ロジテック データ復旧技術センターは、大手PC周辺機器メーカー「ロジテック」の正規データ復旧サービスです。
パソコンを持っている方なら、社名にピンと来た方もいるのではないでしょうか。
大きな企業のデータ復旧業者ということで、安心して依頼できそうな気がしますね。
壊れたパソコンからのデータ復旧は、信頼できる業者に依頼する事が重要です。
とはいえ、業者によって特徴や料金、メリット等は異なるため、「優良な業者=最適な業者」とは限らないので、データ復旧業者を色々と知っておくといいでしょう。
今回はロジテック データ復旧技術センターの料金や特徴、メリットを解説します。
- ロジテック データ復旧技術センターはどんな業者?
- ロジテック データ復旧技術センターの料金や会社の場所は?
- ロジテック データ復旧技術センターにはどんなメリットがあるの?
- ロジテック データ復旧技術センターで悪い評判とかはある?
データ復旧業者選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
データ復旧業者 ロジテック データ復旧技術センターとは?
ロジテック データ復旧技術センターの特徴や料金をまとめました。
ロジテック データ復旧技術センターの特徴
- PC周辺機器メーカーロジテック正規データ復旧サービス
- ELECOMのグループ会社
- 総合デジタルブランドとしての高いデータ復旧技術
- 調査費用無料&成功報酬制
- 軽度~中度のデータ復旧費用は一律固定料金
- ISO&ISMS取得で情報セキュリティ体制万全
ロジテックはPC周辺機器メーカーロジテックの正規データ復旧サービスで、さらに総合サプライメーカーエレコムのグループ企業です。
どちらか、もしくは両方のメーカー名に聞き覚えのある方も多いはず。
PCを熟知したプロによるデータ復旧技術の高さはもちろん、見積もり無料で費用はデータが無事復旧した時だけ払う完全成功報酬制、さらに重度障害以外は一律固定料金です。
金額に幅を持たせて曖昧な料金設定をしているデータ復旧業者が多い中、ロジテックは非常に明確な料金設定になっています。
厳しい情報セキュリティ条件をクリアした企業のみ取得できる、ISO27001とISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)も取得済で預けたデータの保護も完璧です。
ロジテックデータ復旧技術センターの詳細
ロジテックデータ復旧技術センターの料金や、対応サービスをまとめました。
実績 | DRAJ(日本データ復旧協会)正会員企業/ISMS/ISO27001認証取得済み |
---|---|
価格 | HDD簡易障害46,000円/通常95,000円/中度140,000円/重度別途見積もり |
スピード | 調査6時間~5営業日+復旧作業1~3日 |
無料見積もり | ◎ |
完全成果報酬型 | ◎ |
対応メディア | HDD/RAID/NAS/サーバー/CF/USBメモリ/SDカード/FD/DVD/MO |
店舗受付/郵送受付 | 有り/有り |
設備やツール | クリーンルーム |
所在地 | 長野県伊那市美篶8268番地1000 |
ロジテックは復旧技術、復旧スピード、対応、知名度、情報セキュリティとあらゆるレベルが高く、信頼してデータ復旧を任せられる業者と言っていいでしょう。
スピードに関しては簡易障害であれば到着から最短6時間程度の復旧も可能です。
無料見積り&完全成功報酬制でデータが復旧した時のみ料金が発生し、そのデータ復旧費用は以下のようになっています。
HDD | NAS | RAID | USB | メモリーカード | CD/DVD/BD/MO | |
簡易障害 | 46,000円 | 140,000円 | 280,000円 | ー | 28,000円 | 38,000円 |
通常障害 | 95,000円 | 180,000円 | 380,000円 | 38,000円 | 同上 | 同上 |
中度障害 | 140,000円 | 280,000円 | 460,000円 | 46,000円 | 同上 | 同上 |
重度障害 | 別途見積り | 別途見積り | 別途見積り | 別途見積り | 別途見積り | 別途見積り |
簡易・通常・中度・重度の4段階があり、重度以外のデータ復旧は一律固定料金で、ここに表示されている料金以外の追加費用等は基本的にありません。
症状のレベルは主に「論理障害」か「物理障害」なのか、そしてその症状の重さで判断されます。
論理障害や物理障害については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
関連記事:【完全比較】PC (パソコン) データ復元 !! 無料ソフトと復旧業者どちらがオススメ?
