2022年10月26日（水）に発売されたiPad無印シリーズの新型「iPad（第10世代）」。前モデルのiPad（第9世代）よりもグラフィックや処理性能が向上しており「グラフィック性能の高いゲームや動画編集を快適に操作できる」と話題を集めています。
iPad（第10世代）が気になっている人の中には「第10世代買うべきか悩む」「逆にできないことはある？」「実際に使った人のレビューを読みたい」と考えている人も多いはず。
そこで今回は、iPad（第10世代）をPicky’s編集部が実際に使用して、商品の使い心地や魅力を徹底的にレビューしました！他のiPadシリーズとの比較や、どんな人におすすめなのかについてもまとめているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
目次
iPad（第10世代）レビュー結果！買うべき人・おすすめしない人
iPad（第10世代）は、前モデルからデザインが一新。プロセッサのスペックも1世代新しくなり、アプリやゲームがより快適に動作するデバイスに進化しました。今回は、iPad（第10世代）の良かったポイントも残念なポイントも本音でレビューします。
まずは、iPad（第10世代）の総合評価からチェックしていきましょう。サイズやデザイン、処理速度やカメラ性能など独自の13項目を、Picky’s編集部が実際に使って検証しました。
| サイズ | ◎ |
| 大きさ・重量 | ◎ |
| デザイン | ◎ |
| ディスプレイの綺麗さ | ◎ |
| 処理能力 | ◎ |
| フロントカメラ | ○ |
| バックカメラ | ◎ |
| 4Kビデオ編集 | ◎ |
| スピーカーの性能 | ◎ |
| ゲームのグラフィック | ◎ |
| 充電の持ち・充電時間 | ○ |
| Touch ID | ◎ |
| タッチペン | △ |
高評価だったポイント：4K動画撮影と編集が1台でできる
- 4K動画撮影と編集がiPad1台で完結する
- サブ機として使いやすいサイズと重量
- トップボタンのTouch IDが使いやすい
- 充電コネクタがUSB-Cになった
iPad（第10世代）は、4K30fpsの高画質で動画を撮影できます。動画はiPadから直接編集できるため、わざわざPCに動画データを移動する手間がありません。また、10.9インチのサイズはサブ機として使いやすく、PCやスマホと一緒に持ち運びしやすい点が特徴です。
微妙だったポイント：Apple Pencil（第2世代）が使えない
- Apple Pencil（第2世代）に非対応
- フロントカメラの画質はイマイチ
iPad（第10世代）は、Apple Pencil（第2世代）に対応していません。第1世代には対応していますが、マグネットでの充電やペアリングができないので不便に感じました。また、フロントカメラ（ディスプレイ側）の画質があまり良くない点も少し残念なポイントです。
iPad（第10世代）を買うべき人
- ネットサーフィンや動画視聴など気軽に使えるiPadが欲しい人
- PCやスマホのサブ機として使えるiPadが欲しい人
- 高画質な動画撮影ができるiPadが欲しい人
- iPadで動画編集をしたい人
iPad（第10世代）は、スマホよりも大きな画面で動画視聴やゲームをしたい人、高画質で動画撮影したい人におすすめです。4Kの高画質で動画を撮影できるため、旅行先で綺麗な映像を残したい場合などに活用できます。撮影した動画をiPadですぐに編集できるので、SNSなどにアップロードしたい人も便利に使えますね。
iPad（第10世代）をおすすめしない人
- お絵描きやイラスト制作をしたい人
- 高度な処理能力を求める人
iPad（第10世代）はタッチペンで手書き入力できますが、イラスト制作のような繊細な手書き作業には向いていません。また、PCのようなマルチタスクでの作業、動作の重いアプリが快適に操作できるiPadが欲しい人にはあまりおすすめしません。
iPad（第10世代）のスペック
| iPad（第10世代） | |
| サイズ | 高さ：248.6mm 幅：179.5mm 厚さ：7mm |
| 重量 | 477g（Wi-Fiモデル） 481g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
| ディスプレイ | 10.9インチ Liquid Retina |
| 搭載チップ | A14 Bionicチップ |
| メモリ | 4GB |
| ストレージ | 64GB/256GB |
| バッテリー |
|
| バックカメラ |
|
| フロントカメラ | 1,200万画素 |
| ロック解除 | Touch ID |
| 5G通信 | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） |
| カラーバリエーション |
|
| 充電方式 | USB-Cコネクタ |
