2025年5月に登場したワイヤレスヘッドホン「JBL Tour One M3」。リアルタイム補正機能付きのノイズキャンセリングや、新設計の40mmドライバーを搭載しており、メーカーが誇るJBL Proサウンドを存分に堪能できるのが魅力です。
しかし、「前モデルのTour One M2からどう進化した?」「装着感や音質はどう?」と、購入を迷ってしまう人は多いでしょう。せっかく購入するなら、Tour One M3のスペックや機能を詳しくチェックしておきたいですよね。
そこで今回は、「JBL Tour One M3」をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが実際に商品を使って、良かった点・残念な点を本音でレビューしました。前世代であるTour One M2との比較もまとめているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
目次
Tour One M3レビュー結果




この記事では、JBLから2025年5月に登場したワイヤレスヘッドホン「JBL Tour One M3」をレビューします。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、装着感や音質、ノイズキャンセリングなど、ヘッドホンならではの項目でTour One M3を評価しました。
サイズ・重さ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
音質(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ◎ |
音質(立体感) | ◎ |
コーデック | ◎ |
ノイズキャンセリング | ◎ |
外音取り込み | ◎ |
音漏れの少なさ | ◎ |
バッテリー持ち | ◎ |
操作性 | ○ |
接続性 | ◎ |
アプリの使いやすさ | ◎ |
マイク性能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
高評価だったポイント:音質・ノイキャンの完成度が高い
- 解像度の高い高品質サウンド!立体感もばっちり
- ノイズキャンセリング・外音取り込みの完成度が高い
- AIアルゴリズム搭載マイクでクリアに通話できる
特筆すべきは、Tour One M3の音質。JBLらしいキレのある低音域はもちろん、中音域・高音域にも存在感があり、メリハリのあるサウンドに仕上がっています。空間サウンドにも対応しているため、ライブ音源や映画を臨場感たっぷりで楽しめました。
また、ノイズキャンセリング・外音取り込みのクオリティが高いのも魅力。特に、ノイズキャンセリング機能では、中~低音域に対するノイズ除去効果が向上しており、人の話し声や電車の走行音などをしっかりと低減できていたのも高ポイントです。
微妙だったポイント:モードの切り替えにタイムロスがある
- ハイレゾオーディオの切り替えに時間がかかる
- 装着感のズレを直したときに誤操作してしまう
一方で、ハイレゾのオンオフやサウンドモードを切り替えるときに時間がかかってしまう点が気になりました。モードをこまめに変えない人なら問題ないものの、楽曲や用途ごとにサウンドをカスタマイズしたい人にはストレスかもしれません。
また、Tour One M3はハウジング部分がタッチパネルになっており、楽曲の一時停止・曲送りなどを直感的に操作できます。便利な仕様ですが、ヘッドホンを装着し直したときなどに誤タップしてしまい、若干不便を感じました。
Tour One M3を買うべき人
- 高解像度&迫力のあるサウンドを楽しみたい人
- 自然なノイズキャンセリング機能を求める人
- ワイヤレスでハイレゾ音源を楽しみたい人
- バッテリー持ちのいいヘッドホンが欲しい人
Tour One M3は、高解像度なサウンドや高度なノイズキャンセリング機能を求める人におすすめのヘッドホン。LDACコーデックに対応しているため、ワイヤレスでハイレゾ音源を再生したい人にも適しています。
Tour One M3は、ワイヤレスヘッドホンとしては決して安くはないものの、音質・ノイズキャンセリング・マイクなどの完成度を考えると納得の価格。価格の安さより、満足度を重視したい人におすすめしたい商品です。
関連記事:最強はどれ?ノイズキャンセリングヘッドホンおすすめ20選!ソニー・BOSEなど比較
Tour One M3をおすすめしない人
- 安いヘッドホンが欲しい人
- シンプルな機能・操作性を求める人
