出典:amazon.co.jp
フィルムで書類を圧着し、汚れや濡れから保護できる「ラミネーター」。頻繁に使う書類の保護はもちろんですが、メニュー表や広告などハンドメイドにも役立つ機材です。
しかし、いざ購入してみようとAmazonで調べてみると、沢山のラミネーターがヒットします。使い勝手の良いラミネーターを選ぶのに、どんなポイントに注意すればいいのでしょうか。ラミネーターを使うのが初めてで、どんなマシンなのかよくわからないという人も多いはずです。
そこでこの記事では、初めてラミネーターを買う人にも分かりやすく、ラミネーターの選び方や使い方を徹底解説。今売れている人気ラミネーターをランキング形式でご紹介するので、ぜひ自分にぴったりの一台を見つけてくださいね。
目次
書類の汚れ対策・水濡れ防止に「ラミネーター」
ラミネーターとは、書類を汚れや水濡れから保護してくれる機器です。ラミネートフィルムと呼ばれる専用フィルムを挟んで圧着させることで、書類をコーティングし耐久性を高めます。
例えば、ゴミの分類表や学校の連絡網で使う場面を想像してみてください。こうしたよく使う書類は、使っているうちにくちゃくちゃになってしまったり、破れてしまうこともありますよね。水に濡れて汚れてしまったり、にじんで文字が読めなくなることも。
そこで、ラミネーターの出番です。ラミネーターを使えば、水や油から大切な書類を保護。コーティングされているので破れる心配もありません。うっかり事故の心強い味方、それがラミネーターなのです。
ラミネーターで手軽にハンドメイドすることもできる
ラミネーターがあれば、以下のモノを手軽にハンドメイドできます。
- 飲食のメニュー表
- POP広告
- ホワイトボード
- 本のしおり
- 植物の標本
- ノートの表紙
- システム手帳のディバイダー(仕切り)
ラミネーターを応用すると、メニュー表やしおりを頑丈に作れます。家庭はもちろん、ビジネスでも活躍してくれるのがラミネーターなのです。
ラミネーター おすすめの選び方
ラミネーターには様々な種類があるため、一つ一つのスペックを確認するのは大変です。ここだけは外せないポイントを6つにまとめました。
- 対応用紙サイズ
- 対応フィルムの厚さ
- ローラー
- ラミネートスピード
- 機動性
- 付加機能
対応用紙サイズ:家庭用なら「A4」、商用利用なら「A3」がおすすめ
家庭用なら「A4」対応、商用利用なら「A3」対応のラミネーターがおすすめです。
ラミネーターが対応している用紙サイズは、家庭で気軽に使える「A4」と、それより大きな「A3」があります。
A3やA4という言葉はよく聞くものの、いまいちピンと来ない人もいるかもしれません。代表的な用紙サイズと用途は次の通りです。
用紙 | サイズ | 用途 |
名刺 | 91mm×55mm |
|
はがき | 100×148mm |
|
B6 | 128×182mm |
|
B5 | 182×257mm |
|
A4 | 210×297mm |
|
A3 | 297×420mm |
|
A4は普段使いに最適
A4は一般的な書類サイズで、コピー用紙やファイルで最も普及しています。
A4サイズに対応したラミネーターなら、A4サイズの書類はもちろん、A4サイズ以下のはがき・手帳・ポストカードなど、多くの用紙にも対応しています。A3対応機種と比べてラミネーター自体もコンパクトなので、収納のしやすいのも良いところ。
普段使い用途なら問題なくカバーできるので、家庭用ならA4サイズ対応ラミネーターがおすすめです。
A3は作業スピードアップにも
一方、A3サイズの用紙はとても大きいサイズなので、POP広告など多くの人に見てもらいたい時に便利です。二つ折りにしても使いやすい大きさなので、パンフレットやメニュー表作成にもおすすめですね。
また、A3サイズに対応したラミネーターは、大きい書類をラミネートできるだけではなく、名刺やカードを並べて加工し、作業のスピードを上げることも可能。
A4以上に幅広い用途に対応しているため、商用ならA3サイズ対応ラミネーターがおすすめです。
編集部
対応フィルムの厚さ:「150μmフィルム対応」なら分厚く強度も出る
「150μm(マイクロメートル)フィルム対応」のラミネーターは、分厚いフィルムを使えるのでおすすめです。フィルムの厚みがあれば、書類の耐久性も増します。
ラミネートフィルムには、スタンダードな「100μm」とそれより分厚い「150μm」があります。お店のPOPや看板など、直接触れる機会の少ないアイテムなら100μmで問題ありません。しかし、メニュー表・ホワイトボード・ノートの表紙などは耐久性のある150μmで作るのがおすすめです。