いずれにしても無料の初期調査終了時点で、データ復旧にかかる費用と復旧できるデータリストを提出してくれます。
それを見て、中に入っているデータの重要度と料金のバランスを見てから判断することができます。
ロジテック データ復旧技術センター(会社名ロジテックINAソリューションズ株式会社)は長野県伊那市にあります。
長野県中信~南信近郊にお住まいの方は、直接持ち込むことでデータ復旧までの時間が短くなる可能性があります。
ロジテック データ復旧技術センターのキャンペーン情報
ロジテックでは「Data Recovery Ticket Plus」というサービスを行っています。
これはHDDなどの商品を購入した時に、ロジテックから先にその商品のデータ復旧の権利を購入できるサービスです。
保険のようなものと考えると分かりやすいでしょう。
万が一、Data Recovery Ticket Plusを付帯したHDD等が壊れてしまった場合、有効期限内であればデータ復旧費用が1回無料になります。
- HDD
- SSD
- NAS
- サーバ
- タブレット
上記の機器を購入後、30日以内にロジテックの申込バナーより「Data Recovery Ticket Plus」の購入手続きを行うことで加入できます。
チケットの費用は対象の媒体により、そして有効期限の長さのよって異なります。
下記は一般的なシングルHDDのData Recovery Ticket Plusの料金です。
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
1,200円 | 1,800円 | 2,400円 | 3,200円 | 4,000円 |
一般的なシングルHDDであれば、わずか4000円で5年間、万が一トラブルが起こった際のデータ復旧が1回無料になります。
通常数万円かかることも珍しくないデータ復旧ですが、このチケットを事前に購入しておくことで安心して使用することができます。
ロジテック社製以外の商品にも適用できるため、新しく記録媒体を購入した際は保険として購入しておくといいでしょう。
詳しくは以下のキャンペーンページで確認してください。
⇒Data Recovery Ticket Plusのキャンペーンページへ
ロジテック データ復旧技術センターの良い口コミ・評判
ロジテック データ復旧技術センターの良い口コミを調べてみました。
- 対応がしっかりしていて、安心して相談できた
- 見積もりや説明が大変わかりやすかった
口コミの多くは対応面で、とても好感が持てたというものが多く、丁寧な対応をしてもらえた方が多いようです。
対応同様、説明もとても分かりやすくて丁寧だったという口コミもありました。
良い事ばかり説明するのではなく、本来業者が触れたくない「復旧できないデータ」についても丁寧に説明してくれたそうです。
依頼者は「プロがそこまで言うなら諦めもつく」と納得されたとのこと。
ロジテック データ復旧技術センターの悪い口コミ・悪評
- 無し
ブログやサイト、Twitter等のSNSで確認してみましたが、ロジテックに対する悪いクチコミは見当たりませんでした。
「高い」「予算と合わない」というものはちらほら見られましたが、確認したところ特別ロジテックの復旧料金相場が高いという事ではなさそうでした。
悪い口コミが集まりやすいネットで、悪い書き込みが見当たらないのは比較的珍しいと言えるでしょう。
開設したばかりの新しい事業なら口コミが少ないことがありますが、ロジテックでは2007年からデータ復旧事業を行っています。
これだけ長くデータ復旧に携わっているにもかかわらず悪い口コミが少ないという事実は、依頼する際の一つの安心材料になりそうですね。
ロジテック データ復旧技術センターの営業マン・営業体制はどうなの?
ロジテックはPC周辺機器メーカーとして非常に有名な企業で、また同じくサプライメーカーとして有名なELECOMのグループ企業です。
日本全国をカバーする販売力、マーケティング力を有し、営業体制は日本屈指と言えるでしょう。
また、大企業は社会的責任が高く、イメージを重要視しているため、ユーザーを騙したり、不当に高い料金を請求したりといった悪質な営業を行う事は考えられません。
そういう意味でも、ロジテックの営業マンや営業体制は非常に信頼できるといっていいでしょう。
ロジテック データ復旧技術センターでデータ復旧するメリット・デメリット
ロジテック データ復旧技術センターのメリットとデメリットをまとめました。
ロジテック データ復旧技術センターのメリット
【メリット①】中度障害までは一律固定料金で安心
ロジテックは重度障害以外のデータ復旧料金は一律固定です。
多くのデータ復旧業者では復旧料金に幅を持たせ、曖昧な設定にしているところもあります。
見積りで「5万円~20万円くらい」なんて言われてしまうこともあり、依頼する側としては大きな不安要素になっています。
ロジテックではそんな料金を一律固定にしているので、安心して依頼できます。
見積もりを出す前に予算と相談できる点も手間が無くて便利ですね。
【メリット②】Data Recovery Ticket Plusが便利
先ほどキャンペーンで解説したData Recovery Ticket Plusは、ロジテック独自のサービスです。
これはいわゆる「保険」で、このチケットを買っておくことで、万が一の際のデータ復旧が無料になります。(重度は対象外)
チケットの価格は、HDDなら一番有効期限が長いチケットでもわずか4,000円です。
データ復旧費用の平均相場は数万円~十数万円と言われており、大切なデータのためとはいえ気軽に出せる金額ではないですよね。
そんな万が一の時の備えとして、記憶媒体を購入したら是非このData Recovery Ticket Plusに申し込んでおきましょう。
詳しくは以下のキャンペーンページで確認してください。
⇒Data Recovery Ticket Plusのキャンペーンページへ
【メリット③】データ復旧実績多数!
