2025年に発売されたスマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」。2万円以下の価格ながらも、ハイエンド並の高級感や操作性の高さを持ち合わせており、コストパフォーマンスに優れています。好みに合わせて、ベゼルを自由に交換できる点も魅力的です。
しかし、いざXiaomi Watch S4を買うとなれば、「睡眠時間や位置情報は正確に測れるの?」「ウォッチのつけ心地や大きさはどう?」と、実際の使い心地が気になるでしょう。また、前モデルのXiaomi Watch S3との違いについても詳しく知りたいですよね。
そこで今回は、Xiaomi(シャオミ)のXiaomi Watch S4を実機検証。Picky’s編集部のスタッフが実際に商品を使って、良かった点・気になる点を本音でレビューしました。Xiaomiの他モデルとの比較もまとめているので、購入を迷っている人はぜひチェックしてみてください。
目次
Xiaomi Watch S4レビュー結果




Xiaomi(シャオミ)は、スマートフォンやウェアラブルデバイスを展開しているメーカー。今回紹介するのは、2025年3月に登場したスマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしましょう。デザイン・バッテリー持ち・計測機能の精度など、スマートフォンならではの項目でXiaomi Watch S4を評価しました。
大きさ・重さ | ○ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
視認性 | ◎ |
操作性 | ◎ |
充電持ち | ○ |
充電速度・方法 | ◎ |
セットアップ方法 | ◎ |
アプリの通知・返信機能 | ◎ |
睡眠記録の精度 | ◎ |
ワークアウトモード | ◎ |
その他のヘルスケア機能 | ◎ |
GPSの精度 | ◎ |
音楽再生機能 | ◎ |
クイックジェスチャー機能 | ◎ |
文字盤の種類 | ◎ |
高評価だったポイント:上質なデザインとカスタマイズ性が◎
- 高級腕時計のような洗練されたデザイン
- 交換可能なベゼルでカスタマイズを楽しめる
- GPSや睡眠モニタリングの精度が高い
まず目を惹いたのが、機械式腕時計をイメージさせるクラシックなデザイン。Xiaomi Watch S4は高級感があり、ビジネスシーンでも気軽に身につけられます。ベゼルも簡単に交換できるので、シーンに合わせて着せ替えを楽しめますよ。
また、Xiaomi Watch S4は、睡眠モニタリング・心拍数モニタリング・ワークアウトといった機能が豊富です。特に、睡眠モニタリングやGPSの精度がよく、比較的正確な計測結果を得られました。
微妙だったポイント:サイズが大きめ、返信機能がない
- 女性がつけるにはサイズが若干大きい
- 返信機能や電子決済には非対応
一方で、1.43インチのディスプレイを搭載しているXiaomi Watch S4は、サイズがやや大きめ。ゴツゴツした時計が好きな人なら問題ないものの、華奢な人や女性が装着するとかなりの存在感があります。
また、Xiaomi Watch S4には、電子決済やメッセージの返信機能が搭載されていません。2万円以下のスマートウォッチとしては十分な機能を備えているためコスパは良好ですが、安くてもSuica対応のFtibitやLINEの簡易返信ができるAmazfitなどがあることを考えると、少し残念なポイントです。
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Xiaomi Watch S4を買うべき人
- 視認性・操作性を求める人
- コストパフォーマンスにこだわる人
- 高級感のあるデザインが好きな人
- 仕事で使えるスマートウォッチが欲しい人
- 手軽に体調管理がしたい人
Xiaomi Watch S4は、1.43インチの有機ELディスプレイを搭載したスマートウォッチ。加えて、回転クラウンボタンを採用しており、視認性・操作性に優れています。2万円以下のモデルとしては機能が豊富で、コスパ重視の人におすすめです。
また、Xiaomi Watch S4は、腕時計のような高級感のあるデザインが特徴。さらに、ベゼルやストラップを自由に交換できるため、スマートウォッチの見た目にこだわる人や、ビジネスシーンで愛用したい人にも適しています。
Xiaomi Watch S4をおすすめしない人
- コンパクトなスマートウォッチが欲しい人
