フィギュア・模型・雑貨など、個人での作品やパーツの制作に役立つ「家庭用3Dプリンター」。3Dデータを用意すれば自動で造形してくれるので、同じパーツを大量に作りたいときにも活躍します。
しかし、「家庭用3Dプリンターに詳しくなく、何を基準に選べばいいのかわからない」と悩んでいる方も多いはず。また、3Dプリンターを使う際に必要なものを知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめの家庭用3Dプリンターをご紹介。家庭用3Dプリンターで作れるものや、制作で必要なものについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 家庭用3Dプリンターとは?個人でできることを解説
- 家庭用3Dプリンターの選び方
- 安いVS 高い!家庭用3Dプリンターの比較
- 【初心者向け・熱溶解積層方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【初心者向け・熱溶解積層方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング5選
- 【光造形方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【光造形方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング5選
- 家庭用3Dプリンターのおすすめ人気メーカー
- 3Dプリンターを使うために必要なもの
- 家庭用3Dプリンターの使い方
- 金属3Dプリンターは後処理を業者に依頼する必要あり
- 家庭用3Dプリンターの関連商品
- 家庭用3Dプリンターのよくある質問
- おすすめ家庭用3Dプリンターまとめ
家庭用3Dプリンターとは?個人でできることを解説
3Dプリンターとは、3Dデータをもとに樹脂の層を積み上げて立体を造形できる機器。工程は大きく分けて「モデリング」「スライス」「プリント」の3段階で、3Dプリンターにデータを読み込んでから印刷までは数十分〜数時間ほどで完了します。
- モデリング:3Dモデリングソフトや3Dスキャンを使って3Dモデルを用意
- スライス:スライサー(専用ソフト)でモデルを水平に分割する
- プリント:3Dプリンターでデータを読み込み、1層ずつ積み上げて造形する
業務用3Dプリンターは安いもので数十万円、高価なものなら5,000万円を超えるものもあります。対して、家庭用3Dプリンターの価格の相場は2万〜10万円程度。ハイエンドモデルでも数十万円程度です。
家庭用3Dプリンターでできること
家庭用3Dプリンターでできることは幅広く、樹脂で作れる小型のアイテムであれば大抵のものを作成可能。3Dデータさえ用意できれば複雑な構造の作品も作れますよ。
- 模型
- フィギュア
- ミニチュア
- 金型
- ネイル
- スマホケース
- アクセサリー
- ルアー
- DIYの部品 など
ただし、3Dプリンターで作成するものは強度が低い点は要注意。気密性の高いものも作成できません。インテリアのような鑑賞用のアイテムや、強度・気密性が不要で壊れても怪我や事故につながらないものを作るのに向いています。
家庭用3Dプリンターの選び方
家庭用3Dプリンターを選ぶときは、出力方式・形状・最大造形サイズ・最高印刷速度・積層ピッチの細かさ・スライスソフトの有無・動作音をチェックするのが大切。家庭用3Dプリンターの具体的な選び方をご紹介します。
用途に合った出力方式を選ぶ
家庭用3Dプリンターの出力方式には、フィラメントを熱で溶かして積み重ねる「熱溶解積層方式(FFF)」と、レジンを紫外線で硬化させる「光造形方式(SLA)」があります。それぞれ違うメリットがあるので、用途・目的に合っている方を選びましょう。
熱溶解積層方式:DIYが目的の方や使いやすさ重視の方におすすめ

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熱溶解積層方式(FFF)は、フィラメントと呼ばれる糸状の樹脂を熱で溶かし、ノズルから押し出して積層する3Dプリンターです。造形物はプラスチック製品同等の強度があり、光造形方式より耐久性が高いものを作成できるのがメリット。
さらに造形後サポート材を取り除く以外の後処理が不要です。完成品の耐久性が高く作業の手間が少ないので、DIYに使用するパーツを作る方や手軽さ重視の方には熱溶解積層方式がおすすめ。
また、家庭用3Dプリンターは熱溶解積層方式のモデルが多いため、バリエーションが豊富なのもメリット。予算に合ったモデルを選びやすいです。
光造形方式に比べると表面が荒くなりやすいのがデメリットですが、研磨すれば十分きれいになります。最初の1台として熱溶解積層方式のモデルを購入して、不満を感じたら光造形方式のモデルを購入する方も多いですよ。
光造形方式:フィギュアや芸術作品を作りたい方におすすめ