Tour One M3は、音質や機能性にこだわったハイエンドモデル。価格は5万円弱と高価なので、安いワイヤレスヘッドホンが欲しい人にはあまり適していません。
また、JBLのヘッドホンは、アプリでサウンドや機能を自分好みにカスタマイズできるのが魅力。「沢山機能があっても使いこなせない」「高音質が再生できれば十分」という人は、別のワイヤレスヘッドホンもぜひチェックしてみるのもありです。
関連記事:コスパ最強!ハイレゾ対応ヘッドホンおすすめ20選!有線・ワイヤレスモデルも
関連記事:音質最強はどれ?ワイヤレスヘッドホンランキング17選!おすすめ商品や口コミも
【M2との違い】Tour One M3のスペック
まずは、JBL Tour One M3のスペック・機能を紹介します。前モデルのTour One M2との違いや進化した点をまとめているので、レビューを見る前にチェックしておきましょう。
Tour One M3 | Tour One M2 | |
価格 |
|
39,600円 |
重量 | 278g | 272g |
ドライバー | 40mmマイカドームドライバー | 40mmPU+LCPドライバー |
コーデック |
|
|
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 |
ノイズキャンセリング | 新リアルタイム補正機能付きノイズキャンセリング 2.0 | リアルタイム補正機能付きノイズキャンセリング |
連続再生時間 |
|
|
充電時間 | 2時間 | 2時間 |
マイクの数 | 10個 | 8個 |
イコライザー | 6種類 | 5種類 |
Personi-Fi | 3.0 | 2.0 |
空間サウンド | ○ | ○ |
ヘッドトラッキング機能 | ○ | – |
DAC内蔵 | ○ | – |
リラックスサウンド | ○ | – |
- トランスミッター付きモデルが登場した:Bluetooth非対応機器でもワイヤレスで音楽を楽しめる
- ドライバーの素材が変わった:音の解像度や表現力が向上し、よりクリアで臨場感あるサウンドを再生できる
- 新たにLDACコーデックに対応した: ハイレゾ音源を高品質なワイヤレス接続で楽しめる
- バッテリー持ちが良くなった:長時間の外出や移動でも充電を気にせず使える
- ノイズキャンセリング機能が進化した:騒音の多い環境でも、より静かで集中しやすいリスニングが可能に
- ヘッドトラッキング機能が追加された:頭の動きに合わせて音場が変化し、没入感の高い立体音響を体験可
- 内蔵マイクが増えた:通話時やオンライン会議で相手に自分の声がより明瞭に伝わる
編集部
待望のLDAC対応で、パワフルかつバランスの良い高音質サウンドを堪能できる
JBL Tour One M3の最大の特徴は、高音質コーデックLDACに対応したこと。M2では有線接続時のみハイレゾ音源の再生が可能でしたが、Tour One M3ではワイヤレスでも有線でもハイレゾ音源を楽しめるようになりました。
また、進化したリアルタイム補正機能付きノイズキャンセリングを搭載したことで、よりノイズの少ない環境での音楽再生が可能に。さらに、バッテリー性能が大幅に進化しており、最大70時間の長時間再生を実現しています。
【実機で検証】Tour One M3を徹底レビュー
Tour One M3の同封品
- JBL Tour One M3
- USB Type-C to Type-Cケーブル
- USB Type-C to 3.5mmケーブル
- USB Type-C to Type-Aアダプタ
- 専用キャリングケース
- 保証書
- クイックスタートガイド
- 説明カード
すっきりとした外観に!セミマット加工で高級感あり
Tour One M3は、M2とサイズ・重さはほとんど同じ。デザインはわずかに変化しており、丸みがありつつ、すっきりとした見た目に仕上がっています。
また、セミマットっぽい質感になっているのも特徴。M2は光沢が強いせいか安っぽい印象を受けましたが、Tour One M3は高級感があります。
つけ心地◎ふかふかのクッションで耳を覆ってくれる
Tour One M3は、イヤーパッドとヘッドバンドにプロテインレザーが使用されており、もちもち・ふかふかとした手触りを味わえます。耳をしっかりと覆ってくれるのに、不快感・圧迫感はありません。ヘッドバンドは、12段階で長さ調整が可能です。
検証では、装着して3時間程度で頬あたりが蒸れてしまいましたが、オーバーイヤー型のヘッドホンとしては十分な使い心地。ハウジング部分が大きすぎないので、装着したときの「乗っけている感」が少ないのも嬉しいポイントです。