- 電子決済や返信機能が欲しい人
Xiaomi Watch S4は高い視認性と高級感を持ち合わせている一方で、コンパクトさ・軽さにはやや欠けます。トレーニングやアウトドア、日常生活用のスマートウォッチが欲しい人は、より軽量なスマートウォッチをチェックしてみてください。
また、2025年5月時点で、Xiaomi Watch S4には電子決済や返信機能が備わっていません。スマートウォッチをスマートフォン代わりに使いたい人は、他のモデルを検討するのもありです。
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【S3と比較】Xiaomi Watch S4のスペック
ここでは、Xiaomi Watch S4のスペックを前モデルのXiaomi Watch S3と比較します。Xiaomi Watch S4での変更点や新機能が分かるので、レビューの前にチェックしておきましょう。
Xiaomi Watch S4 | Xiaomi Watch S3 | |
価格 | 19,980円 | 18,980円 |
サイズ | 47.3×47.3×12mm | 47×47×12mm |
重量 | 約44.5g | 44g |
材質 |
|
|
ディスプレイ | 有機EL 1.43インチ | 有機EL 1.43インチ |
解像度 | 466×466 | 466×466 |
標準輝度 | 1,500nit | 600nit |
防水性能 | 5ATM | 5ATM |
稼働時間 | 最大15日間 | 最大15日間 |
センサー |
|
|
GPS |
|
|
クイックジェスチャー | ○ | ○ |
Xiaomi Smart Hub | ○ | – |
Bluetooth通話 | ○ | ○ |
アンチウェットタッチ機能 | ○ | – |
回転式クラウン | ○ | ○ |
前モデルXiaomi Watch S3からどう進化した?
- ディスプレイの輝度が向上した
- Xiaomi Smart Hubに対応した
- 回転式クラウンボタンが追加された
Xiaomi Watch S4は、S3のクラシックなデザインを引き継ぎつつ、機能面・操作面でいくつかのアップデートを加えています。まずチェックしたいのが、ディスプレイの明るさ。S3は600nitでしたが、S4では1,500nitの輝度を誇り、日中の屋外でも高い視認性を維持してくれます。
また、新たにXiaomi Smart Hubに対応しているのがXiaomi Watch S4の特徴です。Xiaomiのスマートフォンやタブレットと接続すれば、スマートホーム家電などを操作可能。「スマートフォンを遠隔操作して、カメラのシャッターを切る」といった使い方もできますよ。
注目は回転クラウンボタン!操作性が大幅アップ
Xiaomi Watch S4の最大の進化は、前モデルにはなかった回転クラウンボタンが搭載されたこと。ダイヤルを押したり、くるくると回すだけで、メッセージのプレビューやウィジェットに素早くアクセスできます。
また、回転クラウンボタンがあることで、一般的な腕時計により近い外観に。落ち着きのあるデザインで、プライベート・ビジネスシーンを問わずに愛用できます。
【実機で検証】Xiaomi Watch S4を徹底レビュー
Xiaomi Watch S4のパッケージ内容
- Xiaomi Watch S4
- ベゼル
- ストラップ
- 磁気充電器
- 取扱説明書
- 保証書
ビジネスにも使いやすい!高級感のあるデザイン
特筆すべきは、Xiaomi Watch S4の上質なデザイン。素材はアルミニウム合金ですが、表面にPVDコーティングを施しており、ステンレススチールのような光沢感があります。加えて、文字盤もおしゃれなのでより高級感がアップ。スーツにも合わせやすく、ビジネスやフォーマルシーンでも重宝しますね。
サイズはやや大きめ、通知や時刻が見やすいのは◎
Xiaomi Watch S4は、サイズがやや大きめ。男性やゴツゴツした時計が好きな人にはぴったりですが、女性にはちょっぴり使いづらい印象です。Xiaomi Watch S4ほど大きなスマートウォッチを着け慣れていないせいか、装着したままで過ごしているとディスプレイを何度もぶつけてしまいました。
一方で、大画面で視認性に優れているのは嬉しいポイント。文字が読みやすく、ディスプレイに近付かなくても通知の内容や時刻をチェックできます。
工具は不要!ベゼルを自由にカスタマイズできる
