普段使いもできるおしゃれな安全靴おすすめ20選!現場別に適した形状・機能性も解説

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安全靴を長持ちさせるコツ

足を保護して怪我を未然に防いでくれる安全靴。靴のつま先のプロテクターで重量物の落下から足を守ったり、転倒リスクが高い場面で滑り止めの効果を発揮したりと、さまざまな作業環境で活用できます。

安全靴と一口に言っても、短靴で軽量な製品から通気性に優れた製品など、形状・機能性は多種多様。実際に商品を見てみたけど、どの安全靴が自分に合っているのかわからなかった方も多いはず。

本記事では、安全靴の選び方からおすすめメーカー、人気商品、使い方まで網羅的に解説していきます。人気の安全靴では、大手通販サイトの売れ筋商品をピックアップしているので、初めて購入する方はぜひ参考にしてみてください。

安全靴の規格は「JIS合格品」と「JSAA認定品」の2種類

安全靴を検討する際、事前に知っておきたいのが「JIS合格品」と「JSAA認定品」の2つの規格です。ここでは、それぞれの規格の特徴を見ていきましょう。

認可工場で作られる「JIS合格品」

認可工場で作られる「JIS合格品」

出典:amazon.co.jp

産業標準化法に基づき制定される国家規格「JIS」の認可工場で作られている安全靴が、JIS合格品です。後述のJSAA認定品に比べ、多くの付加的性能が備わっており、高耐久性と安全性を持つのが大きな特徴。

また、JIS合格品には下記のような作業区分があり、区分によって適合場面が変わってきます。

作業区分 適合場面
U種:超重作業用 鉱山・鉄工場など
H種:重作業用 鉱山・鉄工場など
S種:普通作業用 電気・石油作業など
L種:軽作業用 倉庫内の軽作業など

安全靴がJIS合格品であるかは、中敷きや靴底から確認可能。上記の作業区分だけでなく、材料区分・カテゴリー表示・付加的性能もチェックできます。高い安全性を持つJIS合格品の安全靴ですが、その中でも性能が分かれていることを覚えておきましょう。

履き心地の良い製品も多い「JSAA認定品」

履き心地の良い製品も多い「JSAA認定品」

出典:amazon.co.jp

履き心地の良さやデザイン性の高さを重視した製品が多く揃っているのが、JSAA認定品です。JSAA認定品は、公益社団法人日本保安用品協会が定める安全性・耐久性の基準を満たした製品となっています。

先述のJIS合格品の正式な商品名を「安全靴」と呼ぶのに対し、JSAA認定品の正式な商品名は「プロテクティブスニーカー」もしくは「プロテクティブブーツ」と言います。近年では、同様の性能を持つプロテクティブスニーカー・プロテクティブブーツも、安全靴とまとめて称されるケースが多くなりました。

JSAA認定品には、A種(普通作業用)とB種(軽作業用)の2つの作業区分が設けられていますが、JIS合格品に比べて安全性と耐久性は劣ります。重量物作業など大きな危険が伴わない現場では、JSAA認定品もチェックしてみてください。なお、JSAA認定品であるかはベロ裏(シュータン)から確認できます。

安全靴の選び方

安全靴を選ぶ際は、下記ポイントをチェックしましょう。

  • 安全靴のタイプ
  • 安全靴の形状
  • 安全靴の機能性

複数の選定ポイントが存在するので、自身が安全靴を使用するシーンを思い浮かべながら選んでみてください。

安全靴のタイプで選ぶ

安全靴には、デザイン性や着脱性に影響する下記2つのタイプが存在します。

  • スニーカータイプ
  • マジックテープタイプ

普段使いにも最適でおしゃれな製品も多い「スニーカータイプ」

普段使いにも最適でおしゃれな製品も多い「スニーカータイプ」

出典:amazon.co.jp

作業現場で使用するだけでなく、普段使いにも利用できておしゃれなデザインの製品が多いのが、スニーカータイプです。靴紐で足へのフィッティング性が高く、履き心地は抜群。靴擦れも起きにくいのが特徴です。

