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コンデジはミラーレス一眼よりコンパクトでありながら、スマホよりもきれいに夜景を撮影できます。その中でも夜景に強いコンデジを選びたいなら、センサーサイズ・夜景モード・手ブレ補正に注目しましょう。
夜景に強いコンデジとして人気のモデルは、ソニーの「RX100VII」、キヤノンの「G7 X Mark III」、リコーの「GR III」などがあります。とはいえ、口コミやスペックの違いを知った上で自分に合ったモデルを選びたいですよね。
そこで本記事では、夜景に強いコンデジをランキングでご紹介。夜景に強いコンデジの特徴やメーカーごとのコンデジの比較についても解説します。
目次
夜景に強いコンデジとは

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夜景に強いコンデジは、センサーが大きくF値が小さいレンズを搭載しているのが特徴です。暗い環境でもたくさんの光を取り込めるため、ノイズを抑えて明るく鮮明な夜景写真を撮影できます。
また、手ブレ補正機能や夜景モードの搭載もポイントです。暗所ではシャッタースピードが遅くなりブレやすいため、手ブレを防ぐ機能が重要です。また、夜景モードが搭載されていれば、初心者でも自動で最適な設定になり、綺麗な夜景が簡単に撮れます。
編集部
【ソニーvsキヤノンvsリコー】夜景に強いコンデジ比較
ソニーの「RX100VII」、キヤノンの「G7 X Mark III」、リコーの「GR III」は夜景に強いコンデジの中でも特に人気のあるモデルです。ここでは3機種について比較して、それぞれ口コミもご紹介します。
ソニーRX100VII
センサーサイズ | 1.0型 |
F値 | F2.8~4.5 |
夜景モード |
|
手ブレ補正機能 | 光学式 |
- 手持ち夜景モードできれいな夜景写真を簡単に撮影できる
- 夜景の解像感・街路灯の光芒表現などが優秀
- 写真が暗め
ソニーRX100VIIはリコーGR IIIより夜景モードが充実しています。また、同数の夜景モードがあるキヤノンG7 X Mark IIIより1万円以上価格が安いです。
ソニーRX100VIIは「手持ち夜景モード」が特に優秀で、複数枚の写真を自動合成してブレ・ノイズを低減してくれます。手ブレ補正の性能も高く、手持ちで夜景写真を撮影する機会が多い方にぴったりです。
ただ、「レンズが暗め」との口コミがいくつかありました。暗めとはいえはっきりした星空や夜景を撮影できるので、記録が目的の方や色補正の編集を楽しめる方は十分満足できる写真を撮れますよ。
キヤノンG7 X Mark III
センサーサイズ | 1.0型 |
F値 | F1.8~2.8 |
夜景モード |
|
手ブレ補正機能 | 光学式 |
- 明るいレンズで夕方〜夜間の暗さに強い
- 夜景撮影のモードが充実していて使いやすい
- 手ブレ補正が甘くて夜景の手持ちではシャッタースピードに注意が必要
キヤノンG7 X Mark IIIはF値1.8のレンズを搭載していて、他の2機種よりとても明るい写真を撮れるのが特徴。室内撮影や夜景撮影でも鮮明で、万能に使える高級コンデジと評価している方もいます。
また、複数の画像を合成して手ブレを抑える手持ち夜景モードや、夜景を背景にして人物を撮影する夜景ポートレートモードなど、モードが充実しているのも魅力。カメラ初心者でも使いやすいですよ。
ただ、「手ブレ補正機能が弱め」との口コミが多数ありました。手持ち撮影よりも三脚を使った撮影がメインの方におすすめです。
リコーGR III
センサーサイズ | APS-C |
F値 | F2.8 |
夜景モード | – |
手ブレ補正機能 | センサーシフト方式 |
- 夜景モードがなくF値も固定と癖があるが、使いこなせば夜景もきれいに撮影できる
- 暗所でも手ブレ補正がしっかり働く
- 玉ボケの演出がきれいに決まる
リコーGR IIIはセンサーサイズがAPS-Cで、3機種の中で最大なのが特徴。光をたくさん取り込めてノイズにも強く、暗所でも明るいきれいな写真を撮影できます。
また、光がボケて写る「玉ボケ」がきれいな丸形なると口コミでも高評価。玉ボケを活かした夜景写真は幻想的で1番見せたい被写体を強調できるため、印象に残りやすい美しい玉ボケ写真を撮りたい方にぴったりです。
ただ、リコーGR IIIは夜景モードがなく、ズーム非対応でF値も固定なので撮影の自由度が低め。自分で設定したり使い方を工夫したりする必要があり、どちらかというと玄人向けのモデルです。