また、Tour One M3は折りたたんでケースに収納できるので、出先への持ち運びやすさにも優れているなと感じました。
高解像度サウンド!JBLならではの力強い重低音も健在
Tour One M3は、ドライバーに「マイカ」と呼ばれる素材を使用しており、深みのある低音域や伸びのいい高音域を再生できます。また、軽さ・剛性も持ち合わせているのもマイカ製ドライバーの特徴です。
高音域
Tour One M3は音のレスポンスが良く、高音域に伸びがある印象。無理に響かせている感じはなく、弦楽器やピアノの音がきれいに響きます。また、高音域は生音っぽさがあるため、楽曲全体の臨場感がグッと高まる印象です。
中音域
Tour One M3は、全体的にサウンドの解像度が増しています。中音域もしっかり前に出るので、ボーカルラインが埋もれず、楽曲の良さをふんだんに引き出してくれました。また、中音域は透明感があり、なめらかさも加わっています。
低音域
低音域は、「これぞJBL」という力強さがあります。切れのあるベースラインを表現することで、楽曲のメリハリ感を演出しているのが魅力。とはいえ、低音だけが無遠慮に響くのではなく、上品なサウンドにまとまっていると感じました。
立体感
Tour One M3は空間サウンドが進化しており、残響や音の定位性をよりリアルに表現してくれます。疑似的なバーチャルサウンドではあるものの、聞こえ方はごく自然で、映画やゲームを没入感たっぷりに楽しめました。
また、ヘッドトラッキング機能では、頭の動かし方によって音の位置が変化します。オンにしてみると、ヘッドホンからではなく、その場で音が鳴っているような感覚に。もちろんヘッドトラッキングをオンにしなくても、十分に立体感はあります。
相性のいいジャンル
- J-POP
- K-POP
- ロック
- EDM
- ポップス
- ジャズ
- クラシックなど
Tour One M3は、メリハリのある高品質なサウンド。高音域~低音域のバランスがよく、さまざまなジャンルの楽曲に合います。また、サウンドの立体感や定位性にも優れており、映画鑑賞・ゲームなどにもおすすめです。
ハイレゾ音源も再生可能!切り替えに時間・手間がかかる
Tour One M3は、新たにLDACコーデックに対応しており、ワイヤレスでもハイレゾ音源を再生できます。ハイレゾ再生をするには、事前にアプリで「ハイレゾオーディオ」をオンにする必要があることは留意しておきましょう。なお、iPhoneはLDACに対応していないため、アプリにハイレゾーディオの切り替えボタンは表示されません。
実際にLDAC対応のAndroidスマホでハイレゾ音源を再生してみると、サウンドの立体感・迫力がグッと増しました。
空間サウンドと聞き比べてみると、ハイレゾは臨場感のあるきれいな音、空間サウンドは立体的なシャリシャリサウンドという印象。人によって好みは分かれますが、音楽鑑賞ならハイレゾ、動画視聴・ゲーム用なら空間サウンドがおすすめです。
一方で、ハイレゾオーディオと空間サウンドは、同時に使うことはできません。また、ハイレゾをオフにすると、アプリが再起動されてしまうのはマイナスポイントです。自動で音楽も止まってしまうので手動で再生し直す必要があり、若干手間がかかります。
イヤーパッドの遮音性は◎大音量にしても音漏れしない
ヘッドホンを購入する上で、イヤーパッドの遮音性は気になるポイント。Tour One M3は、イヤーパッドが耳をすっぽりと覆ってくれるため、音量を上げてもほとんど音漏れしません。カフェや電車などで周囲を気にせずに音楽を楽しめますね。
ノイズキャンセリング機能が進化!低~中音域のノイズに強い
Tour One M3は、前モデルと比べてノイズ除去効果が最大13dB向上した、進化版ノイズキャンセリング機能を搭載しています。
この進化を支えるのは、8個の内蔵マイクと新しいリアルタイム補正機能です。特に低〜中音域のノイズ低減効果が高まり、周囲の雑音や風切り音をしっかりカット。ホワイトノイズや圧迫感もなく、上位モデルらしい完成度に仕上がっています。
外音取り込み機能を使うと、自分の声や環境音がより自然に聞こえる
Tour One M3は、外音取り込み機能も優秀。JBLの外音取り込みは音がこもりやすい印象がありましたが、Tour One M3は自分の声や環境音を自然に聞き取れます。
Tour One M3の外音取り込みは、「アンビエントアウェアモード」と「トークスルーモード」の2種類です。どちらのモードも周囲の音がはっきりと聞こえますが、特に、トークスルーモードではホワイトノイズがなく、スムーズに相手と会話ができました。
- アンビエントアウェアモード:音楽の音量はそのままで、外音を取り込む。
