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自分の周りを全方向撮影できる「360度カメラ(VRカメラ)」。撮影時の雰囲気を丸ごと記録できるのが魅力で、ライブ配信やVR撮影後簡単に編集できるモデルもあります。
しかし、360度カメラでできること、種類の違いや機能の差がわかりにくいと感じる方も多いはず。
そこで本記事では、おすすめな360度カメラをランキング形式でご紹介。360度カメラでできることや使うときのコツについても詳しく解説します。
目次
360度カメラとは?どんな撮影に使える?

360度カメラとは、名前の通り360度全ての範囲を撮影できるカメラのこと。全範囲を1画面で映せる「全天球映像」や、パノラマ撮影のように横に広く映せる「半天球映像」などを撮影できます。他のカメラでは撮れない臨場感のある動画・写真を記録でき、死角がないため撮り逃しの心配もありません。
特におすすめの使用シーンは、旅行・スポーツ・アウトドアアクティビティ・イベント(ライブやフェスなど)です。その場のリアルな光景や雰囲気を360度映し出し、写真や動画で共有できます。専用アクセサリーを活用すれば、バイクや自転車の激しい動きも撮影可能です。
また、360度カメラは撮影した動画・写真の画角を後から自由に選択できるのも魅力。編集での表現の幅が広がるため、SNSでの発信にぴったりです。個人利用の他に、360度カメラは不動産の内見・観光案内・大学のキャンパス紹介などのビジネスシーンでも活用されています。
- 全天球映像から半天球映像へのトリミング
- リフレーム(視点変更)
- 平面動画で書き出し
360度カメラ・VRカメラの種類
動画撮影に使える360度カメラ・VRカメラは大きく分けて4種類。「小型タイプ」「アクションカメラタイプ」「スマホ直挿しタイプ」「プロ向け・VR制作タイプ」があります。
①小型タイプ

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360度カメラとして最も主流なのは、Insta360に代表される小型タイプです。100~200gと軽量で持ち運びやすいので、Vlog撮影や旅行の記録に活躍します。細長い形状で手にフィットする上、自撮り棒を装着できるモデルも多く、手持ち撮影もしやすいですよ。
- Insta360 X4
- RICOH THETA SC2
②アクションカメラタイプ

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スポーツやアウトドアでの撮影が目的の方におすすめなのがアクションカメラタイプ。強力な手ブレ補正機能が搭載されていて、カメラが大きく揺れても滑らかで見やすい動画を撮影できます。防水・防塵性能も高いため、屋外でも安心して使えます。
- GoPro MAX
- Insta360 ONE RS
③スマホ直挿しタイプ

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スマートフォンを活用したい方におすすめなのがスマホ直挿しタイプ。スマホの充電端子に取り付ける360度カメラで、荷物になるカメラを持ち歩かなくていいのがメリットです。
ただし、販売終了している商品が多く、現在は中古品が中心です。また、画質・手ブレ補正などの性能が低いため、きれいな映像を撮影したいなら他のタイプがおすすめです。
- Insta360 Nano
- Qoocam FUN
④プロ向け・VR制作タイプ

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会社の事業としてVR動画・VR画像を撮影する場合は、プロ向けのVR制作用タイプが使われます。8K撮影やリアルタイム配信向けのコントロール・プレビュー機能などが充実していて、どんな用途でも高品質な映像を撮影できます。また、3Dスキャン機能を搭載していて、3Dモデルを作成できる特殊なカメラもあります。
ただ、他のタイプより大型で1㎏以上の重量があるのがデメリット。気軽にポケットやカバンに入れて持ち運びたい方には向いていません。価格も数十万円〜100万円のモデルが多く、趣味程度の撮影ではオーバースペックです。
- Insta360 Pro 2
- Kandao Obsidian R
360度カメラ・VRカメラの選び方
360度カメラ・VRカメラを選ぶときは、解像度・フレームレート・防水性能・防塵性能・スマホ連携機能・連続撮影時間などをチェックしましょう。
4K以上の解像度ならきれいな映像を撮影できる

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360度カメラは一度に広範囲を撮影するため、解像度が高くないと映像の粗さを感じやすいです。きれいな映像を撮影したいなら、4K以上に対応している360度カメラがおすすめです。中には5.7Kに対応しているモデルもあります。