| 価格 | 58,800円（税込）〜 |
iPad（第10世代）はベゼルのないフルスクリーンを採用。フロントカメラは横の位置に変更され、前モデルからデザインが一新されました。さらにホームボタンが廃止され、スタイリッシュなデザインに進化しています。
充電コネクタはUSB-Cが採用されました。充電速度が向上するとともに、他端末と充電ケーブルを共有しやすい点も特徴です。カラーバリエーションは4種類をラインナップ。ピンクやイエローといったポップなカラーも選べます。
価格は64GBで58,800円（税込）から用意されています。iPad（第10世代）用のキーボード「Magic Keyboard Folio」も新しく登場したので、PCのように素早く文字入力したい人にもおすすめです。
【実機で検証】iPad（第10世代）を徹底レビュー
パソコンのサブ機にぴったりな大きさ
iPad（第10世代）は大きすぎず、小さすぎない絶妙なサイズ感が高評価です。しっかりと作業したい場合はPC、調べものや通知の確認、簡単な作業をしたい場合はiPadといった使い分けにも便利です。
ずっしり感がなく持ち運びしやすい
iPad（第10世代）はずっしり感もなく、手で持って利用してもそれほど重さは感じませんでした。iPad本体を手で持ったまま動画鑑賞や読書をしたい人に便利です。
また、iPad（第10世代）をPCと一緒に持ち運んでもかさばりません。荷物の多いビジネスパーソンや学生にも使い勝手が良いと感じました。
鮮やかなカラーが魅力！ケースに入れるのがもったいない
iPad（第10世代）は、シルバー・ブルー・ピンク・イエローの4種類のカラーバリエーションをラインナップしています。今回使用したピンクカラーは、想像していたよりもビビットな色合い。本体をケースに入れるのがもったいなく感じるほどかわいい色でした。
シンプルなシルバーカラーも展開されており、ビジネス用・プライベート用など用途に合ったカラーを選べます。
明るく鮮やかなディスプレイ
iPad（第10世代）のディスプレイは、上位機種であるiPad Air（第5世代）と同じ「Liquid Retinaディスプレイ」を採用しています。色彩が鮮やかに表現されており、明るく綺麗に感じました。スペックの高いスマホやPCに比べると画質はやや劣りますが、目立つような画質の粗さは感じません。
アプリがサクサク動く高い処理能力
iPad（第10世代）は、前モデルよりも高性能なチップ・メモリを搭載しています。アプリの操作感は、最新のiPhone14を使用している感覚で操作できました。動画視聴やネットサーフィンといったライトな使い方なら、動作の遅延やカクつきもありません。
横位置のフロントカメラはオンライン会議に便利
iPad（第10世代）はフロントカメラが横に位置しています。オンライン会議やビデオ通話などで本体を横向きにして使うとき、自分の顔が画面中央にくるのでカメラ目線で通話や自撮りができます。
フロントカメラの画質はそこまで良くないので、高画質で撮影したい場合はバックカメラを使うと良いでしょう。
フロントカメラに搭載されているセンターフレーム機能により、顔が画面の中央にくるように自動調節されます。顔の位置がずれてもカメラが追ってくれるので、本体を手で持ってビデオ通話をする場合などに便利です。
4Kビデオ撮影ができるバックカメラ
バックカメラは4K30fpsの高画質でビデオ撮影できます。実際に撮影したところ、景色や人物の動きが繊細に表現され、とても綺麗な画質で撮影できました。これまでのiPadなら撮影しなかったというシーンでも「iPadで撮影する価値がある！」と思えるカメラ性能です。
撮影した動画はiPad（第10世代）でそのまま編集できます。動画編集アプリも快適に動くので、ストレスは感じません。iPad向けの動画編集アプリも豊富にリリースされており、目的に合った編集が可能です。
4Kで撮影した動画はこちら。
クリアに聴こえるステレオスピーカー
iPad（第10世代）は2つのスピーカーを搭載しています。スピーカーから流れるサウンドは音がこもらずクリアに聴こえました。本体が横向き・縦向きどちらでも音質は変わらず高音質。
音量を大きくしても繊細に聞こえる点が高評価でした。映画や音楽をステレオスピーカーで聴きたい方におすすめです。
ゲームのグラフィックは綺麗。カクつきなく動く
実際にiPad（第10世代）でグラフィックが良いと定評のあるゲーム「オリエントアカディア」をプレイしました。気になるほどのカクつきはなく、サクサクと動作します。ゲームのグラフィックも綺麗に描写されていました。
バッテリーの持ちは良好。日中は使い続けられる
iPad（第10世代）のスペック表では、9～10時間の連続使用が可能となっています。実際にフル充電の状態からアプリや動画視聴などを使用したところ、日中から夜までバッテリーが持続しました。
