遮音性が抜群!イヤモニおすすめ18選|音楽制作・ライブ用に最適なモデルも解説

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イヤモニ

ライブや音楽制作において、精細な音をモニターできる「イヤモニ」。大音量の環境でミュージシャンの耳を守る目的でも使われています。

最近はプロのアーティストが使う高価なイヤモニだけでなく、インディーズバンドや学生でも気軽に導入できるコスパの良いイヤモニも販売されています。

しかしイヤモニは「どんな目的で装着するの?」「イヤホンとイヤモニの違いを知りたい」という疑問をもつ方も多く、どの製品を選べばいいのか迷ってしまいますよね。

この記事ではイヤモニの選び方やおすすめランキングをご紹介します。イヤモニの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事を監修した専門家

ポタオデ・ゲーミングデバイス中心のガジェットレビューワー
鍋ログ
応用情報技術者、日商簿記2級
イヤホンやヘッドホンなどのポータブルオーディオやゲーミングデバイスを中心としたレビュー活動を行っています。ポータブルオーディオ、釣り、サウナ、ちいかわ、大喜利、ゲーム配信の視聴、APEXが趣味。

イヤモニとはライブ中の音をモニタリングするイヤホン

イヤモニ(インイヤーモニター)とは、演奏中に自分の声や楽器の音、トラック音などを確認するためのイヤホンです。ライブ中にスタッフや司会者からの指示を受ける連絡手段としても使われます。アーティストやタレントがテレビでよく耳に装着していますよね。

イヤモニの役割をさらに詳しく解説します。

大音量から聴覚を守る

大音量から聴覚を守る

イヤモニは大音量の中で自分の耳を守る、耳栓としての役割があります。ライブハウスやスタジオでの演奏は大音量が流れます。ミュージシャンは長時間かつ何度も大音量の中で過ごすため、難聴の原因になりかねません。イヤモニは大音量から耳への負担を減らし、必要な音だけを確認できます。

演奏中に自分の声・音を確認する

演奏中に自分の声・音を確認する

イヤモニは大音量の演奏中でも、必要な音だけを正確にモニターするために使用します。特にボーカルは楽器の音で自分の声が聞こえないので、正しい音程やリズムで歌っているのかわかりません。イヤモニがあれば自分の声をモニターできるので、大音量の中でも正しく歌うことができます。

また、イヤモニは遮音性が高いので、周囲の雑音をシャットアウトして音源からの音だけが聴こえるのも特徴です。小さな音もはっきり聴こえるので、イヤモニはゲームの上級者にも愛用されています。特にFPSゲームでは小さな足音や銃声が聴き取れるので、有利にゲームをプレイできますね。

動きながら歌う際のハウリングを防ぐ

動きながら歌う際のハウリングを防ぐ

イヤモニは、ライブ演奏中のハウリングを防ぐ役割があります。ライブの演奏中には、ミュージシャンに音を届けるためのモニター用アンプスピーカーが置かれていますよね。スピーカーからの音を大きくしてしまうとマイクが音を拾ってしまい、ハウリングが起きることがあります。

イヤモニがあればスピーカーの音量を上げる必要がないので、ハウリングが起きにくくなります。演奏中のハウリングが心配ならイヤモニを導入しましょう。

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特に小さなライブハウスではモニタースピーカーからの返しの音が観客にまで反響してしまうことが多くあります。良質な音だけを観客に届けるためにも、イヤモニの導入は非常に有効です。

イヤモニとイヤホンの違いは形状と音質

イヤモニとイヤホンの違いは形状と音質

イヤモニと一般的なイヤホンは、本体の形状が異なります。イヤモニは耳の中にぴったりフィットするよう設計されているので、周囲の音が入らずにイヤモニの音だけが聴こえます。また、激しい動きでも耳から外れにくいため、ダンスなどのパフォーマンス用として重宝しますね。

イヤモニは、ケーブルを耳の後ろに通して装着します(通称:シュア掛け)。そのため、ケーブルからの引張力が筐体に直接かからないため非常に外れにくくなり、かつタッチノイズ(イヤホン装着時にケーブルに触れると「ゴソゴソ」という雑音が入る現象)が入りにくくなっています。

イヤモニの音質は正しい音をミュージシャンに届けるために、より繊細な音を再生できるよう設計されています。高音域がクリアに聴こえるモデルや低音域を強調したモデルなど、さまざまな製品が販売されているので、好みや使用目的に合った製品を選んでください。

