ProtonVPNは、日本サーバーに接続できる無制限の無料プランがあるVPNサービスです。しかも、よくある「無料期間」や「お試し版」ではなく、ProtonVPNの無料版(Proton VPN Free)は、大きな制限なく永久に利用できます。
ですが、あまりに都合がよすぎて疑ってしまう方も。例えば無料版だと速度制限やセキュリティ、個人情報漏洩の危険性が心配ですよね。有料版と無料版の違いも気になるところ。
そこで今回は、Picky’s編集部でProtonVPNの運営会社や料金プラン、機能や使い方について解説します。また、多くの人が気になっている無料プラン(Proton VPN Free)で「何ができるのか」「どこまでできるのか」についても実際に利用して詳しく調べました。
VPNを検討する際には、必ず候補に入れておきたい優秀なVPNサービスです。この記事を参考に、ProtonVPNの無料プランを使ってみてください。
目次
【総評】ProtonVPNは無料版(Proton VPN Free)でVPNを手軽に試せる
無料版で利用できるVPNは他にもありますが、運営元がしっかりしている大手で、なおかつ日本サーバーに接続できるVPNはほとんどありません。無料で安全に日本サーバーが利用できるVPNは現状ProtonVPNのみです。
実用性の高い無料プラン(Proton free)の存在に目がいきがちですが、ProtonVPNはセキュリティや匿名性も高く、有料プランの料金も決して高くありません。日本語に対応していないというデメリットを差し引いても、十分登録する価値のあるVPNサービスです。
編集部
ProtonVPNのサーバー数や利用料金
ProtonVPNの運営会社やサーバー数、対応デバイスは以下の通りです。
企業 | Proton Technologies AG |
---|---|
拠点 | スイス |
対応サーバー国数 | 90ヶ国 |
対応サーバー数 | 4,500台以上 |
対応デバイス | Windows/MacOS/iOS/Android/Linux/androidTV |
同時接続デバイス数 | 10台 |
ノーログポリシー | 〇 |
利用料金(1カ月あたり) | 約688円~1,348円(2024年6月時点) |
プロトコル | OpenVPN/WireGuard/IKEv2 |
ProtonVPNとは、スイスの企業Proton Technologies AGが運営するVPNサービスで、世界90ヶ国に計4,500台以上のサーバーを設置。サーバー数に関しては大手VPNの中では平均水準で、数多くの国で安定した接続環境が得られます。
WindowsやMac、androidやiPhoneなど数多くのデバイスやアプリに対応していて、デバイス接続数は最大10台。もちろん利用者のログを残さないノーログポリシーも掲げています。
編集部
ProtonVPNの利用料金
ProtonVPNは無料プラン(Proton free)と有料プランがあります。無料プランについては、後ほど詳しく解説。
有料プランでは、「ドル」「ユーロ」「スイスフラン」の3つの通貨から支払いを選べます。日本円による支払いはできないため、各通貨の為替レートに影響を受けて支払う料金が変動します。
例えば現在のドル/円のレート1ドル約135円で計算すると、ProtonVPNの料金は以下の通りになります。
契約期間 | 利用料金(VPN Plusプラン) | 1ヶ月あたりの利用料金換算 |
---|---|---|
1ヶ月 | 9.99ドル(約1,348円) | 9.99ドル(約1,348円) |
1年間 | 71.88ドル(約9,703円) | 5.99ドル(約808円) |
2年間 | 119.76ドル(約16,167円) | 4.99ドル(約688円) |
ProtonVPNは、長期のプランになればなるほど割引率が大きくなり、1ヶ月あたりの料金が安くなります。
なお、ユーロとスイスフランを選択しても料金の表示は一緒です。例えば1カ月プランの場合、「9.99ドル/9.99ユーロ/9.99スイスフラン」のいずれかになります。
いきなり有料プランに登録するよりも、まずは無料プランを使ってみてから有料プランに移行するのがおすすめです。ただ、1年と2年プランには30日間返金保証もあるため、いきなり有料プランに登録しても問題ありません。
編集部
ProtonVPNの支払い方法
ProtonVPNでは、以下4種類の支払い方法が選べます。
- クレジットカード
- PayPal(ペイパル)
- Bitcoin(ビットコイン)
- Cash(現金)
