ノートパソコンをMacBook Pro 2018 15インチに乗り換えました。
もともと2015年のMacBook Proを使っていたのですが、処理落ちを感じることが多々ありました。
「4K動画の編集もしたいし、買い換えたいな〜。」と思っていたところ、24回の分割払い(ローン)で支払いができるとのことで、思い切って買い換えてみました!
相変わらずシンプルでカッコイイAppleの白い箱。
しっかり、MacBook Proと書いてあります!
蓋を開けるとこんな感じ。ツルツルのMacBook Pro 15インチ 2018 です!
付属品はこれだけ。シンプルですね。
こちらが充電器。
こちらが本体です。このメタリックの雰囲気が最高ですよね。
この綺麗なアルミボディを見るだけで、Appleスゲー!となります。
そしてこのMacBook Pro 15インチ 2018年モデルを実際に使ってみたらどうなのかが気になりますよね。
結論から言うと…最高です。
今回のMacBook Proはどこが最高なのか、順に解説をしていきます!
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目次
- 今回のMacbook Proはバタフライキーボードを搭載
- Touch Bar付きのMacBook Proは相変わらずかっこいい。
- Touch ID付きのMacbook Proが便利すぎて戻れない
- Mac Book Pro 2018のトラックパッドは大きすぎる
- 今回のMacBook Proはスピーカーの迫力がすごい
- ディスプレイも進化したMacBook Pro!
- Mac Book Pro 15インチ 2018はThunderbolt 3(USB-Cポート)のみに
- CPUが6コアになったMacbook Pro 15インチ 2018
- 2018年のMacbook Proの15インチなら4K動画の編集がサクサク進む
- 新しいmacOS Mojaveもパワーアップ
- MacBook用のシールを貼れば、自分好みの見た目に
- MacBook Pro 15インチの価格は高い。でもそれだけの価値があると思う
今回のMacbook Proはバタフライキーボードを搭載
バタフライキーボードは、通常のものと比べて高さが低く、平べったい形をしています。
この薄型キーボードのおかげでMacBook Pro本体の幅をより薄くできたそうです。
こちらの動画の前半で、バタフライキーボードに触れています。
打ち心地が良い
今までのMacBookならカタカタッという音がしていましたが、今回新しくなったバタフライキーボードを実際に触ってみた感触は、ポチッポチッ…。っという感じ。
好みもあると思いますが、個人的にはこの打つ時のポチポチする感じが感触が気持ちいいです。
キーボードの静音化
今までのキーボードは本体からキーが飛び出るような構造になっていて、指を置くだけでもカチャカチャ音がなっていました。
バタフライキーボードではそれがなくなり、キーボードを打つ音が静かになりました。
壊れやすいとの噂も…?
こちらはマイナスポイント。
買い換えたあとから知ったのですが、バタフライキーボードは小さなゴミやほこりに弱く、すぐに壊れてしまうとの噂を聞きました。
キーボードが薄いせいで、汚れがキーの間に挟まると取れないようです。
そんな噂を聞くと少し怖いですね。でも、MacBook Proの2018年版は第三世代目のバタフライキーボードで、改良が重ねられています。
「今回のキーボードは、大丈夫だろう」という専門家の意見もありました。
Touch Bar付きのMacBook Proは相変わらずかっこいい。
Touch Barは未来的でカッコイイですよね。
僕は今までTouch Barが付く前のモデルを使っていたので、今回が初Touch Barです。
スタイリッシュでかっこいい!!最初のうちは、どんな事ができるんだろうと胸をワクワクさせて色々いじってました。
でも正直なところ、あまり使わないです。
「でも、あんまり使わねえな…。」
これが実際の感想です。
キーボードから手を離して操作するのはちょっとめんどくさい
Touch Barを操作するには、標準のポジションから手を大きく動かす必要があります。
これが以外とめんどくさいです。
そしてTouch Barは、ディスプレイから目を離し、キーボードの方を見ながら操作する必要があります。
これならキーボードにショートカットを割り当てる方がイイなと思ってしまいました。
大して便利では無い
Touch Barをあまり使わない最大の理由はこれです。
Touch Barはあんまり活用方法が無い。
便利だなと思うのは、動画の再生位置をスライドで変えられる機能ぐらいです。
ショートカットをカスタマイズをすれば有効活用できるかも!
