ハンドルを握って歩くだけで、簡単に草刈りができる自走式草刈機。ハンディタイプと違って本体を持ち上げたり、肩に掛けたりする必要がないため、疲労がたまりにくいです。
しかし、自走式草刈機は10万円を超える高価なモデルが多く、購入してから後悔したくないですよね。また、自走式草刈機にどんな機能があるのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、人気のおすすめ自走式草刈機13選をランキングでご紹介します。中古・レンタルを利用するときの注意点や、高価なモデルと安価なモデルの違いも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自走式草刈機の選び方
自走式草刈機を選ぶときのポイントは次の通りです。
- 使用場所や刈りたい草に合ったタイプか
- 面積に合った刈幅か
- 刈高は10~20mmに調整できるか
- 斜面適用角度は十分か、二面刈り機能は搭載されているか
- 使いやすい機能が充実しているか
それぞれのポイントについて、どのように選べばいいかご紹介します。
使用する場所や草の種類に合わせてタイプを選ぶ
自走式草刈機には3つのタイプがあります。それぞれ長所・短所があるので、自分の使い方に合ったタイプのモデルを選びましょう。
コスパ重視の方におすすめな「ロータリーナイフモア」
コスパを重視したい方におすすめなのがロータリーナイフモアです。刈刃が地面と平行に付いていて、刈刃を横に回転させて草をカットします。刈刃の数が他のタイプと比べて少ないため、ランニングコストを抑えられるのがポイント。刈刃交換1回にかかるコストは、3,000~6,000円程度です。
長い草を刈るのは苦手で、石のような障害物にも弱いため、荒れた土地に使うのには向いていません。しかし、草の高さを揃えるのは得意で、芝刈機にもよく使われています。整地された場所の雑草を刈って、見た目をよくしたい方におすすめです。
ロータリーナイフモアの中でも、刈刃には3つの種類があります。それぞれの特徴を表にまとめたので、参考にしてみてください。
刈刃の種類 | 刈刃の枚数 | 特徴 | おすすめな方 |
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バーナイフ | 1枚 |
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クロスナイフ | 2~4枚 |
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フリーナイフ | 4~12枚 |
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硬い草や長い草を刈りたい方におすすめな「ハンマーナイフモア」
硬い草・長い草を刈りたい方におすすめなのが、ハンマーナイフモアです。刈刃が縦回転するタイプで、草を巻き込んで粉砕します。背の高い草や硬い草も処理でき、細かく粉砕するので刈草はそのまま放置できます。
刈刃の使用枚数が多く、ランニングコストが高めな点は要注意。1台あたり30~80枚前後の刈刃を使用し、替刃の価格は合計で1万~5万円程度します。しかし、石のような障害物で刈刃が傷む可能性は低いので、荒れた土地でも使いやすいです。
傾斜面での草刈りにおすすめな「スパイダーモア」
傾斜面の草刈りをしたい方におすすめなのがスパイダーモアです。スパイダーモアはハンドルの角度を自由に変えられるのが特徴。斜面の上の平地に立ったまま、安定して斜面の草をカットできます。重量も50kg程度と軽量なモデルが多いため、引きずられにくく安全に作業できます。
草を刈る部分の構造はロータリーナイフモアと同じなので、長い草や障害物に弱い点は要注意。こまめに草刈りをして、石も取り除くよう心がけましょう。
面積に合った刈幅かチェック
草刈りをする面積に合った刈幅のモデルを選ぶのがポイント。刈幅が大きければ、1度に広範囲の草を刈れるため、往復する回数を減らせます。しかし、刈幅の大きなモデルは本体も大きく重いので、持ち運びが大変で収納にも困ります。刈幅の目安は以下の表を参考にしてみてください。
