【実機レビュー】Anker 521 Portable Power Stationを徹底検証!使える家電も

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Anker 521 Portable Power Station

コンセントのない場所でも電化製品の給電・充電ができるポータブル電源「Anker 521 Portable Power Station」。劣化しにくい長寿命バッテリーや最大6台の機器を充電できる豊富なポート数など、魅力的なスペックを備えています。キャンプや車中泊はもちろん、災害時にも役立つアイテムです。

しかし、「Anker 521 Portable Power Stationはどんな機器に使用できるの?」「実際の使い心地や口コミが知りたい」と購入を迷っている人も多いはず。また、Anker(アンカー)の従来モデルとは、機能や性能にどんな違いがあるのか気になりますよね。

そこで今回は、Picky’s編集部がAnker 521 Portable Power Stationを実際に使用して、商品の良かったポイントや注意点を徹底的にレビューします!購入を検討している人はぜひ参考にしてくださいね。

Anker 521 Portable Power Stationの特徴・スペック

Anker 521 Portable Power Station 特徴

商品の検証レビューを見る前に、Anker 521 Portable Power Stationのことを知っていきましょう。まずは、Anker 521 Portable Power Stationの特徴やスペックなどを詳しく紹介します。

Anker 521 Portable Power Stationのスペック

サイズ 21.6×21.1×14.4cm
重量 3.7kg
入力
  • DC:最大65W
  • USB-C:最大60W
出力
  • USB-C:最大60W(1ポート)
  • USB-A:最大12W/合計最大18W(2ポート)
  • AC:最大200W(2ポート)
  • シガーソケット:12V=10A(1ポート)
  • 6ポート合計最大出力:398W
バッテリー容量 80,000mAh/256Wh
本体の充電時間
  • AC電源のみ:-
  • AC電源+急速充電器(別売り):約2.5時間
急速充電 ○(USB Type-Cのみ)
パススルー充電
ソーラーチャージャー ○(ソーラーパネルは別売り)
同時に充電できる台数 6台

特徴1:片手で持ち運べる!コンパクトでスタイリッシュなデザイン

Anker 521 Portable Power Station 大きさ

Anker 521 Portable Power Stationの寸法は21.6×21.1×14.4cm、重さは3.7kgとポータブル電源としてはかなりコンパクト。登山用の大きなリュックであれば、本体がそのまますっぽりと入ります。上部に取っ手がついており、持ち運びやすさにもこだわっています。

Anker 521 Portable Power Station リュックに入る

また、Ankerらしいシンプルな外観も見逃せません。多くのポータブル電源が無骨で機材っぽい見た目なのに対し、Anker 521 Portable Power Stationはスタイリッシュなデザインが魅力。おしゃれなキャンプスペースにこだわる人には、とてもおすすめのアイテムですよ。

特徴2:Ankerらしい「充電」に対するこだわりが満載

Ankerと言えば、ポータブル電源やモバイルバッテリーなどを多数販売していることで有名です。Anker 521 Portable Power Stationには、メーカーが悟った充電機器に関するノウハウと技術がたっぷりと詰め込まれています。

小型なのに最大6台の機器を同時に充電できる

Anker 521 Portable Power Station

Anker 521 Portable Power Stationは、小型サイズながらも最大6台もの機器を同時に充電できます。ポータブル電源を販売する人気メーカー「Jackery(ジャクリ)」の同価格帯の商品が最大4台であることを考えると、かなりコストパフォーマンスの高い仕様となっています。

関連記事:[Jackery240 実写レビュー]20000円のポータブル電源で何ができるのか徹底検証!

