HUAWEIから2025年4月に発売された「HUAWEI Band 10」。1万円以下と低価格ながら、スマートバンドに必要な機能を一通り搭載していてコスパが優れています。前モデルにはないアルミ合金を使用した「Aluminum Edition」が追加され、高級感のある見た目も魅力的です。
しかし、「HUAWEI Band 9と何が違うの?」「同価格帯のXiaomi Smart Band 9とどっちにするか迷う」と悩んでいる人は多いはず。また、HUAWEI Band 10の計測精度や使用感も気になりますよね。
そこで本記事では、HUAWEI Band 10の機能や使用感をPicky’s編集部が徹底検証。実際に使用してわかった良かった点・悪かった点、旧モデルやXiaomi Smart Band 9との比較もご紹介します。HUAWEI Band 10が気になっている人はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
HUAWEI Band 10レビュー結果




HUAWEI(ファーウェイ)はスマートウォッチ・スマートバンドを多数販売している中国の電子機器メーカー。今回ご紹介する「HUAWEI Band 10」は、2025年4月10日に発売されたHUAWEIのスマートバンドの最新モデルです。
まず、Picky’s編集部によるHUAWEI Band 10の総合評価からチェックしてみましょう。大きさ・デザイン・睡眠記録の精度など、独自の14項目を実際に使って徹底検証しました。
大きさ・重量 | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
充電速度 | ◎ |
バッテリー持ち | ◎ |
ディスプレイの見やすさ | ◎ |
操作のしやすさ | ◎ |
メッセージアプリの通知・返信機能の使いやすさ | ○ |
睡眠記録の精度 | ◎ |
情緒モニタリング | ◎ |
その他ヘルスケア機能の見やすさ | ◎ |
ワークアウトモード | ○ |
音楽再生機能 | ◎ |
文字盤の種類 | ◎ |
高評価だったポイント:睡眠記録が充実していて精度が高く、着け心地も抜群
- 睡眠記録の精度が高く、測定できるデータが多い
- 14~15gと軽量で着け心地がいい
- 機能が多いのに安価でコスパが高い
- デザインがおしゃれで無料文字盤も充実している
HUAWEI Band 10は睡眠記録の精度が優れていて、分析も細かいのが高評価。仮眠もしっかり計測されていて、睡眠を改善するコツも紹介してくれるので、生活改善に役立てられると感じました。
また、通常モデルが約14g、Aluminum Editionが約15gと軽量なのも好評です。Picky’s編集部ではAluminum Editionを使用してみましたが、重さは全く気になりませんでした。
微妙だったポイント:通話機能がなく、iPhoneでは返信機能が使用できない
- iPhoneでは返信機能が使えない
- 通話機能がない
- ワークアウトの自動検出がうまく作動しなかった
一方で、HUAWEI Band 10は通話機能がありません。低価格モデルなので仕方がない部分ですが、着信時にスマホなしで通話できるとより便利だと感じました。また、Androidでは定型文や絵文字で返信できるクイック返信機能が使えますが、iPhoneではクイック返信機能が使えないのも残念なポイントです。
さらに、Picky’s編集部で検証した時点ではワークアウトの自動検出もうまくできませんでした。自動検出が機能しない場合は、手動でワークアウトを開始させる必要があります。
HUAWEI Band 10を買うべき人
- 初めてスマートウォッチ・スマートバンドを購入する人
- 睡眠記録をしっかり収集して生活習慣を改善したい人
- コスパ重視の人
- Android・Huawai端末を使用している人
- HUAWEI Band 6・7・8からの買い替えを検討している人
HUAWEI Band 10は軽量・コンパクトなので、初めてスマートバンド・スマートウォッチを使う人でも違和感なく着用できます。価格も安く、スマートバンドの入門機にぴったりです。
睡眠の質を向上させて健康的な生活を送りたい人にもおすすめ。計測結果に基づいた細かい睡眠アドバイスはとても参考になります。HUAWEI Band 8以前のモデルを使っている人にはHUAWEI Band 10への買い替えがおすすめ。センサーの精度が上がったりバンドの素材がフルオロエラストマーになったりと、性能の向上を感じられますよ。
