大手データ復旧業者、データレスキューセンターはリーズナブルなデータ復旧費用が魅力の業者です。
とにかく高額になりがちで、また費用が発生するタイミングも分かりにくいデータ復旧業界。
一部の業者では、初期診断調査だけで何万円も請求されたとか、後から事前見積もりにない追加作業費用を請求されたといったトラブルも起こっています。
不当な請求はしないにしても、大手ですら料金体系に関してはウェブサイトで明言していない部分があったりするのが現状です。
そんな中、データレスキューセンターは事前見積りや完全成功報酬制であるなど、料金に関して非常に親切な業者です。
今回は、できるだけ安く、安心して依頼できる業者を知りたいという方のためにデータレスキューセンターについて解説します。
データ復旧会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
データ復旧業者 データレスキューセンターとは?
データレスキューセンターの特徴や料金をまとめました。
データレスキューセンターの特徴
- 復旧可能なデータと費用を事前に提出
- 調査費用無料&完全成功報酬
- 他の業者に比べ比較的安価
- 年中無休で調査開始から6~48時間以内のスピード調査
- ISO27001&Pマーク取得
- DRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業
データレスキューセンターは、依頼者が安心して依頼できるよう、主に料金面への不安をクリアにしている業者です。
- 初期診断完全無料(作業に入るまでは費用がかからない)
- 事前に復旧可能なデータの提出(復旧範囲を見てから作業依頼を決められる)
- 完全成功報酬(事前に提出されたリストのデータが戻らなかったら費用は0円)
このように、お金に関する不安要素を一切排除。
「いくらかかるのか分からない」「どこまで復旧できるのか分からない」といった分からないだらけになりがちなデータ復旧費用をできる限り分かりやすくしています。
もちろん料金だけではなく、復旧率やスピードといった技術面も高く、プライバシー管理も万全。
データ復旧業界の健全化を進めているDRAJ(日本データ復旧協会)の常任理事企業だけあり、データ復旧業者の中でも信頼性は高いです。
データレスキューセンターの詳細
データレスキューセンターの料金や、対応サービスをまとめました。
実績 | 実績数は未記載/DRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業 |
---|---|
価格 | HDD軽度論理障害19,800円~29,800円/重度論理障害59,800円~ |
スピード | 初期調査は48時間以内/作業開始から数時間~翌日にデータ復旧(症状による) |
無料見積もり | ◎(復旧リスト事前発行) |
完全成果報酬型 | ◎ |
対応メディア | HDD/SSD/FD/CD/DVD/BD/RAID/NAS/USBメモリ/CF/デジカメ |
店舗受付/郵送受付 | 有り/有り |
設備やツール | 記載なし |
所在地 | 福岡県福岡市中央区薬院1-5-6 ハイヒルズビル3F |
データレスキューセンターはDRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業ですので、技術や信頼性、実績に関しては申し分ありません。
料金に関しては事前見積りは無料ですし、データが復旧した時だけ料金を支払う完全成功報酬制で追加請求は一切ありません。
復旧費用もHDDの簡易の論理障害なら19,800円~、重度論理障害でも59,800円~と他の業者と比べても割安です。
症状の重さによって料金が変動するのは他の業者と一緒ですが、重度の物理障害でもデータレスキューセンターは98,000円~248,000円。
他の業者で倍以上費用を請求されるケースもある重度物理障害で、この価格は格安と言えます。
復旧費用の要因となる論理障害や物理障害については、以下の記事を参考にしてください。
関連記事:【完全比較】PC (パソコン) データ復元 !! 無料ソフトと復旧業者どちらがオススメ?
復旧対応スピードも、初期診断結果が出るまでに最短で6時間。
さらに、データレスキューセンターは福岡市にあるため、福岡近郊の方が直接持ち込めばさらに早い復旧対応が可能になります。
データレスキューセンターのキャンペーン情報
データレスキューセンターは、パナソニック コンシューマーマーケティング株式会社と提携しています。
そのため、Panasonic公式直販サイト「パナソニック ストア」で購入した「Let’s note」に限り、データ復旧費用が安くなります。
⇒データレスキューセンター Panasonic特別サービスページ
また、レッツノートのプレミアムエディションならPanasonicから補助が出ますので、高額になりがちなデータ復旧費用の負担を軽くすることができます。
もちろん料金だけではなく、データレスキューセンターはレッツノートの構造そのものにも詳しいため、データ復旧も得意です。
レッツノートはその堅牢性から、会社で支給しているところも多いでしょう。
レッツノートユーザーは、万が一に備えてデータレスキューセンターの名前を覚えておきましょう。
また、全てのユーザーを対象に「エクスプレスサービス」というスピード復旧サービスも行っています。
このサービスを利用すると初期調査の時間を短縮することが可能です。
割増料金にはなりますが、希望により36時間以内から最高6時間以内に初期調査が終了します。
同じく会社支給されることが多い「surface」のデータ復旧について知りたい方は以下の記事で詳しく解説しています。
是非読んでみて下さい。
関連記事:Surface (サーフェス) のデータ復旧は無料ソフトと復元業者どっちがおすすめなのか詳しく解説
データレスキューセンターの良い口コミ・評判
データレスキューセンターの良い口コミを調べてみました。
- 16GB、7年分の思い出がほぼ100%復旧した!