また、静止画の撮影が多い場合は画素数もチェック。静止画の画質にこだわりたいなら、Insta360 X4やRICOH THETA Xなどの6,000万画素を超えている高画質モデルを選びましょう。
映像にこだわりたいなら60fps以上に対応したモデルを選ぶ

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fps(フレームレート)とは、1秒間に表示される画像の数のこと。360度カメラは4Kや5.7Kの高解像度で撮影するため、処理に負担がかかりやすく、30fpsまでしか対応していないモデルが多いです。
ほとんどの撮影は30fpsで十分ですが、スポーツのような動きの激しいアクションシーンを撮影する場合はかくつきを感じる可能性があります。映像の滑らかさを重視するなら60fps以上の360度カメラを選びましょう。
動きながらの撮影なら手ブレ補正機能は必須

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360度カメラは動きながら使う機会が多いため、手ブレ補正機能を重視しましょう。特にバイク・自転車のオフロード走行やサーフィンなど、スポーツをしながら撮影する場合は強力な手ブレ補正が欠かせません。
有名メーカーの360度カメラは手ブレ補正機能が優れているモデルが多いです。強力な手ブレ補正機能が必要な撮影をする方はメーカーで選ぶのもおすすめです。
- Insta360
- GoPro
アウトドアで使用するなら防水・防塵性能をチェック

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360度カメラを屋外で使用するなら、IP57以上の防水・防塵性能が高いモデルを選びましょう。IP規格はIP68のように2桁の数字が並び、左の数値が防塵性能、右の数値が防水性能を表しています。防塵性能は6が最高値で、防水性能は8が最高値です。片方がXと表示されている場合は、数字の記載がある方の性能のみを表しています。
IP5X以上の防塵性能があれば、カメラが故障する原因になるような粉塵の侵入を防止でき、どんな場所でも気軽に使用できます。IPX7以上の防水性能なら、水の中に落としても短時間では浸水しないため、雨の日や水辺での撮影も安心です。
関連記事:【水中もOK】防水カメラおすすめ13選!小型や安いモデル、使い捨ても紹介
手軽に編集したいならスマホ連携機能をチェック

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360度カメラはほとんどのモデルがスマホと連携可能。スマホアプリを使って映像を編集したり、カメラ本体の設定・操作をしたりできます。ただ、アプリの使いやすさはメーカーによって異なるため、口コミやレビューを参考にしましょう。
また、初めて360度カメラを使う場合は編集で苦戦する方が多いので、簡単に編集できる機能が搭載されているか要チェック。例えば、Insta360のアプリにはベストシーンを選んで自動で動画化してくれるAI機能があり、作業時間を大幅にカットできますよ。
連続撮影時間やストレージ容量も要確認

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連続で長時間撮影したいなら、2時間以上使用できる360度カメラを選びましょう。モデルによっては連続撮影時間が30分以下の短いものもあり、バッテリーの交換や充電の手間がかかります。
また、長時間の撮影には大容量のストレージが必要です。例えば、5.7K・30fpsの撮影では1分あたり500~800MB程度のデータサイズになり、高解像度・高フレームレートになるほど動画のデータサイズは大きくなります。360度カメラはmicroSDカードを使うので、長時間撮影したいなら大容量のmicroSDカードを用意しましょう。
編集部
関連記事:GoProにおすすめなmicroSDカード7選|容量の選び方や撮影時間を解説
安いVS高い!360度カメラの比較
360度カメラの相場は3万〜10万円程度と幅広く、どの価格帯のモデルを選ぶか悩みますよね。そこでここでは、安いカメラと高いカメラの特徴やおすすめな人をご紹介します。
安い360度カメラの特徴(3万円のモデル)
価格が安い360度カメラは、数世代型落ちのモデルが多いのが特徴。また、最新のモデルでもマイナーなメーカーの製品が多いです。
型落ちでも4Kや5.7Kの解像度に対応しているモデルが充実しています。低コストできれいな映像を撮影できるのでコスパは良好。アプリも最新モデルと同じものを使えるため、編集の手間もほとんど変わりません。
- 4K・5.7Kの解像度で十分な方
- 型落ちモデルやマイナーメーカーの製品に抵抗がない方
高い360度カメラの特徴(9万円のモデル)
価格が高い360度カメラは、8Kのような高解像度に対応しているのが特徴。小型タイプ・アクションカメラタイプの中でも、プロの撮影に使えるほど高性能なモデルもあります。