HUAWEI Band 10をおすすめしない人
- スマートウォッチで通話したい人
- iPhoneを使っていて、スマートウォッチでメッセージに返信したい人
HUAWEI Band 10では通話できないため、電話対応時にスマホを操作したくない人には不向きです。スマートバンドはスマートウォッチより小型で機能が少なめな傾向があり、通話機能がないモデルが多いです。通話機能が必要な人は他のスマートウォッチを検討しましょう。
また、iPhoneの場合はApple Watchの方が返信機能を利用できる分使いやすい可能性が高いです。iPhone使用者はApple Watchもチェックしてみてくださいね。
関連記事:完全解説!スマートウォッチおすすめ35選【日本メーカー・Android用・機能一覧比較】
関連記事:【マニアが比較】おすすめNo1のApple Watchはどれ?初心者向け、値段を比較
【9と比較】HUAWEI Band 10のスペック・できること
ここでは、HUAWEI Band 9と比較しながら、HUAWEI Band 10のスペックを詳しく見ていきましょう。
機種 | HUAWEI Band 10 | HUAWEI Band 9 |
定価 |
|
8,580円 |
サイズ | 幅24.86×高さ43.45×厚み8.99mm | 幅24.45×高さ43.45×厚み8.99mm |
重量 |
|
約14g |
本体の材質 |
|
耐久性ポリマー |
バンドの材質 | フルオロエラストマーベルト | フルオロエラストマーベルト |
ディスプレイ | 1.47インチAMOLED | 1.47インチAMOLED |
稼働時間 | 最長14日間 | 最長14日間 |
防水性能 | 5ATM | 5ATM |
センサー |
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|
急速充電 | 約5分で2日分の充電が可能 | 約5分で2日分の充電が可能 |
クイック返信機能 | Android・Huawai端末のみ対応 | Android・Huawai端末のみ対応 |
睡眠計測 | TruSleep 4.0(睡眠分析機能が充実) | TruSleep 4.0 |
健康管理機能 |
|
|
カラーバリエーション |
通常モデル
Aluminum Edition
|
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HUAWEI Band 10のスペックを9と比較
- アルミ合金モデルが登場
- 通常モデルで比較すると定価が安くなった
- 睡眠分析機能が充実
- 情緒モニタリング機能が搭載された
HUAWEI Band 10ではアルミ合金を使用したAluminum Editionが登場。1万円以下とは思えない高級感のある見た目・質感です。アルミ合金モデルの登場に伴い、耐久性ポリマーを使用したモデルの定価が旧モデルより安くなっています。
機能面では睡眠分析機能が充実している点が注目ポイント。具体的には、睡眠時の呼吸乱れや心拍変動(HRV)をモニタリングできます。HRVの測定によって健康状態やストレス・リラックス状態をチェックできるのが魅力です。
また、情緒モニタリング機能が搭載され、快適・普通・深いの3段階で精神的な状態も記録できるようになりました。不快状態が長く検出されるとリラックスするようにアドバイスしてくれるので、精神的な負担を抱えがちな方も安心です。
関連記事:HUAWEI Band 9を実機レビュー!8との違いや睡眠記録の精度を検証
HUAWEI Band 10でできること・できないこと
- 天気や時刻の確認
- タイマー・アラーム・カレンダー・リマインダーなどを使ったスケジュール管理
- 心拍数測定・睡眠計測などを使用した健康管理
- メッセージ・LINE・電話などの受信をバイブで通知
- メッセージ・LINEなどへのクイック返信(iOS非対応)
- 再生している音楽・動画の操作
- サイクリング・水泳などワークアウトの計測
- リモートシャッター(Android非対応)
- ディスプレイの常時表示(AOD)
HUAWEI Band 10は通知・健康管理・タイマーなどの基本的な機能を搭載。スマホがAndroidかiPhoneかによって対応していない機能もありますが、クイック返信やカメラ操作など一部のスマホ操作にも対応しています。また、ディスプレイの常時表示に対応しているので、普通の腕時計のように時刻確認もできます。