iPadは画面が大きいためiPhoneに比べてバッテリーの持ちは良くありませんが、日中はバッテリーが持つので不便には感じませんでした。iPadはiPhoneほど使用頻度が高くないため、バッテリーの持ちで困ることはないでしょう。
iPad（第10世代）の充電コネクタはUSB-Cです。Androidのスマホを使っている方でもケーブルを共有できるので便利ですね。
Touch IDの感度は良好
iPad（第10世代）は、電源ボタンに指紋認証センサーを搭載しています。電源ボタンを触るだけで素早くロックを解除できました。
指紋認証は指を横向きにしても登録できるので、いろいろな角度からタッチしても反応します。
Apple Pencil（第2世代）は非対応
iPad（第10世代）はApple Pencil（第2世代）に対応していません。わざわざ前モデルの第1世代を購入するのはもったいないため、残念な点だと感じました。
iPad（第10世代）の充電コネクタはUSB-Cですが、Apple Pencil（第1世代）はLightningコネクタで充電します。2種類の充電ケーブルが必要なのもやや不便に感じますね。
iPad（第10世代）の口コミ・評判・できないことは？
ここまでPicky’s編集部によるiPad（第10世代）のレビューを紹介してきましたが、「他の人の感想も知りたい」という人は多いですよね。ここからは、iPad（第10世代）の良い口コミと悪い口コミをまとめて紹介するので、購入を迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
iPad（第10世代）のいい口コミ
- 動画を撮影してそのまま編集できるので便利
- 読書や動画視聴用のタブレットとしてちょうどいい
- iPhoneやMacにデータを同期できる
ネットサーフィンや動画視聴、読書といったコンテンツの利用に便利という口コミが多くみられました。動画を撮影してすぐに編集できる点も高評価を集めています。iCloudを利用して手軽にデータを移動できるため、複数のApple製品でデータ共有をしたい人にも人気です。
iPad（第10世代）の悪い口コミ
- Apple Pencil（第2世代）に対応してほしかった
Apple Pencil（第2世代）に対応してほしかったという口コミがみられました。実は第10世代にできないことがあります。それがApple Pencil（第2世代）に対応していないこと。特にサブ機として第10世代買うべきか迷っていた方にはマイナスな点です。すでに第2世代を持っていて第1世代を購入したくない場合は、値段の安い非純正のタッチペンを使ってみてもいいでしょう。
iPad（第10世代）を前モデル（第9世代）と比較｜充電コネクタやチップが変化
出典：amazon.co.jp
iPad（第10世代）と前モデル（第9世代）の違いを比較しました。「そろそろiPadを買い替えたい」と思っている人は、どのような違いがあるのかチェックしてみてください。
| iPad（第10世代） | iPad（第9世代） | |
| サイズ | 高さ：248.6mm 幅：179.5mm 厚さ：7mm |
高さ：250.6mm 幅：174.1mm 厚さ：7.5mm |
| 重量 | 477g（Wi-Fiモデル） 481g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
487g（Wi-Fiモデル） 498g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
| ディスプレイ | 10.9インチ Liquid Retina | 10.2インチ Retina |
| 搭載チップ | A14 Bionicチップ | A13 Bionicチップ |
| メモリ | 4GB | 3GB |
| ストレージ | 64GB/256GB | 64GB/256GB |
| バッテリー |
|
最大10時間 |
| バックカメラ |
|
|
| フロントカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
| ロック解除 | Touch ID | Touch ID |
| 5G通信 | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） | – |
| カラーバリエーション |
|
|
| 充電方式 | USB-Cコネクタ | Lightningコネクタ |
| 価格 | 58,800円（税込）〜 | 49,800円（税込）～ |
iPad（第10世代）は、前モデルよりも1世代新しい高性能なチップ・メモリになりました。「iPad AirやiPad Proを買うほどではないが、もう少しサクサク動いてほしい」というニーズに応えた仕様になっています。
カラーバリエーションは4種類から選べるようになり、イエローやピンクといったポップなカラーが新しくラインナップ。ケースを装着するのがもったいないほど鮮やかなカラーが魅力です。