また、最新の手ブレ補正機能を搭載しているのも魅力。素早く移動するような激しいシーンや急に動いたシーンでも映像がゆがんだりぼけたりといった不自然さがなく、とても滑らかな映像を撮影できます。
- 8Kの高解像度で撮影したい方
- 手ブレ補正機能にこだわりたい方
360度カメラおすすめ人気ランキング比較一覧表
性能重視の方におすすめな、4万円を超える360度カメラの人気ランキングです。
商品 | 最安価格 | 種類 | 解像度 | フレームレート | 手ブレ補正機能 | 防水・防塵性能 | スマホ連携 | 連続撮影時間 | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Insta360(インスタ360) X3 | ¥45,500 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 5.7K | 5.7K:30fps・4K:60fps | ○ | IPX8(水深10m対応) | ○ | 1時間21分 | 180g |
![]() | RICOH(リコー) THETA SC2 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 4K | 29.97fps | ○ | -(防水ハウジング使用時:水深40m) | ○ | 3分 | 104g |
![]() | KanDao(カンダオ) QooCam 3 Ultra | ¥96,800 Amazon楽天市場Yahoo! | アクションカメラタイプ | 8K | 8K:30fps・5.7K:60fps | ○ | IP68(水深10m対応) | ○ | - | 336g |
![]() | Insta360(インスタ360) X4 | ¥67,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 8K | 8K:30fps・5.7k:60fps | ○ | IPX8(水深10m対応) | ○ | 135分 | 203g |
![]() | RICOH(リコー) THETA V | ¥61,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 4K | 29.97fps | ○ | -(防水ハウジング使用時:水深30m) | ○ | 5~25分 | 121g |
![]() | KODAK(コダック) PIXPRO 4KVR360 | ¥56,100 Amazon楽天市場Yahoo! | アクションカメラタイプ | 4K | 4K:24fps・フルHD:60fps | ○ | IP65 | ○ | -(電池寿命は約80分) | 130g |
![]() | RICOH(リコー) THETA X | ¥108,700 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 8K | 8K:10fps・5.7K:30fps | ○ | -(防水ハウジング使用時:水深40m) | ○ | 5~25分 | 144g |
![]() | KanDao(カンダオ) Qoocam 3 | ¥54,780 Amazon楽天市場Yahoo! | アクションカメラタイプ | 5.7K | 5.7K:30fps・4K:60fps | ○ | IP68 | ○ | - | 201g |
![]() | RICOH(リコー) THETA Z1 | ¥131,470 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 4K | 29.97fps | ○ | - | ○ | 5~25分 | 182g |
360度カメラおすすめ人気ランキング9選
強力な手ブレ補正でどんな撮影にも対応できる人気モデル
旅行・スポーツなどどんな撮影にも使いやすい360度カメラ。X4の型落ちですが、4K60fpsの撮影に対応し、低価格でユーザーの満足度が高いモデルです。手ブレ補正機能が強力で、動きのある映像もきれいに撮影できます。グッドデザイン賞を受賞した人気モデルで、小型・軽量なので、気軽に持ち歩いて撮影を楽しめます。
シネマチックな動画を撮影できる機能も充実。スローモーションを活用すれば、ゆっくり動く映像を撮影して映画のようなメリハリのある演出ができます。360度アクティブHDRモードでは、明暗差の大きい場面でも細部まで記録できるので、感動的な夕焼けシーンの撮影に最適です。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 5.7K |
フレームレート | 5.7K:30fps・4K:60fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | IPX8(水深10m対応) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 1時間21分 |