ただし、現金の場合はProtonVPNのサポートセンターにメールで連絡する必要があります。英語で問い合わせる必要があり、手続きも面倒なため現金払いはおすすめしません。
利用できるクレジットカードブランドは以下の通りです。
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- DiscoverCard(ディスカバーカード)
- AmericanExpress(アメリカンエキスプレス)
クレジットカードによる支払いが一番手軽で簡単ですが、カード番号等の情報を入力したくない方はPayPalやビットコインでの支払いをおすすめします。
ProtonVPNの口コミ・評判
ProtonVPNに関する良い口コミと悪い口コミを集めました。先輩ユーザーの口コミやレビューも参考に検討してみてください。
ProtonVPNのいい口コミ・評判
- 無料プランでも十分快適に使える
- 安全性は高そう
ProtonVPNに関する良い口コミのほとんどが、「無料プランの制限が緩くてかなり実用的」といった無料プランに関するものでした。他のVPNの無料プランの場合、本当にお試し程度でほとんどVPNとして使えない物ばかりです。
ですが、ProtonVPNの無料プランは制限が緩くて普通に利用でき、しかも日本サーバーが使える点が高評価でした。現時点で、無料で日本サーバーが使えるのは大手VPNの中ではProtonVPNのみです。日本サーバーに接続できれば、海外から日本のSNSやYouTubeやNetflixなどのコンテンツにアクセスが可能になります。
安全性についてもいくつか良い口コミがありました。ProtonVPNは、強力な暗号化技術や豊富なセキュリティ機能を持ち、さらにサーバーは旧軍事基地や地下に隠して物理的なセキュリティも高めています。また、プライバシーの取り扱いに厳しい、スイスの企業という点も好感を持たれているようです。
編集部
ProtonVPNの悪い口コミ・評判
- 繋がらない・接続が不安定になる時がある
- 無料プランだと速度が出ない
ProtonVPNの主な悪い口コミは、「接続が不安定」「無料プランだと通信速度が遅い」の2つでした。ただ、接続に関してはサーバーや利用者の時間帯にも左右されるため、ProtonVPNに限らず起こります。ProtonVPNのサーバー数を見る限り、ProtonVPNだけが特別不安定になる理由は見つかりません。
また、無料プランで速度が出ないという口コミは当然です。いくら制限が緩いと言っても、有料プランと比較して速度はかなり制限されています。無料プランで有料プランと同じ速度を求めるのは無理があるでしょう。
編集部
【検証】ProtonVPNの無料版(Proton VPN Free)はどこまで利用できるのか
ProtonVPNの無料プランは非常に実用性が高いです。ですが、有料版との違いや無料プランでどこまでできるのかで迷っている方もいると思います。そこで、ProtonVPNの無料プランについて詳しく解説します。
実際に無料プランに登録して、「本当に無料で使えるのか」や「どこまで使えるのか」について調べました。
ProtonVPNの無料版と有料版の違い
まず、無料プランとベーシックな有料版であるVPNプラスの機能の違いを表にまとめました。
プラン | 無料プラン | 有料プラン(VPNプラス) |
---|---|---|
利用できるサーバー数 | 3か国100カ所以上 | 90ヶ国4500台以上 |
速度 | 中 | 高速 |
接続デバイス数 | 1 | 10 |
無制限の帯域幅 | 〇 | 〇 |
広告ブロッカーとマルウェア保護 | × | 〇 |
P2P/BitTorrent ダウンロード | × | 〇 |
高速ストリーミング | × | 〇 |
Proton メール・カレンダー・ドライブ無料機能 | 〇 | 〇 |
顧客サポート | 〇 | 〇 |
- 利用できるサーバー国・サーバー数が少ない
- 有料版よりも速度が遅い
- 広告ブロッカーが使えないといった一部機能に制限がある
- 有料版よりもセキュリティは弱い
特に注意したい点が「速度が遅い」「使えるサーバーが少ない」の2点です。とはいえ、帯域幅は無制限で、速度が遅い点も高画質映像の視聴やゲームをしない方にはあまり影響ありません。YouTube程度なら無料プランの速度でもまったく問題なく視聴できました。
使えるサーバー国が少ない点も、日本・アメリカ・オランダいずれかに接続出来ればOKという方には特にデメリットではないでしょう。ただし、接続できるサーバー数も少ないため、混雑時に空いているサーバーが使えず速度が落ちる可能性はあります。
