初心者向けレコードプレーヤーおすすめ16選!安い&スピーカー内蔵のセットも

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初心者向けレコードプレーヤーおすすめ16選!スピーカー内蔵のお手軽モデルも

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近年のアナログレコード人気の再燃に伴い、初心者向けのレコードプレーヤーの注目が高まっています。1万円台から手軽に高音質を楽しめるエントリーモデルが続々登場。レコードの音源をデジタル化したり、Bluetooth対応のヘッドホン・イヤホンに出力できたりと便利なモデルも増えています。

しかし、「レコードを使うのが初めてで、商品の違いがわからない」「初心者でも使いやすい便利機能が搭載されているモデルが欲しい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、初心者向けのレコードプレーヤーをランキング形式でご紹介。レコードを取り扱うときの注意点についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

初心者がレコードを聴くために必要なもの

レコードは簡単に始められる?必要な機器は?

レコードを聴くためには、レコードプレーヤー以外にも必要な機器があります。中にはレコードと関係なくすでに機器を所有している場合もあるので、自分が何を購入すればいいか確認しましょう。

必要なもの 特徴
レコードプレーヤー
  • レコードに記録された音を取り出す機器
フォノイコライザー
  • レコードプレーヤーで取り出した音を復元するための機器
  • ほとんどのレコードプレーヤーに内蔵されている
アンプ
  • フォノイコライザーを使って復元した音を増幅する
  • スピーカーとアンプが一体になったアクティブスピーカーもある
  • スピーカーと一緒にレコードプレーヤーに内蔵されているケースがある
スピーカーまたはヘッドホン
  • アンプで増幅した音を鳴らす
  • 安価なレコードプレーヤーには、スピーカーが内蔵されているケースが多い

これらの機材が1台のレコードプレーヤーにまとまっているモデルもあります。1万円程度の価格帯でも、レコードプレーヤーのみでレコードを再生できるセット商品もあるので、後ほど紹介します。

初心者向けレコードプレーヤーの選び方

レコードプレーヤーを選ぶときは、搭載機能・駆動方式・カートリッジの種類・アームの種類などをチェックしましょう。具体的なレコードプレーヤーの選び方をご紹介します。

①購入機材を減らせる、フォノイコライザー・スピーカー内蔵モデルがおすすめ

購入機材を減らせる、フォノイコライザー・スピーカー内蔵モデルがおすすめ

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機材を増やしたくない方やコストをできるだけ抑えたい方は、フォノイコライザー・スピーカー内蔵モデルを選びましょう。外付けのフォノイコライザーやスピーカーを別途購入する場合、それぞれ安いものでも約3,000円以上かかります。フォノイコライザーとスピーカーがセットになったモデルなら、レコードプレーヤー1台でレコードを簡単に再生できます。

一方、すでにアクティブスピーカー(アンプ内蔵スピーカー)を持っている方には、フォノイコライザー搭載モデルがおすすめです。フォノイコライザー搭載プレーヤーなら、アクティブスピーカーに直接接続して使用できるため、別途アンプを用意する必要がありません。所有している機材を活用すれば、初期コストをさらに抑えることができます。

②使いやすい便利機能付きのモデルを選ぶ

最近のレコードプレーヤーには便利な機能が搭載されているモデルも多いです。特に初心者におすすめな機能をご紹介するので、自分に合った機能を搭載しているモデルを選びましょう。

ボタン1つで再生できる「フルオート式」がおすすめ

ボタン1つで再生できる「フルオート式」がおすすめ

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レコードを気軽に聴きたいならフルオート式がおすすめ。スタートボタンを押すと自動でレコードを再生してくれて、再生が終わったらアームをもとの位置に戻して停止してくれます。操作の手間がかからないので、レコードを聴くのが面倒になる心配がありません。

しかし、「せっかくだからレコードに針をおろすアナログ感を楽しみたい」と思っている方もいますよね。そんな方には、オートストップ機能のみが搭載されたセミオートタイプがおすすめです。

Bluetooth対応ならヘッドフォンやイヤホンでも音楽を楽しめる

Bluetooth対応ならヘッドフォンやイヤホンでも音楽を楽しめる

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賃貸住宅に住んでいる方や家族と一緒に住んでいる方には、Bluetooth対応のレコードプレーヤーがおすすめ。Bluetoothイヤホン・Bluetoothヘッドホンと接続できるため、騒音問題を気にせずレコードを楽しめます。また、離れた場所でも音楽を聴けるので、家事をしながらでも音楽を満喫できますよ。