実用性の高いアイテムを自作するつもりなら、150μm対応のラミネーターを選ぶようにしましょう。
編集部
μm(マイクロメートル)とは、1mm(ミリ)の千分の1の単位です。100μmは0.1mmに相当します。商品ページによっては、μmの代わりにμ(ミクロン)が使われていますが、同じ長さを表す単位なので混乱しないようにしてください。
ローラー:反りが心配なら「4本ローラー」がおすすめ
反(そ)りが心配なら「4本ローラー」がおすすめです。2本ローラータイプは書類が反りやすく、見た目が悪くなることも。
ローラー(プルローラー)とは、ラミネートフィルムを圧着させる核となるパーツです。ローラーの本数が多ければ多いほど、安定した加工が可能になり、とりわけ反り(フィルムの弓なり・湾曲のこと)が少なくなりますよ。
ラミネーターは「2本タイプ」「4本タイプ」「6本タイプ」の3種類に分けられます。
ローラーの本数 | 特徴 |
2本 |
|
4本 |
|
6本 |
|
例えば、飲食店のメニュー表がゆがんでいたらカッコ悪い上に使いにくいですよね。商用目的でラミネーターを使うなら、反りにくい4本タイプを選ぶのが良いでしょう。
一方、2本タイプは安いのが◎。家庭で使う人や、費用を減らしたい人に向いています。
編集部
ラミネートスピード:沢山の書類を加工するなら400mm/分以上がおすすめ
沢山の書類をラミネートするつもりなら、400mm/分以上のラミネートスピードを目安にしましょう。ラミネートは意外と時間のかかる作業だからです。
ラミネートスピードは、とりわけ機種によて違いの出るスペック。遅い機種で200~300mm/分、速い機種だと400~500mm/分です(mm/分とは1分あたり何mm加工できるかを示す単位です)。
A4用紙をラミネートするとすれば、1時間の作業で加工できる枚数(目安)は以下の通り(タイムラグは考慮していません)。
速度 | 1時間でラミネートできる枚数(目安) |
200mm/分 | 40枚 |
300mm/分 | 60枚 |
400mm/分 | 80枚 |
500mm/分 | 100枚 |
速度が速いと、ラミネートできる枚数が倍以上多くなるわけです。例えば、名刺・カードなどを大量にラミネートするなら、加工速度は絶対に気にしたいポイント。沢山の書類をラミネートするなら、ラミネートスピード「400mm/分」を目安にしてみましょう。
上記表は目安です。実際は、ラミネートフィルムに用紙を入れる時間や、マシン自体の連続稼働時間が関係してくるため、上記枚数よりも少なくなるでしょう。
機動性:ウォームアップ時間が短いと作業に取り掛かりやすい
ウォームアップ時間が短いと作業に取り掛かりやすいのでおすすめです。ウォームアップ時間は機種によって違い、長いものだと20分近くかかるものも。
ウォームアップ時間とは、ラミネーターが温まりラミネートできる状態になるまでの時間です。長いもので20分、短いと1分かからずにウォームアップします。仕事でラミネーターを使うつもりなら、機動性は大切な要素。ぜひウォームアップ時間を確認していきましょう。
編集部
おすすめの付加機能で効率アップ
ラミネーターをさらに便利に効率的に使える付加機能をご紹介します。
フィルム詰まりに対処「逆回転機能」
フィルム詰まりが心配な人は「逆回転機能」のある機種をチョイスしましょう。フィルムが詰まると、分解したり修理に出したりしなければなりません。
逆回転機能とは、その名の通りローラーを逆回転させ、詰まったフィルムを吐き出させる機能。ワンタッチで対処できるのは嬉しいですね。
省電力&過熱防止に「オートシャットオフ機能」
「オートシャットオフ(ヒートオートオフ)機能」があると、省電力なうえ過熱が防止され安全です。ラミネーターが熱すぎると故障の原因になります。
オートシャットオフ機能とは、一定時間が経つと自動的に電源が切れる仕組みのこと。例えば、30分経てば自動で電源が落ちるという具合です。電源が入り続けていると、筐体が熱せられラミネーターにも負荷がかかるもの。”うっかり事故”を防止したいなら、オートシャットオフ機能があるかどうかを気にしてみましょう。
フィルムの厚さが違うなら「温度調節機能」
フィルムの厚さが違うなら「温度調節機能」があると便利。全ての用紙やフィルムを同じ温度でラミネートすると、仕上がりにムラができる可能性があるからです。
ラミネートフィルム100μmと150μmでは加工に適した温度が違います。よくある失敗として、フィルムが波打ってしまったとか、白っぽくなってしまったという例が。波打つ場合は温度が高すぎ、白くなる場合は温度が低すぎます。
いつでもキレイな加工がしたい人は温度調節機能のあるモデルを選びましょう。
高いラミネーターvs安いラミネーター 違いは?
