コンセントに差し込み、家電製品を繋げるだけで簡単に消費電力や電気料金が測定できるワットチェッカー。節電意識の高い方や、自作PC・ゲーミングPCの消費電力が気になる方におすすめの製品です。
ですが、なかなか買う機会のない製品のため、選び方や使い方が分からないといった方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ワットチェッカーの仕組みや実際に購入する際のポイントについて解説します。記事の後半では、人気の売れ筋ワットチェッカーをランキング形式で紹介しています。
電気代を節約したい、家電の消費電力に興味があっていろいろチェックしてみたい方におすすめです。ぜひ参考にしてください。
この記事を監修した専門家
目次
ワットチェッカーとは簡単に消費電力や積算料金がチェックできる装置
ワットチェッカーを使うと、接続した家電製品の消費電力や待機電力、電流値や電気料金といった項目を数値で簡単にチェックできます。
通常電力や電気代は目に見えないため、毎月請求される電気代で何となく把握するしかありません。そんなときにワットチェッカーを使えば、その場で正確な消費電力を確認できます。
消費電力をチェックして、古くて消費電力(電気料金)の大きい家電製品は買い替えたり、待機電力の高いものはこまめにコンセントを抜いておいたり、他にもブレーカー落ち対策にも有効です。
ワットチェッカーは消費電力や電気料金を把握して、上手に電気代を節約したり電力調整を図りたい方におすすめの製品です。
編集部
ワットチェッカーの精度は抜群!ただし古い機種は要注意
気になるワットチェッカーの精度についてですが、市販のワットチェッカーを数種類利用したとき、ほぼ同じ電力が表示されるので精度は商品によって大差ありません。
しかし、古いワットチェッカーは測定精度が落ちているケースがあるため注意が必要です。
Picky’s編集部で、複数のワットチェッカーを使っていろいろな家電製品をチェックしたところ、古いチェッカーの数値だけ明らかにおかしいといった状況がありました。(日本製のしっかりとしたワットチェッカーです)
長期間接続しっぱなしのワットチェッカーや、古いワットチェッカーは正確に計測できない可能性があります。
ワットチェッカーの価格はそう高いものではないため、古くなったワットチェッカーは買い替えて、新しい製品での電力チェックがおすすめ。もし古いチェッカーが壊れていないとしても、複数のチェッカーを用意しておくことでデータをすり合わせ、信ぴょう性の高い正確なデータが記録できるのでおすすめです。
編集部
ワットチェッカーの選び方5つのポイント
ワットチェッカーを購入する際は、以下の5つのポイントをチェックしながら選びましょう。
- 表示項目・表示データの種類をチェック
- 測定範囲をチェック
- サイズをチェック
- 外部データ送信機能付きかどうか
- タイマー機能・タップ機能の有無
表示項目・表示データの種類は多いほうが便利
ワットチェッカーは消費電力以外も測定できます。例えば電気代の節約目的で、電力と一緒に手軽に電気代をチェックしたい方は、料金が表示できるタイプがおすすめ。
消費電力はほぼすべてのモデルでチェックできますが、それ以外の項目もチェックしたい場合はそれぞれの項目に対応した製品を選びましょう。主な表示項目は以下の通りです。
電力(W) | 単位時間に電流がする仕事量 / 電圧(V)×電流(A)=電力(W) |
電圧(V) | 電気を流す・押し出す力 / 一般家庭の電源は約100V |
電流(A) | 電気が流れる量 / 一般家庭の契約アンペアは35A前後 |
CO2量 | 二酸化炭素の排出量の目安 |
積算電力量(Kwh) | 計測を始めてからの電力の総量 |
積算料金 | 積算電力量の電気料金目安 |
積算時間(H) | ワットチェッカーで計測を始めてから経過した時間 |
電源周波数(Hz) | コンセントの周波数 / 東日本は50Hz、西日本は60Hzで固定 |
皮相電力(VA) | 無効電力も含めた電力全体の数値 / 皮相電力-無効電力=有効電力 |
力率(PF) | 皮相電力に対して有効な電力の割合(%) |
エコ目的であればCO2が表示されるタイプが良いでしょう。もっと詳しく電気について知りたい方は力率や皮相電力(VA)まで表示できるタイプを選んでください。
編集部
チェックしたい家電に合わせて測定範囲もチェック
ワットチェッカーには各表示項目ごとに「測定範囲」があり、測定範囲外の家電製品は測定できません。そのため、あらかじめ測定したい家電製品に適してるかどうかチェックしておきましょう。
