【2機種で実機比較】ハイガーのロボット芝刈機カルンHG-RMA501の実力は?口コミ評判まとめ

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芝を全自動で刈り取ってくれる「ロボット芝刈機」。暑い日や、毎日の芝刈りに最適です。

そんなロボット芝刈機の人気メーカーとして注目が集まっているのが2009年創業の「HAIGE(ハイガー)」です。

大手メーカーの半額近い価格にも関わらず、同等のスペックを誇る製品を多く開発しているメーカーです。

しかしハイガーはほかの大手ロボット芝刈機メーカーと比べると若手企業のため、本当に使えるのかと不安に思う人もいるでしょう。

そこで今回はハイガー製と大手メーカー「ハスクバーナ」のロボット芝刈機を使って比較検証をします!

コストを抑えて自宅の庭や敷地内の芝を綺麗に管理したい方、全自動ロボット芝刈機の購入を検討している方、必見です。

【検証条件】使用したロボット芝刈機の機種・環境

はじめに、今回検証するHAIGE(ハイガー)「カルン HG-RMA501」のスペックや、比較する他社メーカーの芝刈機、刈り場所のコンディション、検証ポイントなどの検証条件を解説します。

検証条件①:使用したロボット芝刈機の機種

検証条件①:使用したロボット芝刈機の機種

今回ロボット芝刈機の検証機種は、ハイガーの「カルン HG-RMA501」と世界的メーカーのハスクバーナの「AUTOMOWER 305」です。

なるべく公平な検証にするため、対応面積・対応刈高などのスペックが近い機種を選びました。

以下、公式スペックを掲載します。

項目 HAIGE(ハイガー):カルン HG-RMA501 Husqvarna(ハスクバーナ):AUTOMOWER 305
サイズ 55.6×37.5×23cm 57×43×25cm
重量 7.8kg 9.4kg
最大対応面積 500㎡ 600㎡
最大対応傾斜 35%(約19°) 40.4%(約22°)
対応刈高 2cm~6cm 2cm~5cm
騒音レベル 55dB 59dB
防水規格 IPX5 IPX5
充電時間 40~50分 60分
運転時間(フル充電) 75~90分 70分
公式サイト参考価格(2025年現在) 10万1,800円 21万100円

ハイガーのロボット芝刈機カルン HG-RMA501を開封

ハイガーのロボット芝刈機カルン HG-RMA501を開封
ハイガーのロボット芝刈機カルン付属品「充電ステーション」「アダプター」「境界線用ワイヤー」「ペグ(固定用部品)」「替え刃」

今回検証するHAIGE(ハイガー)の「カルン HG-RMA501」です。

「充電ステーション」「アダプター」「境界線用ワイヤー」「ペグ(固定用部品)」「替え刃」が付属しています。

他社のロボット芝刈機と比べ、付属品について大きな違いはありません。

ハスクバーナのロボット芝刈機 AUTOMOWER 305を開封

ハスクバーナのロボット芝刈機 AUTOMOWER 305を開封
「充電ステーション」「充電アダプター」が標準搭載。その他に芝刈りに必要な「ペグ」「ワイヤー」「コネクター」「カプラー」はオプションで別途購入