重量 | 180g |
クイックレスポンス機能で高速起動、おしゃれで使いやすい
クイックレスポンス機能ですぐ起動できる360度カメラ。起動時間が約1.5秒と速く、運動会やドッグランなどのシャッターチャンスを逃したくない場面で活躍します。顔モード・夜景モード・車窓モードの3つの撮影モードがあり、本格的な編集ができるRAW撮影にも対応しているので、こだわり満載の写真を撮れますよ。
セルフタイマーボタンを搭載。スマホで遠隔操作しなくても、カメラと三脚だけで自分が映らない360度写真を撮影できます。ツヤ感のあるかわいいデザインでガジェット感がなく、ビジネスでも使いやすいです。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 4K |
フレームレート | 29.97fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | -(防水ハウジング使用時:水深40m) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 3分 |
重量 | 104g |
暗所に強い大型センサーと大口径の明るいレンズを搭載
夜間のような暗いシーンでの撮影に強い360度カメラ。光をたくさん取り込める大型センサー・大口径レンズを搭載していて、暗い場所でも明るい映像を撮影できます。また、広い色域を記録できる10-bitや、明暗差を拡大できるHDRにも対応。どんな場所でも細部までしっかり再現してくれますよ。
本体ストレージが128GBと大容量なのもポイント。microSDカードなしでも360度動画をたくさん撮影できます。価格が高めですがプロの撮影にも使えるほど高機能なので、映像にこだわりたい方にぴったりです。
種類 | アクションカメラタイプ |
---|---|
解像度 | 8K |
フレームレート | 8K:30fps・5.7K:60fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | IP68(水深10m対応) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | - |
重量 | 336g |
2時間以上の動画撮影に対応、手軽に本格的な編集も楽しめる
長時間カメラを回しっぱなしにできる360度カメラ。5.7K30fpsの撮影なら135分、8K30fpsでも75分連続で撮影できます。レンズガードが付属していてレンズが傷つくのを防げるので、カメラを気にせず思いっきりアクティビティを楽しめますよ。
Adobe Premiere Proで直接映像をリフレーミングできるのも魅力。プラグインをダウンロードするだけで、優秀なソフトで本格的に編集できます。また、スマホアプリ上のバーチャル・ジョイスティックを使って、画角を直感的に操作できるのも便利です。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 8K |
フレームレート | 8K:30fps・5.7k:60fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | IPX8(水深10m対応) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 135分 |
重量 | 203g |
ライブストリーミング・360°空間音声記録対応のカメラ
ライブストリーミング出力に対応している360度カメラ。実際にその場にいるような感覚の映像を視聴者に提供できるので、特にビジネスシーンにおすすめです。物件や店舗の撮影に最適ですよ。ただ、設定によっては連続撮影時間が5分程度になる点は注意しましょう。
水平方向・上下方向の全方位の音声を録音できるマイクを内蔵。きれいな映像だけでなく、臨場感のある音もしっかり記録できます。コンパクト・軽量で携帯性が高く、録画開始ボタンを搭載していて便利。約19GBのメモリーも内蔵されていて使い勝手が抜群です。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 4K |
フレームレート | 29.97fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | -(防水ハウジング使用時:水深30m) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 5~25分 |
重量 | 121g |
専用アプリ・専用ソフト・リモコンがあり使いやすい
専用アプリを使ってスマホで画角をチェックしながら撮影できる360度カメラ。自分の体で映したい部分を隠すといったミスを防げるので、初心者でも使いやすいですよ。専用のPC用ソフトも用意されていて、PCで動画編集できます。専用アプリ・専用ソフトからYouTube・Facebookに動画をアップロードでき、SNSへの投稿も手軽に楽しめます。