Anker 521 Portable Power Station 接続端子

①シガーソケット ②USB Type-A ③USB Type-C ③AC電源

端子の種類は、AC出力ポート(コンセント)・USB Type-C・USB Type-A・シガーソケットと非常に豊富で、さまざまなデバイスに対応できるのが特徴。AC出力ポートは一般的な純正弦波のものを採用しているので、照明・扇風機・電気毛布といった家庭で使っている家電を安心して使用できますよ。

Anker 521 Portable Power Stationの出力ポート

  • AC出力ポート×2
  • USB Type-Cポート×1
  • USB Type-Aポート×2
  • シガーソケット×1

USB Type-Cポートは急速充電に対応

Anker 521 Portable Power Station 急速充電

Anker 521 Portable Power Stationに搭載しているUBC Type-Cポートは「USB Power Delivery」規格に対応しており、電化製品の急速充電ができます。スマートフォンやタブレットはもちろん、ノートパソコンといった大型機器の急速充電も可能です。

本体バッテリーは最短2.5時間でフル充電できる

Anker 521 Portable Power Station 充電

本体バッテリーが0%になってしまっても、Anker 521 Portable Power Stationは素早く充電ができるので問題なし。Anker 521 Portable Power Stationは、基本的に付属のACアダプターを使って充電しますが、別売りのUSB急速充電器を同時に接続することで急速充電ができます。

同時充電をした場合は最短2.5時間でフル状態になるので、急なお出かけの予定が入っても安心です。また、別売りの「ソーラーチャージャー」を使った太陽光充電にも対応しており、本体バッテリーの充電ができます。

省電力モードを搭載し、不要なバッテリー消費を防げる

Anker 521 Portable Power Station 省電力モード

Anker 521 Portable Power Stationは、省電力モードを搭載しています。従来モデルの場合、出力スイッチがオンになっていると、機器を接続していなくても待機時消費電力によってポータブル電源のバッテリーが消費されていました。

Anker 521 Portable Power Stationの省電力モードでは、待機時消費電力が続いたときに自動的に出力がオフに切り替わるのが特徴。無駄なバッテリーの消費を抑えてくれるので、「気付いたらバッテリー残量が少なくなっていた」なんて事態を防止できます。

注意
カメラなどの低電力機器を充電する場合は、省電力モードをオフにする必要があるので注意。

充電残量が一目でわかるのもポイント

本体前面に大きな液晶を搭載しており、充電残量が一目でわかりやすいのも魅力。この液晶には充電残量のほか、給電可能な残り時間・満充電までにかかる時間なども表示されます。あとどれくらい使えるかを判断しやすいため、次に充電できるときまでにどのように使うかなど、計画を立てやすいでしょう。

特徴3:長期間安心して使用できる製品

Anker 521 Portable Power Stationの特徴の1つとして、高い安全性と長く使える耐久性が挙げられます。「具体的にどんなところがいいの?」という人のために、各性能ごとに詳しく解説します。

安全性が高い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用

Anker 521 Portable Power Station バッテリー

ポータブル電源と言えば、使い続ける内にバッテリーが劣化してしまうのが難点ですよね。そこでAnker 521 Portable Power Stationでは、安全性と寿命の長さが特徴のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。その中でも特に品質のいいセルを使い、通常のポータブル電源の約6倍の電池寿命を実現しました。

熱による劣化防止とパススルー充電でバッテリー寿命が長持ち

Anker 521 Portable Power Station 劣化

また、放熱性に優れたバッテリーパックと冷却ファンを内蔵することで、電池の劣化を抑えているのが特徴です。メーカーによると、1週間に3回の頻度で8年間利用した場合でもバッテリーの最大容量の劣化を10%未満に抑えられるとのこと。新品に近い状態で長く使えるのは、かなり嬉しいポイントですよね。

バッテリーを介さずに機器に電源供給できる。パススルー充電機能を搭載しているのも特徴の1つです。バッテリー劣化の防止だけでなく、停電発生時などに電力を供給し続けられる無停電電源装置としても使用できます。

アウトドアでも気軽に使える耐衝撃性能

製品本体の前面と背面は強化パネルが採用されています。さらに、ぶつけやすい8つの角とバッテリーパックの構造も強化したことで、50cmの高さからコンクリートに落下させる試験もクリア。アウトドアなどに持っていきやすいだけでなく、普段使いにおいても外部からの衝撃に強いのは魅力です。