無料版を使ってみた感想:混雑はしているが速度は問題なく快適
無料プランを契約してアプリを立ち上げると上記の画面が表示されます(画面はパソコンのWindows版)。無料プランで接続できるサーバーは、画面上で青く表示されている以下の3ヶ国のみです。
- JAPAN(日本)
- United States(アメリカ)
- Netherland(オランダ)
接続したいサーバーを選んで「Connect(接続)」をクリックすれば接続されます。サーバーを選択しないで、「Quickconnect」をクリックすると日本サーバーに自動接続します。逆に切断したいときは画面左上の「DisConnect(切断)」をクリックすればOK。主な使い方はこれだけで、英語ができなくても特に問題ありません。
そのほか、接続先を二重にして安全性を高める「SecureCore」や、VPN切断時にネット接続も遮断する「Kill Switch」を利用したい場合は、左の画面からON/OFFの切り替えが可能です。
試しに日本サーバーに接続してみました。画面左下を見ると、無料プランで使えるサーバーのほとんどが混雑しています。そのため、速度も常に変動していてイマイチ安定していません。有料版になると使えるサーバーが多くなりより安定しそうです。
ただ、無料プランのサーバーでも通常のネット閲覧やYouTube視聴をしてもカクツキが発生することはなく、快適に閲覧できました。もちろんここまでで料金は1円も加算されていません。
基本快適に利用できましたが、唯一気になった点としてProtonVPN接続中に一部のサイトにアクセスができない、もしくはフリーズする現象が起きました。速度が原因ではなく、物理的にアクセスが遮断されているような感じです。ProtonVPNの接続を解除すると即座にアクセスできるようになったため、ProtonVPNが原因だと思います。
また、ABEMAなどの一部のサイトは日本サーバーに接続しても、海外からのアクセス扱いになってしまうため接続不可でした。ProtonVPNに限らず、VPNの契約前にはメインで使いたいサイトにきちんと接続できるかどうかチェックしたほうが良さそうです。
一部のサイトにアクセスできないといった問題はあったものの、ProtonVPNは無料プランでも十分実用的なレベルで使えました。少なくとも他のVPNの無料プランに比べると実用性は段違いです。人によっては無料プランのままでも十分かもしれません。
- 日本・アメリカ・オランダのサーバーに繋がれば問題ない
- メールの送受信やちょっとしたウェブサイト閲覧ができればいい
- 海外渡航時の他のVPNの保険として契約しておきたい
上記の方なら無料プランでも十分でしょう。いずれにしても無料プランの契約だけならリスクやデメリットはありません。「使うかどうかわからないけどとりあえず契約しておこう」程度で気軽に契約してもいいと思います。
編集部
ProtonVPNを選ぶべき2つのメリット
ProtonVPNには、主に2つの大きなメリットがあります。
無料版で日本サーバーが利用できる
ProtonVPNの最も大きなメリットは、無料プランで日本サーバーに接続できる点です。
日本でVPNを契約する方は、「海外から日本のサーバーに接続して、日本のSNSや動画サービスを利用したい方」も多いと思います。ですが、無料プランで日本サーバーを選択できるVPNはほとんどありません。そんな中、ProtonVPNは日本サーバーを無料で利用できます。
有料版と比較して速度が出ない、1つのデバイスしか接続できないといった制限はありますが、無料プランとしてはかなり高性能です。速度にこだわらない方は無料プランでも十分かもしれません。
また、無料プランならコストがかからないため、「他のVPNサービスの保険として契約しておく」使い方も可能です。別のVPNと契約していたとしても、VPNは利用する国や状況によっては接続が不安定になります。
「他のVPN有料プラン+ProtonVPNの無料プラン」を契約しておけば、サーバーに接続できなくなるリスクを減らせます。二重契約しておき、有料プランで契約したVPNが繋がらない・調子が悪いなどの場合はProtonVPNを利用するといいでしょう。
編集部
VPNサービスの中でも特にセキュリティが高い
ProtonVPNのもう一つのメリットが、「VPNの中でも特に高いセキュリティ」です。Protonは元々ProtonMail(プロトンメール)と言うメールサービスを運営している会社です。日本では馴染みがありませんが、ProtonMailの暗号化技術は非常に高く、最も匿名性の高いメールサービスとして知られています。