一方、比較用にはHusqvarna(ハスクバーナ)社の「AUTOMOWER 305」を用意しました。

付属品は「充電ステーション」「充電アダプター」が標準搭載。

その他に芝刈りに必要な「ペグ」「ワイヤー」「コネクター」「カプラー」はオプションで別途購入しました。

検証条件②:検証した環境

検証条件②:検証した環境

今回の検証は、芝ではなく草が元気な5月の広い雑草地でおこないました。

この雑草地の草は、しっかりした草、やわらかい草、乾燥した草、太い、細長い草など、硬さや形状も多種多様な草が入り混じっています。

検証条件②:検証した環境・芝のコンディション

草の密度も多い少ないと、草のコンディションはバラバラです。

この雑草地の草をキレイに刈り取ることができれば雑草地の草はもちろん、草が入り混じった芝や幅広いタイプの芝も刈り取ってくれるでしょう。

まさに検証に最適な場所です。

編集部

ハイガー公式サイトによると、草の高さ6cm以内であれば草もしっかり刈り取れるとのこと。6cm以上の草を刈りたい場合は、事前に少し短めに刈っておくと良いでしょう。

検証条件③:今回の主な検証ポイントは8つ

検証条件③:今回の主な検証ポイントは8つ

今回の主な検証ポイントは以下の8つです。

1.芝刈り能力・仕上がり・使いやすさ 均一にきれいに刈れているか?刈り残しはあるか?
2.アプリの操作性とバッテリー性能 スマホアプリの使いやすさ・バッテリー性能
3.動作音の大きさ うるさくないか、早朝や夕方でも近所迷惑にならないか
4.障害物の対応 充電に戻る際、障害物があっても戻る?
芝刈り中に小石や斜面があっても大丈夫?
5.芝の飛び散り具合/集草機能 刈った芝がどうなるか?ゴミ処理の手間は?
6.設定しやすさ 機械操作が苦手な方でも問題なく使えるか?
7.メンテナンス性 刃の掃除のしやすさ・部品の取り外しのしやすさ
8.取り回し 重さ・取り回しのしやすさや、操作性

上記のほか、スペック表では見えてこない面も含めて徹底的に検証しました。

そのほか、購入を検討している皆さんが気になるポイントについても、レビュー項目で適宜補足していきます。

【検証開始】いざ、2メーカーのロボット芝刈機を実際に使って8項目別に徹底比較!

では、実際にハイガーの「カルン HG-RMA501」とハスクバーナの「AUTOMOWER 305」の2機種を実際に使用し、性能を比較検証していきます!

検証①:芝刈り能力・仕上がり・使いやすさ

検証①:芝刈り能力・仕上がり・使いやすさ

ロボット芝刈機で一番気になるのが、しっかり芝を刈ってくれるか?ですね。

まずは刈る前の雑草は以下です。真ん中左半分がハイガー。右半分がハスクバーナです。

検証ビフォー

2機種のロボット芝刈機を30平方メートル内で30分放置しました。

その結果が以下です。

検証アフター

写真の通り、芝刈り前と比べると、ぼこぼこっとした草の部分が綺麗に刈り取られ均一になっているのが分かります。

目で見てくっきりわかるほど綺麗に刈られた結果になりました。

ハイガーロボット芝刈り機検証結果

上記は芝刈り後の様子を少しアップにしたものです。

より草が均一に刈られているのが分かりますね。

一度の通過では綺麗に刈り取りされませんでしたが、何度か往復しているうちに上記のように綺麗になりました。

ロボット芝刈機:ハイガーとハスクバーナ

このようにハイガーとハスクバーナの刈り具合の結果は、ほぼ同じキレイに刈れました。

背の高い草があると折れて刈り取られないのでは?と不安がありましたが、5cmほどの高さの草も刈り残しもほぼありません。

今回は芝ではなく雑草地で草の形状や硬さもバラバラにも関わらず、草の高さを均一に刈れてキレイに整地ができた結果になりました。

ロボット芝刈機:ハイガーとハスクバーナ

これなら雑草地はもちろん、芝に雑草が入り混じった場所やいろんな芝地でもしっかり刈り取ってくれると感じました。

今回の比較検証で何より驚くべきところは、ハイガーの本体価格は約10万円、ハスクバーナは約21万円と、価格差は2倍もあること。

Picky’s編集部は正直なところ、検証前に「価格差は2倍あると仕上がりに大きな差が出て厳しいのでは…?」と不安がありました。

しかり実際に検証してみると、ハイガーの芝刈機は大手メーカーとの価格差を感じない同等の刈り具合に検証スタッフも驚きの結果でした。

検証結果①芝刈り能力2メーカーともに優秀!
  • ハイガー・ハスクバーナともに刈る能力が高い!
  • ハイガーはハスクバーナの価格差が2倍あるので、芝刈り能力に差が出ると思っていたが同様にしっかり刈ってくれた。
  • ロボット芝刈機ではあるが、多種多様な草が入り混じった雑草地でも刈り取ってくれるパワーがあると証明できた。

