブンの扉への移り込みも防げるため、料理動画の撮影にももってこいです。水槽越しに熱帯魚やメダカを撮影するのにも役立ちます。
映り込みを防ぐ黒面の裏は銀色なので、レフ板として使用できるのも便利な機能ですね。
色 | 黒・銀 |
---|---|
形状 | 丸形 |
展開サイズ | 46×46cm |
折りたたみ | 可 |
収納サイズ | 18×18cm |
重量 | 100g |
【人物撮影・物撮り】レフ板の使い方
お気に入りのレフ板を手に入れたら早速使ってみましょう!レフ板の使い方次第で写真のクオリティが変わります。基本的な使い方を人物撮影と物撮りに分けて解説しますので、参考にしてみてくださいね。
人物(ポートレート)を撮影する場合
ポートレート撮影では、被写体である人物に対して60度から90度くらいの角度からレフ板を当てるのがセオリーです。しかし、あまり下から当てるといわゆる「お化けライト」になりやすく、また、日常で真下から強い光が当たるシーンがほとんどないため、不自然な仕上がりになってします。
屋外と屋内で日差しの強さや光の入り具合が異なるため、状況によっていろいろな角度から当て方を試してみましょう。被写体に対して平行面に当てる方法も、自然な雰囲気が出ておすすめですよ。
料理や小物を撮影する場合
料理や商品撮影などの物撮りをする場合は、被写体の真後ろか斜め後ろにライトを設置し、反対側の位置にレフ板を置くとよいでしょう。ライトを当てることによって出来た影をレフ板が起こしてくれるので、きれいに仕上がります。
【小型・大型別】レフ板のたたみ方
レフ板は、小型~中型までのものは比較的折りたたみしやすいのですが、170cmを超える長方形の大型になると難しくなります。たたみ方のコツをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
- 小型~中型のたたみ方
- STEP.1片手を上向きに持つレフ板の両端を持ち、片方の手は下向き、もう片方を上向きにします。
- STEP.28の字にねじる上向の手を下向きにぐっとひねり、レフ板が8の字になるようにねじります。
- STEP.33つの輪ができるまでねじるそのまま反対側の手もひねり、3つの輪ができるようにねじってください。
- STEP.4大きさを整える最後に3つの輪の大きさを整えて完成です。
- 大型のたたみ方
- STEP.1体の前に寝かせるレフ板を横向きにして、体の前方に寝かせます。
- STEP.2Uの字に曲げる上辺の両端から少し内側を手で掴み、上から見てUの字に曲げます。
- STEP.3左右の手を合わせる少し後ろに下がってUの字から脱出し、右手と左手をくっつけます。
- STEP.4トップを持ち上げて完成最後にUの字の頂点を折りたたむと円状になるので、あとは形を整えて完成です。
レフ板の関連商品【スタンド・クリップも】
一人での撮影に便利な「レフ板スタンド」
一人での撮影時には、レフ板を固定できるスタンドがあると断然便利です。特に丸型で大きめサイズのレフ板は立て掛けることも手に持つこともできないため、スタンドが必須になります。レフ板以外にもライトや背景紙のスタンドとして使える商品なら、さまざまな使いみちができてお得です。
ソフトボックスにも使える「レフ板用クリップホルダー」
レフ板スタンドを買わなくとも、手持ちの三脚やライトスタンドに取り付けるクリップホルダーで代用できます。クリップ式なので、レフ板の他に背景紙やソフトボックスなどにも使用可能。購入の際は、ネジ穴が対応するか忘れずに確認してくださいね。
人物の肌を美しく見せる「リングライト」
ポートレートで被写体の肌を明るく見せたい時は、リングライトの使用もおすすめです。リングライトとは円形の照明器具のことで、最近は動画撮影やオンライン会議などでよく使用されています。顔全体に満遍なく光を当てることで、シミやシワを飛ばして美肌に見せる効果があるため、女性の撮影にぜひ使ってみてください。
リングライトについて詳しく知りたい人は、ぜひ以下の記事を読んでみてください。選び方やおすすめの商品をわかりやすく解説しています。
関連記事:【可愛さ100倍増し】リングライトおすすめ17選 !使い方や自撮り&ライブ配信での効果も解説
レフ板のよくある質問【自作・代用は可能?】
レフ板は自作できますか?
レフ板の代用品はありますか?
ただし、あくまでも代用品であるため、レフ板の効果を十分に発揮できるかといえば微妙です。レフ板も安いものなら1,000円以下で売られているので、市販品の購入をおすすめします。
レフ板はどこで売っていますか?
カメラやパソコンの専門店として有名なビックカメラや、家電量販店のヨドバシ・ヤマダ電機、もちろんカメラ販売店でも取り扱っています。ただし、実店舗では扱っている商品数が少ないので、いろいろな種類から選びたい人はネット通販がおすすめです。
中古のレフ板はどうですか?
おすすめレフ板まとめ
この記事では、レフ板の種類や選び方、おすすめの売れ筋商品を中心に解説しました。今回のポイントをまとめると、以下のとおりです。
- いい写真を撮るには光が大切!レフ板を使えば写真の質がぐんとアップする
- 初心者には、白×銀の2色で丸型のレフ板がおすすめ
- レフ板のサイズは被写体の2倍の大きさが理想
- 移動しての撮影が多い人は持ち運びしやすいものを選ぶ
特にカメラが趣味でなくとも、SNSへの投稿や記念写真など、いい写真を撮りたいシーンは多いですよね。ぜひレフ板を使いこなして、素敵な写真をたくさん撮ってくださいね。
なお、今回はレフ板に集中して解説しましたが、写真撮影に役立つアイテムを他にもたくさん紹介しています。カメラの腕を上げるのに役立つ情報が満載なので、ぜひ併せて読んでみてください。
関連記事:自撮りや高さ調整もバッチリ!ミニ三脚おすすめ15選|スマホ対応のコスパ最強モデルも紹介
関連記事:映像がブレない!ジンバルおすすめ16選|カメラ・スマホ別に紹介
関連記事:スマホでプロ写真!撮影ボックスおすすめ16選|大型から折りたたみタイプまで