ラミネーターは値幅のあるオフィス用品です。安い機種は2,000円、高い機種は20,000円ほど。高いラミネーターと安いラミネーターには、機能面でどんな違いがあり、どんな人に向いているのでしょうか。
安いラミネーターの特徴(2,000円台)
安いラミネーターは、家庭で使うのにぴったりなお手軽モデルです。複雑な機能よりも、シンプルでわかりやすいマシンが欲しい人におすすめ。
例えば、Bonsaii(ボンサイ)のラミネーター「L409-A」は、A4用紙に対応したスタンダードモデルです。高さが5.8cmで収納しやすいのが◎。また、水平方向のサポート(ガイド)がついており、フィルムのゆがみを極力少なくできるのがポイントです。複雑な付加機能は一切ないので、初心者にも使いやすいですよ。
- 小さな書類をラミネートする人
- 趣味やハンドメイド用のラミネーターが欲しい人
- シンプルで使いやすいモデルが欲しい人
高いラミネーターの特徴(20,000円台)
高いラミネーターは、大量の書類をラミネートしたり、商用にキレイな加工がしたい人におすすめ。格安機種に比べてローラー数が多く、安定した動作を期待できます。
例えば、Fellowes(フェローズ)のラミネーター「Jupiter Plus」は2万円を超えるハイエンドモデル。ローラー4本でフィルムの反りが抑えられる仕組みです。さらに逆回転・オートシャットオフなど機能も充実しています。
ラミネートスピードは550mm/分。500mm/分以上のスピードを出せるラミネーターはなかなかないので、パフォーマンス重視の人におすすめします。
- A3サイズの書類をラミネートする人
- ラミネートのスピードを重視する人
- メンテナンスしやすく耐久性に優れたモデルが欲しい人
安いラミネーター | 高いラミネーター | |
値段 | 2,399円 | 22,064円 |
ローラー数 | 2本 | 4本 |
スピード | 最大270mm/分 | 最大550mm/分 |
最大用紙サイズ | A4 | A3 |
付加機能 |
|
|
ラミネーター おすすめのメーカー
シンプル&機能的「IRISO OHYAMA(アイリスオーヤマ)」
- コスパに優れたPC・OA機器を販売する大手国内メーカー
- ウォームアップ約35秒の高速起動モデルを販売
- シンプルで機能的なデザイン
業務用モデルも展開「Nakabayashi(ナカバヤシ)」
- シュレッダーなどを販売するOA機器メーカー
- 6本ローラーの業務用モデルから家庭向けモデルまで幅広く展開
- 価格帯はミドルクラス
老舗のOA機器メーカー「Fellowes(フェローズ)」
- 1917年に米国で創業。ビジネス関連機器を販売するグローバル企業
- 高速・軽量・高品質、それぞれに合ったシュレッダーを販売
- 流線的なデザインが特徴のハイエンドモデル
ラミネーターおすすめ人気ランキングの比較一覧表
ラミネーター おすすめ人気ランキング15選
ヒーターオートオフ機能で安全に作業!A3対応の鉄板モデル
Amazonや楽天で大人気の、アイリスオーヤマ製ラミネーターです。家庭でもビジネスでも使いやすいA3サイズまで対応。ウォームアップは4分と比較的短く、作業を始めやすいのも◎です。
特にラミネーターが初めての人におすすめ。アイリスオーヤマのA3ラミネートフィルム「Z-A3100」が付属してくるので、届けばすぐに始められます。
ヒーターのオートオフ機能があるのも安全なポイント。電源を入れて30分後に自動でヒーターが切れます。加熱のしすぎで本体が壊れてしまうことを防げますよ。
本体サイズ | 46.3×11.5×8.1cm |
---|---|
本体重量 | 1.7kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大280mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 約4分 |
付加機能 | オートオフ・つまり防止レバー |
5段階の温度調節機能で使いやすく
5段階の温度調節機能の付いたラミネーターです。用紙サイズはA3、厚さは150μmまで対応し、家庭でもビジネスでも使いやすいモデル。
温度調節はフィルムの厚さや挟むものによって変えられるのが良いところ。コピー用紙・新聞紙・雑誌など材質が違う書類をしっかりと圧着させることができます。
機動性が高いのも優れたポイント。多くの機種が4分のウォームアップ時間なのに対し、LFA34AR-Wは2分で使えるようになります。ウォームアップにはブザーとライトで知らせてくれますよ。
本体サイズ | 15.5×51.9×11.3cm |
---|---|
本体重量 | 3.5kg |
ローラーの数 | 4本 |
ラミネート速度 | 最大380mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 150μm |
