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オーディオ機器の振動を吸収してクリアな音を引き出せる「オーディオボード」。オーディオ機器の下にオーディオボードを敷けば、機器の本来の性能を引き出せて高音質化できます。現在の環境では音がいまいちと悩んでいる方におすすめです。
しかし、「オーディオボードってどんな効果があるの?そもそも本当に意味があるの?」「手軽に音質改善できる商品を知りたい」と疑問に思っている方は多いはず。
そこで本記事では、おすすめのオーディオボードをランキングでご紹介。オーディオボードの効果や代用についても解説します。
目次
オーディオボードとは?どんな効果がある?

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オーディオボードはオーディオ機器の下に敷いて振動を抑え、音のよさを引き出すアイテムです。ラック・床などにオーディオ機器の音(振動)が伝わってしまうと歪みやノイズの原因になります。スピーカーやアンプなどの下にオーディオボードを設置すればクリアな音を楽しめます。
ただし「オーディオボードは意味ない」と言われることもあり、効果の感じ方は設置環境や人それぞれです。実際に試してみないとわからない部分も多いので、安いオーディオボードや代用品を使って、自分のオーディオ環境に合う素材や厚さを見つけるのがおすすめです。
オーディオボードの選び方
オーディオボードは材質・厚みによって音の印象や音質改善効果が異なります。オーディオボードを選ぶときは、材質・重量・厚みをチェックしましょう。
目指している音に合った材質を選ぶ
オーディオボードには木材・大理石・御影石などの材質があり、それぞれ音質が大きく変わります。スピーカーの弱点や気になる点を改善したり、自分好みの音に変化させたりできる材質を選びましょう。
クリアな低音域と温かみのある音にできる「木材」

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木材のオーディオボードは振動を適度に吸収しながら響きはしっかり残してくれるのが魅力。クリアな低音や温かみのあるナチュラルな音が好きな方におすすめです。豊かな響きを活かせるため、アコースティック楽器主体の音楽やジャズなどのジャンルと相性がいいですよ。また、木材なのでどんな部屋にも合わせやすく悪目立ちしません。
ノイズを低減して中音域をクリアにできる「大理石」

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大理石のオーディオボードは、重量があり安定しているためしっかり振動を抑制してくれます。中低音がクリアになるので、クラシック・ピアノソロ・女性ボーカルのような繊細な音楽を聴くのにおすすめです。また、静電気の影響を受けにくくなるためノイズの低減にも役立ちます。
しっかりした低音とクリアな中音域でシャープな音にできる「御影石」

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御影石はとても硬くて強力な振動抑制効果があるため、音が引き締まってシャープな印象になる傾向があります。低音もしっかり強調されるため、ロック・EDM・テクノ・映画音楽のような迫力のある音楽を楽しむのにおすすめです。艶やかな黒色の製品が多く高級感のある見た目なので、シックなオーディオルームにぴったりですよ。
低音域のクリアさと振動の除去を両立できる「ハイブリッドタイプ」

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木材と金属を組み合わせた構造のハイブリッドタイプは、木材ならではの響きのよさと金属の振動抑制を両立できます。全音域で音質改善効果が期待できるため、特に悩みはないけど音質をよくしたいと思っている方におすすめです。ジャンルを問わずいろいろな音楽を高音質で楽しめますよ。
「重量」は設置場所と扱いやすさを考えて選ぶ

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オーディオボードは素材や厚みによって重さが違い、重量がある方が振動を抑制できてオーディオ機器を安定させられます。ただ、重すぎると移動させるのが大変になるので、扱いやすい重量のオーディオボードを選びましょう。また、ラックに置く場合は耐荷重に収まっているかもチェックする必要があります。
重量 | 特徴 | おすすめな人 |
2kg以下 |
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5~10kg |
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10kg以上 |
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関連記事:【省スペースで使える】小型パッシブスピーカーおすすめ11選!高音質&安いモデルも
効果を実感したいなら「厚型」を選ぶ

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音質改善効果は重さだけでなく厚みにも左右されます。音質改善効果を実感したいなら3cm以上の厚型がおすすめです。1cm以下の薄型は単体で使うのではなく、音質を微調整するのに適しています。
ただし、厚型の製品は、素材にもよりますが、6,000円を超える場合が多いです。薄型の製品は5,000円以下で購入できるものも充実しています。本格的な製品を購入する前に効果を試してみたい方は、薄型の製品を買ってみるのもおすすめです。
オーディオボードは自作・代用できる?

