ビデオカメラにも防水ケースで水の中で撮影できるものがあります。
シュノーケリング・ダイビングをする人にはよく使われている防水ビデオカメラですが、じつは色々な使用用途があり「プールで遊ぶ子どもを撮りたい」「家族で海行くときに使いたい」「また雨の日のサッカー・野球の試合で使いたい」「釣りに使いたい」などなどニーズは多岐に渡ります。
最近ではデジカメやアクションカメラで水中撮影する人が増えてきましたが、やっぱりビデオカメラにしかない機能やメリットがあります。
例えばレンズが大きいので映像がキレイだし、ズームにも強い、ワイプ映像があるなどビデオカメラならではの機能が魅力のポイントです。
そこで今回は、最新の防水ビデオカメラの種類や選び方、また防水カメラやGoProとの比較まで詳しく説明していきます!
関連記事:【手ぶれ補正最強の1台】アクションカメラおすすめ20選|小型・ソニー・GoProも紹介【2021比較】
目次
防水ビデオカメラとは
防水ビデオカメラはハウジングケース(防水ケース)無しでもそのまま水中で撮影することができるビデオカメラです。基本的には水深10メートルまで潜れるものが多く、マイナス10℃の氷水から、40℃の熱湯まで対応しています。この幅スゴいですよね(笑)
また防塵機能があるので砂まみれ、泥まみれになっても壊れないので海水浴にはオススメの一台です。かなりタフなのが防水ビデオカメラの特徴でもあります。
防水ビデオカメラは水に濡れて壊れることがないので、雨の日の試合や運動会での撮影でも問題なく撮影が出来るし、ディズニーランドなどの水のアトラクションでビチョビチョになっても安心です。
GoProや防水カメラとの違いを比較
水中で動画撮影ができるのは防水ビデオカメラの他にもアクションカメラや防水カメラなどがあります。同じ水中撮影ができますが、どの辺りに違いがあるんでしょうか。
防水カメラも水中での動画撮影が可能です。最新モデルのオリンパスのTG5やニコンのW300などはデジカメにも関わらず4K動画撮れるし、ニコンのXp130、w130なども写真だけでなく映像が撮れます。
ただしデジカメは静止画機能が強く、映像撮影だとビデオカメラほどのクオリティーはありません。デジカメはビデオカメラと違ってコンパクトがメリットの反面、レンズや画像処理センサーの性能が下がるので、どうしても映像で比較するとビデオカメラには負けてしまいます。
それでもコンパクトで軽いというのは防水カメラのメリット!!ビデオカメラよりは映像がキレイではないものの十分綺麗な映像が撮れるので、写真を撮ることが多い場合には、防水カメラという選択肢もアリです!!
アクションカメラ(GoProなど)と比較
ダイビングを楽しむ人が最近もっとも使用しているのはGoProをはじめとするアクションカメラです。アクションカメラにはGoProのHero6やsession5、sonyのRX0、CASIOのGZE-1、リコーのWG-50などがあります。
アクションカメラは防水カメラよりも更に小さくてコンパクトなので持ち運びには便利です。その代わりバッテリーの持ち時間が短い、ズームに弱いなどの弱点もあります。
Hero6などは4Kの高画質映像が撮れるようになってかなりキレイな映像ですが、どちらかというと自撮りなどに向いていて、運動会の撮影などには向いていません。
レンズも広角になっているので臨場感はありますが、フラットな映像をキレイに撮影したいという場合にもオススメできません。
ただ自撮りしたり、ダイビングで両手を使わずに水中撮影したいという場合にはGoProなどの小型のアクションカメラがオススメです!!
⇒【2019年決定版】Goproおすすめランキング!!人気・価格・機能を徹底比較!
