2025年4月に発売した完全ワイヤレスイヤホン「SONY WF-C710N」。1万円台のエントリーモデルながらも、バランスのいい音質や進化したノイズキャンセリング機能を備えており、新たな定番モデルとしての期待が高まっています。
とはいえ、いざ買うとなると「ソニーのワイヤレスイヤホンにしては安いけど音質はいいの?」「装着感やバッテリー持ちはどう?」と、実際の使用感が気になる人は多いはず。また、詳しいスペックや前モデルのWF-C700Nとの違いも知っておきたいですよね。
そこで今回は、「SONY WF-C710N」をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが実際に商品を使用して、良かった点・残念な点を本音でレビューしました。前モデルとのスペック比較や購入者の口コミも紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
SONY WF-C710Nレビュー結果




今回レビューするのは、ソニー(SONY)から2025年4月に登場した完全ワイヤレスイヤホン「WF-C710N」。2023年に発売された「WF-C700N」の後継機で、ノイズキャンセリング機能や操作性の進化に注目が集まっています。
まずは、Picky’s編集部によるSONY WF-C710Nの総合評価をチェックしていきましょう。今回は、装着感・音質・通話性能といった基本性能はもちろん、ソニー独自の高音質化技術や装着検知機能といった独自の機能についても検証しました。
サイズ・重量 | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
音質(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ◎ |
音質(立体感) | ◎ |
高音質化技術「DSEE」 | ◎ |
ノイズキャンセリング機能 | ◎ |
外音取り込み機能 | ○ |
通話性能 | ○ |
バッテリー持ち・充電方法 | ◎ |
音漏れの少なさ | ◎ |
操作性 | ◎ |
専用アプリ | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
クイックアクセス | ◎ |
装着検知機能 | ◎ |
コストパフォーマンス | ◎ |
高評価だったポイント:安定の高音質!操作性やバッテリー持ちも◎
- ボーカルラインが際立つ中低音域寄りのサウンド
- 新機能のクイックアクセスや装着検知機能が便利
- 1万円台でコスパ◎音質や機能のバランスがいい
まず評価したのは、SONY WF-C710Nの音質。中~低音域がしっかりと前に出るので、ロックやポップスなどのボーカル曲を楽しく聞けます。
また、タッチセンサーやクイックアクセス、装着検知機能が新たに加わり、操作性が向上している点も高ポイント。さらに、装着感やバッテリー持ちなど、全体的にスペックは高く、1万円台のワイヤレスイヤホンとしてはコストパフォーマンスは抜群です。
編集部
微妙だったポイント:前モデルからの進化が目立たない
- 前モデルとの大きな差が感じられない
- 通話時に自分の声がこもって話しにくい
SONY WF-C710Nは、スペック上ノイズキャンセリング性能などが前モデルである「WF-C700N」から進化はしているものの、実際に使ってみると大きな差を感じられませんでした。
また、通話性能に関しては、自分の声がこもって聞こえてしまいました。 クイックアクセスやタッチセンサーは便利ですが、前モデルから買い替える理由としては弱い印象です。
関連記事:【実機レビュー】SONY WF-C700Nの音質・ノイキャン・マイク性能を検証
SONY WF-C710Nを買うべき人
- 1万円台で高音質な完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- 軽い装着感や携帯性を求める人
- バッテリー持ちにこだわる人
- 音質のカスタマイズを楽しみたい人
- ガジェットテイストなデザインが好きな人
SONY WF-C710Nは、1万円台の低価格ながらバランスのいい高音質サウンド。アプリのイコライザー機能で低音やノイズキャンセリングの強度を調整できるため、安くても聴き心地のいいワイヤレスイヤホンが欲しい人やイヤホンを自分好みにカスタマイズしたい人に適しています。
また、SONY WF-C710Nは軽量かつコンパクトで、装着感や携帯性に優れています。加えて、新色のグラスブルーはスケルトン仕様で斬新。ガジェットらしい見た目にこだわる人にもおすすめです。
SONY WF-C710Nをおすすめしない人
- 前モデルからの買い替えを検討している人
- 通話やオンライン会議用に使いたい人
全体的にスペックの高いSONY WF-C710Nですが、前モデルのWF-C700Nと比べると、性能や見た目に大きな差がないのがデメリット。初めてソニーのワイヤレスイヤホンを購入する人にはベストですが、WF-C700Nからの乗り換えを考えている人にはあまりおすすめできません。
また、SONY WF-C710Nは、ノイズキャンセリング機能付きのマイクを備えているものの、実際に使うと自分の声がこもってしまいます。長時間の電話対応やオンライン会議が多い人は、他のワイヤレスイヤホンをチェックしてみてください。
