ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードおすすめ10選!日本語配列・ロジクールも

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ラピッドトリガー機能搭載キーボードアイキャッチ

キーをわずかに押し込んだ瞬間や、指を離した瞬間に即座にキーを検知する、ラピッドトリガー機能搭載キーボード。通常のキーボードよりも入力を速く検知ができる点から、スピードが求められるFPS用ゲーミングキーボードとして人気があります。

ただ、ラピッドトリガー機能搭載キーボードは、決して安い製品ではありません。そのため、買おうかどうしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、ラピッドトリガー機能搭載キーボードを使うメリットや機能・仕組み、選び方について解説。最新のラピッドトリガー機能搭載キーボードのおすすめランキングも紹介しています。FPSが好きな方、もっと強くなりたい方はぜひチェックしてみてください。

キーボードの「ラピッドトリガー機能」とは

ゲームの反応速度が格段にアップするキーボードラピッドトリガーとは

ラピッドトリガー機能とは、「わずかなキーの上下で入力を検知するキーボード」です。「rapid(速い・俊敏な)」の名前の通りで、ゲームの反応速度を格段にアップさせることを期待できます。

通常のキーボードは、キーを押しても一定のポイントまで押し込まれないと検知しません。また、キーを離した際もキーが一定のポイントまで戻らないと入力が解除されません。

一方でラピッドトリガー機能搭載キーボードは、キーの押下や離脱時に、アクチュエーションポイントが即座に再設定され、動作の応答速度を大幅に高める機能です。

ゲームの反応速度が格段にアップするキーボードラピッドトリガーとは

時間にするとほんのわずかな差ですが、この反応速度の差が、Apex LegendsやVALORANTといったFPSゲームで勝敗を分ける要素となります。

例えば、通常のキーボードでは、キーを押しても完全に押し込むまではキャラクターやエイムが動きません。また、移動中にキーを離した場合も、キーが完全に戻るまでは慣性(予備動作)で動き続けてしまいます。

ラピッドトリガー機能があれば、キーを押した瞬間、離した瞬間に検知されるため、予備動作がなくなります。その結果、移動する・止まる・撃つといった動作を機敏に行うFPSの重要なテクニック、「ストッピング」「切り返し」が簡単に操作可能です。

ストッピング・切り返しとは?
キャラクターを瞬時に停止させて、射撃精度を高めるテクニックがストッピング。「切り返し」とは、進行方向を瞬時に変えることで相手の照準をずらし、自分の被弾リスクを下げる動作です。

ラピッドトリガー機能搭載キーボードは、入力速度が向上するためゲーム以外にもおすすめ。プログラミングやデータ入力で使用すれば、作業効率がアップします。

編集部

ただし、ラピッドトリガーは反応が俊敏すぎるため、うっかり不要なキーを触って誤入力してしまうデメリットがあります。人によっては使いにくいかもしれません。

ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードの選び方

ラピッドトリガー機能搭載キーボードを選ぶ際のポイントを解説します。

サイズ:ゲーム用であればテンキーレスモデルがおすすめ

サイズはテンキーレスモデルがおすすめ

キーボードには、大きく分けて3つのサイズがあります。基本的にサイズが小さくなればなるほどマウス操作がしやすく省スペースで使えますが、一方で入力作業がしにくくなります。

サイズ メリット デメリット
フルサイズ(テンキー付き) 数字入力作業がしやすい
普段使いにもおすすめ
マウスのスペースが狭くなり
ゲーム操作の邪魔になる
テンキーレス(テンキーなし) マウスのスペースが確保できる
比較的持ち運びもしやすい
数字入力がやや面倒
ミニサイズ(キー数が少ない) マウス操作が容易
小型軽量で持ち運びが簡単
特定の作業やゲームはしやすい
キーの数が少ない
キーの配列が違うためゲーム以外の作業がしにくい

ゲーム用に使用する場合は、テンキーのないテンキーレスモデルがおすすめです。FPSではテンキーを使用しないゲームも多いため、テンキーレスモデルでも困ることはありません。

一方で、フライトシミュレーターやRTSでは、テンキーを多用するゲームもあります。そのため、遊びたいゲームを事前に確認してからキーボードを買うと間違いないでしょう。

デスクスペースが広く取れて、ゲーム以外の作業でも使いたい方はフルサイズがおすすめです。

ミニサイズは、フルサイズの60%~75%程度しかなく、キー配列が特殊なため慣れるのに時間がかかります。一般的な作業にも使いづらいため、最初に選ぶサイズとしてはあまりおすすめできません。