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光造形方式(SLA)は紫外線を当てると硬化するレジンを使い、一層ずつ紫外線で硬化させて積層させる3Dプリンターです。表面が滑らかできれいな造形物を作れるので、やすりで磨く必要がありません。フィギュアのような造形物を作りたい方には、光造形方式がおすすめ。特に表面に細かいデザインを施す場合、光造形方式でないと作成が難しいです。
一方、造形完了後に洗浄・二次硬化などの手間がかかるのがデメリット。洗浄にエタノールを使用する場合もあり、レジン・エタノールなどの薬品は取り扱いに注意が必要です。また、洗浄後の廃液にレジンが含まれるため、自治体で定められている処理方法を厳守しないといけません。手間がかかっても美しい作品を作りたい方向けの出力方式です。
編集部
熱溶解積層方式は、使いたい素材に合わせて形状を選ぶ
熱溶解積層方式の家庭用3Dプリンターには、外枠の形状が異なる「開放型」「密閉型」の2種類があります。形状によって使える素材が異なるので、用途に合った素材が使えるモデルを選びましょう。
開放型:素材にこだわりがなく、安さ重視の方におすすめ
開放型はプリントを行うエリアがむき出しになっている形状の3Dプリンターのこと。パーツが少なく構造が単純な分、本体価格が安いモデルも充実していて、1万~3万円で購入できる商品もあります。
ただし開放型は密閉型に比べると使用できるフィラメントの種類が少ないのがデメリット。加熱したフィラメントが外気で冷やされやすいため、冷却時に反りや歪みが発生しやすい素材には対応していないモデルが多いです。開放型で主に使われるフィラメントはPLAと呼ばれる素材で、1kg2,000円程度と安価なのでランニングコストも安くなるのが魅力。
そのため使える素材はPLAのみでOK、低コストで家庭用3Dプリンターを使いたいという方は開放型がおすすめです。
PLAのデメリットは、造形後の塗装・研磨が難しい点。また、衝撃・熱に弱いので、耐久性の必要なパーツの作成には向いていません。ただ、冷却されたときに縮みにくいため、大きな造形物をプリントしても歪む心配がありません。
密閉型:ABS・ナイロンなどの素材も使いたい場合におすすめ
PLAに加えて、冷却時に収縮しやすいABSや、湿度に弱いナイロンなどのフィラメントを使いたいなら、密閉型がおすすめです。密閉型はプリントを行うエリアが密閉されている3Dプリンター。温度・湿度によるフィラメントの変化を防げるので、ABS・ナイロンでもデータ通りの作品をプリントできます。
ABSは耐久性が高いのが特徴。日用品・雑貨・DIYパーツを作るのに向いている素材です。また、サンドペーパーでの研磨もしやすく、きれいな表面に仕上げられます。価格は1kg2,500円程度からで、PLAとの価格差は小さいです。
ナイロンも耐久性が高い素材。特に耐薬性・耐油性が優れていて、どんな用途でも使用できます。価格は1kg5,000円程度からと、他の素材に比べると高価です。
密閉型は本体価格が高めで、6万円以上のモデルが多いのがデメリット。ただ、対応できるフィラメントが多い分幅広い造形物を作成でき、長く愛用できますよ。
仕上がりを左右する機能をチェック
家庭用3Dプリンターの中には、初心者でも使いやすい機能が充実しているモデルもあります。仕上がりのきれいさも左右するため、搭載機能を確認しましょう。
「オートレベリング」「オートキャリブレーション」搭載モデルなら自動できれいに仕上がる

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自動できれいに仕上げたいなら、オートキャリブレーション・オートレベリングが搭載されていると便利です。キャリブレーションとは、3Dプリンターの土台を水平にしたりノズルの高さを調整したりして、印刷精度を確保する各種調整のこと。レベリングはキャリブレーションの内、ノズルと土台の高さを調整する作業を指します。
オートレベリング・オートキャリブレーション搭載なら、ノズルの高さや土台の歪みを手動で調整する必要がないので、失敗のリスクを下げて誰でも簡単に造形物をプリントできるのが魅力です。
レベリングが不十分でノズルと土台が離れすぎていると、フィラメントが土台にしっかり押し付けられず、土台から剝がれてしまいます。逆にノズルと土台が近すぎるのもNG。フィラメントが必要以上に土台に押し付けられるため、横にあふれて高さが不均一になります。高さが不均一になると、次の層の印刷中にノズルが前の層に引っかかって層が剥がれる原因なります。
またレベリングが完璧でも、土台が傾いているとノズルが移動した際にノズルと土台の距離が変わり、レベリングができていないときと同じ状況に。層が剥がれやすいだけでなく、造形物が傾いたり歪みが発生したりしてクオリティが下がる可能性も高いです。手間なく完成度を上げるためには、オートキャリブレーションとオートレベリングの両方が搭載されている3Dプリンターがおすすめです。
「ヒートベッド機能」搭載モデルなら失敗のリスクを減らせる

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造形失敗が心配なら、ヒートベッド機能搭載モデルがおすすめ。ヒートベッド機能があれば、土台部分を暖めながらプリントできます。