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シュア掛けとは、米国の大手オーディオメーカー「SHURE(シュア)」が語源となっています。Googleで検索することを「ググる」と呼ぶみたいに、イヤホンの装着方法に企業名が使われるのは凄いですよね。

耳にぴったり合うイヤモニならオーダーメイド(カスタムIEM)も検討しよう

耳にぴったり合うイヤモニならオーダーメイド(カスタムIEM)も検討しよう

自分の耳にぴったり合うイヤモニが欲しいなら、オーダーメイド(カスタムIEM)も検討しましょう。イヤモニの機能をより活用するには、自分の耳にぴったり合うことが重要です。耳の形は人によってさまざまなので、市販のイヤモニではフィット感が得られない場合があります。

オーダーメイドのイヤモニなら、耳型に合わせてイヤピースを成型するので、より遮音性に優れているのが特徴です。また、オリジナルのデザインが選べるので、バンドの雰囲気に合った製品が手に入るのもメリットです。

オーダーメイドのイヤモニは、安くても5万円以上の値段が一般的なので、バンドメンバー全員のイヤモニを揃えるとコストが掛かります。イヤモニを初めて導入する方や費用を掛けたくない方は、まずは市販のイヤモニを使ってみましょう。

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もしカスタムIEMの敷居が高ければ、「カスタムイヤーピース」という選択肢もあります。e☆イヤホンさんの「eA-R(エアラ)」が有名で、耳型を採取した上で自分の耳にピッタリのイヤーピース(イヤホンの先のプニプニ)をオーダーメイドで作ることが出来ます。気になった方は是非チェックしてみて下さい。

イヤモニの選び方

イヤモニは以下のポイントをチェックして、使いやすい製品を選んでください。

  • ドライバーユニット
  • 使用目的
  • イヤーピースの種類・素材
  • 接続方法
  • インピーダンス

イヤモニの選び方を詳しく解説します。

好みの音を再生するドライバーユニットを選ぶ

好みの音を再生するドライバーユニットを選ぶ

イヤモニは好みの音を再生するドライバーユニットを選んでください。ドライバーユニットとは、デバイスからの電気信号を音に変換する機構です。ドライバーユニットの種類によって音質に違いがあります。

ドライバーユニットの種類
  • ダイナミック型(DD):迫力のある重低音が特徴。高音の響きがやや劣る。
  • バランスドアーマチュア型(BA):高音域がクリアに聴こえる。低音域がやや弱い。
  • ハイブリッド型:バランスの良い音質が特徴。仕組みが複雑なのでコストが高い。
  • コンデンサー型:振動板のひずみや磁力に由来するノイズが皆無。クセが無く非常に滑らかな音質とケタ違いの周波数特性が特徴。振動板に高い電圧をかける必要があるため専用アンプが必要。製造に高い技術力が要求されるため生産できるメーカーが少なく非常に高価。

ライブ活動や音楽制作に使うなら、音質のクリアさが特徴の「バランスドアーマチュア型(BA)」がおすすめです。バランスドアーマチュア型は補聴器の技術から発展したドライバで、非常に繊細な音も表現できるのが特徴です。したがって繊細な音まできちんとモニターすることが出来ます。高域や低域が強調されすぎると正しくモニターできなくなります。

バランスドアーマチュア型は原音に近い音を再生するので、低音から高音までナチュラルに表現します。ただし、どのドライバーユニットも長所・短所があるので、音の好みや使用目的に合わせてドライバーを選びましょう。

使用目的に合った製品を選ぶ

使用目的に合った製品を選ぶ

イヤモニは使用目的に合った製品を選んでください。ライブハウスやスタジオで使用するなら、遮音性を重視したモデルがおすすめです。

耳の形に合わないイヤモニは遮音性が乏しいため、周囲の音が聴こえてしまいます。人間工学に基づいた製品や複数のイヤーピースが付属した製品を選んでください。

一方、音楽鑑賞やリスニング、ゲーミング用としてイヤモニを使うなら、音質や使いやすさ、壊れにくさをチェックしましょう。ケーブルが断線しにくいモデルや他のケーブルに付け替えできるタイプがおすすめです。

イヤーピースの素材・大きさで選ぶ

イヤーピースの素材・大きさで選ぶ

イヤーピースはさまざまな素材・大きさがあります。耳にぴったり合う形はもちろん、長い時間装着しても違和感のないイヤーピースを選びましょう。

イヤーピースの素材はウレタンやシリコンが使われており、それぞれ特徴があります。

イヤーピースの素材
  • ウレタン素材:フィット感が良く、遮音性に優れる。耐久性が低い。
  • シリコン素材:圧迫感の少ない優しい着け心地。耐久性が高い。耳に合った形を選ぶ必要あり。