編集部

なお、今回は30平方メートル内とかなり狭い範囲の検証なのですぐに効果が見られました。一般的な庭の広さだと回数を重ねるごとに芝を刈ってキレイにしてくれます。そのためハイガーとハスクバーナともに効果を実感できるまで1週間ほど見ると良いそうです。

検証②:アプリの操作性とバッテリー性能

ハイガーハイガー:アプリ画面
ハスクバーナアプリ画面:ハスクバーナ

ハイガー・ハスクバーナともにスマホアプリでロボット芝刈機を操作できます。

スマホアプリを使えば離れた場所から本体の軌道や充電、スケジュール設定が可能なので、使いやすさを検証してみました!

上記の画像は、2メーカーのスマホアプリのスクショ画面です。

ハイガー
ハスクバーナ

ハイガーもハスクバーナも日本語に完全対応で操作も直感的でしばらく触っていたらすぐに慣れました。

どちらも使いやすく大きな差はありませんでした。

ハイガー
ハスクバーナ

万が一スマホアプリが使えない時は、上記のように本体操作ができるボタンから操作が可能。

本体操作もシンプルで分かりやすい表示なので、直感的に使えました。

芝刈りスタート・ストップ・刈高調整など細かな操作ができます。

検証③:芝刈り能力

バッテリー性能も検証します。上記はハイガーのバッテリー性能の検証画像です。

ハイガー芝刈機を稼働した結果、フル充電94%の状態から30分使用で20%まで減りました。

公式スペックの表記に比べてかなり減りが早い気がします。

ただ、ほかの方のレビューでは1時間以上動いていたとの意見もあるため、バッテリーは使用環境に大きく左右されるようです。

おそらく、今回のようにテスト走行で狭い区間でこまめに方向転換させると減りが早くなるのかもしれません。

検証③:芝刈り能力

充電が20%になると自動で充電ステーションに戻って充電します。

30分充電で45%くらい充電できるので、バッテリーの減りはあまりに気になりませんでした。

一方ハスクバーナですが、ハイガーよりも短い時間で綺麗に刈り取りが出来ました。

充電は、フル充電97%の状態から30分使用で70%まで減りましたが、ハイガーが同じ時間で94%から20%まで減ったことを考えると、かなりバッテリー持ちは良いのかなと思います。

編集部

純粋な芝刈り能力とバッテリーの持ちに関しては、わずかにハスクバーナの方が良かったように思います。
検証結果②アプリの使いやすさは同等!バッテリー性能はハスクバーナが優勢!
  • アプリは2メーカーともに直感的に使いやすい操作性が◎
  • バッテリー性能の良さはハスクバーナが優勢!しかしバッテリー性能の持ちは、使用環境に左右される可能性あり。
  • 芝を刈ったのちに自動で充電ステーションに戻るので手間もなく大きなマイナスポイントにはならないと感じた。

検証③:動作音の大きさ

検証②:動作音の大きさ

ハイガーとハスクバーナともに動作音は約62dBで、ほぼ同じ結果になりました。

外音も含めての計測なので公式スペックよりも少し大きめの音量が計測されましたが十分静かでした。

62dBは、騒音レベルでいうと「静かな乗用車や普通の会話」で、子供が遊ぶ大型ラジコンくらいの音の大きさです。

昼間であれば閑静な住宅街でも近所迷惑にはならないでしょう。

検証結果③:静音性・稼働音の大きさはほぼ同じ
  • 芝刈り中の稼働音の大きさは約62dBでほぼ同じだった!
  • 2メーカーともに大きな差はなく、会話もできるほどの音の大きさだった。