ProtonVPNでは、ProtonMailで培った暗号化技術と、セキュアコア・キルスイッチといった、あらゆるセキュリティ機能を搭載しています。もちろんVPNサービスでは必須のノーログポリシーを掲げていて、利用者の検索履歴や閲覧履歴を記録しません。
また、Protonは世界で最も厳しいプライバシー保護法を持つスイスの会社です。5アイズのような加盟国同士でネットを監視・情報共有するネットワークにも加盟していないため、情報が共有される恐れもありません。安全性の高さは大きな魅力ですね。
編集部
ProtonVPNで気を付けるべき2つのデメリット
大きなメリットがある一方、ProtonVPNにはデメリットもあります。
公式サイトは日本語に対応していない
ProtonVPNは、公式ウェブサイト・接続アプリともに日本語未対応です。そのため、英語が苦手な方は契約や使い方に迷うかもしれません。ただ、GoogleChromeブラウザを使えば公式サイトの大部分を翻訳できるため、ある程度なんとかなります。
とはいえすべてが翻訳されるわけでもなく、またいちいち翻訳して調べるのが面倒な点は変わりません。英語に抵抗感がある方や苦手な方、翻訳しながらの契約が面倒だと感じる方は日本語に対応したVPNサービスがおすすめです。
長期プランの料金がやや高め
ProtonVPNは、長期プランの料金が他のVPNサービスと比較するとやや割高です。例えば、2年プランの場合1ヶ月あたりのコストは約688円ですが、他の大手VPNではもっと安く利用できるサービスも多数あります。
VPNサービス | 1ヶ月あたりの料金(2年プラン時・1ドル135円で計算) |
---|---|
ProtonVPN | 約688円 |
NordVPN | 440円 |
PureVPN | 約249円 |
IPVanish | 約449円 |
PureVPNの2年プランなら、1ヶ月あたり約249円とProtonVPNの半額以下で利用できます。大手VPNサービスNordVPNでも440円です。ProtonVPNも決して高くはないものの、他のVPNサービスと比較すると長期プランの割高感は否めません。
編集部
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ProtonVPNがおすすめな人・おすすめではない人
ProtonVPNがおすすめな人・おすすめではない人をまとめました。
ProtonVPNは無料でVPNを試したい方におすすめ
- 無料でVPNサービスを使ってみたい・試してみたい方
- 1カ月以内の短期間だけVPNを利用したい方
- セキュリティ強化目的でVPNを導入したい方
ProtonVPNは、「とりあえずVPNを使ってみたい・試してみたい方」に特におすすめです。
ProtonVPNは、無料プランでもある程度VPNとして普通に使えます。セキュリティやサポートの質が低い無料VPNや、ほとんどの機能を制限されているほかのVPNのお試しプランと違い、大手の本格的なVPNをリスクなしで利用可能です。
また、ProtonVPNは1ヶ月プランの利用料金が他のVPNと比較して安いため、短期の旅行や出張で数日~1ヶ月間VPNを利用したい方にもおすすめです。
セキュリティや匿名性を重視する方にもProtonVPNは適しています。セキュリティや匿名性が世界トップクラスのProtonVPNを使えば、安心してネット接続が可能です。
ProtonVPNは英語が苦手な方にはおすすめしない
- 英語が苦手な方
- コスト重視で長期間VPNを利用したい方
ProtonVPN最大のデメリットは、現時点で日本語に対応していない点です。Googleの翻訳や翻訳サイトを使えばある程度日本語に直してくれますが、翻訳も完ぺきではありません。英語が苦手な方や抵抗感が強い方は戸惑うはずです。
特にProtonVPNは高機能・多機能なVPNのため、細かい機能まで翻訳して確認しようとすると大変です。細かい点まで調べるのが苦ではない方なら問題ありませんが、ほとんどの人は面倒に感じるでしょう。
しかも、公式サイトは翻訳で何とかなりますが、接続する際に利用するアプリは翻訳が使えず完全に英語です。ある程度パソコンに詳しければ直感的に何となくわかりますが、パソコンも英語も得意でない方は頭が痛くなるでしょう。
また、ProtonVPNは長期プランのコストがやや高めです。そのため、「コスト重視でVPNを長期利用したい方」にも向きません。セキュリティや匿名性は重視せず、とにかく安く海外サーバーが利用できればいいと考えている方にとって、ProtonVPNはややコスパが悪く感じるでしょう。
ProtonVPNの登録手順・使い方を解説!