- GPS測定
- スマートバンド内に音楽を保存
- 通話
- NFCやQRコードを利用した決済(マレーシア・フィリピン・マカオではQRコード使用可)
- 血圧測定・心電図計測のような医療機器としての使用
一方で、HUAWEI Band 10にGPSは搭載しておらず、スマホなしでの位置情報トラッキングはできません。本体に音楽を保存する機能もなく、操作するのみ。通話機能は搭載されておらず、NFC・QRコードを使った決済にも非対応です。スマートバンド単体で使うのではなく、スマホと組み合わせて使用するのに向いています。
【実機で検証】HUAWEI Band 10を徹底レビュー
HUAWEI Band 10のパッケージ内容
- HUAWEI Band 10本体
- 充電ケーブル
- 設定ガイド
設定ガイドに初期設定の手順が記載されていて、初めてスマートバンドを使う人でも迷わずに設定できます。また、設定ガイドは公式サイトでも公開されているので、なくしてしまった際はそちらをチェックしましょう。
スリム・コンパクトで目立たずおしゃれなデザイン
HUAWEI Band 10は画面がコンパクトで悪目立ちしません。Picky’s編集部で使用したAluminium Editionはマットな質感が好印象で、おしゃれな雰囲気。通常モデルの真っ黒のプラスチックよりも高級感があります。
カジュアルな服装にもフォーマルな服装にも合わせやすいと感じました。スリムで机や壁にぶつけにくく、日常生活で安心して着用できます。
軽量で装着感も抜群!就寝中も気にならない
重量はディスプレイ部分だけで約15g、バンドを付けて30gです。高級素材のフルオロエラストマーが使われているバンドで蒸れが気にならず、就寝中も邪魔に感じませんでした。
ベルト穴もたくさんあり、フィット感を細かく調整できるのが高評価。検証では女性スタッフの腕にしっかりフィットしました。健康データの計測もきっちりできそうで安心感があります。
タッチの反応がよく快適な操作性
HUAWEI Band 10はタッチの感度も良好です。1万円以下の安価なモデルですが、スクロール・スワイプの引っかかりもなく快適な使い心地。サイドボタンも押しやすく、日常生活で使いにくいと感じるシーンはありませんでした。
実際の操作中のディスプレイの様子は以下の動画で確認できます。
ディスプレイがきれいで屋外でも見やすい
発色のいいAMOLEDディスプレイを搭載していて視認性が抜群。明るい屋外で運動中にも使用してみましたが、見にくいと感じるシーンはありませんでした。ディスプレイが小さめでも文字がくっきり見えるので、ストレスなく使用できます。
メール・着信の確認が可能、iPhoneではLINE・メールに返信不可
HUAWEI Band 10ではメッセージアプリの通知を受け取れます。絵文字は「(絵文字)」として表示されますが、メッセージの内容を確認できます。削除ボタンも表示されるので、不要な通知はその場で削除できますよ。
画面が小さいので、HUAWEI Band 10で内容を全てチェックするのは難しいです。用件だけ確認して、すぐ返信しないといけない場合はスマホを取り出すといった使い方が便利だと感じました。なお、iPhoneでは返信機能は使用不可。Android・HUAWEI端末では定型文・絵文字を使って返信できます。

登録名がない場合の着信画面

登録名がある場合の着信画面
電話帳に登録している相手からの着信は登録名が表示され、登録していない場合は電話番号が表示されます。ただし通話機能はなく、HUAWEI Band 10から着信の応答はできません。電話に出ないときはHUAWEI Band 10のボタンで電話を切れる点は便利でした。
通知に対応しているアプリはメッセージアプリをはじめ、Instagram・XなどのSNSやカレンダー、ヘルスケアなど。個別にオン・オフを設定できるので使いやすいです。
睡眠記録の精度が優秀!仮眠もしっかり記録してくれる
HUAWEI Band 10の睡眠記録はとても高精度。仮眠をとったときもしっかり計測されていて、睡眠時間が合計で何時間かも教えてくれました。睡眠の質が点数で表示されるのもわかりやすく、点数が悪いときは気をつけようと思えます。
分析は本当に細かく、「分析と提案」という箇所で「昨夜の睡眠の質は平均以下でした。過去7回発生してます。長期的な睡眠不足は免疫システムを低下させ、神経衰弱や胃腸疾患につながる可能性があります。」などの注意喚起が表示されました。