USB端子付きならレコードの音源をデジタル化してPCに保存できる

USB端子付きならレコードの音源をデジタル化してPCに保存できる

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レコードに収録されている音楽をパソコンやスマホで楽しみたいなら、USB端子搭載のレコードプレーヤーを選びましょう。パソコンと接続すれば、レコードの音をデジタルデータにしてパソコンに取り込めます。パソコンに保存したデータはスマホに入れて外出時にも楽しめますよ。

③駆動方式は安いモデルが充実している「ベルトドライブ式」がおすすめ

駆動方式は安いモデルが充実している「ベルトドライブ式」がおすすめ

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レコードプレーヤーの駆動方式には、ベルトドライブ・ダイレクトドライブの2種類があります。初心者には1万円程度の安価なモデルも販売されているベルトドライブ式がおすすめです。ダイレクトドライブ式は安いモデルでも5万円程度とコストがかかります。

種類 特徴
ベルトドライブ式
  • 1万円前後の安価なモデルも充実している
  • 主流の駆動方式で、多くの商品に採用されている
  • ターンテーブルとモーターがつながっていないため、振動が伝わりにくい
  • ベルトが劣化する
ダイレクトドライブ式
  • 価格が5万円以上と高い
  • 故障のリスクが低く、安定した回転が魅力
  • モーターの軸とターンテーブルがつながっていて振動が伝わりやすく、ハウリングが発生しやすい
  • DJプレイに対応している

ただし、ベルトドライブ式はベルトが劣化するので、定期的に交換する必要がある点は要注意。交換頻度は1~3年に1回程度で、交換用ベルトは1,000円程度です。

④レコードの溝の振動を拾うための「カートリッジ」を選ぶ

針を搭載し、レコードの溝から電気信号を取り出すパーツをカートリッジと呼びます。カートリッジにはMM型・MC型・セラミック型の3種類があります。

シンプル設計で針交換をしやすい「MM型」がおすすめ

カートリッジはシンプル設計で針交換をしやすい「MM型」を選ぶ

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初心者にはコスパが高いMM型のカートリッジがおすすめ。MM型は量産しやすい形状で価格が安いです。カートリッジのみを購入する場合だと、安いものなら3,000円程度です。また、1万円台の安価なレコードプレーヤーに搭載されているのはMM型がほとんどです。

それに対し、MC型は繊細な音を拾えるのが魅力。ただ、価格が高く、安価なグレードでも2万円以上かかります。また、MC型は自分で針交換ができず、業者に交換を依頼する必要があります。MM型なら自分で針を交換できるので、メンテナンスに手間がかかりません。

価格重視なら「セラミック型」のカートリッジを選ぶのもアリ

価格重視ならセラミック型のカートリッジを選ぶのもおすすめ

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コストを重視するなら、セラミック型のカートリッジを選ぶのもおすすめ。MM型・MC型に比べると音質は劣りますが、価格が安く耐久性が高いです。

価格は交換用カートリッジで2,000円以下の商品もあります。また、セラミック型のカートリッジを搭載しているレコードプレーヤーには、8,000円台で購入できるモデルもありますよ。

⑤トーンアームはリーズナブルな「インテグレーテッドアーム」がおすすめ

トーンアームはリーズナブルなインテグレーテッドアームがおすすめ

先端にカートリッジを取り付けるアーム状のパーツをトーンアームと呼びます。トーンアームにはインテグレーテッドタイプとユニバーサルタイプの2種類があります。

コスパ重視ならカートリッジとアームが一体化しているインテグレーテッドタイプがおすすめ。1万円程度の安価なレコードプレーヤーに搭載されているタイプで、費用を抑えられます。

ただ、インテグレーテッドタイプはカートリッジを交換できないのがデメリット。カートリッジを交換すると音質が変わりますが、後々音質を変えたくなったときにカートリッジを交換できないと困る可能性があります。音の変化を楽しみたいなら、カートリッジを取り外せるユニバーサルタイプを選びましょう。

⑥対応のレコードをチェック!初心者は33回転・45回転に対応のモデルで十分

幅広いレコードを聴ける、33・45回転対応のモデルを選ぶ

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レコードは回転数によって、33回転の「LPレコード」・45回転の「EPレコード」・78回転の「SPレコード」の3種類があります。初心者は入手しやすい33回転・45回転のレコードに対応しているレコードプレーヤーを選ぶのがおすすめ

