2024年4月に発売した、HUAWEI Bandシリーズの最新モデル「HUAWEI Band 9」。1万円以下とリーズナブルに購入できるうえに、最長14日間持つパワフルバッテリーや、進化した睡眠モニタリングを搭載するなど、性能の高さも魅力です。
しかし、2023年5月に発売した「HUAWEI Band 8」と比較して、「アップグレードしたポイントは?」「前モデルから買い替える価値はある?」と購入を迷う人も多いはず。また、HUAWEI Band 9を実際に使った人の感想も気になりますよね。
そこで今回は、HUAWEI Band 9をPicky’s編集部が実機検証!装着感・操作性・機能など、みなさんが気になるポイントをスタッフが本音でレビューします!HUAWEI Band 8との違いもまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。
目次
HUAWEI Band 9レビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、スマートフォンやスマートウォッチなどを手掛ける中国の大手通信機器メーカーです。本記事では、2024年4月発売のHUAWEIの最新スマートウォッチ「HUAWEI Band 9」をレビューします。
まずは、Picky’s編集部によるHUAWEI Band 9の総合評価をチェック!デザイン・装着感・バッテリー持ち・睡眠記録の精度など、独自の14項目で商品を評価しました。
サイズ・重量 | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
充電方法・速度 | ◎ |
バッテリー持ち | ◎ |
ディスプレイの見やすさ | ◎ |
操作のしやすさ | ◎ |
メッセージアプリの通知・返信機能 | 〇 |
睡眠記録の精度 | 〇 |
その他のヘルスケア機能 | ◎ |
ワークアウトモード | ◎ |
GPSの正確性 | ◎ |
音楽再生 | 〇 |
文字盤の種類 | ◎ |
高評価だったポイント:バッテリーの持ちが超優秀!軽くてソフトな装着感も◎
- 最長14日間持続する超ロングバッテリー搭載
- フルオロエラストマー素材採用でソフトな着け心地を実現
- 軽量&スリムで高級感のあるデザイン
HUAWEI Band 9の一番の魅力は、超優秀なロングバッテリー。24時間の心拍測定・メッセージ通知ONなどの通常使用なら、約14日間バッテリーが持続します。今回の検証でトラッキング(ユーザーの追跡・分析)をONにしても、バッテリーの減りが1日あたり10%ほどと少ないのには本当に驚きました。
バンドの素材が前モデルのTPU(熱可塑性ポリウレタンエラストマー)から、フルオロエラストマーに変更されたのも注目ポイント。思わず触れたくなるしなやかな感触で、やさしく手首にフィットします。「やわらかな着け心地なのに安定感がある」と、スタッフからも高評価でした。
微妙だったポイント:電子決済には非対応。iPhoneはメッセージ返信不可
- 電子決済には対応していない
- iPhoneではメッセージアプリの定型文返信ができない
HUAWEI Band 9は、Suica・iDなどすべての電子決済に非対応です。現金はあまり持たない・普段からスマホのタッチ決済が多いといったキャッシュレス派の人にとっては、ちょっぴり不便だと感じました。
また、HUAWEI Band 9はLINE・SMSなどで届いたメッセージに定型文で返信ができますが、対応しているのはAndroidのみ。ユーザーが多いiPhoneでは返信できないのも残念ポイントです。
HUAWEI Band 9を買うべき人
- 安くて高機能なスマートウォッチが欲しい人
- こまめに充電するのが面倒な人
- 快適な着け心地を重視する人
- 幅広いスポーツを楽しみたい人
Apple WatchやGalaxy Watchなど3万円を超えるスマートウォッチが多い中、HUAWEI Band 9の価格は税込8,580円と安いのが魅力。睡眠・ストレスなどの健康モニタリングや、多彩なワークアウトモードなど機能性にも優れているため、安くて高機能な商品が欲しい人におすすめです。