ウォームアップ時間 | 約2分 |
付加機能 | 温度調節・逆回転 |
コーナーパンチや停止ボタンで初心者にも使いやすい
初心者にも安心な、使いやすさ追及したラミネーターです。便利なパンチや停止機能がついています。
ラミネートでありがちなのが、圧着したフィルムの角(コーナー)で指を傷つけてしまうこと。はさみ等でカットすれば安全ですが結構な手間です。そこで、角を丸くカットするコーナーパンチがあると役立ちます。
停止ボタンがあるのも嬉しいポイント。フィルムを斜めに挿入するなどして、絡まりそうになったら停止ボタンで動作を止め、引き抜くことが可能ですよ。安くて使いやすいラミネーターが欲しい人におすすめです。
本体サイズ | 45.6×16.2×6.2cm |
---|---|
本体重量 | 2.18kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大270mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 約4分 |
付加機能 | 断裁機・コーナーパンチ・ABS |
ファイリングや断裁にも役立つ4in1ラミネーター
4つの機能を一台にまとめた、オフィス用品として有能なラミネートマシンです。ラミネート後に書類をファイリングしたり、断裁したりしたい人におすすめ。
例えば、側面にはパンチ機能があります。一気に10枚コピー用紙を穴あけできる性能があるのでパンチ力もばっちり。デスク関連用品を減らし、すっきりと作業したい人に向いています。
また、断裁機能も役立ちますよ。一度に名刺をラミネートし、その後断裁機でカットするといった使い方が可能です。
本体サイズ | 38×14×7.5cm |
---|---|
本体重量 | 1.1kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | - |
最大用紙サイズ | A4 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 約4分 |
付加機能 | 断裁機・角取り・パンチ・ABS |
コールドラミネートにも対応、写真や感熱紙に
コールドラミネートにも対応する両用モデルです。熱を利用した通常のラミネートに加え、低温でラミネートできる特殊フィルムでの加工にも対応しています。ラミネートの幅を広げたい人におすすめです。
通常のラミネートは、100℃近い温度でラミネートフィルムを圧着します。しかし、写真や感熱紙を挟むと高熱で色が変わってしまうことも。そこで、低温(約35℃)でラミネートできるコールドラミネートが必要に。
古い写真や感熱紙をラミネートしたい人におすすめです。
本体サイズ | 36.5×8.5×4.5cm |
---|---|
本体重量 | 0.6kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大300mm/分 |
最大用紙サイズ | A4 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 3-5分 |
付加機能 | コールドラミネート |
安い小型ラミネーター!シンプルな操作が秀逸
ワンタッチの簡単操作でラミネートできるシンプルモデルです。フィルムの厚さは、70から125マイクロメートルに対応しています。大きさが32(幅)×11(奥行)×3.8(高さ)なのもコンパクトなポイント。かさばらないラミネーターが欲しい人におすすめです。
使い方はとっても簡単。電源ボタンを押し、ランプが青色になったらフィルムを入れるだけです。複雑な操作をしたくない人に向いています。
速度は280mm/分。それほど速くありませんが静音なのが良いところ。夜間にラミネートしたいと思っている人は試してみてはどうでしょうか。
本体サイズ | 32×11×3.8cm |
---|---|
本体重量 | 0.96kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大280mm/分 |
最大用紙サイズ | A4 |
フィルムの厚み | 125μm |
ウォームアップ時間 | 2分 |
付加機能 | ABS |
逆回転と自動機能で便利!4本ローラーで安定性も抜群
逆回転機能と自動休止機能の付いた、安全なラミネーターです。ローラーは4本タイプなので安定性も抜群。ハイスペックなラミネーターが欲しい人におすすめです。
逆回転機能は、ラミネートフィルムが詰まったときに重宝します。ラミネートで多いのがこの故障。フィルムは薄く熱を加えると固着してしまうため、中で詰まってしまうと大変です。逆回転機能があれば、例えば斜めにフィルムを入れたとしても、分解せずすぐに対処することができますよ。