検証④:障害物の対応

検証④:障害物の対応

ハイガー・ハスクバーナのロボット芝刈機の前に草の塊や障害物を置いてみましたが、まったく問題ありませんでした。

草はそのまま乗り越えて通過しますし、大きな障害物は検知して避けてくれます。

検証③:芝刈り能力

多少の傾斜やデコボコした道も、特に問題ありませんでした。

検証⑦:メンテナンス性・その他

ハイガーもハスクバーナもIPX5防水になっているため、急に雨が降ってきても壊れることはありません。

さらにレインセンサー搭載で、雨が降ると検知して自動的に充電ステーションに戻ります。

充電ステーションもIPX4の防水仕様で通常の雨だと問題ありません。

編集部

ハイガー公式では、1~2cm水没の恐れがある場所では屋根付きの設置を推奨しています。別売りではありますが、カルン HG-RMA501専用のルーフは雨や日差しから守り、見た目もスマート。屋外設置にはぜひ検討したいアイテムです。

ハスクバーナも、障害物や草の塊があってもきちんと避けてくれますし、傾斜も問題ありませんでした。

特に傾斜に関しては、ハイガーよりも急な角度に対応できます。

編集部

本当にわずかな差ではありますが、なんとなくハスクバーナの方が悪条件でも強引に進んでくれる力強さがあり、頼もしく感じました。
検証結果④:2メーカーとも障害物や傾斜があっても問題なし!
  • 草の塊などの障害物があっても問題なし!グングンと頼もしく進んでくれる。
  • 水をかけても問題なし。
  • 2メーカーとも障害物があっても故障することなく稼働を続けた。

検証⑤:芝の飛び散り具合

検証⑤:芝の飛び散り具合

刈り取った後の芝の飛び散り具合を検証します。

ハイガーの刈り取り後の草は、その場で細かくバラバラになっていました。

かなり細かくしてくれるので、よほど量が多くなければそのまま放置して肥料にしてしまえばいいと思います。

検証⑤:芝の飛び散り具合

ただ、量が多い場合はある程度取り除いた方が良いでしょう。

堆積してまとまった量になった草は「サッチ」と呼ばれ、芝の育成にも悪影響を及ぼしますし、見た目も悪いです。

検証⑤:芝の飛び散り具合

細かくバラバラにされた芝を集めるときは、熊手があると便利です。

編集部

なお、ハイガーでは芝を効率よく集められるスイーパーも販売しているので、手作業が面倒に感じる方にはそちらもおすすめです。

※参考:電動スイーパー 本体のみ HG-ESWHGB32|ハイガー公式オンラインショップ

その場でバラバラにするハイガーに対し、ハスクバーナは刈った芝を後ろにばらまく感じです。

多少散らばり方が違うというだけで、どちらが良い、悪いといった差はなさそうです。

編集部

飛び散り具合にほとんど差はないので、あまり気にしなくていいと思います。いずれにしても、こまめに手入れすればどちらもそのまま刈った芝は放置してOKです。
検証結果⑤:刈った後の芝は同じく細かくバラバラ
  • 刈った後の芝の飛び散り具合に優劣なし!
  • ハイガーはその場で細かくバラバラになる
  • ハスクバーナは左右や後ろに飛び散るが危険な感じはない

検証⑥:設定のしやすさ

検証⑥:設定のしやすさ

ロボット芝刈機を使う前の設定のしやすさを検証します。

ハイガー・ハスクバーナも、最初に行うワイヤーによる境界線作りが複雑で、機械やDIYが苦手なスタッフが設定を行ったところ、かなり手間取りました。

一番大変な作業になるので、時間があるときに説明書や動画サイトなどを見ながら落ち着いて作業した方が良いと思います。

検証⑥:設定しやすさ・アプリの使いやすさ

ハイガーの設定完了までにかかった時間は、初期設定から境界線作りまでで計4時間ほど。

5月でも汗だくになったので、夏の猛暑日にはこのワイヤー張り作業はしない方が良いと思います。

ハスクバーナ
ハスクバーナ

ハスクバーナの初期設定は、さらに複雑で難しかったです。

説明書もかなりわかりにくいうえ、ハイガーと違って境界線のほかに誘導線も引く必要があり、理解に時間がかかりました。

ハイガーは境界線を通って充電ステーションへ戻りますが、ハスクバーナはこの誘導線を設置しないとステーションに戻れません。

クイックガイドにはイラスト付きで説明が書かれてるので、DIY慣れてる人ならわかるかも知れません。

検証結果⑥:設定のしやすさはハイガーが優勢!
  • ハスクバーナの設定が難しく、設定のしやすさはハイガーが◎
  • ハスクバーナは説明書を理解するのに時間がかかる事、誘導線を引く手間があり大変。DIYに慣れている人向けかも知れない。
  • ハイガーは初期設定と境界線張りが必要だが、ハスクバーナよりも設定がしやすかった。