関連記事:【高性能】Sony(ソニー)イヤホンおすすめ20選!有線や耳を塞がないモデルも
【WF-C700Nと比較】SONY WF-C710Nのスペック
次に、SONY WF-C710Nのスペックを紹介します。前モデルの「WF-C700N」からの変化や商品の注目機能についてまとめているので、レビューを見る前に目を通しておきましょう。
SONY WF-C710N | SONY WF-C700N | |
価格 | 17,600円 | 15,400円 |
重量 | 約5.2g×2 | 約4.6g×2 |
連続再生時間 |
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|
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
コーデック |
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|
ノイズキャンセリング | シングルマイク | デュアルマイク |
操作方法 | ボタン | タッチセンサー |
AI対応の通話性能 | ○ | – |
360 Reality Audio | ○ | ○ |
DSEE | ○ | ○ |
クイックアクセス | ○ | – |
装着検知機能 | ○ | – |
カラー |
|
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前モデルWF-C700Nから進化したこと
- バッテリー持ちが良くなった
- ノイズキャンセリング機能が進化した
- Bluetooth 5.3に対応した
- タッチセンサーを内蔵した
- AI活用の通話性能を搭載した
- クイックアクセスや装着検知機能が追加された
- カラーバリエーションが変わった
SONY WF-C710Nは、前モデルの「WF-C700N」からバッテリー性能・ノイズキャンセリング機能・通話性能などがグレードアップしています。中でも、最大40時間使えるロングバッテリーを搭載した点は見逃せません。
また、スマートフォンなしで音楽アプリや楽曲を操作できるクイックアクセスや、イヤホンを外したときに音楽が止まる装着検知機能など、新機能も充実。物理ボタンではなく、タッチセンサーを内蔵したことで、操作性もアップしています。
SONY WF-C710Nの注目はエントリーモデルとは思えないノイキャン性能
SONY WF-C710Nの注目は、進化したノイズキャンセリング機能。新たにデュアルノイズセンサーテクノロジーを採用しており、周囲のノイズをより正確に検知します。
内部のソフトウェアエンジンでは、フィードフォワード・フィードバックの2つのノイズ低減方式を使うことで、ノイズを打ち消すための音を高精度に生成できるのが特徴。ハイエンドモデル並みのノイズキャンセリング効果で、理想の音楽体験を叶えてくれます。
【実機で検証】SONY WF-C710Nを徹底レビュー
SONY WF-C710Nの同封品
- SONY WF-C710N
- 充電ケース
- USBケーブル
- 交換用イヤーピース
- 保証書
本体のデザインやサイズ感は前モデルとほぼ変わらず
SONY WF-C710Nの外観は、前モデルのWF-700Nとほとんど同じ。コンパクトなサイズ感も変わらず、ポケットにすっぽりと入ります。携帯しやすいので、出先でも気軽に音楽を楽しめるのは嬉しいですね。
今回は、SONY WF-C710Nの重さも検証しました。充電ケースは、WF-C710Nが38g、前モデルが30g。イヤホンは実測値だと両方5gでしたが、スペック上では前モデルの方が0.6g軽いです。
とはいえ、SONY WF-C710Nもワイヤレスイヤホンとしては軽量な部類なので、実際に持ってみても重さは感じず、むしろ「小さくて軽い!」と感動するほどでした。
話題のスケルトンデザイン!ガジェット好きにはたまらない
- ホワイト
- ブラック
- ピンク
- グラスブルー
SONY WF-C710Nでは、4種類のカラーバリエーションが揃っています。
Picky’s編集部が使ったのは、新色のグラスブルー。深みのあるスケルトンブルーと丸みのあるフォルムの組み合わせで、レトロな雰囲気に仕上がっています。中には、おもちゃっぽいと感じる人もいそうですが、ガジェット好きには間違いなく刺さるでしょう。
装着感が軽い!長時間装着しても違和感や疲れがない
コンパクトなSONY WF-C710Nは、つけ心地もばっちり。スタッフが3時間装着してみても、耳の痛みや疲れはほとんどは感じませんでした。イヤーピースだけでなく、イヤホン本体が耳にフィットしている感覚で、装着の安定感があります。
イヤーピースは、XS・M・XLの3サイズが付属しており、自分の耳に合うサイズを選べます。購入時は、Mサイズのイヤーピースがついた状態で届きますよ。
立体感も抜群◎重低音好きも満足できる低音域
SONY WF-C710Nは、独自開発した口径5mmドライバーユニットを搭載しており、小型ながらもバランスの取れたサウンドを再生します。
高音域
