【省スペースで使える】小型パッシブスピーカーおすすめ11選!高音質&安いモデルも

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パッシブスピーカー

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「大きなスピーカーは置けないけど、アクティブスピーカーよりもしっかりした音がほしい」「本格的なオーディオは初めて」という人におすすめな小型のパッシブスピーカー。デスクや棚にもすっきり置けるのが魅力です。

とはいえ、いざ小型のパッシブスピーカーを買うとなると商品選びに悩みますよね。特に初心者は、自分の好みや手持ちのアンプに合ったパッシブスピーカーを選ぶのはなかなか難しいもの

そこで今回は、Picky’s編集部が小型パッシブスピーカーの選び方や人気商品ランキング11選などの気になる情報をまとめました。アクティブスピーカーとの違いやコンパクトなスピーカーを活かす置き方のコツも解説しているので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

パッシブスピーカーとは?アクティブスピーカーとの違い

パッシブスピーカー 違い

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そもそもパッシブスピーカーとは、アンプを内蔵していないスピーカーのこと。音を鳴らすには、別途アンプとスピーカーケーブルを使って接続する必要があります。少し手間はかかりますが、アンプやケーブルを自由に組み合わせることで、音質を自分好みにチューニングできるのが大きな魅力です。

一方で、アクティブスピーカーは、アンプが内蔵されているスピーカーを指し、スマホやパソコンと直接つなぐだけで簡単に音楽を再生できます。カスタマイズ性にはやや劣るものの、手軽さを重視する人にはおすすめです。

メリット デメリット
パッシブスピーカー
  • 高音質・高出力モデルが豊富。
  • アンプとのカスタマイズを楽しめる。
  • 別途アンプがないと再生機器に接続できない。
アクティブスピーカー
  • アンプなしで再生機器に接続できる。
  • メーカーがチューニングした音をそのまま楽しめる。
  • 音質の調整やグレードアップが難しい。
  • 音にこだわる人には物足りないことも。

パッシブスピーカーは「大きくて場所を取る」という印象を持たれがちですが、最近は小型モデルも増えてきています。デスクや棚の上にすっきり置けるサイズながら、しっかりとした音の広がりや高音質を楽しめる製品も豊富。限られたスペースでも本格的なオーディオを構築したい人にぴったりです。

音質にこだわりたい人やオーディオを自分で組み上げたい初心者には、小型パッシブスピーカーでの本格オーディオ入門をおすすめします。

関連記事:【名機が勢揃い】プリメインアンプおすすめ10選!小型・Bluetooth対応も

関連記事:【これぞ名機】アクティブスピーカーおすすめ25選!高音質・小型・ソニーも

小型パッシブスピーカーの選び方

ここからは、小型なパッシブスピーカーの選び方を紹介します。タイプ・エンクロージャーの形状・スピーカー性能など、コンパクトで高音質なパッシブスピーカーを見つけるポイントをまとめました。

小型モデルが欲しいなら「ブックシェルフ型」がおすすめ!

パッシブスピーカー ブックシェルフ型

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パッシブスピーカーは、主に「ブックシェルフ型」「フロア型」「トールボーイ型」の3種類があります。小型パッシブスピーカーを選ぶなら、「ブックシェルフ型」がおすすめです。

編集部

「フロア型」「トールボーイ型」などは、基本的に床置きで、大型かつ高出力向けなのが特徴です。

ブックシェルフ型は、「ブックシェルフ(本棚)」という意味の通り、本棚に置けるサイズ感のスピーカーのこと。インテリアとの親和性を重視したモデルが多く、見た目がおしゃれなのが魅力です。

サイズがコンパクトな分、大型モデルに比べて低音の迫力はやや控えめですが「6~12畳程度の部屋で使用し、近距離でのリスニングを楽しめればいい人」「EDMメインではなく、J-POPやジャズなどのジャンルをよく聞く人」であれば物足りなさを感じることは少ないです。

小型でも迫力のある低音が欲しいなら「エンクロージャーの形状」をチェック

パッシブスピーカー エンクロージャー

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エンクロージャーはスピーカーの筐体のことで、形状によって音の出方や低音の響きが変わります。コンパクトなパッシブスピーカーは、大型モデルと比較すると低音が弱くなりがちですが、エンクロージャーの構造を理解して選ぶことでその弱点を補えるのでしっかりチェックしておきましょう。