- トークスルーモード:自動で音楽の音量を下げて、外音を取り込む。
車の接近音や電車のアナウンスなど、音楽を聴きながら周囲の状況を確認したいときはアンビエントアウェアモード、レジなどで店員と会話するときはトークスルーモードと、場面に応じて使い分けると便利です。
マイク品質も良し!クリアな音声を相手に届けられる
今回は、Tour One M3の通話性能についても検証。Tour One M3は、AIアルゴリズムを採用したアダプティブビームフォーミングマイクを搭載しており、雑音や反響音の方向を検知しながら最適なノイズ除去効果を発揮します。
実際に使ってみると、相手の声・自分の声のどちらも非常にクリア。外音を取り込みながらの通話も可能で、ヘッドホンをつけていないような感覚で自然に会話ができました。
下記ではTour One M3のマイク音質をチェックできます。ぜひ聞いてみてください。
また、サウンドレベルオプティマイザー機能を搭載しているのもTour One M3の特徴。サウンドレベルオプティマイザーとは、相手の声が小さすぎる・大きすぎるときに音量を最適化してくれる機能です。
まずは大声から試してみましたが、オン時とオフ時の差はさほど感じられず。いずれも耳に響くような不快さはありませんでした。ところが、小声で試してみると効果は一変。オフでは相手の声がかすれて聞き取りづらかったのが、オンにすると耳元で囁かれているようなクリアさに変わりました。
こちらがヒソヒソ声で話しても、相手からは「ちゃんと聞こえる!」との反応。声を張れないカフェやオフィス、夜間の自宅など、静かな環境での通話時にかなり重宝しそうです。
タッチ&ボタンで操作できる。誤操作しやすいのがネック


Tour One M3は、音量調整・電源などの物理ボタンに加えて、ハウジング部分がタッチ操作に対応しています。アプリを使えば、ボタン・タッチパネルの割り当てを変更できます。


ヘッドホン単体でできる操作が多いのはメリットですが、ヘッドホンのズレを直すときに誤タップしてしまうのは難点。また、ボタンとタッチで操作を分けずに、スライド操作などで音量を調整できればさらに便利だと感じました。
アプリは多機能!各機能のカスタマイズや聴覚診断ができる
- ノイズキャンセリング・外音取り込みの切り替え
- 外音取り込みの強度の調整
- サウンドモードの切り替え
- タッチのカスタマイズ
- ハイレゾオーディオの切り替え
- 空間サウンドの切り替え
- スマートトーク機能の切り替え
- 通話時のサウンド設定など
Tour One M3に限らず、JBLのヘッドホンは機能が豊富。アプリでは、ノイズキャンセリング・外音取り込みの切り替えはもちろん、各機能の細かい設定などができます。
アプリ内で設定できる「スマートトーク」は、声を発したときに自動で外音取り込みに切り替わる機能。自分が話し始めると音量がぐっと下がり、ほぼ音が聞こえなくなるほど静かになります。ただし、口ずさんだり歌ったりしても反応し、意図せず音量が下がってしまうこともあるので注意が必要です。
また、アプリでは、オーディオモード・ビデオモードの切り替えも可能。ビデオモードでは遅延が抑えられるため、動画視聴・ゲームなどにおすすめです。ただし、切り替えに数秒かかる上、再生中の音楽が止まってしまうのが残念。もう少しスムーズに切り替えができれば使いやすさが向上すると感じました。
ペアリングはスムーズ!マルチポイントも問題なし
Tour One M3との接続は簡単。Androidスマートフォンだと、Tour One M3の電源を入れて近付けるだけでスマートフォンがペアリングを提案してくれます。
また、Tour One M3は2台の機器を同時接続できる「マルチポイント」に対応しています。今回は、iPhoneとMacBook、AndroidとiPhone間での接続切り替えのスムーズさを検証しました。
iPhoneとMacBook間の検証では、なぜか初回のみ接続がスムーズにできず、iPhoneのBluetoothを一度オフにしたり、Bluetooth一覧からTOUR ONE M3をタップして接続し直したりする必要がありました。
しかし、その後はMacBook→iPhoneもiPhone →MacBookもスムーズ切り替え可能に。MacBook側でYouTube見ていてもスマホに着信があれば切り替わり、通話終了後はMacBookに戻りました。
AndroidとiPhone間でも問題なく、着信の応答や音楽の再生をシームレスに切り替えができました。Tour One M3はマルチポイントの接続性も大きな問題はありません。
編集部
バッテリー持ちは十分。急速充電対応で使い勝手◎