夜景に強いコンデジおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | センサーサイズ | 常用ISO感度 | F値 | 手ブレ補正機能 | 夜景モード | サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | SONY(ソニー) Cyber-shot RX100VII | ¥180,635 Amazon楽天市場Yahoo! | 1.0型 | 100~12,800 | F2.8~4.5 | 光学式 | 夜景・手持ち夜景・夜景ポートレート・打ち上げ花火 | 幅101.6×高さ58.1×奥行き42.8mm | 302g |
![]() | SONY(ソニー) VLOGCAM ZV-1II | ¥108,391 Amazon楽天市場Yahoo! | 1.0型 | 100~12,800 | F1.8~4.0 | 電子式(動画のみ) | 夕景・夜景・夜景ポートレート | 幅105.5×高さ60×奥行き46.7mm | 292g |
![]() | RICOH(リコー) GR III | ¥184,800 Amazon楽天市場Yahoo! | APS-C | 100~102,400 | F2.8 | センサーシフト方式 | - | 幅109.4×高さ61.9×奥行き33.2mm | 257g |
![]() | Canon(キヤノン) PowerShot G7 X Mark III | ¥203,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 1.0型 | 125~12,800 | F1.8~2.8 | 光学式 | 星空夜景・打ち上げ花火・手持ち夜景・夜景ポートレート | 幅105×高さ60.9×奥行き41.4mm | 304g |
![]() | Canon(キヤノン) PowerShot V10 | ¥54,500 Amazon楽天市場Yahoo! | 1.0型 | 125~12,800 | F2.8~8.0 | 電子式(動画のみ) | オート | 幅63.4×高さ90×奥行き34.3mm | 211g |
![]() | Panasonic(パナソニック) LUMIX DC-TZ95 | ¥103,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 1/2.3型 | 80~3,200 | F3.3~6.4 | 光学式 | シーンガイド | 幅112×高さ68.8×奥行き41.6 mm | 328g |
![]() | SONY(ソニー) Cyber-shot RX10IV | ¥219,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 1.0型 | 100〜12,800 | F2.4~4.0 | 光学式 | 夕景・夜景・手持ち夜景・夜景ポートレート | 幅132.5×高さ94×奥行き145mm | 1,095g |
![]() | Nikon(ニコン) COOLPIX P950 | ¥94,320 Amazon楽天市場Yahoo! | 1/2.3型 | 100~6,400 | F2.8~6.5 | 光学式 | 夜景ポートレート・トワイライト・夜景など | 幅140.2×高さ109.6×奥行き149.8mm | 1,005g |
![]() | Canon(キヤノン) PowerShot SX740 HS | ¥92,900 Amazon楽天市場Yahoo! | 1/2.3型 | 100~3,200 | F3.3~6.9 | 光学式 | 手持ち夜景・打上げ花火 | 幅110.1×高さ63.8×奥行き39.9mm | 299g |
![]() | SONY(ソニー) Cyber-shot RX0 II | ¥146,248 Amazon楽天市場Yahoo! | 1.0型 | 125~12,800 | F4.0 | 電子式(動画のみ) | 夜景・夕景(クリエイティブスタイル) | 幅59×高さ40.5×奥行き35mm | 132g |
![]() | OM SYSTEM(オリンパス) Tough TG-7 | ¥63,700 Amazon楽天市場Yahoo! | 1/2.33型 | 100~12,800 | F2.0~4.9 | センサーシフト式 | 夜景・夜景&人物・手持ち夜景・打ち上げ花火 | 幅113.9×高さ65.8×奥行き32.7mm | 249g |
![]() | Leica(ライカ) D-LUX 7 | ¥366,209 Amazon楽天市場Yahoo! | 4/3型 | 200~25,000 | F1.7~2.8 | 光学式 | 夜景・夜景&人物・手持ち夜景・夕焼け | 幅118×高さ66×奥行き64mm | 403g |
