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人気ロボット掃除機メーカーであるECOVACS(エコバックス)のサブブランドとして登場したyeedi(イーディ)の「yeedi cube ロボット掃除機」。5100paのパワフルな吸引力や優秀な水拭き機能などを備えており、面倒なお部屋の床掃除を安心して任せたい人におすすめです。
しかし、yeedi cube ロボット掃除機を購入するにあたり「センサーの精度や使いやすさはどう?」「水拭き機能でしっかり床はきれいになる?」などが気になる人は多いはず。また、yeedi cube ロボット掃除機の初期設定方法なども詳しく知っておきたいですよね。
そこで今回は、「yeedi cube ロボット掃除機」をPicky’s編集部が実機で検証。スタッフが商品を実際に使って、良かった点・残念だった点を本音でレビューしました!yeedi cube ロボット掃除機のお手入れ方法も解説しているので、最後まで見逃さないでくださいね。
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目次
yeedi cubeロボット掃除機レビュー結果
yeedi(イーディ)は、世界的なロボット掃除機メーカーとして知られている「ECOVACS(エコバックス)」のサブブランド。この記事では、yeediのロボット掃除機「yeedi cube ロボット掃除機」を紹介します。
まずは、Picky’s編集部によるyeedi cube ロボット掃除機の総合評価からチェックしていきましょう。今回は、商品の吸引力・水拭き・お手入れ方法など、ロボット掃除機ならではの視点で商品を評価しました。
サイズ・デザイン | ◎ |
初期設定 | ◎ |
吸引力 | ◎ |
水拭き | ◎ |
モップ洗浄・乾燥 | ○ |
エリアマッピング | ◎ |
障害物回避機能 | ◎ |
ピックアンドプレース清掃 | ◎ |
お手入れ | ◎ |
動作音 |
◎ |
アプリの使いやすさ |
◎ |
高評価だったポイント:使いやすさ&お手入れのしやすさがGOOD
- 本体やステーションの位置を変えてもエラーにならない
- パーツを細かく分解できて、お手入れがしやすい
- 指定した場所を入念に掃除するピックアンドプレース機能が便利
yeedi cube ロボット掃除機は、ストレスのない使いやすさが魅力。掃除中にステーションや掃除機本体の位置を変えてもエラーにならず、都度スムーズに作業を再開してくれました。また、パーツが水洗い可能だったり、メンテナンスツールが付属している点も高ポイントです。
さらに、yeedi cube ロボット掃除機には、指定した場所を重点的にお手入れするピックアンドプレース機能が備わっています。掃除したい場所に掃除機本体を置いてボタンを押すとそのエリア周辺のみを清掃してくれるため、飲み物をこぼしたときなどにサッと使えて便利でした。
微妙だったポイント:付属の取扱説明書は使い方の説明が少なかった
- 付属されている説明書では全ての使い方は分からない
- 乾燥機能でモップが完全に乾き切らない
yeedi cube ロボット掃除機の取扱説明書には、基本的な使い方やトラブルシューティングなどが書かれているものの、一部機能の使い方は説明がなく迷うことがありました。ロボット掃除機を初めて使う人にとっては、より丁寧な使い方の説明があると親切だなと思いました。
また、yeedi cube ロボット掃除機はモップを自動洗浄・自動乾燥する機能を備えていますが、乾燥機能は物足りない印象。乾燥後もモップが生乾きのままになっており、衛生面がちょっぴり気になりました。ただし他の自動乾燥機能付きロボット掃除機も同じような結果になるため、本商品のみのデメリットではありません。
yeedi cubeロボット掃除機を買うべき人
- 水拭き機能のあるロボット掃除機が欲しい人
- ステーション付きのロボット掃除機が欲しい人
- お手入れのしやすさにこだわりたい人
- コストパフォーマンスにこだわる人
yeedi cube ロボット掃除機は、自動収集機能や水拭き機能を備えたステーション付きのロボット掃除機。床のゴミ集めや水拭き掃除を自動で行ってくれるので、お部屋の掃除を丸ごと任せたい人におすすめです。
また、フィルターなどのパーツを細かく分解できたり、丸ごと水洗いができたりと、お手入れしやすいのもyeedi cube ロボット掃除機の魅力。これだけの機能を備えつつも10万円弱の値段で購入できるので、コストパフォーマンス重視の人にもぴったりですよ。
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yeedi cubeロボット掃除機をおすすめしない人
- 水拭き機能が不要で、安いロボット掃除機が欲しい人