フィラメントの素材によっては冷えたときに収縮して小さくなり、造形物自体が反ってしまうケースも。ヒートベッド機能が搭載されていれば反りを防げます。特に収縮しやすいABSのフィラメントを使用する場合、ヒートベッド機能は必須です。
「材料切れセンサー」搭載モデルなら途中で材料が切れても安心
大きな作品を作りたいなら材料切れセンサーは必須。材料が切れたときに途中で停止してくれるので、材料を追加すれば続きから再開できます。材料切れセンサーが非搭載の場合は印刷が中止されません。最初からやり直しになり、途中までの材料や時間が無駄になってしまいます。
積層ピッチの細かさは仕上がりをどれくらい重視するかで選ぶ
積層ピッチは1層あたりの厚みを表すスペックです。積層ピッチが細かいと層のつなぎ目が目立ちにくく、仕上がりがきれいになります。積層ピッチは変更できるモデルが多いので、変更できる下限値・上限値をチェックしましょう。
ただし、積層ピッチが細かいと、その分印刷に時間がかかる点は要注意。仕上がりのきれいさはピッチだけで決まるわけではなく、本体の性能にも左右されます。そのため、仕上がりを重視するなら、積層ピッチに過度にこだわらず口コミ・レビューなどでも調べましょう。
- とにかく仕上がりをきれいにしたい:0.1mm以下
- 仕上がりのきれいさとスピードのバランスを重視:0.2mm
- 仕上がりは気にしない・スピード重視:0.3mm以上
最大造形サイズは150~200mm四方のモデルがおすすめ

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作りたいものに合った最大造形サイズを選ぶのも大切。最大造形サイズ以上のものは作成できません。
ただし、小さくても大きくてもそれぞれデメリットがある点は要注意。最大造形サイズが小さいと作りたいものが作れない可能性があります。逆に、最大造形サイズが大きいからと大型の作品を作ると、仕上がりが汚くなったり反りや歪みが発生したりするリスクが高まります。そのため、パーツを細かく分割して作るのが大切です。
悩んでいるなら、ラインナップの多い150mm四方か、大きいものも印刷できる200mm四方程度の3Dプリンターがおすすめ。リスクを把握したうえで大きな造形物を一気に作りたいなら、300mm四方程度のモデルを選びましょう。
最高印刷速度500mm/s以上ならプリント時間が短く快適

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家庭用3Dプリンターでたくさん作成したいなら、最高印刷速度もしっかりチェック。熱溶解積層方式の場合は500mm/s以上、光造形方式の場合は170mm/hのモデルがおすすめです。印刷が速い3Dプリンターは、遅いモデルの半分以下の時間で造形が完了するケースもあります。
なお、印刷時間は充填率や精度などにも左右されるため、最高印刷速度が3倍になったからといって造形完了までの時間が1/3になるとは限りません。印刷スピードにこだわりたいなら、レビュー・口コミでどのような造形物を作るのにどのくらいの時間がかかったかを調べてみましょう。
編集部
スライスソフト搭載モデルなら、自分でソフトを探す手間を省ける
家庭用3Dプリンターを初めて使うなら、スライスソフトが付属しているモデルを選びましょう。スライスソフトは、3Dデータを3Dプリンターで使用できるデータに変換するために必要なソフトです。
スライスソフトが付属していない場合、自分でソフトを探さないといけません。スライスソフトは3Dプリンターとの相性があり、機種によっては使用できないケースがあります。対応・非対応を確認するのは面倒なうえ、機種に合わせて設計されていないので使いにくく感じる可能性も。できるだけ専用のスライスソフトが付属しているモデルを選ぶのがおすすめです。
家庭での使い心地に関わる機能も確認しよう
自宅で使う場合に気になる細かな機能や性能についても確認しておきましょう。
イラスト入りで直感的に操作できるタッチパネル搭載モデルがおすすめ

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家庭用3Dプリンターに搭載されているタッチパネルがイラスト入りなら初心者でも操作しやすいです。何を設定しているのかが直感的にわかるので、スムーズに操作してプリントを楽しめます。また、パソコンを使わなくても操作できるので、パソコンと離れた場所に3Dプリンターを設置できます。
動作音が45dB以下のモデルなら就寝中にも使用できる
家庭用3Dプリンターでは、大きなものや細かいディテールが必要なものを作成する場合、完成まで半日近くかかるケースもあります。時間のかかる造形物を作りたいなら、就寝中にも使用できる動作音の小さなモデルを選びましょう。
具体的には、騒音値が45dB以下のモデルがおすすめ。特に熱溶解積層方式(FFF)」は「光造形方式(SLA)に比べて音が大きい傾向があるため、気になる場合は口コミなども参考に選んでみてください。
騒音値 | 具体例 |
---|---|
20~30dB(ほとんど気にならない) |
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40~50dB(音は聞こえるが会話には支障が出ない) |