また、ロングバッテリー搭載で、充電の手間が省けるのも大きな魅力。肌身離さず装着することが多いスマートウォッチを、頻繁に充電する必要がないのはうれしいですね。今まで他のスマートウォッチを使っていて「充電の減りが早い」「充電するのが面倒」と感じていた人にもぴったりですよ。
HUAWEI Band 9をおすすめしない人
- スマートウォッチで電子決済を使いたい人
- iPhoneユーザーでメッセージアプリの返信がしたい人
- ゴルフに特化したスマートウォッチが欲しい人
HUAWEI Band 9は電子決済に非対応なため、スマートウォッチでタッチ決済したい人には不向き。基本的にHUAWEI製スマートウォッチは電子決済ができないので、電子決済がマストな人は他社の製品を検討しましょう。
また、100種類以上ある豊富なワークアウトモードが魅力のHUAWEI Band 9ですが、ゴルフの項目はありません。ゴルフでスマートウォッチを活用したい人は、スイング数・飛距離の計測ができる、ゴルフ向けのスマートウォッチをチェックしてください。
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8との違いや進化ポイントは?HUAWEI Band 9のスペック・できること
ここでは、HUAWEI Band 9のスペックやできることを紹介します。前モデルのHUAWEI Band 8と機能・性能を比較し、進化したポイントをまとめました。
HUAWEI Band 9のスペックを8と比較
機種 | HUAWEI Band 9 | HUAWEI Band 8 |
価格 | 税込8,580円 | 税込6,800円 |
バンドのカラー | ホワイト ブラック ピンク イエロー ブルー |
エメラルドグリーン サクラピンク ミッドナイトブラック |
画面サイズ | 1.47インチ有機EL 43.45×24.54×8.99mm |
1.47インチ有機EL 43.45×24.54×8.99mm |
重さ | 約14g(バンドを除く本体) | 約14g(バンドを除く本体) |
解像度 | 194×368ピクセル | 194×368ピクセル |
本体の材質 | 耐久性ポリマー | 耐久性ポリマー |
バンドの材質 | フルオロエラストマー (ブルーのみナイロン) |
エメラルドグリーン:TPU サクラピンク・ミッドナイトブラック:シリコン |
バッテリー持続時間 | 最長2週間 | 最長2週間 |
バッテリー充電時間 | 45分 | 45分 |
対応OS | Android8.0以上 iOS13.0以上 |
Android6.0以上 iOS9.0以上 |
センサー | 9軸慣性センサー 光学式心拍センサー 環境光センサー |
6軸慣性センサー 光学式心拍センサー |
睡眠モニタリング | TruSleep 4.0 | TruSleep 3.0 |
心拍モニタリング | TruSeen 5.5 | TruSeen 5.0 |
ストレスモニタリング | TruRelax | TruRelax |
ワークアウトモードの種類 | 100種類 | 100種類 |
自動調光機能 | 〇 | × |
文字盤の種類 | 1万種類以上 | 1万種類以上 |
防水性能 | 5ATM | 5ATM |
メッセージアプリのクイック返信 | 〇 | 〇 |
HUAWEI Band 8からの進化ポイントは以下のとおりです。
- カラーバリエーションが3色から5色に増えた
- バンドの素材がTPUから高品質なフルオロエラストマーに変わった
- 睡眠・心拍モニタリングシステムがバージョンアップして精度が向上した
- 運動センサーが6軸から9軸に増えて姿勢の識別精度がUPした
- 自動調光機能が追加された
編集部
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HUAWEI Band 9でできること
- 心拍数・血中酸素レベル・呼吸数などの健康・睡眠モニタリング