刈幅 | おすすめの方 |
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60cm以上 |
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50cm |
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40cm以下 |
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刈高を10~20mmに調整できるモデルがおすすめ
草刈りの頻度を減らしたいなら、草を短く刈れるモデルがおすすめです。自走式草刈機がどのくらいの高さに草を刈れるかは、刈高を見ればわかります。刈高は2~4段階で調整できるモデルが多いので、どのくらいの草丈に調整できるかをチェックしましょう。刈高を10~20mmに調整できれば、しばらく草を刈る必要がなくなります。
ただし、石の多い土地では、刈高を低く設定すると石に刈刃が当たる点は要注意。石の多い場所で草刈りをする場合は、50mm以上に設定するのがおすすめです。最近では、草を高めに刈る高刈りのメリットも注目されているので、自分の目的に合った高さに草を刈れるモデルを選びましょう。
傾斜面で使うなら、斜面適用角度・二面刈り機能を重視しよう
自走式草刈機は重量があるため、傾斜面で使用するときは注意が必要。本体の重量に引っ張られて転倒・転落する事故が多発しています。傾斜地でも安全に作業したいなら、傾斜地での作業に合った性能・機能のモデルを選ぶのが大切です。
傾斜の大きい場所で使うなら、斜面適用角度50°がおすすめ
傾斜の大きな場所で使用したいなら、斜面適用角度が50°のモデルを選びましょう。斜面適用角度はどのくらいの傾斜まで草刈りできるかを表す数値で、メーカーによっては法面刈角度範囲とも呼ばれています。
現在販売されている自走式草刈機では、斜面適用角度が50°を越えるモデルはありません。50°以上の斜面で草を刈る場合は、自走式草刈機ではなく、ハンディタイプの刈払機を使うのがおすすめです。
ハンディタイプの選び方はこちらの記事でご紹介しています。ハンディタイプを持っていない方は、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:おすすめ草刈機15選 | タイプ別に特徴や機能を徹底解説
二面刈り機能があれば、斜面と平面を同時に刈れる
効率よく草刈りをしたいなら、二面刈り機能搭載のモデルを選びましょう。二面刈り機能は斜面と平面の草を同時に刈れる機能。本体の大部分は平面にあるため、自走式草刈機に引っ張られて転倒するリスクがなく、安全に作業できます。
斜面の草を刈れる範囲は限られているので、広い斜面の草刈りではなく、畦道のような狭い斜面の草刈りにおすすめです。また、斜面用の部分は平面の草刈りにも使用できるので、広範囲の草刈りにも役立ちます。
使いやすい機能が充実しているモデルを選ぶ
自走式草刈機の中には、さまざまな機能が搭載されているモデルがあります。便利な機能を活用して、草刈りを楽にしましょう。特に便利なおすすめの機能をご紹介します。
低振動・ステップ付きモデルなら、長時間作業も快適
草刈りの疲労を軽減したい方には、低振動のモデルがおすすめです。振動の大きなモデルを使っていると、腕に疲労が溜まりやすくなります。特にエンジン式の草刈機は振動が大きいので、疲れが気になる方は電動式を選びましょう。
また、自走式草刈機の中にはステップを取り付けて、本体後部に乗れるモデルもあります。歩かなくてよくなるため、広範囲の草を刈っても疲れにくいです。
ギアチェンジ・バックできるモデルなら、どんな場所でも作業しやすい
自走式草刈機の扱いに慣れていない方には、ギアチェンジできるモデルがおすすめです。作業のスピードを自分でコントロールできるので、転倒のリスクを減らせます。自分の歩く速度に合わせれば、疲労も軽減できます。