また、自動休止機能も嬉しいポイント。30分後に自動停止してくれるので、過熱による故障を心配しなくていいのが◎です。
本体サイズ | 15×45.4×7.8cm |
---|---|
本体重量 | 2.9kg |
ローラーの数 | 4本 |
ラミネート速度 | 最大480mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 150μm |
ウォームアップ時間 | 約40秒 |
付加機能 | 逆回転・自動停止 |
ウォームアップ35秒の最強モデル、気泡が少ないのもポイント
A3の用紙サイズと150μmの厚さに対応した、ハイスペックなラミネーターです。本機ならではの良い点としては、ウォームアップ時間が短いこと、4本ローラーで気泡を減らせること。
ウォームアップ時間はわずか35秒(厚さ100μmの場合)。多くのラミネーターが4分な中、1分待たずして使えるのは嬉しいポイントです。忙しいビジネスマンにも使えるでしょう。
4本ローラーはキレイに仕上げられます。ラミネーターで多いのが、気泡(空気が入って膨れる)です。4本ローラーなら気泡をなくし、しっかり圧着できます。
本体サイズ | 16.5×49.8×8cm |
---|---|
本体重量 | 2.9kg |
ローラーの数 | 4本 |
ラミネート速度 | - |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 150μm |
ウォームアップ時間 | 約35秒 |
付加機能 | 逆回転 |
電源オンから完了まで1分58秒のスピーディーモデル
ラミネートスピードの速い、サンワダイレクトの「400-LM004」。沢山の書類をラミネートしたい人におすすめです。A3から名刺サイズまで対応してるのもグッド。
ラミネートスピードが遅いと、加工できる数も限られてしまうのがネック。名刺を沢山ラミネートしたいなら、ラミネートスピードが速いことに越したことはありません。
本機なら475mm/分。ウォームアップ時間も90秒なので、スイッチを入れてA3用紙をラミネートするまで、わずか1分58秒で済みます。
本体サイズ | 46.5×13.2×7.3cm |
---|---|
本体重量 | 2.95kg |
ローラーの数 | 4本 |
ラミネート速度 | 最大475mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 150μm |
ウォームアップ時間 | 約1.5分 |
付加機能 | - |
ラミネートフィルムに一工夫できる、おしゃれラミネーター
コーナーカッター・断裁機など、便利な機能のたくさん付いた「400-LM008」。名刺はもちろん、販促用の三角POPやメニュー表の装飾など、ラミネートに一工夫したい人におすすめです。
カッターは形状を選べます。シンプルな直線カットは名刺用に。波線カットはラミネートフィルムの周囲に装飾できます。
さらに点線カットは、折り目のガイドに使えるため、例えば三角ポップ(テーブル上のスタンド型POP)を自作するなど、幅広い使い方ができますよ。
本体サイズ | 42.2×16×9.9cm |
---|---|
本体重量 | 1.9kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大310mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 150μm |
ウォームアップ時間 | 約4-6分 |
付加機能 | - |
フィルムが詰まっても安心、メンテナンスしやすいモデル
フィルム詰まりに強い、開閉可能なフェローズのラミネーター。Amazonや楽天でロングセラーです。ラミネーター自体に耐久性が欲しい人や、仕事などで頻繁にラミネートしたい人におすすめ。
本体は2段階の開閉式です。カバーを上下することで駆動部があらわになります。フィルム詰まりを解消したり、ローラーをメンテナンスするのに役立つでしょう。フィルムが奥で絡まっても安心です。
クーリング機能があるのも嬉しいところ。メンテナンスのために長時間温度が下がるのを待つのはじれったいものです。本機なら、温度を下げる時間も短縮できますよ。
本体サイズ | 24.5×55.5×12cm |
---|---|
本体重量 | 6.2kg |
ローラーの数 | 4本 |
ラミネート速度 | 最大550mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | - |
ウォームアップ時間 | 約4分 |
付加機能 | オートパワーオフ・逆回転 |
700gで軽量小型、かわいいデザインも魅力
軽量コンパクトな、家庭用の格安ラミネーターです。カラーリングがおしゃれなのも人気のポイント。かわいいラミネーターが欲しい人や、収納しやすいモデルが欲しい人におすすめです。