緊急時に役立つLEDライトも搭載

夜間の使用や、緊急時にランタン代わりにもなるLEDライトを搭載。停電時に周囲を照らせるだけでなく、操作パネルやポートを照らせるので、暗い中でも安心して使えます。Anker 521 Portable Power Stationを防災用に1台購入しておくのもおすすめです。

購入後も安心!最大30ヶ月間のメーカー保証付き

Anker 521 Portable Power Station メーカー保証

Anker 521 Portable Power Stationを購入すると、24ヶ月間のメーカー保証がついてきます。保証内容は、期間内に商品に不具合が合った際に新品と交換してもらえるというもの。さらに、Anker Japan公式サイト会員のみ保証期間がさらに6ヶ月間延長され、最大30ヶ月間の長期サポートを受けられますよ。

Anker 521 Portable Power Station レビュー結果

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「Anker 521 Portable Power Station」は、モバイルバッテリーで有名なメーカー「Anker(アンカー)」から、2021年に発売された最新のポータブル電源。高機能のポータブル電源が揃うPowerHouseシリーズの中でも、特に耐久性と使いやすさにこだわっているのが特徴です。

まずはじめに、商品の総合評価からチェックしていきましょう。今回は、サイズ・デザイン・充電速度など独自の7項目をPicky’s編集部が実際に使って検証しました。 

サイズ・重さ
デザイン
使える電化製品の種類
本体の充電速度
本体の充電速度(ソーラーチャージャー)
電池残量の見やすさ
パススルー充電

高評価だったポイント:小型でおしゃれなデザイン!機能性も充実

Anker 521 Portable Power Station デザイン

  • コンパクトでスタイリッシュ!丸みのあるシンプルデザイン
  • 本体の充電が速い!急速充電器があれば最短2.5時間で完了する
  • 最大6台もの機器を同時に充電できる

まず魅力的だったのが、コンパクトでシンプルなデザイン。良い意味でポータブル電源っぽくなく、キャンプやピクニックで気軽に使える見た目がスタッフからは高評価でした。また、Anker 521 Portable Power Stationは最大6台もの機器を同時に充電できるのも嬉しいポイントです。

微妙だったポイント:ドライヤーなどの高電力機器は使用できない

Anker 521 Portable Power Station ドライヤー

  • ディスプレイ表示が消えるので、電源を切り忘れてしまう
  • 最大出力200W、ドライヤーや電気ストーブは使用不可

商品の残念なポイントとしては、出力数がやや物足りない点。Anker 521 Portable Power Stationの最大出力は200Wなので、ドライヤーや電気ストーブなどの200Wを超える高電力機器は使用できません。しかし、ライトや電気毛布、扇風機などは使えるので、用途によってはあまり影響はないでしょう。

Anker 521 Portable Power Station を買うべき人

  • 日帰りのキャンプや車中泊などで役立つポータブル電源が欲しい人
  • おしゃれで持ち運びやすいポータブル電源が欲しい人
  • パススルーや急速充電など、多機能なポータブル電源が欲しい人

Anker 521 Portable Power Station をおすすめしない人

  • 電気ストーブやドライヤーなどの高出力機器を使いたい人
  • 真冬のキャンプのポータブル電源として使いたい人

【実機で検証】Anker 521 Portable Power Station

今回は話題の 「Anker 521 Portable Power Station」を実際に使ってみました!「どんな電化製品が使えるの?」「サイズや充電の速さはどう?」といった購入前に気になる部分を徹底解説していきます。

外観デザインとセット内容

Anker 521 Portable Power Station セット内容

Anker 521 Portable Power Stationのセット内容
  • Anker 521 Portable Power Station本体
  • AC電源アダプター
  • ケーブル内蔵カーチャージャー
  • 取扱説明書
  • クイックスターターガイド

Anker 521 Portable Power Station デザイン

Anker 521 Portable Power Stationは、全体的に丸みのあるシンプルなデザイン。ポータブル電源独特のどっしり感がなく、検証スタッフには「コンパクトで可愛い」と高評価でした。取っ手がしっかりと作られていて安定感があるので、キャンプやピクニックなどでも気軽に持ち込めそうです。