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60~70dB(うるさくて大きな声を出さないと会話できない) |
|
日本語の取扱説明書が付属していれば操作に迷わない
初心者の間は操作に戸惑う場面もたくさんあり、説明書を確認する頻度が高いので、日本語の取扱説明書が付属しているかも大切です。日本語の説明書なら操作方法に迷ったときに素早く確認・対応できます。
また、併せてサポートの充実度もチェックしましょう。電話やメールで問い合わせる際に日本語でサポートを受けられれば、トラブルが起きたときも安心ですよ。
工作が苦手なら組み立て不要な完成品がおすすめ
機械の扱いに慣れていない方や工作に自信がない方には、組み立て不要な完成品タイプがおすすめです。組み立ての手間がかからないので、届いたらすぐに作品を作り始められます。
組み立てが必要なモデルの中でも、組み立ての難易度は機種によって大きく異なります。心配な方は組み立てにかかった時間を口コミ・レビューなどで確認しましょう。
安いVS 高い!家庭用3Dプリンターの比較
家庭用3Dプリンターは2万円程度の安価なモデルから10万円を超える高価なモデルまで、幅広い価格帯の商品が販売されています。どのくらいの価格のモデルを選べばいいか悩んでいる方向けに、約1万円の安価なモデルと約10万円の高価なモデルを徹底比較。価格帯ごとの特徴やおすすめな方をご紹介します。
安い家庭用3Dプリンターの特徴(約1万円のモデル)
価格が安い家庭用3Dプリンターは最大造形サイズが小さいのが特徴。100mm四方程度のものしか作れないため、パーツを細かく分けてプリントする必要があります。
スライスソフトは安価なモデルにも付属。自分でスライスソフトを探す手間がかからず、すぐに使用できますよ。また、安価なモデルでも積層ピッチを0.05mmや0.1mmに変更できるので、きれいな仕上がりの作品を作れます。
知育教材向けモデルが多いのもポイント。知育教材用のモデルには密閉型も充実しているため、小さな子どものいる家庭でも安全に使用できます。なお、知育教材用の密閉型モデルはPLAフィラメントにしか対応していないケースが多いです。
- 大型の造形物を作る予定がない方
- 小さなパーツに分割してプリントするのを手間に感じない方
- 子どもの知育教材として3Dプリンターを使いたい方
高い家庭用3Dプリンターの特徴(約10万円のモデル)
価格が高い家庭用3Dプリンターは印刷速度が速いのが特徴。600mm/sの最高印刷速度で、スピーディに作品を造形できます。また、カメラやセンサーで進捗を確認できるのもポイント。万が一プリントに失敗しても、どこで失敗しているのかをチェックして3Dデータを素早く修正できます。
造形サイズも200mm四方以上と大きめ。大型の造形物もパーツに分けずに一気に作成できますよ。造形のクオリティも高く、多機能・高性能で快適に使用できます。
- 短時間でたくさん造形物を作りたい方
- 進捗や印刷中の様子を確認したい方
- 大きな造形物をプリントしたい方
【初心者向け・熱溶解積層方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング比較一覧表
手軽に3Dプリンターを使いたい方におすすめな、熱溶解積層方式の家庭用3Dプリンターの人気ランキングです。
商品 | 最安価格 | 最大造形サイズ | 形状 | 最高印刷速度 | 積層ピッチ | 日本語の取扱説明書 | オートレベリング | オートキャリブレーション | ヒートベッド | タッチパネル | 材料切れセンサー | スライスソフト | 動作音 | 組み立て | サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Bambu Lab(バンブーラボ) A1 mini 3D プリンター | ¥48,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 幅180×奥行き180×高さ180mm | 開放型 | 500mm/s | 記載なし | 記載なし | 〇 | 〇 | 記載なし | - | 〇 | Bambu純正ソフト | 48dB | あり | 幅347×奥行き315×高さ365mm | 5.5kg |
![]() | Creality(クリアリティ) Ender3 V3 SE | ¥33,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 幅220×奥行き220×高さ250mm | 開放型 | 250mm/s | 0.1~0.35mm | 記載なし | 〇 | 記載なし | 100℃ | ノブ式の操作パネル | 記載なし | Creality純正ソフト | 記載なし | あり | 幅349×奥行き364×高さ490mm | 7.12kg |
![]() | Creality(クリアリティ) K1 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 幅220×奥行き220×高さ250mm | 密閉型 | 600mm/s | 0.1~0.35mm | 〇 | 〇 | 記載なし | 100℃ | 〇 | 記載なし | Creality純正ソフト | 記載なし | 不要 | 幅355×奥行き355×高さ480mm | 12.5kg |