編集部

どちらの機種も、機械が苦手な方だと初期設定に苦戦すると思います。ハイガーの公式YouTubeチャンネルでは、ロボット芝刈機の設定サポートする動画が複数あるため事前に確認すると進めやすいと思います。どちらにせよ設定は最初だけの作業なので、初期設定は得意な人と一緒に行うのがおすすめです。

※参考:【ハイガー公式】HG-RMA501/HG-RMA1001 はじめての操作ガイド|YouTube

※参考:【ハイガー公式】HG-RMA501/HG-RMA1001 アプリ操作ガイド① アプリインストール〜起動/停止|YouTube

検証⑦:メンテナンス性・その他

検証⑦:メンテナンス性・その他

ロボット芝刈機のメンテナンスのしやすさをチェックします。

ハイガーもハスクバーナも刃の周りを水洗い可能。

使用後は水をかけて汚れを落とし、刃に挟まった芝や草は手で簡単に引っこ抜けばOKです。

検証⑦:メンテナンス性・その他

本体をひっくり返せばすぐに刃が見えるので、刃の取り外しや交換も簡単です。

ハスクバーナの刃は円盤の中にありますが、円盤のボルトを外せばそのまま交換できるため特に難しくはありません。

刃の交換も1度やれば慣れると感じました。

編集部

どちらもメンテナンスや手入れは難しくありませんが、構造がシンプルな分ハイガーの方がメンテナンスしやすかったです。なお、どちらの機種も刃がある部分は危険なので、使用後のメンテナンスや刃の交換時は必ず軍手を着用してください。
検証結果⑦:メンテナンスはシンプルな作りのハイガーが◎
  • 2メーカーともメンテナンス性が良い◎刃の周りは水洗いOKで、刃の交換もしやすい。
  • ハイガーの方が構造がシンプルなので、DIYや機械に慣れていない人にはハイガーの方が扱いやすいと思った。

検証⑧:ロボット芝刈機の取り回しのしやすさ

ハイガーとハスクバーナともに、ツヤ感がありつつスタイリッシュでかっこいいデザインです。

サイズ感はハイガーの芝刈機の方が一回り小さく軽いため、持ち運びや収納性はハイガーが使いやすそうです。

ハイガーのロボット芝刈機

検証①:芝刈り機の取り回しの良さ

ハイガーロボット芝刈機のサイズと重さは55.6×37.5×23cmの7.8kg。

軽々というほどではありませんが、女性でも持ち上げられるサイズと重さです。

検証⑦:メンテナンス性・その他

コンパクトなので、充電ステーションと一緒に物置の棚などにも収納できます。

ハスクバーナのロボット芝刈機

一方、ハスクバーナのロボット芝刈機は57×43×25cmの9.4kgで、ハイガーより若干大きくて重いです。

後ろに持ち手があり、そこを持てば片手でも持てます。

検証結果⑧:サイズ・重さ的にハイガーが小さくて◎
  • デザインともに2メーカーともおしゃれでかっこいい!
  • サイズ感がハイガーの方が一回り小さいので、持ち運びや収納性が良い。

【検証結果】Picky‘s編集部が選ぶベスト ロボット芝刈機は‥‥?

【検証結果】Picky‘s編集部が選ぶベスト芝刈り機は‥‥?