高音域は、キンキンとした刺さりやこもりがなく、自然に響く印象。柔らかい高音は輪郭がぼやけがちですが、SONY WF-C710Nの高音域はクリアで、細かい描写に優れています。
中音域
SONY WF-C710Nは、中音域の鳴りもよく、ボーカルの声がしっかりと前に出ます。イコライザーで「Vocal」を選ぶと、さらにボーカルがクリアになり、より歌詞が聞き取りやすくなりました。
低音域
低音域は、どっしりとした量感があり、ドラムやベースの音がかっこよく響きます。イヤホンに重低音を求める人でも満足できそうです。イコライザーの「Bass Boost」を選択すると、さらにパワフルな重低音に。ボーカルがクリアな分、低音が強調されてもバランスのいいサウンドを再生できます。
立体感
SONY WF-C710Nは、音の立体感にも優れています。ノイズキャンセリング機能をオンにすると、静かな空間に立体的なサウンドが響いて、圧倒的な没入感を与えてくれますよ。
相性のいい楽曲ジャンル
SONY WF-C710Nは、低音域~高音域のバランスがよく、ロック・ポップス・ソウル・R&B・J-POP・K-POPなどさまざまなジャンルの楽曲に合います。特に、中~低音域に存在感があるため、ボーカル曲との相性は抜群です。
イコライザーを使えば、好みや楽曲に合わせて音質を調整できるのもポイントです。 また、音を立体的に表現してくれるのもSONY WF-C710Nの特徴。低音の迫力も十分で、音楽はもちろん、映画鑑賞なども存分に楽しめます。
独自の高音質化技術「DSEE」でより深みのある音質に
SONY WF-C710Nには、ソニーの独自技術「DSEE」が搭載されています。DSEEとは、ワイヤレス伝送時に圧縮した音源をCD相当の音質にアップスケーリングしてくれる機能のこと。
実際に聞いてみると、サウンドの奥行きと深みが増したような印象を受けました。DSEEはアプリからオン・オフができるので、ぜひ聴き比べを楽しんでみてください。
遮音性は十分!音量を上げても音漏れが気にならない
SONY WF-C710Nは、遮音性も十分。音量をゲージの半分以上に上げて再生しても、周囲への音漏れはほとんど感じられませんでした。図書館やカフェ、電車など、周囲に人がいる場所でも安心して使えますね。
ノイズキャンセリングは前モデル同様にかなり優秀◎
SONY WF-C710Nのノイズキャンセリング機能は優秀で、周囲の音がスッと遠のくような感覚を味わえます。音楽でごまかしている印象はなく、無音状態でもキーボードの打鍵音や話し声をしっかりと低減できていました。
SONY WF-C710Nには「デュアルノイズセンサーテクノロジー」が新搭載されており、WF-C700Nに比べてノイズキャンセリング性能が進化したと公式HPでは謳われています。
しかし、前モデルから性能が良かったせいか、今回の検証ではノイズキャンセリング機能の進化をあまり感じられませんでした。実際に聞き比べても、低減できるノイズの種類や強度はほとんど同じに感じます。
外音取り込みは強度を調整可能!自分の声はこもり気味
SONY WF-C710Nの外音取り込み機能は、アプリで強度を1~20で調整できます。20に近いほど周囲の音がはっきりと聞こえてくるのが特徴。レベルを1にすると、ノイズキャンセリングに近いほどノイズが遮断されました。ここまで細かく強度を調節できれば、さまざまなシチュエーションに応じて使い分けられて便利そうです。
ただ、どのレベルにしても自分の声がこもってしまうのが難点。駅のアナウンスなどを聞き取るだけなら問題ないものの、レジなどで人と会話したいときはちょっぴり不便です。
また、アダプティブサウンドコントロールをオンにすると、「止まっているとき」「乗り物に乗っているとき」といった行動・場所を自動で検知して、事前に設定したノイズキャンセリング・外音取り込みに自動で切り替えてくれます。
タッチセンサーは反応良好、押し込まなくていいのが◎
SONY WF-C710Nは、前モデルにあった物理ボタンがなくなり、新たにタッチセンサーを搭載しています。物理ボタンは誤操作しにくいというメリットがあるものの、ボタンを押し込む必要があり、イヤホンを耳に入れた状態だと使いにくいのが難点でした。
タッチセンサーなら軽く触れるだけでいいので、操作するたびにイヤホンが押し込まれてしまうといったストレスから解放されます。
また、タッチセンサー部分にくぼみがあり、触れる部分が分かりやすいのも魅力。くぼみ以外は触れても反応しないため、つけ外しの際の誤操作もありません。タッチの反応もよく、操作性は文句なしです。
専用アプリあり!イコライザー機能で音の違いを楽しめる
SONY WF-C710Nは、ソニーのアプリ「Sound Connect」に対応しており、外音取り込み機能の調整や操作方法の設定、イコライザー機能などを利用できます。
イコライザー機能はプリセットごとの変化が分かりやすく、気分やジャンルに合った音質を選べるのが魅力。プリセットだけでなく、自分で音域を細かく調整することも可能です。
また、アプリではタッチの操作方法を変更可能。ただし、好きな操作を自分で割り当てるのではなく、あらかじめ決まったプリセットから選択するため、カスタマイズの自由度はやや低めです。
タッチで音楽アプリを操作できるクイックアクセスが便利!