使用できた電化製品一覧

Anker 521 Portable Power Station 使用できたもの

  • 電気毛布
  • ライト
  • サーキュレーター
  • 扇風機
  • ヘアアイロン
  • ポータブル冷蔵庫など

今回実際に使用したのは、アウトドアでよく使われる電気毛布やライト、ポータブル冷蔵庫などの電化製品です。いずれもAnker 521 Portable Power Stationからの給電で問題なく使用できました

Anker 521 Portable Power Station ストーブ

ただし、Anker 521 Portable Power Stationの最大出力は200W。ドライヤーや電気ストーブ、ホットプレートといった直接発熱するような高出力の電化製品には使用できません。真冬の本格的なキャンプを楽しむにはやや物足りない性能だと感じました。

本体の充電にかかった時間は約5時間

Anker 521 Portable Power Station 充電

今回は、Anker 521 Portable Power Stationの本体バッテリーの充電速度も検証。0%の状態から充電を開始して、約3時間後に56%、開始から約5時間後に99%まで充電できました。ジャクリの同価格帯の機種で約7時間かかることを考えると、Anker 521 Portable Power Stationは充電速度はかなり速い印象です。

パススルー対応だから本体の充電中も給電が可能

Anker 521 Portable Power Station パススルー

Anker 521 Portable Power Stationは、本体と接続機器の充電が同時にできる「パススルー充電」に対応しています。スマートフォンや電化製品に給電する際に本体が満充電になるのを待つ必要がなく、いつでも好きなタイミングで使えるのが嬉しいですよね。

また、Anker 521 Portable Power Stationは、パススルー充電時にバッテリーを通さずに接続機器を充電する方法を採用しているのがポイント。これによってバッテリーへの負荷を軽減できるので、より長く安全にAnker 521 Portable Power Stationを愛用できます。

電源の切り忘れに注意!時間が経つとディスプレイが消える

Anker 521 Portable Power Station ディスプレイ

Anker 521 Portable Power Stationは、時間が経つとディスプレイの残量表示が消灯する仕様になっています。「省エネのためかな?」と当初は気にならなかったものの、「電源を切り忘れて気付いたら残量が0%になってた!」というケースが検証中に2回ほど発生しました。

待機時消費電力が続くときに自動的に出力がオフになる「省エネモード」に切り替えればいいものの、カメラなどの低電力機器は省エネモードでは充電できないのが難点。また、時間が経つとディスプレイが消えることで、電源がオンになっているのかオフなのかを一目で確認できないのはやはり不便だと感じました。

残量表示のバグは完全放電→充電で解決するかも!

Anker 521 Portable Power Station バグ

Anker 521 Portable Power Stationは本体に搭載されているディスプレイが大きく、ある程度離れた場所からでもバッテリー残量が一目で確認できます。ただ、検証中にAnker 521 Portable Power Stationに充電ケーブルを接続した際、数秒で45%から99%になるということがありました。

その後、カメラを2台充電しても99%表示のままだったため、「不具合かな?」とメーカーに問い合わせてみたところ、初期利用時にまれに起こる現象とのこと。その際は、バッテリーを一度完全に放電させてから再度フル充電することで解決するケースが多いようです。

ソーラー充電はどう?「Anker PowerSolar 3-Port 100W」も使ってみた!

Anker 521 Portable Power Station ソーラー充電

今回は、Ankerが販売するソーラーチャージャー「Anker PowerSolar 3-Port 100W」も使ってみました!実際にAnker 521 Portable Power Stationに接続してソーラー充電を行った感想をまとめているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね。

Anker PowerSolar 3-Port 100Wの外観・大きさ

Anker 521 Portable Power Station ソーラー充電

Anker PowerSolar 3-Port 100Wは4面のソーラーパネルで構成されており、持ち運びや収納の際は折りたたんでコンパクトにまとめられます。背面についたスタンドで支えれば、地面に立てて置くことも可能。ちなみに、中央のスタンドはポーチ型になっていて、ケーブルなどを収納できるのが特徴です。

Anker 521 Portable Power Station 大きさ

本体は5kgとやや重ための設計ではありますが、持ち手がついているので持ち運びやすいですよ。また、Anker PowerSolar 3-Port 100Wは高い防水性・耐久性を備えているので、アウトドアや災害時にも安心して使えます。

冬の日差しでも1時間で15%充電できた!