重量は700g。1kgを切るので持ち運びもラクラクできます。材質はマット素材で手触りがいいのも◎です。
断裁機機能も付属。本体はA4対応なので、書類が大きすぎるときには適切な大きさにカットしてラミネートしましょう。手軽に使えるおしゃれモデルが欲しい人に向いています。
本体サイズ | 33.8×10×5.8cm |
---|---|
本体重量 | 0.7kg |
ローラーの数 | - |
ラミネート速度 | 最大300mm/分 |
最大用紙サイズ | A4 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 約3-5分 |
付加機能 | 断裁機・コーナーカッター・つまり防止レバー |
水平ガイドで失敗しにくい、格安で高速なラミネーター
水平に差し込み、フィルムのゆがみを最小限にできるラミネーターです。高さは5.8cmと収納性にも優れています。また、2,000円ほどとコスパに優れているのも嬉しいポイントです。
L409-Aのローラーは2本です。4本に比べるとフィルムが反りやすく、加工には注意が必要。しかし、本機なら挿入口にサポート(ガイド)用プレートがついているため、水平方向をしっかり合わせられます。できるだけスムーズにラミネートしたい人に向いています。
格安品ですが、スピードが400mm/分なのもありがたいところ。温度調節や逆回転といった細かい機能よりも、スピードと加工しやすさ重視の人におすすめです。
本体サイズ | 36×14.7×5.8cm |
---|---|
本体重量 | 0.92kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大400mm/分 |
最大用紙サイズ | A4 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 約4分 |
付加機能 | つまり防止レバー |
連続使用時間が2時間!長時間作業にも対応したモデル
名刺からA3まで、幅広いサイズに対応した多機能ラミネーターです。コールドラミネート機能・温度調節機能などの機能に加え、連続使用時間が2時間なのが嬉しいところ。
コールドラミネートは、感熱紙や写真など通常のラミネートでは変色が心配なモノをラミネートするのに役立ちます。家族写真を飾りたい人や、FAXをラミネートしたい人におすすめです。
連続使用時間ですが、安いラミネーターは使用時間が30分や1時間が多いもの。しかし、本機は2時間の連続使用時間が確保できるため仕事にも使いやすいですよ。
本体サイズ | 46.6×12×8.5cm |
---|---|
本体重量 | 1.9kg |
ローラーの数 | 2本 |
ラミネート速度 | 最大300mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 150μm |
ウォームアップ時間 | 約3-5分 |
付加機能 | コールドラミネート・逆回転 |
ホットでもコールドでも使える両用モデル
ホットラミネートとコールドラミネートをスイッチ一つで切り替えられる、両用ラミネーターです。ウォームアップは3分と比較的スピーディーなのも◎。フィルムが15枚付属しているため、届いてすぐに作業をはじめたい人にもおすすめです。
対応サイズはA3からA7まで。厚さは100マイクロメートル対応。家庭用ラミネーターとして活躍してくれるでしょう。
口コミでは「シンプルで使いやすい」「安くても機能はしっかりしている印象」「ウォームアップが3分なのが良かった」など、好意的な声が多かったですよ。
本体サイズ | 44×14.8×7cm |
---|---|
本体重量 | 1.53kg |
ローラーの数 | - |
ラミネート速度 | 最大270mm/分 |
最大用紙サイズ | A3 |
フィルムの厚み | 100μm |
ウォームアップ時間 | 約3分 |
付加機能 | - |
ラミネートフィルムの比較一覧表
商品 | 最安価格 | フィルムサイズ | 枚数 | 厚さ | |
---|---|---|---|---|---|
IRISO OHYAMA(アイリスオーヤマ) ラミネートフィルム A4 サイズ 100枚入 LZ-A4100 | 楽天市場¥1,900 AmazonYahoo! | A4 | 100枚 | 100μm | |
アスカ Asmix ラミネートフィルム F1024 | 楽天市場¥666 AmazonYahoo! | 2L | 100枚 | 100μm | |
Nakabayashi(ナカバヤシ) ラミネートフィルム 100枚入 A3 LPR-A3E2 | 楽天市場¥2,431 AmazonYahoo! | A3 | 100枚 | 100μm |
ラミネートフィルム おすすめ3選
透明度が高く、用紙にツヤとハリを与える