Tour One M3は、ノイズキャンセリングオンで最大30時間、オフで最大70時間の長持ちバッテリーを採用しています。
検証では、音楽再生・ノイズキャンセリング・イコライザーの調整などをしつつ、10時間経過した時点でバッテリー残量は60%でした。移動だけでなく、仕事・作業中に使うことを考えても、バッテリー持ちは十分です。
充電は、付属のUSB Type-Cケーブルで行います。急速充電に対応しており、たった5分の充電で約5時間の再生ができるので、お出かけ前にサッと充電したいときも便利ですね。
ゲームや動画編集に使いたい人はトランスミッター付属モデルを

出典:amazon.co.jp
Tour One M3には、トランスミッター付きモデルと、トランスミッター無しモデルがラインナップされています。トランスミッターとは、USBでPCやゲーム機と接続し、音声をワイヤレスでヘッドホンに送るための機器です。Bluetooth機能が搭載されていないゲーム機・テレビなどでもワイヤレス接続を叶えます。
PCにトランスミッターを接続しつつ、スマートフォンとはBluetoothで接続することで、2台同時接続(マルチポイント)も可能。トランスミッターを使用したワイヤレス接続は、Bluetoothよりも低遅延で安定した通信が可能なため、ゲームや動画編集など音ズレが気になる作業に最適です。
また、Tour One M3に付属しているトランスミッターにはディスプレイが搭載されており、そこから音量調整、ノイキャン/外音取り込み切り替え、Bluetooth接続デバイスの切り替え、空間サウンドモード変更、イコライザー設定ができます。さまざまな操作をアプリを開かずに行えるので便利ですよ。
さらに、Auracast機能にも対応しており、飛行機内のコンテンツもワイヤレスで視聴できます。出張や旅行が多い人、PCとスマホを頻繁に切り替えて使う人はぜひチェックしてみてください。
- ゲームや動画編集をワイヤレスで快適に行いたい人
- 飛行機内などでワイヤレスヘッドホンを使いたい人
- 複数の機器にヘッドホンを同時に接続したい人
Tour One M3の口コミ・評判
ここまではPicky’s編集部によるTour One M3のレビューを紹介してきましたが、ここからは実際に商品を購入した人たちの口コミを紹介します。高評価・低評価の口コミの両方をまとめているので、気になる人は目を通しておきましょう。
Tour One M3のいい口コミ
- イヤーパッドの内側にゆとりがあって、耳が痛くなりにくい
- 低音域は深みがあり、中~高音域の表現が繊細
- 音楽も映画もゲームも1台で楽しめる万能ヘッドホン
まず目立ったのは、装着感についての口コミ。「もちもちのクッションで気持ちいい」「イヤーパッドが深くて圧迫感がない」といった声があり、作業や仕事用として長時間装着することが多い人にも安心です。
また、Tour One M3には「価格相応のハイクオリティな音質」「低音域が強いだけでなく、奥深さがある」といった口コミも。トランスミッターによる低遅延接続にも対応しており、「音楽だけでなく、映画やゲーム用にも正解」との声が見られました。
Tour One M3の悪い口コミ
- 機能は多いけど、設定や切り替えが面倒
- 価格が高く、購入に躊躇してしまう
- 夏場に使うと蒸れて汗をかく
一方で、「機能が多くて持て余してしまう」「モードの切り替えがやりにくい」など、機能性に不満を感じる人も。とはいえ、カスタマイズ性が高いのはTour One M3の魅力の1つです。アプリやトランスミッターを活用して、自分好みの音質を見つけてみてください。
また、「価格が高い」というリアルな口コミも見られました。Tour One M3はJBLのフラッグシップモデルにあたり、価格はトランスミッター無しモデルで5万円弱です。決して安くはないものの、音楽・映画・動画編集などに万能に使えるため購入して損はありません。
Tour One M3のよくある質問
JBL Tour One M3はどこで購入できる?
JBL Tour One M3の日本発売日は?
JBL Tour One M3に取扱説明書はある?
Tour One M3レビューまとめ
- Tour One M3は解像度に優れた高品質サウンドが魅力
- 進化したノイズキャンセリング機能を搭載
- トランスミッターでワイヤレス接続&操作が簡単に
この記事では、JBL Tour One M3について紹介しました。Tour One M3は、音質やノイズキャンセリング機能の完成度が高く、音楽鑑賞からゲームまで幅広い用途におすすめのモデル。ぜひ本記事をチェックして、Tour One M3の購入を検討してみてください。