Picky‘s編集部では、ハイガーの「カルン HG-RMA501」をおすすめします。

今回、ハイガー・ハスクバーナを同時に検証した結果、ロボット芝刈機としての性能はどちらも申し分のないレベルでした。

芝の管理はこの2台どちらに任せても間違いないでしょう。

検証結果・総評

ただ、ハイガーとハスクバーナでは、価格が2倍近く違います。

性能や使い勝手に大きな差がない点を考えると、やはりハイガーの「カルン HG-RMA501」の価格の安さは大きな魅力です。

コスパの良さ、費用対効果の高さで選ぶならカルン HG-RMA501を選んでおけば間違いありません。

もちろんハスクバーナも、素晴らしい芝刈機です。

ハイガーより走破性とバッテリーの持ちは良かったですし、対応面積や最大傾斜も優れています。

さらに、スウェーデン製で洗練された北欧デザインもスタッフからは好評でした!走破性やデザインを重視するならハスクバーナもおすすめです。

編集部

今回の検証は芝ではなく雑草地での検証をおこないました。多種多様な草もしっかり刈り取ってくれました。これなら芝でもしっかり刈り取ってくれるでしょう。

ハイガーロボット芝刈機カルン HG-RMA501の口コミ・評判

カルン HG-RMA501を買って、実際に使ってみた一般ユーザーからの良い口コミと悪い口コミを紹介します。ほかのユーザーの率直な意見もぜひ参考にしてみてください。

いい口コミ:性能と価格のコスパが良い!

HG-RMA501のいい口コミ

  • 刈り残しなく綺麗に刈れている
  • ほぼほったらかしの全自動なので、芝の管理が非常に楽
  • この価格でこの性能なら間違いなく買い!

カルン HG-RMA501に関する良い口コミは、「綺麗に刈れている」「全自動で芝の管理が楽になった」といった声が多かったです。大変な初期設定さえ終わってしまえば、あとはトラブルでもない限りほぼほったらかしで芝を綺麗に刈ってくれます。

良い口コミの中で特に多かったのが、コスパの良さです。この性能の全自動ロボット芝刈機で、同等のスペックを持つ他メーカーの機種と比べ半額以下の機種はそうそうありません。

HG-RMA501のいい口コミ

安かろう悪かろうではなく、安定した性能を持ったうえで安価なカルン HG-RMA501は、芝の管理で悩んでいる方にとって非常に魅力的な製品だったようです。

編集部

Picky’s編集部スタッフもおおむね同意見です。全自動ロボット芝刈機のおすすめを聞かれたら、真っ先にカルン HG-RMA501を挙げます。

おしい口コミ:初期設定の大変さ

HG-RMA501の悪い口コミ

  • 初期設定がとにかく大変
  • 雨センサーがうまく作動しないときがある
  • 別売りの部品がなかなか入荷しない

一方で、気になった口コミの多くはやはり初期設定の大変さです。

カルン HG-RMA501に限った話ではありませんが、多くのユーザーが境界線ワイヤーを張るのに苦労していました。

苦労してワイヤーを張ったあとも、充電ステーションにうまく戻らない、ワイヤーが切れた、緩んだといったトラブルもあったそうです。

HG-RMA501の悪い口コミ

少数意見としては、雨センサーがうまく作動せず、雨が降っても充電ステーションに戻らなかったという意見もありました。

ハイガーは、防水仕様のため壊れることはありませんが、雨が降ってきたら確認した方がよさそうです。

また、別売りの充電ステーション用の屋根や、追加用境界線ワイヤーの在庫がなかなか入荷しないという声もありました。確かに、在庫切れになっているタイミングは多い気がします。