国内で人気ラミネーターを販売するアイリスオーヤマのラミネートフィルム。A3サイズから名刺サイズまで、様々な種類が販売されています。用紙にツヤと張りを出し、水濡れや汚れから守ってくれます。
格安品によっては、フチしかラミネートされていないものも。アイリスオーヤマは中までしっかり圧着させられ、好みのサイズにカットできるのが◎です。
口コミでは、「透明度が高く、しっかり仕上がるので良い」「カットしても剝がれないのが使いやすい」といった好意的な声が多かったですよ。
フィルムサイズ | A4 |
---|---|
枚数 | 100枚 |
厚さ | 100μm |
静電防止処理でほこりが付きにくい
写真におすすめな2Lサイズのラミネートフィルムです。静電防止フィルムなので、加工しやすく汚れにくいのがグッド。
静電防止処理とは、用紙を挟みやすくゆがみにくくする処理のこと。この処理がされていないフィルムの場合、用紙とフィルムがくっつきやすく位置を微調整しにくくなります。静電処理がされていると、ゴミやほこりなどを寄せ付けず汚れにくいのも良いところです。
大切な写真のラミネートが失敗すると嫌ですよね。静電防止フィルムで正確に作業したい人はアスカのフィルムがおすすめです。
フィルムサイズ | 2L |
---|---|
枚数 | 100枚 |
厚さ | 100μm |
名刺・定期など多彩なサイズに対応
Nakabayashi(ナカバヤシ)のラミネートフィルムは多彩なのが良いところです。A3・A4など鉄板のものから、B6・クレジットカード・名刺・定期券・診察券・写真など15サイズから選べます。ジャストフィットだと、ラミネート後にカットしなくてもいいので、作業が楽になります。
従来のナカバヤシ製フィルムに比べてハリが強化されているのもポイント。水や汚れに強く長持ちするのが特徴です。油性マジックならフィルムに書き込むことも可能。
原稿に対してフィットするフィルムを探している人におすすめです。
フィルムサイズ | A3 |
---|---|
枚数 | 100枚 |
厚さ | 100μm |
ラミネーターの使い方
ラミネーターでPOPを作ってみよう
フリーマーケットや店舗で便利な「POP」。上手にPOPを作ると、お客さんの注目度もアップします。
- 作り方
- STEP.1広告をプリントアウトしますパソコンで広告文をプリントしましょう。広告文は定型サイズ(A4やB5)にするとラミネートフィルムに入れやすくなります。
- STEP.2電源を入れますラミネーターの電源を入れます。本体が温まるまでしばらく待ってください。レディーランプが点灯したら準備完了です。
- STEP.3ラミネートラミネートフィルムに広告用紙を入れ、入口と出口を間違わないように本体に差し入れます。ラミネートされたPOPは、しばらく高温なので触れないようにしましょう。
上手に作るコツは、反りやすい環境を作らないことです。圧着された直後は、フィルムは柔らかくたわみやすいので注意。ちょっとした凹凸で形がゆがんでしまいます。平らな場所でフィルムを冷やすこと、不安定な場所で作業しないことなどを意識してみてください。
編集部
ヘアアイロンもラミネーターの代用品になる
ヘアアイロンや衣類用アイロンでもラミネートできます。カードサイズの小さなものをラミネートするときに便利です。
準備するモノ
- ラミネートフィルム
- アイロン
- アイロン台
- クッキングシート
- アイロンの温度を100度前後にセットします
- 書類やカードをフィルムに入れ、クッキングシートで覆います
- 中心から端へアイロンを当てましょう
アイロンでできるなんて手軽ですよね。でも、温度調節が難しく、溶けたり反ったりしやすいのがデメリット。失敗することも間々あります。
編集部
アイロンでラミネートするときは、やけどに注意しましょう。
ラミネーターが詰まった時の対処法
ラミネーターにフィルムが詰まったときは、次のような方法で取り除ける場合があります。
- 逆回転(リバース)ボタンを押す
- ABSボタンを押してフィルムを引っ張る
- ラミネーターを分解してフィルムを取り出す
ボタンを押して解決できる場合もありますが、付加機能がないときは分解するか修理に出さなければなりません。説明書を読み分解可能か調べましょう。
分解してフィルムを取り除くときは、ドライバーやドライヤーがあると助かります。方法は以下の通りです。
- 取り除き方
- STEP.1分解ドライバーを使って、ラミネーターのねじを外します。電源コードを必ず抜き、感電しないようにしてください。
- STEP.2除去詰まったフィルムを除去します。取り出しにくい場合は、ドライヤーで温めて軟化させられます。
- STEP.3動作確認電源を入れて動作確認をしましょう。
分解が許可されていないマシンで分解を行うと、保証の対象外となる場合があります。分解は自己責任で行い、不安なときは修理を依頼しましょう。
ラミネーターは100均でも買えるの?