小型パッシブスピーカーのエンクロージャーは、「バスレフ型」「パッシブラジエーター型」「密閉型」の3種類です。

エンクロージャーの形状 特徴
バスレフ型
  • 筐体に空いたポートから空気を出し、低音の量感を補う
  • 多くの小型モデルに採用
パッシブラジエーター型
  • 空気の振動を利用し、風切り音を抑えつつ低音を強化
  • バスレフ型よりコンパクトな構造が可能
密閉型
  • 密閉された構造で正確な音を再生
  • キレがあり、締まりのある低音

「バスレフ型」「パッシブラジエーター型」は、小型でもパワフルな低音を再現できる構造として定番。筐体に開いたバスレフポートと呼ばれる穴から空気が抜けることで、サイズ以上の厚みあるサウンドを楽しめます。映画やポップスなど、迫力ある低音を楽しみたい人は要チェックです。

一方で「密閉型」は、音の輪郭がシャープで定位感にも優れており、クラシックやボーカル中心の音楽が多い人に適しています。ただし、小型になるほど低音の再生能力が下がる傾向があるため、低音重視の人には物足りないと感じる可能性があることを留意しておきましょう。

迷ったら、まずは「バスレフ型」や「パッシブラジエーター型」を検討してみるのがおすすめです。設置スペースが限られていても、満足度の高い低音を楽しめます。

高音質にこだわるなら「再生周波数帯域」を重視して

パッシブスピーカー 再生周波数帯域

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再生周波数帯域は、小型パッシブスピーカーがどのくらい広い音域を再生できるかを表したもの。「20~20,000Hz」といった数値で表記され、範囲が広いほど低音域から高音域までをバランスよく再生できます

小型なブックシェルフ型スピーカーであれば、60〜30,000Hz程度あれば十分。小型パッシブスピーカーの場合、サイズの構造上どうしても低音の表現力に限界があるため、「再生周波数帯域の下限」に注目するのがポイント。60Hzあたりまで再生できるモデルなら、一般的な音楽ジャンルで不満を感じにくいレベルです。

編集部

ハイレゾ音源の再生には40,000Hz以上に対応している必要があるので、音質にこだわる人はチェックしておきましょう。

「W数」「インピーダンス」などのスピーカー性能にも注目

パッシブスピーカー 再生周波数

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「W(ワット)数」はスピーカーの出力を表しており、数値が大きいほど大音量での出力が可能。高出力なパッシブスピーカーは小さい音の表現にも長けており、楽曲の臨場感を高めてくれますよ。

小型パッシブスピーカーの出力は、20W程度から100Wを超えるものまでさまざまです。6~12畳の部屋で使うなら、最低でも40~70W程度あるものがベスト。コンパクトなサイズながらも、リビングやワンルームで映画や音楽を楽しむのに十分な音量と迫力が得られます。

一方、「インピーダンス」は、スピーカーの電気抵抗のことでアンプとの相性が重要です。パッシブスピーカーは、接続するアンプよりもインピーダンスが大きいものを選びましょう。スピーカーのインピーダンスが下回ると、アンプへの負荷が大きくなり、劣化や故障のリスクが高まります。

編集部

小型パッシブスピーカーとアンプの接続にはケーブルを使いますが、ほとんどの場合1本のケーブルで済みます。ただし、製品によっては高音と低音で別々に接続するものもあるので、購入前に接続端子の種類や数がアンプに合っているかを必ず確認してください。

小型パッシブスピーカーおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格エンクロージャーサイズ重量出力数再生周波数帯域インピーダンススピーカーユニット種類
JBL Control 1 PRO¥30,800 Amazon楽天市場Yahoo!-157×232×143mm2.3kg150W80~20,000Hzウーファー:133mm/ツイーター:19mmブックシェルフ型
Denon SC-M41¥14,175 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型145×238×234mm3.6kg最大120W45~40,000Hzウーファー:120mm/ツイーター:25mmブックシェルフ型
SONY スピーカーシステム SS-CS5¥22,018 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型178×335×220mm約4.5kg最大100W53~50,000Hzウーファー:130mm/ツイーター:25mm+19mmブックシェルフ型
YAMAHA スピーカーシステム NS-B210¥5,600 Amazon楽天市場Yahoo!密閉型105×215×132mm1.6kg最大120W75~35,000Hzフルレンジ:80mm+80mmブックシェルフ型
POLK AUDIO Monitor MXT15¥21,273 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型270×183×166mm4.1kg30~150W48~40,000Hzウーファー:130mm/ツイーター:25mmブックシェルフ型
DALI SPEKTOR1¥26,388 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型237×140×195mm2.6kg40~100W59~26,000Hz-ウーファー:115mm/ツイーター:21mmブックシェルフ型
Micca COVO-S¥11,480 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型130×130×100cm-最大50W90~20,000Hz6~8Ωウーファー:76mm/ツイーター:19mmブックシェルフ型
BEHRINGERMonitor 1C¥14,364 Amazon楽天市場Yahoo!-150×225×142mm1.8kg最大100W60~23,000Hzウーファー:5 1/2インチ/ツイーター:1/2インチブックシェルフ型
Denon SC-N10¥11,873 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型153×233×200mm2.4kg最大120W50~20,000Hzウーファー:120mm/ツイーター:30mmブックシェルフ型
DALI OBERON1¥66,330 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型274×162×234mm4.2kg25~100W51~26,000Hzウーファー:130mm/ツイーター:29mmブックシェルフ型
JBL L52 Classic¥114,980 Amazon楽天市場Yahoo!バスレフ型330.2×196.6×216.2mm5kg10~75W47~24,000Hzウーファー:133mm/ツイーター:19mmブックシェルフ型