普段使い用・作業用で靴を頻繁に履き替えたくない方に、スニーカータイプはおすすめ。ただし、靴紐がほどける可能性もあるので、高所や機械の近くなど危険な現場では利用を避けるようにしましょう。

履き替え頻度が高い場合におすすめな「マジックテープタイプ」

履き替え頻度が高い場合におすすめな「マジックテープタイプ」

出典:amazon.co.jp

普段使いの靴と安全靴の履き替え頻度が多い方におすすめなのが、マジックテープタイプです。靴紐タイプの安全靴と異なり、マジックテープで足にフィットさせるので、素早く着脱可能。手袋を着用した状態でも、簡単に履き替えできます。

靴紐がほどけて転倒したり、ベルトコンベアーに巻き込まれるといった事故も起きないため、安全性を最優先するならマジックテープタイプの製品を選びましょう。ただし、フィット性はスニーカータイプに比べると劣り、マジックテープも経年劣化して粘着力が落ちてきます。甲革が破れるもしくは靴底が剥がれる前に、マジックテープの寿命が来る可能性もあるので、ご注意ください。

安全靴の形状で選ぶ

安全靴は丈の長さにより、下記4種類に分けられます。形状も安全性や機能性に大きく影響するので、チェックしておきましょう。

  • 短靴
  • 中編上靴
  • 長編上靴
  • 半長靴

比較的軽量で疲れが溜まりにくい「短靴(ローカット)」

比較的軽量で疲れが溜まりにくい「短靴」

出典:amazon.co.jp

くるぶしが見える程度に丈の長さが設計されており、軽量の製品も多いのが短靴です。一般的なスニーカーやスーツの革靴と同様の形状を持つ安全靴。履き慣れた形状かつ軽量設計で、スムーズに着脱・歩行したい方にベストなタイプです。

また、普段使い用として利用しやすいのも、短靴の大きなメリットです。気を付けたいポイントは、足の保護範囲が狭い点。動きやすく軽作業には適したタイプですが、短い丈で土や砂が入りやすいので、工事現場には少々不向きなタイプとなっています。

足首まで保護してくれる「中編上靴(ハイカット)」

足首まで保護してくれる「中編上靴(ハイカット)」

出典:amazon.co.jp

短靴よりも丈が長く、足首まで保護してくれるタイプが中編上靴です。建設現場などで砂ぼこりが舞っている場合でも、異物が侵入しにくく作業に集中できるのが大きなメリット。また、溶接作業時には火花から足元を守ってくれます。

フィット性が高くて安定感もあるので、動きやすさを重視した製品が多いのも特徴。また、中編上靴はデザインも、おしゃれでファッション性の高い製品が多いです。短靴より優れた安全性を持ちつつ、普段使いの靴と作業靴を兼用したい方にもイチオシのタイプといえますよ。

ズボンの裾を入れて引っ掛かりを防げる「長編上靴(ブーツ)」

ズボンの裾を入れて引っ掛かりを防げる「長編上靴(ブーツ)」

出典:amazon.co.jp

ズボンの裾を安全靴に入れることで、衣類の引っ掛かりを防止できるのが長編上靴です。高所作業や解体作業時でも、足元で衣類が引っ掛かることはないので安心できます。

また、長い丈がスネまで保護してくれるため、異物の侵入や衝撃を防げるのはもちろん、高温な蒸気の噴出など熱からも皮膚を守ってくれます。短靴や中編上靴より動きやすさは劣りますが、危険の潜む現場で使用されるケースが多いタイプです。

着脱しやすい「半長靴」

 

着脱しやすい「半長靴」

出典:amazon.co.jp

靴紐がなく、着脱性に優れているのが半長靴です。安定感に欠けるため、動き回る現場に適していない点がデメリットの1つに挙げられます。しかし、手早く履き替えは可能なので、現場作業だけでなく現場事務も担っている方におすすめです。