![]() | FUJIFILM(富士フイルム) X100V | ¥296,567 Amazon楽天市場Yahoo! | APS-C | 160~12,800 | F2.0 | - | - | 幅128×高さ74.8×奥行き53.3mm | 478g |
![]() | Nikon(ニコン) COOLPIX P1000 | ¥182,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 1/2.3型 | 100~6,400 | F2.8~8.0 | 光学式 | 夜景ポートレート・夜景・トワイライトなど | 幅146.3×高さ118.8×奥行き181.3mm | 1,415g |
![]() | FUJIFILM(富士フイルム) X100VI | ¥285,000 Amazon楽天市場Yahoo! | APS-C | 125~12,800 | F2.0 | センサーシフト方式 | - | 幅128×高さ74.8×奥行き55.3mm | 521g |
夜景に強いコンデジおすすめ人気ランキング15選
優秀な手ブレ補正で手持ち撮影でもきれいな高級コンデジ
高性能な光学式手ブレ補正を搭載した高級コンデジ。優秀な手持ち夜景モードで三脚がなくても手ブレを抑えられるので、撮影に慣れていない方でも気軽に持ち歩いて夜景撮影を楽しめます。
高速オートフォーカスでどんな被写体にもピントを合わせてくれるのも魅力。乗り物・動物・スポーツ選手の速い動きもしっかりとらえて、日の出の瞬間のようなシャッターチャンスも逃さず記録できますよ。
ホワイトバランスをコントロールホイールで変更可能。構図を決めてカメラを構えた後からでもホワイトバランスを細かく調整できます。
センサーサイズ | 1.0型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100~12,800 |
F値 | F2.8~4.5 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 夜景・手持ち夜景・夜景ポートレート・打ち上げ花火 |
サイズ | 幅101.6×高さ58.1×奥行き42.8mm |
重量 | 302g |
F1.8の明るいレンズを搭載、動画撮影にも使える万能コンデジ
広角撮影時F1.8の明るいレンズを搭載しているコンデジ。夜景や室内のような光量の少ない環境でもきれいな写真を撮影できます。
夜景モードも搭載されていて初心者でも扱いやすく、カメラデビューにぴったり。夜景を背景に人を撮影するときに役立つ夜景ポートレートモードを使いたい場合は、別売りのフラッシュが必要です。
もともとVlog向けのカメラで動画撮影の機能が充実しているのも魅力。夜景だけでなく幅広い撮影に活用できる便利な機種です。手振れ補正機能は動画撮影時のみなので、三脚を使って撮影しましょう。
センサーサイズ | 1.0型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100~12,800 |
F値 | F1.8~4.0 |
手ブレ補正機能 | 電子式(動画のみ) |
夜景モード | 夕景・夜景・夜景ポートレート |
サイズ | 幅105.5×高さ60×奥行き46.7mm |
重量 | 292g |
大型のセンサー搭載で一眼レフ並みの感度で撮影できる
APS-Cサイズの大型センサーを搭載した高級コンデジ。常用ISOも100~102,400ととても高く、一眼レフ並みの高感度設定ができます。F値はF2.8と固定で調整できませんが、感度やホワイトバランスなどを設定するととてもきれいな夜景を撮れますよ。
独自機構のSRによる手ブレ補正もとても優秀。手持ち撮影時もブレのないきれいな写真を撮影できます。また、星・蛍などの光の軌跡を撮影できるインターバル合成機能も搭載しているので、幻想的・独創的な写真を楽しみたい方にもぴったりのカメラです。
センサーサイズ | APS-C |
---|---|
常用ISO感度 | 100~102,400 |
F値 | F2.8 |
手ブレ補正機能 | センサーシフト方式 |
夜景モード | - |
サイズ | 幅109.4×高さ61.9×奥行き33.2mm |
重量 | 257g |
F1.8の明るいレンズと拡張ISO25,600で夜景に強い
夜景撮影向けの機能が充実している高級コンデジ。F1.8の明るいレンズが搭載されていて、常用ISO感度が125~12,800、拡張ISOで25,600まで対応できます。
高感度設定にするとノイズが気になりますが、本機種は高性能エンジン「DIGIC 8」と新センサーでノイズ処理能力が高いのも特徴。ざらつきがなく鮮明な夜景写真を撮影できますよ。