また、入り組んだ場所や狭い場所で作業するなら、バック機能が搭載されているかもチェックしましょう。自走式草刈機は軽量なものでも50kgと重いため、簡単には向きを変えられません。バック機能があれば取り回しがよく、刈り残しを減らせます。
故障が心配なら、保証の充実度をチェック
故障が心配な方は、保証・アフターサービスが充実しているメーカー・販売店の商品を購入しましょう。自走式草刈機は10万円以上の高価なモデルが多く、故障してしまうと大きな損失になります。
農機具の保証は、購入後半年から1年のメーカーが多いです。そのため、保証期間の長さだけでなく、保証内容も重要。保証は何度受けられるか、誤った使い方をした場合も保証を受けられるかなど、不安点をカバーできる保証を選びましょう。
安いVS 高い!自走式草刈機の比較
自走式草刈機は10万円以下で購入できる安いモデルから、50万円を超える高いモデルまで、幅広い価格帯で販売されています。安価な6万円のモデルと、高価な17万円のモデルを比較してみました。それぞれどんな方におすすめなのかご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
安い自走式草刈機の特徴(6万円のモデル)
安価な自走式草刈機は、雑草にも使用できる芝刈機として販売されている製品が多いです。高さのある草や硬い草を刈るのが苦手で、30cmより高い草を刈るとオーバーヒートする可能性があります。太く育つ前に、こまめに草を刈る方におすすめです。
ロータリーナイフモアが多く、替刃も販売されているため、本体価格・ランニングコストの両方を安く抑えられます。また、刈幅50cm以下の小型なモデルが多く、ハンドルが折りたためる製品があるのも特徴。スペースを取らないため、保管場所が狭い方にもおすすめです。
- 高さ30cm前後の草を刈りたい方
- 頻繁に草を刈る方
- 保管場所が狭い方
高い自走式草刈機の特徴(17万円のモデル)
高価な自走式草刈機は、ギアチェンジ機能が搭載されているモデルが多いです。モデルによってはバック機能も搭載されているため、狭い場所でも快適に作業ができます。
また、15万円を超える価格帯では、スパイダーモア・ハンマーナイフモアのラインナップが充実しているのも特徴。長くて硬い草を刈ったり、斜面の草を刈ったりと、自分の使い方に合ったモデルを選べます。保証が充実している、ホンダやクボタなどの有名メーカーの製品も候補に入ってきます。
- 快適に草刈りをしたい方
- 長くて硬い草を刈る機会が多い方
- 保証の充実度を重視する方
【ロータリーナイフ】自走式草刈機おすすめ人気ランキング比較一覧表
コスパ重視の方におすすめな、ロータリーナイフタイプの自走式草刈機のおすすめランキングです。
商品 | 最安価格 | タイプ | 刈幅 | 刈高 | 斜面適用角度 | 二面刈り機能 | ギアチェンジ機能 | バック機能 | その他の機能 | 重量 | |
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HAIGE 草刈り機 HG-CK165B | ¥124,800 楽天市場AmazonYahoo! | ロータリーナイフ | 61cm | 25~75mm(4段階調整) | - | - | - | - | - | 60kg | |
Dream Link グリーンマスタープロ | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | ロータリーナイフ | 56cm | 25~80mm(8段階調整) | - | - | - | - | - | 38kg | |
ハイガー公式 エンジン式ハイパワー 4サイクル HG-SK9950K | ¥274,000 楽天市場AmazonYahoo! | ロータリーナイフ | 76cm | 20~90mm(6段階調整) | - | - | 1.3~8km/h(5段階調整) | 3km/h | 乗用 | 160kg | |
