今回はGoProのカメラ機能と画角についてご紹介します。
GoProと言えば4K動画や手ブレ補正ばかりに注目されていますが、カメラ機能もものすごく高性能なのです!!
そんなGoProの特徴といえば超広角!
GoProの広角レンズだからこそ撮れる迫力ある映像がGoProの特徴の一つです。
そこで気になるのが、GoProの超広角レンズって35mm換算だと何ミリ相当なのか、それぞれのGoproで画角や画質はどれくらい違うのかなどなど、今回は徹底的にGoProの写真機能についてまとめてみました。
Gopro Hero8やGoPro MAX そして Hero7やHero6などのカメラ機能を検証!
スマホカメラ(iPhone)やデジカメとの違いについても実際の写真で比較しているので是非参考にしてみてください。
目次
GoProカメラには4つの画角がある!
超広角で有名なGoProシリーズですが、設定で画角を変更することができます。
GoPro HERO8から設定できる画角は全部で4種類になりました。
- SuperView
- 広角
- リニア
- 狭角
画角はSuperView>広角>リニア>狭角の順に狭くなっていきます。
GoProシリーズによって設定できる画角の種類は変わりますが、
通常より狭い画角に変更できることを知っていると撮影の幅が広がりますので覚えておきましょう!
HERO9からは「SuperView、広角、リニア」の3種類に変更されています。HERO11以降では「HyperView、SuperView、広角・リニア」の4種類です。HyperViewが加わったことにより、縦方向に長くなりSNSへのショート動画のサイズにも対応できるようになりました。
GoPro HERO8のカメラは4つの画角がある!
GoPro HERO8 Blackの画角は全部で4種類あります。
デジタル レンズ | 説明 |
SuperView (16 mm) | 横幅と縦幅が最も広い視野角で、16:9 ビデオとして表示されます。 |
広角 (16~34 mm) | フレーム内にできるだけ広い範囲を収める広い視野角。 |
リニア (19~39 mm) | SuperView や広角での魚眼効果のない広い視野角。 |
狭角 (27 mm) | SuperView や広角での魚眼効果のない狭い視野角。 |
GoPro HERO8 Blackからデジタルレンズという機能が追加されました。
それによりHERO8では従来のSuperViewや広角だけでなく、リニアや狭角といったより狭い画角が使えます。
人物や物を撮影するときは画角が狭いほうが撮りやすいので、画角の変更ができるのは嬉しいポイントですね!
関連:【完全版】GoPro Hero8を実写レビュー!! 使ってみた感想を120%徹底解説!
GoPro HERO7のカメラは3つの画角がある!
GoPro HERO7の画角は全部で3種類あります。
デジタル レンズ | 説明 |
SuperView | 横幅と縦幅が最も広い視野角で、16:9 ビデオとして表示されます。 |
広角 | フレーム内にできるだけ広い範囲を収める広い視野角。 |
魚眼無効 | SuperView や広角での魚眼効果のない広い視野角。 |
最も広い視野角であるSuperView、通常の広角モード、魚眼効果をなくす魚眼無効モードの3つです。
GoPro HERO6のカメラは3つの画角がある!
デジタル レンズ | 説明 |
SuperView | 横幅と縦幅が最も広い視野角で、16:9 ビデオとして表示されます。 |
広角 | フレーム内にできるだけ広い範囲を収める広い視野角。 |
魚眼無効 | SuperView や広角での魚眼効果のない広い視野角。 |
最も広い視野角であるSuperView、通常の広角モード、魚眼効果をなくす魚眼無効モードの3つです。
関連:【図解】GOPRO HERO6 black の機能や使い方を徹底レビューしてみた
GoPro MAXは4つの画角がある!
デジタル レンズ | 説明 |
Max SuperView (13 mm) | GoPro 史上最も広く、臨場感あふれる視野角。 |
広角 (16 mm) | Max SuperView よりも魚眼効果の少ない広角 視野角。 |
リニア (19 mm) | Max SuperView や広角での魚眼効果のない広い視野角。 |
狭角 (27 mm) | Max SuperView や広角での魚眼効果のない狭い視野角。 |
GoPro MAXはGoProシリーズの中で最も広角のMax SuperViewがあります。
さすが360度カメラ、GoProMAX。
映せる範囲が広いのでより臨場感のある撮影ができますね!
関連:やっと来た。本当に使える360度カメラ「GoPro MAX」を徹底レビュー!
GoProの広角とsuperviewの違いは?
GoProのSuperViewは広角より広い視野角になります。
SuperViewはアスペクト比が16:9でのみ使える撮影モード。
アスペクト比4:3の視野角を16:9に圧縮して撮影できるのがSuperViewです。
上下が広角モードより広く映るのでアクティビティなどで使うと臨場感ある映像が撮れますよ!
アスペクト比がよくわからないという方はこちらの記事をどうぞ!
GoPro(ゴープロ)の解像度は1080・2.7K・4Kどれがいい?オススメの画質設定を解説
GoProの画角(焦点距離35mm換算)はいくつ?