また、半長靴は長編上靴と同様にスネまで覆ってくれる丈の長さが特徴的ですが、ゴム製であるのも魅力的なポイント。帯電防止や耐熱性など付加的機能を備えた製品が多く、多様な場面で活躍するタイプですよ。

機能性の高さで選ぶ

最後にチェックしたいのが、安全靴の機能性の高さ。安全靴には下記のような付加的機能があり、用途によって求められる性能は異なります。

  • 防水性
  • 通気性
  • 耐熱性・耐火性
  • 帯電防止タイプ
  • 耐油性
  • 耐滑性

防水性があれば急な雨や水場でも安心

防水性があれば急な雨や水場でも安心

出典:amazon.co.jp

屋外での作業が中心になる方は、急な雨でも作業を続けられるよう防水性をチェックしましょう。防水性と併せて確認したいのが、安全靴の形状。短靴の場合は防水であっても靴の上部から浸水するため、防水性を意識するなら中編上靴・長編上靴・半長靴がおすすめです。

また、作業現場でどの程度水の影響を受けるのかも押さえておきたいポイント。例えば、水現場では防水性の高いゴム製の半長靴がおすすめですが、雨水対策程度であれば動きやすさも兼ね備えた中編上靴・長編上靴が適しています。防水性のある安全靴を検討している方は、形状も踏まえて製品を選びましょう。

通気性が高ければ蒸れない

通気性が高ければ蒸れない

出典:amazon.co.jp

足の蒸れが気になる方は、メッシュ素材で通気性に優れた安全靴をおすすめします。長時間に及ぶ作業や炎天下、暑い工場内では蒸れるのが不快に感じる方も多いはず。また、嫌な臭いの原因菌を作り出すのも良い気分はしないですよね。

その点、メッシュ素材の安全靴であれば、風通しが良く履き心地も向上。嫌な臭いの発生を抑制もできます。

快適性のあるメッシュ素材の安全靴ですが、水分を吸水してしまうため、水の影響を受ける現場や屋外には不向きです。また、保護性も劣るので、危険の少ない軽作業時に利用をおすすめします。

熱や火を扱う場合は耐熱性・耐火性を要チェック

熱や火を扱う場合は耐熱性・耐火性を要チェック

出典:amazon.co.jp

溶接作業や高炉前作業など、熱場で安全靴を使用する方は耐熱性・耐火性のある製品をおすすめします。熱場では火の粉から足を保護するだけでなく、熱い蒸気からも身を守ることが大切。そのためにも、熱や火に強い素材の安全靴をチェックしましょう。

具体的には、甲革や靴底など各部位に耐熱ゴム・耐熱コルクといった素材を採用した安全靴がおすすめ。表面が焦げ付きにくく、安全靴の寿命を延ばすことにもつながります。また、縫糸に関しても耐熱繊維を使用した糸であれば劣化せず、一層長く使い続けられますよ。

電気絶縁特性があれば火気厳禁・電子機器を扱う現場でも安心

電気絶縁特性があれば火気厳禁・電子機器を扱う現場でも安心

出典:amazon.co.jp

静電気の帯電により悪影響を及ぼす現場では、電気絶縁特性を持つ安全靴を要チェックです。具体的に活用できるシーンとしては、下記のような現場が挙げられます。

  • 電気工事現場
  • 精密機械を扱う現場
  • 薬品や化学物質を扱う現場
  • 可燃性物質が近くにある現場

静電気の発生は重大な事故や精密機器の破損などを引き起こすため、安全靴も活用して未然に防ぐことが極めて重要。また、秋・冬に日常的に発生する静電気対策にもなります。

なお、JIS合格品の安全靴は電気絶縁特性に関して、下記の通り付加的性能の区分が設けられています。

区分 性能
I-600 交流電圧300V超え・600V以下の電路用
I-3500 交流電圧600V超え・3500V以下の電路用
I-7000 交流電圧3500V超え・7000V以下の電路用