例えば消費電力が「1W~1500Wまで」とあれば最低1W以上、最大1500Wまでの電力しか測定できません。1500Wあれば、ほとんどの家電製品は測定できますが、一部のエアコンは消費電力が2000W近いものもあるため、1500Wまでのチェッカーでは測定できません。
電力の小さい家電の待機電力を調べたり、比較的消費電力の高い家電製品をチェックしたい場合は、測定範囲の数値についても気にしておきましょう。
編集部
使用に適したサイズかどうかをチェック
ワットチェッカーはディスプレイが付いているためサイズが大きく、スペースを取る製品が多いです。そのため、ワットチェッカーをコンセントに差し込むと、同時に近接するコンセントを塞いでしまう可能性があります。ワットチェッカーを選ぶときはこうした「使用中の状態」にも注意してサイズや形状を選びましょう。
対策としては、ディスプレイの無い小型のワットチェッカーを選んだり、コンセントから離して使える電源タップタイプのワットチェッカーを選ぶといった方法があります。
ただし、超小型やタップタイプのワットチェッカーはそう多くありません。ワットチェッカーによっては測定中は他の家電の使用を諦めたり、ワットチェッカー用に単独で使用するコンセントを空ける必要があるでしょう。
編集部
データを蓄積したい方は外部データ送信機能付きがおすすめ
ワットチェッカーの中には、BluetoothやWi-Fi、USB端子などを使ってスマホ・パソコンと接続し、測定データ(ログ)を送信できる製品があります。
ワットチェッカーの中には、本体にある程度測定したデータ保存ができるタイプもありますが、一定時間で消えたり、古いものは上書きされてしまうため長期のデータを取りたい場合には不向きです。
パソコンやスマホにデータ送信できれば、アプリやExcelソフトを使って大量のデータを簡単に管理できます。長期の継続データを集めたり、集めたデータを集計してまとめたい方は、データ送信ができるワットチェッカーがおすすめです。
編集部
タイマー機能や電源タップ機能付きだとより便利
ワットチェッカーの中には、好きな時間に電源をON/OFFできるタイマー機能や、コンセントを増設できる電源タップ機能が付いたワットチェッカーもあります。
タイマー機能があれば、人がいる時間は電源ON、日中誰もいないときは電源OFFにするといった設定を行って待機電力をカットでき節約に役立ちます。こまめに電源を切るなら電源スイッチ付きもおすすめ。
コンセントが複数ある電源タップ機能が付いている製品なら、コンセントを塞ぎがちなワットチェッカーのデメリットを解消できます。複数の家電製品の合計電力をチェックしたい方は、タップタイプのワットチェッカーを選んでみてはいかがでしょうか。
どちらの機能も使う人と全く使わない人ではっきり分かれる機能のため、必要かどうかきちんと考えてから購入しましょう。
編集部
たろっさ
専門家おすすめのワットチェッカー
この記事を監修したたろっささんおすすめのワットチェッカーをご紹介します。
スマホで電力管理ができる
PC周辺機器やIoTスマートホームなどのガジェットを中心に展開しているラトックシステムの電力チェッカーです。
本体に液晶などは付いておらず、スマホとBluetoothで接続し、そちらのアプリでチェックを行うことができます。電力の動きをリアルタイムで確認できる他、グラフ表示や出力をすることが可能。また、スマホから電源のONOFFを操作することもできるため、利便性が高い製品と言えるでしょう。
サイズ | 5.2cx6.8x3.5cm |
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重量 | 75g |
表示項目 | 電力/電圧/電流/積算電力量/積算料金/電気料金/CO2 |
判定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | Bluetooth/遠隔操作/雷サージ |
ワットチェッカーおすすめ人気ランキング比較一覧表
ワットチェッカーおすすめ人気ランキング10選
4種計測・コンセント3個口で普段使いしやすいワットチェッカー
サンワサプライのTAP-TST14BRは、コンセントが3つ付いたワットチェッカーです。家電製品を接続すれば、4項目が4秒おきに表示されます。電力測定範囲は1W~1500Wまで。
表示項目は「電力」「積算電力量」「積算料金」「電気料金」の4つと少なめですが、その分見やすく、誰でも簡単にチェックできます。
複数接続すれば合計値がチェックできるため、パソコン周辺機器をまとめてチェックするのにも便利。簡単に使えるタップ機能付きワットチェッカーを探している方や、複数接続して電力チェックしたい方におすすめです。
サイズ | 6.45cm×2.2cm×12.8cm |
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重量 | 118g |