ただし、機能が複雑なアプリではショートカットをカスタマイズすることで、便利になるかもしれません。
例えば、絵文字のショートカットを追加しておけば、タッチで絵文字を選んで文章中に挿入できます。
Touch Barをカスタマイズする方法
- STEP.1表示→Touch Barをカスタマイズ
- STEP.2カスタマイズウインドウが表示されます
- STEP.3設定完了!使いたい機能をTouch Barの方向へスクロールして設定が完了です。
Touch ID付きのMacbook Proが便利すぎて戻れない
Touch IDを使うと指紋認証で、本人確認ができたり、パスワードなしでログインができます。
Touch IDはTouch Barの右端に搭載されています。
Touch IDでスリープ解除ができる
一番嬉しいのは、Touch IDでスリープ解除ができること。
今までのMacBookだと、作業を再開するときに毎回パスワードを入力していたんですよね。
この入力の儀式は、自分の中で当たり前だったので、今まで何も感じていませんでした。
でも、いざTouch IDでスリープ解除できるようになると、最高。
「ワンタッチで作業に戻れる」これがとても気持ちがいいです。
iTunesやApp Storeでの買い物、Apple Payを使った決済時にも使えます
ログインやスリープ解除以外にも、iTunesやApp Storeで音楽やアプリをダウンロードするときや、Apple Payを使って買い物をする時にもTouch IDを使った認証が可能です。
ログインIDとパスワードを入力するよりも、安全で高速なのはもちろん、絶対に忘れることが無いので便利ですね!
Mac Book Pro 2018のトラックパッドは大きすぎる
これをプラスと捉えるか、マイナスと捉えるか。
「操作がしやすくなった」との声もありますが、個人的には前のトラックパッドの大きさが好きでした。
今回のMacはトラックパッドが大きすぎて、誤クリックすることがあります。
勝手にクリックされる
13インチを使っていた時は、手の置き位置をあまり意識せずとも、快適に操作ができました。
でも、今回のMacBook Pro 2018 15インチはトラックパッドが広すぎて、親指の付け根あたりでミスクリックしてしまうこともあります。
対策方法① 手を八の字に置いてタイピング
間違えてクリックしてしまう問題を防ぐには、手の置き方を工夫する必要があります。
簡単に言うと八の字に手を置けば、かなり誤クリックを減らせます。
でも、慣れていないと手が痛くなるかも…。関節に負担がありそうな気もします。
対策方法②クリックの感度を下げる。
2つ目の対策方法はトラックパッドの感圧感度を下げることです。
13インチでは一番軽く設定していたのですが、今回のモデルでは一番重い設定をした方がいいかもしれません。
- STEP.1システム環境設定を開く
- STEP.2トラックパッドの設定を開く
- STEP.3クリックを強いに変更
- STEP.4これで完了!これで、トラックパッドを強く押さないとクリックできなくなりました。
ただし、今までは軽く押し込めばクリックできたのが、力を入れないとクリックできないのはちょっと不満ですね。
今回のMacBook Proはスピーカーの迫力がすごい
スピーカーにも改善が加えられています!
前までのMacBook Proよりも音のバランスがよくなり、自然な音になりました。
低音がしっかり出るようになった
前まで使っていたMacBook Proの2015年版では、低音がペラッペラで中音高音がシャリシャリ鳴っているイメージでした。
今回のMacBook Pro 2018は低音がしっかり出てます。
バンドマンや作曲家は外部スピーカー無しでトラックを編集できるように
GarageBandやLogic Xなど高機能で使いやすい音楽編集ソフトを使えるMac。
今までのスピーカーは音のバランスが悪く、MacBook Proで音楽編集するなら外部のスピーカー、もしくはヘッドホンを使っていた方が多いと思いますが、MacBook Pro 2018年版なら本体内蔵のスピーカーでも十分なのでは、と思いました。
ディスプレイも進化したMacBook Pro!
前モデルは13インチを使っていたので、15インチになって画面の広さに驚きました。
処理が早くなっただけでなく、画面もかなり見やすくなったので、作業効率がだいぶ上がったと思います。
True Toneディスプレイで、さらに見やすく
True Toneとは、周りの明るさに合わせて、ディスプレイの明るさや色味を自動的に変更してくれる機能です。
簡単に言うと、部屋が暗くなれば画面も暗くなり、部屋が明るくなれば画面も明るくなります。
明るさが最適だと疲れにくい
True Toneディスプレイのおかげで目に優しい明るさで作業ができます。
実際、True Tone機能をONにしてから疲れにくくなった気がします。
集中力もUP
また、ディスプレイの明るさを気にすることが無くなったので、手動で明るさの変更をすることが全くなくなりました!