また、充電コネクタがLightningからUSB-Cへ変更になっています。今後、スマホやタブレットのコネクタはUSB-Cへ移行する流れなので、ケーブルを統一したい人はiPad（第10世代）がおすすめです。
iPad（第9世代）を実際に使った感想は、こちらの記事で紹介しています。
関連記事：【マニアが解説】2021年モデルの新型iPad(第9世代)をレビュー！新機能・スペックや価格まとめ
【Pro / Air / mini】他のiPadシリーズとのできること比較
iPad（第10世代）と他のiPadシリーズの比較を紹介します。各iPadのスペックや特徴の違いを分かりやすくまとめているので、自分に合うiPadを探している人はぜひ参考にしてください。
iPad Pro（第6世代・第4世代）
出典：amazon.co.jp
iPad ProシリーズのiPad Pro第6世代・第4世代との比較をまとめました。iPad Proは、iPadシリーズの中でも高性能なチップを搭載したハイスペックモデルです。
| iPad（第10世代） | iPad Pro（第6世代） | iPad Pro（第4世代） | |
| サイズ | 高さ：248.6mm 幅：179.5mm 厚さ：7mm |
高さ：280.6 mm 幅：214.9 mm 厚さ：6.4 mm |
高さ：247.6 mm 幅：178.5 mm 厚さ：5.9 mm |
| 重量 | 477g(Wi-Fiモデル) 481g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
682g（Wi-Fiモデル） 684g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
466g（Wi-Fiモデル） 468g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
| ディスプレイ | 10.9インチ Liquid Retina | 12.9インチ Liquid Retina XDR | 11インチ Liquid Retina |
| 搭載チップ | A14 Bionicチップ | M2チップ | M2チップ |
| メモリ | 4GB | 8GB 16GB （1TB以上のモデルのみ） |
8GB 16GB （1TB以上のモデルのみ） |
| ストレージ | 64GB/256GB | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB |
| バッテリー |
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| バックカメラ |
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1,200万画素 TrueDepthカメラ（超広角カメラ） |
1,200万画素（広角カメラ） |
| フロントカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
| ロック解除 | Touch ID | Face ID | Face ID |
| 5G通信 | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） | – |
| カラーバリエーション |
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| 充電方式 | USB-Cコネクタ | Lightningコネクタ | USB-Cコネクタ |
| 価格 | 58,800円（税込）〜 | 172,800円（税込）〜 | 124,800円（税込）〜 |
iPad Proでできること
iPad Pro第6世代・第4世代は、MacBookにも採用されているM2チップを搭載しています。イラスト制作や動画編集といったクリエイター作業をしたい人、3Dゲームでもサクサク動くiPadが欲しい人におすすめです。
Magic KeybordやApple Pencil（第2世代）といった豊富なアクセサリーにも対応。値段は高いですが、PCと同じように自由度の高い作業にも利用できます。
ただしiPad Pro第6世代・第4世代は、読書や動画視聴などのコンテンツしか利用しない人にはオーバースペックです。ネットサーフィンや読書などの軽い使い方しかしないのであれば、iPad（第10世代）やiPad miniシリーズでも十分です。
iPad Proと比較してiPad（第10世代）ができないこと
- Face ID
- クリエイティブワーク向けの色領域表示
- 高負荷なゲーム
- 重いマルチタスク
- Apple Pencilをマグネットでペアリングと充電
iPad Proは以下の記事で各世代の特徴や性能の比較を解説しています。
