【小型コードレスも】家庭用の電動除雪機おすすめ5選 !自走タイプ・充電の仕方も紹介

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家庭用除雪機として楽天やamazonで売れている「電動除雪機」。従来のガソリンを入れて稼働させるエンジン式の除雪機とは異なり、電動除雪機はコードレスで使いやすいな機種が多いです。

そんな電動除雪機は小型タイプから中型・大型タイプまで様々な種類がありますが、パワーや性能は大丈夫なの?と不安に感じる人も少なくありません。

そこで今回はPicky‘s編集部が実際に除雪機の有名メーカー「ハイガー」の電動除雪機を使用した感想をもとに、メリットや使い方まで徹底解説!また電動ならではの除雪機のデメリットについても説明しています。

家庭用に人気の電動除雪機とは?

電動除雪機とはモーターで動く、最新モデルの除雪機です。旧来型のガソリンを入れて動かす除雪機と違って、充電式バッテリー動くというのが一番の特徴です。

例えば自動車でも、ガソリン車から電気で動く電動自動車が主流になってきているように、除雪機でも同じようにバッテリーを充電して動く電動除雪機の人気が高まってきました。

電動式の除雪機でもエンジン型の除雪機と同等の馬力があるので、パワーや性能にはほとんど差はありません。さらに電動除雪機の場合はモーター駆動により音が抑えられているので、住宅街でも使いやすいと評判です。

また電動除雪機はコードレスで小型のタイプも多く、自宅の玄関前、駐車場、自宅の通路などの雪かきで使用するケースが増えています。電動除雪機は軽くて安いので、初めて除雪機を購入する人に人気です。

編集部

電動除雪機にはメリットが多い一方で、電動ならではのデメリットもあるので、どちらも一つずつ見ていきましょう。

電動除雪機のメリットは?除雪性能やパワーはどうなの?

電動除雪機のメリットは、以下の通り。

  • エンジン式に劣らないパワフルさ
  • 給油の手間暇なし◎充電式なので楽
  • 静音性が良いので住宅街にも使いやすい

メリット盛りだくさんの電動除雪機は、初めて除雪機を使う人にもぴったり。女性や高齢の人にも使いやすい機種が揃っています。

馬力やパワーはエンジン式とほとんど変わらない

電動除雪機は電気だからパワーが弱いのでは?と考えられることが多いです。ところが実際に使用してみると、電動式もエンジン式もパワーの強さがほとんど一緒です。逆に電動なのに、ここまで力強く除雪できるのかと驚くほどの馬力があります。

車をイメージすると分かりやすいのですが、電気自動車とガソリン自動車で比較した場合、スピードもパワーもほとんど同じです。それと同じで、除雪機でも両者の違いはそこまでなく、電動除雪機でも大量に積もった雪を軽々と除雪できます。

バッテリーで動くので燃料補給が不要。自宅で充電できる

SNE402を実際に自分で組立してみた

電動式除雪機はバッテリーに充電させて動きます。そのためガソリン補給などの面倒な作業が不要で、自宅のコンセントで充電したバッテリーを入れればすぐに充電できます。

電動除雪機の有名メーカーのハイガーの機種では、バッテリーの充電も2~3時間程度で完了。充電も手軽にできるのも大きな魅力ですね。

音が静かなので、周りを気にせずに使える

騒音レベルは90dBで比較的抑えられている

エンジン式の除雪機は音が大きいため、早朝や遅い時間の雪かきをするのに、騒音を気にする必要がありました。ところが電動除雪機はモーターで駆動するので、従来のエンジン音よりも音は抑えられています。

例えば、ハイガーの電動除雪機YS-GM921701の除雪作業中の音量は約90bBでした。※90bB…犬の鳴き声・地下鉄の車内に相当する音量。

除雪作業中は少し大きな声であれば会話も可能なレベルです。ある程度の音量はありますが、エンジン式除雪機より周りの騒音は抑えられていると思いました。

関連記事:【実機レビュー】ハイガーの電動除雪機YS-GM921701は使えない?実際の口コミ・評判をまとめ

本体が軽くてUターンなども簡単。女性も楽々操作ができる

ハイガー除雪機SNE402レビュー結果

電動除雪機は本体が軽いのも特徴です。本体が軽いので女性や力が弱い方も簡単に操作ができて、Uターンや方向転換も簡単。

エンジン式の除雪機は本体重量100kgオーバーの機種も多いのですが、電動除雪機では20kg~100kg未満の機種が多いです。車に積んで運びやすい点も、軽量ならではのメリットです。

エンジン除雪機よりもメンテナンスが楽

ハイガーHG-K1101Qは大手メーカーと遜色ない除雪性能を発揮!