Xiaomi Watch S4は、前モデル同様にベゼルを取り外しできるのが特徴。別売りのベゼルに交換することで、気分やシーンに合わせた着せ替えを楽しめます。工具はいらず、思い立ったときに簡単にカスタマイズできますよ。

出典:mi.com
また、一部のベゼルは、装着することで特別な文字盤が使える仕様。特別な文字盤は専用アプリ「Mi Fitness」からダウンロードできるので、ベゼルを交換したときはぜひチェックしてみてください。
装着感良し!ベルト穴が細かく、サイズを調節しやすい
Xiaomi Watch S4は、購入時にフッ素ゴム製ベルトが装備されています。しなやかかつソフトな質感で、つけ心地は良好。蒸れ感が少なく、長時間でも快適に装着できます。
また、ベルト穴が細かく作られており、フィット感を自分好みに調整できるのが特徴。検証では、女性スタッフの腕にもぴったりフィットしました。
セットアップは簡単、アカウントデータを引き継ぎ可能
装着感が分かったところで、ついに電源を入れていきます。iPhone・Androidの両方で試してみましたが、いずれもセットアップは簡単。iPhone・Android共に同じアカウントを使って、データの引継ぎ・移行もスムーズにできました。iPhoneとのペアリング時は、一時アプリの通知が来なくなったものの、再接続で正常に動作しました。
ディスプレイは明るく、日中の屋外でも表示が見やすい
Xiaomi Watch S4は、1,500nitの高輝度有機ELディスプレイを搭載しています。表示が明るく、晴れた日の屋外でも視認性はばっちり。ディスプレイが大きいこともあって、スポーツ中でも時間や心拍数がすぐにチェックできます。
回転式クラウンボタン&大画面で操作性はばっちり
気になるのは、Xiaomi Watch S4で新しく追加された回転式クラウンボタンの使いやすさ。ダイヤルは小さめで、装着したときに腕に当たりません。適度なクリック感があり、何度も回したくなるような使い心地です。ダイヤルを回すことで、ウィジェット画面を素早くスクロールできます。
ちなみに、クラウンボタンを押すと、複数のアプリアイコンが並ぶメニューが表示されます。初期設定では「アイコンのみ」の表示ですが、「テキストあり」「リスト表示」といったカスタマイズが可能です。
下記の動画では実際にクラウンボタンでの操作性が確認できます。ぜひチェックしてくださいね。
クイックジェスチャーが便利!設定できる機能は少ない
Xiaomi Watch S4はクイックジェスチャーに対応しており、指や手首の動きで「着信の応答」「写真を撮る」「天気アプリを起動」といった一部の機能を操作できます。電話がかかってきたときに、スムーズに応答できるのは便利ですね。
クイックジェスチャーには指を鳴らす・手首を振る・手首を回すといった動作があり、Xiaomi Watch S4の反応は想像以上に良好。ただし、指を鳴らす動作だけはコツがいるのか、何度か反応しないことがありました。
また、クイックジェスチャーには、任意の機能を割り当てることはできません。検証スタッフとしては、もっとよく使うワークアウトなどの機能を登録できたらより便利だと感じました。
【クイックジェスチャーを試してみた動画】
睡眠記録の精度は◎レム睡眠や仮眠を判別してくれる
Xiaomi Watch S4は、高度な睡眠モニタリング機能を搭載しています。計測したデータを観てみると、就寝・起床時間はおおむね正確でした。
本体の詳細には、「ごろごろしてる時間は睡眠として計測される場合がある」と記載されていたので多少のズレが生じる可能性はあるものの、深い眠りや浅い眠りなどを計測してくれるため、自分の睡眠の質をチェックしたい人には便利。睡眠中に覚醒した回数や、仮眠の時間も計測してくれるため、日々の体調管理に役立ちます。
Xiaomiの睡眠分析は、ユーザーの睡眠タイプをサメ・ヒグマ・ペンギン・フクロウ・ヒツジ・コアラの6種類の動物で分類するのが特徴です。かわいいキャラクターで遊び心があり、毎日の健康管理が楽しくなりそうと感じました。
ワークアウトモードは種類が豊富
Xiaomi Watch S4は、150種類以上の多彩なワークアウトモードを備えています。
ウォーキングやランニングといった定番の種目に加えて、ウォータースポーツ・屋外アクティビティ・ダンス・格闘技・ウィンタースポーツなどにも対応しており、本格的なトレーニングやダイエットにも役立ちます。さらに、カードとボードゲームという珍しい項目もありました。
検証スタッフ個人的には、ゴルフ・ストレッチ・ピラティス・HIITがあるのが高評価でした。