付加的性能は中敷もしくは靴底から確認できるので、商品比較時は一度チェックしてみてください。

耐油性があれば油を扱う現場に最適

耐油性があれば油を扱う現場に最適

出典:amazon.co.jp

重機の燃料・機械油が靴に付く建築現場や、自動車工場などオイルが付着する現場では、耐油性のある安全靴をおすすめします。耐油性が低ければ、油脂類が付着した際にひび割れや変形を引き起こし、すぐに安全靴を交換しなければならないケースも。

耐油性に優れた合成ゴム底や油に強い塗料を採用した製品で、本来の性能を維持しつつも、長期間使用できるような安全靴をチェックしてみましょう。

耐滑性があればグリップ力があり斜面でも滑らない

耐滑性があればグリップ力があり斜面でも滑りにくい

出典:amazon.co.jp

水や油脂類による転倒の恐れがある現場では、耐滑性に優れたグリップ力のある安全靴を検討しましょう。耐滑性のある安全靴は、例えば潤滑油が付着するプレス工場や、調理油を扱う厨房・食品工場、高所作業用にも利用されています。

耐滑性能は電気絶縁特性と同様に、下記区分で分けられているのが特徴です。

区分 性能
F1 動摩擦係数が0.2以上0.3未満
F2 動摩擦係数が0.3以上

動摩擦係数は滑りにくさを表す指標。数値が大きいほど滑りにくくなるため、F2のほうが耐滑性は優れています。

なお、耐油性と耐滑性はしばしば混同されますが、耐油性は油による劣化耐性を意味する性能であり、耐滑性とは異なります。滑りやすく事故を誘発しかねない現場では、耐滑性に着目して安全靴を比較しましょう。

【短靴・ローカット】安全靴おすすめ人気ランキングの比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。

軽量設計で動きやすい短靴の人気ランキングです。おしゃれなデザインで普段使い用として安全靴を使用したい方にもおすすめです。

商品最安価格規格タイプ付加的機能
ASICS(アシックス)安全靴 ウィンジョブ CP209楽天市場¥11,127 AmazonYahoo!JSAAスニーカータイプ耐油性・耐摩耗性
ASICS(アシックス)安全靴 CP201楽天市場確認中 AmazonYahoo!JSAAスニーカータイプ耐油性・耐摩耗性
タルテックス 安全靴 51649楽天市場¥2,890 AmazonYahoo!JISスニーカータイプ
ASICS(アシックス)安全靴 CP306楽天市場¥11,919 AmazonYahoo!JSAAスニーカータイプ耐滑性
SUADEX 安全靴楽天市場¥3,980 AmazonYahoo!JISスニーカータイプ通気性・耐油性・耐滑性・耐摩耗性・耐貫通性

【短靴・ローカット】安全靴おすすめ人気ランキング5選

【中編上靴・ハイカット】安全靴おすすめ人気ランキングの比較一覧表

くるぶしの上部までガードしてくれる中編上靴・ハイカットの人気ランキングです。移動時の安定性の高さを重視したい方におすすめです。

商品最安価格規格タイプ付加的機能
ASICS(アシックス)安全靴 CP304楽天市場¥12,636 AmazonYahoo!JSAAスニーカータイプ耐油性・耐滑性・耐摩耗性
ASICS(アシックス)安全靴 CP302楽天市場確認中 AmazonYahoo!JSAAマジックテープタイプ耐油性・耐摩耗性
キタ 安全靴 MG-5590楽天市場¥3,834 AmazonYahoo!JISスニーカータイプ通気性・耐滑性・耐摩耗性
MIZUNO(ミズノ) 安全靴 ALMIGHTY LSll 21M楽天市場¥10,560 AmazonYahoo!JSAAスニーカータイプ通気性・耐油性・耐滑性
シモン 安全靴 7522楽天市場¥7,492 AmazonYahoo!JISスニーカータイプ耐滑性・耐摩耗性