- 他の大手よりもかなり安く復旧してもらえた
- データが復旧しなかったが約束通り、費用の請求もされなかった
データレスキューセンターはデータ復旧業者の中でも大手ですので、データ復旧技術の高さに関しては間違いありません。
にもかかわらず、口コミを見ると、「他の大手の見積りよりもだいぶ安かった」という書き込みがいくつも見られました。
また、吸い出すデータが残っていない、というケースもあったようですが、利用者によるとその際も当初の約束通り、費用の請求はされなかったそうです。
確実に、そしてできる限り安くデータ復旧をしたい場合はデータレスキューセンターがよさそうですね。
データレスキューセンターの悪い口コミ・悪評
- 見積もりを見て復旧をキャンセルしたらいきなり電話がかかってきて怖かった
データ復旧費用は、リーズナブルな業者でも数万円~十数万円と、一般の方から見ると高額なことには変わりません。
見積もりを見た後、中に入っているデータの重要度と費用のバランスを考えて依頼をキャンセルする場合も多々あるでしょう。
この口コミの方もその一人だったようですが、キャンセルしてすぐに業者から電話で連絡が来たようです。
押し売りはされなかったそうですが、ちょっと唐突というか、びっくりしてしまいますねね。
企業にサービスを依頼する際、こういったやや強めの営業をされる可能性は考慮しておきましょう。
データレスキューセンターの営業マン・営業体制はどうなの?
データレスキューセンターはデータ復旧業者にありがちな「データ復旧率90%以上!」というような謳い文句を掲げていません。
様々な症状や事例のあるデータ復旧において、ユーザーに事実誤認をさせるような数字の掲載は好ましくないと考えているからだそうです。
他にも、完全成功報酬制という事もあり、依頼する側の無知に付け込んだ悪質な営業は一切していないと言って良いでしょう。
気になる点があるとすれば、先ほど口コミにもありましたが、一部強め(強引とまでは言えませんが)な営業をされる方もいるようです。
とはいえ、押し売りするわけでもないので、不要な時は不要とはっきり断れば大丈夫です。
データレスキューセンターでデータ復旧するメリット・デメリット
データレスキューセンターのメリットとデメリットをまとめました。
データレスキューセンターのメリット
【メリット①】安くて明確な料金体系
データレスキューセンターの一番のメリットは価格です。
単純に安いだけではなく、安心して依頼ができるよう、様々な取り組みを行っています。
- 初期調査無料(キャンセル可能)
- 完全成功報酬(復旧しなかった場合は料金を請求しない)
- 勝手にHDDを開封しない(同じ状態で返却)
よく分からない料金が発生しやすいデータ復旧業者ですが、データレスキューセンターはそういった問題は起こりにくいでしょう。
【メリット②】一般企業からの依頼実績多数
データレスキューセンターはそのリーズナブルな価格と技術力の高さから、数多くの企業との取引があります。
- JT(日本たばこ産業)
- H.I.S(エイチアイエス)
- CASIO(カシオ)
- TOYO TIRES(トーヨータイヤ)
- FANCL(ファンケル)
他のデータ復旧業者とは異なり、HDD製造メーカー等ではなく一般の企業からのデータ復旧依頼が多いようです。
もちろんその企業が使用しているのはメーカー製造のHDD等なので、あらゆるメーカーのデータ復旧に対応していると見て間違いありません。
【メリット③】スピード対応
データレスキューセンターは料金だけではなくスピード対応も可能です。
通常でも48時間以内に初期調査を終了し、復旧可能なデータリストを提出。
さらに先述したエクスプレスサービスを使うことで、最短6時間以内の初期調査完了も可能です。
元々料金がリーズナブルな業者ですので、少し割増しになっても納得できる予算に収まるかもしれません。
一度確認してみてはいかがでしょうか。
【メリット④】高いデータ復元率と万全のセキュリティ
ヘッドクラッシュといった重度な障害からでもデータ復旧可能な技術力、またISO27001やプライバシーマーク取得で情報セキュリティも万全です。
特にセキュリティに関しては社内で静脈認証、セキュリティカード管理、監視カメラやセコムによる警備を行うなど、非常に厳重に情報を管理しています。
個人情報はもちろん、企業の重要な機密もしっかりと守られます。
データレスキューセンターのデメリット
【デメリット①】スマホには対応していない