「機能が多くて使いこなすのが大変」との口コミもありますが、夜景モードが豊富でカメラ初心者でも簡単にきれいな夜景を撮れるのはメリットです。
センサーサイズ | 1.0型 |
---|---|
常用ISO感度 | 125~12,800 |
F値 | F1.8~2.8 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 星空夜景・打ち上げ花火・手持ち夜景・夜景ポートレート |
サイズ | 幅105×高さ60.9×奥行き41.4mm |
重量 | 304g |
軽量&安いのに本格的な性能でマルチに使える小型カメラ
手のひらに収まる小型のVlogカメラ。211gと軽量で持ち運びやすい機種ですが、1.0型センサーを搭載しています。
自動で撮影シーンを解析して、夜景・夕景などに適切な設定をしてくれるのが魅力。ノイズを抑えたクリアな写真・動画を簡単に撮影できます。夜の街中で撮影する機会が多い方にぴったりです。
手ブレ補正は動画用の電子式しか搭載されていませんが、スタンド内蔵で置けるため、三脚がなくても手ブレのないきれいな写真を撮影可能。旅行やお出かけなど荷物を減らしたいシーンで使いやすいですよ。
センサーサイズ | 1.0型 |
---|---|
常用ISO感度 | 125~12,800 |
F値 | F2.8~8.0 |
手ブレ補正機能 | 電子式(動画のみ) |
夜景モード | オート |
サイズ | 幅63.4×高さ90×奥行き34.3mm |
重量 | 211g |
簡単にイメージ通りの夜景写真を撮れるモードが魅力のデジカメ
撮影モードが充実している初心者向けのデジカメ。作例写真を見ながらシーンを設定すれば、露出・色調・ピントなどを自動で設定してくれます。
「夜景をきれいに撮る」「夜景を暖かく撮る」「夜景をアーティスティックに撮る」「イルミネーションをキラキラ撮る」「夜景を手持ちで撮る」など、自分のイメージに合った設定を簡単に呼び出せます。
「夜景をバックに人物をきれいに撮る」を使えば、ポートレート写真のような人を強調する写真も撮影可能。「夜空をクールに撮る」で夜景だけでなく星空もきれいに記録できますよ。
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
常用ISO感度 | 80~3,200 |
F値 | F3.3~6.4 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | シーンガイド |
サイズ | 幅112×高さ68.8×奥行き41.6 mm |
重量 | 328g |
25倍ズーム・高速AF・4K動画など機能が豊富な高級カメラ
25倍の光学ズームに対応しているコンデジ。遠くからでも被写体をピンポイントできれいに撮影できるため、構図の幅が広がります。月や生き物も鮮明に撮れて、一眼レフに見劣りしていない性能ですよ。
大型で重いですが、その分機能が充実。高速AFで被写体に一瞬でピントを合わせたり、高解像度な4K動画を撮影できたりします。
機能が充実している分メニューが見にくい点は要注意。大量の機能の中から使用する機能を毎回選ぶのは大変なので、マイメニューに使用頻度の高い機能を登録してカスタマイズしましょう。
センサーサイズ | 1.0型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100〜12,800 |
F値 | F2.4~4.0 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 夕景・夜景・手持ち夜景・夜景ポートレート |
サイズ | 幅132.5×高さ94×奥行き145mm |
重量 | 1,095g |
関連記事:【ズーム最強】高倍率コンデジおすすめ11選!ソニーとCanonの人気機種を比較
月の表面もはっきり撮影できる超望遠撮影対応のコンデジ
83倍の光学ズームに対応している超望遠のコンデジ。クレーターがはっきりわかるほど月をアップで撮影でき、肉眼では見えない世界を楽しめます。月モードや野鳥モードが搭載されているので、天体撮影や野鳥撮影が目的の方にぴったりです。
望遠撮影では手ブレによる影響が大きいため、本機種は手ブレ補正機能が強力。手持ち撮影でもブレのないきれいな写真を撮れますよ。ISO感度が低めでセンサーも大きくないのでノイズが乗りやすく設定にこだわる必要がありますが、望遠を重視している方にはおすすめのカメラです。
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100~6,400 |
F値 | F2.8~6.5 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 夜景ポートレート・トワイライト・夜景など |