- より精度の高いセンサーを求める人
yeedi cube ロボット掃除機は水拭き機能付きなので、水拭き機能などがいらず、ゴミ集めだけをして欲しい人にはyeedi cube ロボット掃除機はあまりおすすめできません。機能が少なめでより安いロボット掃除機を探している人は他の商品を検討しましょう。
また20万円近くする高級ロボット掃除機の中には、よりセンサーの感度が高く障害物回避能力に優れた商品もあります。今回の検証ではyeedi cube ロボット掃除機で十分でしたが、より精度の高い障害物回避を求める人はチェックしてみてください。
関連記事:【安いvs高い比較】ロボット掃除機おすすめランキング36選|コスパ最強・静音モデルも
yeedi cubeロボット掃除機のスペックと特徴
ここでは、yeedi cube ロボット掃除機のスペックを紹介。特に注目して欲しい機能についてもまとめているので、レビューを見る前にチェックしておきましょう。
価格 | 99,980円 |
サイズ |
|
重量 | 13.1kg |
吸引力 | 5100pa |
バッテリー容量 | 5200mWh |
稼働時間 | 180分 |
水タンクの容量 | 1,000ml |
音声操作 | ○ |
凹凸デザインのモップで頑固な汚れも徹底除去してくれる
yeedi cube ロボット掃除機は、便利な自動水拭き機能を備えています。凸凹デザインのモップが床の汚れを丁寧に拭き取ってくれるのがメリット。モップはメーカー独自の音速モップテクノロジーによって毎分2,500回振動するので、しつこい汚れでもしっかりと落としてくれます。
また、モップの自動洗浄・乾燥機能を搭載しているのもyeedi cube ロボット掃除機の魅力。水拭きが終わると本体がステーションに戻り、自動でモップのお手入れを開始します。 洗ったモップは40℃の温風で乾かすので、生乾き臭や雑菌が発生しにくいですよ。
汚れた場所だけを掃除できる「ピックアンドプレース清掃」搭載
yeedi cube ロボット掃除機には、汚れた場所を重点的に掃除できるピックアンドプレース機能が搭載されています。ピックアンドプレース機能とは、きれいにしたい場所に本体を移動させて「SPOTボタン」を押すだけで、念入りな清掃を行ってくれる機能のこと。
yeedi cube ロボット掃除機は本体上部にピックアップハンドルがついているため、掃除したい場所への持ち運びは簡単。また、ピックアンドプレース機能はアプリからも使用可能で、事前にマッピングしたエリアから1.5×1.5mの範囲を指定できますよ。
【実機で検証】yeedi cubeロボット掃除機を徹底レビュー
yeedi cube ロボット掃除機のセット内容
- yeedi cube ロボット掃除機本体
- キューブステーション
- 着脱式ベース
- エッジブラシ
- 水タンク用ブラシ
- 電源コード
- 取扱説明書
清潔感のある外観!ステーションが低めで圧迫感がない
まずは、商品のサイズ感をチェック。yeedi cube ロボット掃除機は特別小ぶりな訳ではないものの、一般的家庭でも使いやすい大きさです。ただし、高さが9cmで若干厚みがあるため、ロータイプのソファやベッドの下を掃除できるかは事前に確認しておくとGOOD。
yeedi cube ロボット掃除機には、ゴミを収集したり、本体を充電するためのキューブステーションがついています。他メーカーのステーションより低めの設計で、お部屋に圧迫感を与えにくいのが高ポイント。本体・ステーションはどちらもホワイトで統一されており、清潔感たっぷりのデザインです。
初期設定は簡単!説明書通りに進めるだけなので初心者も安心
yeedi cube ロボット掃除機の初期設定は、とっても簡単。「HOMEボタン」と「SPOTボタン」を長押しして、Wi-Fiの設定からスタートします。付属の取扱説明書に沿って進めていくだけなので、検証ではスムーズに設定が完了しました。
ただ、取扱説明書には初期設定・パーツの説明・メンテナンス方法などは詳しく書かれているものの、具体的な使い方については触れられていない部分もありました。ロボット掃除機自体を初めて使う人や機械が苦手な人だと、水の処理などで手こずることがあるかもしれません。
編集部
まずはマッピング!途中で止めてもスムーズに再開できた
初期設定を終えて電源を入れると、yeedi cube ロボット掃除機は自動でエリアマッピングを開始します。これは、ロボット掃除機に部屋の間取りを記録させるために欠かせない工程です。
エリアマッピング中に何度かステーションと掃除機本体を移動させましたが、エラーになることなく、途中からでもマッピングを再開してくれました。再開までの読み込み時間がそれほどかからない点も高評価です。