エンジン除雪機の場合、年1回は必ずメンテナンスする必要があります。ガソリンだけでなく、オイル補給やエンジン作業が必要で手間暇が必要でした。

ところが電動除雪機の場合は、エンジンのようなオイル補給もありません。使用後はそのまま収納しておいて大丈夫です。電動除雪機は配線もシンプルで組み立てなども簡単なのも魅力の1つ。準備や片付けがとても簡単なのも、家庭用除雪機として人気のワケです。

本格的な大型機から手軽に使える小型機まで種類が豊富

電動式の除雪機は本格的な雪かきに使える大型機から、ちょっとした雪かき作業で使える小型機まで種類が豊富です。

コードレスで取り回しも良く、毎日のちょっとした雪かきから、駐車場に積もった雪などをガッツリ除雪するまで様々な用途に合ったラインナップがあります。

特に毎日こまめに雪かきする人には小型機がとても人気で、スコップで行っていた作業を、力を使わず簡単に除雪できるようになります。毎日雪かきすると肩こりや腰痛になりますが、小型の電動除雪機を使うと時短や疲労軽減など、多くのメリットがあります。

編集部

雪の降る量や使い方によって機種選びができるので、使用目的に合った除雪機を選びましょう!

電動除雪機のデメリット

魅力がもりだくさんの電動除雪機ですが、もちろんデメリットもあります。以下を参考に購入前は必ずチェックしましょう。

  • バッテリーエラーの発生で動かなくなる
  • 予備バッテリーが必要

バッテリーがエラーになると、動かなくなることがある

バッテリー駆動の電動除雪機のデメリットは、バッテリーに負荷がかかりすぎが原因で、バッテリーエラーが起こる場合があります。エラーの頻度はそこまで高くないものの、エラーが起こると一時的に除雪機の使用ができません。

編集部

バッテリーを入れ直したり少し時間をおいて、再度やり直すなどの操作が必要です。

予備バッテリーは必ず準備しておく方が良い

電動除雪機はバッテリーで動くので、予備バッテリーはいくつか準備しましょう。除雪機を30分ほど使用する場合にはバッテリーを2個、1時間程度の除雪をする場合にはバッテリーを3~4個ほどの準備をすると良いでしょう。

バッテリー一つあたりの稼働時間は15~30分程度なので、除雪する範囲が広い場合には、予備バッテリー少なくても2つ以上は充電しておく必要があります。

注意
重い雪を除雪する場合だと負荷が大きくなるため、バッテリーの減りも早くなります。作業時間の目安で言うと、バッテリー1個あたりの稼働時間は15~20分ほどです。

電動除雪機の選び方

電動除雪機の失敗しない選び方は、メーカー・除雪したい雪の高さ(除雪高)にまず着目しましょう。

その他、詳しい除雪機の選び方は以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【家庭用に人気の小型も】除雪機おすすめランキング15選! ホンダ・ヤマハも紹介

電動除雪機のおすすめメーカーはハイガー

総評:各除雪機で特徴はあるが、ハイガー HG-K1101Qのコスパの良さは非常に魅力的

電動除雪機を購入するならハイガーがおすすめです。ハイガーは電動除雪機では最大手で、幅広いラインナップがあるだけでなく、品質が高く、価格も手頃に購入できる最強メーカーです。

除雪機メーカー大手のヤマハでは、実は電動式の除雪機の取り扱いがありません。電動除雪機を取り扱うメーカーは増えていますが、信用できるメーカーでない場合、故障したり、部品が折れるなど強度不足を感じることも。電動除雪機の購入は品質も高いハイガー製品がおすすめです。

関連記事:【3機種で実機レビュー】ハイガー除雪機は使えないのか徹底検証!ヤマハ・ホンダで比較

除雪したい高さ別:おすすめ除雪機のサイズ

電動除雪機は除雪をしたい雪の高さに応じて選ぶべきサイズが異なります。

間違ったサイズを購入すると、除雪機のパワー不足を感じて使えなかったり、逆にオーバースペック過ぎると高い買い物になってしまうことも。必ず除雪をしたい地域の雪の高さを確認しておきましょう。

ここではPicky‘s編集部が実際に電動除雪機を使って分かった、雪の高さ別おすすめ電動除雪機のサイズを紹介します。

【0cm~10cm】なら小型の電動除雪機がおすすめ

除雪高が0~10cm程度の場合、小型の電動除雪機がおすすめです。

パラパラと新雪が降っている時に除雪したい、玄関前の雪を除雪したい、路地の雪を除雪したいなどを想定しているなら、小型除雪機で十分です。

除雪するというよりは雪を押し出すというイメージで、除雪機を前に押し出すだけで、雪を遠くへ弾き飛ばしてくれます。スコップで除雪するよりもかなり楽に除雪できるし、女性も簡単に使用が可能です。