種類 回転数 主なサイズ 収録時間(片面) 用途
LP 33回転 12インチ 約20~30分 アルバム全体
EP 45回転 7インチ 約4~6分 シングルや短編
SP 78回転 10~12インチ 約3~5分 古い録音

78回転のレコードは1960年代までしか生産されていません。78回転は割れやすくカビも発生しやすい樹脂製なので、品質のいい中古商品が少ないです。希少性が高くコレクションとしてマニアに人気がありますが、初心者は78回転に対応のレコードプレーヤーを選んでも使う機会がない可能性が高いです。

【1万円以下】初心者向け!安い・スピーカー内蔵モデルおすすめ比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格フォノイコライザースピーカーBluetooth対応USB端子駆動方式カートリッジトーンアーム回転数再生方法サイズ重量カラー
ION AUDIO(アイオンオーディオ) Vinyl Transport¥9,800 楽天市場AmazonYahoo!---セラミック-33回転・45回転・78回転手動(オートストップ機能搭載)幅349×奥行き254×高さ114mm2.8kgブルー・ブラック・レッド
WINTECH スピーカー搭載 レコードプレーヤー¥9,980 楽天市場AmazonYahoo!-ベルトドライブ方式セラミック-33回転・45回転・78回転手動(自動停止機能搭載)幅430×奥行き365×縦100mm3.5kgブラウン×ブラック
CICONIA(チコニア) クラシカルレコードプレーヤー TE-1907¥9,899 楽天市場AmazonYahoo!〇(受信のみ)ベルトドライブ方式セラミック-33回転・45回転・78回転手動(オートストップ機能搭載)幅360×奥行き260×高さ15mm3.0kgオレンジ・ブラウン・ブルー
VOKSUN レトロ レコードプレーヤー楽天市場¥10,980 AmazonYahoo!〇(受信のみ)---33回転・45回転・78回転手動(自動停止機能搭載)幅360×奥行き260×高さ15mm-ブラウン
Hoshikou Denpa ヴィンテージ レコードプレーヤー楽天市場¥9,998 AmazonYahoo!〇(受信のみ)-ベルトドライブ方式--33回転・45回転・78回転手動(オートストップ機能搭載)幅304.5×奥行き249.5×高さ12.96mm2.37kg-

コストを重視しながらレコードを楽しみたい方におすすめな、1万円以下の初心者向けレコードプレーヤーの人気ランキングです。安い価格でありながらフォノイコライザーとスピーカーがセットになった商品なので、1台でレコードを再生できます。

【1万円以下】初心者向け!安い・スピーカー内蔵モデルおすすめ人気ランキング5選

【1万~2万円】初心者向け安いレコードプレーヤーおすすめ比較一覧表

商品最安価格フォノイコライザースピーカーBluetooth対応USB端子駆動方式カートリッジトーンアーム回転数再生方法サイズ重量カラー
audio-technica(オーディオテクニカ) フルオート レコードプレーヤー AT-LP60X¥15,774 楽天市場AmazonYahoo!---ベルトドライブ方式VM型-33回転・45回転フルオート式幅359.5×奥行き373.3×高さ97.5mm2.6kgダークガンメタリック・レッド
YAMAZEN(山善) キュリオム MRP-M100CR¥17,800 楽天市場AmazonYahoo!----33回転・45回転・78回転手動幅445×奥行き335×高さ235mm6.8kg-
ION AUDIO(アイオンオーディオ) Archive LP¥11,799 楽天市場AmazonYahoo!-ベルトドライブ方式セラミック-33回転・45回転・78回転手動(自動停止機能搭載)幅406×奥行き360×高さ88mm2.7kg-
クマザキエイム 多機能レコードプレーヤー MA-90¥13,388 楽天市場AmazonYahoo!-ベルトドライブ方式--33回転・45回転・78回転手動幅330×奥行き295×高さ205mm3.2kgローズウッド×シルバー×ブラック
VERSOS(ベルソス) マルチレコードプレーヤー MP9260¥13,480 楽天市場AmazonYahoo!-ベルトドライブ方式--33回転・45回転・78回転手動幅325×奥行き310×高さ170mm3.2kgシャンパンゴールド
Denon(デノン) アナログレコードプレーヤー DP-29F¥10,422 楽天市場AmazonYahoo!---ベルトドライブ方式MM型-33回転・45回転フルオート式幅360×奥行き357×高さ97mm2.8kgブラック・シルバー
ION AUDIO(アイオンオーディオ) レコードプレーヤー¥13,160 楽天市場AmazonYahoo!ベルトドライブ方式MM型-33回転・45回転・78回転手動(オートストップ機能搭載)幅410×奥行き330×高さ145mm3.8kg-

