2年前にCanonのEOSのM10を買いました!もともとは、メルカリ(フリマサイト)の商品説明写真をもっときれいに撮れたら早く売れるんじゃないかな?と思ったのがこのカメラを買ったきっかけです。
2年間使ってきた経験をもとに、詳しくレビューしていきたいと思います!
このカメラは本当にコスパが高くておすすめなので、ミラーレス初心者の人は特に要チェックですよ!
目次
EOS M10を選んだ3つのポイント
僕がこのカメラを選んだ時のポイントは、
- iPhoneよりは画質が綺麗で背景がぼける写真をとりたい
- 値段は安め
- あまり邪魔にならないもの
を満たしているものでした。
結論からいうと、ミラーレスカメラのEOS M10はこの3つのポイントを十分に満たしていました。
特に、意外と画質が綺麗なのには想定してなかったんですが、嬉しいポイントです!
あと、かわいい。(重要)
私は、EF-M22mm F2 STMというズームのできないレンズ(単焦点)とセットで売られていたEOS M10を5万円ほどで通販から購入しました。
なぜズームのできないレンズ(単焦点レンズ)を買ったかというと、
- F値が低いほど画質が綺麗!(と聞いたことがあった)
- メルカリで出品する商品を撮りたいならズームはいらない
- レンズは小さい方が良い(外出で邪魔にならないのが良い)
などなど、キットレンズよりも値段はちょっぴり高いですが、用途が決まっていたので単焦点レンズを使ってみました!
…実際に使ってみたところ、めちゃくちゃ便利すぎました!!
最初に撮影したものはメルカリに出品した電子辞書でした。
スマホじゃなくM10で撮った綺麗な写真を説明文に載せたおかげか、一瞬で売れましたw
それからも、友達と遊びに行く時や、趣味の弾き語りをYoutubeにアップロードする時などによく使っていました!綺麗に撮ると、インスタでもたくさん「いいね」されるのでできるだけM10で撮った写真をあげてました(笑)
そうやって色んなシチュエーションでM10を使ってみた筆者がM10の魅力を教えます!!
↑M10で撮ったおいもアイスの写真。このボケの良さがミラーレス一眼の魅力です!
Canon EOS M10を使っていて気づいたこと
M10は自撮り機能が便利
EOS M10を使っていて最初に気づいたことは、自撮り機能が充実していることです!
液晶部分がくるっと回せて自分の方向に向けることができたり、撮影シーンの選択肢に自撮りモードがあって、肌の色やシミなどを補正してくれる機能がついていたりします!
コンパクトで持ちやすくて、綺麗に自撮りしたい人には結構おすすめです!
筆者は趣味でギターを弾いたりするのですが、その動画を撮る際にも液晶画面を自分側に向けられるので、スマホのようにどんな風に写っているか(構図)を工夫するのがとてもやりやすかったです!
M10は軽くて持ち運びやすい
他の一眼レフやミラーレスを触って感じたのですが、このM10はとても小さくて軽いです。自分が“単焦点レンズ”という軽くて薄いレンズ(パンケーキレンズと呼ばれるそうです)を使っているのも理由の一つかもしれませんが、遊びに行く時にふとカバンに入れるのも全く気にならない大きさ。
もともと、遊びや旅行に行くときに大きなカバンで重い荷物を背負うのが嫌で、スマホと財布だけで出かけたい派なんですが、このM10だったら重さは300gで超軽いので全然大丈夫でした!
M10はタッチパネル対応で直感的な操作
また、液晶がタッチパネルになっているのが便利!
撮る対象を変えるときはメニューボタンを押して、使いたいモードをスライドして選べますし、焦点を合わせるときは、スマホで撮る時と同じようにタッチで合わせられます。
設定を変えればタッチでシャッターを切ることもできます!
しっかり撮れたか確認するときは、二本指で広げて拡大(ピンチアウト)もできます。
またボタンの数がそこまで多くなくて、ほとんどタッチとシャッターボタンだけでカメラの操作ができるので、カメラが初めてでも1か月もすれば使いこなすことができます!