SONY WF-C710Nは、新たにクイックアクセスに対応しており、イヤホン単体で操作できることが増えています。前モデルでは、ボタンで楽曲の再生・一時停止や曲送りができましたが、SONY WF-C710Nでは新たに音楽アプリの切り替えが可能になりました。
現時点で対応している音楽アプリは、「Amazon Music」と「Spotify」の2つ。実際に試してみると、ダブルタップでAmazon Musicを起動できました。ちなみに、クイックアクセスは、操作方法や起動するアプリを事前に設定しておく必要があります。
また、SONY WF-C710Nは、タッチセンサーに触れている間だけ外音取り込みモードに切り替わるクイックアテンションモードを搭載しています。
イヤホンのつけ外しで再生・停止する装着検知機能あり
前モデルになかった新機能として、SONY WF-C710Nには装着検知センサーが内蔵されています。検証では、イヤホンを外すと音楽が一時停止になり、つけ直すと自動で再生されました。
また、イヤホンを外している間はタッチセンサーに触れても反応しないため、気付かないうちに曲が変わってしまう心配がありません。
マルチポイント対応!機器の接続も切り替えもスムーズ
SONY WF-C710Nはマルチポイントに対応しており、最大2台の機器を同時にペアリングできます。パソコンやスマートフォンなどを同時に使いつつ、音楽再生や通話がしたいときに便利ですね。
実際に使ってみると、機器の接続や切り替えはスムーズ。また、1台目のスマートフォンで音楽を再生しながら、2台目のペアリングを行えた点も高評価でした。
マイクの音質はいいが、自分の声がこもってしまう
SONY WF-C710Nは、AI対応の高精度ボイスピックアップテクノロジーを採用しており、周囲の環境音の収音を抑えてくれます。
実際に通話をしてみたところ、相手からは「とてもクリアな声で聞き取りやすい」と言われました。しかし、自分の喋る声はこもって聞こえたので話しにくいなという印象。通話時、相手側には何の問題もなさそうですが、自分側は長時間の通話は厳しい気がします。
ちなみに、通話中でもノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能の切り替えはできました。ノイズキャンセリングにしても、通話中だとある程度外音も入って来て、自分の声が埋もれるといったこともありません。とはいえ、いずれの機能をオンにしたところで、喋りにくさは変わりませんでした。
下記は、室内でSONY WF-C710Nのマイクテストをした結果です。SONY WF-C710Nで通話もしたいと考えている人はぜひ聞いて、参考にしてくださいね。
また、マイクのAIノイズ低減技術の性能はイマイチかもしれません。外でマイク性能を試したとき、基本的には騒音が入りながらも問題なく音声を届けられましたが、バイクが通過したときに音声がつぶれて聞こえなくなってしまうことがありました。
バッテリー持ちは十分!たった10分で約20%充電できた
SONY WF-C710Nは、イヤホン単体で最大12時間、充電ケースと併用して最大40時間のバッテリー持ちを叶えています。コンパクトなエントリーモデルながらも、ミドルモデル並みのバッテリー性能を備えており、毎日の通勤・通学などに最適です。
検証では、ケースにイヤホンを10分間入れてイヤホン本体の充電をしてみました。結果、10分間で60%から80%まで回復。SONY WF-C710Nは、クイック充電(高速充電できる規格)に対応しているのでスピーディーに充電でき、お出かけ前の急いでいるときも安心ですね。
SONY WF-C710Nの口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部による商品のレビューをまとめてきましたが、ここからは実際にSONY WF-C710Nを購入した人たちの口コミを紹介します。検証だけでは分からないリアルな意見をまとめているので、ぜひチェックしておきましょう。
SONY WF-C710Nのいい口コミ
- グラスブルーがおしゃれ!見た目に一目惚れした
- 同価格帯のイヤホンに比べると音質がダントツで良い
- 外音取り込み機能が自然で使いやすい
- コスパがよく、日常使い用として最適
まず目立ったのが、「グラスブルーがかわいい」「外観に一目惚れして買った」というデザインについての口コミ。特に、新色のグラスブルーは中が透けるスケルトンボディが特徴で、一部のユーザーから高い評価を得ています。
