Gopro(ゴープロ)の音声コントロールとは?便利すぎる機能を解説

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GoProシリーズは声で操作できる機能が付いているって知ってました?

実はGoProは手で操作しなくても、声で撮影や電源のオンオフなど色々な操作ができるんです。

この音声コントロール機能を使うと、よりスムーズに撮影ができたり、手が離せないような状況下でも撮影することができてものすごく便利ですよ。

今回はGoProシリーズの音声コントロール機能について編集部が調査してきました。

GoProは音声で遠隔操作ができる

GoProシリーズには、スマホやAIスピーカーのように声で命令するだけで操作が行える「音声コントロール機能」が搭載されています。

この機能オンにすることで、GoPro本体に触ることなく声で動画撮影や写真撮影が可能です。

この音声コントロール機能対応モデルは以下の通りです。

音声コントロール機能対応機種
  • MAX
  • HERO8 Black
  • HERO7 (White, Silver, & Black)
  • HERO6 Black
  • Fusion
  • HERO5 Black
  • HERO5 Session
  • HERO (2018)
  • Remo
    ひとことメモ
    なお、モデルによって、音声コントロールで命令できる機能に違いがあります。

    また、設定を変えることで日本語や英語だけではなく、各国様々な言語で音声コントロールを行うことができます。

    音声コントロール対応言語
    • English (U.S英語)
    • English (U.K英語)
    • English (Australian英語)
    • English (India英語) 
    • French(フランス語)
    • German(ドイツ語)
    • Italian(イタリア語)
    • Portuguese(ポルトガル語)
    • Russian(ロシア語)
    • Spanish (EUスペイン語)
    • Spanish (N.A.スペイン語)
    • Chinese(中国語)
    • Korean(韓国語)
    • Japanese(日本語)
    ひとことメモ
    こちらもモデルによって未対応の言語があります。

    音声コントロール機能とは

    音声コントロール機能は「ボイスコントロールコマンド」、または「コマンド」とも呼ばれている、音声認識機能です。

    本体に対して特定の言葉で話しかけることで、写真の撮影や動画撮影がハンズフリーで操作が行えます。

    GoProは手に持って使うだけではなく、「何かに取り付けて」使う事も多いですよね。

    そんな時いちいち本体のスタートを押して…ってけっこう面倒ですよね。

    旅行やYouTubeなどで自撮りしたい時も、本体を操作するとどうしても本体を操作しているところが映ってしまいます。

    そこだけ毎回編集するのも面倒です。

    そんな時にこの音声コントロール機能を使えばスムーズに撮影を開始できます。

    音声コントロールの設定方法

    音声コントロールを使用したい場合は、あらかじめ本体で設定を行う必要があります。

    今回はHERO8を使って設定してみましょう。

    手順はたった3つ。

    音声コントロール設定手順
    • 電源を入れて設定画面を出す
    • 音声コントロールアイコンをタッチしてONにする
    • 言語を設定する

    まず、本体を起動させ、画面を上から下へスワイプさせて設定画面を表示させます。

    設定画面左上に顔型の音声コントロール機能のアイコンがあるのでタップ。

    すると顔型アイコンが青く光り、画面上部に「音声コントロール:オン」の表示が出ます。

    これで音声コントロール機能が使用できるようになりました。

    なお、他のシリーズでも設定手順はほぼ同様です。

    画面のデザインは多少異なりますが、設定画面を出して顔の形をしたアイコンをタップすればOK。

    GoProの基本的な操作をもっと詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

    関連記事:【図解】初心者でも分かる GoProの使い方 !!撮影方法やおすすめな設定を解説(基本編)

    GoProの音声コマンド一覧

    音声コントロールのやり方ですが、本体に向かって「GoPro!〇〇」と話しかけることで操作できます。(「Hey!Siri」とか「OKGoogle」のようなものと思ってください)

    ただしどんな命令でもいいわけではなく、本体の中に設定された特定の命令(コマンド)に対して反応します。

    音声認識コマンドはモデルによって種類が異なりますが、HERO8では全部で14種類あります。

    GoProの操作を行うアクションコマンドが11種類、撮影モードを切り替える「モードコマンド」が3種類です。

    【アクションコマンド(HERO8)】

    アクションコマンドの命令 実行される操作
    GoPro、撮影 設定されたモードで撮影を開始
    GoPro、撮影ストップ ビデオ モード・タイム ラプス モードでの撮影を停止
    GoPro、ビデオ スタート ビデオの録画を開始
    GoPro、ハイライト 録画中に HiLight タグを追加
    GoPro、ビデオ ストップ ビデオ録画を停止
    GoPro、写真 写真を 1 枚撮影
    GoPro、バースト 連写で写真を撮影
    GoPro、タイムラプス スタート タイムラプス撮影スタート             
    GoPro、タイムラプス ストップ タイムラプスの撮影を停止
    GoPro、電源オン カメラの電源をオン
    GoPro、電源オフ カメラの電源をオフ