ロジテックは2007年のサービス開始以来、様々な企業のデータ復旧に携わっています。
現在パソコンを使用しない企業はほとんどなく、ロジテックに依頼した企業も多岐にわたります。
- 医療機器関連
- 高校
- 病院
- 工務店
- スーパーマーケット
- 工場
- 社労士事務所
これだけ多くの顧客に依頼されているという事は、それだけ信用・復旧技術が高い証拠でもあります。
詳しい復旧事例を見たい方はロジテックのHPで確認してみて下さい。
【メリット④】ISO27001&ISMS取得認証取得済みでセキュリティも万全
ロジテックでは、万全の情報セキュリティ設備を有し、またセキュリティ体制を敷いている企業しか取得できないISO27001やISMSを取得済みです。
データ復旧を業者に依頼すると、中のデータは基本的には全て確認され、復旧するまで、そして保管期間が過ぎるまで業者の方で情報やデータが保管されることになります。
パソコンの中に入っているデータは企業にとって大切な機密データや、個人にとって非常にプライベートなものが入っていることが多いはず。
セキュリティ体制の甘い業者にデータ復旧を依頼して、万が一データが流出したら大変なことになりますね。
流出はそうそう起こることではありませんが、万が一を考えてデータ復旧は情報セキュリティがしっかりしている、ロジテックのような業者を選んだ方が良いでしょう。
ロジテック データ復旧技術センターのデメリット
【デメリット①】休日や深夜に対応していない
ロジテックでは復旧受付時間が平日9:00~24:00となっています。
夜は24時までと、比較的遅くまで受付をしてくれるものの、休日や深夜のトラブルには対応できません。
土日祝日稼働している企業や、主に深夜にパソコンを使用している個人にとってやや不向きです。
データ復旧業者の中には24時間365日受付を行ってくれる業者もありますので、色々な業者を確認しておくといいでしょう。
例えば以下の記事で紹介しているデータ復旧業者、アドバンスデザインは24時間365日復旧受付対応を行っています。
関連記事:[口コミで見る]アドバンスデザインを徹底検証!料金や対応まで徹底解説
【デメリット②】立地的に持ち込みには向いていない
ロジテックのデータ復旧センターは長野県の伊那市にあります。
そのため、長野県に住んでいる方でないと持ち込みは難しく、他地域からの郵送にもやや時間がかかるでしょう。
ロジテックは細かいサービスと丁寧な対応が売りの信頼できるデータ復旧業者
ロジテックは高い技術力はもちろん、大企業らしい丁寧で誠実なサービスと料金設定が魅力のデータ復旧業者です。
平日しか受付をやっていない、という1点を除けば、全てにおいてレベルの高い優良業者と言えるでしょう。
始めてデータ復旧を依頼する方や、とりあえず話だけでも聞いてみたいという方はロジテックに相談してみてはいかがでしょうか。
ロジテック以外の業者と比較するのもポイント
ロジテックは大手のデータ復旧会社でサービスも手厚くとても安心できる業者の一つです。
ただそれでも以下の様な不安が残る場合は、いくつかの業者に無料見積もりを依頼するのもオススメです!
- 他のところと比較してみたい
- 復旧料金を相見積りしたい
- データ復旧についてもう少し知りたい
- 完全成果報酬型が良い
ほかの業者にも相談することで、正しいデータ復旧の方法や料金を抑えれる可能性もあります。
Picky’s編集部では、データ復旧業者を徹底調査した中で、本当におすすめできるデータ復旧業者を詳しく解説しています。人気のデータ復旧サービスでは無料診断や無料見積りが可能なので是非チェックしてみてください。
【プロが選ぶ】信頼できるデータ復旧業者おすすめ7社を徹底比較!また法人のNASやサーバーに問題が起こり、外部に持ち出せないデータや機器にトラブルが起こってしまったときの対処方法などを専門家が解説しています。最近は個人情報の取り扱いなどが難しくなっているので、社内の現場でデータ復旧するケースもふえています。
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オンサイト(現地)でのデータ復旧についてはこちらで詳しく解説しています。
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