また、認識した間取りはおおむね正確でしたが、他のロボット掃除機に比べるとざっくりとしている印象。くねくねとしたルートではなく、直線的なルートで記録されます。
吸引力は十分◎床のほこりや髪の毛を残さず吸い取ってくれる
ロボット掃除機を使う上で気になるのが、商品の吸引力ですよね。yeedi cube ロボット掃除機を実際に床に走らせてみると、しっかりとゴミや髪の毛を吸い取ってくれました。
ロボット掃除機の中には「静電気で床に張り付いた髪の毛や細かいホコリなどが取り切れていない」なんてこともありますが、yeedi cube ロボット掃除機は吸い残しはゼロ!毎日のお部屋の掃除を安心して任せられますね。
高さのある障害物は回避できる。電源コードは乗り越えれない
yeedi cube ロボット掃除機は本体の側面にセンサー類が搭載されており、障害物を認識しながらスムーズに掃除を行ってくれます。実際に使っているときは、エラーが出て途中で止まるなどのトラブルは一切ありませんでした。
ただし、yeedi cube ロボット掃除機は、高さのない障害物を認識しにくいのか、電源コードは押しながら進んで行ってしまいました。さすがにコンセントが抜けるまでは進まなかったものの、コードが沢山ある場所では注意した方がいいでしょう。
水拭き機能も大満足!床がびしょびしょになる心配もなし
次に、水拭き機能についても検証しました。yeedi cube ロボット掃除機で水拭きをした場所を見てみると、人がモップ掛けをしたようなきれいな仕上がり。水量もちょうどよく、床がびしょびしょになったり、カーペットが濡れたりする心配こともありませんでした。
今回は、床にしょうゆをこぼした状態でも検証を行いましたが、しっかりと拭き取ってくれました。ただし、床に醤油のニオイが若干残っていたので、ニオイがきついものがこぼれたときはyeedi cube ロボット掃除機で掃除をした後、自分でも軽く拭き上げをするといいかもしれません。
モップの自動洗浄機能が便利!乾燥機能では完全には乾き切らない
yeedi cube ロボット掃除機には、モップの自動洗浄・乾燥機能が備わっています。床掃除のたびにモップを取り外したり、自分で洗ったりする手間がないのは嬉しいポイント。自動洗浄後のモップを見てみると、しっかりと汚れが落ちてきれいになっているのが分かります。
検証して気になったのは、乾燥機能。しばらく温風を当ててもモップは完全には乾き切っておらず、次の日になっても生乾きの状態でした。ただ、自動乾燥機能があるロボット掃除機の多くが同じような結果になるので、構造上仕方ない部分もあるのかもしれません。
フィルターや汚水タンクは丸ごと水洗いできて便利
yeedi cube ロボット掃除機の取扱説明書には、本体とステーションのメンテナンス方法が記載されています。汚水タンクやフィルターは丸洗いが可能で、常に清潔な状態をキープできますよ。
各パーツを取り外しできるので、きれい好きな人にはかなり嬉しいポイント。取り外しの手順さえ覚えてしまえば、それほど手間にも感じません。お手入れ方法は記事の後半で詳しく解説するので、ぜひチェックしてくださいね。
アプリでは本体の操作やパーツの交換時期のチェックができる
yeedi cube ロボット掃除機はスマートフォンのアプリに対応しています。アプリを連携することで、yeedi cube ロボット掃除機をより便利に使いこなせますよ。
アプリでは、モップの乾燥時間の設定・水拭きの水量の設定・清掃モードの切り替えといった細かい操作を行えます。
もちろん、本体を遠隔操作することも可能。検証時は、扉を閉めた状態の隣の部屋からでもyeedi cube ロボット掃除機を操作できました。また、モップやブラシなどのアクセサリーの交換時期もアプリからチェックできるので、「前はいつ換えたっけ?」と悩む心配がありません。
動作音がうるさすぎることもない。日中の使用なら問題なし
yeedi cube ロボット掃除機の動作音は60dB程度で、他のメーカーのロボット掃除機とあまり変わらない印象。実際に使っているときに「うるさいな」とは感じませんが、特段静かというわけでもありません。日中に使う分には全く支障はありませんが、夜間の使用は避けた方がよさそうです。
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yeedi cubeロボット掃除機の使い方・初期設定方法
今回は、yeedi cube ロボット掃除機の使い方を紹介。初めて使うときの手順を画像付きで詳しく解説しているので、yeedi cube ロボット掃除機を購入する前にぜひチェックしておいてください。
キューブステーションのセットアップ
まずは、キューブステーションのセットアップから。セルフクリーニングスクレイパーを持ち上げて、着脱式ベースをはめ込みます。「カチッ」という音が鳴ったのを確認したら、セルフクリーニングスクレイパーを戻しましょう。