ProtonVPNの登録手順について解説します。ProtonVPNは、無料プラン・有料プランともにまずはアカウントを作らなければ申し込みができません。そのため、まずはアカウントを作成しましょう。
なお、英語が苦手な方は「Googleブラウザ」で公式サイトにアクセスして、翻訳機能を利用するのがおすすめです。少し日本語は変ですが、大部分の情報は理解できるようになります。今回の登録も翻訳済みで解説します。
アカウントを作成するには、トップページにある「Proton VPNを入手する(英語:Get Proton VPN now)」をクリックします。
3つの料金プランから希望のプランと契約期間を選択する
契約プランの選択画面に移ったら、希望のプランを選択します。有料プランの場合は契約期間も選択してください。支払い通貨を変更したい場合は、右下の「USD」や「EUR」と表示された場所をクリックしましょう。
とりあえず無料プランを試してみたい方は、左の「プロトンフリー(Proton free)」にある「陽子を無料で入手(Get PrGet free)」をクリックすれば無料プランに登録できます。今回はいったん無料プランで登録してみます。
編集部
メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成する
プランを選択すると、メールアドレスとパスワード入力画面になります。登録やログインを行うためのメールアドレスと、好きなパスワードを設定しましょう。
入力後、「Createaccount」をクリックすると、登録したアドレスに6ケタの認証コードを記載したメールが送信されます。ProtonVPNの画面に、メールに記載されていた認証コードを打ち込んで「verify(確認)」をクリックすれば、アカウント作成と登録は完了です。
アカウント作成後、各アプリケーションの「Download」でProtonVPNをダウンロードすればVPNが利用できます。自分が利用しているPCやスマホ向けのアプリをインストールしてください。
有料プランへのアップグレード方法
一旦無料プランで登録したけど、やっぱり有料プランに移行したいとなった場合のアップグレード方法について解説します。有料プランへの移行は、ProtonVPNにログインし右上の「Upgrade(アップグレード)」をクリックすればOKです。
通常のVPNサービス「Proton Plus」か、ProtonMailやProtonDriveがパックになった「Proton Unlimited」を選び、契約期間を選択しましょう。選択が終わると支払い情報入力画面になります。
- クレジットカード
- PayPal
- Bitcoin
- Cash
上記4種類の支払い方法から好きな方法を選択し、続いてクレジットカードならカード番号や有効期限などの情報を入力していきます。情報を入力後、画面右の「Pay〇〇now」をクリックし、支払いが正常に行われれば完了です。
クレジットカードの入力方法は下記を参考にして下さい。
Name on card | クレジットカードの名義人 |
---|---|
Card number | クレジットカード番号 |
Expiration Date (MM/YY) | 有効期限 |
Security code | 3桁のセキュリティコード |
Country | 国籍 |
ZIP code | 郵便番号 |
難しい項目はありませんが、入力は全て英語で行う必要があります。
ProtonVPNの解約手順
ProtonVPNの解約手順は簡単です。アカウントページにログイン後、画面左にある「Account」から「Delete your account」をクリック。次の画面でアカウントが削除されてしまう点や、解約の理由を聞くページが表示されますが無視して「Delete」をクリックして手続きを進めていけば解約が完了します。
編集部
ProtonVPNは無料版が非常に優秀!覚えておいて損のないVPNサービス
ProtonVPNは、無料版の実用性が高いVPNです。特に初めてVPNを利用する方はProtonVPNの無料版を利用すれば、「VPNって何だろう?」をリスクなしで学べます。
- コストをかけずVPNをしっかりと利用してみたい方
- セキュリティや安全性重視でVPNを選びたい方
- 短期旅行や出張でVPNが必要になった方
ProtonVPNは上記の方におすすめです。無料版ばかりが注目されがちですが、有料版のサービスも他の大手VPNと比較しても遜色ありません。日本語対応していないという若干大きなデメリットはありますが、それを差し引いても優秀なVPNサービスと言えるでしょう。
Picky’sでは、ほかにもさまざまなVPNサービスを紹介しています。VPNサービスの料金やシステムは会社によっては大きく異なるため、いろいろ比較してから契約するのがおすすめです。