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オーディオボードは自分で木材を加工したり、IKEAのまな板(APTITLIG)やホームセンターで販売されている石材で代用したりする人も多いです。実際にネット上の口コミやブログでは、代用品のまな板や御影石を使って音質の向上を実感したという声もありました。
音質に大きな変化が感じられなくても、オーディオ機器の下に1枚ボードを敷くだけで見た目が引き締まり、インテリアとして満足している人もいるようです。
オーディオボードおすすめ人気ランキング比較一覧表
オーディオボードおすすめ人気ランキング15選
引き締まった低音を実現できるEX-D6・EX-D7専用モデル
コンパクトコンポーネントシステムEX-D6・EX-D7専用のオーディオボード。EX-D6・EX-D7にジャストフィットするサイズなので、過不足なく見栄えがすっきりしますよ。全体がブラックでクールな印象を演出でき、インテリアにこだわりたい方におすすめです。
低音を引き締め、自然で聴き心地のいい響きを実現。中高音域はクリアさを向上させて空間的な広がりを感じられます。音が鮮明になるのをしっかり実感できるので音楽の臨場感が高まり、ラジオのような人の声がメインのコンテンツも聞き取りやすくなります。
素材 | - |
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サイズ | 幅45.9×奥行き29.8×厚み3.1cm |
重量 | 約3.1kg |
音を引き締めてクリアに、迫力のある音楽を楽しめる
黒御影石を使った高級感のあるオーディオボード。音を引き締める性能が優秀で、ぼやけた印象のオーディオを置いても迫力のあるアタック感を楽しめます。クリアで明るい音になり、クラシックの各楽器の音がはっきりと聴き取れるほど音の変化を実感できますよ。
サイズのバリエーションも豊富で、最小で25×25cmから最大で60×40cmまで選択可能。大きめのオーディオ機器を設置したい方や、余裕のあるサイズのボードが欲しい方におすすめです。具体的な重量の記載はありませんが、重たいので取り扱いには注意しましょう。
素材 | 御影石 |
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サイズ | 幅30×奥行き30×厚み3cm |
重量 | - |
防振効果が高く伸びのある高音を実現、鏡面仕上げでおしゃれ
防振効果が優れていて、設置するだけで階下への騒音を抑えられるオーディオボード。賃貸の2階以上に住んでいて騒音トラブルを避けたい方におすすめです。
伸びのある高音を実現しながら音の輪郭がはっきりするのも魅力。女性ボーカルの曲を主に楽しむ方にぴったりです。シャリシャリ感も抑えられ、安価なオーディオ機器を乗せても音に満足できますよ。
厚みが2.5cmと存在感がありますが、本磨き加工で鏡面仕上げになっていて見た目がおしゃれなので使いやすいです。角もしっかり面取りされていて怪我する心配もありません。
素材 | 御影石 |
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サイズ | 幅15×奥行き15×厚み2.5cm |
重量 | 約1.8kg |
全面磨き加工で床に直置き可能、振動をしっかり吸収してくれる
厚さ3cm・重量11kgで安定感が抜群なオーディオボード。床に置くような大きいサブウーファーやスピーカーの下に敷きたい方に最適です。
しっかり振動を吸収してくれるため、床の振動による不快な低音をカット。低音域を引き締めて、コントラバスのようなベース音の臨場感がアップします。音楽全体のメリハリが増してワンランク上の音を楽しめますよ。
6面全てを磨きあげていて裏面もツルツルなので、敷物をしなくても床を傷つける心配がありません。床の傷防止対策をするのが面倒な方でも使いやすいです。
素材 | 御影石 |
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サイズ | 幅35×奥行き35×厚み3cm |
重量 | 約11kg |
PCスピーカーに最適、コンパクトなボードの2枚セット
PCスピーカー向けに作られたコンパクトなオーディオボードの2枚セット。10×15cmとサイズが小さいながらもしっかり振動を抑えられます。音のクリアさや重厚感がアップするので、音楽だけでなくYouTubeやNetflixのような動画・配信を楽しみたい方にもぴったりです。
表面・側面に本磨き加工が施されていて見栄えが上品。どんなPCスピーカー・パソコンデスクとも相性がよく悪目立ちしません。ただ、裏面は磨かれていないので、デスクの傷が気になる方はゴムやフェルトなどの敷物を用意しましょう。
素材 | 御影石 |
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サイズ | 幅10×奥行き15×厚み1.8cm |
重量 | 約1.3kg |
スピーカー本来の音を楽しめる高機能な人工大理石を使用
人工大理石の中で最も品質が高いメタクリル樹脂を採用したオーディオボード。人工大理石はどの周波数の音に対しても共鳴しにくいため、不要な振動をカットできます。オーディオ機器が出力する原音を味わえますよ。また、静電気の影響を受けにくいのでノイズの心配がなく、徹底的にノイズもカットできます。