毎日睡眠結果によって文章が違うのでとても参考になります。提案の箇所では「就寝前に温かい足湯を試してみてください。神経終末が刺激されて頭がスッキリし、眠りにつきやすくなって不快睡眠が促進されます。」というようにアドバイスをくれるのも、とてもありがたい機能です。
睡眠中の呼吸乱れまで測定できるのが特徴
記録の正確さだけでなく、分析の内容も充実。「入眠時間」「睡眠中の呼吸の乱れ」「睡眠の規則性」といった細かいデータまで計測して、問題がないかチェックしてくれます。睡眠中呼吸乱れ検知は他の安価なスマートバンドにはあまり搭載されていない注目の機能です。
長期間の睡眠データを記録し、グラフで確認できる
また、1週間・1か月間・1年間のデータを総括してくれます。睡眠スコアだけでなく、睡眠の不安定さをグラフで可視化できるのも高評価。数値のみよりもグラフがある方がわかりやすく、改善に努めようというモチベーションにつながると感じました。
Xiaomi Smart Bandとの睡眠データの違いを比較
参考として、Xiaomi Smart Band 8の計測結果もご紹介します。睡眠の分析や改善の提案はどちらの機種でも可能ですが、HUAWEI Band 10にある「呼吸検知機能」はXiaomi Smart Bandにはありません。データの量もHUAWEI Band 10の方が膨大で「睡眠の点数」「睡眠効率」「呼吸の質」など計測項目が多いです。睡眠測定の機能を重視するなら、HUAWEI Band 10がぴったりです。
情緒モニタリングは細かい精神状態の変化を記録してくれる



情緒モニタリングでは精神状態を快適・普通・不快で教えてくれます。情緒のステータスに応じてパンダの表情が変わる文字盤もありますよ。不快感やストレスはなかなか自覚できない場合もあるので、可視化できるのはとても有益ですね。
不快が続いていると呼吸エクササイズが提案されるので、気持ちをリセットするのに役立ちます。自分でストレスや情緒モニタリングの結果を確認する必要がないのも使いやすくて好評です。
情緒データは時間帯ごとにチェックでき、後からの振り返りにも便利です。不快な時間をできるだけ減らして、精神的な健康の向上も目指せます。
情緒とストレスは同じ画面で切り替えて表示可能。Picky’s編集部で情緒のステータスとストレスの値を比較してみましたが、不快と判断されたときでもストレスの結果は正常でした。
情緒モニタリングはストレス値の測定よりも細かい変化を計測しているようです。2つのデータを活用すれば、気がつかない間に負担がたまってしまうのを避けられそうですね。
ヘルスケアの記録はグラフで見やすい


睡眠・情緒以外のヘルスケア機能についても、日・週・月・年の単位で確認できます。ひと目で数値の変化をチェックできるグラフ表示もあり、生活習慣の改善に取り入れやすいと感じました。
ワークアウトの自動検出はいまいち、応援でモチベーションアップ
事前にワークアウトの自動検出機能をオンにしておくと、ワークアウト開始時に自動で計測を始めてくれる機能も搭載されています。ただ、Picky’s編集部がウォーキングで試してみたところ、10分程度歩いても自動検出してくれませんでした。2回試しても失敗したので、自動検出機能を使いたい方は要注意です。
自動検出機能が使えないときは手動で開始ボタンを押すと計測が始まります。
なお、GPS機能が搭載されていないため、GPS情報を記録したいならワークアウト開始時にスマホがGPSを検出するのを待つ必要があります。
ワークアウト未達成のときは目標まであとどのくらい運動すればいいかを表示し応援してくれるので、運動不足の解消に役立ちます。歩数や時間を確認するために途中でスマホを触ると、集中力が途切れてやる気がなくなるケースも多いですよね。目標を達成するまでスマホを触らなくていいので、エクササイズに集中しやすいと感じました。
目標を達成すると「自分をほめてあげてください!」と表示され、達成感を感じられます。ワークアウトの継続に意欲が湧きますよ。
バッテリー持ちは良好で充電の手間を減らせる
Picky’s編集部で検証しながらHUAWEI Band 10を使ってみたところ、4日目で58%、7日目で28%まで充電が減っていました。公式のスペックでは最長14日間、ヘビーユーズするときは8日間バッテリーが持つと記載されています。
ワークアウトや通知などの機能を一通り使って1週間以上バッテリーが持つのはとても便利ですね。充電が面倒に感じる人でも使いやすいですよ。