編集部

ほかにも分割キーボードがありますが、ミニサイズ同様初心者にはおすすめしません

関連記事:【日本語配列・無線も】分割キーボードおすすめ10選!トラックボール付きも

キー配列:日本語配列がおすすめ

キーボードには、日本語配列(JIS)と英語配列(US)の2種類があります。それぞれキーの配列やキーの数、入力方法が違うため購入時に注意が必要です。

よほどの理由がない限り、基本的には日本語配列を選んでおけば間違いありません。

入力方式:日本語配列(JIS配列)と英語配列(US配列)

国内のPCは、ほぼ上記の日本語配列です。「半角/全角」「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」キーがあり、日本語入力に適した配列になっています。

入力方式:日本語配列(JIS配列)と英語配列(US配列)

上記の英語配列は、日本語配列にあった「半角/全角」「変換」「無変換」「カタカナ/ひらがな」キーがなく、各キーにもアルファベットのみが振られています。また、キーの数が少なく、エンターキーやスペースキーの形も違います。

英語配列はプログラミングがしやすいため、プログラミングをする方にはおすすめ。また、コンパクトで使いやすい配列です。英語配列でも問題なく操作できるゲームであれば、英語配列を選んでも良いでしょう。

注意
製品によっては日本語配列と英語配列を選べる製品もあります。間違って購入しないよう注意が必要です。

接続方式:通信が安定していて充電不要の有線がおすすめ

接続方式は通信が安定していて充電不要の有線がおすすめ

ゲームに使用する場合、キーボードの接続方式は有線がおすすめです。

キーボードには、PCにケーブルを接続して使用する「有線」と、Bluetoothや2.4GHz帯で接続する「ワイヤレス(無線)」の2種類があります。

有線は、通信が安定していて遅延が発生しにくく、素早い反応が特徴のラピッドトリガーと相性が良いです。また、充電切れがないため長時間ゲームに集中できます。

ワイヤレスは見た目がすっきりとしていて、収納がしやすいです。ワイヤレスも最近の製品であれば、遅延もほとんど気にならないレベルまで改善されています。シビアなゲームでなければワイヤレスを選んでもいいでしょう。

アクチュエーションポイント調整機能:調整ができるかどうか

アクチュエーションポイントの調整ができるかどうか

アクチュエーションポイントが調整できるかどうかもチェックしておきましょう。アクチュエーションポイントとは、キーを押したときにキーが認識される深さです。

アクチュエーションポイントが浅ければ浅いほど、キーが素早く認識されるためゲームにおける反応速度が向上します。ほとんどのラピッドトリガーキーボードでは、0.1mm単位でアクチュエーションポイントの調整が可能です。

編集部

0.01mm単位で調整できる製品もありますが、そこまで微細な設定をしても、差を体感できる方はほぼいないと思います。

RGBライト:見た目にこだわる方はRGBバックライト機能付きを選ぶ

見た目にこだわる方はRGBバックライト機能付きを選ぶ

見た目にもこだわる方は、ゲーミングキーボードらしく光るRGBバックライト付きの製品がおすすめです。

ゲームにおける反応や勝敗に直接影響はしませんが、ピカピカ光るキーボードがゲームに対するモチベーションや没入感を高めてくれます。

さらに、自分好みに光り方を変えられる製品であれば、より楽しく快適にゲームがプレイできるでしょう。

ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードのおすすめ人気メーカー

ラピッドトリガー機能付きキーボードを販売している、おすすめの人気メーカーを紹介します。メーカー選びで迷ったら、以下のメーカーから選べば間違いありません。

RGBライティングにこだわるなら「Razer(レイザー/レーザー)」

Razerは光るゲーミングデバイスの先駆者ともいえるメーカーで、Logicoolと並ぶゲーミングデバイス2大メーカーです。

Razerのラピッドトリガーキーボードは、高性能で機能が豊富な製品が多く、そしてRGBライティングが美しい製品が揃っています。

価格もお手頃なモデルから高級モデルまで予算に応じて選べるため、どんな方にもおすすめできるメーカーです。

高性能や多機能は言うまでもなく、さらに見せ方にもこだわるユーザーはRazerのキーボードを選びましょう。

長年の実績と高い性能で信頼性抜群な「Logicool G(ロジクール)」

Logicoolは、ゲーミングデバイスを長年販売してきたトップシェア、そして最先端メーカーです。ゲーミングデバイスと言えば、ほとんどの人がLogicoolかRazerの名前を挙げるでしょう。