短い時間での使用なら、フィット感に優れたウレタン製がおすすめです。イヤホンを長い時間装着して耳が痛くなった経験のある方は、柔らかく圧迫感の少ないシリコン製を選びましょう。

使い勝手に合った接続方法で選ぶ

使い勝手に合った接続方法で選ぶ

出典:amazon.co.jp

イヤモニの接続方法は有線タイプ・ワイヤレスタイプの2種類です。有線タイプは低コストで導入でき、接続が簡単なのが特徴です。ミキサー・オーディオインターフェースにケーブルで接続するため、移動しながらの演奏ができません。弾き語りのスタイルやドラマー用なら、有線タイプのイヤモニがおすすめです。

一方、ワイヤレスタイプはステージ上で動き回るミュージシャンに向いています。ワイヤレスタイプのイヤモニを使うには、送信機(トランスミッター)と受信機(レシーバー)が必要です。ワイヤレスタイプはコストが掛かるうえ、接続が難しいので中級者以上の方におすすめです。

インピーダンスはノイズの少ない32オーム程度がおすすめ

インピーダンスはノイズの少ない32オーム程度がおすすめ

イヤモニのインピーダンスは、ノイズの少ない32オーム程度の製品がおすすめです。インピーダンスとは、電流の流れやすさを表す数値です。

インピーダンス数値が高いほどノイズがカットされますが、音量が小さくなってしまうため、バランスの良い32オーム程度の製品を選びましょう。

鍋ログ

なお、良質なアンプを使用すれば低インピーダンス(8Ω程度)のイヤモニでもクリアに出力することが出来ます。低インピーダンスならではの音の繊細さやスピード感もあるため、音質にこだわる場合はイヤホンの他に良質なアンプにもこだわりましょう。

安いVS 高い!イヤモニの値段を比較

イヤモニは1万円以下の安い製品から3万円の高い製品まで、幅広い価格帯のモデルを販売しています。安いモデルと高いモデルを比較し、それぞれの特徴やどんな人に適しているのか解説します。

安いイヤモニの特徴(1万円以下のモデル)

1万円以下の安いイヤモニは、バンド初心者の方や音楽鑑賞・ゲーム用としてイヤモニを使いたい人におすすめです。1万円以下のイヤモニは有線タイプがほとんどなので、スタンドマイクを使うような動きの少ないパフォーマンスに利用できます。

音楽鑑賞やゲームでは、遮音性の高い製品を使いたい場合におすすめです。1万円以下の安いイヤモニでも普通のイヤホンに比べて遮音性が優れているので、解像度の高い音楽を楽しめますよ。

こんな人におすすめ
  • バンド初心者でイヤモニを使いたい人
  • 引き語りやスタンドマイクでパフォーマンスする人
  • イヤホンよりも遮音性の高さを求める人
  • FPSゲームでもっと強くなりたい人

高いイヤモニの特徴(3万円以上のモデル)

3万円以上の高いイヤモニは、繊細な音も聴きとれる高性能モデルやステージ上で動けるワイヤレスタイプが欲しい人におすすめです。

値段の高いイヤモニは、繊細な音を表現できるドライバーユニットを搭載しています。特に音楽制作では細かい音をチェックする必要があるので、3万円以上の高性能なイヤモニを選びましょう。

こんな人におすすめ
  • ワイヤレスタイプのイヤモニが欲しい人
  • 繊細な音を表現できるイヤモニが欲しい人
  • 音を正確にモニタリングしたい人

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Bluetoothを使用したワイヤレスタイプのイヤモニは遅延が発生するためライブには向きません。ワイヤレスタイプを選択する場合はBluetoothではなく、専用のトランスミッターとレシーバーを用いたライブ用のイヤモニを選択するようにしましょう。

専門家のおすすめイヤモニ

この記事を監修したガジェットレビューワー 鍋ログさんがおすすめするイヤモニを1つ紹介します!

イヤモニおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格ドライバーユニット接続方法インピーダンスイヤーピースの種類ケーブルの長さ
SHURE SE215¥13,300 楽天市場AmazonYahoo!ダイナミック型有線17オームソフト・フレックス・イヤパッド ×3、フォーム・イヤパッド×31.16m
CCA C12¥4,980 楽天市場AmazonYahoo!ハイブリッド型有線22オーム-1.12m
Acoustune Monitor RS ONE¥11,800 楽天市場AmazonYahoo!ダイナミック型有線32オームシリコンイヤーピース ×3、フォームイヤーピース×31.2m
Yinyoo KBEAR Lark楽天市場¥3,599 AmazonYahoo!ハイブリッド型有線--1.2m
SoundsGood SE01¥4,814 楽天市場AmazonYahoo!ハイブリッド型有線-S/M/L-
SENNHEISER IE 100 PRO¥14,800 楽天市場AmazonYahoo!ダイナミック型有線20オームS/M/L1.3m
Yinyoo イヤモニ型イヤホン CCZ Coffee Bean楽天市場¥2,299 AmazonYahoo!ダイナミック型有線18オーム--
SHURE SE425¥46,000 楽天市場AmazonYahoo!ダイナミック型有線20オーム4種類1.6m
KIMAFUN 2.4G ワイヤレスインイヤーモニターシステム楽天市場¥19,999 AmazonYahoo!-ワイヤレス---
KZ EDX Pro楽天市場¥2,680 AmazonYahoo!ダイナミック型有線24オーム-1.25m
SONY INNER EAR MONITOR MDR-EX800ST楽天市場¥16,380 AmazonYahoo!ダイナミック型有線16オーム-1.6m
IKKO Gems OH1S楽天市場確認中 AmazonYahoo!ハイブリッド型有線32オームS/M/L×11.2m
SENNHEISER IE 40 PRO楽天市場¥25,800 AmazonYahoo!ダイナミック型有線20オームS/M/L×11.3m
SIMGOT MT3 PRO楽天市場確認中 AmazonYahoo!ダイナミック型有線18オーム1種類1.5m
MACKIE MP-120楽天市場¥13,545 AmazonYahoo!ダイナミック型有線32オームフォーム/シリコン/ダブルフランジ×31.5m
LINSOUL TANGZU Wan’er S.G楽天市場¥3,980 AmazonYahoo!ダイナミック型有線-6種類-
TRN VX Pro インイヤーモニター楽天市場確認中 AmazonYahoo!ハイブリッド型有線22オーム1種類1.25m±5cm
YINYOO CCZ Melody楽天市場¥2,790 AmazonYahoo!ハイブリッド型有線16オーム±2オームS/M/L×1-

イヤモニおすすめ人気ランキング18選

イヤモニのおすすめ人気ランキング18選をご紹介します。

イヤモニのおすすめ人気メーカー

イヤモニはさまざまなメーカーが製品を販売しています。イヤモニのおすすめ人気メーカーと特徴を解説します。

音源に近いナチュラルな音質「SHURE(シュア)」

アメリカに本社を置く音響メーカー「SHURE(シュア)」は、音源に近いナチュラルな音質が特徴です。ボーカルのモニターや音楽制作の現場で使えるイヤモニが欲しい人に向いています。

SHUREはイヤホンのケーブルを交換できる「リケーブル」の火付け役となったメーカーです。互換性のあるケーブルが多く販売されているので、好みの音質に合ったケーブルを選べます。

SHURE(シュア)のおすすめ製品や各シリーズの特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:プロ仕様モデルも!SHUREおすすめイヤホン11選|シリーズ比較やかけ方を紹介

ライブでも使える本格的なイヤモニなら「Sennheiser(ゼンハイザー)」

ドイツのオーディオメーカー「Sennheiser(ゼンハイザー)」は、プロの現場でも採用されるイヤモニを販売しています。多くのライブ出演をこなす中級者以上のミュージシャンにおすすめです。

Sennheiserのイヤモニは高音質なダイナミック型ドライバーを搭載しています。プロと同じイヤモニを使いたい人は、イヤモニの定番ともいえるSennheiserの製品を選びましょう。

安定した品質が特徴「SONY(ソニー)」

SONY(ソニー)は、家電製品を販売するメーカーですが、ウォークマンやイヤホンなどのオーディオ製品も人気です。SONYのイヤモニは、どの製品でも安定した品質が保証されている点が特徴です。