![]() | ELEGOO(エレゴー) Neptune 4 Plus | ¥53,599 Amazon楽天市場Yahoo! | 幅320×奥行き320×高さ385mm | 開放型 | 500mm/s | 記載なし | 記載なし | 〇 | 〇 | 100℃ | 〇 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 幅578×奥行き533×高さ640mm | 16.65kg |
![]() | Entina Tina2S | ¥23,430 Amazon楽天市場Yahoo! | 幅100×奥行き105×高さ100mm | 密閉型 | 200m/s | 記載なし | 記載なし | 〇 | - | 60°C | - | - | - | 50dB | 不要 | 幅210×奥行き210×高さ290mm | 約3kg |
【初心者向け・熱溶解積層方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング5選
自動で各種調整してくれて簡単、多色3Dプリントにも対応
全て自動で調整してくれる家庭用3Dプリンターが欲しい方におすすめ。オートレベリング・オートキャリブレーション機能を搭載していて、手動での調整が不要で初心者でも使いやすいです。組み立て・調整・校正・テスト済みの状態で出荷されるため、初期設定を20分程するだけで使い始められますよ。
無料で入手できるバンブーラボ純正のスライスソフト・モバイルアプリに対応。スマホからプリンターの制御・モニタリングをできるので、家事や在宅ワークの隙間時間に印刷したい方にもおすすめです。
別売りのAMS liteを取り付ければ、多色3Dプリントにも対応。造形の段階ですでに色が付いているので、塗装の手間を省けます。
高い精度と日本語UIで使いやすい高コスパ3Dプリンター
初めは低コストの家庭用3Dプリンターで造形に挑戦したい方におすすめ。約4万円と比較的安価なモデルですが、オートレベリング機能搭載・最高印刷速度250mm/sと速めで高コスパです。たくさんパーツを印刷できますよ。また、操作パネルが日本語に対応していて、ひと目でプリンターの状態がわかります。
スチール製のシャフト2本でノズルをしっかり支えているため、ずれやふらつきの心配がないのもポイント。積層ピッチも0.1mmを選択でき、仕上がりのきれいな造形物をプリントできます。
スライスソフトはメーカー純正のソフトを使用可能。シンプルで使いやすいソフトなので、初心者でも迷わず操作できます。
幅広い素材を使用可能、高速プリントできれいな造形物を作れる
ABS・ナイロンなど目的に合わせてフィラメントを使い分けたい方におすすめ。密閉型なので収縮しやすい素材も扱えます。プラットフォームは3分で60℃まで上がるため、冬場でもすぐに作品作りに取りかかれますよ。
ヒーター機能だけでなく冷却システムも充実。印刷した造形物を素早く冷やすので、糸引き・反りが発生する前にしっかり固めてくれます。積層ピッチも0.1mmに対応していて表面が滑らかなので、フィギュアや模型作りにも最適です。
最高速度600mm/sの高速造形に対応。3万円程度の安価なモデルでは110分ほどかかる手のひらサイズの船を、わずか13分で作成できます。効率よく印刷したい方にぴったりです。
大型の造形物を印刷できる、開放型でもABSやナイロンに対応
300mmを超える大型の造形物を作りたい方におすすめ。最大造形サイズが幅320×奥行き320×高さ385mmで、迫力のある作品作りを楽しめます。最高印刷速度500mm/sで素早く造形できるので、制作を効率化できますよ。
開放型ですがノズルを最高300℃まで温められるため、ABS・ナイロンなどの収縮しやすい素材も使用可能。作るものに合わせて素材を使い分けられます。創作の幅が広がってクリエイティブ活動の意欲向上にもつながります。
最大造形サイズが大きい分本体サイズも大きいですが、Wi-Fi接続に対応しているので、パソコンと離れた場所にも設置可能。置き場所を考えてから購入しましょう。
子どもでも安心して使用できる値段が安い密閉型3Dプリンター
子どもの知育教材として3Dプリンターを使いたい方におすすめ。値段が2万円台と安くて購入しやすく、火傷防止カバーを搭載しています。使用できるフィラメントは限られますが、小さな子どもでも安全に制作を楽しめますよ。
組み立て不要で届いたらすぐにプリントできるのも魅力。無料のスライスソフト「Wiibuilder」と互換性があるため、スライスソフトを探す手間もかかりません。
オートレベリング機能搭載で面倒な調整も不要。スマホアプリから操作したり、Wi-Fiでパソコンと接続したりできるので、置き場所にも困りません。動作音が50dBと安価なモデルの中では静かで、夜も気兼ねなく使用できます。
【光造形方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング比較一覧表
仕上がり重視の作品を作りたい方におすすめな、光造形方式の家庭用3Dプリンターの人気ランキングです。