Logicoolのラピッドトリガーキーボードは、性能の高さはもちろん、多機能で耐久性にも非常に優れています。

さらにコスパに優れた低価格モデルから、プロゲーマー向けハイスペックモデルまでラインナップも豊富です。メーカー選びで迷ったらLogicoolを選んでおけば間違いありません。

eスポーツ選手愛用の高性能で美しいキーボード「SteelSeries」

SteelSeriesは、創業当初からeスポーツをサポートしてきたデンマークのゲーミングデバイスメーカーです。 ラピッドトリガーキーボードも、ゲームに勝つために調整されたモデルが多く販売されています。

多機能で高性能な分、決して安価ではありませんが、ストイックにゲームをプレイしたい方、勝ちにこだわる方はSteelSeriesがおすすめです。

最強のゲーミングキーボードREALFORCEを販売する「東プレ」

東プレは、日本製高級キーボードの代名詞「REALFORCE(リアルフォース)」を販売しているメーカーです。

静電容量無接点方式を採用しているREALFORCEは、軽やかな打鍵感と圧倒的な耐久性が特徴。高価な製品が多いですが、性能を考えるとコスパは非常に良いでしょう。

ただし、REALFORCEの中でラピッドトリガー機能(Dynamic Mode)を搭載しているのは、2025年現在ではゲーミングモデル『GX1』のみです。ラピッドトリガー機能付きを選ぶ際は注意しましょう。

コンパクトで高性能なキーボードなら「ELECOM GAMING(エレコム)」

パソコン周辺機器を幅広く扱っているサプライメーカーELECOMでは、一般的なキーボード以外にもラピッドトリガー機能搭載キーボードを販売しています。

コンパクトで高機能な製品が多いため、小さめのラピッドトリガーキーボードをお探しの方におすすめです。

ラピッドトリガー機能搭載キーボードを選ぶ際は、ELECOM GAMING V customの名前で出ている「VKシリーズ」を選んでください。

ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格製品サイズ重量接続方式キー配列アクチュエーションポイントの設定RGBバックライト機能
[DrunkDeer] A75 ラピッドトリガー キーボード 磁気スイッチRGB¥18,350 Amazon楽天市場Yahoo!35.5×14×4.5cm715g有線英語配列0.1mmあり
[SteelSeries] Apex Pro TKL (2023) 64861 ラピッドトリガー搭載 ゲーミングキーボード¥25,800 Amazon楽天市場Yahoo!35.5×12.8×4.2cm960g有線日本語配列0.1mmあり
[ATTACK SHARK] X68HE ラピットトリガー ゲーミングキーボード¥8,735 Amazon楽天市場Yahoo!‎36.2x15.7x4.9cm840g有線英語配列0.01mmあり
[Logicool G] PRO X TKL RAPID ラピッドトリガー¥22,500 Amazon楽天市場Yahoo!35.7×15×3.8cm930g有線日本語配列0.1mmあり
[Razer] Huntsman V3 Pro ラピッドトリガー搭載¥32,980 Amazon楽天市場Yahoo!36.3×13.9×3.9cm723g有線日本語配列0.1mmあり
[CORSAIR] K70 PRO TKL MGX Hyperdrive磁気式¥22,380 Amazon楽天市場Yahoo!36.6×13.5×3.98cm967g有線日本語配列0.1mmあり
[DIERYAxTMKB] T68 ラピッドトリガー メカニカルゲーミングキーボード¥6,999 Amazon楽天市場Yahoo!-690g有線英語配列0.1mmあり
[e元素] Hz-61 60% ゲーミングキーボード ラピッドトリガー¥7,199 Amazon楽天市場Yahoo!27×12×3cm600g有線英語配列0.1mmあり
[東プレ] REALFORCE GX1 ラピッドトリガー キーボード¥29,700 Amazon楽天市場Yahoo!36.5×14.3×3.82cm1.3kg有線日本語配列0.1mmあり
[Akko(アッコ)] 5075S HE JP Dark Night ラピッドトリガー 8000Hz ゲーミングキーボード¥14,980 Amazon楽天市場Yahoo!33.5×14.6×4.2cm920g有線日本語配列0.1mmあり

ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードおすすめランキング10選

ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードのおすすめ関連商品

ラピッドトリガーキーボードを購入する際、一緒に買っておきたいおすすめアイテムを紹介します

長時間ゲームしても疲れにくい「ゲーミングチェア」

ゲーミングチェアは、人間工学に基づき長時間座っていても疲れにくくなるよう設計されたチェアです。

特にゲームでは長時間集中するケースが多いため、疲労軽減やケガの防止のためゲーミングチェアをおすすめします。

埃やゴミからキーボードを守る「キーボードルーフ/キーボードカバー」

ラピッドトリガーキーボードはゴミやほこり、液体の侵入に弱いためキーボードルーフとキーボードカバーを使用がおすすめです。

キーボードルーフは、キーボードを使っていないときに被せるカバー。キーボードカバーは、使用時にキーに被せて使用するカバーです。

どちらも埃やゴミの侵入を防ぎ、また水やコーヒーをこぼした際もキーボード内部への浸水を防げます。

ただし、キーボードカバーは打鍵感が変わってしまうため注意しましょう。

ラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードのよくある質問

最後に、ラピッドトリガー機能搭載キーボードのよくある質問をQ&A方式でまとめました。

ラピッドトリガーキーボードとゲーミングキーボードは同じですか?

似ていますが、厳密に言えば違います。ラピッドトリガーは、あくまでもキーボードの機能の一つです。ゲーミングキーボードは、ゲームに適した機能を多数搭載しているキーボードを指し、必ずしもラピッドトリガーが搭載されているわけではありません。

ゲーミングキーボードを謳っていない製品でラピッドトリガーを搭載している製品もあれば、ゲーミングキーボードとあってもラピッドトリガーを搭載していない製品もあります。

もちろんラピッドトリガーはゲーム向きの機能のため、ゲーミングキーボードの多くに搭載されてはいますが、「ゲーミングキーボードだからラピッドトリガーがついている」と思い込まずに、買う際は必ず確認しましょう。

ラピッドトリガーは普段使いにも向いていますか?

ラピッドトリガー搭載キーボードは、もともとゲーム用途向けに設計された機能ですが、タイピング速度が求められる作業にも適しています。特にプログラミングや高速なデータ入力を行う方には、軽いタッチで反応するため作業効率が向上するメリットがあります。ただし、誤入力しやすい場面もあるため、普段使いでは設定をカスタマイズして使うと快適です。

反応速度以外でゲームに有利なキーボード機能はありますか?

はい、反応速度以外にも以下のような機能がゲーミングには有利です。

  1. Nキーロールオーバー(複数同時押し対応)
  2. アンチゴースト機能(誤入力防止)
  3. プロファイル保存機能(ゲームごとに設定保存)
  4. RGBライティング(視認性やモチベーション向上)
  5. カスタムマクロキー(複雑な操作を簡略化)

これらの機能があると、操作ミスの防止や戦術の幅を広げることができます。

WindowsとMacのどちらでも使えますか?

多くのラピッドトリガー搭載キーボードはWindows向けに最適化されていますが、Macでも基本的なキー入力は可能です。ただし、ソフトウェアによる細かい設定(アクチュエーション調整など)はWindowsのみ対応という製品も多いため、購入前に対応OSを必ず確認しましょう。

ラピッドトリガー機能は無効化できますか?

多くの製品では、ソフトウェア上でラピッドトリガー機能のON/OFF切り替えが可能です。また、アクチュエーションポイントを深めに設定することで、ラピッドトリガー特有の即時反応を抑えることもできます。普段使いや文章入力メインのときは、ラピッドトリガーを無効化することで誤入力を防げます。

ラピッドトリガーは何のスイッチ方式に対応していますか?

ラピッドトリガーは磁気式アナログスイッチ(Hall Effect)を採用しているキーボードに搭載されることが一般的です。メカニカルスイッチでは構造上この機能は実現できないため、対応モデルは限られます。購入時には「磁気スイッチ採用」や「アクチュエーション調整可能」と記載があるかを確認するとよいでしょう。

FPSに勝つならラピッドトリガー対応ゲーミングキーボードがおすすめ!

ラピッドトリガーは、キーを押し込んだ瞬間に入力を検知し、離した瞬間に解除する機能です。ラピッドトリガー機能搭載キーボードがあれば、入力速度が重要なゲームにおいて優位に立てるでしょう。

  • FPSや格闘ゲームで勝率を上げるならラピッドトリガー必須!
  • ゲームで使うならテンキーレスがコンパクトでおすすめ
  • 価格帯や機能は幅広い。タイトルや用途に応じて選ぶ

通常のキーボードの選び方と違い、ゲームで使用するキーボードの選び方は独特です。比較的高価な製品が多いため、慎重に選びましょう。

Picky’sでは、PCゲームで優位に立てるデバイスをほかにも多数紹介しています。以下の記事もチェックして、ライバルに差を付けましょう。

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