- ストレスの記録・管理
- 生理周期の管理・妊娠可能な時期の予測
- 家族とのヘルスコミュニティー作成
- フィットネスプラン・目標の設定
- ランニング能力指数・VO2Max・心拍数回復などのワークアウトの評価
- ヒーリングミュージックの再生
- スケジュール・タスク・メッセージのリマインダー機能
- メッセージアプリの定型文返信
- YouTube・radikoなどの音楽の停止・再生のコントロール
- スマホ検索
- 天気予報の確認
- ライトの点灯
- ストップウォッチ機能
- リモートシャッター機能
- 日の出・日没の確認
- 月の出・月の入りの確認 など
HUAWEI Band 9は、心拍数・血中酸素レベル・呼吸数などの基本的な健康・睡眠モニタリングに加えて、ストレスの記録や管理ができるのも特徴。さらに、ヘルスコミュニティー機能で家族と記録が共有できるので、お互いの健康に気を配れます。
また、HUAWEIのスマホアプリでは、健康目標を設定できます。設定できる目標の種類は「リラクゼーション・睡眠向上・体重管理・免疫向上・血圧管理・自分への挑戦」の6つ。例えば、睡眠向上が目標の場合、よい睡眠に向かうためのエクササイズや、水分補給、歩数といった日々の行動をサポートしてくれます。
目標を達成すると通知が来て、「おめでとう」「すばらしい」など褒めてくれますよ。達成感を味わえて、やる気UPにつながりました。
うれしい進化ポイントは、精度が上がった「睡眠モニタリング機能」
HUAWEI Band 9の一番の注目ポイントは、精度が向上した睡眠モニタリング機能です。パーソナライズバイタル指標モデルを新たに採用し、入眠・覚醒の誤認識率を低減。より正確な睡眠データが記録できるようになりました。
また、独自の睡眠モニタリングシステム「TruSleep」は、前モデルで採用していたTruSleep 3.0からTruSleep 4.0にバージョンアップ。目が覚めた回数など新たな指標項目が追加され、より正確な睡眠分析と的確な睡眠アドバイスを実現しています。精度の高い情報で睡眠をサポートできるのはうれしいですね。
【実機で検証】HUAWEI Band 9を徹底レビュー
HUAWEI Band 9のパッケージ内容
- HUAWEI Band 9本体
- 充電クレードル付きUSBケーブル
- クイックスタートガイド
約28gの軽量設計!寝ている間も気にならない
HUAWEI Band 9を使って最も驚いたのが、その軽さ。バンドを含めた全体の重さを量ったところ、たった28gでした。着けているのを忘れてしまうほどの軽さで、睡眠時でも違和感なく使えました。
チープ感なし!高級感のあるベゼルで見た目がおしゃれ
ベゼル(ディスプレイのまわりの枠)は、丸みを帯びていてスタイリッシュ。今回Picky’s編集部が使用したカラーはブラックですが、ベゼルの色はシルバーでした。ブラックボディーにシルバーのベゼルが映えて、高級感たっぷり。ちなみに、ホワイトのベゼルカラーはゴールドで上品な雰囲気です。「ホワイトを使ってみたい」というスタッフの声もありました。
また、男性・女性どちらが着けても、ゴツさがないすっきりとした印象なのも魅力。HUAWEI Band 9はディスプレイ・バンドと全体がスリムな設計です。オンオフ問わずマッチする、おしゃれなデザインだと感じました。
やわらかなバンド素材でフィット感◎サイズの微調整がうれしい
HUAWEI Band 9のバンドには、耐久性・質感に優れるフルオロエラストマー素材が使われています。なめらかな肌触りで、フィット感良好!ソフトなのに頑丈で安定感があり、大満足の着け心地でした。
また、HUAWEI Band 9のバンドは、ピンを通す穴の間隔が狭いのも特徴。サイズの微調整がしやすく、自分の手首の太さに合わせて、丁度よいフィット感で装着できますよ。
急速充電対応。短時間でもしっかり充電できる
HUAWEI Band 9は、急速充電に対応しています。検証では、30分間の充電で+51%もバッテリー残量を増やせました。たった30分で大幅にバッテリーが回復するので、うっかり充電を忘れたときも安心。約45分でフル充電できるのも、うれしいポイントです。