編集部

必要な部品の在庫が復活したら、早めの購入をおすすめします。

ハイガーロボット芝刈機の他のラインナップもチェック

ハイガーのロボット芝刈機は、カルン HG-RMA501だけではありません。

庭の広さや予算に合わせて選べる複数のモデルが展開されています。

ここでは、よりリーズナブルなモデルから、大きな面積に対応できる上位モデル、そして今後登場予定のワイヤレスモデルまで、ラインナップを紹介します。

ハイガーロボット芝刈機3機種を比較

モデル名 対応面積の目安 参考価格(税込) 特徴 おすすめの使い方
カルン HG-RMA302 ~約300㎡ 6万9,800円 最も安価なエントリーモデル。基本機能を備えつつコンパクト設計。 小さめの庭向け。初めてのロボット芝刈り導入に最適。
カルン HG-RMA501 ~約500㎡ 10万1,800円 標準的な庭に対応。コスパと性能のバランスが良いミドルモデル。 一般家庭の庭。広さも価格もバランスを取りたい人に。
カルン HG-RMA1001 ~約1000㎡ 13万8,000円 広範囲対応。大容量バッテリーと高い走行性能で施設管理にも対応。 大きな庭・施設や法人向け。効率重視のユーザーに最適。

小回りがきいて小さい庭にも使いやすい!カルン HG-RMA302

「HG-RMA302」は、もっともリーズナブルなモデルで、参考価格6万9,800円という価格帯が魅力です。

対応面積は最大300㎡と、一般的な家庭の庭や小規模な芝生エリアに最適。基本的な機能はしっかり備えており、境界線ワイヤーの範囲内を自動で刈ってくれる仕組みは上位モデルと共通です。

稼働時間やバッテリー容量は控えめですが、芝の面積が限られている場合には十分な性能といえるでしょう。

初めてロボット芝刈機を導入したい方や、コスト重視で選びたい方におすすめのエントリーモデルです。

約300坪の広い庭のお手入れにも最適!カルンHG-RMA1001

「HG-RMA1001」は、最大約1000㎡までの広範囲に対応可能な上位モデルです。

参考価格13万8,000円で、パワフルなバッテリーと高耐久の設計が特長。中〜大規模な庭を持つ家庭や、施設・企業の敷地管理にも対応できます。

長時間の稼働と広い刈り幅により、芝刈りの効率を飛躍的に向上させられるのが魅力です。

より広い敷地でも対応可能なモデルを探している方にとって、有力な選択肢となるでしょう。

さらに進化!ワイヤレスモデルの発売も予定

出典:haige.jp

さらに注目すべきなのは、ハイガーが新たに発売している「ワイヤレスモデル」の存在です。

従来のロボット芝刈機では、境界線ワイヤーの設置が必須でしたが、最新のロボット芝刈機はGPSなどの技術を活用し、ワイヤレスで動作する高性能機が登場します。

このモデルが登場すれば、設置の手間が大幅に軽減され、導入ハードルがぐっと下がるでしょう。

現在は、ワイヤレス対応の2機種がすでに予約販売中で、2025年6月下旬〜7月上旬ごろの本発売が予定されています。価格や詳細なスペックについては、下記の商品ページで確認できます。

※カルンHG-RMA604/1601は2025年6月現在、公式・楽天のみ予約販売を行っています。

編集部

すでにロボット芝刈機を購入済みの方にとっても、買い替え候補として注目すべき次世代モデルです。

ハイガー カルン HG-RMA501ワイヤーの張り方

今回検証したハイガーロボット芝刈機カルン HG-RMA501の事前準備を紹介します。

多くのロボット芝刈機では、最初に境界線用のワイヤーを張り、芝刈機が芝を刈る範囲を指定しなくてはいけません。

なので、まずはテストする範囲にワイヤーを張っていきます。

検証③:芝刈り能力

最初に充電ステーションにワイヤーを接続し、設置したい場所にペグで固定します。充電ステーションには「IN(芝刈機側)」「OUT(芝刈りしない側)」の向きがあるので、置き方に注意が必要です。

検証③:芝刈り能力

芝刈りさせたいエリアを境界線用ワイヤーで囲っていきます。

ワイヤーを張りながらだいたい80cm間隔でペグを打ち込み、ワイヤーのたるみが無いよう張っていってください。

検証④:障害物の対応

ワイヤーを張る際、地面に穴があったり、ワイヤーが緩んだりすると、芝刈機が停止したり、誤った動作をしてしまうことがあります。

緩みやたわみが出ないよう、また凹凸のある場所(穴や山)には設置しないように注意しながら、ピンでしっかり固定していきましょう。

特に芝生の密度が高い場所では、ワイヤーが浮きやすくなるため注意が必要です。

その場合は、芝と芝の隙間にワイヤーをきちんと差し込み、地面に密着させるように張ることで、安定した動作が期待できます。丁寧な設置が、スムーズな自動運転のカギになります。