HONDA(ホンダ) 自走式草刈り機 UM2160K1-J | ¥173,098 楽天市場AmazonYahoo! | ロータリーナイフ | 53cm | 15~75mm(4段階調整) | - | - | 0.5m/s・0.8m/s | - | - | 61kg | |
ISEKIアグリ 歩行型あぜ草刈機 ウイングモアー 『WM634』 | ¥222,999 楽天市場AmazonYahoo! | ロータリーナイフ | 平面:60cm・上面:31cm・法面:31cm | 10~70mm(4段階調整) | - | 〇 | 1.1km/h・1.9km/h | 1.5km/h | - | 61kg | |
クボタ 軽量型畦畔草刈機 カルキュート GC-Q60 | ¥221,100 楽天市場AmazonYahoo! | ロータリーナイフ | 平面:60cm・上面:30cm・法面:30cm | 20~50(3段階調整) | - | 〇 | - | 0.33m/s | - | 42kg |
【ロータリーナイフ】自走式草刈機おすすめ人気ランキング6選
軽量で初心者でも扱いやすい、法面も刈りやすい二面刈りタイプ
使いやすい自走式草刈機が欲しい方におすすめのモデルです。刈幅は60cmと大きいですが、重量は42kgと軽め。前輪や後輪を持ち上げて溝を越えたり、旋回したりと扱いやすいです。バック機能が搭載されているため、奥まった場所に入っても簡単に戻ってこれます。
二面刈り機能搭載で、斜面と平面の草を同時に刈れるのもポイント。効率よく草を刈って、作業時間を短縮できます。
刈刃にはフリーナイフが採用されているので、障害物に当たっても損傷しにくく、メンテナンスの頻度を減らせます。また、草を細かく切断できるため、集草作業が必要ありません。
二面刈り対応で斜面の草刈りも簡単、操作性の優れたモデル
畦道の草刈りをしたい方におすすめの二面刈り対応モデル。法面刈り取り部分は60°の角度まで調整できるので、急な斜面にも対応できます。
二面刈り中の刈幅は上面が31cm、法面は31cm。平面を刈るときは刈幅60cmと広範囲の草を一気に刈れます。
ギアチェンジ機能が搭載されていて、前進時は1.1km/h・1.9km/hの2段階で調整できます。バックも可能なので、奥まった場所でも作業しやすいです。刈高は10mmまで下げられるため、草刈りの頻度を減らしたい方にもおすすめです。
ランニングコストを抑えられる、4ストロークエンジン搭載モデル
4ストロークOHVエンジン搭載で燃費がよく、ランニングコストを抑えたい方におすすめのモデルです。4ストロークエンジンはパワーがないといわれていますが、こちらのモデルの出力は4~5.5馬力。同価格帯のモデルと比べてもパワフルで、しっかり草を刈れます。
刈幅は53cmと大きすぎず、小さすぎずでバランスが取れたサイズ。バック機能は搭載されていませんが、ギアチェンジはできるので、場所を選ばず草刈りができます。
刈刃は鋭い切れ味で、ハウジングにスチールが使われていて耐久性が高いのもポイント。ハードに使用しても壊れにくく、硬い草も気持ちよく切れます。
座ったまま草を刈れる、広範囲の草刈りにおすすめの乗用タイプ
広範囲の草を楽に刈りたい方におすすめの乗用タイプです。車のようにシートに座って操作ができるので、体力に自信のない方でも安心。シートから人が離れるとエンジンが強制停止されるため、万が一落車しても安全です。
刈高は20~90mmの6段階調整ができます。高めに設定できるので、不整地でも石を跳ね飛ばす心配がありません。草丈70cmまで刈れるため、草を放置しがちの方にもおすすめです。
刈幅は76cmと広いので、草刈りにかかる時間を短縮できるのもポイント。1時間で350坪の草を刈り取れます。刈った草は車体の横に排出されるため、作業後は草が1列に並んで後片付けが簡単です。
コスパ重視の方におすすめの雑草兼用芝刈機
草刈りにコストをかけたくない方におすすめのモデル。草刈機ではなく芝刈機ですが、6馬力とパワーが強く、30cmまでの雑草なら刈り取れます。芝刈りにも使用できるので、ガーデニング・農作業で幅広く活躍します。