設定しておけばワークアウトを自動で検出!GPSの精度も良し
手動で開始しなくても、運動を始めたタイミングでアクティビティログを記録してくれる「自動検出機能」は、あらかじめ設定にてオンにしておく必要があります。自動検出をオンにした状態でウォーキングをしてみたところ、歩き始めて7分ほどで検出されました。
GPSの精度も良く、ワークアウト開始時にすぐに運動距離などを測定を開始します。
ワークアウト後、目標のカロリー消費を達成するとコメントが表示されたのも嬉しい機能でした。
注意点としては、自動検出をオンにしておくと、バッテリーの消費スピードは速くなります。
健康診断機能あり!血中酸素濃度や心拍数、ストレスレベルも毎日計測可能
Xiaomi Watch S4には「健康診断」の機能が搭載されており、アイコンをタップして60秒待つと血中酸素濃度・心拍数・ストレスレベルなどを同時に確認できます。
血中酸素濃度・心拍数・ストレスレベルは、自動・手動のどちらでも計測可能です。


しかし、自動で計測し続けたい場合は、事前に設定が必要なので要注意。てっきり毎日自動で計測されるものだと思っており、今回の検証時では2週間ずっと自動計測されていませんでした。




自動でトラッキングする設定にしておくと、継続的に測定して週・月ごとの平均データが出るので、自分の健康状態を細かく把握できます。
着信やメッセージの通知はしっかり確認できたが、返信機能はなし
Xiaomi Watch S4では、スマートフォンのアプリの通知をチェックできます。今回は、iPhone・Androidスマートフォンのそれぞれに接続し、通知の見やすさや使い勝手を検証しました。
iPhone | Androidスマートフォン | |
メッセージ | 長文読むことができるので大体の要件は分かる | 冒頭の文章のみ表示される |
着信中の表示 | 「不明」と表示される | 相手の名前が表示される |
LINEの通話 |
|
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普通の電話の通話 |
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今回は未検証 |
Xiaomi Watch S4はBluetooth通話に対応しているため、電話の発信や着信応答が可能です。実際にiPhoneで試したところ、着信に応答して通話でき、Xiaomi Watch S4から電話をかけてそのまま通話もできました。
ただし、LINE通話に関しては着信中に「不明」と表示され、相手の名前が表示されませんでした。応答ボタンを押すとLINE着信に応答することはできましたが、通話には非対応のようです。
AndroidスマホでもLINE通話の検証をしたところ、iPhoneのときと違って相手の名前は分かるものの、応答・通話はできませんでした。通話機能に関しては、どちらかと言えばiPhoneの方が使い勝手はいいですが、着信中に相手の名前が見えないのは少し不便です。
また、iPhone・Androidスマホのどちらもメッセージの確認はできますが、返信機能には対応していない点は注意しましょう。


通知は、LINE以外にもSMS・インスタグラム・Gmailなどに対応しています。
バッテリー持ちはまあまあ。通常使用で1週間ほど持つ
今回は、Xiaomi Watch S4のバッテリー持ちについても検証。睡眠トラッキングをオンにした上で、通話やワークアウトなどを行った結果、1週間後のバッテリー残量は20%以下でした。
スペック上では「最大15日間」とされていますが、トラッキングを使うなら実際に使えるのは1週間程度と考えておくのがベター。また、各トラッキングを常時オンにしたり、こまめに通話をする人であれば、1回の充電で1週間持たない可能性が高いでしょう。
急速充電対応!専用充電器は安定感があって使いやすい
Xiaomi Watch S4は、専用の磁気充電器でバッテリーを充電します。充電器は土台が大きめの作りになっており、安定感があります。くっつける向きが決まっているので、Xiaomi Watch S4の背面を確認してから接続しましょう。
また、Xiaomi Watch S4は急速充電に対応しています。検証では、30分で約45%のバッテリーが回復しました。1時間強でフル充電ができるので、忙しい朝などに嬉しいですね。
音楽アプリを操作できる!YouTubeやAmazon Musicに対応