本当にちょっとしたことなんですが、快適です。作業にさらに集中できそうです。
Night Shiftを使ってブルーライトをカットしよう
MacBook ProにはNight Shiftという機能があります。
これをONにすると、夜になると画面の青みが減り、ブルーライトがカットされるようになります。
パソコンの画面から出るブルーライトには覚醒効果があります。
ぐっすり寝付く為には、就寝する数時間前からブルーライトを避けた方が良いです。
Night ShiftをONにする方法
- STEP.1システム環境設定を開く
- STEP.2ディスプレイを開く
- STEP.3Night Shiftタブを選択
- STEP.4スケジュールを選択
- STEP.5設定完了!スケジュールで「カスタム」または、「日の入から日の出まで」を選択すれば、設定が完了です。
カスタムを選んだ場合は、Night ShfitをONにする時間を自分で決められます。
健康まで気遣ってくれるAppleは最高ですね☺️
Mac Book Pro 15インチ 2018はThunderbolt 3(USB-Cポート)のみに
まさかのまさか、MacBook Proから普通のUSB(TYPE-A)が消えました。(笑)
代わりにUSB-Cポートが4つが付きました。残りはイヤホンの穴しかありません。
左側にThunderbolt 3ポートが二つ
右側にはThunderbolt 3ポートがふたつとイヤホンジャック。
なんだか、次のMacBook Proではイヤホンジャックも無くなりそうですよね。
普通のUSBは(変換器無しでは)使えない
USB Type-Aポートが消えたと言うことは、今まで使っていた普通のUSBデバイスは使えなくなります。
ただし、USB-A to USB-Cの変換器を使えばUSB-AデバイスもMacBook Pro 2018で使えるようになります。
これが変換器です。上側がType-Cの形状になっていて、Mac本体と接続できます。
下側にUSB-Aのデバイスを接続できます。
実際に指して見るとこんな感じ。
ちょっとMacから飛び出てる感じがダサい気もしますが、仕方ありません。
これで古いプリンターとの接続も問題ないですね。
この変換器はMacBook Proを使うなら必需品なので、絶対に買っておきましょう。
カメラを使うならSDカードリーダーを買っておくとGood
そして、地味に辛いのがSDカードリーダーが無くなったこと。
こちらも外部のSDカードリーダーを使うことでなんとかなります。
こちらがMacBook ProでSDカードの中身を転送できるSDカードリーダー。
端子がType-Cになっているので、MacBook ProでもSDカードを使えます!
一眼レフで写真を撮ることが多いので、個人的には必須のアクセサリーでした!
Thunderbolt 3は4つもいらないから、一個くらい普通のUSB残しておいてよ!と思いますよね。
新しいMacBook Pro、USB-Cポート4つもいらないからUSB-AとSDカードは残して欲しかった😩 pic.twitter.com/9M023NrRxM
— 宇田龍矢 (@u_dapon) 2019年2月3日
新型MacBook Pro めっちゃ不便じゃん…。と感じるかもしれませんが、実はメリットもあります。
Thunderbolt 3のメリット① 転送速度が高速
Thunderbolt 3は高速でデータを通信できます。
Thunderboltのデータ転送速度は10Gbpsで、USB2.0の最大20倍の速度です。
Thunderbolt 3なら、20倍早くデータを転送できます。これは凄いですね。
Thunderbolt 3のメリット② 外部ディスプレイにビデオ出力できる
Thunderbolt 3ケーブルを使えば外部のディスプレイと接続が可能です。
例えば、Thunderbolt 3に対応したディスプレイを持っていレバ、そのディスプレイにMacBook Proの画面を映し出し、MacBook Proのキーボードで操作することができます。
Thunderbolt 3の凄いところは、データを通信とディスプレイ接続の両方ができるところ。
Thunderbolt 3とUSB-Cの違いは??
簡単に言うと、USB-Cは「コネクタの形状の名称」で、Thunderbolt 3は「USB-Cの形状を持ったスゴイ奴」と考えて下さい。
詳しくはこちらで詳しく書かれていますので気になる方は調べてみて下さい。
完全解説!『USB Type-C』と『Thunderbolt 3』の違いとは?