サイズ | 幅140.2×高さ109.6×奥行き149.8mm |
重量 | 1,005g |
高感度撮影でもノイズを抑える「HS SYSTEM」搭載
夜景・夕景をくっきり写せる「HS SYSTEM」を搭載しているコンデジ。感度を上げてもノイズを抑えてくれるため、暗い場所でもクリアな写真を撮影できます。
チルト液晶で画面を上に180°動かせるので、ローアングルでの撮影も可能。夜景をいつもとは違った目線で切り取りたいときに役立ちます。ペットとイルミネーションを一緒に撮影でき、自撮りもしやすいですよ。
コンパクトながら40倍の光学ズームに対応していて、口コミでもズーム機能が好評。手ブレ補正機能も高く、ズームで夜景撮影をしたい方におすすめです。
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100~3,200 |
F値 | F3.3~6.9 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 手持ち夜景・打上げ花火 |
サイズ | 幅110.1×高さ63.8×奥行き39.9mm |
重量 | 299g |
夜景タイムラプス撮影に対応、動画で夜景をきれいに撮れる
動画撮影が得意で、4K動画での夜景タイムラプス撮影に対応しているコンデジ。写真だけでなく動画でもきれいな夜景を記録したい方におすすめです。モバイルバッテリーで給電できるので、屋外での長時間撮影にも使用できます。
クリエイティブスタイル機能で夜景・夕景のモードを選択可能。クリエイティブスタイルは画像の仕上がりを調整できる機能です。コントラスト・彩度・シャープネス・露出などを好みに合わせて調整でき、自由度の高い設定ができます。小型・軽量で気軽に持ち運べるので、毎日撮影を楽しめますよ。
センサーサイズ | 1.0型 |
---|---|
常用ISO感度 | 125~12,800 |
F値 | F4.0 |
手ブレ補正機能 | 電子式(動画のみ) |
夜景モード | 夜景・夕景(クリエイティブスタイル) |
サイズ | 幅59×高さ40.5×奥行き35mm |
重量 | 132g |
防水・防塵・耐衝撃・耐荷重・耐低温性能の高いタフなカメラ
価格は6万円台と安いのに、水深15mまでの防水性能や2.1mからの落下に耐える耐衝撃性能など、耐久性がとても高いカメラ。雨天の夜景や山のような過酷な環境の夜景を撮影したい方でも安心して使用できます。耐低温性能も優れていて-10℃でも使えるため、冬の撮影が多い方にもおすすめです。
センサーサイズは1/2.33型と小さめですが、F2.0の明るめのレンズを搭載。また、夜景モードも夜景&人物・手持ち夜景・打ち上げ花火など充実しているので、夜景撮影でもきれいな写真を撮れますよ。アウトドアアクティビティに最適な機種です。
センサーサイズ | 1/2.33型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100~12,800 |
F値 | F2.0~4.9 |
手ブレ補正機能 | センサーシフト式 |
夜景モード | 夜景・夜景&人物・手持ち夜景・打ち上げ花火 |
サイズ | 幅113.9×高さ65.8×奥行き32.7mm |
重量 | 249g |
F1.7のレンズを搭載、一眼レフ並みの美麗な写真を撮れる
4/3型の大きなセンサーとF1.7の明るいレンズを搭載したコンデジ。夜景でも一眼レフ並みの明るくきれいな写真を撮影でき、「誰が何を撮影しても立派な作品になる」と評価されています。
スナップショットモードで夜景関連のモードを複数搭載。カメラが自動で撮影状況・被写体に合ったモードを選んでくれるので初心者でも安心です。
絞り・シャッタースピードなどを細かく調整できるダイヤルがたくさん搭載されているのも魅力。カメラの扱いに慣れている方や、これからカメラを学んで技術を身に着けたい方にもぴったりです。
センサーサイズ | 4/3型 |
---|---|
常用ISO感度 | 200~25,000 |
F値 | F1.7~2.8 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 夜景・夜景&人物・手持ち夜景・夕焼け |
サイズ | 幅118×高さ66×奥行き64mm |
重量 | 403g |
APS-Cの大型センサーと暗闇でも機能するAF搭載のコンデジ
性能が高いAPS-Cサイズの大型センサーを搭載し、暗所でもオートフォーカスが機能するコンデジ。夜景向けのモードはないので自分で細かく設定する必要がありますが、優秀なAFで日没後の暗い環境でも被写体に素早くしっかりピントを合わせてくれます。