人工大理石は天然石のような細かい穴がないのも魅力。天然の石材は穴に汚れがたまりやすいですが、人工大理石なら簡単に汚れを落とせて清潔に保てます。長方形だけでなく円形もあり、オーディオ機器に合った形を選べます。
素材 | 人工大理石 |
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サイズ | 1辺:20~30cm・直径:20~30cm |
重量 | - |
安定性・堅牢性・制振性が高く足元オプションでカスタムできる
均一性の高いパーティクルボードを使っているオーディオボード。堅牢性・制振性が高いので、重いオーディオ機器を乗せても安定感があり、振動もしっかり防いでくれます。
別売りの足元オプションで設置場所や使い方に合わせてカスタマイズ可能。ボードを直置きしたくない方におすすめです。足元オプションは台座・アジャスター・キャスターがあります。
黒木目調のシックなデザインも魅力。幅広いオーディオ機器とマッチするのでおしゃれに設置できますよ。石材の製品よりも人工感が少なく、ナチュラルな印象を演出できます。
素材 | 木材 |
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サイズ | 幅59.1×奥行き55×厚み3cm |
重量 | 約6.5kg |
厚み0.6cmと薄型で使いやすく安価で入門にもおすすめ
本格派メーカー「Airbow」の製品ながら4,000円以下と価格が安いオーディオボード。低コストでオーディオボードの効果を試せます。0.6cmの薄型で高さが出ないため、ラックの中段にオーディオ機器を設置していても使いやすいですよ。全体が白色でホワイトインテリアが好きな方にもぴったりです。
薄型ながらもしっかり低音をパワーアップさせてくれるのが魅力。音質を微調整したいときにも使用できるので、すでにオーディオボードやインシュレーターを使っていて音に満足できない方にもおすすめです。
素材 | 人工大理石 |
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サイズ | 幅35×奥行き45×厚み0.6cm |
重量 | - |
ポータブルスピーカー・スマートスピーカー向けオーディオボード
ポータブルスピーカーやスマートスピーカーなどの小型スピーカーにちょうどいいオーディオボード。人工大理石なので電磁ノイズや不要な振動を徹底的にカットでき、クリアな音を実現できます。音の滑らかさ・伸びもよくなるため、心地いい音楽を楽しめますよ。
人工大理石はキッチンカウンター台にも採用されるほど汚れを落としやすいのも魅力。定期的にお手入れして清潔さを保ちたい方にぴったりです。形は正方形・円形の2種類で、カラーもホワイト・ブラックの2色があるので、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
素材 | 人工大理石 |
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サイズ | 1辺:15cm・直径:15cm |
重量 | - |
激安で購入できる評判が高い天然白御影石オーディオボード
価格重視の方におすすめな天然白御影石の激安オーディオボード。オーディオボードとしても使用できますが、敷石・パンこね台など多目的に使える石材なのでオーディオ特化の製品ではありません。その分オーディオ向けのものに比べてはるかに格安で、1,000円以下で購入できます。
低音を整えて強化させる効果が高いため、サブウーファー用のオーディオボードとして人気。口コミでも効果を実感している方が多く、気軽に試してみたい方にぴったりです。安価ですが仕上げは美しく、面取りもしっかりされています。
素材 | 御影石 |
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サイズ | 幅30×奥行き30×厚み1~1.2cm |
重量 | 約2.6kg |
木製構造と鉄球サンドで振動・電磁ノイズを防ぐ高性能モデル
木製の本体に鉄球サンドを封入したオーディオボード。鉄球サンドにより比重が大きくなっているため、防振効果・電磁ノイズ防止効果がとても高く、スピーカーの性能をしっかり引き出せます。音がぐっと広がってクリアになるので、どんな音楽も臨場感たっぷりで楽しめますよ。
同社が販売しているインシュレーターとの併用で本製品の効果がさらに発揮されるのも魅力。オーディオボードとインシュレーターを組み合わせて使いたい方におすすめです。ブラック・マホガニー・チークの3色展開で、オーディオ機器になじむカラーを選べます。
素材 | 木材 |
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サイズ | 幅30×奥行き40×厚み4.4cm |
重量 | 約5.5kg |
スピーカーの傾斜角度を調整可能、聴き疲れしにくい音になる
楽曲制作・ミキシング作業などに使うモニタースピーカー向けのオーディオボード。左右のモニタースピーカーを乗せられるように2個セットになっています。
斜めにカットされたパッドが付属していて、スピーカーの角度を調整可能。水平だけでなくやや下向きにも置けます。角度を微調整して正確な音を聞き取りたい方におすすめです。
他の製品と比べて柔らかめな素材で、音質をクリアにしながらも聴き疲れしにくいマイルドな音にできるのも特徴。作曲では長時間音楽を聴く必要があるので、疲れを軽減して作業に集中できます。