データレスキューセンターは、公式サイトにスマホには対応していないと記載されています。
今やパソコン利用者より多いスマホに対応していないのはちょっと残念ですね。
ただ、「スマホに入っているSDカード」には対応しています。
写真などのデータを、本体に保存していたと思っていたら実はSDカードに保存していた、という事も良くあるので、あきらめずに一度相談してみましょう。
【デメリット②】九州地方以外の人には少し利用しづらい
データレスキューセンターこと、株式会社アラジンは福岡県福岡市にあります。
九州地方の方にとっては便利な立地ですが、それ以外の地域の方には利用しにくいかもしれません。
もちろん郵送による復旧も可能ですが、梱包や発送、配送のリードタイムを考えると少し迷ってしまいますね。
住んでいる地域からの配送時間や費用など、色々な条件を加味して利用するかどうかを決めましょう。
よくある質問:データレスキューセンターの口コミ評判
データレスキューセンターでは復旧したデータはどのような形で受け取れますか?
データレスキューセンターでデータ復旧を依頼する際の注意点はありますか?
①故障したデバイスをこれ以上操作しないでください。
②デバイスを分解したり、ソフトウェアによる復旧を試みたりしないでください。
③できるだけ早く専門家に相談してください。
重要なデータは日頃からバックアップを取っておくことをおすすめします。
データレスキューセンターの対応スピードはどうですか?
データレスキューセンターは信頼できる業者ですか?
データレスキューセンターの技術力はどの程度ですか?
データレスキューセンターのセキュリティ対策は十分ですか?
データレスキューセンターの営業時間は何時までですか?
他社と比較して、データレスキューセンターの特徴は何ですか?
①高い技術力と豊富な経験を持つエンジニアチーム
②幅広いデバイスとデータ形式に対応
③迅速な対応と柔軟なサービス
④厳格な情報セキュリティ管理
⑤透明性の高い料金体系
⑥成功報酬型のサービス提供(復旧できなかった場合は料金はいただきません)
これらの特徴により、お客様に安心して高品質なサービスが受けられます。
データレスキューセンターはリーズナブルで技術力の高い業者!
データレスキューセンターは、データ復旧が初めての方でも安心して依頼できる業者です。
技術力ももちろん高いですし、情報セキュリティも万全。
そして何より費用が明確になっている点が、初めてデータ復旧する方にとって非常に親切です。
データ復旧の費用は業者によって大きな差があります。
中には調査だけで不当な料金を請求する様な業者も0ではありません。
データ復旧の際は、できる限りデータレスキューセンターのような大手で料金も明確な業者に依頼しましょう。
データレスキューセンター以外の業者を無料見積もりで比較するのもオススメ
データレスキューセンターは会社の規模も大きく、安心できるデータ復旧サービスです。ただし大手ゆえに「予算的にちょっと高い」という評判もあります。そんな懸念点を他社と比較をすることで、データ復旧の料金を見直せる可能性があります。
- 他社のデータ復旧料金が知りたい
- データ復旧についてもう少し知りたい
- 完全成果報酬型が良い
- 比較検討した見積もりを見たい
いくつの業者を比較検討することで、データ復旧料金を安くすることができたり、正しいデータ復旧の方法を見つけることにもつながる可能性があります。少しでも業者選びで不安や心配が残っている場合には、いくつかのサービスに無料相談を行い、客観的なアドバイスやベストプライスを検討するのが良いでしょう!
Picky’s編集部では、国内にあるデータ復旧業者を徹底調査した中で、本当におすすめできるデータ復旧業者を詳しく解説しています。人気のデータ復旧サービスでは無料診断や無料見積りが可能なので是非チェックしてみてください。
【プロが選ぶ】信頼できるデータ復旧業者おすすめ7社を徹底比較!また法人のNASやサーバーに問題が起こり、外部に持ち出せないデータや機器にトラブルが起こってしまったときの対処方法などを専門家が解説しています。最近は個人情報の取り扱いなどが難しくなっているので、社内の現場でデータ復旧するケースもふえています。
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オンサイト(現地)でのデータ復旧についてはこちらで詳しく解説しています。
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