M10とスマホをWIFIで接続してワイヤレスリモコンに
最近のカメラにはWIFI接続機能がついたカメラが増えているようですが、M10も撮った写真をWiFiでスマホに転送することができます!スマホにアプリをダウンロードしてカメラと接続すれば、写真をワイヤレスで端末に転送できたり、スマホをリモコン代わりにしてシャッターが切ることもできます。
SDカードをパソコンに繋いで、コピーして、それからiPhoneに移動させて、、なんてめんどくさいことをしなくても良いのはめっちゃ楽です!!
そもそも画質がめっちゃ綺麗
やっぱり一番は画質が綺麗なことです。よく、5万円のミラーレスと10万円のミラーレスは画質が全然違うんでしょ?みたいに考える人がいるかもしれませんが、全くそんなことありません!
例えば最近発売されたCanonのミラーレス、Kiss Mは7万くらい(M10は4、5万円)ですが、正直、画質に関してはどっちの機種も全く変わりません。
(↑こちらは、M10で撮ったSONYのビデオカメラ。ボケ感がすごいです!)
Picky’sでは、いろんなカメラを紹介していますが、カメラを紹介するのにM10を使うこともよくあります。(他にももっと高いカメラを持っていますが、M10で撮っても高いカメラで撮っても正直できた写真にあんまり違いは無いです。)
嘘だと思ったらまずは、Rentryなどのカメラをレンタルできるサービスを使って、M10を使ってみるのがオススメです(笑)レンタルだと6000円くらいなので、画質に満足したらあとで買えば失敗も減らせていいと思います!
M10を使うなら断然薄い単焦点レンズがおすすめです。M10はそもそもめちゃくちゃ軽くて、持ち運びに便利なので、薄い単焦点レンズをつけると、「めちゃくちゃ綺麗なのに軽い(そして安い)」最強カメラになりますw
ちなみに、EOS M10で単焦点レンズを使いたいなら、これがオススメです。
この記事で紹介してる画像は、M10にこの単焦点レンズをつけたもので撮りました!
単焦点レンズのいいところは、軽い、安い、綺麗の3つが揃っているところです(笑)
その代わり、ズームはできないので注意です!!
Canon EOS M10のちょっと不満な点
iPhone Xでも十分綺麗かも
しかし、ちょっと気になる点がいくつかあります。
最近スマホをiPhone Xに機種変更したのですが、iPhoneXのカメラの画質に驚きました。
標準カメラにポートレートモードというのがあって、そのモードではiPhoneが自動で写真を加工しくれるのですが、一眼特有の背景のぼかしを見事に再現してくれます。
この機能を使い出してから、次第にEOS M10はあまり使わなくなってしまいました。
もちろんiPhone XよりM10で撮った方が綺麗な写真が撮れるのですが、自分は些細な画質の違いよりも持ち運びやすさが重要なので、やっぱりスマホで撮ってそのまま友達に送信できるのは簡単です。
自分は単焦点レンズという近めの物体が撮れるレンズを使っているのですが、そこを遠くのものを撮れる望遠レンズにすれば、iPhoneで近めのモノ、M10では遠くのモノ、みたいな使い分けができるかもしれません。
ただし、望遠レンズは重くかさばるのでこのカメラの軽くて小さい特性をあまり活かせないかもしれません。
こちらで、M10とiPhone Xの画質の差に触れているので、見てみてください。
実は誰も知らない!?iPhone X カメラの使い方と隠れた機能を徹底解説
その他のEOS M10の気になる点
少し暗くなるとブレて綺麗にとれなかったり、タッチ操作じゃなくダイヤル操作でモードを切り替れたらもっと便利なのになぁとは思うことがあります。
でも、オートで撮るだけならモードを変える必要がないので初心者の方はダイヤルなんてなくてもいいかもしれません(笑)もちろん機能が少ない分値段が安いのはとても嬉しいです。コスパは本当に素晴らしいです。
Canon EOS M10で撮れる写真
ここからは実際に自分がこのEOS M10とそのレンズEF-M22mm F2 STMを使って撮った写真を紹介したいと思います。
意外にもM10に使われているセンサーのサイズがAPS-Cというかなり大きめになっているので、明るくてボケが綺麗な写真が撮れます。(簡単に言うと、センサーサイズが大きいほど綺麗な写真が撮れます!)