Thunderbolt 3ケーブルは、通常のUSB-Cポートに刺しても基本的には使えません。
”Thunderbolt 3を使うには、Thunderbolt 3に対応したUSB-Cポートを使う必要がある”ということですね。
CPUが6コアになったMacbook Pro 15インチ 2018
肝心な処理速度もかなり良くなりました。
今までのMacBook Proは性能があまり向上して無い割に値段が高かったのですが、今回のMacBook Proは別物です!
CPUは6コアに
Macbook Pro 15インチ 2018のCPUは初の6コアです。
今までは4コアが最大でしたが、今回は6コア。つまり、純粋に考えると1.5倍の性能UP。(実際はそう単純にはいきませんが😅)
第8世代のプロセッサを搭載
前回の第7世代からさらに進化した第8世代プロセッサ。
新しいMacBook Proにはそれが6個搭載されているのですから、前のMacBook Proから性能が大きく向上しました!
実際に、Logic Pro Xでは70%、Photoshop CCでは40%、Premiere Pro CCでは35%性能が向上しました。*1
*1:第7世代クアッドコアのMacBook Proと比較した場合
参考:https://www.apple.com/jp/macbook-pro/
2018年のMacbook Proの15インチなら4K動画の編集がサクサク進む
購入前に、Appleの実店舗でしっかり試したのが4K動画の再生と編集です。
店舗で触れるディスプレイ機でテストし、サクサク編集ができることを確認できたのが購入の最大の決め手でした。
4K映像の再生でカクつくこと無し!
本体ストレージに保存されている4K映像なら再生中にカタつくことは全くありません。
前まで使っていたモデルだと、2,3秒ごとにカクついていたので、純粋に嬉しいです。
編集もサクサクできます
事前に店舗でテストしていましたが、やっぱり編集が快適にできると最高です。
GoPro HERO7の動画をパソコンに取り込んで編集しても、ほとんどカクつくことは無いです!
稼働音は少し気になる
カクつくことはありませんが、ファンが回ってしまうのか「ウィーーーン」という音は鳴ってしまいます。
最新のMacBook Proでも4K動画の編集は手強いみたいです。フルパワーで頑張ってる雰囲気があります。
発熱は結構する
4K動画を編集してると、本体の裏側がものすごく熱くなってきます。
操作自体は快適なのですが、真夏にMacBookを膝に乗せて4K動画を編集すると暑すぎて身体が辛いかもしれません。(笑)
新しいmacOS Mojaveもパワーアップ
MacBook Pro 2018は、新しいmacOSの「Mojave」がインストールされています。
High Sierraからの特徴的な変更点を紹介します。
スタックでファイル管理がよりスマートに
デスクトップ上の画像がまとめて表示されるようになりました。
Mojaveでは、デスクトップに保存した画像やテキストファイル、音声ファイルなどを自動的にまとめて表示してくれます。
▲写真がイメージの中にまとまっている。(スタック機能)
▼イメージをクリックすると
▲束になっていたファイルが表示される。
デスクトップが散らかりがちな方には嬉しい機能ですね!
また、イメージの上にカーソルを合わせて、トラックパッドで左右にスクロールすると、スタックを広げずにファイルを選ぶことができます。
選んだファイルは通常通り、開くことができます。便利ですね!
MacBook用のシールを貼れば、自分好みの見た目に
自分はシール付けない派でしたが、この木のタイプはシンプルでかっこいいので割とおすすめ。
MacBook Pro 15インチの価格は高い。でもそれだけの価値があると思う
Apple製品はどれも本当に値段が高いです。
でも、今回のMacBook Pro 2018 15インチモデルはそれだけの価値があると思います。
2015年版のMacBook Pro 13インチから2018年版のMacBook Pro 15インチに乗り換えた!最高!!!💻 pic.twitter.com/2gFPiSP3xg
— 宇田龍矢 (@u_dapon) 2019年2月1日
本当に最高なので、とりあえず店頭で触ってみてください。
さらに、MacBook Pro 2019 15インチとの比較は、隠れた改良のおかげで作業効率はMAX!!MacBook Pro 2019 15インチの真実。で行なっていますので、気になる方はご覧ください。
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