表示項目 | 電力/積算電力量/積算料金/電気料金 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | コンセント口3個 |
コンセント2個口付き・簡単に使えるワットチェッカー
トップランドのM075は、コンセントが2個付いた使いやすいワットチェッカーです。1台接続すれば1台分の電力、2台接続すれば2台合計の消費電力が表示されます。
表示項目は「電力」「積算電力量」「積算料金」「電気料金」の4種類で、少なめですが多くの人が必要とする情報がシンプルに揃っているため見やすいでしょう。外見もシンプルで、どんな家庭でも使えます。1年間の保証付き。
1500Wまで計測できますが、1200Wを超える場合は1時間以内の使用としてください。
サイズ | 4.5cm×8.5cm×17cm |
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重量 | 80g |
表示項目 | 電力/積算電力量/積算料金/電気料金 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | コンセント2個口 |
豊富な表示項目にシンプルな使い方で手軽に測定できるチェッカー
エルパのEC-05EBは、「簡易電力量計」とあるように、使い方がシンプルで誰でも簡単に電力がチェックできるワットチェッカーです。コンセントに差し込んで電源を入れるだけ。大型LCDで表示が見やすいのも大きな特徴です。
表示項目は「電力」「積算電力量」「積算料金」「電気料金」「時間」「CO2」の5項目でやや多め。特にCO2は環境への意識が高い方には嬉しい表示項目です。
また、電気料金単価を自由に設定でき、時代に合わせた正確な電気料金表示が可能です。
1500Wまで計測できますが、エアコン・オイルヒーター・IH調理家電の計測はできません。
サイズ | 5cm×9.6cm×17.6cm |
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重量 | 122g |
表示項目 | 電力/積算電力量/積算料金/電気料金/時間/CO2 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | 電気料金単価設定機能 |
USBでデータをPCに移せる長期測定や管理に最適なチェッカー
サンワサプライのTAP-TST10Nは、測定したデータをmicroUSBでパソコンに移せるワットチェッカーです。
パソコンにデータを移してCSVファイル形式で保存が可能なため、長期間のデータを取りたい場合や推移をチェックしたい場合に最適。
表示項目は「電力」「積算電力量」「積算時間」「積算料金」「CO2」「時間」と豊富で、多くのデータを長期間チェック&管理できます。
本体の古いデータは約1カ月で消えてしまうため、データを移して保存する場合1カ月に1度は移行作業を行うようにしてください。また、microUSB端子である点にも注意。
サイズ | 6cm×4.2cm×5.9cm |
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重量 | 220g |
表示項目 | 電力/積算電力量/積算時間/積算料金/CO2/時間 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | microUSBポートデータ送信 |
電源6個口&電源スイッチ付き!日常で使えるワットチェッカー
サンワダイレクトの700-TAP071は、コンセント6個&電源スイッチ付きのタップタイプワットチェッカー。
消費電力しか測定できませんが、コンセントを挿せば電力が表示されるだけの非常にシンプルな使い方です。そのため一般的な電源タップと同じ感覚で使うだけで電力チェックが可能。個別電源スイッチで使わない家電の待機電力がカットできる点も優秀です。
マグネット付きで床だけではなくデスクの脚にも取り付けできます。さらに雷ガードで落雷時も接続機器を保護。
「電源タップとして使用しながら、ついでに電力をチェックしたい」といった方におすすめです。
サイズ | 2.7cm×5cm×33cm |
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重量 | 414g |
表示項目 | 電力 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | 電源タップ/コンセント6個口/雷ガード |
いつでもどこでも操作や電力確認が自由自在なスマートプラグ!