素材 | 高密度アコースティックフォーム |
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サイズ | 幅17.1×奥行き30.2×厚み4.1cm |
重量 | 約0.09kg |
低音のキレが増して迫力抜群な音を実現可能なオーディオボード
キレのある低音を実現できるオーディオボード。ロック・テクノ・EDMなどの音楽を大迫力で楽しめます。振動抑制効果が高く、地面に伝わる振動をしっかりカット。中音域のクリアさも向上するので、アニメや映画を楽しみたい方にもぴったりです。
大きめのサイズですが3,000円以下と安めで導入しやすい価格帯。高価なものを購入して効果を感じられず無駄にしたくない方におすすめです。安価ながら裏面以外の5面はしっかり磨かれていてチープに感じません。プロジェクタースクリーン周辺ような目立つ場所でも使いやすいです。
素材 | 御影石 |
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サイズ | 幅40×奥行き20×厚み1.2cm |
重量 | 約3kg |
振動を素早く拡散、中低音域の厚みを活かせるオーディオボード
人工大理石の中でも粘り気の強いコーリアンが使われているオーディオボード。素早く振動を拡散・吸収できるため、パワフルな中低音を楽しめます。特にパワーアンプや重量級のスピーカーを乗せるのがおすすめです。
癖のない製品で複数のオーディオボードやインシュレーターと組み合わせやすいのも魅力。高音質化にこだわりたい方におすすめです。
頑丈なのでオーディオラックの下に敷けるのもポイント。オーディオラックから床への振動やダメージを抑えられ、ラックに置いた機器全般の音質を改善できます。
素材 | 人工大理石 |
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サイズ | 幅49×奥行き44×厚み1.2cm |
重量 | - |
音の濁りが消滅、広い音場で心地よい音楽を楽しめる
音の濁りが消滅するとオーディオマニアに大人気の高級オーディオボード。低音から高音まで全ての音が素直に耳に届き、自然な音の広がりも感じられるため、とても心地いい音楽を味わえます。特にスピーカー・レコードプレーヤーなどで効果を発揮しますよ。
耐震性も向上するのでオーディオ機器の地震対策にもぴったり。倒れやすいトールボーイスピーカーでも、震度5強程度の揺れなら倒れる心配はありません。
天面を浮かせるフローティング構造になっているので価格は高め。価格よりも効果を重視したい方におすすめです。
素材 | - |
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サイズ | 幅49×奥行き44×厚み5.8cm |
重量 | - |
オーディオボードのおすすめ人気メーカー
オーディオボードはさまざまなメーカーから発売されていて、メーカーごとに多くのファンがいます。特に人気なメーカー「TAOC」「SUNSHINE」「KRIPTON」「Airbow」がどんなオーディオボードを発売しているかご紹介します。
高い音響技術と定評のある「TAOC(タオック)」
TAOC(タオック)は愛知県に本社を置くアイシン高丘株式会社のブランド。オーディオボード・インシュレーター・オーディオラックなど、ハイグレードな製品を中心に製造しています。振動制御の技術が優れていて、オーディオファンからの人気が高いです。
オーディオボードは音楽に必要な振動は活かして、不要な振動だけを防ぐ「整振」「制振」を重視しているのが特徴。オーディオ機器のよさをブーストするようなボードが欲しい方におすすめです。
振動吸収性能の高さが魅力的な「SUNSHINE(サンシャイン)」
SUNSHINE(サンシャイン)はオーディオアクセサリーを中心に取り扱う日本のメーカー。超薄型制振シートが有名で、薄型のオーディオボードでもしっかり振動を吸収してくれます。
SUNSHINEのオーディオボードはマグネシウムが使われているのが特徴。マグネシウムと共鳴防止剤を高い技術力で組み合わせています。薄型のオーディオボードでしっかり防振したい方におすすめです。
鉄球サンドで電磁ノイズを防止できる「KRIPTON(クリプトン)」
KRIPTON(クリプトン)はオーディオボード・インシュレーター・スピーカーなどのオーディオ機器・アクセサリーを取り扱う日本のメーカー。オーディオボードは鉄球を木材で挟む独自技術「鉄球サンド」が有名です。
鉄球サンドが採用されたオーディオボードは比重がとても大きく、電子ノイズの防止・防振効果が高いのが特徴。例えば、45×40×2.25cmの薄型モデルでも5.2kgの重みがあります。小さめなオーディオボードが欲しいけど、電子ノイズや振動をしっかり対策したい方におすすめです。
ウェルフロート技術で振動をしっかりカットできる「Airbow(エアボウ)」
Airbow(エアボウ)はオーディオやホームシアターの専門店「逸品館」が展開するオリジナルブランド。接地面を浮かせるフローティングボードを改良した「ウェルフロートボード」が有名です。
フローティングボードは防振効果は高いものの、低音が弱くなり音に癖が出るといったデメリットがありました。ウェルフロートボードはそれらの欠点をなくし、音の濁りを徹底的にカットしてくれます。クリアな音にこだわりたい方におすすめです。
オーディオボードとインシュレーターの違い