ハンドルは折りたたみ可能で、収納スペースが狭い方にもおすすめ。軽トラに荷物を積んで持ち運ぶときも邪魔になりません。ボディは頑丈なダイキャストで作られていて、石が跳ねるのをしっかり防ぎます。
有名なメーカーの製品ではありませんが、アフターサービスが充実しているのもポイント。1年間の部品交換保証があるので、パーツが故障しても安心です。
三輪車方式で360°旋回できる、操作性がよく使いやすいモデル
小回りの利く三輪車方式のモデル。その場で360°旋回できるので、奥まった場所でも使いやすいです。前のタイヤは固定できるため、斜面でも曲がらずまっすぐ草を刈れます。
刈幅が61cmとワイドなので、短時間で広範囲の草刈りができます。刈った草は横に排出されて横1列に並ぶため、後片付けにも時間がかかりません。
取扱説明書に記載されているQRコードを読み取れば、操作方法を動画で確認できるのもポイント。初めて自走式草刈機を使う方でも安心です。最長で1年3ヶ月の保証がつくので、故障が怖い方にもおすすめです。
【ハンマーナイフ】自走式草刈機人気ランキング比較一覧表
硬い草や背の高い草を刈りたい方におすすめな、ハンマーナイフタイプの自走式草刈機のおすすめランキングです。
商品 | 最安価格 | タイプ | 刈幅 | 刈高 | 斜面適用角度 | 二面刈り機能 | ギアチェンジ機能 | バック機能 | その他の機能 | 重量 | |
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共立 ハンマーナイフモア HR665 | ¥460,000 楽天市場AmazonYahoo! | ハンマーナイフ | 65cm | 20~80mm | - | - | 0.95~3.5km/h(3段階調整) | 0.95km/h | - | 135kg | |
共立 ハンマーナイフモア HRC805 | ¥649,800 楽天市場AmazonYahoo! | ハンマーナイフ | 80cm | 20~85mm | - | - | 0.9~3.3(3段階調整) | 0.9km/h | クローラー | 220kg |
【ハンマーナイフ】自走式草刈機おすすめ人気ランキング2選
10馬力仕様でパワフルなハンマーナイフモア
広範囲の草を一気に刈りたい方におすすめのモデル。刈幅80cmととてもワイドなため、往復回数を減らせます。10馬力のパワーがあるモデルなので、硬い草・背の高い草も粉砕できます。
オプションで立ち乗りステップが販売されているのも特徴。本体に乗っているだけで、楽に草刈りができます。
クローラーが搭載されているため、重力が分散して地面が柔らかくても安定して作業ができます。不整地や傾斜地での作業が多い方におすすめです。
背の高い草もしっかり刈れる、コスパの高いハンマーナイフモア
コスパの高いハンマーナイフモアが欲しい方におすすめのモデル。刈幅65cmで広範囲の草も素早く刈れるので、ホームユースはもちろん、プロの農家の方にもおすすめです。
ギアチェンジ機能搭載で、0.95km/h・1.99km/h・3.5km/hから作業に合わせて速度を選べます。バック機能も搭載していて、刈り残しもすぐに処理できます。
別売りのアタッチメントが充実しているのもポイント。万が一の火災に備えて消火器を取り付けられるセットや、丈の高い草を刈りやすくなる楽々ディバイダーがあります。
【スパイダーモア】自走式草刈機人気ランキング比較一覧表
傾斜地での草刈りが多い方におすすめな、スパイダーモアタイプの自走式草刈機のおすすめランキングです。
商品 | 最安価格 | タイプ | 刈幅 | 刈高 | 斜面適用角度 | 二面刈り機能 | ギアチェンジ機能 | バック機能 | その他の機能 | 重量 | |
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クボタ スイング式草刈機 カルモDeluxe GC-K300D | ¥180,785 楽天市場AmazonYahoo! | スパイダーモア | 30cm | 19mm・31mm | 50° | - | - | 0.38m/s | - | 26kg | |