小型パッシブスピーカーおすすめ人気ランキング11選

小型パッシブスピーカーの関連商品

パッシブスピーカー 関連商品

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今回は、小型パッシブスピーカーの関連商品についても紹介します。アンプやスピーカーケーブルなど、パッシブスピーカーの設置に欠かせないアイテムをピックアップしているので、ぜひチェックしておいてくださいね。

パッシブスピーカーに必須の「アンプ」

プリメインアンプ

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アンプは、パッシブスピーカーで音楽を再生するために欠かせないアイテム。アンプなしで接続するとスピーカーから音が出なかったり、音楽を鳴らせても音量を調整できない場合があります。

自宅で音楽を楽しむなら、電気信号を増幅させつつ、音質や音量を調整できる「プリメインアンプ」がおすすめ。パソコンやレコードプレーヤーといった接続したい機器に合わせて、アンプの搭載端子や対応ネットワークをチェックしましょう。

関連記事:【名機が勢揃い】プリメインアンプおすすめ10選!小型・Bluetooth対応も

素材や構造で音質が変わる「スピーカーケーブル」

スピーカーケーブル

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パッシブスピーカーから再生される音質は、アンプだけでなく、スピーカーケーブルにも左右されます。銅製は低音域が強い、銀製は音がクリアなど、ケーブルの素材によってサウンドの特徴は変化します

また、ケーブルによって端子の種類も異なるため、好みやスピーカーとの相性を考慮しつつ、カスタマイズを楽しんでみてください。

関連記事:音質を上げる!スピーカーケーブルおすすめ15選!種類の特徴・低音重視向けも

手軽に音楽を楽しむなら「アクティブスピーカー」

アクティブスピーカー

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「もっと手軽に音楽を楽しみたい」という人は、アクティブスピーカーもおすすめ。本体にアンプが内蔵されており、1台で簡単に音楽を再生可能です。充電式やワイヤレスモデルが多く、好きな場所に持ち運んで使えます。

パッシブスピーカーより高価なモデルもあるものの、アンプやスピーカーケーブルなどを揃えるコストを考えると、アクティブスピーカーの方が費用を抑えられるケースが多いです。

関連記事:【これぞ名機】アクティブスピーカーおすすめ25選!高音質・小型・ソニーも

小型パッシブスピーカーのおすすめの置き場所

パッシブスピーカー よくある質問

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パッシブスピーカーは、必ず安定感のある平らな場所に置きます。スピーカースタンドを使うなら、そもそも人通りが多い場所を避け、スピーカーがしっかりと固定されていることを確認します。

また、左右のパッシブスピーカーは、自分の位置(リスニングポジション)を頂点にした三角形を作るように置くのが理想。スピーカーはやや内側に向けて、自分とスピーカーが向かい合っているような形を作りましょう。

さらに、下記のポイントにも注意しつつ、自分の好みやお部屋の環境に合わせて、最適なポジションを見つけてみてください。

パッシブスピーカーを設置するときのポイント
  • 自分の耳に並ぶ高さに設置する
  • 壁から1.5m以上話す
  • 自分とスピーカーの間になるべく障害物を置かない

小型パッシブスピーカーのおすすめまとめ

パッシブスピーカー まとめ

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  • 小型パッシブスピーカーなら狭いお部屋でも設置しやすい
  • 好きなアンプを組み合わせて、自分だけのオーディオシステムを構築できる
  • 小型なら「ブックシェルフ型」&「パッシブラジエーター型」がおすすめ

今回は、小型なパッシブスピーカーについて紹介しました。省スペースで設置できるパッシブスピーカーがあれば、狭いお部屋でも本格的なオーディオシステムを構築できます。ぜひ本記事をチェックして、自分にぴったりなパッシブスピーカーを見つけてください。

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