関連記事：[マニアが教える] iPad Proを世代別に完全比較！2022/2021/2020/2018価格や機能の違いなど解説
iPad Air（第5世代）
出典：amazon.co.jp
次に、iPad AirシリーズのiPad Air（第5世代）との比較をまとめました。iPad Airは、持ち運びしやすいデザインと処理能力の高さを備えた、バランスの良いモデルとして位置しています。
| iPad（第10世代） | iPad Air（第5世代） | |
| サイズ | 高さ：248.6mm 幅：179.5mm 厚さ：7mm |
高さ：247.6 mm 幅：178.5 mm 厚さ：6.1 mm |
| 重量 | 477g（Wi-Fiモデル） 481g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
461g（Wi-Fiモデル） 462g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
| ディスプレイ | 10.9インチ Liquid Retina | 10.9インチ Liquid Retina |
| 搭載チップ | A14 Bionicチップ | M1チップ |
| メモリ | 4GB | 8GB |
| ストレージ | 64GB/256GB | 64GB/256GB |
| バッテリー |
|
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| バックカメラ |
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| フロントカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
| ロック解除 | Touch ID | Touch ID |
| 5G通信 | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） |
| カラーバリエーション |
|
|
| 充電方式 | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ |
| 価格 | 58,800円（税込）〜 | 92,800円（税込）〜 |
iPad Airでできること
iPad Air（第5世代）は、iPad Pro第3世代・第5世代と同じM1チップを搭載。iPad（第10世代）に比べて処理能力やグラフィック性能が高いため、複雑な動画編集でもサクサクと動きます。iPadでクリエイター作業をしたい人に向いています。
しかし、iPad Air（第5世代）もiPad Proと同様に、処理性能にこだわりのない人にはオーバースペックです。重たい使い方をしないのであれば、iPad Air（第5世代）よりも値段の安いiPad（第10世代）でも不足はないでしょう。
iPad Air（第5世代）はiPadシリーズの中では価格もリーズナブルなので、iPad Proよりは値段が安くて高性能なiPadが欲しい人に向いています。iPad Air（第5世代）のWi-Fi+Cellularモデルは、5G通信にも対応しているので、Wi-Fi環境のない屋外でも快適にネット通信ができる点も特徴です。
iPad Airと比較してiPad（第10世代）ができないこと
- クリエイティブワーク向けの色領域表示
- 重いマルチタスク
- Apple Pencilをマグネットでペアリングと充電
iPad Air（第5世代）は以下の記事でスペックの解説や実機レビューを紹介しています。
関連記事：iPad Air（第5世代）を実機レビュー！M1チップ搭載でPro並みに？
iPad mini（第6世代）
出典：amazon.co.jp
次に、iPad miniシリーズのiPad mini（第6世代）との比較をまとめました。iPad miniは、iPadシリーズの中でも画面サイズが一番小さなモデルです。
| iPad（第10世代） | iPad mini（第6世代） | |
| サイズ | 高さ：248.6mm 幅：179.5mm 厚さ：7mm |
高さ：195.4mm 幅：134.8mm 厚さ：6.3mm |
| 重量 | 477g（Wi-Fiモデル） 481g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
293g（Wi-Fiモデル） 297g（Wi-Fi+Cellularモデル） |
| ディスプレイ | 10.9インチ Liquid Retina | 8.3インチ Liquid Retina |
| 搭載チップ | A14 Bionicチップ | A15 Bionicチップ |
| メモリ | 4GB | 4GB |
| ストレージ | 64GB/256GB | 64GB/256GB |
| バッテリー |
|