イセキアグリ 自走式草刈機 スパイダーモアー SP301A | ¥167,800 楽天市場AmazonYahoo! | スパイダーモア | 30cm | 15~35mm(3段階調整) | 50° | - | 1.34km/h・2.02km/h | 1.34km/h・2.02km/h | - | 30kg | |
イセキアグリ 多用途草刈機 スパイダーモアー SP431F | ¥250,600 楽天市場AmazonYahoo! | スパイダーモア | 50cm | 35~70mm(4段階調整) | 50° | - | 1.34~2.61km/h(4段階調整) | 1.34~2.61km/h(4段階調整) | - | 54kg | |
イセキアグリ 多用途草刈機 スパイダーモアー SP431F | ¥250,100 楽天市場AmazonYahoo! | スパイダーモア | 43cm | 30~67mm(3段階調整) | 50° | - | 1.3km/h・2.0km/h | 1.3km/h・2.0km/h | - | 41kg |
【スパイダーモア】自走式草刈機おすすめ人気ランキング4選
スパイクタイヤ搭載で不整地でも安定、軽量で使いやすいモデル
不整地・斜面でも安定して使用できるモデルです。特殊なスパイクタイヤが搭載されていて、不安定な地面でも滑りにくいのが特徴。四輪駆動なため、凹凸の多い悪路もしっかり前に進んでくれます。
本体は41kgと軽量で、初心者でも操作が簡単。ハンドルは最長で60cmまで伸ばせます。15cm間隔で5段階調整でき、角度も左右11段階・上下7段階で調整できるため、斜面の草も自由に刈れます。
ハンドルを握っている間だけ動作するデッドマンクラッチなのも特徴。転倒した際も、ハンドルを離せばすぐに動作が止まるので安心です。
手元集中レバー方式・速度4段階調整で初心者でも操作が簡単
手元に変速レバーやエンジンスイッチなどがまとまっていて、初心者でも操作しやすいモデル。傾斜地での作業中にアクセルレバーを握るとタイヤが固定されるため、斜めに進む心配がありません。傾斜地での作業に慣れていない方でも安全に作業ができます。
刈刃にはフリーナイフが採用されていて、障害物に当たっても刈刃の摩耗を減らせるのもポイント。トルクリミッターが搭載されているため、タイヤに負荷がかかってもチェーンを保護してくれます。故障しにくいので、石や木などの障害物の多い不整地での作業が多い方にもおすすめです。
コンパクトで小回り抜群、力に自信がない方におすすめのモデル
刈幅30cmでコンパクトなモデル。30kgと軽量なので、力に自信がない方でも扱いやすいです。持ち上げられる重量なため、軽トラックに積み込むときも、ラダーレールを使う必要がありません。
スパイクタイヤ搭載で四輪駆動仕様なので、悪路・斜面でもタイヤが空転せずきれいに草を刈れます。速度は2段階で調整でき、マイペースに作業ができます。
バック機能も搭載されているので、奥まった場所での作業も快適です。バックでも速度を2段階で調整でき、往復刈りも簡単。刈り残しをなくしたい方にもおすすめです。
長い草を刈っても馬力が下がらず、素早く作業ができる
1.5~2mまで無段階で伸縮できるハンドルを搭載したモデル。離れた場所の草も刈れるので、傾斜地での作業も安全です。巻きつき防止ハネが搭載されているため、長い草を切っても馬力が下がらず、スムーズに作業できます。
刈刃部分がスイングして刈刃の後ろにスペースができるのが特徴。刈った草を後ろに排出しやすくなるため、高密度に生えている草でもしっかり刈れます。
走行中に進行方向を変えられるので、スムーズに往復刈りができます。刈り残しが気になる方にもおすすめです。
自走式草刈機のおすすめ人気メーカー
自走式草刈機はさまざまなメーカーから販売されています。商品選びで悩んでいる方向けに、特に人気のあるおすすめメーカーをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