使い心地がいいダイヤルを搭載していて操作性が抜群。シャッタースピードダイヤルや露出補正ダイヤルはアルミ切削加工で作られていて心地よく回せるので、使っていて楽しくなるカメラです。設定をいじってみたい方や、カメラの扱いに慣れた中・上級者におすすめです。
センサーサイズ | APS-C |
---|---|
常用ISO感度 | 160~12,800 |
F値 | F2.0 |
手ブレ補正機能 | - |
夜景モード | - |
サイズ | 幅128×高さ74.8×奥行き53.3mm |
重量 | 478g |
125倍ズーム対応で月や惑星も撮影できる超望遠カメラ
光学125倍のズームに対応している高級コンデジ。夜間に飛ぶ飛行機までしっかり捉えられ、夜景に映る遠くの被写体をアップで撮れます。月モードを選べば月の撮影に合った設定を簡単に呼び出せますよ。土星や木星なども模様・形がわかるほどアップで撮影できるため、天体撮影を楽しみたい方にぴったりです。
RAW撮影対応で本格的な編集ができるのも魅力。加工にこだわってプロのような作品を作れます。強力な5.0段手ブレ補正が搭載されていますが、本体が大きくて重いので三脚を使って撮影するのがおすすめです。
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
常用ISO感度 | 100~6,400 |
F値 | F2.8~8.0 |
手ブレ補正機能 | 光学式 |
夜景モード | 夜景ポートレート・夜景・トワイライトなど |
サイズ | 幅146.3×高さ118.8×奥行き181.3mm |
重量 | 1,415g |
コンパクトで高性能、簡単に印象的な写真を撮れるコンデジ
コンパクトな本体にAPS-Cサイズのセンサーを搭載し、最大6.0段の手ブレ補正にも対応する高性能なコンデジ。夜景モードは非搭載ですが、設定を自分で調整できるようになれば何でも撮影できるほどの性能があります。手ブレ補正も強力なので、手持ちでも気軽に夜景撮影を楽しめます。
全20種類のフィルムシミュレーション機能に対応。イメージに合った発色・コントラストに変化させられるため、画像編集をしなくても手軽に印象的な作品に仕上げられます。日常生活の何気ないワンシーンもドラマチックに記録できますよ。
センサーサイズ | APS-C |
---|---|
常用ISO感度 | 125~12,800 |
F値 | F2.0 |
手ブレ補正機能 | センサーシフト方式 |
夜景モード | - |
サイズ | 幅128×高さ74.8×奥行き55.3mm |
重量 | 521g |
夜景に強いコンデジの選び方
夜景に強いコンデジを選ぶときは、センサーサイズ・常用ISO感度・F値・手ブレ補正機能・夜景モードなどをチェックしましょう。
センサーサイズは1.0型以上がおすすめ

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夜景撮影では光が少ない環境で撮影するため、光をたっぷり取り込めるかが重要です。センサーサイズが大きいほど光を取り込める量が増えて、ノイズを抑えられます。
コンデジは1/2.3型や1/1.7型のセンサーを搭載している製品が多いですが、夜景撮影には1.0型より大きいセンサーを搭載したモデルがおすすめです。コンデジの中には、1.0型より大きなAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているモデルもありますよ。
常用ISO感度12,800以上のモデルがおすすめ

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ISO感度とは、取り込んだ光を電気信号に増幅する指標のこと。ISOが高いほど暗い場所でも明るい写真を撮影できるようになります。
中でも、常用ISOは高品質な画質をキープできる範囲内のISO感度の目安なので、明るさ・画質の両方にこだわるなら常用ISO感度の数値をチェックしましょう。夜景撮影の場合は常用ISO感度12,800以上のモデルがおすすめです。
関連記事:暗所でもブレ知らず!高感度カメラおすすめ10選!5万円台で安いモデルも
F値2.8以下がおすすめ

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F値とは絞り値ともいわれ、レンズに入る光の量を表す数値です。F値が小さいほどレンズを開放して光をたくさんセンサーに取り込めます。
数万円程度の安価なコンデジは、F3.5~5.6程度の製品が多いです。夜景撮影に使用するなら、F1.8~2.8の明るいレンズを搭載した10万円超えの高級コンデジがおすすめです。
関連記事:【プロが使う名機も】高級コンデジおすすめランキング20選!一眼レフ並みの最強は?