充電ケーブルは、マグネット吸着式を採用しています。近づければピタッと本体に接続するので、コネクタの差し込み不足による充電ミスの心配もありません。
ロングバッテリーで煩わしい充電から解放!トラッキングONでも低消費
前モデルに引き続き、HUAWEI Band 9の超長持ちなロングバッテリーは健在。24時間の心拍数測定・メッセージ通知などのライトな使い方であれば、約2週間バッテリーが持続するとの触れ込みです。
Picky’s編集部が「通知機能ON・各種トラッキング機能ON・ワークアウト30分」の条件で4日間検証したところ、1日の充電消費は10%ほどでした。トラッキングありでこの結果は、すばらしい充電性能と言えますね。
ディスプレイは自動調光機能付き。晴天時は見づらいことも
HUAWEI Band 9は、前モデルにはなかった自動調光機能を搭載しています。周囲の明るさに合わせて、自動でディスプレイの輝度を調整するのが特徴。明るい場所でも暗い場所でも、画面の見やすさをキープします。
実際に、Picky’s編集部では、屋内の明るい場所・暗い場所&屋外の晴天時・曇り時にディスプレイの見やすさを検証しました。屋外では、日差しが強いとやや見づらい印象。晴れている日のランニング中に、パッと走行距離や歩数を確認したいときにはちょっぴり不便です。
しかし、屋内では部屋の明るさを問わずディスプレイを視認しやすかったのは◎画面に表示されるグラフや文字のカラーがパキッとしており、感覚的に状況把握しやすいのは高評価ポイントでした。
タッチパネルは感度良好!タップもスクロールもスムーズ
HUAWEI Band 9のタッチパネルは感度良好で、操作性に優れているのもポイント。タップもスクロールもスムーズで、なめらかに画面が動きます。反応の悪さなどでストレスを感じる場面はありませんでした。
以下の動画では、実際にディスプレイを操作している様子を確認できます。気になる人はぜひチェックしてください。
届いたメッセージに定型文で返信可能!オリジナルの文言も作れる
HUAWEI Band 9は、AndroidスマホならLINE・SMSなどのメッセージアプリのクイック返信に対応しています。届いたメッセージに定型文や顔文字でサッと返信できるので、運動中などのレスポンスにとても便利。以下は、LINEにクイック返信を行ったときの動画です。
定型文にはオリジナルの文言が登録でき、さまざまな相手・場面に適した返事ができるのもうれしいポイント。ただし、クイック返信はAndroidのみで使える機能です。iPhoneに対応していないのは、非常に残念でした。
睡眠記録の精度はまずまず。記録が取れていない日も
HUAWEI Band 9の睡眠記録は、年・月・週・日の項目から、それぞれの統計が確認できます。浅い眠り・深い眠りの時間などを細かく可視化できるのに加えて、AIが睡眠の質に点数を付けてくれるのが特徴。感覚的に、自分の睡眠の質がどうかを判断できる点は、使いやすいと感じました。
肝心の実際に使ってみた感想は、正直言ってまずまずの印象。HUAWEI Band 9では睡眠モニタリングの性能が上がっているものの、検証では記録が取れていない日がある・夜中に目を覚ましたタイミングから記録が途切れているなど、精度の不安定さが気になる結果に。ちなみに、記録は10日間行いましたが、そのうちきちんと記録が取れていたのは5日ほどでした。
とはいえ、アプリの表示画面がとても見やすいため、しっかり記録が取れている日の睡眠スコアは参考になりました◎記録が不安定なときは、再起動・再ペアリング・装着位置をずらすなどの方法を試すのがおすすめです。記録が取れない場合は、手動で睡眠時間を入力することも可能です。
編集部
幅広いヒーリングミュージックを流せる。再生時間も設定可能
HUAWEI Band 9では、さまざまな種類のヒーリングミュージックを流せるのが特徴。目覚め・ストレス軽減・入眠効果といったジャンルに分けられており、シーンに合わせて好みの音楽をセレクトできます。仕事のちょっとした休憩にはストレス軽減の音楽を、なかなか眠れない日には入眠効果から選ぶなど、目的に適したヒーリングミュージックを手軽に流せますよ。