傾斜のある場所でも快適に作業ができる「オーレック」
オーレックの自走式草刈機といえば、スパイダーモアが有名。斜面の上から法面の草刈りを楽にこなせます。スパイダーモアはもともとオーレックの商品名でしたが、最近では自在ハンドルを搭載したモデル全般を指す言葉になりました。
また、オーレックは草刈機専門メーカーなため、ラインナップが充実しているのもポイント。木や支柱の周りもきれいに刈れるクワガタモアや、牧草を刈るのに適したカウモアなども販売しています。
軽量で初心者でも使いやすいモデルの多い「クボタ」
自走式草刈機をうまく使いこなせるか心配な方におすすめのメーカーがクボタです。入門向けのカルキュートは42kgと軽量で、力に自信がない方でも扱いやすいです。
電動式のしずかるは運転音が静かなため、住宅が近い場所で使用する方でも安心。低振動なので疲れが溜まりにくく、快適に草刈りができます。
パワフルなエンジンで安定して作業ができる「ホンダ」
ホンダは自動車やバイクで有名なメーカーなので、品質の高いエンジンが使用されているのが特徴。効率よく動作する4ストロークOHVエンジン搭載で、パワーだけでなくランニングコストも優秀です。
ホンダ製品を購入すると、賠償責任保険「Ho!」に加入できるのもポイント。補償対象期間は1年で、対人1億円・対物1,000万円までの賠償金を補償してもらえます。自走式草刈機で石を飛ばして、他人の車や家を傷つけてしまったり、他人に怪我をさせてしまったりしたときも安心です。
目的に合ったモデルを選びやすい「共立」
ラインナップが多すぎて、どれを選べばいいかわからなくなる方におすすめなのが共立です。ラインナップがシンプルで、欲しいタイプ・サイズがわかれば自分に最適なモデルを選べます。
ハンマーナイフモアや、車のように乗って使用する乗用モアのラインナップが充実しているのも特徴。背の高い草や硬い草を刈りたい方や、プロの農家の方にもおすすめのメーカーです。
自走式草刈機の使い方
自走式草刈機は使い方を間違えれば大事故につながる道具です。正しい使い方を心がけて、安全に草刈りをしましょう。自走式草刈機の中でも特に多い、ガソリン式の使い方をご紹介します。
- 自走式草刈機の使い方
- STEP.1安全確認をする使用前に必ず部品が外れていないか確認しましょう。特にカバー類・ナイフが外れていると大怪我の原因になります。
- STEP.2燃料を入れる2サイクルエンジンには混合ガソリンを、4サイクルエンジンには通常のガソリンを入れます。違う種類のガソリンを入れたり、軽油・灯油を入れたりすると、故障の原因になるので注意しましょう。
- STEP.3クラッチを切って始動する周囲に動物や人がいないか、エンジンの周りに燃えやすいものがないか確認してから始動します。エンジンを始動する手順は必ず説明書で確認しましょう。
- STEP.4草を刈るエンジンがかかったら草を刈ります。急旋回や急停止は転倒につながるので、余裕をもって操作しましょう。作業が1時間を超える場合は、1時間ごとに10分程度休憩するのが大切。集中力の低下は事故の原因になります。
- STEP.5エンジンを切る作業が完了したら、すぐにエンジンを切ります。エンジン・マフラーは高温になっているので、枯草のような燃えやすいものの近くに放置しないよう注意しましょう。
- STEP.6メンテナンスをするエンジンが冷えて火傷の危険性がなくなったら、刈刃の欠けやカバーの破損などの故障がないかを点検します。異常があった場合はすぐに補修をしましょう。
- STEP.7燃料タンク・キャブレターから燃料を抜き取って保管する長期間使用しない場合は燃料を抜き取り、火気のない場所で保管します。特に燃料は燃えやすいので、必ず燃料タンクに入れてから保管しましょう。
自走式草刈機の関連商品
自走式草刈機を使ってもっと楽に、安全に草刈りをしたい方におすすめの、関連商品をご紹介します。
草刈りの頻度を減らしたい方におすすめな「除草剤」