Anker 521 Portable Power Station 大きさ

Anker PowerSolar 3-Port 100Wを実際に使用して、Anker 521 Portable Power Stationをソーラー充電してみました。冬の日照で充電できるか不安でしたが、1時間後には15%の充電が完了。季節を問わず、太陽さえ出ていれば充電できるのは頼もしいですね。

Anker 521 Portable Power Stationの口コミ・評判

ここまでPicky’s編集部によるレビューを紹介しましたが、ここからは実際にAnker 521 Portable Power Stationを購入した人の口コミを紹介します。良い口コミ・悪い口コミの両方をまとめているので、ぜひ購入時の参考にしてください。

Anker 521 Portable Power Stationのいい口コミ

Anker 521 Portable Power Station

  • おしゃれでスタイリッシュ!他のポータブル電源にはないデザイン
  • 災害や緊急時に向けて1台あると安心できる
  • 小さいから荷台や倉庫で邪魔にならない

Anker 521 Portable Power Stationの口コミで多いのが、デザインについてのコメント。無骨で機材っぽい一般的なポータブル電源に比べて、Anker 521 Portable Power Stationはスピーカーのようなスタイリッシュさがあります。また、コンパクトなサイズ感を評価するコメントも印象的でした。

Anker 521 Portable Power Stationの悪い口コミ

Anker 521 Portable Power Station 口コミ

  • 最大出力200Wは物足りない、真冬のアウトドアには使いづらい
  • ディスプレイの残量表示がたまにバグを起こす(99%から急に30%になるなど)
  • 取っ手が収納できたらもっと便利かも

商品の悪い口コミとしては、やはり最大出力数に関する内容が多く見られました。Anker 521 Portable Power Stationの最大出力は200Wなので、電気ストーブ・電子レンジ・ドライヤーなどの高電力機器は使用できません。寒い時期に本格的なキャンプを楽しみたい人にとっては、やや物足りなさを感じるようです。

Anker 521 Portable Power StationとAnker PowerHouse 200の違い

Anker 521 Portable Power Station 比較

「Anker 521って他のモデルとどう違うの?」という人のために、今回はAnker 521 Portable Power Stationと従来機種であるAnker PowerHouse 200との比較をまとめました。

出力数やポート数に違いあり!Anker PowerHouse 200は携帯性重視

Anker 521 Portable Power Station

2つのモデルは、サイズ・出力数・ポート数・バッテリー容量などにそれぞれ違いがあります。Anker 521 Portable Power Stationの方が全体的にスペックが高く、連泊キャンプなどにも役立ちます

対してAnker PowerHouse 200は、価格をリーズナブルに抑えつつ、必要最低限の性能を備えているという印象。また、Anker 521 Portable Power Stationよりも軽く、コンパクトで持ち運びやすいのが特徴です。1泊2日のキャンプや車中泊程度であれば、Anker PowerHouse 200でも十分に使えます。

Anker PowerHouse 200はソーラー充電に非対応

Anker 521 Portable Power Station ソーラー充電

機能面の大きな違いとして、Power Stationがソーラー充電に対応、Anker PowerHouse 200は非対応であることが挙げられます。Anker PowerHouse 200の充電方法は、AC電源・USB急速充電器(急速充電器)・カーチャージャーによる充電のみ。ただし、もともとソーラー充電を使う予定のない人には大きな問題はありません。