防水ビデオカメラの映像はキレイなのか
一番気になるポイントとして「防水ビデオカメラは普通のビデオカメラと比べて画質がどうなのか」というところです。
映像は若干劣るというのが本音
実際に使用した感想としては、やはりソニーやパナソニックの超精緻な高解像度の映像と比較すると若干劣るというのが率直な感想です。防水ビデオカメラが汚いというより、ソニーやパナソニックがキレイ過ぎるという表現が正しいかもしれません。
防水ビデオカメラの場合は映像美を追求するというよりも、防水・防塵を実現しながらどれだけビデオ機能を充実させるかというコンセプトで作られているので仕方ないポイントです。
口コミを見ると満足度は十分高い
かといって、美しさに不満を感じるユーザーが多いかというとそうでもありません。価格比較サイトの口コミなどを見ても防水ビデオカメラとしての安心感は大きく、映像の美しさについても十分に満足するレベルは満たしているという口コミやレビューが多いです。
防水ビデオカメラの場合は防水・防塵機能がきちんとしているので、どんな環境でも安心して使えるというのが一番のメリットです。また防水ビデオカメラも4K画質に対応しているものが増えていてるので、画質がそれほど落ちるということもないのです。
結論としては、どのポイントを重要視するのかというのがポイントで「4Kなんだから超高精細でないと駄目!」という人は、ソニーやパナソニックを選んだ方が無難です。
逆にビデオカメラが濡れて故障するのが嫌だ、水中や雨でもしっかり撮影したいと言う人には防水ビデオカメラが良いでしょう!
防水ビデオカメラの弱いところ
ただし防水カメラにも欠点がいくつかあります。デメリットと感じたポイントを挙げて行きます。
バッテリーが交換できない
防水ビデオカメラはバッテリーが内蔵されているので交換することができません。
これは電池を出し入れするときに内部に浸水してしまう危険性を防ぐためです。
その代わりに長時間使えるように大容量バッテリーを採用していますが、予備バッテリーと交換ができないのはちょっと辛いですね。
本体が重い
これは大容量のバッテリーを内蔵していることが原因です。
ソニーやパナソニックのビデオカメラに比べると若干重くて大きいというのがデメリットです。
オススメの防水ビデオカメラ5選
ビデオカメラで人気なのはソニーやパナソニックですが、防水タイプだとJVCとなります。
今回は防水ビデオカメラだけでなく、GoProや防水カメラから厳選したオススメアイテムをご紹介していきます。
JVC Everio R GZ-RY980
防水・防じん・耐衝撃・耐低温の4つの保護性能「QUAD PROOF(クワッド・プルーフ)」を搭載した4Kビデオカメラ。防水ビデオカメラの唯一の4K対応です。防水機能は5mなので本格的な浅瀬のダイビングやシュノーケリングなど向き。Wi-Fにもi対応。
Mov. 形式で録画するので、SDカードをそのままリーダーにつなげばiPhoneやiPadに動画ファイルを取り込むことができるのがとても便利です。
撮影時間は4Kモードで連続撮影約4.5時間、HD(フルハイビジョン)モードで連続撮影約5.5時間とかなり長時間撮影を実現。ダブルSDカードスロット搭載で、片方のSDカード容量がいっぱいになっても一方のSDカードに自動で切り替わるのが便利です!
JVC Everio R GZ-RX680
防水・防塵・耐衝撃・耐低温の4つの保護性能「QUAD PROOF(クワッド・プルーフ)」を搭載した4Kビデオカメラ。
内蔵メモリが64GB搭載。wifi対応なので撮影した動画をyoutubeにアップするのがカンタンです。
防水対応は5mとダイビングには向かないものの、浅瀬のビーチや海水浴、プールでの使用には向いています。
またシュノーケリングや雨の日のイベント撮影などには最適でファミリー向けの一台。
JVC Everio R GZ-R480
防水・防じん・耐衝撃・耐低温のハイビジョンビデオカメラ。 内蔵メモリ32GB搭載。
液晶モニターが明るく「反射低減液晶モニター」として、明るい環境下でも見やすいのが特徴。
連続撮影約4.5時間が可能でwifi接続もできます。スマホへの転送などもカンタンにできます。
GoPro Hero6
4K映像が撮れるアクションカメラのGoPro Hero6 Black。水深10メートルまでもぐれるのでダイビングでも問題なく使えます。超広角レンズを搭載しているので海の中で見ているシーンがそのまま映像に録画できます。
またアクセサリーが豊富で海でのアクティビティーにも色々対応しています。
人気のアイテムなので話題性も抜群。インスタ映えを目指すなら話題のGoProもオススメの一台です!