ラミネートマシンを買うことはできませんが、ラミネートフィルムを買うことはできます。枚数が少ないので、沢山のフィルムを買っても使い切れない人におすすめです。
ラミネートフィルムを販売している100円ショップは、ダイソー・セリア・キャンドゥなど。はがきサイズの小さなものから、A3サイズの大きなものまで種類が豊富です。
フィルムを大手の会社で購入すると、100枚入りなど結構な量に。100均なら10枚入りなど手頃な枚数です。
編集部
ラミネーター おすすめの関連アイテム
販促お役立ちグッズ「POPスタンド」
POPを設置するのに役立つ「POPスタンド」。ラミネートした広告を、目立つ場所にセットすることで販促効果を期待できます。
書類の整理に「パンチ」
書類をファイリングするのに役立つパンチ。2穴のベーシックなものから、B5対応の26穴、A4対応の30穴など、様々なパンチがあります。ぜひ、最適なパンチを使て、上手にファイリングしていきましょう。
予定を管理「システム手帳・日記帳」
ラミネートした「しおり」やディバイダーがあると、手帳や日記帳が欲しくなります。キャラクターのかわいいシステム手帳や、鍵付きの日記帳なども流行中。自分だけの手帳で予定を管理してみるのはどうでしょうか。
その他の関連アイテム
関連記事:オフィスチェアおすすめ18選!おしゃれで疲れない、テレワークに活躍するPCチェアとは?
関連記事:【安価で手になじむ】メンブレンキーボードおすすめ15選|人気の無線タイプも
関連記事:PC周りを快適に!ドッキングステーションおすすめ15選|トリプルディスプレイ対応モデルあり
関連記事:手に優しいエルゴノミクスマウスおすすめ20選|女性も握りやすい小型モデルも!
関連記事:健康・作業効率化に!スタンディングデスクおすすめ20選|腰痛対策や脳の活性化にも効果的!
関連記事:【家庭用&業務用】カッティングマシンおすすめ13選!安い・高い製品のできること比較も
ラミネーター よくある質問
ラミネーターはどこで買うのがおすすめですか?
ネット通販・家電量販店がおすすめです。
エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機・ノジマ・ビックカメラ・ベスト電器・ヨドバシカメラ・ケーズデンキ・Amazon・楽天・Yahooショッピング・価格.com・ドンキホーテなどです。
ラミネーターの中古は大丈夫ですか?
できれば新品を購入しましょう。
ヤフーオークション(ヤフオク)・楽天市場・ジモティー・メルカリ・au PAYマーケットなどではラミネーターの中古が販売されています。ラミネーターはフィルムを熱で圧着させるため、その機能がしっかりしていないと使い物になりません。購入時は、温度がしっかり上がるかどうかチェックしておきましょう。
ラミネーターが温まらないのですが、故障ですか?
故障の可能性があります。
スイッチを入れても電源が入らない場合は、販売店やメーカーサポートに連絡してみましょう。電源が入ってもレディーランプがつかないときは、しばらく待ってみてください。環境によって温まるまでの待機時間が異なるからです。
ラミネーターから発煙・異臭がします、大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。
ラミネーターは、フィルムを熱で圧着するため、若干の発煙・異臭がします。回数を重ねることで減少することもありますが、異臭や発煙が目立つようなら故障が疑われます。点検に出してみましょう。
ラミネーターの処分はどうすればいいですか?
地方自治体のルールに従って処分してください。
処分のルールは「プリンター」を参考にできるかもしれません。他にも、回収業者に依頼したり、稼働するものはリサイクル品として転売できます。一度、地方自治体のホームページを参照してみてください。
ラミネーター まとめ
ラミネーターは家庭やオフィスで役立つ、便利なOA機器です。使い方が難しそうに感じるかもしれませんが、ラミネート自体はとても簡単。フィルムに書類を入れ圧着させるだけです。POP・しおり・メニュー表などアイデア次第でオリジナルアイテムを作れます。ぜひ緒戦してみてください。
種類が多くて迷ってしまった人は、用途を明確にしてみるのはどうでしょうか。
- ビジネスにラミネーターを使うなら、A3までカバーできる大き目タイプ
- 家庭用なら、スタンダードなA4タイプ
- たくさんの書類をラミネートするなら、400mm/分以上のスピードタイプ
- 硬質なラミネートがしたいなら、150μm以上のフィルムに対応したタイプ
大枠が決まったら、逆回転や温度調節など細かいスペックを詰めていくのがおすすめです。ぜひ自分にあったラミネーターで、大切な書類を汚れや濡れから保護していきましょう。