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| バックカメラ |
|
|
| フロントカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
| ロック解除 | Touch ID | Touch ID |
| 5G通信 | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） | ○（Wi-Fi+Cellularモデルのみ） |
| カラーバリエーション |
|
|
| 充電方式 | USB-Cコネクタ | USB-Cコネクタ |
| 価格 | 58,800円（税込）〜 | 84,800円（税込）～ |
iPad miniでできること
iPad mini（第6世代）は手のひらのに収まるコンパクトなサイズが魅力です。iPhoneよりも少し大きめの、片手で持てるiPadが欲しい人に向いています。
iPad mini（第6世代）は、Apple Pencil（第2世代）にも対応。本体側面に張り付けて充電・持ち運びできるので、手書きメモやノートをとりたい場面で活躍します。
ただしiPad mini（第6世代）はSmart Keyboardに対応していません。iPadでキーボード操作をしたい方はiPad（第10世代）やiPad Proシリーズを選びましょう。
iPad miniと比較してiPad（第10世代）ができないこと
- クリエイティブワーク向けの色領域表示
- Apple Pencilをマグネットでペアリングと充電
iPad mini（第6世代）は以下の記事でスペックの解説や実機レビューを紹介しています。
関連記事：【Appleマニアが解説】2021年モデルiPad mini（第6世代）をレビュー！新機能・スペック・価格まで
iPad（第10世代）と一緒に買うと便利なもの
iPad（第10世代）と一緒に使うと便利な関連商品を紹介します。
薄型・軽量のキーボード「Magic Keyboard Folio」
「Magic Keyboard Folio」はiPad（第10世代）専用のApple純正キーボードです。ディスプレイカバーの役割もあるため、カバーを装着したい人にも向いています。
角度調整のできる収納式スタンド付きなので、カフェや出張先でキーボード入力をしたい場面に便利。トラックパッドで手軽にマウス操作も可能です。
接続方式はBluetoothではなく「Smart Connector」を採用しており、iPadに取り付けるだけですぐに接続が完了します。iPad本体からキーボードを充電できるのも便利ですね。
iPadで使えるキーボードはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事：マニアが選んだ iPad用キーボードおすすめ23選【安い・かわいい・純正との比較も！】
関連記事：【PC並みの操作感】iPad用トラックパッドおすすめ11選｜最新のキーボード一体型も
ディスプレイを守る「ガラスフィルム」
iPadのディスプレイを守るために、画面フィルムは必ず貼付しておきましょう。外出先でiPadを使うなら、万が一に備えて衝撃に強いガラスフィルムがおすすめです。タッチペンに対応しているのかも確認しておきましょう。
関連記事：【お絵描きやゲームに】iPadフィルムおすすめ20選｜音ゲー向きはどれ？100均のレビューも
PD充電に対応した「モバイルバッテリー」
iPad（第10世代）は約9〜10時間持続するバッテリーを搭載しています。外出先で頻繁にiPadを使うなら、モバイルバッテリーを準備しておきましょう。PD（パワーデリバリー）充電に対応したモバイルバッテリーなら急速充電できるため、万が一の充電忘れにも安心ですね。
おすすめのモバイルバッテリーはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事：日本製モバイルバッテリー おすすめ15選|安心の国産モデルを厳選
iPad（第10世代）のよくある質問
iPad（第10世代）はどこで購入できますか？
iPad（第10世代）にイヤホンジャックは付いていますか？
iPad（第10世代）レビューまとめ
- iPad（第10世代）はネットサーフィンや動画視聴などに適した万能モデル
- 4種類のカラーバリエーションで好みに合ったiPadを選べる
- 4K動画撮影ができる高性能なバックカメラが優秀
今回は、iPad 無印シリーズの第10世代モデルとなるiPad（第10世代）について紹介しました。iPad（第10世代）はエンタメコンテンツの利用から動画撮影まで、幅広い用途に利用できる製品です。第10世代買うべきか悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
関連記事：新型Fire HD 10 第13世代を徹底レビュー！2021年モデルと徹底比較
Photo By 内田大貴