商品 | 最安価格 | 解像度 | 最大造形サイズ | 最高印刷速度 | 積層ピッチ | 日本語の取扱説明書 | レベリング | タッチパネル | レジン自動補充 | スライスソフト | 動作音 | 組み立て | サイズ | 重量 | |
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![]() | Creality(クリアリティ) HALOT-MAGE PRO 8K | ¥39,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 8K | 幅228×奥行き128×高さ230mm | 170mm/h | 0.05~0.15mm | 〇 | 記載なし | 〇 | 〇 | 〇 | 記載なし | 記載なし | 幅333×奥行き270×高さ608mm | 13kg |
![]() | ANYCUBIC(エニキュービック) Photon Mono M7 PRO | ¥73,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 14K | 幅223×奥行き126×高さ230mm | 170mm/h | 記載なし | 記載なし | 自動 | 〇 | 〇 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 幅312×奥行き315×高さ520mm | 12.8Kg |
![]() | ANYCUBIC(エニキュービック) Photon Mono 4 | ¥29,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 10K | 幅153.4×奥行き87×高さ165mm | 70mm/h | 0.03~0.15mm | - | 4点レベリング方式 | 〇 | - | 〇 | 記載なし | 記載なし | 幅230×奥行き235×高さ391mm | 4kg |
![]() | NOVA3D Whale4 Ultra 16K | ¥119,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 16K | 幅211.68×奥行き118.37×高さ220mm | 記載なし | 記載なし | 〇 | レベリング済み | 〇 | 〇 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
![]() | ELEGOO(エレゴー) MARS 4 | ¥30,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 9K | 幅153.36×奥行き77.76×高さ175mm | 70mm/h | 0.01~0.2mm | 記載なし | 手動 | 〇 | - | 〇 | 記載なし | 記載なし | 幅227×奥行き227×高さ438.5mm | 5.2kg |
【光造形方式】家庭用3Dプリンターおすすめ人気ランキング5選
格安なのに業務用モデル並みの印刷速度、日本語説明書付属
初期コストを抑えてフィギュア作りに挑戦したい方におすすめ。初心者でも使いやすい安価なエントリーモデルです。レジンの自動補充・戻し機能を搭載していて、レジンの片づけの手間を大幅に減らしてくれます。
日本語の取扱説明書も付属。「使い方がわからない」と悩む心配がありません。スライスソフトも付属しているので、届いたらすぐに創作活動を始められますよ。
4万円以下の安価なモデルですが、印刷速度は170mm/hと業務用モデル並みに高速。短時間で造形できるため、フィギュアをたくさん作りたい方にぴったりです。なお、高速造形には同社の高速造形専用レジンが必要なので、忘れずに購入しましょう。
14Kの高解像度印刷に対応、細かい模様もしっかり表現できる
造りの細かいフィギュア・模型を作りたい方におすすめ。14K相当の高解像度印刷に対応しているため、市販されているようなハイクオリティの作品を楽しめます。
レジンの温度を自動で測定して制御してくれるのもポイント。レジンの温度にムラが生じると作品のクオリティが下がってしまいますが、本機なら温度のムラが発生する心配がありません。5℃の低温状態から25℃の最適な温度まで20分で温められるので、寒い部屋でもすぐに造形を始められます。
専用レジンを使用した場合の印刷速度は170mm/hととても高速。ノーマルレジンでも130mm/hの速度を出せるので、作品やパーツをたくさん作れますよ。
2024年最新のコンパクトで高コスパな光造形方式モデル
2024年発売の最新の家庭用3Dプリンターを試してみたい方におすすめ。4万円以下と安価ですが10Kの解像度に対応していて、高精度な造形を楽しめます。1層の厚みも0.03mmととても薄く設定でき、滑らかな表面に仕上げられますよ。
本体がとてもコンパクトなのもポイント。設置場所に困りません。小さめの造形物の制作しかしない方や、すでに熱溶解積層方式のモデルを持っていて、サブ用に光造形方式のモデルが欲しい方にぴったりです。
オートレベリングには非対応ですが、4点レベリング方式を採用。一度レベリングをすればその後は調整不要です。レベリングの手間を省けるので初心者でも扱いやすいですよ。