【中編上靴・ハイカット】安全靴おすすめ人気ランキング5選

【長編上靴・ブーツ】安全靴おすすめ人気ランキングの比較一覧表

すねの部分まで保護してくれる長編上靴・ブーツの人気ランキングです。衝撃や熱から足をしっかり守りたい方におすすめです。

商品最安価格規格付加的機能
ミドリ安全 安全靴 PRM235楽天市場¥14,574 AmazonYahoo!JIS耐油性・耐滑性・耐摩耗性・耐衝撃性能・耐圧迫性
コーコス信岡 安全靴 HZ-703楽天市場¥5,082 AmazonYahoo!JSAA耐油性・耐衝撃性能
シモン 安全靴 WS33HiFR楽天市場確認中 AmazonYahoo!JIS耐油性・耐滑性・高温耐熱性・耐薬品性
ミドリ安全 安全靴 PRM230F楽天市場¥14,235 AmazonYahoo!JIS耐油性・耐滑性・耐摩耗性・耐衝撃性能・耐圧迫性
ミドリ安全 安全靴 V2133N楽天市場¥9,922 AmazonYahoo!JIS耐油性・耐高熱接触性

【長編上靴・ブーツ】安全靴おすすめ人気ランキング5選

【半長靴】安全靴おすすめ人気ランキングの比較一覧表

すねの部分まで保護し、なおかつ着脱性に優れた半長靴の人気ランキングです。付加的機能も多く、さまざまな現場で安全靴を使用したい方におすすめです。

商品最安価格規格付加的機能
シモン 安全靴 FD44楽天市場¥7,409 AmazonYahoo!JIS耐油性・耐熱性・耐摩耗性・耐薬品性
富士手袋工業 安全靴 9988楽天市場¥3,976 AmazonYahoo!JSAA耐油性
コーコス信岡 安全靴 ZA-817楽天市場¥5,117 AmazonYahoo!JIS耐油性
ミドリ安全 安全靴 V2400N楽天市場¥7,636 AmazonYahoo!JIS耐油性・耐高熱接触性
キタ 安全靴 MK-7890楽天市場¥4,230 AmazonYahoo!JIS耐油性

【半長靴】安全靴おすすめ人気ランキング5選

安全靴のおすすめ人気メーカー・ブランド

事故や怪我から足を守ってくれる安全靴ですが、無名のメーカーでは不安という方もおられるのではないでしょうか?ここでは、安全靴の実績を重視したいときにおすすめの人気メーカー・ブランドをご紹介します。

デザイン性に優れた安全靴が揃う「アシックス」

デザイン性に優れた安全靴が揃う「アシックス」

出典:amazon.co.jp

世界的に有名なスポーツブランドのアシックスは、安全靴も幅広く取り揃えています。アシックスの公式サイトには、ワーキングシューズの取り扱い店舗も掲載されているので、実店舗で商品を見ながら購入したい方にもおすすめのブランドです。

アシックスの安全靴の特徴
  • かっこいい・おしゃれなデザインの安全靴が多い
  • 短靴・ハイカットの安全靴がメイン
  • メッシュ素材の安全靴も多い

デザイン性の優れた安全靴がアシックスには豊富に揃っています。メンズ向けのかっこいいデザインだけでなく、黄色やピンクなどレディース向けのかわいいデザインもあるので、男女問わずおすすめです。

なお、製品のタイプとしては丈の長い長編上靴もありますが、短靴・ハイカットの製品がメイン。デザイン性を重視している傾向にあるので、主に軽作業用の安全靴を検討中の方にぴったりなブランドと言えます。

タイプ・業種別に多様な安全靴を展開する「ミドリ安全」

タイプ・業種別に多様な安全靴を展開する「ミドリ安全」

出典:amazon.co.jp

安全靴だけでなく、ヘルメットなどの安全衛生保護具からユニフォーム、防災用品まで幅広く取り揃えているのが、ミドリ安全です。多様な安全用品を手掛ける技術力に加え、創業70年の長年のノウハウが安全靴に落とし込まれており、実績は非常に豊富なメーカーとなっています。