    GoProに「何かやってもらいたい」時はこの11種類の音声コマンドで操作してください。

     【モードコマンド(HERO8)】

    モードコマンドの命令 実行される操作
    GoPro、ビデオ モード カメラをビデオ モードに切り替え(録画はしない)
    GoPro、写真モード カメラを写真モードに切り替え(撮影はしない)
    GoPro、タイム ラプス モード タイム ラプス フォト モードに切り替え

    GoProの撮影モードを切り替えたい時は、この3種類のコマンドを使用してください。

    ひとことメモ
     各モデルによって認識するコマンドの種類や使える言語が異なるので、詳しくは各モデルのユーザーマニュアルを確認してください。

    関連記事:【完全版】GoPro Hero8を実写レビュー!! 使ってみた感想を120%徹底解説!

    関連記事:【図解】GOPRO HERO6 black の機能や使い方を徹底レビューしてみた

    おすすめの活躍シーン

    GoProの音声コントロール機能は様々なシーンで活躍しますが、特にスポーツやアクティビティの撮影を行うときに便利です。

    GoProを自転車やバイクに取り付けたり、体の一部分につけたまま撮影したい時などですね。

    バイク

    GoProを車やバイクに取り付けて撮影する方も多いと思います。

    車のダッシュボードとか、バイクならハンドルとか、手元にあるときは本体操作でもいいのですが、車外やバイクでも手が届きにくい所に取り付けると、操作が少し不便ですよね。

    自撮り同様、「本体を操作して撮影開始→車やバイクの操作」だとどうしても走り始めるまでの数秒間、変な「間」ができてしまいます。

    あとで見返すとこの「間」がものすごい気になりますよね。

    音声コントロール機能を使えば、「録りたい瞬間」を即記録できます。

    スキーやスノーボード

    スキーやスノボの撮影にも音声コントロールは大活躍です。

    スキー場 gopro 女子

    スノボをしながらGoProを操作しようとすると、操作の度に手袋を外さなくてはいけません。

    撮影スタートはもちろん、ストップや設定を変えたい時もいちいち手袋を脱ぐのは面倒ですよね。

    全ての撮影時に言えることですが、「撮影開始」と「撮影ストップ」の際に、操作のための準備やタイムラグがなくなるのが音声コントロールのメリットです。

    関連記事:【実写】GoProをスキー・スノボーを楽しむための取付け方や撮影方法まとめ!

    スキーバイク

    スキー場でもバイク遊びができることで注目されているアクティビティです。プロになると自転車のように様々なトリックを決められるようになります。

    こちらも同様に両手がふさがってしまう乗り物ですが、GoProの音声コントロールで「ゴープロ 撮影!」と言えばすぐに撮影することができます。

    スキーバイク 音声

    野外だと撮りたい習慣でもなかなかすぐに対応できなかったりするので、音声コントロールを知っているだけで可能性が一気にひろがりますね。

    SUP

    SUP(サップ)はサーフボードのようなボードの上に立ち、パドルで漕いで水面を進んでいく近年人気のアクティビティです。

    こういった道具を使うスポーツと、GoProの音声コントロールの相性は抜群です。

    例えばボードの先端にGoProをセットして撮影したい時も、話しかけるだけで撮影が始まります。

    SUPは不安定な水面で行うアクティビティですし、しゃがんでボードに取り付けられたGoProを手で操作するなんてしたくないですよね。

    こんな時にも音声コントロールが便利です。

    GoProの音声コントロールがうまくいかないときの対処法

    便利な音声コントロールですが、使う場所や使い方によってうまく認識しないことも多いようです。

    もし、持ってるGoProの音声認識がうまくいかない場合は以下の点をチェックしてみてください。

    音声認識しないときは
    • ボイスコントロール機能がONになっているか確認する
    • 設定言語が日本語になっているか確認する
    • 大きな雑音や周囲の音が無い所で使用する
    • マイクの調子を確認してみる

    故障や初期不良という可能性もゼロではありませんが、音声認識がうまくいかない原因の多くは設定をしていないことによる単純なミスが原因です。

    設定しているにもかかわらずうまく認識されないときは周囲の雑音が少ない所や、声を大きくはっきりと出してみてください。

    それでもだめならマイクの不調、本体の故障といった点が考えられます。

    GoProの音声コントロールはどんな撮影にも、ものすごく便利!

    GoProシリーズにはハンズフリーで操作ができる、便利な音声コントロール機能が搭載されています。

    スムーズに撮影へ移行できるので、アクティビティや自撮り、YouTube動画撮影とどんな撮影状況でも便利な機能です。

    ぜひ設定して使ってみてくださいね。

    まだGoProをお持ちでない方で、GoProや、GoProの音声コントロール機能を一度試してみたいという方、購入前に一度レンタルしてみてはいかがでしょうか。

    実際触ってみて、「これ楽しい!」と思ってから買えばきっと満足できると思います。

    関連記事:GoProのレンタルでも本当に大丈夫?失敗しない選び方や注意点を紹介!
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