手ブレ補正機能が充実しているモデルを選ぶ

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夜間は光をたっぷり取り込めるようにシャッターのスピードを遅くするケースが多く、手ブレの影響を受けやすいです。そのため、強力な手ブレ補正機能が搭載されているモデルを選びましょう。
手ブレ補正にはいくつか種類がありますが、コンデジに搭載されているのは多くが光学式。最近発売されたモデルでイメージセンサーシフト式が搭載されているのはリコーのGR IIIシリーズをはじめとした、わずかなモデルのみです。
光学式は上下左右のブレを補正できるのに対して、イメージセンサーシフト式は上下左右に加えて回転や平行移動などのブレも補正できます。また、手ブレ補正は種類だけでなく、効き具合について確認するのも大切。レビュー・口コミもしっかりチェックしましょう。
手ブレ補正の種類 | 特徴 |
光学式(レンズ内)手ブレ補正 |
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イメージセンサーシフト式(ボディ内)手ブレ補正 |
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協調手ブレ補正(シンクロ補正) |
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電子式手ブレ補正 |
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夜景撮影向きのモードがあれば初心者でも手軽に撮影できる

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コンデジの設定を自分で調整するのが面倒なら、夜景撮影向きのモードがあるかチェックしましょう。夜景撮影モードがあればシャッタースピードやISO感度などの調整をしなくていいので、誰でも気軽にきれいな夜景写真を撮れます。
特に手持ち夜景モードが搭載されていると便利。三脚を使わずきれいな夜景を撮影できるように、手ブレやノイズを低減してくれます。カバンからサッとカメラを取り出して夜景を撮影したい方にぴったりですよ。
上級者はマニュアルモード対応モデルがおすすめ

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上級者はマニュアルモードで幅広く調整できるモデルを選びましょう。夜景撮影では光源と暗い部分で明暗差が大きく、クオリティの高い写真を撮影するには光の演出法も意識しないといけません。そのため、オートでの調整だけでは対応しきれない場合も多いです。
マニュアルモードがあればシャッタースピードを落として光を多く取り込んだり、F値・ISO感度・露出などを細かく調整したりできます。撮影環境に合わせてホワイトバランスやピントを調整すれば、独創的な夜景写真を撮れますよ。
夜景撮影に強いコンデジのおすすめ人気メーカー
メーカーによって特徴のある夜景撮影に強いコンデジを発売しているので、商品選びに迷ったときはメーカーを参考にしましょう。特に人気が高い「SONY」「Canon」「Panasonic」「FUJIFILM」をご紹介します。
1.0型センサーで明るい写真を撮影できる「SONY(ソニー)」
SONY(ソニー)は1.0型の大きなセンサーを搭載した明るい写真を撮影できるコンデジを複数販売しています。感度を上げてもノイズが乗りにくく、鮮明な夜景写真を撮影したい方におすすめです。
また、手ブレ補正性能・高感度(ISO)性能が高いのも魅力。ノイズが少なく、カメラの扱いに慣れていない方でも気軽に夜景写真を撮影できます。
明るいレンズでノイズを抑えられる「Canon(キヤノン)」
Canon(キヤノン)はF1.8の明るいレンズを搭載しているコンデジを販売しています。暗い場所でも明るくノイズを抑えた写真を撮影できますよ。
また、色の再現が自然で変な味付けをされないのも魅力。そのままの景色を記録したい方にぴったりです。操作性も簡単で使いやすいと好評で、カメラ初心者でも安心して使用できますよ。
高感度MOSセンサー搭載で鮮明な撮影ができる「Panasonic(パナソニック)」
Panasonic(パナソニック)のカメラブランド「LUMIX(ルミックス)」は長年使い続けている愛好家も多いブランドです。コンデジは暗い場所でもノイズを抑えて高画質な撮影ができる高感度MOSセンサーを搭載しています。
また、暗い場所でもしっかりピントを合わせられる「ローライトオートフォーカス機能」も搭載。初心者でも簡単に撮影できるので、日常生活・旅行の記録にぴったりです。
独特な表現が可能な「FUJIFILM(富士フイルム)」
FUJIFILM(富士フイルム)のコンデジは高画質と軽量性のバランスにこだわって作られたXシリーズが人気。身軽に夜景撮影に出かけられます。Xシリーズに採用されているフィルムシミュレーションはフィルムを交換するように色味を変えられる機能。他のカメラでは画像編集で細かく調整しないと再現できないような独特な表現ができます。