Power StationとAnker PowerHouse 200のスペック比較

Anker 521 Portable Power Station Anker PowerHouse 200
サイズ 21.6×21.1×14.4cm 19×13.8×11.8cm
重量 3.7kg 2.7kg
入力
  • DC:最大65W
  • USB:最大60W
  • DC:5-22V/2.45A
  • USB:最大60W
出力
  • USB-C:最大60W(1ポート)
  • USB-A:最大12W/合計最大18W(2ポート)
  • AC:最大200W(2ポート)
  • シガーソケット:12V=10A(1ポート)
  • USB-C:最大30W(1ポート)
  • USB-A:最大15W(2ポート)
  • AC:100W(1ポート)
  • シガーソケット:60W(1ポート)
バッテリー容量 80,000mAh/256Wh 57,600mAh/213Wh
本体の充電時間
  • AC電源のみ:-
  • AC電源+急速充電器(別売り):約2.5時間
  • AC電源のみ:-
  • AC電源+急速充電器(別売り):約4.5時間
急速充電 ○(USB Type-Cのみ) ○(USB Type-Cのみ)
パススルー充電
ソーラーチャージャー ○(ソーラーパネルは別売り) ×
同時に充電できる台数 6台

その他のおすすめポータブル電源

Anker 521 Portable Power Station その他おすすめ

「電気ストーブが使えるポータブル電源が欲しい」「もっと色んな商品と比較して選びたい」そんな人のために、ここからはその他のおすすめポータブル電源を紹介。Anker 521 Portable Power Stationの物足りないポイントを補う商品をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

泊まりキャンプで使えるポータブル電源が欲しいなら

「Anker 521 Portable Power Stationはちょっと物足りないかも…」という人は、Ankerのこちらの商品をチェック。合計最大出力500Wの2つのAC電源ポートを備えており、電気毛布や小型炊飯器といった電化製品を2つ同時に使用できます。

また、216,000mAhの大容量バッテリーを備えているのも特徴。今回紹介したAnker 521 Portable Power Stationの容量が80,000mAhなので、その差は2倍以上です。泊まりキャンプやファミリーキャンプも安心して過ごせますよ。重量が8.3kgと大きいため、持ち運びの手間がかかる点を留意しておきましょう。

高電力の機器も使えるポータブル電源が欲しいなら

「ドライヤーや電気ストーブも使える高出力のポータブル電源が欲しい」という人は、こちらの商品をチェック。最大1000Wの出力に対応しているので、ドライヤー・電気ストーブ・炊飯器・電子レンジなどが使用できます。真冬のアウトドアはもちろん、災害時にも役立つ強い味方ですよ。

本体は10.6kgとかなり重量があるので、駐車場から遠いキャンプ場で使う際はアウトドアワゴンなどを利用するのがおすすめ。最大8台の機器を同時に充電でき、ファミリーキャンプでも安心ですよ。

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普段使いもできる小型のポータブル電源が欲しいなら

「仕事や自宅で気軽に使えるものがいい」「出先でノートパソコンやゲーム機を充電できるポータブル電源が欲しい」という人には、こちらの商品がおすすめ。一般的なポータブル電源よりもコンパクトで、取り回しのよさに優れているのが特徴です。

AC電源・USB Type-C・USB Type-Aといった主要のポートが搭載されているので、小型カメラ・ドローン・ゲーム機・ノートパソコンなどのさまざまな機器を充電できます。「モバイルバッテリーだと容量が足りないけど、ポータブル電源が大きすぎる」という人にぴったりのアイテムです。

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Anker 521 Portable Power Stationはどこで購入できますか?

[Anker 521 Portable Power Stationは、Ankerの公式オンラインストア・Amazon・楽天市場などで販売されています。実店舗であれば、家電量販店やアウトドアショップにて購入できます。店舗によっては実物を展示している場合があり、実際のサイズ感を確認できますよ。

Anker 521 Portable Power Stationレビューまとめ

Anker 521 Portable Power Station

  • Anker 521 Portable Power Stationは長寿命バッテリーで長く愛用できる!
  • コンパクト&おしゃれだからキャンプに持って行きたくなる
  • 最大30ヶ月間の長期間のメーカー保証が嬉しい

今回は、Ankerの最新ポータブル電源「Anker 521 Portable Power Station」をレビューしました。全体的にスペックのバランスが良く、キャンプや車中泊、災害時などに役立つおすすめアイテムです。ぜひこの記事を参考にして、商品の購入を検討してみてくださいね。

Photo By 栁澤 まなみ

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