【10~15cm】なら小型~中型の電動除雪機がおすすめ

10~15㎝の雪を除雪するなら中型機の電動除雪機がおすすめです。

玄関前だけでなく、道路や駐車場に積もった雪を除雪するのにとても便利です。このサイズでも押し出すように使うタイプが多く、除雪機を前に押す出す感じで、簡単に除雪できます!従来の雪かきだと、肩を痛めたり、腰を痛めることがありましたが、中型サイズの電動除雪機があると、毎日の雪かき作業が簡単で素早く行えます。

編集部

また場所も取らないので、使用しないときは邪魔にならないサイズ感も◎です。

【30~40cm】なら中型~大型機の電動除雪機がおすすめ

30〜40cmの本格的な雪が降っている場合には、大型の電動除雪機がおすすめです。

大型の場合は10馬力くらいあるので、除雪パワーだけでなく、投雪力もかなりあります。雪を遠くまで飛ばしたり、硬い雪を砕きながら除雪できるのも大型機のメリットです。

また大型機の場合は除雪幅も広いので、幅広いエリアを除雪する頻度が多い人にもおすすめです。駐車場や店舗前などを広く除雪したい場合には、本格的な除雪ができる大型機がオススメです!

【40cm以上】の除雪する場合は電動除雪機はおすすめしない

常にかなり大量の除雪をする豪雪地域の場合はエンジン除雪機がおすすめです。理由としては、電動除雪機の場合は本体が軽いため、重い雪の除雪をしようとすると本体が浮いてしまうことがあるからです。

Picky‘s編集部でも除雪高51cmまでの電動除雪機で試したところ、40cm以上だと雪質によって除雪が不安定になりました。電動除雪機はコードレスで軽くて取り回しが良いのが魅力ですが、40cm以上もしくは重い雪をパワフルに除雪をしたい人は、除雪機の車体重量が重めのエンジン式の除雪機が良いでしょう。

注意
また重い雪を長時間除雪すると、バッテリーに負荷がかかり過ぎるため、バッテリーエラーが起こる頻度が上がります。

関連記事:【10馬力相当の強さ】ヤマハ除雪機YSF1070T-Bの実機レビュー!後付けブレードが便利

編集部おすすめの家庭用の電動除雪機

家庭用の電動除雪機おすすめ5選比較一覧表

商品最安価格駆動方式除雪方式走行方式サイズ重量除雪高除雪幅その他特徴
POWERWORKS(ハイガー) 電動除雪機 バッテリー 充電式 小型 手押し式 コードレス SNE402楽天市場¥108,000 AmazonYahoo!電動・充電ロータリー手押し1055×530×930(幅×奥行×高さ)15.3kg(バッテリー除く)508mm254mm-
BCOM 電動除雪機【スノーホエール】楽天市場¥29,800 AmazonYahoo!電動-手押し485×1030×1030(幅×奥行×高さ)13.5㎏250mm460mm20メートル延長コード付
BCOM ハイパワー 電動 スノーショベル スノーブレイク ESS-1200H楽天市場¥15,800 AmazonYahoo!電動・充電スノーシャベル手押し31×21×135(幅×奥行×高さ)4.1kg150mm260mm投雪距離:3m〜8m
SunHourコードレス電動除雪機・スノーシャベル楽天市場¥35,880 AmazonYahoo!電動・充電電動シャベル手押し32×23×137(幅×奥行×高さ)4kg17.8cm10㎝コードレス
工進(KOSHIN) 充電式 ブレード型 除雪機 オスカル SR-350楽天市場¥214,069 AmazonYahoo!電動・充電ブレード自走・手押し可630×1280×910(幅×奥行×高さ)54kg25cm600mm充電時間は12時間、連続稼働時間は1時間(目安)

家庭用の電動除雪機おすすめ5選

関連記事:【実機レビュー】電動の小型除雪機ハイガーSNE402を女性スタッフが検証!充電の持ちも紹介

電動除雪機のバッテリーの充電方法

コードレスタイプの電動除雪機はエンジン式とは異なり、専用バッテリーを充電させて使います。

ここでは実際にハイガー製のコードレス電動除雪機(YS-GM921701)を例に、充電方法・使い方を実機で紹介します。

編集部

機種やメーカーによってバッテリーの充電方法は異なりますが、基本の流れは同じです。

電動除雪機の充電方法は自宅のコンセントで簡単にできる

充電のしやすさ

電動除雪機のバッテリーを準備します。バッテリーの大きさは機種によって違いますが、片手で持てる大きさなので、持ち運びなども簡単です。

バッテリーは本体から抜き取って充電できて便利!