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オーディオボードと似たアイテムのインシュレーターも振動を減らす製品です。ただ、オーディオボードとインシュレーターは形状が異なります。オーディオボードは長方形の板状で、インシュレーターはキューブ型・円錐型・円柱型などの形があります。
オーディオボードはオーディオ機器の下に敷くものなのに対して、インシュレーターはオーディオ機器と接地面の間やオーディオボードの下に配置するのが特徴。オーディオ機器の脚の下に置いたり、脚によって生じるオーディオ機器の底面と接地面の隙間を埋めるように置いたりと、さまざまな置き方があります。
インシュレーターは4〜8個セットで販売されていて、配置を自由に決められるのが魅力。音をチェックしながら三角形やダイヤモンド形など配置を変えて細かく調整できます。オーディオボードと組み合わせても使用できますよ。
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オーディオボードの関連商品
オーディオボードと組み合わせるともっと音質を改善できる関連商品をご紹介します。音にこだわりたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
振動制御効果をより高められる「インシュレーター」
振動が気になるなら、オーディオボードと一緒にインシュレーターも使用しましょう。徹底的に振動を抑えられ、音のゆがみや濁りを軽減できますよ。オーディオボードでしっかり振動の対策をして、インシュレーターで細かく音を調整する使い方がおすすめです。
プラグを支えて振動を吸収する「コネクター・ケーブルホルダー」
オーディオ機器だけでなく、ケーブルやコネクターによる振動も音質の悪化につながります。機器本体以外の振動が気になるなら、コネクター・ケーブルホルダーを併用しましょう。コネクター・ケーブルの振動を抑えて音質を改善できますよ。
オーディオボードのよくある質問

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オーディオボードは中古で購入してもいいですか?
スピーカースタンドと併用してもいいですか?
オーディオボードやインシュレーターの設置方法におすすめはありますか?
スパイクをはかせる場合、スパイク受けの下にオーディオボードを置けばいいですか?
関連記事:【これぞ名機】アクティブスピーカーおすすめ25選!高音質・小型・ソニーも
おすすめオーディオボードまとめ
オーディオボードは音質改善効果があるだけなく、見た目がおしゃれなのでインテリアとしても活躍します。趣味の空間をワンランクアップさせてくれること間違いなしです。
- 目指している音に合った材質を選ぶ
- 重量は設置場所と扱いやすさを考えて選ぶ
- 効果を実感したいなら厚型を選ぶ
以上のポイントを参考に、自分好みの音を実現できるオーディオボードを見つけて音楽鑑賞を楽しみましょう。