手頃な価格で音質や機能も重視したい方におすすめな、1万~2万円の初心者向けレコードプレーヤーの人気ランキングです。

【1万~2万円】初心者向け安いレコードプレーヤーおすすめ人気ランキング7選

【2万円以上】初心者向けレコードプレーヤーおすすめ比較一覧表

商品最安価格フォノイコライザースピーカーBluetooth対応USB端子駆動方式カートリッジトーンアーム回転数再生方法サイズ重量カラー
audio-technica(オーディオテクニカ) サウンドバーガー AT-SB727¥23,980 楽天市場AmazonYahoo!--(充電用のUSB Type-C端子搭載)ベルトドライブ方式VM型-33回転・45回転手動幅100×奥行き290×高さ70mm0.9kgブラック・イエロー・ホワイト
audio-technica(オーディオテクニカ) フルオート レコードプレーヤー AT-LP60XBT¥22,784 楽天市場AmazonYahoo!--ベルトドライブ方式VM型-33回転・45回転フルオート式幅359.5×奥行き373.3×高さ97.5mm2.6kgブラック・ホワイト
Denon(デノン) DP-300FK¥33,668 楽天市場AmazonYahoo!---ベルトドライブ方式MM型ユニバーサルタイプ33回転・45回転フルオート式幅434×奥行き381×高さ122mm5.5kgブラック・シルバー
Teac(ティアック) LP-R520¥54,252 楽天市場AmazonYahoo!--ベルトドライブ方式セラミック-33回転・45回転・78回転手動(オートリターン機能搭載)幅470×奥行き390×高さ230mm11kg-

音質のいい商品を長く愛用したい方におすすめな、2万円以上の初心者向けレコードプレーヤーの人気ランキングです。

【2万円以上】初心者向けレコードプレーヤーおすすめ人気ランキング4選

初心者向けレコードプレーヤーのおすすめ人気メーカー

レコードプレーヤーはメーカーによってさまざまな特色があるので、商品選びに悩んだらメーカーを参考にしてみるのもおすすめ。特に人気なメーカーをご紹介します。

初心者向けから上級者向けまでラインナップが豊富な「Denon(デノン)」

豊富なラインナップから自分に合ったレコードプレーヤーを選びたい方におすすめなのがデノンです。デノンは100年を超える歴史があるメーカーで、初心者向けモデルから上級者向けモデルまで幅広く販売しています。選択肢が多いので、こだわりたいポイントに妥協せず自分にぴったりなレコードプレーヤーを選べますよ。

おしゃれなモデルが多い「ION AUDIO(アイオンオーディオ)」

インテリアとして見た目も重視したい方におすすめなのがアイアンオーディオです。レトロな雰囲気のモデルや車のインパネを使ったモデルなど、個性的でおしゃれなレコードプレーヤーが充実しています。デザイン性が高いだけでなく、機能が充実していて使いやすいモデルもあるので、初心者でも安心して使用できますよ。

コスパの高いモデルが充実している「audio-technica(オーディオテクニカ)」

コスパ重視の方におすすめなのがオーディオテクニカです。オーディオテクニカは自社でカートリッジを開発しているのが特徴。価格が安いモデルでも、自社製のこだわりが詰まったカートリッジを搭載していて高音質です。1万~3万円の手頃な価格帯のレコードプレーヤーも充実していて、気軽にレコードを楽しめます。

ダイレクトドライブ式のモデルが充実している「Technics(テクニクス)」

ダイレクトドライブ式のレコードプレーヤーが欲しい方におすすめなのがテクニクスです。DJ向けのモデルもあるので、レコードの再生だけでなくDJプレイも楽しめますよ。テクニクスの商品はマニアにも人気で、洗練されたデザインや音の安定感も高評価。どの商品も高級なので、価格より音質を重視したい方にぴったりです。

レコードの魅力は?