GoProの画角の種類に触れてきましたが、画角に関しては「焦点距離」で説明されたほうがイメージが湧きやすいと思います。
結局GoProの画角は35mm換算で何ミリなのかまとめました!
GoProの画角(焦点距離35mm換算)は16mm
GoProの焦点距離は35mm換算で16mmです。
これはGoPro HERO8、HERO7、HERO6、HERO5どれも同じく16mm。
人間の両目で見る視野が焦点距離28mmと言われますので、人の視野より広い範囲を映せるGoProは間違いなく超広角レンズですね。
超広角レンズだからこその魚眼効果があるのも特徴の一つ。
直線が歪んで映っています。
この歪みは魚眼無効モードにすることでなくすこともできますが、個人的にはこの歪みがGoProらしく好きです。
GoPro HERO8, HERO7, HERO6の画角(焦点距離35mm換算)の比較
焦点距離は同じですが、HERO8,HERO7,HERO6で撮りくらべましたので参考にどうぞ!
どれも同じですね!
簡単に自撮りができるのも16mmという超広角レンズのGoProならではですね。
GoProとiPhoneの画角の違い
GoProの画角のイメージが湧きやすいように誰もが持っているスマホと自撮りの比較をしてみました。
私が持っているiPhone8で撮り比べてみました。
GoProはスマホより自撮りがしやすい
まずはGoProでの自撮り写真。
続いてiPhone8での自撮り。
どちらも腕はまっすぐ伸ばして撮影しています。
こうやって見比べるとGoProの広角の凄さがわかりますね。
慣れ親しんだスマホの自撮りより明らかに広い範囲が撮れています。
iPhoneでの自撮りは人物が枠のほとんどを占めていますが、GoProは後ろのビルまでバッチリ映ってますね。
やはり観光地や友人との自撮りをするならGoProがおすすめです。
GoProの画角とiPhone11 Proの超広角はほぼ一緒
GoProの画角は超広角ですが、この広角は実はiPhone11 Proの超広角モードとほぼ一緒です。
望遠・標準・超広角と3つの画角を備えたiPhone11はさすがですね。
アクティビティで使うならGoPro一択ですが、観光地でだけで使うならスマホであるiPhone11の方が便利そう。
GoProとデジカメの画角の違い
GoProの画角のイメージが湧きやすいように、さらにデジカメとも自撮り写真を比較してみました。
デジカメはCanon G7X MarkⅡを使用しています。
GoProはデジカメより画角が広い
まずはHERO7での自撮り写真。
続いてデジカメでの自撮り写真。
Canon G7X Mark2の広角時の焦点距離は24mmなので、スマホより少し広角な画角。
人物以外も映るように撮影するならGoProですが、背景のボケ感はやはりデジカメが綺麗でいいですね。
ちなみにGoProは顔とこれだけ近づいて写真を撮っても
顔はもちろん、背景のビルまでしっかり映せちゃいます!
この超広角なレンズだからこそ臨場感ある撮影やアクティビティでの迫力ある撮影ができるんですね。
今回はおじさんの顔の写真を例にしましたが、子どもやペットの写真なんかは超広角で撮ったらとても可愛いく映ると思いますよ!
GoProの画角のおすすめ設定は?
GoProの超広角なレンズの比較やSuperView・魚眼無効など種類の説明をしてきましたが
撮影シチュエーションごとのおすすめ画角設定をご紹介します!
自撮りをするなら広角かsuperview
自撮りをするなら広角かSuperViewがおすすめです。
背景がしっかり映るだけでなく、複数人での自撮りでもバッチリ撮影ができます。
スポーツやアクティビティはsuper view
スポーツやアクティビティで撮影するなら一番画角の広いSuperViewがおすすめ!
SuperViewで撮影すると景色の情報が多くなるので、より迫力のある映像になります。
魚眼無効は歪みがなくシネマティックに
魚眼無効やリニア、狭角で撮影すると歪みがなくなりシネマティックな雰囲気になります。
広角と違い背景より被写体に目がいくので人物の撮影にもおすすめです。
GoProの関連商品
GoProを守るために必要な保護キット
GoProの保護に便利な保護キット。レンズ用のシールやレンズキャップ、本体を守るカバーなどがセットになっています。
1つ1つ別で買う必要がないので購入しやすいのもポイントです。
GoProの自撮りにおすすめな専用の自撮り棒
GoPro専用の自撮り棒は数か所関節があるので、好きな角度に調節できます。そのため自撮り棒を持つために腕を高く上げる必要がなく長時間持つのに適しています。
またGoProは画角が広いため、自撮り棒は短いタイプでOK。三脚にも変形できるので、固定して動画を撮影したときにもおすすめです。
GoProの画角の違いを知れば撮影が上手になる!
広角のみと思われがちなGoProの画角ですが、実はいくつか種類があります。
特にHERO8からは画角の種類も増え、設定も変更しやすくなったので使いこなしたい機能の一つですね。
画角によって得意なシチュエーションは異なるので、違いを知っていけばより撮影が楽しくなると思いますよ!
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