ヒーリングミュージックには、森の雨・焚き火・波の音といった定番のものから、鉛筆の音・炭酸の音・雷雨など、思わず聞いてみたくなるものも。とにかくいろいろな音楽が用意されているので、飽きずに使えそうだなという印象でした。
また、バックグラウンド再生ができたり、再生時間を設定できたりと使い勝手もばっちり。流せる時間は最大120分までなので、万が一寝落ちしてしまっても、余計なバッテリーを消費せず安心です。
充実のモニタリング項目が魅力!自分のストレス状態の把握にも◎
HUAWEI Band 9は、心拍数・血中酸素レベル・ストレスレベルを24時間自動でモニタリングできます。生理周期・妊娠可能時期の予測もできるので、女性の体調管理にもおすすめ。HUAWEI Band 9で計測・記録できる項目は以下のとおりです。
- 心拍数
- 血中酸素レベル
- ストレスレベル
- 血圧
- 心機能
- 睡眠時間
- 運動記録
- 歩数
- 生理周期
- 体重
- 消費カロリー
ストレステストは、自動でも手動でも計測でき、「低・普通・中・高い」の4段階で表されます。今回の検証結果では、ほとんどの時間が低い値で表示されて安心。とはいえ、実際に大きなストレスがかかると、きちんと高い値が計測されるのかは気になるところです。
ちなみに、ストレス記録の結果は、日・週・月・年単位で確認ができます。
編集部
ワークアウトモードは100種類以上!自動検知できる運動もあって便利
HUAWEI Band 9は、ランニング・水泳・サイクリングなど100種類のワークアウトモードを搭載。ランニング能力指数・心拍数回復・最大酸素摂取量・回復時間などを計測・評価し、日々の運動をサポートします。釣り・バンジージャンプ・凧あげなど、趣味やレジャーで楽しむスポーツが入っているのもおもしろいですね。
また、ウォーキングやランニングは自動検知が可能です。検証では、設定をせずにウォーキングを開始しましたが、約8分間歩いたところで「ウォーキングワークアウトを開始しますか?」との通知が。確認すると、運動時間は「8分34秒」と正確に遡って記録されていました。設定の手間がかからず記録忘れを防げるのは、とてもうれしいですね。
GPSはスマホとのペアリングが必須。位置情報の正確さは◎
HUAWEI Band 9で追跡・距離の測定などのGPS機能を使うには、スマートフォンとのペアリングが必須です。仕事・買い物などカバンを持って出かけるときは問題ありませんが、極力荷物を減らしたいランニング時は邪魔になって不便でした。
一方で、位置情報の正確さはばっちり。移動しながら30分ほど計測しましたが、距離・ペースにズレはなく、正しい情報を取得できました。
プライムビデオ・YouTube・radikoなどのアプリの一時停止・再生が可能
HUAWEI Band 9は、スマートフォンで再生した音楽の一時停止・再生・スキップなどのコントロールが可能。使えるアプリは以下のとおりです。
- Prime Video
- YouTube
- radiko
- Amazon Music
- TVer など
上記の音楽・動画アプリで検証したところ、スムーズに再生・一時停止といった動作が行えたのはPrime Video・YouTube・radiko・Amazon Music。Tverは、一時停止ができたりできなかったり、再生もうまくいかなかったりと、なかなかスムーズに操作できなかったのが残念ポイント。とはいえ、よく使うYouTubeなどの音楽アプリが問題なく使えるだけでも十分だと感じました。
1万種類以上の文字盤を用意、好み・気分に合わせて選べるのが楽しい
HUAWEI Band 9は、1万種類以上の豊富な文字盤を用意。好み・気分・ファッションに合わせてデザインが変えられるので、飽きずに使えますよ。スマートフォンのアプリを使わず、HUAWEI Band 9本体のディスプレイの長押しで、簡単にデザインが変更できるのも、高評価なポイントでした。