充電は高速、充電のしやすさはそこそこ
Picky’s編集部で充電してみたところ、30分間で28%から95%まで充電できました。公式が発表しているスペックでは約45分でフル充電できるので、スペック通りの性能ですね。充電に時間がかからず、入浴中や出かける前の準備中などにさっと充電できるため使い勝手が抜群です。
一方で、充電器はマグネットで外れにくい構造にはなっていますが、固定の場所にはめ込む必要がありズレてしまう可能性もあります。Apple Watchでは充電器の土台のどこに置いても充電できるため、比較すると少し使いにくく感じました。
また、付属の充電ケーブルがUSB Type-Aなのも少し残念。最近はUSB Type-Cが一般的になっているので、HUAWEI Band 10もUSB Type-Cで充電できればより気軽に充電しやすいと感じました。
音楽再生機能は幅広いアプリに対応
HUAWEI Band 10はスマホで再生している音楽の再生・一時停止・曲送りなどの操作ができます。移動中に音楽や動画を流しているときも、いちいちスマホを取り出さなくていいので便利ですね。



複数のアプリで操作を試してみたところ、YouTubeアプリ・TVer以外はタイトル表示・一時停止・再生・スキップ・戻すの操作ができました。YouTubeアプリ・TVerはタイトルではなく「音楽」と表示されましたが、一時停止・再生・スキップ・戻すの操作はできます。
- YouTube(アプリ・Webブラウザ)
- TVer
- Amazon Music
- Amazon Prime Video
- Netflix
- Disney+
無料文字盤だけで数百種類以上!自分好みの文字盤を見つけられる
HUAWEI Band 10の文字盤には有料・無料どちらもありますが、無料の文字盤だけで数百種類以上あります。かわいいものからかっこいいものまでバリエーションが豊かで、毎日着せ替えるのも楽しそうだと思いました。量が多いので全部を確認するのは大変ですが、自分好みの文字盤を見つけられますよ。
有料の文字盤は無料のものより凝ったデザイン。ウォッチフェイスの見た目にこだわりたい人はチェックしてみましょう。
HUAWEI Band 10の口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部での実機レビューをご紹介しましたが、ここからは実際にHUAWEI Band 10を使っている人たちの口コミ・評判をチェックしてみましょう。長期間使用している人の意見も多いので、購入を迷っている人や使い勝手が気になる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
HUAWEI Band 10のいい口コミ
- 軽量・コンパクトなのに文字が見やすくて使いやすい
- 充電持ちがよく健康管理にぴったり
- 安価なのに機能がたっぷりでコスパが高い
いい口コミで多かったのが「軽量・コンパクトで着用感がいい」との意見。着けているのを忘れるほどの装着感で、睡眠記録やエクササイズの計測などに使いやすいと好評です。「充電持ちがいいから入浴時だけ充電し、他は着けっぱなしで健康データを集められる」との声もありました。
また、「コスパが高い」と評価する人も多かったです。通知・健康管理・ワークアウト計測・音楽再生などの機能が搭載されているのに、定価が通常モデル6,800円、Aluminium Edition8,580円。低価格で豊富な機能を体験できます。
HUAWEI Band 10の悪い口コミ
- バイブが弱くてアラームに気づきにくい
- iPhoneでは使えない機能がある
HUAWEI Band 10はいい口コミが圧倒的に多いですが、「バイブが弱くてアラームに気づかない」との意見もありました。ただ、通知の振動が小さいのはスマートバンド全般にいえることです。HUAWEI Band 10は画面がきれいで見やすいので、通知を確認できるタイミングでは画面を見てみるよう心がけましょう。
また、「iPhoneでは一部使えない機能があるのが残念」との声も。例えば、クイック返信機能はAndroid・Huawai端末のみ対応の機能です。こちらについてもスマートバンド全般にいえることなので、iPhoneとの連携機能を重視するならApple Watchを検討しましょう。
関連記事:【最新モデルを比較】HUAWEI(ファーウェイ)スマートウォッチおすすめ18選
Xiaomi Smart Band 9とどっちがおすすめ?