リモコン付属でカメラを遠隔操作できるのも便利。リモコンとカメラは電力消費の少ないBluetoothで接続するため、バッテリーを消耗する心配はありません。
種類 | アクションカメラタイプ |
---|---|
解像度 | 4K |
フレームレート | 4K:24fps・フルHD:60fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | IP65 |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | -(電池寿命は約80分) |
重量 | 130g |
合成・変換の手間を減らして360度動画の撮影をより快適に
撮影中に動画を360度に繋ぎ合わせる「動的スティッチング」に対応した360度カメラ。編集時に合成処理を行う手間を省けるため、撮ったその場で専用アプリからSNSに360度動画を投稿できます。
46GBの内蔵メモリーと2.25型の大型モニターを搭載。microSDカードなしでも気軽に撮影でき、スマホを経由せずに画像をすぐチェックできます。また、4K画質の映像をYouTubeライブストリーミングで配信可能。360度映像を配信したい方や、Web会議で360度映像を共有したい方にもおすすめです。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 8K |
フレームレート | 8K:10fps・5.7K:30fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | -(防水ハウジング使用時:水深40m) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 5~25分 |
重量 | 144g |
全指向性マイク搭載、立体オーディオで臨場感のある音を収録
臨場感のある音声を収録できる360度カメラ。全方向の音を収録できる全指向性マイクを搭載していて、動画視聴時に実際に音が鳴った方向と同じ位置から音を感じられます。没入感が高い映像を撮影できるので、映画クオリティの動画を撮りたい方にぴったりです。
水平補正機能があり、見やすい映像に仕上がるのも魅力。撮影中にカメラが傾いてしまっても、映像では水平が保たれています。幅7.15×高さ8.27×奥行2.66cmと手のひらサイズの超小型モデルで携帯しやすく、旅行に持っていきたい方にもおすすめです。
種類 | アクションカメラタイプ |
---|---|
解像度 | 5.7K |
フレームレート | 5.7K:30fps・4K:60fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | IP68 |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | - |
重量 | 201g |
1インチセンサー搭載、2,300万画素の静止画を撮影できる
屋内や車内のような暗めの場所でVR撮影する機会が多いビジネス向けの360度カメラ。1インチの大きなイメージセンサーで光をたくさん取り込めるため、暗所でも鮮明な映像を撮影できます。HDR撮影にも対応していて、明るい場所・暗い場所の細部までしっかり表現できますよ。
画像処理時間が約6秒と短いのも魅力。撮影した画像をすぐに確認・シェアする必要がある不動産撮影のようなシーンで活躍します。高いクオリティの加工ができるRAW画像の撮影にも対応していて、高画質なVRツアーを作成できます。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 4K |
フレームレート | 29.97fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | - |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 5~25分 |
重量 | 182g |
【安い】360度カメラおすすめ比較一覧表
コスパ重視の方におすすめな、4万円以下の安い360度カメラの人気ランキングです。
商品 | 最安価格 | 種類 | 解像度 | フレームレート | 手ブレ補正機能 | 防水・防塵性能 | スマホ連携 | 連続撮影時間 | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Insta360(インスタ360) ONE X2 | ¥29,400 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 5.7K | 5.7K:30fps・4K:50fps | ○ | IPX8(水深10m対応) | ○ | 最大1時間20分 | 149g |