キューブステーションは壁を背中にして設置します。直射日光の当たる場所は避けて、周囲0.5m、前方1.5mには物を置かないでください。パッドを点線に合わせて敷いたら、本体の電源コードをコンセントに繋ぎましょう。
yeedi cube ロボット掃除機本体のセットアップ
本体を裏返して、エッジブラシを装着します。エッジブラシは左右1つずつで、それぞれ取り付け部分と色が一致している方を取り付けてください。はめ込む際は「カチッ」と音がするまでしっかりと取り付けましょう。
水タンクを本体から外して、水を補充します。水タンクを外すときは、水タンクロックを手前に引いて解除してください。プラグで補充口を閉めたら、水タンクを本体に戻します。
yeedi cube ロボット掃除機を使う前に、ステーションで充電をしておくことを忘れずに。充電が完了したら、本体の電源を入れます。スマートフォンのアプリをダウンロードして、本体と連携すれば初期設定は完了です。アプリの連携方法は、下記を参考にしてください。
- 本体のQRコードをスマートフォンで読み込み、yeediのアプリをダウンロードします。
- ダウンロードが完了したら、アプリのガイドに沿って会員登録とログインの設定を行います。
- 接続する機器とネットワークの設定を行えば、アプリのセットアップは完了です。
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yeedi cubeロボット掃除機のお手入れ方法
ここからは、yeedi cube ロボット掃除機のお手入れ方法を紹介。パーツごとのメンテナンスの手順をまとめているので、yeedi cube ロボット掃除機を使う前にぜひチェックしておいてください。
お手入れ①ダストボックスの掃除
- 本体のリリースボタンを押しながら、ダストボックスを取り外す。
- フィルターネットを外して、微細フィルターと高効率フィルターを取り出す。
- カバーリリースボタンを押しながら、ダストボックス内のゴミを捨てる。
- メンテナンスツールでフィルターネットを掃除する。
- フィルターとダストボックスを水洗いして、陰干しでしっかりと乾燥させる。
- フィルターとダストボックスを本体に戻して完了。
お手入れ②センサーの掃除
- 本体の電源をオフにして、キューブステーションの電源コードを抜く。
- 乾いた布で本体の落下防止センサーと充電端子を拭く。
- ステーション側の充電端子も拭き取って完了。
お手入れ③ブラシとホイールの掃除
- 本体の電源をオフにする。
- 本体を裏返して、メンテナンスツールでマルチサーフェスメインブラシに絡まったほこりや髪の毛を取り除く。
- エッジブラシを取り外して、メンテナンスツールで掃除する。
- 最後に、稼動ホイールとユニバーサルホイールを掃除して完了。
お手入れ④汚水タンクと着脱式ベースの掃除
- 本体から汚水タンクを取り出し、中の水を捨てる。
- 着脱式ベースをステーションから外して、着脱式ベースのフィルターを取り外す。
- 着脱式ベースは水洗いをして、フィルターは柔らかい布で汚れを拭き取る。
- フィルターを再度取り付けて、着脱式ベースをステーションに戻して完了。
yeedi cube ロボット掃除機のアクセサリーのお手入れ・交換時期
お手入れの頻度 | 交換の頻度 | |
イージークリーンモップパッド | – | 3~6ヶ月 |
エッジブラシ | 2週間に1回 | 3~6ヶ月 |
マルチサーフェスメインブラシ | 週に1回 | 6~12ヶ月 |
微細フィルター | 週に1回 | 3~6ヶ月 |
着脱式ベース | 2週間に1回 | – |
汚水タンク | モップの使用後毎回 | – |
|
週に1回 | – |
yeedi cubeロボット掃除機のよくある質問
yeedi cube ロボット掃除機はどこで購入できる?
yeedi cube ロボット掃除機はレンタルできる?
yeedi cubeロボット掃除機レビューまとめ
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- yeedi cube ロボット掃除機は、床掃除&水拭きを任せられるロボット掃除機
- 吸引力◎床にあるほこりや髪の毛をしっかりと吸い取ってくれる
- お手入れしやすい!パーツは細かく分解できて、水洗いOKのものも
今回は、yeedi(イーディ)の「yeedi cube ロボット掃除機」についてレビューしました。yeedi cube ロボット掃除機は、水拭き機能やモップ自動洗浄機能を備えた優秀なモデル。ぜひyeedi cube ロボット掃除機を購入して、お部屋をスマートに掃除してくださいね。
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Photo By 内田大貴