ミドリ安全の安全靴の特徴
  • 安全靴ごとにタイプや適した業種が細かく分けられている
  • デザイン重視の安全靴も取り扱っている

ミドリ安全の安全靴は、商品を細かくカテゴライズしているのが大きな特徴です。例えば、公式サイトをチェックしてみると、耐熱タイプ・耐滑タイプ・耐薬品タイプ・静電絶縁タイプなど細かく製品が分けられています。

さらに、製造業用・食品加工業用・ビルメンテナンス清掃業用・ガソリンスタンド用など業種によって、安全靴をカテゴリー分けしているのも嬉しいポイント。初めて安全靴を購入する方でも、目的の製品を見つけやすいメーカーですよ。

長編上靴・半長靴の製品も豊富な「シモン」

長編上靴・半長靴の製品も豊富な「シモン」

出典:amazon.co.jp

1948年の設立以来、安全靴・革手袋のメーカーとしてユーザーから高い評価を得ているのがシモンです。長年安全靴を専門的に手掛け、「安全と防災のシモン」として質の高い商品を展開しています。

シモンの安全靴の特徴
  • デザイン性より機能性重視の製品が多い
  • 長編上靴・半長靴も販売している

シモンは一部明るいカラーを取り入れた安全靴を取り扱っていますが、全体的に黒を基調とした製品が多いです。作業現場での利用がメインとなるものの、暗いカラーで汚れは目立ちにくい設計に。

また、短靴・中編上靴だけでなく、長編上靴・半長靴の安全靴も展開。膝から下をしっかり保護して安全に作業に取り組みたい方は、シモンの製品をチェックしてみてください。

その他の人気メーカー・ブランド

その他の人気メーカー・ブランド

出典:amazon.co.jp

その他の人気メーカー・ブランド
  • ミズノ
  • プーマ
  • ニューバランス
  • ディアドラ
  • ジーベック
  • タルテックス
  • ノサックス
  • 寅壱
  • 丸五
  • PEAK

スポーツメーカーから安全靴メーカーまで、さまざまな企業が製品を販売しています。デザイン性や機能性もメーカーによって多種多様であり、時期によっては新作・限定色が販売されるケースもあるので、気になる方は一通りメーカーの製品をチェックしてみてください。

安全靴を長持ちさせるための洗い方・手入れ方法

安全靴を長持ちさせるためには、こまめに手入れを行うことが大切です。ここでは、安全靴の洗い方・手入れ方法を見ていきましょう。

基本的な手入れ手順

基本的な手入れ手順

水洗いできない革製の安全靴に関しては、水が付着すると傷み・機能の低下を引き起こすので、ブラシや柔らかい布で優しく汚れを拭き取っていきます。ゴム製の安全靴であれば、中性洗剤を使用して汚れを落とすことも可能です。

その後、安全靴に靴用クリームを塗っていきます。靴用クリームには汚れや傷の付着を防止する効果に加えて、安全靴に染み込んだ汚れを浮かして取り除く効果もあります。なお、人工皮革にはローションクリーム、牛皮には乳化クリームなど素材によって推奨されるクリームが異なるため、注意が必要です。

靴用クリームで手入れを行った後は、風通しの良い日陰で安全靴を乾燥させてください。この際、中敷きを取り外し可能な製品であれば外して、本体と別々に乾かします。さらに、新聞紙を丸めて安全靴の中に入れると、乾きが早くなります。直射日光は安全靴の劣化を招くため、避けるようにしましょう。

安全靴を長持ちさせるコツ

安全靴を長持ちさせるコツ

安全靴を長持ちさせるためにも、下記ポイントを意識しましょう。

  • 汚れはこまめに拭き取る
  • 十分に乾燥させて利用する
  • 1足を使い回さず2足以上利用する
  • 靴べらを利用して履く

手入れ以外に注意したいのが、安全靴のローテーション頻度。1足を使い回すとメンテナンスの機会を確保できず、寿命が縮まる原因に。2足以上の安全靴を利用し、手入れの回数を増やして1足あたりの寿命を延ばすことが大切です。