![]() | RICOH(リコー) THETA SC | ¥37,850 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | フルHD | 30fps | - | - | ○ | 約260枚(静止画撮影時) | 102g |
![]() | PANOX V2 | ¥40,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 小型タイプ | 8K | 8K:10fps・5.7K:30fps | ○ | - | ○ | - | 200g |
【安い】360度カメラおすすめ人気ランキング3選
優秀な手ブレ補正機能でどんな撮影にも使える2020年モデル
5.7K撮影や水深10m防水に対応している2020年発売のコスパ抜群な360度カメラ。人気メーカー「Insta360」の商品なので、型落ちでも手ブレ補正機能が優秀で滑らかな映像を撮影できます。同社の新しいモデルに比べるとモニターが丸くて小さめですが、タッチで直感的に操作できるため、360度カメラの入門機として最適ですよ。
アプリでのAI編集機能も利用でき、編集時に自撮り棒を消す「見えない自撮り棒機能」も搭載。ドローンで撮影したようなインパクトのある映像を撮りたい方におすすめです。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 5.7K |
フレームレート | 5.7K:30fps・4K:50fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | IPX8(水深10m対応) |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 最大1時間20分 |
重量 | 149g |
VRゴーグルでも写真を楽しめる、内蔵メモリー搭載で使いやすい
気軽にVR体験ができる静止画撮影向けの360度カメラ。360度画像をワンショットで撮影でき、写真はスマホ・タブレット・VRゴーグルに転送して楽しめます。動画はフルHD画質で1回最大5分しか撮れないので、写真撮影をメインに楽しみましょう。
8GBの内蔵メモリーを搭載。内蔵メモリーだけで静止画を1,600枚も保存できるため、microSDカードを忘れても安心です。本体カラーはくすみ系のブルー・ベージュ・ピンクとホワイトの4色を展開。おしゃれな撮影機材を持ちたい方にぴったりです。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | フルHD |
フレームレート | 30fps |
手ブレ補正機能 | - |
防水・防塵性能 | - |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | 約260枚(静止画撮影時) |
重量 | 102g |
8K撮影やタイムラプス撮影など幅広い撮影を楽しめる
映像の美しさが魅力で機能も充実している360度カメラ。写真は12K相当と高画質で、動画は10fpsとフレームレートは低いですが8K撮影に対応しています。没入感がある鮮明な写真・動画を撮影できますよ。タイムラプス撮影・見えない自撮り棒撮影・スマートトラッキングなど機能も豊富でコスパが高いです。
ファンが内蔵されていて防水ではないため、本体が濡れないように注意しましょう。ただ、ファンがある分冷却性能が優れているのはメリット。カメラが熱くなりすぎて途中で撮影が停止するリスクが低いです。
種類 | 小型タイプ |
---|---|
解像度 | 8K |
フレームレート | 8K:10fps・5.7K:30fps |
手ブレ補正機能 | ○ |
防水・防塵性能 | - |
スマホ連携 | ○ |
連続撮影時間 | - |
重量 | 200g |
360度カメラ・VRカメラのおすすめ人気メーカー
360度カメラ・VRカメラを販売しているメーカーは限られているので、メーカーの特徴を把握して商品を選ぶのがおすすめです。特に人気な「Insta360」「RICOH」「GoPro」の3社をご紹介します。
アプリが高機能で編集が簡単な「Insta360(インスタ360)」
Insta360(インスタ360)は360度カメラの世界シェアがとても高く、定期的に最新モデルを発売している中国のメーカー。強力な手ぶれ補正機能とアプリの使いやすさが魅力です。手ブレを軽減するジンバル(スタビライザー)を使っているような安定感のある映像を撮影でき、AI編集機能が搭載されたアプリで手軽に編集できます。
また、クラウドストレージ「Insta360+」を提供しているのもメリット。200GB~2TBまでのプランがあるので、パソコンやスマホに大量の動画を保管するのが難しい方も安心です。X3シリーズ以降のモデルで利用できます。
初心者からビジネスまで使いやすい「RICOH(リコー)」