このように充電スタンドがあるので、こちらにバッテリーをセットするだけで自動的に充電が始まります。特に難しい操作はなく、誰でも簡単に充電することができます。

本体にバッテリーを挿入する方法

バッテリーは本体から抜き取って充電できて便利!

自宅で充電したバッテリーを用意します。

充電のしやすさ

本体のバッテリーを装着する場所のカバーを開けます。そこにバッテリを差し込むだけです。カチッと音が鳴れば装着完了です。とても簡単にバッテリー装着ができます。

電動除雪機とエンジン型除雪機の違いを比較

電動除雪機は、コードレスで取り回しが良くオイル給油の手間暇なく使いやすい、一方エンジン型はずっしりとした車体でパワフルに除雪ができる点が魅力。

自分が購入すべきはどちらの機種なのか悩みますよね。ここでは電動・エンジン式どちらも使用したPicky‘s編集部が、どういう人におすすめなのか徹底解説します!

①積雪量や雪の量:電動は40cmまで。エンジンは30cm以上がおすすめ

電動
エンジン

結論からいうと、電動除雪機は雪の高さ5~40cmまでがおすすめです。一方でエンジン式除雪機は30cm以上の大雪・豪雪地帯におすすめです。電動除雪機の場合は軽度な雪かきから30~40cm程度の雪かきを手軽にできるというのが特徴で、あまり重くて大量の雪を除雪するという環境には適しません。

理由としてはパワーなどはあるものの、本体が軽くて、重い雪を除雪する場合には、雪の重さに負けてしまうという経験があったためです。重い雪を長時間かけて除雪する場合には旧来型のエンジン式の方がおすすめです。

一方で、毎日やっていた自宅前の雪かきの負担を軽減したいという場合には、電動式除雪機を使うことで簡単に行えるようになります。自宅前、店舗前の雪をこまめに除雪しないといけないという人には、電動除雪機がおすすめです。0~10cm程度の小ぶりの雪から、30~40cm程度のどっさりした雪などでも対応可能です。

関連記事:【実機レビュー】除雪機のハイガーHG-K1101Qは買い?最上位機種の感想

②サイズや重量:電動は小型~中型が多い。軽い除雪が得意

電動除雪機は小型のラインナップが多く、主に家庭用除雪機として使用されていることが多いです。ガツガツ除雪するというよりは、毎朝サクッと作業するような除雪向きの機種といえます。

ただ最近ではエンジン式と同じくらいの馬力がある大型機も人気があり、中型以上の機会でもパワーがある除雪機も販売されています。

また重量に関しても電動式にはエンジンが積まれてないので、とても軽量です。本体が軽いので移動がしやすく、操作なども手軽にできます。

③デザインや使いやすさ:電動は見た目がガジェットのようにおしゃれ

デザインや使いやすさ:電動は見た目がガジェットのようにおしゃれ

デザイン性が優れているのは圧倒的に電動除雪機です。電動タイプの方が新しく開発されていることもあり、デザインがよく、除雪機というよりも最新のガジェットような印象を持つことが多いです。

また操作に関してもレバーやスイッチも簡素化されていて、誰でもすぐに使えるような設計になっているのが特徴です。

④配線や組み立て:電動の方が組み立てが楽

配線や組み立て:電動の方が組み立てが楽

電動タイプはエンジンタイプに比べて配線もシンプルです。エンジン式の場合は配線なども複雑なため、自分で組み立てが必要なタイプだと1~2時間かかります。

ところが電動式の場合は30分程度で完成するなど、設計自体がとてもシンプルです。設計がシンプルな分、部品なども少ないため、故障が少なく、修理やメンテナンスなども簡単というメリットがあります。

編集部

除雪機によって購入後に組み立てが必要な機種があります。例えば、電動除雪機の人気メーカーのハイガーは購入後に組立が必要な機種も多いです。すべての電動除雪機が組立が必要というわけではないので、購入時に必ず確認してください。

電動除雪機 まとめ

結論としては、電動除雪機はとても使いやすくておすすめです。特に家庭用の除雪機として使うには十分な機能とパワーを兼ね備えていて、女性も安心して使うことができます。

玄関前の除雪や、自宅の敷地内の除雪であれば電動除雪機で十分なので、積雪量や使うシーンによって除雪機の大きさをしっかり検討して購入しましょう!

ただし毎年常に50cm以上の雪が積もる、またかなり広い土地や面積の除雪が必要なら長時間使用ができるエンジン除雪機の方がおすすめです。

また電動除雪機の場合は必ず予備バッテリーがあったほうが使い勝手が良いので、同時購入がおすすめです。

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