草刈りを楽にしたり、頻度を減らしたりするのに役立つアイテムが除草剤です。薬を撒くだけで草が枯れるため、体力や力に自信がない方にもおすすめです。
ただし、畑・農地に使用する場合は、農耕地用の除草剤を選ぶ必要があります。除草剤の選び方がわからない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:最強はどれ?おすすめの除草剤15選|使い方や撒くタイミングも解説
除草剤が使えない場所の雑草対策におすすめな「防草シート」
除草剤を使うのには抵抗があるけど、草刈りを楽にしたい方には防草シートがおすすめ。防草シートを敷くと雑草に日光が当たらず、成長を邪魔できます。
草刈りを極力したくないなら、雑草が突き抜けにくい不織布タイプがおすすめ。耐用年数の長いポリエステル製の商品を使用すれば、敷きなおす手間も減らせます。どんなポイントに注意して防草シートを選べばいいか気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:雑草ゼロ!防草シートおすすめ20選|本当に効果がある?デメリットは?口コミも紹介
安全に作業するために欠かせない「安全靴」
草刈りで怪我をしたくないなら安全靴を着用しましょう。自走式草刈機を使った事故で多いのが、斜面の草を刈っている際の転倒・転落です。安全靴は滑りにくく作られているので、安心して作業できます。
草刈り中に履く安全靴を選ぶときは、スパイクピン・フードの付いた長靴タイプがおすすめ。濡れた地面でも滑りにくく、履き口から水・草が入るのを防げます。安全靴の選び方が気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事:普段使いもできるおしゃれな安全靴おすすめ20選!現場別に適した形状・機能性も解説
値段がネックなら中古・レンタルも検討しよう
自走式草刈機は高価なモデルが多いため、中古を購入したりレンタルを利用したりしようか悩んでいる方も多いですよね。レンタル・中古はそれぞれどんな方におすすめなのか、何に注意すればいいかをご紹介します。
レンタルは有名メーカーの製品を試してみたい方におすすめ
現在検討中の製品があるけど、使用感がわからず購入する決心がつかない方にはレンタルがおすすめです。高耐久・高品質な有名メーカーの製品が多くレンタルされているため、憧れのメーカーの製品も試せます。
自走式草刈機のレンタルの相場は、1泊2日で1万~3万円。送料は自走式草刈機のサイズや配送地域にもよりますが、1万~6万円程度かかります。
何度もレンタルを使用していると、購入した方が安くなる点は要注意。自走式草刈機は1年に3回程度使用するため、農作業やガーデニングを続けていくなら早めに購入するのがおすすめです。
中古は安い価格で購入したい方におすすめ
安く自走式草刈機を購入したい方には中古がおすすめです。価格は出品者によって全く違いますが、オーレックやホンダなどの有名メーカーの製品も5万円前後で購入できます。
ただし、中には故障しているものもあるため、商品状態の確認は必須。商品の説明が細かく記載されていたり、画像がたくさんアップロードされていたりする商品を選ぶのがポイントです。使用回数・保管状況は必ず確認しましょう。
自走式草刈機のよくある質問
自走式草刈機の耐用年数は?
自走式草刈機と自走式芝刈機は何が違う?
自走式草刈機はどこで購入できる?
自走式草刈機を上手に扱えるか心配なときはどうすればいい?
自走式草刈機を使うときはどんな服装をすればいい?
おすすめ自走式草刈機まとめ
自走式草刈機はハンディタイプに比べて体に負担がかかりにくく、楽に草刈りができます。また、キックバックが起きないため、使い方を間違えなければ安全に作業できるのもメリットです。
- 使用場所や刈りたい草に合ったタイプか
- 面積に合った刈幅か
- 刈高は10~20mmに調整できるか
- 斜面適用角度は十分か、二面刈り機能は搭載されているか
- 使いやすい機能が充実しているか
これらのポイントをチェックして、自分の畑・庭に合った自走式草刈機を見つけましょう。