例えば、「クラシックネガ」は街灯の温かみやネオンのにじみを活かしたノスタルジックな写真を撮影可能。「Velvia」は光を鮮やかに際立たせて暗い部分はしっかり引き締めてくれるため、主張の強い作品に仕上げられます。
コンデジで夜景をきれいに撮影するコツ
コンデジで夜景をきれいに撮影するにはいくつかコツがあります。撮影方法を間違えると、夜景撮影に強いコンデジを使ってもきれいな写真は撮影できないので、コツを知っておきましょう。
露出の設定を調整する

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夜景を撮影するときは露出の設定が必要です。露出とはセンサーに取り込まれる光の量で、F値・シャッタースピード・ISO感度の3つで決まります。
- F値を下げる
- シャッタースピードを遅くする
- IOS感度を高くする
露出を調整せずに撮影すると、カメラが暗い部分を明るく撮影しようとして白飛びが発生します。露出補正をどのくらいの値に設定するかはカメラによって変わるので、少しずつ調整して感覚をつかみましょう。カメラ初心者は夜景モードを基準に少しずつ好みの写真になるように調整するのがおすすめです。
ホワイトバランスを調整する

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ホワイトバランスとは光の色合いを補正する機能です。夜景にはさまざまな光源からの光が届くため、ホワイトバランスによって写真の雰囲気がガラッと変わります。つまり、自分が撮影したい雰囲気になるようにホワイトバランスをしっかり調整するのが大切です。
例えば、「蛍光灯」のホワイトバランスを使用すると、全ての光をクリアに撮影できるのが特徴。青みが強くクールな印象になるので、都会の夜景の撮影にぴったりです。逆に、「日陰」「曇天」などのホワイトバランスに設定すると、温かみのある写真を撮影できますよ。
写真の雰囲気が合わないと感じるときは、「オート」を使用するのではなく、いろいろなモードを使ってみましょう。また、RAWで撮影した写真は現像のときに調整できるため、悩んだら現像時にいろいろな雰囲気を試してみるのもおすすめです。
手持ち撮影時は手ブレの発生を抑える

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夜景の撮影をするときは手ブレを減らすのが重要です。暗い環境での撮影時は光を取り込むためにシャッタースピードを遅くするため、明るい場所での撮影と違って手ブレの影響が大きくなります。特に手持ちで撮影すると手ブレは避けられないので、少しでも手ブレを抑えられるフォームを身につけましょう。
- 両脇を締めてカメラが体と一体化するように持つ
- シャッターを押すときに必ず息を吐ききる
手ブレ補正機能が搭載されている場合は必ず使用します。ただし、三脚を使って撮影する場合は手ブレ補正機能が誤作動するケースがあるので、手ブレ補正機能はオフにしましょう。
コンデジで夜景を撮影するときに必要な関連商品
夜景をきれいに撮影するには、コンデジ以外の撮影に使う道具も重要です。特におすすめなアイテムをご紹介するので、コンデジと一緒に購入したいものがあるかチェックしてみてくださいね。
手ブレを減らして画質も上げられる「三脚」
夜景撮影にとって手ブレは大敵なので、三脚があると撮影の幅が広がり、質も向上させられます。手ブレを減らせるとシャッタースピードを遅くして撮影できるため画質もアップしますよ。
ただし、場所によっては三脚が使用禁止な場合もあります。使用する際は事前に確認しておきましょう。
関連記事:カメラやビデオにオススメの三脚について1からわかりやすく解説してみる
カメラを揺らさずシャッターを切れる「レリーズ」「リモートシャッター」
三脚と併せて使用したいのがレリーズ・リモートシャッターです。カメラ本体のシャッターボタンを手で押すとカメラが揺れやすいですが、レリーズ・リモートシャッターを使えばカメラが揺れるのを防げます。
ただ、純正のレリーズ・リモートシャッターが用意されているのは高級コンデジが中心です。事前にレリーズ対応のモデルを選んだり、サードパーティ製のリモートシャッターをチェックしたりしてみましょう。
おすすめ夜景に強いコンデジまとめ
夜景に強いコンデジは昼間の撮影でもきれいな写真を撮れるため、1台持っておけばさまざまなシーンに使用できます。手ブレ補正機能のような初心者向けの機能も充実しているので、気軽に写真を撮りたい方にぴったりです。
- センサーサイズは1.0型以上がおすすめ
- 常用ISO感度12,800以上のモデルがおすすめ
- F値2.8以下がおすすめ
- 手ブレ補正機能が充実しているモデルを選ぶ
- 夜景撮影向きのモードがあれば初心者でも手軽に撮影できる
- 上級者はマニュアルモード対応モデルがおすすめ
以上のポイントを参考に、夜景に強く手軽に使えるコンデジを見つけて、日常生活や旅行の思い出を記録しましょう。