検証③:芝刈り能力

ワイヤーは130m分ありますが、足りない場合は別途追加購入が可能です。

検証③:芝刈り能力・仕上がり・使いやすさ

ワイヤーを張り、充電ステーションとの接続が終わったら本体を充電します。

検証③:芝刈り能力・仕上がり・使いやすさ

充電が終わったら、本体にある「STARTボタン」を押してから、OKボタンを押します。

検証③:芝刈り能力

起動させると、ワイヤー内を縦横無尽に走り回って芝刈りを行います。芝刈り中は、特に何もする必要はありません。

検証③:芝刈り能力

ワイヤーに沿ってこまめに方向転換しながら動いていました。

せっせと芝刈りをする姿は、結構かわいいです。

小回りはそこまで利かないようですが、狭いスペースで全自動ロボット芝刈機を使用するケースはあまりないと思うので、問題ないと思います。

検証③:芝刈り能力

ワイヤーが無い、もしくはきちんと張られていない場合はエラーがでるため、勝手に敷地外に飛び出したり、暴走する心配はありません。

編集部

今回はDIY素人のスタッフが設定をしました。初期設定からワイヤー張り・アプリ設定までが大変で、2人がかりで4時間かかりました。しかし一度設定してしまえば、次からワイヤーなどを張る必要がないのですぐに芝刈りができます。

よくある質問:ハイガーロボット芝刈機カルン HG-RMA501

最後に、カルン HG-RMA501に関するよくある質問をQ&A方式でまとめました。

カルン HG-RMA501はどこで購入できますか?

カルン HG-RMA501は、ハイガー公式サイトのほか、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングでも購入できます。

 

検証現時点では、ハイガー公式サイトでの購入が一番安かったです。ただ、各モールではセールやポイント還元もあるため、購入前に一度すべてのサイトをチェックして比較すると良いかもしれません。

刈り取りの高さ調整はできますか?

刈り取りの高さは60・55・50・45・40・ 35・30・25・20の9段階調整が可能です。さらに、20と25の間といったように微調整もできました。

急にカルン HG-RMA501が止まりました

おそらくワイヤーが切れたか、充電ステーションからワイヤーが外れています。切れたり外れているワイヤーがないかチェックして、本体を再起動させてください。

ロボット芝刈機を使用したことがなく、そもそも機械が苦手です。自分でも使えるか不安です…。

大丈夫です。ロボット芝刈機は、最初に設定をしてしまえば、あとは自動で動いてくれるとても頼れる機械です。

機械に不慣れな方でも使えるように設計されていますし、ハイガーの公式サイトには「設置方法の動画」や「よくある質問へのQ&A」も用意されているので、わからないことがあっても安心です。わからないことが出てきたら、ゆっくり確認しながら進められるので、「自分でも使えるかな…?」と心配な方にもおすすめできます。

※参考:お客様サポート・よくあるご質問|ハイガー公式

まとめ:ハイガーのカルン HG-RMA501は、格安で安定した性能を発揮する高コスパ芝刈機!

今回、カルン HG-RMA501を実際に使用して芝を刈ってみましたが、これだけの性能を持った全自動ロボット芝刈機がこの価格で買えることに驚きました。

大変で手間のかかる芝の手入れも、全自動ロボット芝刈機があれば簡単手間いらずです。そして、数ある全自動ロボット芝刈機の中でも、カルン HG-RMA501は特に安くて高性能です。

比較検証したハスクバーナも素晴らしい機種でしたが、カルン HG-RMA501はほぼ同性能で圧倒的に安価なため、家庭用にも事業用にもおすすめです。

家の庭や敷地の芝の手入れで悩んでいる方は、Picky’s編集部スタッフおすすめのカルン HG-RMA501を選んでみてはいかがでしょうか。

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