「このイヤモニを購入して失敗した」と感じる製品がほとんどないため、どのメーカーにするのか迷っているならSONYのイヤモニを選びましょう。

ソニーのおすすめイヤホンは下記の記事でも紹介しているので参考にしてみてください。

関連記事:【高性能】Sony(ソニー)イヤホンおすすめ20選!有線や耳を塞がないモデルも

鍋ログ

平成初期の時代にSONYが販売を開始した「ウォークマン」がブームを起こしたことをきっかけに「ポータブルオーディオ」という新たなマーケットが生まれました。SONYはオーディオ以外にもプレイステーションなどのゲーム分野や一眼レフカメラ分野でも高いシェアを誇っており、近年は自動車分野にも参入しました。大企業となっても器用貧乏にならずに数多くの分野でマーケットを創り出し、どの分野でもトップのシェアを獲得するSONYの技術力には脱帽せざるを得ません。

イヤモニの関連商品

イヤモニと一緒に使うと便利な関連商品を紹介します。

耳にフィットする「イヤーピース」

イヤモニが耳にぴったりフィットするには、耳に適した素材・大きさのイヤーピースが必要です。イヤーピースは別売りで販売しているので、イヤモニに付属するイヤーピースが合わなければ別売りのイヤーピースを取り付けましょう。

ワイヤレスタイプのイヤモニに必要「ワイヤレスシステム」

コードレスで便利に使えるワイヤレスイヤモニですが、送信機・受信機がセットになった「ワイヤレスシステム」が必要です。バンドメンバー全員で音を共有するなら、複数の受信機を準備しましょう。なお、周波数帯によっては免許が必要な場合もあるので、ライブで使用する際は注意してください。

本格的なライブに必要「ミキサー」

ミキサーは楽器やマイク、イヤモニを差してバランスの良い音を出力するための音響機器です。初めてミキサーを使うなら、取り扱いが簡単なアナログミキサーがおすすめです。ミキサーはさまざまな機器を接続できるよう、入出力端子が多い製品を選びましょう。

モニター機能付きの「コンデンサーマイク」

DTMなどの音楽制作なら、広い音域を収録できるコンデンサーマイクを導入しましょう。コンデンサーマイクを選ぶなら、モニター機能付きの製品がおすすめです。

モニター機能とは、PCを介さずオーディオインターフェイスでショートカットしてイヤモニ等で再生する機能です。PCに音を送らないので、音楽を遅延なく再生できます。

コンデンサーマイクの選び方やおすすめ製品は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:【配信・宅録に】コンデンサーマイクおすすめ25選!人気のUSB・スマホ対応製品も

イヤモニのよくある質問

イヤモニはどこで販売されていますか?

イヤモニは楽器の販売店や家電量販店、Amazonや楽天市場などのネット通販で購入できます。さまざまな製品を比較できるネット通販がおすすめです。

有線・無線イヤモニの使い方を教えてください。

イヤモニのプラグをミキサーなどに差して使用します。ライブハウスで無線タイプを使うには、送信機などが必要になります。持ち込みで使えるのか事前に確認しましょう。

イヤモニは音楽鑑賞などの普段使いとして利用できますか?

イヤモニはスマホに繋いで、イヤホンと同じ感覚で使用できます。ただし、遮音性が高く周囲の音が聴こえにくくなるため、屋外での利用はおすすめしません。

イヤモニのメンテナンス方法を教えてください

イヤーピースを外して、乾いた布や無水エタノールを染み込ませたティッシュ等で汚れを掃除します。プラグ部分はホコリが溜まりやすいので、柔らかいブラシや綿棒でお手入れしましょう。なお、通常のウェットティッシュやアルコールは水分を含むためイヤモニの劣化やショートによる故障の原因となる可能性があります。乾拭きで対処できない汚れの場合は必ず無水エタノールを使用するようにしましょう。

イヤモニはアプリで操作できますか?

イヤモニはモニターを想定して作られているため、専用アプリのない製品がほとんどです。イコライザーやノイズキャンセリング機能を使うなら、音楽再生アプリやデバイス側で調整してください。

おすすめイヤモニまとめ

イヤモニの選び方やおすすめ製品を解説しました。イヤモニは以下のポイントをチェックして、使用用途に合った製品を選んでください。

  • イヤモニは大音量の環境でも聴きたい音をモニターできる
  • モニター用なら原音に近いフラットな音質のイヤモニがおすすめ
  • 有線タイプは接続が簡単なので練習や音楽制作に便利

最近のイヤモニは、安い製品でも高音質な音を再生できる製品がラインナップされています。イヤホン・ヘッドホンしか使ったことのない方はぜひイヤモニを導入し、質の高い音楽活動をしてみてはいかがでしょうか。

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