レコードを使ってみたいけど、本当に楽しめるか不安という方も多いと思います。そこで、レコードの魅力をご紹介します。

デジタルでは収録できない高音まで収録されている

デジタルでは収録できない高音まで収録されている

レコードはCDよりも収録できる音が多いのが魅力。CDは人間の耳に聞こえる音(20~2万Hz)を記録していますが、レコードはアナログ録音なので曲によっては2万Hz以上の音も収録されています。また、CDはデジタル処理を施す際に消えてしまう音もあります。

アナログ録音とは?
音波を振動としてレコードに刻みこむ方式。デジタル録音は音の波形を数値化して記録するため、アナログ録音なら収録されるとても小さな音を収録できないケースがあります。

「聞こえない音なら影響はないのでは?」と思う方もいますよね。しかし、耳に聞こえない音でも、音の聞こえ方や自然さに影響を与えます。実際に、音質をアップさせるためにCD以上のデータ量を持っているハイレゾ音源が生まれました。データ量に注目すると、ハイレゾ音源よりもレコードの方が優れています。

大きなジャケットで所有欲を満たしてくれる

大きなジャケットで所有欲を満たしてくれる

レコードは大きなジャケットも魅力。コレクションにぴったりで、所有欲を満たしてくれます。レコードプレーヤーを持っていないのに、インテリアとして好きなアーティストのレコードを持っている方もいるほどです。ジャケットが見えるように棚に飾るだけで、お部屋が一気におしゃれになります。

また、レコードに付属している解説文、ライナーノーツも魅力のひとつ。時代背景を絡めた楽曲の解説やレコーディング時のエピソードなど、アーティストのファンなら読みごたえがありますよ。

はるみ

日本語版には帯が付属しているのも特徴。帯を目的に海外のファンが日本語版を購入するケースもあります。

レコードがブームになっていて、新曲も発売されている

レコードは古いイメージも強く、「昔の曲しかないのでは?」「好きな曲があるかな?」と不安な方も多いのではないでしょうか。しかし、最近はレコードがブームになっていて、過去にリリースされた曲の再発売やベスト盤の発売はもちろん、最新曲をCD・レコードの両方で発売するケースもあります

お気に入りのアーティストがレコードを発売しているかチェックしてみましょう。2024年にレコードを発売したアーティストの例をご紹介します。

アーティスト名 曲名・アルバム名 発売日
あいみょん 猫にジェラシー(新曲)
  • レコード:2024年11月20日
  • CD:2024年9月11日
椎名林檎 放生会(新曲)
  • レコード:2024年10月2日
  • CD:2024年5月29日
Ado 残夢(2ndオリジナルアルバム)
  • レコード:2024年12月11日
  • CD:2024年7月10日
YOASOBI THE BOOK・THE BOOK 2・THE BOOK 3(EP)
  • レコード:2024年10月23日
  • CD:2021年1月6日・2021年12月1日・2023年10月4日

レコードプレーヤーを取り扱うときの注意点

レコードを初めて取り扱うときは、どんなことに気を付ければいいかわからず不安になりますよね。ここでは、初心者がレコードを取り扱うときに注意すべきポイントをご紹介します。レコードを適切に扱って長く愛用しましょう。

必ず水平な場所に設置する

必ず水平な場所に設置する

レコードプレーヤーは必ず水平な場所に設置するのがポイント。水平でない場所に置くと、トーンアームが引っ張られて針の圧力が不正確になり、音が悪くなったり故障の原因になったりします。

設置場所が水平になっているか、球状のものや水平器を置いて確かめましょう。また、水平チェックと併せて、レコードプレーヤーを置くデスクや棚のネジが緩んでいないか、といった土台の安定性を確認しておくのも大切です。

関連記事:安くても高精度!水平器おすすめ20選|DIYで使いたいデジタル&レーザータイプも

レコードをセットしたまま放置しない

レコードをセットしたまま放置しない

レコードは聴き終わったら必ずジャケットに収納しましょう。出しっぱなしにしていると、埃や汚れが付着して音質に悪影響が出ます。

特にレコードは熱に弱く変形しやすいので、暑い場所に放置しないのも大切です。レコードプレーヤーに置いたままだと、溶けてターンテーブルにはり付いてしまうケースもあります。

汚れたままレコードを再生しない

汚れたままレコードを再生しない

汚れが付着した状態のレコードの再生は絶対に避けてください。特に砂埃のような硬い異物がレコードに付着していると、針で引きずってレコードに傷がついてしまう可能性があります。