RICOH(リコー)は事務機器や光学機器を手がける日本のメーカー。屋内撮影向けのモデルを販売していて、静止画撮影時のつなぎ処理の精度が高く、窓枠部分の紫色のにじみが出にくいのが強みです。不動産業で部屋の写真を撮影するときや、室内でライブ配信を行うときなどに使用されています。
また、アプリを使わなくても本体の大型タッチパネルで設定できるのも魅力。操作が簡単なのでカメラ初心者でも使いやすいです。アクションカメラタイプのモデルは取り扱っていないためスポーツの撮影には不向きですが、Vlog程度なら十分使える手ブレ補正機能を搭載しています。
強力な手ブレ補正機能が魅力的な「GoPro(ゴープロ)」
GoPro(ゴープロ)はアクションカメラで有名なアメリカのメーカー。どんなスポーツでも滑らかに撮影できる強力な手ブレ補正と豊富なアクセサリーが魅力です。360度カメラにもアクションカメラで培った技術を活かしています。アクセサリーはヘルメット用マウント・サーフボードマウント・ペット用マウントなどがあり、さまざまな撮影を楽しめますよ。
360度カメラの発売頻度は低いですが、2019年に発売されたモデルを2025年にリフレッシュして販売。ソフトウェアが強化され、エフェクト・被写体追跡などの機能がアップグレードされています。
360度カメラの撮影で失敗しないコツ
360度カメラは変わった撮影ができる反面、一般的なカメラ・アクションカメラとは使用感や使い方が違う点は要注意。360度カメラでの撮影で失敗しないコツをご紹介します。
カメラを安定させてブレを防ぐ
360度カメラは手ブレ補正機能が搭載されているモデルが多いですが、自分でもできる限り撮影時のブレを防ぐのは重要です。脇をしめて、できるだけ両手でカメラや自撮り棒を持つように心がけましょう。止まって撮影するときは、三脚にカメラを固定して撮影するのがおすすめです。
画角を事前に確認する

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360度カメラの多くはズーム機能がないため、距離感と映り方をしっかり把握しておくのが重要です。360度カメラは全方向を撮影できますが、見下ろす視点・見上げる視点といったアングルは後から編集できません。
特に自分の映り込み方は要注意。「全範囲を撮影できるから」と自分とカメラの位置関係を意識しなくなる人が多く、映したい景色を自分で隠してしまう失敗が発生します。事前に何度か撮影してみて、カメラの位置と映り方の関係を覚えておきましょう。
周りの人の迷惑にならないように気を付ける
360度カメラは自撮り棒を使って屋外で撮影するケースが多く目立ちます。360度全範囲を撮影する以上映り込みを防ぐ方法がなく、人によっては勝手に撮影されているのが嫌な気分になる可能性があります。できるだけ人の少ない場所で使用したり、速やかに静かに撮影したりと、周りの人の迷惑にならないように注意しましょう。
360度カメラ・VRカメラの関連商品
360度カメラでの撮影をサポートしてくれる関連商品をご紹介します。個性的で見やすい映像を撮影したい方は持っておいて損はないアイテムなので、360度カメラと一緒にチェックしてみてくださいね。
画角の調整に必要な「自撮り棒」
360度カメラでの撮影に欠かせないのが自撮り棒です。360度カメラは直に持っての撮影もできますが、手持ちだと構図が限られるため、映したいものを映し切れない可能性があります。自撮り棒があればドローンで撮影したような見下ろすアングルや、第三者が撮っているような画角で撮影できますよ。
個性的な映像を撮影するときに役立つ「マウスピースマウント」
個性的な映像を撮影してみたい方におすすめなのがマウスピースマウント(バイトマウント)です。口にくわえて使用するマウントで、体にマウントを装着するのが難しいマリンスポーツで活躍します。また、両手が自由に使えるので、キャンプや登山などの撮影にも便利です。
360度カメラ・VRカメラのよくある質問
360度カメラのアプリはどのOSに対応している?
360度カメラはアクションカメラとしても使える?
360度カメラのレンズにはカバーを付けたほうがいい?
360度カメラは中国製が多いけど大丈夫?
おすすめ360度カメラ・VRカメラまとめ
撮り逃しをなくせて、全方位が映った独創的な映像を撮影できる360度カメラ・VRカメラ。夜景・海・空といった大自然も迫力満点で撮影でき、大人数の集合写真も全員を映せます。自撮りでも面白いビデオを作れるので撮影が好きな方にぴったりですよ。
- 4K以上の解像度ならきれいな映像を撮影できる
- 映像にこだわりたいなら60fps以上に対応したモデルを選ぶ
- 動きながらの撮影なら手ブレ補正機能は必須
- アウトドアで使用するなら防水・防塵性能をチェック
- 手軽に編集したいならスマホ連携機能をチェック
- 連続撮影時間やストレージ容量も要確認
以上のポイントを参考に、自分に合った360度カメラ・VRカメラを見つけて撮影を楽しみましょう。