また、「ソニーらしい高音質」「同価格帯のイヤホンより音質が良い」といった口コミも。SONY WF-C710Nは1万円台のエントリーモデルながらも、クリアでバランスのいいサウンドを再生できるのが魅力です。
SONY WF-C710Nの悪い口コミ
- イヤホン本体が丸く、取り出すときに落としやすい
- バッテリーが減っているのにアプリに100%と表示されることがある
一方で、気になったのは、「イヤホンが丸くて取り出しにくい」「指が滑って落ちる」といった声。SONY WF-C710Nはコンパクトで携帯しやすい反面、人によっては扱いづらさを感じることがあります。
また、「バッテリーが減っても残量が100%と表示される」「イヤホンを充電ケースにしまっているときはアプリが使えない」との口コミも見られました。アプリの使い勝手については、今後のアップデートも期待したいところですね。
SONYの人気ワイヤレスイヤホンと比較
今回は、SONYの他のワイヤレスイヤホンについても紹介。商品の機能や魅力をSONY WF-C710Nと比較しながらまとめているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
安くてコンパクトな「SONY WF-C510」
「WF-C710Nより安いワイヤレスイヤホンが欲しい!」という人には、SONY WF-C510がおすすめ。1万円以下という価格ながらも、独自の高音質化技術「DSEE」やイコライザー機能に対応しており、自分好みのハイクオリティなサウンドを楽しめます。
また、SONY WF-C710N同様の小型設計で、つけ心地に優れているのが特徴。ノイズキャンセリング機能は備わっていないものの、外音取り込みを搭載しているため、イヤホンをつけたままでも会話しやすいですよ。
ハイレゾ音源を楽しみたいなら「SONY LinkBuds S」
SONY LinkBuds Sは、コストパフォーマンスに優れた完全ワイヤレスイヤホン。高音質コーデックLDACに対応しており、ワイヤレスでハイレゾ音源を再生できます。
また、進化した高音質技術「DSEE Extreme」を搭載。ハイレゾ対応ではない音源でもAIが特徴を分析し、ハイレゾ相当の音質にアップスケーリングしてくれます。また、楽曲中の外音取り込みが可能で、ながら聴きをしたい人にもおすすめですよ。
高性能ノイキャンを搭載した「SONY WF-1000XM5」
SONY WF-1000XM5は、高い支持を得る1000Xシリーズの完全ワイヤレスイヤホン。業界トップクラスのノイズキャンセリング機能に加えて、独自開発のドライバーユニットを搭載しており、圧倒的な静けさで高音質を楽しめます。
また、本体に骨伝導センサーを内蔵することで、通話性能を向上。声と振動の両方をキャッチし、クリアな声を相手に届けてくれます。また、アダプティブコントロールやクイックアクセスなど、機能性・カスタマイズ性も充実しています。
関連記事:SONYのハイエンドイヤホンWF-1000XM5を徹底レビュー!ノイキャン性能や進化ポイントは?
SONY WF-C710N専用のケースも要チェック

出典:amazon.co.jp
SONY WF-C710Nを出先へ持ち歩く機会が多い人は、専用ケースを購入するのがおすすめ。充電ケースに装着すれば、衝撃や傷から本体を守ってくれます。
さまざまなカラー・デザインの商品が登場しているので、SONY WF-C710Nの見た目をカスタマイズしたい人にもぴったり。また、カラビナやフック付きのものも多く、バッグやベルトループなどに掛けて携帯できますよ。
SONY WF-C710Nのよくある質問
SONY WF-C710Nはどこで購入できる?
SONY WF-C710Nのペアリング方法は?
SONY WF-C710Nが充電できないときは?
SONY WF-C710Nはワイヤレス充電ができる?
SONY WF-C710Nレビューまとめ
- SONY WF-C710Nはコスパ抜群の完全ワイヤレスイヤホン
- ボーカル曲が映える中~低音域寄りのサウンドが魅力
- イヤホンの装着感も◎軽量&コンパクトで携帯しやすい
今回は、「SONY WF-C710N」をレビューしました。前モデルのWF-C700Nとの差は少ないものの、1万円台のイヤホンとしては十分な音質・機能性・装着感を叶えており、コストパフォーマンスは抜群です。気になった人はぜひSONY WF-C710Nを購入してみてください。