運動会や発表会など、小学校や幼稚園で我が子の記録を作りたい、旅行に行って映像で思い出を残したいときに活躍するのがこのビデオカメラです。
ビデオカメラは一眼レフやミラーレスカメラに比べて情報が少なく、わかりにくいことが多いと思います。
PJ680は空間手ブレ補正から光学30倍ズームなど基本性能が抜群、さらにはプロジェクターを内蔵することで、ビデオ撮影から編集、再生までこの機種1つで完結することのできるモデルです。
ここではPJ680について詳しく解説していき、買うときに同時に買った方が良いものも紹介していきます。
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まずはこのPJ680の基本的な性能から見てきましょう。
イメージセンサー | 1/5.8型 Exmor R CMOSセンサー |
有効画素数 | 229万画素 |
ズーム倍率 | 30倍 |
広角端-望遠端(光学) | 26.8mm – 804mm |
手ブレ補正 | 空間光学手ブレ補正 |
内蔵メモリー容量 | 64GB |
バッテリー時間 | 2時間45分 |
大きさ | 61.5×66.0×121.0mm |
重さ | 375g |
空間手ブレ補正
ソニー独自技術の手ブレを抑える機能が、空間光学手ブレ補正です。この手ブレ補正はレンズとセンサーを一体化させ1つの光学ユニットとすることで、ビデオカメラ内部に浮かぶかのようにバランスを取ります。
上下左右・回転、傾きと様々な方向へのカメラの動きを検知することで、ズーム時でも手ブレを防ぐことができ従来のビデオカメラに比べて約15倍手ブレを防ぐことができます。運動会や旅行など撮影者が動いた状態でも、安定した滑らかな映像を映すことができ場所を選ばず撮影する事ができます。
光学ズーム30倍
このビデオカメラの光学ズーム倍率は30倍の性能があり、35mm換算の焦点距離では広角端が26.8mm、望遠端では804mmとどんなシチュエーションにも対応することができます。
さらには光学ズームに加え「全画素解像調ズーム」を搭載、個別の画素に対し、周囲の画素と比較しながら解像することで高精細の画像を作り出すことに成功しました。
広角端が26.8mmと被写体までの距離が短い部屋の中でのビデオ撮影を可能にし、望遠端の804mmが運動会などの被写体までの距離がかなり遠い時でもしっかりアップで撮ることを実現しています。
AF
PJ680では「ファストインテリジェントAF」を使うことで、高速、高精度にピントを合わせることができるようになりました。ソニーのαシリーズやサイバーショットにも採用されている空間被写体検出方式を採用することで従来のビデオカメラのオートフォーカスに比べて、大幅な高速化を実現しました。
ロックオンAFでは従来の顔認識AFではなく、被写体の体全体を認識しピントを合わせ続けることができます。動き回る子どもに対してしっかりとピントを合わせ続けることができるようになりました。録音AFでは何人かがビデオカメラに写るような、発表会や運動会の時に特に有効に活用することができます。
F値って何?脱初心者のためのカメラの基本📷Exmor R CMOSセンサー
Exmor R CMOSセンサーはいままでのCMOSセンサーとは違い、受光層と配線層を入れ替えることで効率よく光を受けることができるので、暗い場所での撮影に対して強くなりました。昼間から夜景などの暗い場所まで、どのようなシーンでもノイズが少ないきれいな映像を撮ることができるようになっています。
フルサイズとAPS-Cの違いとは?イメージセンサーを比較する9つのポイント高音質の音
動画は写真と違って動画に付随する音も重要なってきます。キレイな音は映像の魅力を引き上げる事ができます。
アドバンスドサウンドシステム
新開発のICを搭載、高音質技術のアドバンスドサウンドシステムを搭載しています。このことで音質を格段に改善することができ映像とともにクリアな音を楽しむことができます。
5.1chサラウンドサウンドマイクロホン
高感度マイクロカプセルを搭載し、高密度でクリアな音質で記録します。ズームに連動し音声レベルも変化するので対応する機器で再生すれば、まるでその場にいるかのような臨場感あふれる音声を聞くことができます。
風ノイズ低減・マイボイスキャンセリング
動画の音声で一番ノイズとして気になるのは、風ノイズと入れたくない撮影者の声だと思います。このPJ680はこの2種類のノイズを抑えるために風ノイズ低減とマイボイスキャンセリング機能を搭載しています。
風ノイズ提言では風の音や強さを自動で判別することで風ノイズを大幅にカットでき、撮りたいものの音声をクリアに記録する事ができます。
マイボイスキャンセリングでは、被写体の音声や周囲の音を小さくすることなく撮影者本人の声の大きさを小さくして記録することができます。たとえば運動会での応援する声を小さくする事ができるので、ビオカメラを気にすることなく応援をすることができます。