HUAWEI Band 9の口コミ・評判
ここからは実際にHUAWEI Band 9を購入した人の口コミを紹介します。良い評判・悪い評判の両方をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
HUAWEI Band 9のいい口コミ
- 本当に2週間バッテリーが持続したのがすごい
- 機能が豊富でコスパ最高
- バンドの端がしっかり固定できるので見栄えが良い
- チープさがなく、軽くて薄くて着け心地◎
いい口コミで多かったのは、「バッテリーは2週間余裕で持つ」「バッテリー残量を気にせず使える」など優秀なバッテリー性能に対する喜びの声。最長2週間持続する超ロングバッテリーを謳っているHUAWEI Band 9ですが、バッテリーの実力は本物のようですね。
また、「安っぽくなくておしゃれ」「軽くて肌触り良好でずっと着けられる」など、見た目の高級感やコンパクトなデザインを評価する声も多数ありました。バンドを含めて約28gの軽量ボディが、HUAWEI Band 9の魅力。端をリングレスで固定できる、手触りなめらかなフルオロエラストマー素材のバンドの評判も上々です。
HUAWEI Band 9の悪い口コミ
- 振動が弱くて通知に気付きにくい
- 睡眠モニタリングができない日が多い
- 設定が難しくて時間がかかった
悪い口コミには、「バイブの振動が弱い」という意見が複数ありました。HUAWEI Band 9のバイブは「強い・弱い」の2段階が選べますが、強い設定にしても通知に気付きにくいケースがあるようです。ただし、「バイブは弱めだが、通知に気付かないほどではない」という口コミもあったので、振動の感じ方には個人差があるかもしれません。
また、「初期設定が難しい」との声も。スマートウォッチを初めて使うなど操作に慣れていない人の中には、ペアリングの設定を難しく感じる人もいるようです。HUAWEIは、チャット・メールで質問できるカスタマーサポートを用意しています。設定で困ることがあれば、窓口に問い合わせるのがおすすめです。
HUAWEI Band 9と一緒に買うと便利なもの
ここでは、HUAWEI Band 9と一緒に揃えておきたいアクセサリーを紹介します。あると便利な理由・各アイテムのおすすめ商品を解説するので、ぜひチェックしてくださいね。
気分・ファッションに合わせておしゃれが楽しめる「交換バンド」
通販サイトでは、HUAWEI Band 9と互換性がある交換バンドが販売されています。金属・レザーなどオリジナルとは一味違う素材・カラーの商品が豊富なので、気分・好みに合わせておしゃれを楽しみたい人におすすめです。洗えるもの・マグネット装着できるものなど、高機能な商品も。1本あたり400~1,500円程度で、気軽に購入できるのも魅力です。
ディスプレイを衝撃から守る「保護フィルム」
HUAWEI Band 9の画面が傷付くのが心配な人は、ディスプレイを衝撃から守る「保護フィルム」を使用しましょう。画面に貼るだけで、傷・汚れが付くのを予防できます。3~4枚セットで1,000円前後で購入できるため、こまめに交換できるのもうれしいポイント。ブルーライトカットできる商品もあるので、目の疲れが気になる人にもおすすめです。
HUAWEI Band 9のよくある質問
HUAWEI Band 9はどこで購入できますか?
HUAWEI Band 9の発売日はいつでしたか?
HUAWEI Band 9レビューまとめ
- HUAWEI Band 9は前モデルをバージョンアップした高コスパモデル
- 超優秀なロングバッテリー搭載で長時間使い続けられる
- 睡眠・心拍・ストレスなど健康管理に役立つモニタリング機能満載
今回は、「HUAWEI Band 9」をレビューしました。HUAWEI Band 9は、超優秀なロングバッテリー搭載の高コスパモデル。HUAWEI製のスマートウォッチを初めて使う人はもちろん、旧モデルの買い替えにもおすすめです。ぜひHUAWEI Band 9を購入して、健康・運動管理に役立ててくださいね。
Photo By 内田大貴