また、安全靴を履く際に靴べらを利用するのも1つのポイント。靴べらを使用せずに何度も着脱を繰り返すと、安全靴のかかと部分が潰れてしまいます。安全靴のかかと部分はアキレス腱の保護に重要な役割を果たすので、靴べらを活用して耐久性の低下を防ぎましょう。

安全靴の捨て方

安全靴の捨て方

結論から言うと、安全靴に決まった捨て方はなく、お住いの地域のごみ分別方法に従って破棄する必要があります。安全靴は先端に金属が付いているため、不燃ごみや燃えないごみを指定する地域も多いです。

普通の靴は燃えるごみとして扱われるのが一般的ですが、それに合わせて安全靴を燃えるごみに出すのではなく、必ずお住いの地域の捨て方を調べた上で処分するようにしましょう。

安全靴の関連商品

ここでは、安全靴を購入する際に一緒に検討したい関連商品をご紹介します。

足の嫌な臭いを防ぐ「消臭靴下」

足の嫌な臭いを防ぐ「消臭靴下」

出典:amazon.co.jp

足の嫌な臭いを防ぎたいときにおすすめなのが、消臭靴下です。消臭素材を利用する安全靴も多いですが、消臭靴下を活用することで、嫌な臭いの発生をさらに抑制できます。

また、安全靴用のソックスはつま先やアキレス腱部を保護するよう作られている製品も多いので、安全性を一層高めることにもつながりますよ。

関連記事:消臭靴下のおすすめ人気ランキング20選!足のイヤなニオイを改善してくれる最強靴下【2022年最新版】

狭い玄関にも安全靴を収納できる「シューズラック」

狭い玄関にも安全靴を収納できる「シューズラック」

出典:amazon.co.jp

安全靴を複数足購入する方におすすめなのが、シューズラックです。安全靴・普段使いの靴の両方を収納が可能で、狭い玄関でも安心できます。

ただし、中編上靴・長編上靴・半長靴は丈が長いので、シューズラックの高さも必ず考慮しましょう。

関連記事:狭い玄関用や大家族用も!おしゃれなシューズラックおすすめ20選&選び方と注意点

安全靴のよくある質問

ナイキやアディダスは安全靴を販売していますか?

ナイキ・アディダスは安全靴を販売していません。

安全靴の専門店はありますか?

専門店ではありませんが、ワークマンなどでも安全靴の取り扱いはあります。

スリッポンの安全靴はおすすめできますか?

靴紐がないため、紐を引っ掛けるといった危険を及ぼさないのが大きなメリットと言えます。ただし、靴紐がない分ホールド感が弱いと脱げる可能性があるので、自身の足のサイズに適した安全靴を選ぶことが大切です。

足袋タイプの安全靴はおすすめできますか?

先芯入りの足袋もあるので、履き慣れている方は足袋タイプも検討してみましょう。

3Eと4Eではどのような違いがありますか?

数字が大きいほど幅広な作りとなります。3Eが標準的な足幅と言われているので、足の大きい方は4E以上のサイズをチェックしましょう。

安全靴はバイクのライディングブーツとしても使えますか?

バイクにも利用可能ですが、屈曲性が低いとシフトアップを行いづらいので注意が必要です。

サンダル型の安全靴はありますか?

安全性は低いですが、耐滑性など付加的機能を備えたサンダルタイプの製品も販売されています。

おすすめ安全靴まとめ

安全靴は作業現場において、危険から身を守る製品です。誤った選び方では身に危険が及ぶ可能性もあるので、正しい選定方法で安全靴を購入することが極めて重要と言えます。

本記事の要点まとめ
  • 安全性・高耐久性を重視するならJIS合格品
  • デザイン性も重視したいならJSAA認定品
  • 作業環境に応じて靴の丈の長さや付加的機能をチェック

安全靴で怪我や事故のリスクを回避しながら、心に余裕を持って現場作業を進めていきましょう。

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