Xiaomi Watch S4では、一部の音楽アプリ・動画配信アプリをコントロールできます。iPhoneとの接続時は、Amazon Music・Prime Video・YouTubeといったアプリを操作できた一方で、Androidスマホは使えないアプリもありました。
iPhone | Androidスマートフォン | |
Amazon Music | ○ | ○ |
Amazon Prime Video | ○ | 音量調整のみ可 |
YouTube | ○ | ○ |
Disney+ | ○ | 未検証 |
一方、Xiaomi Watch S4はAndroidスマホとの接続時のみローカルストレージに対応しています。
約2GBのストレージを内蔵しており、スマートフォン内の音楽データをXiaomi Watch S4に転送できます。 スマートフォンなしで音楽を再生できるので、身軽にランニングを楽しみたいときなどに活躍しますよ。
また、Xiaomi Watch S4は、Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続可能。検証では、「Anker Soundcore AeroClip」をペアリングして音楽を楽しめました。
スマホのカメラシャッター操作、スマホを探す機能にも対応
Xiaomi Watch S4では、スマホカメラのシャッター操作・スマホを探すといった機能も使えます。実際に検証してみたところ、iPhoneではカメラのシャッター操作ができましたが、Androidスマホ(Xperia)では利用できませんでした。
スマホを探す機能はiPhone・Androidスマホ両方で利用できました。
またXiaomi Watch S4は、Xiaomi HyperOS 2をサポートしたスマートウォッチ・タブレットと連携すれば、「Xiaomi Smart Hub」という機能に対応。Xiaomi Smart Hubはスマート家電と連携できる機能で、これを使えばさまざまなスマート家電をスマートウォッチで操作できるようになります。
文字盤のバリエーションが豊富!シンプルなデザインが多い
Xiaomi Watch S4は、文字盤(ウォッチフェイス)を自由に変更できます。落ち着きのある配色・デザインの文字盤が多く、高級感のあるXiaomi Watch S4とよく合っていると感じました。
文字盤を変えると全体の雰囲気がガラリと変わるので、スマートウォッチの見た目にこだわる人には嬉しい仕様です。
Xiaomi Watch S4の口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部によるレビューを紹介しましたが、ここからは実際にXiaomi Watch S4を購入した人たちの口コミ・評判をまとめました。リアルな意見をチェックできるので、購入を迷っている人はぜひ参考にしましょう。
Xiaomi Watch S4のいい口コミ
- 2万円以下なのにハイエンド並みの高級感
- 明るく鮮明な表示で、文字が読みやすい
- ベゼルやベルトを変えれるから飽きない
まず印象的だったのは「ハイエンドモデルのような質感」「2万円以下と思えないくらい高級感がある」といった外観についての口コミ。中には、「操作性や機能も十分で、コストパフォーマンスがいい」といった口コミも見られました。
また、「ベゼルを変えるだけで買い替えた気分になる」「長く飽きずに使える」といった意見も。Xiaomi Watch S4は、別売りのベゼルやベルト(ストラップ)が充実しているため、自分好みのカスタマイズを楽しめます。
Xiaomi Watch S4の悪い口コミ
- バイブレーションが弱く、通知に気付けなかった
- ワイヤレスやType-Cで充電できたらより便利
一方で、Xiaomi Watch S4には「バイブレーションが弱い」「強度を設定できるようにして欲しい」との口コミがありました。今回の検証時では、バイブレーションが弱いと感じることはありませんでしたが、動いているときは振動に気付きにくく、通知を見逃してしまったというケースもあるようです。
また、充電方法についての口コミも。Xiaomi Watch S4は専用の磁気充電が付属していますが、「ワイヤレス充電ができたら便利」「他のデバイスと充電器を使い回せない」といった意見が見られました。
Xiaomi Watch S4と一緒に買うと便利なもの
ここでは、Xiaomi Watch S4と一緒にチェックしておきたい関連アクセサリーを紹介します。スマートウォッチに欠かせないアイテムをまとめているので、ぜひ目を通しておいてください。