HUAWEI Bandシリーズと同じくコスパの高さで人気なXiaomi Smart Bandシリーズ。それぞれの最新作「HUAWEI Band 10」と「Xiaomi Smart Band 9」を徹底比較して、どちらがどんな人におすすめか解説します。
モデル | HUAWEI Band 10 | Xiaomi Smart Band 9 |
定価 |
|
5,480円 |
ディスプレイ | 1.47インチAMOLEDディスプレイ | 1.62インチAMOLEDディスプレイ |
解像度 | 368×194 | 490×192 |
重さ |
|
15.8g |
バッテリー | 最長14日間 | 最長21日間 |
充電 |
|
約1時間で満充電 |
センサー |
|
|
ワークアウトモード数 | 100種類以上 | 150種類以上 |
防水機能 | 5ATM | 5ATM |
バンド素材 | フルオロエラストマー | TPU |
Google Fitとの連携 | -(中継アプリが必須) | ○ |
主な機能 | 心拍変動解析・情緒モニタリング機能などを計測可能 |
ランニングクリップで運動を詳しく計測可能 |
関連記事:最新モデル別比較!Xiaomiスマートウォッチおすすめ10選!HUAWEIとの違いも解説
HUAWEI Band 10がおすすめな人
- 軽さ・着け心地を重視する人
- 健康データの収集が目的の人
- 急速充電機能で待ち時間を減らしたい人
HUAWEI Band 10はXiaomi Smart Band 9より軽量・小型で着けている感覚が薄く、バンドの装着感も心地いいです。また、HRV解析・情緒モニタリングなど健康モニタリング機能が豊富で、健康データの収集に適しています。常に身に着けて健康管理したいならHUAWEI Band 10がおすすめです。
バッテリー持ちはXiaomi Smart Band 9の方が優秀ですが、HUAWEI Band 10は急速充電機能を搭載。5分で約2日分の充電ができるため、充電スピードを重視する人はHUAWEI Band 10がおすすめです。
編集部
Xiaomi Smart Band 9がおすすめな人
- バッテリー持ちを重視する人
- できるだけコストを抑えたい人
- スポーツ関連の機能を重視する人
- Google関連のアプリ連携機能を使いたい人
Xiaomi Smart Band 9はバッテリー持ちがよく、約3週間充電不要で使用できます。定価もHUAWEI Band 10より1,000円以上安いです。また、HUAWEIはGoogle関連サービスを利用できないケースがあり、不便に感じる可能性もあります。低価格で使いやすいスマートバンドが欲しいならXiaomi Smart Band 9がおすすめです。
HUAWEI Band 10のワークアウトモード数は100種類ですが、Xiaomi Smart Band 9は150種類と充実。シューズに取り付けてランニングフォームをチェックする「ランニングクリップ機能」も搭載しています。運動データの収集が主な目的の人はXiaomi Smart Band 9がおすすめです。
HUAWEI Band 10と一緒に買うと便利なもの
HUAWEI Band 10と一緒に購入しておきたい便利な関連アクセサリーをご紹介します。使い勝手や見栄えが変わるので、HUAWEI Band 10をもっと使いたくなりますよ。
ファッションに合わせておしゃれを楽しめる「交換バンド」
おしゃれを重視したい人やバンド素材にこだわりたい人は交換バンドをチェック。HUAWEI Band 10は旧モデルと規格が共通なので、たくさんバンドが販売されています。カジュアル向けやビジネス向け、かわいいものからかっこいいものまで、シーンやファッションに合わせて変えられます。
ディスプレイの傷を防ぐ「カバー」「ケース」
ディスプレイが傷つかないように保護カバー・保護ケースを装備しましょう。スマートバンドは気をつけていても机や壁などにぶつけてしまうので、カバー・ケースがあれば安心して使用できます。カバー・ケースについてもHUAWEI Band 9やHUAWEI Band 8と同じ規格なので、旧モデル用の商品が使えますよ。
HUAWEI Band 10のよくある質問
HUAWEI Band 10はどこで購入できる?
HUAWEI Band 10にゴルフのワークアウトモードはある?
HUAWEI Band 10レビューまとめ
- コンパクトで高級感もある高コスパなスマートバンド
- 睡眠記録や情緒モニタリングなど健康管理機能が充実
- 計測データの精度が高くて表示がわかりやすい
今回は「HUAWEI Band 10」についてレビューしました。ビジネスから日常使いまで着用シーンを選ばないおしゃれなデザインで、コスパも優秀。ヘルスケア機能も充実しているので、気軽に健康管理をしたい人はHUAWEI Band 10を活用しましょう。