PJ680の撮影可能時間
このPJ680の内蔵メモリーカードは64GBと先代のモデルに比べて2倍の容量を持っています。この容量であれば出荷状態では約7時間と一日だけの撮影では容量不足にはならないでしょう。
ビデオカメラでは保存するビデオの画質によって記録可能時間が大きく変わるので注意が必要です。
最高画質 | 出荷時設定 | ハイビジョン最長録画 | |
XAVC S/HD(60p) 1920×1080 50Mps |
AVCHD/FH (60i/24p) 1920×1080 17Mps |
AVCHD/LP (60i) 1440×1080 5Mps |
|
PJ680 内蔵メモリー(64GB) | 2時間25分 | 6時間55分 | 15時間50分 |
またPJ680はメモリーカードも使うことができます。このビデオカメラではメモリースティックマイクロ(Mark2)、マイクロSD/SDHC/SDXCメモリーカード(Class4以上推奨)にも映像を記録することができます。
撮影後もPJ680で楽しめる
プロジェクター
このPJ680の目玉機能はビデオカメラ本体にプロジェクターが付属している事です。ビデオカメラで映像を撮った後に動画をどうしようか迷う事が多いと思います。このビデオカメラでは手軽に撮って、どこでもシアターのように楽しむことができます。テレビやパソコンへの接続は不要で、撮ったすぐにプロジェクターを使って投影すればシアター感覚で映像を楽しむことができます。プロジェクターは最大25ルーメンと明るく、暗い場所だけでなく、明るい部屋でも見やすく、撮った映像をさまざまな場所に投影することができます。
さらにはビデオカメラとHDMI接続することで、スマートフォンやタブレットの映像を内蔵のプロジェクターを使って投影することができます。
ハイライトムービーメーカー
ズームや笑顔などのビデオ撮影時の情報や、自分で付けたハイライトポイントから場面を分析することで、自動でハイライト場面を抽出します。
抽出した映像をBGMの長さやシーンに合わせて、このPJ680でで簡単に思い出に残る映像を作る事ができます。MP4動画形式でスマートフォンに転送することで、家族や友人にもかんたんにシェアすることができます。
ソニーPJ680の販売価格
新品での販売価格
新品の販売価格は以下のサイトをチェックしてください。
予備バッテリー
ビデオカメラのバッテリーの持ち時間は一眼レフに比べてかなり短く、また常に電源をonにして使用するためすぐにバッテリー切れに名手しまうことが多いです。
ちなみに、このPJ680のバッテリーの持ち時間はだいたい2時間45分です。そこでビデオカメラを買う際には同時に予備のバッテリーを同時に買うことをオススメしています。
特に旅行先で使う場合や、運動会などの一日重使うと考えられる場合は用意しておいた方が良いです。
バッテリーは使う機種それぞれで違うものを使うこと多いので、買うときは注意が必要です。
三脚
ビデオカメラで撮るときは、多くの場合同じ姿勢で撮影を続けなくてはいけないことが多いです。同じ姿勢で撮影を続けるのはかなり疲れてしまうので三脚を使うことをオススメします。
三脚といっても様々な種類がありますが、ビデオカメラ用に三脚を買うときにはビデオ三脚で耐荷重量は1kgもあれば良いと思います。
カメラやビデオにオススメの三脚について1からわかりやすく解説してみる三脚は脚を広げるとかなり多く場所をとります。また場所によっては三脚の使用を禁止にしている場所も多いので、三脚を使う時には良く周りに注意して使うようにしましょう。
⇒ビデオカメラの撮影で使える!おすすめのカメラ三脚を6つ紹介!
PJ680 レビュー・口コミ
アマゾンや価格比較サイトなどの口コミ評価をまとめてみました。
- プロジェクターがあって正解
- 持ち運びやすさを実感した
- 手ブレ補正が強力でキレイな映像が撮れた
- 最大ズームでもしっかりピントが合う
- タッチパネルの反応が鈍い
まとめ
このPJ680はビデオカメラ+プロジェクターという珍しいコンセプトを持ったビデオカメラです。プロジェクターを内蔵することでテレビやプロジェクター機器に接続することなく壁に大画面で投影することができます。
このビデオカメラは子どもの運動会を撮って、ハイライトムービーメーカーで編集、みんなで鑑賞するというのがベストな使い方だと感じました。
このPJ680はプロジェクターだけではなく、空間光学手ブレ補正やサウンドシステムなど、かなり高性能に作られている機種です。昼間の撮影から夕方や夜の撮影、室内から屋外までどんな場面でも使うことができる機種だと言えるでしょう。
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