傷がつくと針が音の情報を正確に拾えず、音が飛んだりノイズが入ったりします。再生前にレコードの汚れを拭き取る習慣を身につけておきましょう。

レコードを掃除するときのポイント
  • マイクロファイバーや柔らかい布などで溝に沿って汚れをふき取る
  • 酷い汚れは専用のクリーナー液を使用して掃除する

また、レコードが汚れないように取り扱うのも大切です。レコードを持つときは、外周部と中心のレーベルシール部分を持つように心がけましょう。

レコードプレーヤーが停止してからレコードを外す

レコードプレーヤーが停止してからレコードを外す

ターンテーブルが回っている間はレコードを外さないように注意しましょう。完全に停止していない状態でレコードを外そうとすると、ターンテーブルとの摩擦でレコードの裏面が傷ついてしまいます。レコードの裏表はA面・B面と呼ばれ、どちらにも楽曲が記録されているので、裏面も大切に扱いましょう。

レコードプレーヤーの関連商品

レコードプレーヤーと一緒に購入したい関連商品をご紹介します。音質を上げられるアイテムもあるので、レコードでの音楽鑑賞をとことん楽しみたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

レコードをおしゃれに管理できる「レコードラック」

レコードを保管するのに役立つのがレコードラックです。レコードラックはレコードの管理をするための専用ラックで、通気性がよくカビや湿気でレコードが傷むのを防げます。

また、ジャケットをしっかり見せておしゃれに飾れるのも魅力。複数枚のレコードもきれいに飾れるので、インテリアにこだわりたい方にもおすすめですよ。

音質アップの効果がわかりやすい「スピーカー」

レコードプレーヤーの音質を上げたいと思ったときに、最初に購入すべきなのはスピーカーです。音は最終的にスピーカーから出るので、スピーカーの品質が高ければいい音でレコードを楽しめます

レコードプレーヤーにスピーカーが内蔵されている場合も、外部の高品質なスピーカーに出力した方が音質が向上するケースが多いです。スピーカー選びに悩む方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

関連記事:【定番の名機も】ブックシェルフスピーカーおすすめ24選!ハイレゾ対応機も紹介

音質をよくするのに欠かせない「プリメインアンプ」

音質を上げたいときにスピーカーと一緒に必要になるのがプリメインアンプです。プリメインアンプは音声信号を整えるプリアンプと、音声信号を増幅させるパワーアンプの機能を兼ね備えています。レコードの音をきれいに拾うために、高品質なプリメインアンプを使用しましょう。

ただし、レコードで使用するにはPHONO端子が必須。必ずPHONO端子が搭載されているかチェックしてくださいね。

関連記事:プリメインアンプ おすすめランキング 21選 |テレビやオーディオを高音質で楽しむ

初心者向けレコードプレーヤーのよくある質問

初心者向けレコードプレーヤーのよくある質問

レコードプレーヤーはどこで購入できる?

家電量販店・楽器店・オーディオ専門店・ネット通販などで購入できます。

レコードプレーヤーは中古で購入してもいい?

針やターンテーブルを回すゴムベルトなど消耗する部品が多いのでおすすめできません。特に初心者だと、音が悪いのが故障のせいか部品の劣化のせいかわからず困る可能性が高いです。

最近発売されるレコードはアナログ収録されているの?

最近はデジタル録音したものをレコード化して販売するケースが多いです。

レコードプレーヤーが故障したらどこに相談すればいい?

メーカーにサポートがないかチェックしましょう。オーディオ修理の専門業者に依頼できるケースもあります。

レコードプレーヤーのお手入れは難しい?

日ごろから埃を取り除いていれば大がかりなお手入れは必要ありません。ただし、針については、スタイラスクリーナーという専用のアイテムで汚れを取り除く必要があります。

おすすめ初心者向けレコードプレーヤーまとめ

独特の再生方法で音楽だけでなくアナログな雰囲気まで楽しめるレコードプレーヤー。音楽を聴くのにあえてひと手間かけて、非日常感を演出できますよ。

  • 駆動方式は安いモデルが充実している「ベルトドライブ式」がおすすめ
  • カートリッジはシンプル設計で針交換をしやすい「MM型」を選ぶ
  • トーンアームはリーズナブルなインテグレーテッドアームがおすすめ
  • 幅広いレコードを聴ける、33・45回転対応のモデルを選ぶ
  • 購入機材を減らせる、フォノイコライザー・スピーカー内蔵モデルがおすすめ
  • 使いやすいモデルを選ぶ

以上のポイントを参考に、レコードを満喫できる自分に合ったレコードプレーヤーを見つけましょう。

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