SwitchBotのプラグミニ スマートプラグは、正確にはワットチェッカーではなくスマートプラグです。
Bluetoothや無線LAN(Wi-Fi)でスマホやタブレットと接続し、スマートプラグに接続した家電の操作や電力確認が手元のデバイスを使っていつでもどこでも行えます。
他にもスマートスピーカーと連動させて音声操作したり、タイマーセット、外出先から電源のON/OFFができたりと、通常のワットチェッカーではできない様々な操作が可能になっています。
IoT家電やスマートホーム化に興味がある方におすすめの製品です。
サイズ | 7cmx3.9cmx5.9cm |
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重量 | 70g |
表示項目 | 電力/電流/使用時間 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | Wi-Fi/Bluetooth/タイマー機能/アレクサ対応/遠隔操作 |
Bluetoothでスマホ・タブレットと接続するチェッカー
ラトックシステムのRS-BTWATTCH2AはREX-BTWATTCH1の後継機で、Bluetoothを使用しスマホやタブレットと接続して数値を確認するタイプのワットチェッカーです。
そのため、ワットチェッカー自体にはディスプレイはなく、非常にコンパクトでスマート。
表示項目は「電力」「電圧」「電流」「積算電力量」「積算料金」「電気料金」「CO2」の7項目で非常に豊富です。
スマホで数値を確認できるだけでなく、スマホから電源をON/OFFしたり、専用アプリでデータの保存や蓄積データのグラフ化が可能。
Bluetoothのほか、Wi-Fi仕様の「RS-WFWATTCH1A」もあります。
サイズ | 5.2cx6.8cmx3.5cm |
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重量 | 75g |
表示項目 | 電力/電圧/電流/積算電力量/積算料金/電気料金/CO2 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | Bluetooth/遠隔操作/雷サージ |
Wi-Fiでスマホやタブレットと接続するワットチェッカー
ラトックシステムのRS-WFWATTCH1Aは、Wi-Fiでスマホやタブレット、パソコンと接続し、電力チェックできるチェッカーです。
ディスプレイはなく、手元のスマホやPCで測定した電力のチェックやデータ管理が行えます。またWi-Fiを利用して外出先からのチェックやON/OFFも可能です。
項目は「電力」「電圧」「電流」「積算電力量」「積算料金」「電気料金」「CO2」の7種類で非常に豊富。
Wi-FiではなくBluetooth接続する「RS-BTWATTCH2A」もあります。外出先から操作したい場合はWiFi、自宅にWi-Fi環境が無い場合はBluetooth接続を選ぶと良いでしょう。
サイズ | 3.7cm×5.5cm×9.5cm |
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重量 | 130g |
表示項目 | 電力/電圧/電流/積算電力量/積算料金/電気料金/CO2 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | Wi-Fi/遠隔操作/雷サージ |
大型モニターで見やすく、使い方もシンプルなワットチェッカー
サンワサプライのTAP-TST8Nは、大型モニターで表示が見やすく、接続も表示もシンプルなお手軽ワットチェッカーです。電力チェックしたい製品を接続するだけですぐに表示されます。
表示項目は「電力」「積算電力量」「積算料金」「積算時間」「CO2」の5種類で、多くの人にとって必要十分でしょう。表示切替もボタン一つで簡単。
シンプルさに目を奪われがちですが、電力の測定範囲が0.03W~1650Wとかなり広範囲&高精度。低電力な製品から比較的高電力な製品まで幅広くチェックできる優秀なチェッカーです。
サイズ | 6cm×4cm×5.9cm |
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重量 | 72g |
表示項目 | 電力/積算電力量/積算料金/積算時間/CO2 |
測定範囲(W) | 1650Wまで |
その他機能 | ー |
シンプルで安い、「とりあえず」にちょうど良いワットチェッカー
リーベックスのET30Dは非常に価格が安く、機能もシンプルなワットチェッカーです。安いとはいえ、表示項目は「電力」「積算電力量」「積算電気料金」「電気料金」「積算時間」「CO2」の6種類と比較的豊富。