家庭用で最高クラスの16K解像度、鱗やしわもしっかり再現
作品のディティールにこだわりたい方におすすめ。家庭用光造形方式モデルの中では最高クラスの16K解像度に対応しています。鱗・しわ・髪のような繊細な部分までしっかり表現できますよ。
レジンヒーターが搭載されていて、冬でもきれいな造形物を印刷可能。純正のレジンを使用しているなら、レジンが足りなくなったときに自動供給してくれるため、大型のフィギュアも作成できます。
あらかじめレベリング済みなのも魅力。自分で調整する必要がなく、すぐに作品作りに取りかかれます。また、アフターフォローも充実。LINE・XなどのSNSでメッセージを送ればすぐに返答がもらえるので、使い方がわからないときも安心です。
本体をしっかり冷却して長く愛用できる、空気清浄機も搭載
長く愛用できる家庭用3Dプリンターが欲しい方におすすめ。発熱しやすい光源周りに熱伝導性の優れた銅管と大型冷却ファンを搭載していて、3Dプリンター本体をしっかり冷却できます。熱でパーツが劣化するのを防ぎ、寿命を延ばしてくれますよ。
空気清浄機が搭載されていて、活性炭フィルターで臭いを軽減。リビングや寝室など臭いが気になる場所でも安心して使用できます。印刷品質も優秀で、9K相当の解像度で印刷可能。細かい凹凸までしっかり再現できます。
3.5インチのタッチスクリーンを搭載。プレビューやリアルタイムで進捗を確認できるプログレスバーをチェックできます。操作性も優れていてストレスなく作品を作れます。
家庭用3Dプリンターのおすすめ人気メーカー
家庭用3Dプリンターを購入するときはメーカー選びも重要。人気メーカーの3Dプリンターは精度が高かったり使いやすかったりと、スペックでは判断できない部分まで作りこまれています。
ラインナップが充実している「Creality(クリアリティ)」
幅広いラインナップから自分に合ったモデルを選びたい方におすすめなのがクリアリティです。3万〜15万円程度の家庭用3Dプリンターを多数販売しています。「初めてでも使いやすく入門機にぴったり」との口コミも多く、安定性と印刷精度が優れていてコスパが高いです。
光造形方式モデルが充実している「Elegoo(エレゴー)」
光造形方式の家庭用3Dプリンターが欲しい方におすすめなのがエレゴーです。光造形方式のモデルが充実していて、安いものは4万円程度とリーズナブルな価格で購入しやすいです。自動レベリング機能も搭載されているので、初心者でも簡単に使用できます。「細部まできれいに印刷できて優秀」と好評で、作品制作をもっと楽しめますよ。
密閉型モデルが充実している「FLASHFORGE(フラッシュフォージ)」
収縮しやすいフィラメントに対応している密閉型が欲しい方におすすめなのがフラッシュフォージです。密閉型の家庭用3Dプリンターを多数取り扱っていて、自分に必要な機能を搭載したモデルを選べます。また、フィラメントを出すノズル部分をワンプッシュで交換できるのも魅力。メンテナンスの手間を省いて快適に使用できますよ。
スマホアプリでモニタリングできる「Anker(アンカー)」
使い勝手のよさを重視する方におすすめなのがアンカーです。スマホアプリでどのくらいプリントが完了したかチェックできたり、プリント開始を操作できたりします。また、最高印刷速度が500mm/sと速いため、3Dプリンターで作りたいものがたくさんある方にぴったりですよ。組み立てが簡単・日本語説明書付きで気軽に使用できます。
3Dプリンターを使うために必要なもの
3Dプリンターを使うには、材料はもちろん工具やパソコンも必要です。具体的には以下のものを揃える必要があります。
必要なもの | 必要な理由 |
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3Dプリンター用フィラメント・レジン |
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パソコン |
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3Dデータ |
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スライスソフト(スライサーソフト) |
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スクレーパー・ヘラ |
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ピンセット・ラジオペンチ |
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安全眼鏡・ゴム手袋・マスクなど(光造形方式) |
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キッチンペーパー(光造形方式) |
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3Dデータ作成・変換ソフトは無料のものもあります。パソコンのスペックはミドルクラス以上がおすすめ。3Dデータの作成や読み込みは高負荷の作業なので、スペックが低すぎると処理が遅くなります。具体的なパソコンのスペックは以下を目安にしてみてください。