オリンパス TG-5
こちらは4K撮影も出来る防水カメラ。防水カメラなのに高級コンデジのような機能を備え、水中撮影ができるように撮影モードも多彩。
耐寒、耐衝撃性能もついているのでアウトドア全般で活躍できるカメラとなっていますが、防水機能も水深15メートルまで対応。
ちょっとしたシュノーケリングやダイビングであれば十分綺麗に撮影ができます!
防水ビデオカメラ選びのポイント
明るさに強い方が良い
海に潜って撮影する場合には、明るい映像が撮れることが重要です。海の底のほうは光が届きにくくどうしても画面全体が暗めの映像になりがちです。
なので、なるべく明るい映像が撮れるビデオカメラを選ぶことが重要です。
レンズや性能なのでしっかりチェックすることが大切です。
また20メートル以上の深さまで潜るさいには、ハウジングケースやライトが必要になってきます。
ビデオカメラだけの性能では十分に美しい映像が撮れないので、予め準備をしておきましょう!
手ブレ補正機能は重要
ビデオカメラ選びでは手ぶれ補正機能で考えることも大切です。
手ブレ補正が弱いとせっかくキレイに撮れた映像も手ブレで台無しです。
何メートルまで潜れるかも要確認
どんなシーンで使うのかによって水深何メートルまで対応しているか確認する必要があります。
たとえば野外でのイベントなどで使うために防水がいいというのであれば水深を気にする必要ありません。
ただダイビングする場合、海でシュノーケリングする場合には防水ビデオカメラだけでは対応できないこともあるので事前に確認しておくことが必要です。
プールでの利用なら水深2~3m
シュノーケリングなら水深~10m
ダイビングなら水深10m~30m
防水ビデオカメラのよくある質問
防水ビデオカメラと防滴ビデオカメラの違いはなんですか。
防水ビデオカメラの場合はビデオ本体が完全に水の中に浸かっても問題なくつかえますが、防滴カメラの場合は雨が多少掛かっても大丈夫という意味です。水中撮影ができるわけではないので注意が必要です。
スマホでも水中撮影することはできますか?
スマホで水中撮影することもできます。ただし防水ケースが必須なのでamazonなどで購入する必要があります。ただiphoneはズームに弱く、濡れたら一瞬で壊れるので注意が必要です。リスクを考えると・・・スマホはあまりオススメではないかもしれません。。
防水ビデオカメラの人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されている防水ビデオカメラのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
防水ビデオカメラまとめ
重視したい項目別に防水ビデオカメラの種類をまとめてみました!
動画だけでなく写真を撮ることが多い方には、防水カメラ(コンデジ)がおすすめです!
重量を軽くしたい方は、アクションカメラ(GoProなど)がおすすめ!
⇒【2019年決定版】GoProおすすめランキング!!人気・価格・機能を徹底比較!
映像のクオリティーにこだわりたい方は防水ビデオカメラがおすすめ!
防水ビデオカメラの選び方のポイントをまとめてみました!
- 明るい映像が撮れること
- 手ぶれ補正があること
- 防水性能の高さ
この3つを満たす機種の中から、Picky’s編集部が選んだおすすめ機種はこちら!
- JVC Everio R GZ-RY980
- JVC Everio R GZ-RX680
- JVC Everio R GZ-R480
- GoPro Hero6
- オリンパス TG-5
用途にあった機種を選んでビデオ撮影を楽しんでくださいね。
防水じゃないビデオカメラを検討している方はこちらも合わせてどうぞ!
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