関連:フルサイズ とAPS-Cの違いとは?イメージセンサーを比較する9つのポイント
ボケの大きさに注目してご覧ください。
お城を背景にとったうさぎちゃん。奥の背景はぼやっとしているのに手前のうさぎはくっきりしているのが分かります。
お城のそばにあったおそば屋さんで撮りました。だじゃれです。
手間と奥があるとぼかしが分かりやすいですね。
手前から二つ目の黄色の花にピントを合わせています。
夕方あたりに撮った公園に生えていた木です。
このくらいの明るさなら綺麗に撮れますが、もう少しでも暗くなるとあまり綺麗にとれなくなっていきます。
松本城付近で撮った写真です。
窓。なんでもない景色もカメラで撮ると全く違った景色に見えるのが面白いですね。
Canon EOS M10では星空や夜景の写真は不向き
M10で撮るのにあまり向いていないと思ったシチュエーションを紹介します。
星空や夜景などは三脚がないと綺麗にとれません、M10の特性上暗めの場合は向いてなさそうです。
動きが早いものもよくブレてしまったり、AF(オートフォーカス)が間に合わなかったりしてこのカメラには向いてないかもしれません。スポーツ観戦や運動会などでは別のカメラを使った方がいいかもしれません。
⇒【プロが教える】運動会のミラーレス・一眼レフの人気カメラ10選|撮影のコツや取り方の注意点
Canon EOS M10のレンズキット
セットで買うならCanonのEOS M10には”ダブルレンズキット“と”ダブルズームキット“のどちらかをおすすめします。
個人的には、標準ズームレンズに加え薄くて軽い“単焦点レンズ”がボディとセットになった“ダブルレンズキット”がM10で使うなら手軽で良いと思います。
標準ズームレンズに加え遠くまで撮れる”望遠レンズ”がボディとセットになった“ダブルズームキット”もスマホではなかなか撮れないような遠いところのものも撮れるのでおすすめです。
関連:レンズキットの選び方!これだけは押さえたい超厳選ポイント|レンズ編
Canon EOS M10のダブルレンズキット
少し大きめな標準ズームレンズ(EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM)(左)と、
パンケーキレンズとも呼ばれる小さな単焦点レンズ(EF-M22mm F2 STM)(右)とボディ、その他バッテリーや充電器やストラップなど基本的なアクセサリーがセットとなっているキットです。
EOS M10の軽くて小さいという特性を活かすのにぴったりで、手軽に高画質な写真を撮りたい女性や学生におすすめなレンズセットです。
Canon EOS M10のダブルズームキット
標準ズームレンズ(EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM)(左)と、遠い距離までズームできる大きめの望遠レンズ(EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM)(右)とボディ、その他バッテリーや充電器やストラップなど基本的なアクセサリーがセットとなっているキットです。
スマホでは撮ることができないような、画角が狭く迫力のある写真を撮りたいこだわりのある方におすすめなレンズセットです。
ーCanonEOS M10のまとめー
- スマホより綺麗な写真が撮れる
- 自撮りに便利
- 軽くてかさばらない
- タッチパネルが便利
- 近い写真はiPhoneでも十分綺麗
- 動作が少しもたつく
- 暗さに弱い
EOS M10は撮影モードを選べば、難しい設定なしで自分のようなカメラ初心者でもおしゃれで綺麗な写真が撮れる使いやすいカメラです!いつでもカメラをカバンにいれておきたい方やぱっと高画質で自撮りをしたい方など、手軽さを求める方におすすめなミラーレスカメラです。
この手軽さを活かすなら、レンズは薄くて軽い単焦点レンズをおすすめしますが、望遠レンズを使ってスマホとの差別化をするのもアリといえばアリです。EOS M10が今すぐレンタルでお試しできます!
買う前に試してみたいならレンタルしてみよう
話題の最新ガジェットがレンタルできる「rentry」ではEOS M10をすぐにレンタルできます!「買う前に試してみたい!」「M10を一度使ってみたい!」という人には人気のサービスです。年に数回しか使わないのなら、購入するよりも格安レンタルの方が安くすませることができます。レンタル後にそのまま購入も可能ですので、購入前にはぜひ一度レンタルでお試ししてみてくださいね。
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