- CPU:Core i7・Ryzen 7以上
- メモリ容量:16GB以上
- グラフィックスメモリ容量:6GB以上
- ストレージ容量(SSD):500GB〜1TB
- ディスプレイ解像度:FHD以上
編集部
家庭用3Dプリンターの使い方
使用者の多い熱溶解積層方式の家庭用3Dプリンターを使うときの作業の流れをご紹介します。細かい操作方法は機種によって違うので、説明書を確認しながら作業しましょう。
- 家庭用3Dプリンターの使い方
- STEP.13Dデータを用意するサイトからダウンロードしたり、自分で作ったりしてデータを用意します。自分で作るなら、サポート材を除去しやすいように配置しましょう。なお、サイトからダウンロードする場合はSTLファイルに変換済みのケースが多いです。
- STEP.2STLファイルに変換する3DデータをSTLファイルに変換します。3DCADを使用している場合、変換機能を搭載しているケースもあるので確認してみましょう。STLファイルへの変換が可能なフリーソフトもあります。所持しているソフトで変換ができないときは検索してみてください。
- STEP.3スライスソフトで造形ツールパスデータに変換するSTLファイルを造形ツールパスデータに変換しましょう。変換にはスライスソフトを使用します。
- STEP.4造形ツールパスデータを3Dプリンターに読み込ませてプリントする3DプリンターにパソコンやUSBメモリを接続し、造形ツールパスデータを読み込ませてプリントを開始します。
- STEP.5サポート材を除去するプリントが完了したら、サポート材を除去します。力を入れすぎて造形物を破壊しないように注意しましょう。
- STEP.6仕上げ加工を施して完成樹脂用のやすりを使用して表面を磨きます。色を変えたい場合は塗装も施しましょう。
金属3Dプリンターは後処理を業者に依頼する必要あり
家庭用3Dプリンターの中には、金属フィラメントを使用できるモデルもあります。しかし、金属フィラメントを使用する場合は、プリント後に脱脂・焼結しなければいけません。
自宅で実施するのは難しく、専門業者に脱脂・焼結工程を依頼する必要があり、安くても10万円程度の工賃がかかります。金属フィラメントも数万円かかるため、個人で金属3Dプリンターを使用するのは難しいです。造形失敗のリスクもあるので、プリントから後処理まで全て業者に依頼した方が安心です。
金属プリント対応業者 | 料金 |
DMM.com |
|
JLCPCB |
|
家庭用3Dプリンターの関連商品
家庭用3Dプリンターでのクリエイティブ活動をもっと便利にできる、関連商品をご紹介します。必須の工具もあるので3Dプリンターと一緒に購入しましょう。
3Dデータを簡単に作成できる「3Dスキャナー」
3Dデータを簡単に用意したいなら、3Dスキャナーを使用しましょう。対象物をセンサーで読み取って3Dデータに変換できます。補正は必要なので、そのまま3Dプリンターに読み込ませられるわけではありませんが、データの作成にかかる時間を大幅に短縮できます。
プラットフォームテーブルから造形物を剥がすのに役立つ「スクレーパー」
造形物を土台から剥がすときに役立つのがスクレーパーです。3Dプリンターで使用するスクレーパーは、先端が鋭利でコンパクトなものを選ぶのがポイント。先端が薄すぎると土台を傷つける可能性があるので、厚みは0.5mm程度がおすすめです。
メンテナンス・サポート材の除去などに役立つ「ラジオペンチ」
サポート材の除去や3Dプリンターのメンテナンスに必須なのがラジオペンチです。細かい作業に使用するので、先端が細いものがおすすめ。また、精度の高い作業に使用するため、軽量なものを選ぶのも重要です。
関連記事:百円代から高級品まで!おすすめ最強ペンチ20選|電工・ラジオなどの種類やニッパーとの違いを解説
家庭用3Dプリンターのよくある質問
日本製の3Dプリンターは販売されている?
3Dプリンターは家庭用・業務用でどのような違いがあるの?
家庭用3Dプリンターの電気代はどのくらい?
家庭用3Dプリンターで作ってはいけないものはある?
おすすめ家庭用3Dプリンターまとめ
フィギュアや模型のような作品作りから、スペーサーや治具などのDIY用途まで、1台あると便利な家庭用3Dプリンター。数万円で購入できる安価なモデルも増えていて、気軽に創作活動を楽しめますよ。
- 用途に合った出力方式を選ぶ
- 熱溶解積層方式モデルは、使いたい素材に合わせて形状を選ぶ
- 最大造形サイズは150~200mm四方のモデルがおすすめ
- 最高印刷速度500mm/s以上ならプリント時間が短く快適
- 積層ピッチの細かさは仕上がりをどれくらい重視するかで選ぶ
- 3Dプリンターを使いこなせるか心配なら使いやすいモデルを選ぶ
- スライスソフト搭載モデルなら、自分でソフトを探す手間を省ける
- 動作音が45dB以下のモデルなら就寝中にも使用できる
- 工作が苦手なら組み立て不要な完成品がおすすめ
以上のポイントを参考に、作りたいものに合った家庭用3Dプリンターを見つけましょう。