「複雑な機能はいらないから、電力をちょっとチェックできる安い機種が良い」といった、ワットチェッカーに興味を持っているほとんどの方のニーズを満たせる優秀な製品です。
欠点を挙げるとすれば最小測定電力が5Wからのため、待機電力の小さな製品は測定できない点くらいです。(多くのチェッカーは1Wから)
サイズ | 6.6cm×6.6cm×3.2cm |
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重量 | 98g |
表示項目 | 電力/積算電力量/積算電気料金/電気料金/積算時間/CO2 |
測定範囲(W) | 1500Wまで |
その他機能 | ー |
おすすめワットチェッカー有名メーカー&ブランド
業務用などの専門的な製品以外の、一般的な家庭で使用するワットチェッカーを扱っているメーカーはそう多くありません。現在ワットチェッカーを購入する場合、主に以下の3メーカー製品から選ぶケースがほとんどです。
- サンワサプライ
- elpa(エルパ・朝日電器)
- ラトックシステム
ここでは各メーカーの特徴を簡単に解説します。
用途別にワットチェッカーが選べるサンワサプライ
パソコン周辺機器でおなじみのサンワサプライは、岡山県岡山市に本社を置く日本のメーカーです。
サンワサプライのワットチェッカーは現在、USB接続できる「TAP-TST10N」と、シンプルな「TAP-TST8N」、そしてタップタイプの「TAP-TST14BR」「700-TAP071」を扱っています。どれも精度が高く、使い方も簡単でどんな人にもおすすめ。
メーカーの信頼性も高く、安心して使えるワットチェッカーを探している方はサンワサプライ製を検討してみてください。
誰でも簡単に使えるワットチェッカーならelpa(エルパ/朝日電器)
エルパ(朝日電器)は大阪府大東区に本社を置く、小型家電やパーツ、そのほか防災用品やパソコン周辺機器を製造する電機メーカーです。
エルパのワットチェッカーは、製品名に「簡易型」「簡易電力量計」とつくものが多く、その名の通り機能も使い方もシンプルなものが多いです。
機能は少なめですが、コンセントに挿すだけで電力が表示される、初心者でも簡単に使えるものが多いため、初めてのワットチェッカーにおすすめです。
スマホやタブレット接続できるワットチェッカーならラトックシステム
ラトックシステムは、大阪府大阪市に本社を置く、パソコンやスマホの周辺機器やIoT機器、音響機器を手掛けるメーカーです。
ラトックシステムのワットチェッカーはいずれもディスプレイが無く、Wi-FiやBluetoothでスマホ・パソコンにデータを送信して数値をチェックするタイプになっています。IoT機器を手掛けるラトックシステムらしいワットチェッカーと言えるでしょう。
スマート家電やIoT機器を普段から愛用している、もしくは興味がある方はラトックシステムのワットチェッカーがおすすめです。
ワットチェッカーの関連商品
ワットチェッカーの関連商品を紹介します。
スマホやパソコンのチェックに最適なUSB接続タイプの電圧・電流チェッカー
ワットチェッカーはコンセントタイプだけではなく、パソコンなどに搭載されているUSB規格に対応したタイプもあります。パソコンの電圧や電流を測定するなら、こちらの方が使いやすいでしょう。
また、USB変換コンセントアダプターを使用すれば通常の家電製品のチェックにも使えます。
配電盤の電流チェックにおすすめのクランプメーター(電力ロガー)
コンセントを介するワットチェッカーと違い、配線に挟んで直接電流や電圧を測定できるタイプがクランプメーターです。専門的で難しそうですが、配線を挟むだけで誰でも簡単に扱えます。
コードではなく、配電盤や分電盤の配線をチェックしたい方はクランプメーターを使用しましょう。
ワットチェッカーは電気代の節約に大活躍する測定器
ワットチェッカーはコンセントに差し込み、家電製品を接続すると消費電力や料金が簡単にチェックできる測定器です。消費電力や電気料金をチェックして節約の目安にしたり、気になる家電製品の消費電力をチェックしたりとさまざまな場面で役立ちます。
- 消費電力を把握して上手に節電したい
- 消費電力の大きいパソコンやエアコンの電力が知りたい
- エコのために家電製品のCO2量を知りたい
ワットチェッカーは上記の方におすすめです。消費電力を数値化して目に見える形にすると節電・節約意識も変わります。古くて消費電力が高い家電の買い替え目安にもなるでしょう。電気料金が値上がりし続ける昨今において、ワットチェッカーは一台常備しておきたいアイテムです。
Picky’sでは、このほかにも節約に役立つアイテムを多数紹介しています。以下の記事もぜひ参考にしてください。
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