手軽に着せ替えを楽しめる「ベゼル&ストラップ」
Xiaomiでは、Xiaomi Watch S4専用の交換ベゼル&ストラップを展開しています。ベゼルとストラップが一体化しており、脱着しやすいのはもちろん、統一感のある見た目にカスタマイズできるのが魅力です。
ベゼルにコンパスがついていて簡単に方向を確認できるものや、木目レーザー刻印によって温かみをプラスしているものなど、テイストはさまざま。ライフスタイルや好みに合わせて、自分にぴったりなベゼル&ストラップを見つけてください。
ディスプレイを守ってくれる「保護フィルム」
保護フィルムは、Xiaomi Watch S4のディスプレイを守るためのアイテム。強化ガラスなどの頑丈な素材でできており、傷や割れを防いでくれます。撥水効果や指紋防止加工が施されているタイプもあるので、スマートウォッチの使い心地もアップします。
ベゼルの傷付きを防止したいなら「保護ケース」
Xiaomi Watch S4のベゼルやディスプレイを覆い、傷や衝撃から守ってくれる保護ケース。スマートウォッチを長くきれいに使いたい人におすすめです。
他のXiaomiスマートウォッチとの比較
ここでは、Xiaomiの他のスマートウォッチについて紹介します。それぞれのモデルの魅力やXiaomi Watch S4との違いが分かるので、自分に合った1台を見つけやすくなります。
カスタマイズ性に優れた「Xiaomi Smart Band 8 Pro」
Xiaomi Smart Band 8 Proは、Xiaomi Watch S4よりやや大きめの1.74インチディスプレイを搭載したスマートウォッチ。クイックリリース構造を採用しており、ストラップを簡単に取り外しでき、着せ替えを楽しめるのが魅力です。
また、進化したウィジェットテクノロジーによって、表示させるウィジェットを自由に組み合わせられます。価格は1万円以下で、カスタマイズ性にこだわりつつ、Xiaomi Watch S4より安いスマートウォッチが欲しい人におすすめです。
関連記事:【1万円以下】Xiaomi Smart Band 8 Proを実機レビュー!8との比較や大画面の使い心地も
リーズナブルで軽量な「Xiaomi Band 9 Active」
Xiaomi Band 9 Activeは、3,000円以下で買えるリーズナブルなスマートウォッチ。スリムなリストバンド型で、日常生活やワークアウトで身につけやすいアイテムです。本体はわずか16.5gと軽く、ストレスのないつけ心地を味わえます。
また、小型かつ安価ながらも、心拍数・睡眠・ストレスレベルといった計測機能は豊富。女性の健康管理機能も備えています。装着感にこだわる人や、手軽に健康管理ができるスマートウォッチを探している人にぴったりです。
関連記事:8との違いは?Xiaomi Smart Band 8 Activeを実機レビュー!バッテリー持ち・搭載機能を徹底比較
機能充実!大画面で使いやすい「Xiaomi Redmi Watch 5」
Xiaomi Redmi Watch 5は、機能性にこだわったスマートウォッチ。2.07インチの超大型ディスプレイとベゼルデザインを採用することで、圧倒的な視認性の高さを叶えています。最大24日間使える大容量バッテリーを搭載しており、日常使いにぴったりです。
また、20種類からバイブレーションパターンを設定でき、通知の見逃しを防止できるのが魅力。アラーム・スマホを探す・タスク管理といった機能も豊富で、スマートフォンのように使えるスマートウォッチが欲しい人にぴったりです。
Xiaomi Watch S4のよくある質問
Xiaomi Watch S4はどこで購入できる?
Xiaomi Watch S4の日本での発売日は?
Xiaomi Watch S4に電子決済機能はある?
Xiaomi Watch S4にS3のベゼルは装着できる?
Xiaomi Watch S4に転倒検知機能はある?
Xiaomi Watch S4レビューまとめ
- ビジネスシーンに使いやすい上質なデザイン
- 交換ベゼル&豊富な文字盤でカスタマイズ性◎
- 睡眠モニタリングやワークアウトモードも優秀
今回は、Xiaomiのスマートウォッチ「Xiaomi Watch S4」をレビューしました。Xiaomi Watch S4は、デザインにこだわる人やコストパフォーマンス重視の人におすすめのスマートウォッチ。ぜひ本記事を参考にして、Xiaomi Watch S4を使いこなしてくださいね。